尖閣諸島など領土問題、原発建設ラッシュ、変化する「日本観」…世界人口の約4割を占める二大国家の本音を、私たちはあまりにも知らなすぎた―。日本人は彼らとどう付き合うべきか?―。第1章 変化する社会第2章 日本をどう見ているのか第3章 対談:競争社会に突入した人々の「心の拠り所」第4章 したたかな外交戦略第5章 両国が抱える未来への不安終章 対談:日本は中国・インドとどう対峙すべきか今世紀に入って、急激に経済成長している中国とインド。"アジアの世紀"を牽引する両国の人口をあわせると、じつに約30億人という巨大市場が浮かび上がる。世界が虎視眈々とこの市場を狙うなか、日本はどういった態度でこのアジアの大国と対峙するべきなのか。中国とインドを専門とする2人のジャーナリストが領土問題から、新興宗教、核戦略、若者の日常にいたるまで多様なトピックについて解説し、二大国の実像に迫る!目次第1章【ライバル意識】 嫌いというより無関心!? インドへの複雑な思い/チベット、国境、核…揺れる二大国関係のいま【若者の日常】 経済発展の恩恵を受けられない若者たち/恋愛小説から読み解くインドの常識の変化【住宅事情】 膨張する不動産バブルが若い世代の夢を打ち砕く/郊外型の居住区建設が高齢者コミュニティを育む?【動物と社会】 富裕層が愛する"野味"で希少動物が消えていく/時として政治すら左右する牝牛信仰とは【教育の現場】 『論語』の理想はどこへ…受験を蝕む格差と不正/英語偏重に疑問の声「私たちの言語で教育を!」第2章【対日感情】 豊かになった中国で生まれた日本をスルーする余裕/低下する日本のプレゼンス、頼みの綱はアニメだけ?【対日投資】 不安が誤解を呼ぶチャイナ・マネー脅威論/EPA合意で影響を受ける意外な業界とは
Honya Club.com