JPY ¥1,004
オランダから海軍の技術を学んで3年余、遣米使節の護衛艦として太平洋を横断した咸臨丸。オランダで建造された木造スクーナー・コルヴェット艦咸臨丸の竣功から、米国への派遣、維新をへて開拓使の所管となるまでを徹底的に調査・研究した記録。第1編 幕末軍艦咸臨丸(和蘭と我海軍の創設;長崎の伝習廃止と軍艦操練所の開校;日米通商条約締結;浦賀船渠と咸臨丸の修理;米国へ使節及び邦船派遣の議;咸臨丸の太平洋横断;咸臨丸桑港に入る;メーア島に於ける咸臨丸;日本修好大使歓迎会新聞記事;船将ブルークの袂別 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥6,050
「新奇で珍しく、いつまでも関心を引くもの」を求め、1878(明治11)年に来日した女性世界旅行家・バード。本書は初版本に基づき、普及版からの邦訳『日本奥地紀行』で省略された章を訳出、挿画は全点を収録。東京・神戸・大阪・京都・奈良・松坂・伊勢・津など、古来日本の中心であった地への旅では、『奥地紀行』とは異なる異文化理解が示され、バードの日本観を知る必読の書となっている。第一便(第四信)(けだるい暑さ;東京の街路風景 ほか)第二便(第五信)(狭いわだち;話題 ほか)第三便(第七信)(演劇の改良;古代演劇 ほか)新潟伝道に関する覚書(キリスト教伝道;伝道拠点としての新潟 ほか)第四便(第十九信)(寺町通り;寺の内部 ほか)第五便(第二十一信)(みすぼらしい町並;骨董屋 ほか)第五便(第二十一信)―結び(買い物術の不条理;悲哀と喜び ほか)食品と調理に関する覚書(魚と醤油;鳥獣肉の食し方 ほか)蝦夷に関する覚書(地形的特徴―開拓使 ほか)第六便(第四十七信)(芳しくない天候;伝道の熱意 ほか)〔ほか〕「新奇で珍しく、いつまでも関心を引くもの」を求めて来日した、女性世界旅行家が見た明治11年の日本。本書は初版本に基づき、邦訳『日本奥地紀行』未訳部分を訳出、挿絵は全点を収録。バードの日本観を知る必読書。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
開拓使日誌 4   Honya Club.com


JPY ¥3,465
60の精選した史料・記録をもとに、原始・古代から現代までの北海道の歴史を解き明かす。擦文文化・アイヌ・開拓の歴史…、北の大地北海道の歴史をこの一冊で。1話4ページの読み切り歴史物語。原始・古代・中世編(北海道「島」への最初の移住者たち―最古の石器文化;二つの文化圏―縄文土器の型式と編年;大自然でくらす―北海道の縄文人;集団墓地がつくられる―縄文時代の大土木工事 ほか)近世編(アイヌ交易を独占する松前藩―商場知行制の確立;シャクシャインの戦い―アイヌ民族の総決起;北方へ進出する商人団―近江商人の活躍;場所に縛りつけられるアイヌ―場所請負制の成立 ほか)近代編(北海道の世直し―小樽内騒動と福山・江差騒動;蝦夷地から北海道へ―開拓使の設置;警備と開拓の任務を背負って―屯田兵制度の成立 ほか)現代編(戦争のツケを背負って入植―戦後開拓とその末路;土地を農民の手に―農地改革と農民運動の高まり;モンペ姿の闘士たち―女性の解放とその活躍 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥8,800
明治期の日本をさまざまなテーマから検証するとともに、その後の時代をも視野に入れて近代日本史の実像に肉迫する。第1部 明治期日本の光と影(吉田松陰の女子教育;慶應四年の輪王子宮と東征大総督による「駿府会談」について;佐賀の乱の発端について―毛利敏彦氏の佐賀の乱・新論を批判する;開拓史の明治六年における方針変更と開拓使財政;三宅米吉と雑誌『文』;憲政本党と国民同盟会―政友会結成との対抗関係の中で;日本統治下の台湾と軍隊―明治時代を中心に;台湾初期統治期における鉄道政策と台湾鉄道株式会社)第2部 日本近代史論への断章(日中戦争期の日本人の中国観;過去と未来の間に―明治時代の歴史像;「南北の塔」をめぐって;平泉澄と網野善彦―歴史学における「個人」と「社会」)明治期を中心とする近代日本の政治・経済、軍事・外交、文化などの諸相を、多様なアングルを通して検証する。「吉田松陰の女子教育」「日本統治下の台湾と軍隊」など12編を収録した、日本近代史論文集。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
わずか6歳の娘をアメリカに送り込んだ父、17歳で帰国後、父との葛藤、周囲との軋轢に悩む娘…女子教育の先駆けとなった津田梅子とその父の人生を描いた感動の歴史小説。冬枯れの中、真っ先に咲く花とならん――新5,000円札の肖像で話題!津田塾大学の創設者・津田梅子と、その父・津田仙の波瀾の生涯を描いた感動作佐倉藩士として生まれた津田仙は、幕府通詞として福沢諭吉らとともにアメリカへ派遣されるなど将来を目されていたが、幕府瓦解後は西洋野菜の栽培などを手掛けながら、日本の農業の改革を志していた。自身の夢を託すべく、男子の誕生を待ち望むも、生まれたのは女の子で、仙は子供の名前も付けないほど落胆する。やがて、仙は開拓使長官・黒田清隆に呼び出され、出仕することに。そこで女子留学生を渡米させる計画を聞いた仙は、聡明さの片鱗を見せていた、わずか6歳の娘・梅子を推薦する。日本初の女子留学生として、最年少で渡米し、17歳で帰国した津田梅子だったが、すでに日本語を忘れており、日米の文化の違いや周囲との軋轢、そして父との葛藤に悩むことになる。山川捨松や伊藤博文らと交流を結びながら、苦闘の末、女子教育の先駆けとなった津田梅子と、その父の人生を描いた感動の歴史小説。   Honya Club.com


JPY ¥2,670
鈴江英一/開拓使文書を読む    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,676
北海道の開拓使時代の島義勇や、能吏といわれた江藤新平のエピソードと佐賀の乱の背景を紹介。島の正確な禄高を問題提起し、パリ万博に参加し客死した薬製造販売の烏犀園9代当主、野中元右衛門らの人物像にも迫る。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
成島柳北、末広鉄腸、福地桜痴、黒岩涙香…明治・大正期の新聞記者にみる、ジャーナリストの矜持とは、現代ジャーナリズムが失った、新聞作法とは。操觚者たちの発言と行動を通じて近代史の転換点をたどる。第1部 獅子吼する大記者たち―明治期(新聞供養大施餓鬼会―わが国初の「ジャーナリズム宣言」;開拓使官有物払い下げ事件―政府決定を覆した世論;条約改正交渉と新聞―安政不平等条約の呪縛;戦争と新聞―ナショナリズムを鼓吹して)第2部 民本主義の先頭に立つ―大正期(閥族内閣倒閣運動と新聞―政党内閣制を目指して;排日移民法をめぐって―吹き出した皇国の面子論;普通選挙権を求めて―四半世紀を超えた民衆運動)新聞とは、権力者から敵意をもって迎えられる存在である。明治・大正期の新聞記者にみる、ジャーナリストの矜持とは。操觚者たちの発言と行動を通じて近代史の転換点をたどる。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
開拓使日誌 2   Honya Club.com


JPY ¥1,760
戊辰戦争後、意外な選択。開拓使に入っていた、龍馬の同志たち4人、元新選組隊士たち5人。本書では、彼ら9人の足跡を辿り、それぞれの人物像を探りながら、激動の時代を振り返る。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
古代から現代まで、地域の歴史を凝縮。地域で活躍した人物や歴史上の重要事件を、県民の視点で平易に叙述した。市町村合併に対応した第2版。1章 文化は北から南から2章 「夷島」と中世国家3章 幕藩制成立期の松前・蝦夷地4章 クナシリ・メナシの戦いと蝦夷地幕領化5章 開港を迎えて6章 開拓使の時代7章 「資本の移住」を求めて8章 拓殖計画のもとで9章 十五年戦争と道民10章 総合開発を越えて古代から現代まで、通史で読む郷土の歴史。アイヌ文化の成立と和人、蝦夷地幕領化、北海道庁の設置、戦後の復興など、北海道で活躍した人物や歴史上の重要事件を、北海道民の視点で平易に叙述。市町村合併に対応。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
戦後、産業構造が変容し、最盛期には四一〇〇キロにのぼった北海道の鉄道の約四割が消滅した。そこでは何が失われ、何が残ったのか。紀行作家として鉄道の魅力を伝える著者が廃線跡を丹念に取材し、開拓史、地域の栄枯盛衰、そこに生きた人々の息遣いを活写する。鉄道への郷愁と憧憬とともに、かつて北海道の基幹産業だった、石炭、鉱山、にしん漁、馬産、砂金などの歴史エピソードを渉猟し、新しい「鉄道民俗学」を試みる。1 道北(さいはての天と地をゆく―天北線;消えたにしん列車―羽幌線 ほか)2 道東(根釧原野、見果てぬ夢―標津線;鉄道駅舎、ふるさとの記憶―池北線 ほか)3 道央(石炭が"黒いダイヤモンド"だったころ―手宮線、幌内線、万字線、石勝線夕張支線;石狩平野、囚人たちの道―札沼線 ほか)4 海をめぐる鉄道(日本海をめざす鉄道路線―留萌本線、岩内線、瀬棚線、江差線;黒潮迫る太平洋の道―日高本線 ほか)炭鉱、ニシン漁、砂金、アイヌ、開拓使――、鉄道全盛期の約40%が消滅した北海道。その廃線跡を訪ね、地域の栄枯盛衰、そこに生きた人々の息遣いを活写する。   Honya Club.com


JPY ¥692
明治初期、原生林の生い茂る北海道を開拓し、牧場を創ったアメリカ人青年がいた。その名はエドウィン・ダン―。北海道開拓使のお雇い外国人として来日し、近代日本の牧畜と競走馬育成に尽力、やがては駐日米国公使にまでのぼりつめた男。その彼のかたわらにはいつも一人の日本人女性がいた…。日本と日本人を愛しつづけ、そして忘れられた異邦人の成功と挫折の生涯を描く力作評伝小説。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
明治八年に開拓使次官・黒田清隆の提案により設置され、明治三十七年にその役割を終えるまで、七千三百三十七名の兵員とその家族が入植した屯田兵制度。その始まりは、明治維新により失業した士族の救済措置であった。北海道開拓の先駆として活躍しながら、これまであまり注目されることのなかった人々の知られざる素顔に迫る。長年の研究を基に詳細に解説する貴重な書。第1部 屯田兵とはなにか(明治はじめの北海道防衛;屯田兵の制度がはじまる;屯田兵の召募と服務;屯田兵への支給;屯田兵における軍事組織論 ほか)第2部 ここにもあった屯田兵村―屯田兵各兵村の組織と展開(屯田兵最初の兵村―琴似・発寒;札幌市内中心部の兵村―山鼻;アメリカ式農法で発展―江別;養蚕でも成功したコサック式兵村―篠津;陸軍省移管後初の兵村―野幌 ほか)屯田兵とは何か その遺勲と変遷   Honya Club.com


JPY ¥2,090
尾去沢銅山払い下げ汚職、北海道開拓使官有物払い下げ事件、シーメンス事件、台湾征討、西南戦争etc.近代化の過程での新たな利権に群がった元勲と政商の謀略。その真相が今、明らかにされた。軍艦成金とゴルフ右手に商売 左手に政治右手に薩長 左手に徳川元勲たちと死の商人藩閥・財閥の絡み合い議会と政党と海坊主第三の閥族たち財閥はいかにして作られるか閥外政商の生きる道維新を成し遂げるや国事を忘れ、金儲けに走る元志士たちがいた。伊藤博文、大隈重信、山県有朋ら元勲たちの「裏の顔」とは。シーメンス事件、北海道官有物払い下げ事件など、大型疑獄の真相を新史科を駆使して描く。   Honya Club.com


JPY ¥5,170
1 維新政権と地域・民衆(会津戦争と地域編成―戊辰戦争・世直し一揆・直轄統治;明治初期の神仏分離と地域社会―青森県津軽地方と秋田県を中心に;維新変革と庄屋役入札―藤七騒動再考;維新期の外国人襲撃事件と「ポリス」の創設―新潟港警備との関連から)2 開化政策と地域・民衆(文明開化と性文化;東京会議所の地方民会活動―依田学海の行動を中心として;開拓使仮学校におけるアイヌ教育;地租改正前後における土地所有観念の位相―茨城県小谷沼開墾地所有権訴訟を題材として;都市民権結社の支社について―嚶鳴社を中心として)   Honya Club.com


JPY ¥1,320
北海道のSTVラジオで毎週日曜朝9時から30分間放送されている「ほっかいどう百年物語」の書籍化シリーズ特別編の上巻。開拓期から今日まで、北の大地で繰り広げられた先人たちの人間ドラマを紹介する同番組から、「北海道命名150年」を記念し、前巻以降に放送されたうち、20の物語を収録した。本書では大横綱として生涯を相撲道に捧げた北の湖敏満、開拓使の一員として礎を築いたルイス・ベーマーや安達喜幸、依田勉三と共に十勝へ入植した鈴木銃太郎、障害者福祉に尽くした南雲総次郎や高江常男の物語などを取り上げている。※本書は、このたびの"北海道命名150年"を記念して、2010年から2017年にSTVラジオで放送された「ほっかいどう百年物語」の放送原稿に加筆・訂正を加え出版したものです。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
開拓使日誌 1   Honya Club.com


JPY ¥11,000
開拓使時代の司法   Honya Club.com


JPY ¥3,520
エドウィン・ダンに関わる北海道立文書館所蔵の開拓使および札幌・函館・根室の文書と農商務省の文書、北海道大学付属図書館北海道北方資料室所蔵の開拓使関係外人書簡を中心として、その他の関係文書を補って構成。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
明治天皇に献上するため、大蔵省印刷局や国内外の写真館で撮影した写真をまとめた、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の『明治十二年明治天皇御下命人物写真帖』。収録された約四五〇〇人に及ぶ皇族・華族・政府官員・軍人から、重要人物一〇〇〇人余を抜粋し、当時の職・年齢、家格・爵位などを掲載。近代国家建設を担った人びとの姿が鮮やかによみがえる。1 皇族2 政府官員(大臣・参議・卿;太政官;外務省;内務省;大蔵省;文部省;工部省;司法省;宮内省;元老院;開拓使;地方官;教導職;陸軍省;海軍省)3 華族(公家華族;武家華族;神官華族;新華族)   Honya Club.com


JPY ¥4,165
記念展示館の計画と設計―ミュージアムの企画・活動・組織・立地・機能について(記念展示館とは;企画の進め方;活動と組織;ミュージアム立地論;ミュージアム建築論;展示の基本とディテール)実作資料編(山梨県立文学館;鎌倉文学館;福島市古関裕而記念館;中山晋平記念館;横浜水道記念館;浜松復興記念館;サッポロビール開拓使麦酒記念館;日鉱記念館 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
高校生以上の読者が理解できるように内容を精選し、北東アジア等周辺地域との関連も意識しながら、北海道から日本の歴史を見直す視点で簡潔にまとめた北海道史の概説書。下巻では、開拓使設置から平成大合併までを記述。〈関秀志〉1936年生まれ。北海道大学文学部卒業。著書に「北海道の風土と歴史」など。〈桑原真人〉1943年生まれ。北海道大学大学院修了。札幌大学経済学部教授。著書に「近代北海道史研究序説」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
あなたの知らない歴史がある。石器時代から近・現代まで、3万年におよぶ北海道史を56のトピックスでイッキ読み!1 黎明期―アイヌ・和人の相克(原始ー中世)2 松前藩の成立―クナシリ・メナシアイヌの戦い(近世1)3 ロシアとの接触―松前藩・蝦夷地の終焉(近世2)4 開拓使の設置―三県時代の北海道(近代1)5 北海道庁の設置―許可移民制度の始まり(近代2)6 戦時下の北海道―未来への視座(現代)◆累計1万部突破のロングセラー歴史読本『北海道の歴史がわかる本』が、2008年の発刊から10年目にして初の改訂! 新たに4トピックスを増補し、石器時代から近現代におよぶ北海道2万年の歴史を56のトピックスで解説します。◆著者はどちらも、北海道の歴史学を長年研究してきたスペシャリスト。その確かな視点で選んだ歴史トピックスは、興味をひかれる話題ばかりです。どこからでも読める56のトピックスで北海道史をイッキ読みできる、ユニークな歴史読本〈増補版〉です。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
北海道新幹線の新函館北斗開業が迫る。私たちはやって来る新幹線をどう活かすことが出来るのか。東海道新幹線の開業から半世紀、新幹線は常に進化している。本書は、北海道にとって鉄道とは何かを、改めて紐解くとともに、世界最先端の高速鉄道を200%活かし、新幹線の沿線だけではなく、広く北海道に新幹線効果をもたらす具体的な方策が示されている。第1部 北海道新幹線までの道(開拓使時代の鉄道;青函トンネル物語;北海道新幹線の不思議)第2部 フリーゲージ・トレイン(FGT)の登場(FGTの開発経緯;北海道新幹線の二次交通計画;室蘭本線の現状;室蘭本線の電化計画)第3部 北海道の鉄道貨物輸送(北海道ー本州間における貨物輸送;青函トンネルにおける新在共用走行問題とその解決方策;フリーゲージ・カーゴトレインによる北海道ー本州間の貨物輸送)北海道新幹線の新函館北斗開業が迫る。北海道にとって鉄道とは何かを、改めてひもとくとともに、世界最先端の高速鉄道を200%活かし、沿線だけではなく、広く北海道に新幹線効果をもたらす具体的な方策を示す。   Honya Club.com


JPY ¥49,500
開拓使日誌   Honya Club.com


JPY ¥6,600
当時の社会全体のなかで具体的に「たて花」の成立について考察。女子教育における「花」「茶」の受容、近代における「花」「茶」のありようを再考した。第1部 「花」の成立とひろがり(「たて花」の成立―連歌会・七夕会・立阿弥の「花」をめぐって;瓶に挿す花―専慶・専順の存在;「花」のネットワーク―「たて花」をになったのはだれか;座敷飾りとして―花の伝書と連歌;「花」と「茶」―「稽古」「心得」の視点から)第2部 近代における受容―女子教育の視点から(日本初の官立高等女学校―官立東京女子高等師範学校附属高等女学校;開拓使と布教と公立女学校―官立札幌女学校・北海道の女学校;宮内省所管の官立女学校―女子学習院;私塾的な女学校として―跡見女学校;日本式しつけ・技芸教育を目指して―フェリス和英女学校;「キリスト教魂をもった日本風の婦人の育成を」―神戸女学院;官公立でもなくしかしミッションでもなく―同志社女学校;外地の女子教育―京城第一公立高等女学校;宮家も修学した高等女学校―京都府立京都第一高等女学校;校友会誌『岸乃姫松』に見る高等女学校―大阪府立岸和田高等女学校;実業学校女子部としての開校―滋賀県立愛知高等女学校)学問的な研究対象とされることが少なく、曖昧にされてきた部分も多い「花」の歴史を、連歌、茶道、女子教育、園芸、建築などの隣接諸分野の研究成果を交え考察。それにより、「花」の歴史の新たな側面を解明する。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
渋谷"はどのように形成されてきたのか。その地理的特徴と、古代から高度成長期にいたるの歴史的な変遷のなかから、現代の渋谷がいかにして成立したかを新しい視点で明らかにした意欲作。台地と川がつくった魅力あふれる街・渋谷埋もれた渋谷渋谷に住んだ人・渋谷を領した人谷間の村と町の風景藩邸からみた渋谷松崎慊堂をめぐる空間と人物渋谷の魅力、その歴史的成り立ち開拓使と御料地の時代渋谷周辺の軍事的空間の形成渋谷区の誕生〔ほか〕渋谷はどのように形成されてきたのか。その地理的特徴と、古代から高度成長期にいたる歴史的な変遷のなかから、現代の渋谷がいかに成立したかを、新しい視点で明らかにした意欲作。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
開拓使前後   Honya Club.com


JPY ¥9,020
今なお滅法面白い円朝の物語を、速記術が写し取った当時の文体のまま、初めて再現する決定版全集。本巻には、開拓使廃止期の北海道を舞台に、土地・人・風俗・ことばを豊かに刻印した『蝦夷訛』などを収録。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
ダンの札幌での仕事と生活について、「開拓使文書」などの資料をもとにまとめ、札幌での養豚、トノサマバッタの被害、さらには公的、私的な生活・結婚などの史料を収録。巻末には「調所広丈官途日誌」も掲載。   Honya Club.com


JPY ¥704
薩摩島津家一門に生まれた村橋久成。幼き日、西郷隆盛が人は愛するものと言った事を胸に刻む。長じて藩の英国留学生となり陸軍学を修得して帰り、戊辰戦争に参戦。勝者として北海道開拓使官吏となった久成は、倫敦で飲んだ旨い麦酒を日本で造ろうと奔走するが…。近代国家への改革の裏で藩閥の権力抗争が渦巻く現実に反発。エリートでありながら、敗者に寄り添い不器用に生きた侍を描く書き下ろし歴史小説。幕末の薩摩藩に生まれた村橋久成。超エリートの薩英留学生になり、日本初のビール製造を成功させるも、やがて行方不明に。誇り高き男の数奇な人生を描く。書き下ろし傑作歴史小説。(解説/末國善巳)   Honya Club.com


JPY ¥619
明治4年、政府がアメリカに派遣した日本最初の女子留学生の一人津田梅子は当時数えでわずか8歳だった―。異質文化のはざまを生き、帰国後母国語に苦しみながらも女子英学塾、のちの津田塾大学を創設した明治女子教育の先覚者の生涯を、女史に親炙し塾の幹事として長年経営に参画した著者が英文書翰等を紹介しつつ克明に記す。緒言(岩倉大使同行記念会;北海道開拓使;明治初期の女子教育)家庭少女時代(渡米;ランメン夫人の手紙;小学校時代 ほか)帰朝前後(外務卿官邸の夜会;伊藤参議の印象 ほか)華族女学校時代(鹿鳴館時代;デンヴァー会議 ほか)女子英学塾時代(宿望;英文新誌社;欧米漫遊;発病 ほか)教育者としての女史津田梅子年譜系譜   Honya Club.com


JPY ¥2,860
本書の編纂の目的は、第一に、北海道の歴史の中で女性医師の果たした役割を記録することにありました。その足跡が消えてしまわぬうちに、黎明期の女性医師の姿を学術的な手法でまとめることは、北海道のかけがえのない歴史資料を残すことになると確信しています。第二には、女性医師というひとつの職業集団のあゆみを、ジェンダー(社会的・文化的性差)の視点で見直してみることです。女性の教育・職業観の中で女性医師がどう評価されてきたかは、ジェンダーを考えるうえでの新鮮な問題提起となるでしょう。第1章 北海道の医師と医療(蝦夷地から北海道へ;開拓使初期の医療体制 ほか)第2章 パイオニアの女性医師たち(荻野吟子―女医への道を切り拓いて;先達となった女医群像)第3章 地域に根ざした女性医師たち(青木良枝;太田礼子 ほか)第4章 語り合う女性医師たち(講演会「荻野吟子に続く医師たちPART1 今、医師として」講演会「荻野吟子に続く医師たちPART2 北海道の女性医師、今、昔」 ほか)第5章 資料(日本女医会北海道支部の誕生;甦る荻野吟子女史―「荻野吟子顕彰碑」をめぐって ほか)第6章 年表北海道の歴史の中で女性医師が果たした役割を、現代の女性医師及び女性研究者たちが編纂。黎明期の女性医師の姿を学術的にまとめ、ジェンダーの視点から見直す。近代の専門職で働く女性の生き方を表す貴重な資料。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
アジアとヨーロッパを結ぶ中央アジアの横断路―それがシルク‐ロードである。それは砂漠や高山や氷河をこえる長い険しい道だが、太古から東西文化の交流の道として栄えてきた。そこには、多くの冒険と夢とロマンがあった。本書は、この夢幻の道シルク‐ロードを、はじめて打開した張騫が、いかに粒々辛苦したか、漢の武帝以来、いかに多くの人々がシルク‐ロードの維持と経営に苦心したか、また、この交通路をめぐって、いかに華やかな東西文化の交流が行なわれたかを、幾多の事件、エピソードとともに、興味深く物語っている。1 シルク‐ロードの夜明け(シルク‐ロードとは;早く開けた西アジア;謎を秘めたセリカの国;匈奴と漢)2 張騫の登場(アジアのコロンブス;西トルキスタンの国々;西南ルートの開拓)3 シルク‐ロードの開花(匈奴と烏孫;張騫の第三次遣使;西域貿易の開始;西域貿易の繁栄)4 漢の西域進出(西トルキスタンへの進出;漢の中央アジア支配;漢代のシルクロード)5 東西文化の交流(シルク‐ロードの変遷;東西文化の伝播・交流;むすび)アジアとヨーロッパを結ぶ中央アジアの横断路―それがシルク‐ロードである。そこには、多くの冒険と夢とロマンがあった。本書は、この夢幻の道シルク‐ロードを、はじめて打開した張騫が、いかに粒々辛苦したか、漢の武帝以来、いかに多くの人々がシルク‐ロードの維持と経営に苦心したか、また、この交通路をめぐって、いかに華やかな東西文化の交流が行われたかを、幾多の事件、エピソードとともに、興味深く物語っている。   Honya Club.com


JPY ¥2,030
開拓使の犬となった男。共和国騎兵隊の理想を貫く男。五稜郭生き残りの二人の宿命の対決が迫る。   Honya Club.com


JPY ¥7,700
序(明治初期洋風建築導入過程の諸問題;「洋風建築」をめぐる用語 ほか)第1章 開拓使旧蔵建築関連洋書の購入と移管経緯(札幌農学校文庫の洋書目録;札幌農学校文庫の購入ならびに移管経緯 ほか)第2章 開拓使営繕事業における舶載建築書の参照(開拓使旧蔵舶載建築書の概要;開拓使建築の洋風要素 ほか)第3章 開拓使によるバルーンフレーム構法と米国式家畜房の導入(クラークの寄贈書;バルーンフレーム構法の導入 ほか)第4章 明治初期中央官庁における建築関連洋書の蒐集(菊池重郎による明治初期公刊洋書目録の報告;太政官蒐集の建築関連洋書 ほか)結現存する舶載建築書を詳細に検討。明治初期洋風建築の導入過程において、舶載建築書、とりわけ米国のパターンブックが、無視することはできない大きな役割を担っていたことを、実証的に解明する。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
末岡照啓/五代友厚と北海道開拓使事件 明治十四年の大隈追放と五代攻撃の謎に迫る    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,563
近代日本の序幕、明治維新、それは、欧米列強の外圧と幕藩体制の揺らぎとが切り結ぶ、ぎりぎりの接点で展開された一大変革である。19世紀、海に囲まれた極東の小国が、混迷と動乱のなかから近代国家へと脱皮し始める過程を、政治・経済・外交・社会の各側面から描き、フランス革命との比較を通して、維新変革の世界史的位置を考える。1 近代日本の序幕2 東アジアのなかの日本開国3 開国前後4 朝・幕・藩と尊攘倒幕運動幕府遣外使節団と留学生6 倒幕と統一国家の形成7 岩倉使節団と大久保政権8 維新の三大改革9 維新変革と宮中儀礼10 士族反乱と農民一揆11 開拓使政策と「琉球処分」12 フランス革命と明治維新   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第1部 シンリッモシリ・コイチャルパへの道(開拓使のアイヌ教育をめぐって;なぜ「北海道土人教育所」にこだわるのか;"東京・イチャルパ"を計画する;浄土宗との話し合い;開拓使仮学校地内の発掘調査報告から;《東京・イチャルパ》の実現;チャランケ)第2部 開拓使による東京でのアイヌ教育(東京行き前夜;東京でのアイヌ教育の計画と実行;「開拓使仮学校附属北海道土人教育所」と「開拓使官園」;天皇・皇族との関わり;羅病と病死;「北海道土人教育所」の閉鎖と官園の生徒たち;帰郷した生徒たちその後)   Honya Club.com


JPY ¥1,388
藩閥政府が最も恐れた男。明治6年の政変における征韓論反対、開拓使官有物払い下げ時の政府との対立…など、藩閥政府の権力に自由民権の理想を掲げて立ち向かった生涯を、直木賞作家が鮮やかに描き上げる。第1章 少、青年時代第2章 活躍時代第3章 波瀾の時代第4章 在野時代第5章 政界復帰時代第6章 豊饒の時代第7章 首相時代第8章 晩年   Honya Club.com


JPY ¥682
北海道開拓使・仙頭左馬之介ら明治新政府の追手を辛くもかわした志波新之介は、アイヌの少年シケムとともに、自由へと向かう旅を続ける。さまざまな怪異・奇跡との邂逅、アイヌの人びととの出会いを通し、やがてアイヌ・モシリの神々の広やかな懐に包まれていく新之介。一方、左馬之介は賞金稼ぎや無頼漢などさらに凶悍な配下を率いて、新之介らに対する執拗なまでの追跡を開始する。風雲急を告げる北の大地に煌めく刀槍、青穹に響き渡る銃声と魂の叫び。血と硝煙にまみれたノンストップガンバトルアクション。物語はいよいよ佳境へとさしかかる!絶好調の第二巻、登場。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
2年のえぞ地勤務の後、庄内戊辰戦争で波瀾の日々を過ごした松本十郎は、黒田清隆の推薦で開拓使に奉職。大判官にまで昇進した。えぞ地勤務から晩年まで、彼を中心に、周囲の人々の人間模様も詳しくわかるよう綴る。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
現代に立って過去の時代をふりかえり21世紀への指針をさぐろう。地域から日本を見、世界を考える。ロマンに満ちた郷土の歴史。1章 文化は北から南から2章 「夷島」と中世国家3章 幕藩制成立期の松前・蝦夷地4章 クナシリ・メナシの戦いと蝦夷地幕領化5章 開港を迎えて6章 開拓使の時代7章 「資本の移住」を求めて8章 拓殖計画のもとで9章 十五年戦争と道民10章 総合開発を越えて   Honya Club.com


JPY ¥2,750
序言 作家鳩沢佐美夫はかつてこう書いたエゾ地に開拓使を置く函館、札幌、根室の三県分治のころは北海道庁になってとくに、いま、考えること上野正さん、北海道旧土人保護法制定に反対する跋 ハボ・タ・カンピ現在もなお残されている明治政府のアイヌ民族支配の痕跡と意味を、当時の開拓使、三県分治、北海道庁の法令によって明らかにし、現在の日本政府の責任をあらためて問いかける。   Honya Club.com


JPY ¥5,280
明治新政府が初めて米国に送り出した若き外交官の活躍。着任から帰国までを、大量の新資料を駆使して描く。信教の自由、学校制度、女子教育、図書館・精神病院の設立など、森の広範な活動の軌跡をたどりつつ、非業の死に至る出来事をも浮き彫りにする。米国務長官からの厚き信認の獲得と、岩倉使節団との深刻な対立…。日本の進むべき道を模索し続けた真の姿に迫る。第1部 初代駐米外交官森有礼の出発(エドワード・キンズレーとの出会い;森有礼の著作について;豊富な情報;キンズレー関係書簡)第2部 岩倉使節団と開拓使派遣女子留学生をめぐる諸問題(開拓使派遣女子留学生をめぐる森有礼とチャールズ・デロングの対立;森有礼の外交交渉のはじまり;開拓使派遣女子留学生の教育に果たした森の働き)第3部 初代駐米外交官森有礼のさまざまな働き(米国公文書館所蔵公文録にみる森有礼;簡易英語採用論;森有礼と図書館;音楽教育導入への布石;森有礼と精神病院;森有礼への期待と危惧;森有礼と幼稚園;結語に代えて)附録 森有礼の足跡をたどる旅着任から帰国までを、大量の新史料を駆使して描く。信教の自由、学校制度、女子教育、図書館・精神病院の設立等々。森の広範な活動の軌跡をたどりつつ、非業の死に至る出来事をも浮き彫りにする。米国務長官からの厚き信認と、岩倉使節団との深刻な対立。日本の進むべき道を模索し続けた真の姿に迫る。史料発掘者が描き出す新たな森有礼像。   Honya Club.com


JPY ¥855
オランダ留学、箱館戦争、明治新政府官僚への転身、シベリヤ旅行、外務大臣…。出生から晩年までを貴重な資料で探求する終生苦悩を秘めた開明的政治家、武揚の決定版伝記。1 明治時代以降における榎本武揚の評価2 生立3 長崎海軍伝習所時代4 オランダ留学時代5 幕末大動乱時代6 戊辰の役7 蝦夷地への脱走8 箱館戦争9 獄中時代10 北海道開拓使時代11 ロシヤ滞在時代12 榎本の征韓論と南進論13 シベリヤ旅行と『シベリヤ日記』14 薩・長政府下における活動15 在支時代16 現業担当大臣としての榎本17 条約改正と榎本18 明治時代の最良官僚としての榎本19 晩年時代   Honya Club.com


JPY ¥3,080
地域の生活課題を、地域の方々とともに切り拓く!生活の場でのケアと資源開拓がわかる。「現代福祉の開拓使」としての実践ノウハウを集約した待望の書!!序章 生活の場でのケアと資源開拓を進めるCSW第1章 地方福祉行政と社会福祉協議会のパートナーシップ第2章 CSWを自治体が専任配置で施策化する戦略と技法第3章 CSWの実践論 豊島区の事例から第4章 CSWの主な役割第5章 CSWの成長・実践力を高める方法第6章 そして、これから   Honya Club.com


JPY ¥11,000
開拓使事業報告 第1編   Honya Club.com


JPY ¥14,300
第1章 作品篇(『晩翠書屋詩稿』安政五年(一八五八)―明治七年(一八七四);『梅潭詩鈔』(上巻 慶応元年(一八六五)―明治二十三年(一八九〇);下巻 明治二十四年(一八九一)‐明治三十三年(一九〇〇)))第2章 論考篇(幕臣の明治維新;遺臣のゆれる心―杉浦梅潭における主君の交代;箱館道中(箱館奉行赴任への旅;開拓使権判官赴任への旅);箱館奉行時代の杉浦梅潭;梅潭の交流関係―依田学海・松浦詮)江戸幕府の幕臣、明治政府の役人を務めた杉浦誠の漢詩集を扱った、「作品篇」と「論考篇」からなる1冊。幕末・明治維新を生きた漢詩人は何を思い日本の形成に携わったのか、漢詩の中から彼らの心情を読みとる。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
開拓使日誌 5   Honya Club.com


JPY ¥7,700
アイヌ民族に対する開拓使以降の諸政策とその影響、そして彼らがそれらにどう対応してきたのかを、史料の徹底した読み込みに基づき精緻に分析し、「制度と実態」を読み解く。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,320
函館戦争の頃、プロシアの貿易商ガルトネルが、蝦夷共和国総裁榎本武揚と七重村開墾地を99か年間借りる条約を結んだが、翌年開拓使が多額の賠償金を支払って解約。関係資料をもとにガルトネル事件について綴る。   Honya Club.com


JPY ¥2,310
埋もれたる明治の礎石。開拓使長官として北海道開拓に尽力し,のち第二代総理となったが、条約改正に失敗して辞任。その後、強列な個性がわざわいして、伊藤博文主導の明治政界で冷遇される。『開拓使簿書』『黒田榎本文書』等に溯り、『明治天皇紀』や巷間の伝説等をも吟味して、従来の伝記では記述しえなかった明治史の盲点を突く、初めての実伝成る。第1 西郷幕下の参謀第2 大久保政権のもとにて第3 開拓使の終幕第4 政界の激浪第5 首相就任第6 枢相としての晩年第7 人生回顧   Honya Club.com


JPY ¥6,380
仁政イデオロギーの波及や華夷意識の変容をキーワードに19世紀におけるアイヌ統治政策を分析し、異民族支配を可能にした統治イデオロギーや近世的世界観の変容を明らかにする。第1章 統治への序奏―安政元年蝦夷地調査第2章 蝦夷地の再直轄―移植民政策とアイヌ統治第3章 復興イデオロギーと蝦夷地―地方巧者と報徳仕法第4章 アイヌ統治政策への倒錯した批判―松浦武四郎と『近世蝦夷人物誌』第5章 アイヌをめぐる支配の動揺―トコンベ出奔事件第6章 「国境」の発見と領土交渉―久春内幕吏捕囚事件と小出秀実第7章 アイヌ統治・アイヌ観の変容―アイヌ墳墓盗掘事件第8章 開拓使のアイヌ統治政策と暴力―樺太アイヌ対雁強制移住政策を中心に補論 新たな周縁の再生産―笹森儀助の行動と思想   Honya Club.com


JPY ¥3,300
「北海道開拓使官有物払い下げ事件」の誤伝を正し、真実の五代友厚像を明らかに。壮大なビジョンと利他の精神で新時代を開いた生涯を辿る。第1部 幕末立志編(五代才助の幼少年期と「新訂万国全図」模写;長崎海軍伝習所;長崎遊学と薩英戦争;五代上申書と薩摩藩英国留学生;幕末から明治維新へ)第2部 明治壮図編(堺事件;新政府出仕;「惣難獣」と辞官;五代の事業開始―金銀分析所等;政局;弘成館・朝陽館・日本製銅会社;大阪商法会議所・大阪商業講習所地―交易への道;北海道開拓使官有物払い下げ事件)仮令失敗、或いは産を空くするも幕末の薩摩藩において西郷隆盛や大久保利通などとともに明治維新に大きな役割を果たした五代友厚。明治の世では、危機的状況にあった大阪経済を立て直すために現在の大阪商工会議所のもととなる大阪商法会議所を設立し、また現在の大阪市立大学の淵源となる大阪商業講習所を設立するなど、多大な功績を残した。しかし、晩年の「北海道開拓使官有物払い下げ事件」によって、藩閥政権との癒着による「政商」としてイメージが広まってしまった。ところが、官有物の払い下げは五代とは別の結社にされようとしていたことや、当時の政局の中で五代がスケープ・ゴートにされたこと、また当時の新聞の誤報を後世の歴史学者がそのまま論文にして定着させたことなどがわかってきており、事実が誤って伝えられていることが明らかになってきている。本書は、膨大な資料を丹念に調べあげた上で新たな考察を加え、五代の真の姿を描き出す伝記の決定版として発刊する。   Honya Club.com


JPY ¥924
「万葉集とはなにか」「万葉集をどう読むか」―国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで。各斯界の第一人者たちが、初心をもって万葉集へ向き合い、その魅力や謎、新時代への展望を提示する。新元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための格好の手引き。全編書き下ろしによる「令和」緊急企画!三つの詩性(中西進)自伝的万葉の旅(池内紀)詩情と形式、あるいは魂と建築 巻十五「遣新羅使詩篇」を例に(池澤夏樹)万葉集とわたし(亀山郁夫)山上憶良と中国の詩(川合康三)いや重く謎(高橋睦郎)ふらふら万葉習養記(松岡正剛)万葉集エキサイトメント(リービ英雄)「改元を機に今こそ日本の知的リーダーたちに、元号の元となった『万葉集』を日本人に語ってほしい〈中略〉まさに『万葉集』という鬱然たる森の魅惑を開拓して、多様な相貌を世に見せてくれるのに、令和の門出は絶好の時である」―― (中西進「はじめに」より)「万葉集とはなにか」「万葉集をどう読むか」――いまこそ『万葉集』をもっと自由なもの、各々の歌を純粋「詩」の息づかいと捉えなおしてみよう!国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで。各斯界の第一人者たちが、初心をもって万葉集へ向き合い、その魅力や謎、新時代への展望を提示する。新元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための格好の手引き。全編書き下ろしによる「令和」緊急企画。はじめに「三つの詩性」 中西 進「自伝的万葉の旅」 池内 紀「詩情と形式、あるいは魂と建築 巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」 池澤夏樹「万葉集とわたし」 亀山郁夫「山上憶良と中国の詩」 川合康三「いや重く謎」 高橋睦郎「ふらふら万葉習養記」 松岡正剛「万葉集エ   Honya Club.com

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JPY ¥902
明治期に樺太で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。リトアニアに生まれたブロニスワフ・ピウスツキ。日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を押し付けられ、同化政策によりアイデンティティをも揺るがされた二人の"熱"と"軌跡"を描く、冒険歴史小説。直木賞受賞作。樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。樺太の厳しい風土やアイヌの風俗が鮮やかに描き出され、国家や民族、思想を超え、人と人が共に生きる姿が示される。金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。   Honya Club.com


JPY ¥8,250
正史實歴鐵假面(前編;中編;後編)片手美人小野小町論天人論開拓使官吏ノ處分ヲ論ズ小新聞の社説土佐人士發刊の辭停止及び解停嗚乎三週間の長停止新聞紙の新聞紙たる所以小局の見解を以て全局の方針を誤らしむ勿れ第二囘の停止を經て所思を述ぶ三囘目停止の後に記す四たび讀者に謝す萬朝報の一振作 一日三囘の新聞紙理想團に就て『一年有半』を讀む藤村操の死に就て内村、幸徳、堺、三君の退社に就て朝報は戰ひを好む乎鐵假面の考證(木村毅)ボアゴベのこと(木村毅)解題(木村毅)年譜(高松敏男編)參考文獻(高松敏男編)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
日韓で長年懸案となっている独島(竹島)問題。この領土問題解決のためには、その歴史をひもとかねばならない。韓国でもっとも信頼されている歴史論集。古代・高麗・朝鮮初期の于山・武(欝)陵島経営と朝鮮初期地理志の二島認識安龍福の活動と欝陵島争界欝陵島捜討制度の確立と地理的知見の拡大検察使の欝陵島派遣と開拓欝陵島の地方官制編入と石島日本の「リヤンコ」島領土編入と沈興澤報告書独島領有権エッセンス付録   Honya Club.com


JPY ¥880
明治天皇が北海道に行幸し、義経号に乗車する。だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ屯田兵が列車妨害を企てていた。探索に放った諜者は謎の死を遂げた。警視総監は元新撰組三番隊長斎藤一こと藤田五郎に探索方を依頼。藤田に従うのは清水次郎長の子分、法印大五郎。札幌入りした二人は、不平屯田兵の妻が黒田に乱暴され首吊り死体となった事件を探る。書下し長篇歴史冒険推理。明治天皇が北海道に行幸し義経号に乗車することに。だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ幕府同心上りの屯田兵達が、お召し列車妨害を企てているとの情報があった。警視総監樺山は勝海舟の言を容れ、西南戦争で軍巧を上げた元新撰組の藤田五郎に探索方を依頼する。札幌入りした藤田は、不平屯田兵の妻が、黒田に乱暴された後に首吊り死体で発見された事件を探る。不穏な空気が高まる中、天皇行幸は間近に迫る。書下し長篇歴史冒険ミステリー。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
戊辰戦争敗軍の将が1872、3年の英・米の産業を広範囲に視察した貴重なノート。科学者大鳥の眼が鋭く活写する。第1章 五稜郭の敗戦から牢、そしてイギリスまで(黒田清隆の助命運動;無罪放免から開拓使出仕、アメリカへ ほか)第2章 イギリス各地の産業視察(ロンドンでの産業視察;イギリス各地の産業視察 ほか)第3章 再びロンドン(外債募集のその後;続いて大鳥の日記 ほか)第4章 アメリカでの産業視察(ニューヨーク;フィラデルフィア ほか)五稜郭で敗将となった大鳥圭介は、牢を出た直後の明治5年・6年、当時世界で最先端の英米産業の実際を視察する機会に恵まれた。大鳥はこの視察の記録を日記風に残していた。本書では、この日記の全文を紹介。   Honya Club.com


JPY ¥7,049
序 「異域」の内国化と統合―蝦夷地から北海道へ第1部 アイヌ民族篇(「異域」の戸籍;「北門鎖鑰」と農耕民化の論理;北方領土問題と強制移住;近代天皇制と「異族」の「臣民」化;新たなる国民への組織化;人類館事件)第2部 女性篇(近世蝦夷地の女性の存在形態;和人地における女性の存在形態;開拓使の「遊所」政策;開拓使初期殖産興業政策のなかの製糸工女たち;北海道最初の女性論)   Honya Club.com


JPY ¥682
ウルップアイヌのホロシラル父子や元会津藩藩士・星景十郎といった心強い味方を得た新之介は、ついに北海道開拓使・仙頭左馬之介の率いる獰悪な部隊と激突する。かつてアイヌの英雄シャクシャインが死んだ砦を舞台に、新之介のスペンサー・カービン銃が咆哮し、シケムの弓矢が必殺の一撃を放つ。一方、戦場の剣戟と銃声の響きをよそに、砦の中ではあらたな生命が産声をあげようとしていた。五稜郭から始まった長い旅路の終わりに、果たして少年は何を見いだすのか。そして血風吹きすさぶ北の大地の果てに彼らを待つ運命は!?絶好調のノンストップガンバトルアクション、堂々の完結。   Honya Club.com


JPY ¥12,100
開拓使事業報告 第5編   Honya Club.com


JPY ¥3,630
北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県人物マンガ(アイヌと交流しアイヌ文化を伝えた松浦武四郎;大島高任 近代製鉄の父)北海道・東北の近代化遺産を紹介。開拓使時代、空知の炭鉱、小樽の鉄道、青函連絡船、秋田の鉱山、安積疎水など代表的な遺産は大きく図解。人物漫画は松浦武四郎ほか。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
開拓使日誌 6   Honya Club.com


JPY ¥4,400
大阪発展の恩人、五代友厚の汚名を晴らす。明治十四年に官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと激しく批判され、後世「政商」呼ばわりをされるに至った。果たしてそれは事実なのか?本書では、当時の新聞記事だけでなく、一次史料によって五代の汚点とされる開拓使官有物払下げ事件が、どのような経緯で推移したのかを、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治十四年の政変の謎にも迫る。開拓使官有物事件と誤報の連鎖五代友厚と広瀬宰平の生きた時代大隈財政下の直貿易論大隈財政の危機と五代の助言黒田清隆と北海道開拓使熱海会議と関西貿易社の設立広瀬宰平の東北・北海道視察開拓使払下げ問題の推移開拓使払下げ問題の検証大隈財政の挫折と開拓使問題五代友厚と広瀬宰平の意見対立明治十四年の政変と開拓使事件の真相開拓使廃止と関西貿易社の解散開拓使後の北海道と官業払下げ国益をめざした五代友厚大阪発展の恩人、五代友厚の汚名を晴らす。明治十四年に官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと激しく批判され、後世「政商」呼ばわりをされるに至った。果たしてそれは事実なのか?本書では、当時の新聞記事だけでなく、一次史料によって五代の汚点とされる開拓使官有物払下げ事件が、どのような経緯で推移したのかを、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治十四年の政変の謎にも迫る。   Honya Club.com


JPY ¥2,136
「札幌・小樽で暮らしてみたい」人に贈る本。すでに"北海道人"として地元に溶け込んだ移住経験者が伝授する就職・住宅事情から冬の過ごし方まで、移住生活のための全情報。北の大地の四季―都市から手のとどく大自然北海道は一番だ!先輩移住者10人の証言札幌人が紹介する自然と文化住むならこの街「私設北海道開拓使の会」からのメッセージ私設北海道開拓使の会・会員企業紹介移住のための基本情報移住のための応用テクニック移住に踏みきるその前に   Honya Club.com


JPY ¥2,305
琴似屯田兵のひとり、元会津藩進撃隊甲長・三沢毅の生き様を根幹に据え、幕府崩壊の顛末と戊辰戦争の勃発、あるいは薩長藩閥主導の明治政府、薩閥開拓使、開拓使官有物払い下げなどを詳細な資料をもとに綴る。   Honya Club.com

(PR) 島義勇

JPY ¥1,047
第1章 島義勇の生涯(生誕と修学;戊辰戦争 ほか)第2章 幕末の蝦夷地探検(幕末の蝦夷地問題;佐賀藩の関心 ほか)第3章 開拓使設置の経緯と人事(明治二年五月の蝦夷地開拓に関する御下問書;蝦夷開拓御用掛の目的と島義勇らの任命 ほか)第4章 島判官の石狩赴任(開拓使の初期方針について;対ロシア政策の論争 ほか)第5章 島判官による札幌本府建設(北海道へ出発;北海道の物資不足 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥858
「札幌時計台」や「美瑛の丘」などがイメージされる北海道―。しかし、北海道には本州にはない独特の歴史があった。北海道には「弥生時代」はなく、「擦文文化」「オホーツク文化」、さらに「アイヌ文化」が栄えた時代があったのだ。本州から渡ってきた蛎崎(松前)氏が北海道唯一の大名となり、その後も生き残る。維新期には旧幕府軍が上陸し、戊辰戦争の最後を飾る箱館戦争の舞台となった。明治に入ると開拓使が置かれ、屯田兵や移民たちによって近代化が進められていく。本書では、魅力あふれる意外な北海道の歴史を紹介する。第1章 北海道の古代第2章 北海道の鎌倉・室町時代第3章 北海道の戦国時代第4章 北海道の江戸時代第5章 北海道の近代あなたの知らない北海道の歴史資料篇北海道には本州にはない独特の歴史があった。未開の地といわれた蝦夷の歴史をひもときながら、本土と北海道の関わり合いを人物や歴史的な事件から読み解く。本当に知りたかった北海道の「古代ー近代史」入門。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
開拓使による欧米農業技術の導入、その歴史的場面を克明に描く異彩のドキュメンタリー。それまで我が国においては経験したことのない、未開の北方寒冷地における農業技術の成立を目指して開拓使(明治政府)が試みた洋式農業導入の実態を、膨大な開拓使文書を丹念に調査することによって明らかにした労作である。特に、農業現術生制度と試験場(官園、育種場)に関する研究は学術的にも貴重である。北海道開拓史、北海道農業発達史は言うまでもなく、欧米技術文化の移植による我が国の近代化の過程を知る上からも極めて興味深い著書と言える。1 官園の設置と生徒教育(札幌官園が動き出すとき;洋式農業、ケプロンの指導とその特長;東京官園の役割;現術生徒とは―生徒制度のあらまし;北海道七重村から実践活動へ)2 洋式農業の始まり(西洋農具初めて開拓の現地へ;農民の組織「農社」が誕生 ほか)3 西洋農具(プラウ)の国産化と普及(国産プラウ第一号の誕生;札幌製作に至る経緯 ほか)4 北海道農業の基礎づくり(洋式牧場の展開;ビールとワイン、「原料は自給せよ」 ほか)5 各施設の規模と役割―まとめにかえてそれまで我が国においては経験したことのない、未開の北方寒冷地における農業技術の成立を目指して、開拓使が試みた洋式農業導入の実態を、膨大な開拓使文書を調査することで明らかにした労作。   Honya Club.com


JPY ¥31,825
本書は、明治六年に北海道の福山・江差地方で生じた漁民一揆についての史料集。事件の経過およびその解決に至るまでの経理上の書類などを悉く網羅しているので、この一件を誤りなく理解することができる。函館市立函館図書館所蔵文書(六年初発江差紛擾書類;福江暴動件書類;福山紛擾書類)北海道庁総務部行政資料課所蔵文書(開拓使公文録 非常之部(抄);福山・江差紛擾書類 第三号(抄);福山往復(抄) ほか)   Honya Club.com


JPY ¥15,950
開拓使事業報告 第2編   Honya Club.com


JPY ¥8,800
開拓使日誌 3   Honya Club.com


JPY ¥1,980
薩摩藩英国留学生として西欧近代を体験した後、開拓使官吏となり、日本初の本格的なビール醸造を成功させた村橋久成。廃止に向け野心と利権が渦巻き始めた開拓使に失望し、職を辞した村橋が、放浪の果て命つきるまで見続けたものは何だったのか―。第1章 二つの端第2章 幕末・維新と北海道開拓第3章 北海道にビールの始まりをつくった男第4章 謎につつまれた死を追って第5章 写真探検第6章 100年の時を超えて   Honya Club.com


JPY ¥2,750
女である自分、女としての個人。何を開拓していったか。現代女性文学・山姥の語り老齢と創造性―円地文子の「老女もの」の世界記憶の伝承―津島佑子『葦舟、飛んだ』にみる"疎開・引揚げ"母性幻想の終焉―角田光代『八日目の蝉』にみる母と娘"希望"としてのディストピア小説―多和田葉子『献灯使』忘却への抗い―林京子の原爆文学・金原ひとみ『持たざる者』にみる"核"の恐怖在日、家族、居場所探しの物語―柳美里『フルハウス』『ファミリー・シークレット』現代社会の闇を撃つ―石牟礼道子『苦海浄土』『椿の海の記』   Honya Club.com


JPY ¥6,050
幕末維新期の蝦夷地と琉球は、ロシア、アメリカやイギリスなど諸外国との接触の重要な先進地域であった。そして以後の日本の領域を確定していく過程で、アイヌ民族と琉球の支配の成否は江戸幕府や維新政権にとってゆるがせにできないものだった。琉球、蝦夷地の歴史的位置と維新の変革が、それぞれの地域に何をもたらしたのかを解き明かす。1 蝦夷地(幕府の蝦夷地政策と在地の動向;幕末の小樽と小樽内騒動;開拓使の設置について;明治初期の北海道開拓政策に関する一考察 ほか)2 琉球(幕藩制国家の外交儀礼と琉球―東照宮儀礼を中心に;琉球処分論;明治初期の政府と沖縄地方―脱清行動と血判誓約書を中心に;「琉球処分」と琉球救国運動―脱清者たちの活動を中心に ほか)幕末維新期の諸外国との接触の先進地域であり、その支配の成否に以後の日本の領域確定がかかっていた、琉球と蝦夷地。その歴史的位置と維新の変革がそれぞれの地域に何をもたらしたのかを解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
明治維新の後、もっとも基本的な情報基盤である地図情報の脆弱さに直面した明治政府は、国家の急務として「地図づくり」に取り組む。伊能忠敬以降、維新前夜から明治時代の陸軍参謀本部陸地測量部(国土地理院の前身)の地図測量本格化まで、近代地図作成に心血を注いだ技術者たちの歴史を描いた、「知られざる地図の物語」。第1部 維新前夜から維新直後の地図作り(明治維新前夜の地図測量技術;陸軍省最初の測量技術者福田治軒;沼津兵学校から巣立つ地図測量技術者;傑出したテクノクラート小野友五郎;開拓使測量を担った測量技術者たち ほか)第2部 陸地測量部の地図作り(「美しさ」から「正確さ」へ 犠牲となった「かきたてるもの」;未踏の高山を目指した明治期測量隊;測量登山黎明期 登山家ウェストンのころ;劒岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか;戦場に送られる即席測図手たち ほか)明治時代、すべての基本である「地図づくり」は急務だった。明治維新前夜から陸地測量部の地図測量本格化までの歴史と、近代地図作成に心血を注いだ技術者たちの活躍を描いた、「知られざる地図の物語」。   Honya Club.com


JPY ¥2,424
開化とビールビールをつくる青木周蔵と中川清兵衛ヨコハマのコープランド官業と麦酒中川清兵衛と村橋久成開拓使麦酒醸所麦酒用大麦忽布と酵母天然水ビール瓶輸送・貯蔵明治20年ころ製氷機械外地のビール愛酒興国戦後のビール今日のビール   Honya Club.com


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私設北海道開拓使の会(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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明治初期洋風建築の導入過程で、舶載建築書、とりわけ米国出版のパターンブックが大きな役を担っていたことを実証的に解明する。北海道の管掌官庁である開拓使を対象に検証するほか、中央官庁が蒐集した建築関連洋書も扱う。    HMV&BOOKS online


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「開拓使は北海道開拓のためにつくられた」という高校で習った「開拓使」のイメージとは異なり、設立されたばかりの開拓使は、北海道開拓だけでなく、重大な課題を抱えていた。本書ではその一端を明らかにする。   Honya Club.com


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地図作りに全力を傾ける男たちがいた。深山に分け入り、森を渉猟し、1か月を超える野営を繰り返しながら、土地を測り続ける。戦時には大陸へと渡り、仲間を失いながらも測量を行った。明治維新前夜から、国土地理院の前身である参謀本部陸地測量部の時代まで、彼らによって近代日本の基盤が築き上げられてきた。元地理院技官の著者が、その足跡を丹念にたどる。知られざる日本の地図製作と、名もなき技術者たちの奮闘の記録。第1部 維新前夜から維新直後の地図作り(明治維新前夜の測量地図技術;陸軍省最初の測量技術者・福田治軒;沼津兵学校から巣立つ測量地図技術者;傑出したテクノクラート小野友五郎 ほか)第2部 陸地測量部の地図作り(「美しさ」から「正確さ」へ―犠牲となった「かきたてるもの」;未踏の高山を目指した明治期測量隊;測量登山黎明期―登山家ウェストンのころ;劒岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか ほか)地図作りに全力を傾ける男たちがいた。深山に分け入り、森を渉猟し、1か月を超える野営を繰り返しながら、土地を測り続ける。戦時には大陸へと渡り、仲間を失いながらも測量を行った。明治維新前夜から、国土地理院の前身である参謀本部陸地測量部の時代まで、彼らによって近代日本の基盤が築き上げられてきた。元地理院技官の著者が、その足跡を丹念にたどる。知られざる日本の地図製作と、名もなき技術者たちの奮闘の記録。【目次】はじめに第1部 維新前夜から維新直後の地図作り 第1章 明治維新前夜の地図測量技術 第2章 陸軍省最初の測量技術者・福田治軒 第3章 沼津兵学校から巣立つ地図測量技術者 第4章 傑出したテクノクラート小野友五郎 第5章 開拓使測量を担った測量技術者たち 第6章 もうひとつの日本全図――勧農局地質課に集った技術者たち   Honya Club.com


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目次年表明治150年その歩みを知る、つなぐ(中編)日清戦争戦い地点図主な参考文献本書は、西南戦争終結から大久保利通遭難、条約改正交渉そして日清戦争までの時代を切取り、「ハートレー事件」、長きに渡る「条約改正交渉」、「自由民権運動と事件」、「ヘスペリア号事件」、「第二次琉球処分」、「日清・日韓交渉」、「教育令」、「開拓使官有物払下げ事件」、「明治十四年の政変」、「鹿鳴館」、「甲申事件」、「内閣制」、「各党結成」、「大日本帝国憲法発布」、「足尾鉱毒問題」、「吏党・民党対立」、「東学党の乱」、「日清戦争」などまでを取扱っており、激動の時代・明治の中期をご覧いただけます。 明治とは、どんな時代だったのか。明治期の人々はどうしていたのか、その動静を編年年譜で追っており、本書の書名は「明治150年その歩みを知る、つなぐ(中編)」としております。 また本書は、「薩摩藩年表帖(下巻)」でもあり、後半、明治24年8月以降(241頁から309頁)にかけては、旧鹿児島藩士たちの動向を中心に記述しております。詳細な年表を通して、波乱の明治時代中期を垣間見て頂けましたら幸いです。   Honya Club.com


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開拓使事業報告 第3編   Honya Club.com


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古代から中央に征服されつづけ維新後も薩長に抑圧されながら毅然と生きつづけた東北人魂!歴史・文化の鼓動を伝える異色「人国記」。北海道(アイヌ国・侵掠と抵抗の群像;露寇、開港、その接点の人々;開拓使・光の人、影の人)青森県(化外の地に幻の勇者たち;戦乱のなかに豪族の興亡;藩政、そして維新の群像)岩手県(みちのくの勇者たち;夢かける北の王者と武将たち;天をも揺るがす南部の人)宮城県(みちのく宮城野の古代びと;陸奥に戦国群雄の角逐;歴代仙台藩主と家臣たち)秋田県(まつろわぬ北方の王者たち;北辺風土の武士と異色の人々;各界に輩出した近世秋田の逸材)山形県(みちのく出羽の王者たち;戦国出羽路を彩る勇者たち;近世山形路を彩る多士済々)福島県(古代東北の関門を彩った群像;南奥州から乱世の天下に挑む;幕府体制の下で激動の運命を辿る)   Honya Club.com


JPY ¥5,280
江戸幕府から明治政府への政権交代が、蝦夷地/北海道の統治にもたらしたものとは何か。行政実務に携わった中・下級官僚は、新しい時代に対応することができたのか。文書館に眠る厖大な史料を読み解き、政治過程の解明を重視する従来の研究が見落としてきた視点から、近世・近代移行期における日本行政の人的・機能的連続と変容に迫る力作。第1部 行政機関の機能と運営の実態(蝦夷地統治と箱館奉行所;箱館府による民政;箱館府による外政)第2部 開拓使における旧幕臣登用実態の分析(開拓使における旧幕臣登用の実態;開拓使における箱館奉行所吏員の中継性;箱館戦争と旧幕臣―戦後処理を中心として)日本行政の歴史的転換点を北に探る▼江戸幕府から明治政府への政権交代が、蝦夷地/北海道の統治にもたらしたものは何か。行政実務に携わった中・下級官僚は、新しい時代に対応することができたのか。文書館に眠る厖大な史料を読み解き、政治過程の解明を重視する従来の研究が見落としてきた視点から、近世・近代移行期における日本行政の人的・機能的連続と変容に迫る力作。   Honya Club.com


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開拓使事業報告 第4編   Honya Club.com


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序章(本書の課題;資料と研究方法;本研究の課題;「北海道旧土人保護法」;明治維新以前のアイヌ民族の歴史)第1章 開拓使のアイヌ民族政策(土地政策と強制移住;異文化適応政策;漁業改革;狩猟の規制化;アイヌ民族の法制的臣民化)第2章 三県のアイヌ民族政策(占守島アイヌの強制移住;同化推進としての勧農政策;教育と土人学校;アイヌ民族の実質的臣民化)結論("旧土人";同化政策:包摂と排除;植民地政策の影響;今後の課題)資料   Honya Club.com


JPY ¥3,080
福士成豊の『北海道巡視御用留』、田本研造の開拓記録写真などから独自の視点で迫る北海道近代化のはじまり。第1章 開拓使「外事掛」福士成豊の文書が語るもの第2章 「写真師」田本研造の写真が語るもの第3章 北海道巡視と田本研造の写真第4章 開拓使文書が語るもの第5章 北海道巡視団の行程第6章 北海道近代化の幕開け福士成豊が記録した「北海道巡視御用留」の解読成果と、田本研造の開拓記録写真などから独自の視点で北海道近代化のはじまりに迫る。「開拓使文書が語るもの」「北海道巡視団の行程」など6章で構成。   Honya Club.com


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北海道の開拓を領導した開拓使。近世から近代への激動の転換期を反映する開拓使の公文書群は我国有数の近代官庁文書群である。その諸形態や機能、また研究の課題や問題の所在を、豊富な図版・写真とともに提示。序 開拓使の文書1 伝達と施行(文書到達の事情;中央法令への対応;開拓使管外布達と長官の権限)2 過渡期の文書(過渡期の布達の諸相;伺書式の確立;民衆からの上申)3 開拓使文書の構造と史料批判(開拓使文書の編冊;禁教高札撤去の表裏;地祖創定関係文書の諸相)「開拓使文書を読む」ために   Honya Club.com


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日本建築学会賞受賞。長年にわたる徹底した調査を基に地域性を超えて初期洋風建築の歴史的意義を論ずる。第1部 序論(初期洋風建築の史的性格)第2部 初期洋風建築の導入(初期洋風建築の導入;函館における開港期の洋風建築;文久3年在箱館イギリス領事館)第3部 開拓使函館支庁の洋風建築(函館における明治初期の洋風建築;開拓使函館支庁の営繕組織;開拓使函館支庁前期の建築;開拓使函館支庁後期の建築)第4部 開拓使本庁の洋風建築(開拓使本庁の洋風建築;開拓使本庁前期の洋風建築;開拓使本庁後期の洋風建築)第5部 明治中後期における初期洋風建築の展開(初期洋風建築の展開;函館における洋風建築の展開;札幌における木造洋風建築の展開;小樽における木骨石造建築;日本海沿岸地方における洋風建築の伝播)結び 初期洋風建築の意義と今後の研究課題   Honya Club.com


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日本人の食品に対するこだわりと、それを生み出した企業の努力を知らずに近代の食品は語れない。味の素、アサヒビール、江崎グリコ、カゴメ、カルピス、キッコーマン、キリンビール、サッポロビール、サントリー、大洋漁業、虎屋、日清食品、日本食堂、日本ハム、不二家、ブルドックソース、文明堂総本店、丸美屋食品工業、明治製菓、メルシャン、森永製菓、山崎製パン、ヤマサ醤油、山本山、UCC上島珈琲、雪印乳業etc…の企業・食品をとりあげている。1868(明治1年)―中国人の蓮昌泰、東京でラムネの製造を始める1869(明治2年)―町田房蔵、アイスクリームを日本で初めて製造販売1870(明治3年)―コープランド、横浜にビール醸造所「スプリング・バレー・ブルワリー」設立1871(明治4年)―長崎の松田雅典、缶詰を試作1872(明治5年)―大阪の渋谷庄三郎、渋谷麦酒製造所を起こす1873(明治6年)―司法省、初の食品衛生取締りに関する布達を出す1874(明治7年)―鈴木岩治郎、神戸に鈴木商店設立1875(明治8年)―甲府の野口正章、『東京日日新聞』に「三ッ鱗ビール」の広告を掲載(3月16日)1876(明治9年)―わが国初の官営ビール工場、開拓使麦酒醸造所竣工(9月8日)1877(明治10年)―第1回内国勧業博覧会、東京上野公園で開催(8月21日ー11月30日)〔ほか〕食品産業・外食産業やその流通の動きなどを中心に、明治期以降、昭和前期までの食品産業界に光をあてた年表。今後の食品・外食・流通産業の発展を考える上で参考になる1冊。   Honya Club.com


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幕末から明治にかけての経済混乱期に一介の商人から「三井の大番頭」へと昇り、「三井」の窮状を救い三井銀行設立に尽力するなど、激動の時代をかけぬけた三野村利左衛門の生きた姿を、渋沢栄一、大隈重信らとの交流を交えながら描く人間史!第1章 両替屋・紀伊國屋利八の誕生第2章 幕府御用金一件第3章 銀札及び御勘定所銀札等の紙幣発行の経緯第4章 幕府倒壊‐新政府始動期―江戸三井御用所の危機と利左衛門第5章 太政官札と商法司第6章 通商司の創設と開拓使第7章 開墾会社設立第8章 銀行開設第9章 営繕会議所第10章 利左衛門終焉と逸話   Honya Club.com


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戊辰戦争を最後まで戦い銃弾に斃れた戦士たち。土方歳三、三好畔、永井蠖蠖伸斎ほか21人。土方歳三―新選組の「誠」を貫き箱館に果つ荒井郁之助―長崎で航海術を学んだ海軍奉行市村鉄之助―武州多摩に走れ!土方歳三最後の伝令伊庭八郎―武士の一分を貫徹した美男の剣士大塚霍之丞―榎本武揚の切腹を止めた男大鳥圭介―幕府陸軍をフランス式伝習隊に再編岡田善治―戦死者の弔いに生涯を捧げた開陽丸水兵斎藤順三郎―極秘の指令を決行して斬首の刑佐野専左衛門―土方歳三に住居を提供した大商人沢太郎左衛門―江差に沈んだ開陽丸の艦長ジュル・ブリュネ―榎本軍で戦った異色フランス将校の騎士道杉浦誠―幕府最後の箱館奉行煤孫金次―ブヨを弔った額兵隊少年ラッパ手諏訪常吉―箱館戦争を終わらせた男高松凌雲―日本赤十字の夜明け 戦下の箱館病院長田村銀之助―北海道の新時代を生きた新選組少年隊士永井蠖伸斎―異彩を放った赤鞘の衝鋒隊士牧野数江―開拓使の画家になった大鳥圭介の参謀三好胖―唐津藩主の血を引く箱館新選組隊士村橋久成―サッポロビールをつくった男森常吉―桑名藩士として本懐とげた箱館新選組隊長土方歳三の塹壕―下巻あとがきに代えて戊辰戦争最後の死闘・雪の箱館に挑み、銃弾に斃れていった戦士たち。戦争に参加した彼らの壮烈な戦いおよびその生き様を描き出す。本巻には土方歳三、三好畔、永井蠖伸斎ほか21名を収録。   Honya Club.com


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日本の近代化の推進力となる優秀な人材を輩出した札幌農学校の創立から明治30年代までの発展の歴史。開拓使仮学校(明治5年)を母体に創立された札幌農学校は、その名称にかかわらず、理学・工学・法学などの広範な領域の講義を行い、政界・官界・実業界に進んだ卒業生も少なくない。こうした農学校らしからぬ独自の学風が生まれた背景を明らかにする。第1章 札幌農学校の創立前史(開拓使の設置;学校設立に至る複数の構想;開拓使仮学校の創設;ケプロンとアンチセル;クラークの着任)第2章 札幌農学校の展開と人脈(学生募集と一、二期生;札幌農学校の講義内容―マサチューセッツ農科大学との比較;初期の卒業生の動向;『北海道三県巡視復命書』の提出;佐藤昌介の対応)第3章 卒業生の多彩な研究領域(広井勇と土木工学;宮部金吾と植物学;新渡戸稲造と農政学、植民学)日本の近代化の推進力となる優秀な人材を輩出した札幌農学校の創立から明治30年代までの発展の歴史を描く開拓使仮学校(明治5年)を母体に創立された札幌農学校は、その名称にかかわらず、理学・工学・法学などの広範な領域の講義を行い、政界・官界・実業界に進んだ卒業生も少なくない。こうした農学校らしからぬ独自の学風はどのようにして生まれたのか?専門教育と教養教育の統合をいち早く進めた札幌農学校のあり方はこれからの大学に求められているものを示唆している   Honya Club.com


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開拓使事業報告 〔第7編(附録 〔下編〕)〕 復刻   Honya Club.com