JPY ¥1,210
萩庭貞明(監督)~竹内力~大森嘉之~竹井みどり~天田益男~太平サブロー~西川のりお~前田五郎   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥4,180
ミナミの帝王 劇場版1銭の一・二   Honya Club.com


JPY ¥814
「東京へ。東京へ。今に見ていろ!」奉公先の呉服屋を飛び出し、チャンスを求めて東京に向かった吾一。伝手もなにもない裸一貫からの再スタートは、しかしさらなる苦難の連続であった。様々な職業を経験し、いろいろな人と出会う中で、吾一は途中で放棄せざるをえなかった学ぶ機会を再び得る。そして大きなビジネスへの糸口を掴む。大正・昭和の国民作家・山本有三の代表作をまんがに―。悲しくて、楽しくて。元気の出る一冊に仕上げた!オールふりがなつき!「東京へ。東京へ。今に見ていろ!」奉公先の呉服屋を飛び出し、チャンスを求めて東京に向かった吾一。伝手もなにもない裸一貫からの再スタートは、しかしさらなる苦難の連続であった。様々な職業を経験し、いろいろな人と出会う中で、吾一は途中で放棄せざるをえなかった学ぶ機会を再び得る。そして大きなビジネスへの糸口を掴む。明治の国民作家・山本有三の代表作をまんがに。悲しくて、楽しくて。元気の出る一冊に仕上げました!第一章 ダルマさんダルマさん第二章 かんなんなんじを玉にす第三章 五十銭銀貨第四章 お月さまはなぜ落ちないのか第五章 働け働けそして働け 第六章 一寸法師第七章 意外な来客第八章 独立自尊第九章 成功の友奉公先の呉服屋を飛び出し、チャンスを求めて東京に向かった吾一。伝手もなにもない裸一貫からの再スタートは、しかしさらなる苦難の連続であった。様々な職業を経験し、いろいろな人と出会う中で、吾一は途中で放棄せざるをえなかった学ぶ機会を再び得る。そして大きなビジネスへの糸口を掴む。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
映画史に残るカルト・ムービー『野獣の青春』『殺人狂時代』のシナリオライターが、鈴木清順、中平康、神代辰巳、長谷部安春etc、日活アクション黄金期を支えた映画作家たちの隠れた素顔を奇想天外なエピソードで綴った滅法面白い画期的なメモワール。『野獣の青春』はこうして作られた!恐怖の"本読み"その傾向と対策中平康ふたたび中平康のイタズラ中平康のダンディズムプロットライターに関する一考察SP映画の悲惨と栄光ギャグライターとしての長谷部安春ある夜の出来事新人監督との出会い〔ほか〕カルトムービー「野獣の青春」「危いことなら銭になる」はいかに作られたか。山崎忠昭が描く日活無国籍アクションの裏面史。奇想天外なエピソードで綴られたもうひとつの60年代カルチュア・グラフィティ。   Honya Club.com


JPY ¥7,150
歴史上には、かつて数々の貨幣(通貨)統合が存在した。日本においては、「三貨制度」と呼ばれる貨幣様式の統一が知られている。一六世紀に民間で自生的に成立した貨幣システム(金貨・銀貨・銭)をベースに、信長・秀吉・家康政権の時代を通じて、近世的な貨幣統合が政策的に達成された。本書は、地域別の定点観測的な事例研究に基づき、その統合過程を復元しようという試みである。現在の貨幣システムや貨幣統合を考えるためのヒントが、近世開幕期にある。問題の所在―三貨制度の形成過程を考える交通集中点に生まれた近世的銭統合の萌芽―近江の状況(一)金・銀の普及と羽柴秀次のインフラ整備―近江の状況(二)江戸幕府の貨幣統合政策と彦根藩の対応―近江の状況(三)東西結節点に見られる近世への傾斜―紀伊の状況もう一つの東西結節点はどう特殊か―伊勢の状況京都隣接地域の独自性・共時性―摂津の状況生野銀山を挟む南北の対称と非対称―播磨・但馬の状況毛利領国における銭の未統合―出雲の状況瀬戸内海南岸の銭秩序―伊予・讃岐の状況江戸幕府に先行する銭生産―九州北部の状況国産銭に関する江戸開幕以前の法制紙幣前史―中世手形類の技術的到達点近世貨幣統合の経緯を振り返る三貨制度成立過程の政策史的ロードマップ醍醐寺僧房玄は夢を見る歴史上には、かつて数々の貨幣(通貨)統合が存在した。日本においては、「三貨制度」と呼ばれる貨幣様式の統一が知られている。16世紀に民間で自生的に成立した貨幣システム(金貨・銀貨・銭)をベースに、信長・秀吉・家康政権の時代を通じて、近世的な貨幣統合が政策的に達成された。 本書は、地域別の定点観測的な事例研究に基づき、その統合過程を復元しようという試みである。 現在の貨幣システムや貨幣統合を考えるためのヒントが、近世開幕期にある!   Honya Club.com


JPY ¥2,200
優れた伝承者たちから採集した越後に伝わる民話のうち、世界の諸民族の民間説話と類似・一致するもの、また、遠い祖先たちの信仰・精神生活をしのぶよすがとなるものを再話。目次 昔話を追って百物語り上方まいりをした木木魂聟入り木魂嫁入りナラの木月見草の嫁瓜 姫竜宮童子竜宮小俵竜宮女房三つの年の水の命七十の延べ札中アブに手斧十八の水の命夫婦の運死人と夫婦米一石と青竹三本縁組の相談見るなのタンス見るなの花座敷見るなの座敷見るなの倉ウグイスの一文銭かくれ里(一)かくれ里(二)櫛とかんざしと針三枚の札白い玉と青い玉と赤い玉櫛と手拭と鏡魂のアブ(一)魂のハチ魂のアブ(二)魂のいれかわりかながめの夢白ツバキの夢夢買長者火だま橋の夢中馬と犬と猫と鶏の旅(一)馬と犬と猫と鶏の旅(二)粟福と米福ばばかわ塩ひきうす歌いがいこつがいこつの恩返しワラとスミとマメ(一)ワラとスミとマメ(二)犬と猫と指輪犬と猫と玉漁師とその妻青い聞耳ずきん旅人馬木のまた手紙小石と木折れのたよりカニコイ、コソコソ風の神と子どもかたつのの子ワラスベ長者サバ売り炭焼長者天道さまかねのくさり絵姿女房古屋のもり宝下駄鬼が笑う話ツルとカメムカデの使い青蛙親不孝ヒバリ金貸し山伏と狐治右衛門かかの三ついぼ見るなの座敷――狐むかし――狐女房巫女さまと法印さまばさと巫女わらべうた   Honya Club.com


JPY ¥3,080
すべてのチャート分析手法、テクニカル指標は、過去の相場の達人たちの経験と知恵の結晶です。「先人たちが何をポイントに相場を見ていたのか」を学ぶには、「どこで買うか、どこで売るか」ではなく、売買サイン発生の仕組みをきちんと理解しなければなりません。そのためには、サインを導く計算式の意味を把握する必要があります。このことを考慮して、本書では、さまざまなテクニカル指標の計算式を載せています。かつての相場の達人たちが価格変動の中で何に注目し、どこを見ることによってエッジの発生を導きだしたのか。その思いを汲み取ってください。第1章 ローソク足および日本を代表するチャートたち第2章 移動平均線徹底研究&移動平均線大循環分析入門第3章 移動平均線大循環分析 上級編第4章 RSI&ストキャスティクス徹底研究第5章 ボリンジャーバンド徹底研究第6章 一目均衡表 5つの線編―一目均衡表の基本第7章 一目均衡表 5つの線編―一目均衡表最大のシグナル「均衡表の好転・逆転」第8章 一目均衡表 5つの線編―総合分析第9章 MACD徹底研究第10章 大循環MACD徹底研究安定的に儲けるためにはチャート分析が不可欠である◆チャート分析でエッジを見つける日本では、投資で儲けることはあぶく銭を手にするようなイメージがあります。でも、実際は違います。投資はビジネスの一分野です。このことを忘れてはいけません。ビジネスである以上、「ある時期だけ大きく儲かった」というような一過性の投資では幸せにはなれません。やはり、安定的に利益を手にすることが求められます。この「安定的に」ということを考えたとき、チャート分析(テクニカル指標の研究)が必要になります。ファンダメンタルズをどんなに極めても「どこで買うか、どこで売るか」の判断   Honya Club.com


JPY ¥1,694
貨幣の価値は一定であると我々は常識的に考えている。しかし、複数の通貨が併存しているとき、交換価値が多元的であるという事例は、歴史上、多くの地域・時代の存在した。たとえば、本国をはるかに離れて流通した、オーストリアのマリア・テレジア銀貨や中華帝国の銅銭の存在。日々手にしている貨幣であるが、「貨幣とは何か」という問いは私たちを惹きつけてやまない。世界史の中で、改めて謎に満ちた貨幣現象を根本から問い直す。序章 貨幣の非対称性第1章 越境する回路―紅海のマリア・テレジア銀貨第2章 貨幣システムの世界史第3章 競存する貨幣たち―一八世紀末ベンガル、そして中国第4章 中国貨幣の世界―画一性と多様性の均衡構造第5章 海を越えた銅銭―環シナ海銭貨共同体とその解体第6章 社会制度、市場、そして貨幣―地域流動性の比較史第7章 本位制の勝利―埋没する地域流動性終章 市場の非対称性補論 東アジア貨幣史の中の中世後期日本貨幣の価値は一定であると我々は常識的に考えている。しかし、複数の通貨が存在して評価が多元的であるという事例は、歴史上、さまざまな地域、時代にあった。交換という行い自体が多様である以上、貨幣も多様にならざるを得ない――。謎に満ちた貨幣現象を、世界史の中で根本から問い直す。   Honya Club.com


JPY ¥10,560
帝政期の中国では民事紛争のための法廷はなかったというのは本当か?日中の研究者が各時代の中国社会と訴訟の関連を明らかにする。中国訴訟社会史概論後漢後半期の訴訟と社会―長沙東牌楼出土一〇〇一号木牘を中心に隋唐時代の相州における司法と社会―「訴訟社会」の成立の前提中国近世における親子間訴訟近世中国における行政訴訟の一齣 「民告官」―烈婦の顕彰と挙人の身分を例に自理と上申の間―清代州県レベルにおける命案処理の実態北京政府時期の覆判制度清代巴県銭債案件の受理と審判―近世イギリス法を背景として判決がでたあと―江戸時代の「訴訟社会」像〔ほか〕帝政期の中国では民事紛争のための法廷はなかったというのは本当か。日中の研究者が、各時代の中国社会と訴訟の関連を明らかにする。共同研究「東アジア史上における中国訴訟社会の研究」の成果報告書。   Honya Club.com


JPY ¥16,500
遣新羅使と疫瘡中河内地域における弥生時代方形周溝墓の変遷倭王権の三河への進出過程―大型古墳の分布と倭直系一族の盛衰を中心に王名サザキについて日本列島における牛馬の大量渡来前史蔀屋北遺跡出土の製塩土器の一考察古墳時代の石製葬祭具の普及について―京都府北部丹後地域の事例から隼人の村の鉄器づくり―南九州における古墳時代の金床石の存在について陶邑と陶部欽明紀の「建邦の神」「神宮」―『日本書紀』の百済史河内における古代集落の変遷古代人名表記の「連公」をめぐって天武天皇皇統と「皇后」の地位古代伊勢国の糸・絹久留倍遺跡の正倉院日本古代の寺院資材管理と檀越算師と八世紀の官人社会藤原豊成の難波別業―正史に見える別業事例との比較を通して正倉院文書における「荒紙」「悪紙」月借銭再考出字たる技術による歴史情報の可視化の試み―奈良時代の知識データベース構築試論九世紀における民族祭祀の国家祭祀化について『延喜大蔵式』賜蕃客例条の性格と成立時期について『東大寺領国庄家田地目録案』の基礎的考察平安時代中期の京内銭貨流通についての一考察―長徳二年(九九六)十二月十七日の「贓物勘文」を読む中世製塩技術の成立と展開高句麗の造瓦と仏教鎖国期のヨーロッパ陶器をめぐって着任以来29年。大阪市立大学特任教授である編者が様々なレベルで交流してきた、多くの院生・学生たちによる論考を集成。編者による「遣新羅使と疫瘡」をはじめ、全28編を収録した論文集。   Honya Club.com


JPY ¥5,720
第1部 六波羅幕府と平氏系新王朝(後白河院と平清盛―王権をめぐる葛藤;福原遷都をめぐる政治―治承二年(一一七八)から同四年八月末まで ;六波羅幕府と福原;六波羅幕府再論)第2部 平家権力の諸相(平家の館について―六波羅・西八条・九条の末;平家家人制と源平合戦;清盛家家政の一断面―備後国大田荘関係文書を手がかりとして;嘉応・安元の延暦寺強訴について―後白河院権力・平家および延暦寺大衆)第3部 日宋の交流と海(大輪田泊について;宋銭の流通と平家の対応)第4部 物語への展望(『平家物語』の虚実―北米の日本史・日本文学研究者に向けて;平重盛の四天王寺万灯会について;「朝敵」という語の成立)平清盛による権力が最初の武家政権とし、幕府とは何かということに分け入り論じる平家政権論。貴族化されたとされる平家像を越え、その後の日本社会の権力のあり方を考察するためのあらたな歴史像を描く。   Honya Club.com


JPY ¥11,000
第1篇 先秦時代篇(禹を運んだ道;春秋戦国時代墓制の一考察―金勝村二五一号墓を例として;『交州外域記』に記される安陽王の事跡について;春秋楚の婚姻記事における婚姻規範と女性;『左伝』における礼による予言;清華簡「湯在啻門」に見える「五」の観念について)第2篇 秦漢時代篇(秦における盗賊捕縛と民の臨時徴発;『里耶秦簡(貮)』九‐四五〇号に見る稟食制度;前漢楚王国の虚像と実像―『史記』楚元王世家と『漢書』楚元王伝の比較を通じて;馬王堆漢墓帛書『刑徳』篇の刑徳小遊と上朔;『史記』日者列伝の亡佚と補作について;後漢における郎官の再編)第3篇 魏晉以後篇(『隷続』魏三体石経左伝遺字考;三国呉の孫権による南方政策の展開;孫呉政権下の嶺南情勢に関する一考察―「ポスト士燮」なき嶺南情勢と趙嫗の扱いを中心に;魏晉南朝における死体への制裁と「故事」;南朝劉宋時代における鋳銭とその背景;土司統治の変遷から見る高坡苗族の伝統文化―中曹長官司長官謝氏を中心に)   Honya Club.com


JPY ¥10,780
室町幕府訴訟制度史研究の現状と課題―南北朝期ー室町期を中心として第1部 鎌倉幕府・建武政権の施行システム(鎌倉幕府下文・下知状施行状の基礎的研究;鎮西探題下知状執行命令の形成と展開;建武政権雑訴決断所施行牒の研究―論旨施行命令を中心として;陸奥将軍府恩賞充行制度の研究)第2部 室町幕府管領施行システムの形成(室町幕府執事施行状の形成―下文施行命令を中心として;観応の擾乱以降の下文施行状の展開;南北朝期室町幕府仁政方の研究)第3部 室町幕府地方統治機関の施行システム(鎌倉府施行状の形成と展開;南北朝前期九州地方の恩賞充行―施行体制の研究;南北朝期奥州探題の恩賞充行制度の研究)第4部 室町幕府管領施行システムの展開(室町幕府安堵施行状の形成と展開;寄進状施行状の施行文言の分化に関する一考察;室町幕府管領施行状の展開―段銭免除・守護使不入化命令を中心として)   Honya Club.com


JPY ¥14,300
本書は、中世後期における東寺領荘園を舞台に、領主の支配とそれに対抗する農民の姿を「東寺百合文書」などの東寺文書を利用して考察しようとするものである。東寺領荘園のうち丹波国大山荘と備中国新見荘を扱う。第1部 東寺領丹波国大山荘の支配と在地(鎌倉末・南北朝期における荘園領主の荘支配―東寺領丹波国大山荘の場合;中世農民闘争の一形態―東寺領丹波国大山荘の事例;守護役と年貢減免闘争 ほか)第2部 東寺領備中国新見荘の支配と在地(中世後期の荘支配と在地動向―東寺領備中国新見荘の直務支配への一視点;寛正四・五年の地頭方政所屋新造過程と年貢減免―「阿刀文書」所収の寛正五年新見荘算用状の紹介;荘園領主の直務と段銭拒否闘争 ほか)第3部 東寺公人の活動(中世東寺における門指の活動;納所乗珎の寄進状)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
十銭文庫小さい文庫はがきと文庫三五判の文庫新書判の文庫箱入りの文庫と特装版付録の文庫赤本文庫袖珍名著文庫と帝国文庫レプリカ〔ほか〕カバヤ食品が出した児童向け文学作品の抄訳文庫や観光地で売っている豆文庫、貸本屋マンガ文庫など、珍しい文庫がいっぱい。刊行の辞の読み比べや、同一の作品で版元がかわった文庫の表紙を比較したりと、モノとしての文庫本の楽しみ方を教えてくれる一冊。   Honya Club.com


JPY ¥660
尖閣デモがらみの日系企業&日本人無差別襲撃事件で、ヤバさが決定的なものになった中国。暴徒の中には尖閣の場所さえ知らない中国人もいたとか。狂った行動の背景にいったい何が?「毒入り食品」「おから建築」「人身売買経済」「ニセ札経済」「人間サファリツアー」「暴力公務員」「銭ゲバ医療」「赤ちゃんスープ」。絶望的な格差の中、ウソと拝金主義と暴力にまみれた中国社会のトンデモ事件を追う。マスコミが触れない13億人の狂気の博覧会。第1章 マスコミが伝えない尖閣暴動の真実(尖閣デモで一儲けを企んだ中国のねずみ男たち;徹退企業を襲う中国当局の嫌がらせ)第2章 チャイナの常識は世界の非常識(『月刊中国』鳴霞編集長インタビュー 人の命は魚以下!現代中国「命の値段」の戦慄;中朝国境「人間サファリツアー」体験記! ほか)第3章 激ヤバNEWS!!(市中引き回し&公開裁判は娯楽の王様!?;失踪者続出!偽モノ商品3大タブーの真相 ほか)第4章 ザ・中華第三帝国(激論バトル!少数民族vs漢族 「少数民族には特権を与えている!」×「漢族の残虐性が変わるはずはない!」;30年間で1兆円の無償援助!中国国費留学生たちの「甘い生活」 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥9,900
第1部 明法学の研究(明法家物部敏久についての一考察;令宗氏と明法学;明法博士惟宗国任;法家坂上家の研究;「明法条々勘録」成立の背景;鎌倉末・南北朝期における明法家達;明法博士中原章世;法家「勢多」「町口」両氏についての覚書;最後の明法紛失状;悔返権をめぐる一考察)第2部 律令諸制の研究(再び「古答」について;再び初期食封制について;初代使別当考;律令注釈書逸条二題並びに「名例律」称二等親条の復元;雑律私鋳銭条についての疑義)第3部 外篇(日本における議事決定並びに選出方式について;日本法制史に関連して)   Honya Club.com


JPY ¥13,200
第1部 西域史(西域史の第三展開―トルコ化する西域;モンゴルとヨーロッパ;海都の叛いた年次について;『金帳汗国史(蒙古研究叢書第二)』について;蒙古史の一側面としてのロシア史―モスクワ王国の成立過程への考察;尼布楚条約を通じて見たる初期の露清関係)第2部 色目人研究(斡脱銭とその背景―13世紀モンゴル=元朝における銀の動向;元代色目人に関する一考察)第3部 マルコ・ポーロ『東方見聞録』(東西世界の交通―マルコ・ポーロ;マルコ・ポーロ『東方見聞録』解題;マルコ・ポーロ元朝滞年次考;マルコ・ポーロ旅行記に現わされた中国;マルコ・ポーロ所伝の火浣布(Salamander)について;マルコ・ポーロ旅行記地名考訂;マルコ・ポーロ『東方見聞録』に述べられる地名ギンギン=タラースについて;泉州刺桐城考―地名Zaitunの由来に関連して;パピオーンと竹〓)第4部 資料(訳註ギラゴス『アルメニア史』―E.Dulaurierのフランス語訳よりの重訳)   Honya Club.com


JPY ¥8,250
唯我置炬燵若武者犬蓼鶉網油地獄かくれんぼ百鬼行柴小舟のこり艸賣花翁弓矢神門三味線覿面あま蛙乙女おぼろ夜朝寝髪わたし舟小説八宗小説評註初學小説心得小説評註問答評註端唄文學文學一からげ新體詩見本正直正太夫死す大いに笑ふ荊鞭(抄)けなされて嬉しきもの褒められてかなしきもの鴎外漁史の辨護説 附自著自評の事酒の上一家言劇評家御手元拝見(三木竹二氏に答ふ)再び三木竹二氏に答ふ『しがらみ草紙』を讀む鴎外漁史に與ふ金剛杵霹靂車おぼえ帳方角早見五十音ひかへ帳眼前口頭日用帳霏々刺々巖下電兩口一舌青眼白頭ふところ談義仕入帳長者短者半文錢仕入殘り春一ダースのこり物小細工集枯菊十句ひとりごと豆の花天長節小唄(こほろぎ;からす;まつの木;つき;えんきり;すみぞめ;みじか夜;珠數かひ;こひ中;くぜつ;つき花;わかれ;ねざめ;くりこと;かね;穗すゝき;くさの戸;出もどり;まよひ;ちりの世;いのち;やみ夜;まばたき)油地獄序反古袋序見切物序あま蛙序あま蛙序(略歴)あられ酒序あられ酒序(狂體ふる物揃)わすれ貝序齋藤緑雨(坪内逍遙)故齋藤緑雨君(馬場孤蝶)齋藤緑雨の文學(潟地孝)「文學」以前(篠田一士)解題(稻垣達郎)年譜(中村完編)參考文獻(中村完編)   Honya Club.com


JPY ¥17,600
朝鮮国改革に付き募債内達の件臨時軍事費予算調臨時軍事費明治二七年六月より同二八年四月まで収支概況軍資金収支計算軍費支弁方案臨時軍事費予算追加提出に付き演説臨時軍事費予算調(明治二八年七月二〇日)陸軍臨時費総額金九〇一三万二九一〇円八五銭一厘の内にて地所買収代金を減じたる残額調書海軍臨時軍事費―自明治二七年六月至明治二八年七月一〇日外国送金高財政前途経画に関する松方大蔵大臣提議の件明治二九年度歳入歳出概算書を閣議提出の件(官房秘第八〇三号)財源の目次財政意見戦後経済に関する建議(発第二九号)下ノ関講和条約第四条に基く清国賠償金及遼東半島還付条約に基く報酬金に関する件明治三〇年度台湾及北海道の経営に関する事業費の概算と明治二九年度予算額対照に関する件戦後経営の意見書に関する件第二回募集軍事公債応募に関する報告の件   Honya Club.com


JPY ¥2,750
明治6年、16歳のときに官営富岡製糸場の伝習工女となり、技術の習得につとめた著者の回想。一族の歴史を背景に近代の礎の時代を懸命に生きた一女性の物語。富岡日記(私の身元;この時の人名;父よりの申渡し 母への誓い;姉と僕との錢別;出立 付添の人々 ほか)富岡後記(六工社初見物;六工社初製糸並びに私の病気;六工社開業式と同行者の等級;六工社工女の選み方並びに工女取締;私の病気見舞並びに入場 ほか)明治6年、16歳の時に官営富岡製糸場の伝習工女となり、技術の習得につとめた著者の回想。幕末から明治を生きた一族の歴史の背景に、近代の礎の時代を懸命に生きたひとりの女性の物語。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
「春秋戦国」といえば、550年という中国史上もっとも永きにわたる戦乱時代であり、中国の古典・故事・成語・四字熟語・諺などは、この時代に由来するものがたいへん多い。それどころか、「中国」という国家・民族のアイデンティティはこの時代に培われたものといって過言でなくこの時代の歴史を知らずして中国を理解することはできない。第1章 春秋時代(前期)(笑わない王妃?―周の東遷;最初の覇者―春秋五覇(斉の桓公) ほか)第2章 春秋時代(後期)(孔子と老子―諸子百家(儒家・道家);血塗られた玉座―春秋五覇(呉の闔閭) ほか)第3章 戦国の幕開け(「鉄」の衝撃―春秋末/戦国初頭の経済変革;銭の力―春秋末/戦国初頭の社会変革 ほか)第4章 秦の抬頭(法を為すの弊、一にここに至るか―商鞅の変法;隗より始めよ―諸子百家(縦横家) ほか)最終章 天下布武(奇貨居くべし―呂不韋の計画;完全なる粛清―呂不韋摂政期 ほか)紀元前221年、秦王政は斉を滅ぼし、史上はじめて中国を統一しました。それまで中国は、各諸侯が分立抗争する状態にあり、中国全土を一人の王のもとで支配されることはなかったのです。そのような中国はいかにして統一に向かっていったのでしょうか。本書ではその過程にあたる春秋戦国時代を、臨場感あふれる解説で詳しく描いていきます。この時代には、歴史の展開や思想など、その後の中国史の原型となる要素が詰まっており、中国の歴史を理解するためには避けて通れません。中国史をこれから学ぶ方にもおすすめです。まるで劇を見ているような感覚で歴史を体感できる一冊!   Honya Club.com


JPY ¥1,320
シャネル、ダナ・キャラン、ドリス・ヴァン・ノッテン、コム・デ・ギャルソン、プラダ、ヨウジ・ヤマモト…ブランドは数あれど、…これを読めば、あなたの"お洋服のちから"がアップする。ファッションへのパッションを取り戻す―クラフトマンシップが心をいやす買い物依存症寸前―こうしてわたしは依存症をまぬがれたコノハムシとスズメバチ―どうしてみんなと同じなの?見えないコルセット―あなたの理想の体型は?少女のまま、なんて気持ち悪い―子供のまねはやめましょう乳首は目障り―デザイナーがブラジャーを無視するので変わったね、エルメス―ブランド神話をぶちこわす日本人のパワー旅に行くときは―黒のドレスなんていらないよ二十一世紀オートクチュール―オーダーメイドに挑戦しよう!便利な言葉―ほんとにユニクロ好きですか?安物買いは銭失いか?―スーツのインナーに金を出すところ変われば―世界的大流行ってなに?シャネルの鉛筆―やっぱり女はシャネルが好きなのよ字面でファッション―小説に出てくるお洋服たち表現できない!―浜崎あゆみを見ながら川久保玲について考えたことお洋服のちから―着たい服を着るのは難しい身にまとう人が楽しい時にはハッピーに、つらい時には悲しさを和らげる「お洋服のちから」を軽やかに描く書き下ろしエッセイ。「ブランド買い物記」ではない、あなたに似合う服が見つかる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥12,100
稲作の起源に関するいくつかの問題(賀川光夫)七支刀銘字について―その観察と記録(岡幸二郎)飛鳥様式南朝起源論(吉村怜)法隆寺金堂四天王像、およびその系列像について(町田甲一)夏見廃寺趾出土の〓仏(久野健)備中の新羅系古瓦(亀田修一)宇佐弥勒寺の伽藍と堂塔の復元(土田充義)天寿国繍帳復原試論(大橋一章)不空羂索観音序説―東大寺法華堂像を中心に(浜田隆)国家珍宝帳と大唐西域記の関係(井上薫)百済観音像の伝来と名称起源の考察(高田良信)清凉寺釈迦如来像と模刻像(猪川和子)院政期絵仏師の側面―附・院政期絵仏師研究史料〈稿〉(平田寛)黒川古文化研究所蔵瓦経片の復元〈2〉―筑前飯盛山・水城、美作間山出土の瓦経について(網干善教)出土誕生仏とその一括遺物―豊前・瑞雲寺跡出土品(小田富士雄)〓毯と跌銭―福州柔遠駅碑文に見える(三島格)朝鮮慶尚南北道支石墓集成(甲元真之)酒匂景信将来の広開土王碑文の復元的研究―碑文研究初期における釈文の分析を通じて(星野良作)堤上説話考―四・五世紀韓日関係史の再照明のための試論(洪淳昶)古代山城の発生と変遷(全栄来)東アジアの中の古代朝鮮の城郭(井上秀雄)高句麗の城の特徴(蔡煕国;全浩天〈訳〉)木川土城の版築工法(尹武炳)新羅鍾の龍鈕について―とくに円筒形に対する小考(黄寿永)唐代仏教と奈良仏教との比較―国家仏教の特質を中心として(王金林)   Honya Club.com


JPY ¥6,930
小額貨幣の流通は、庶民の生活水準の上昇を示す指標である。銭貨や藩札などの需要面に注目して日本各地の実態を分析し、東アジアにおける徳川経済の先進性を実証する、画期的労作。第1部 貨幣流通から見る近世日本経済(近世経済の制度的枠組み;近世経済発展と貨幣;近世銭相場の変動と地域比較 ほか)第2部 近世紙幣論(近世紙幣の流通実態;伊予松山藩札流通と銭匁勘定;藩札信用獲得の一条件―熊本藩領を事例として ほか)第3部 近世貨幣の流通実態―銭貨を中心として(銭遣い経済圏と銭匁遣い;東北地方の貨幣流通―津軽地方の銭匁遣いを中心として;土佐における八銭勘定 ほか)近世貨幣と経済発展「三貨制」史観を塗り替える画期的労作――小額貨幣の流通は、庶民の生活水準の上昇を示す指標である。銭貨や藩札などの需要面に注目し、多様性とダイナミズムを内包する日本各地の実態を分析、東アジアにおける徳川経済の先進性を実証する。   Honya Club.com


JPY ¥11,000
日本中世貨幣史研究の現状と課題第1部 日本中世後期における銭使用秩序の変容第2部 日本中近世移行期の貨幣政策―撰銭令を中心に第3部 一六世紀後半における貨幣使用の実態第4部 信用をめぐる法と実態第5部 軍役制度と石高知行制   Honya Club.com


JPY ¥2,200
視て、読んで楽しむ「切手図鑑」。昭和時代に収集に熱中した少年・少女にとっては懐かしの―。平成生まれの若者には昭和レトロが格好いい、「切手芸術」の魅力を紹介。昭和1 二一年(1946)ー二七年(1952)二月―無目打切手からグラビア普通切手へ(北斎の富士・一円;法隆寺五重塔・三〇銭 ほか)昭和2 二七年(1952)五月ー三五年(1960)―フルカラーの浮世絵切手の時代(日本赤十字社創立七五年;第一五回国際商業会議所総会 ほか)昭和3 三六年(1961)ー四七年(1972)―戦後復興の象徴と切手ブーム(スイセン;東京五輪募金 ほか)昭和4 四八年(1973)ー六四年(1989)―方寸の芸術品を楽しむ視点への転換(高松塚古墳保存基金;群鶏図 ほか)戦後の混乱から高度成長、バブルへと至る昭和の日本社会を「切手」で辿る。著者厳選の切手100テーマ180点をオールカラーで掲載。切手芸術の魅力を紹介する、視て、読んで楽しむ「切手図鑑」。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
本書は、明朝を継承した満清王朝時代(後金時代、一六一六‐三六の二〇年間、清朝時代、一六三六‐一九一二の二七六年間)、およそ二九〇年余の幣制推移のなかで、特に江戸幕府中期、新井白石建議の「長崎貿易制限令」の発令による日本銅の中国への輸出制限とイギリスが中国に送りこんだアヘンの代償としての銀の流出が、清朝貨幣制度の上にどのような影響をもたらしたかを焦点に考察を加えたものである。第1章 清朝の康煕‐乾隆朝における制銭材料としての日本銅の中国への流出と長崎貿易制限令の経緯第2章 康煕‐乾隆期における日本銅の輸出制限と銀・銭比価の変動第3章 長崎貿易制限令による中国への日本銅輸出制限の善後対応策、清朝の〓銅の開発第4章 仁宗嘉慶‐宣宗道光期における「銀貴銭賎」の現象第5章 銀・銭交換比価のうえでの「銀貴銭賎」現象発生の五原因説第6章 「銀貴銭賎」の貨幣現象が庶民生活に与えた影響第7章 清末道光期における銀価高騰の要因、アヘンの中国流入を助長させた江南地方官の腐敗と暗躍第8章 清朝貨幣史概説   Honya Club.com


JPY ¥6,820
地域ごとにばらばらであった日本中世の貨幣流通が江戸・寛永期に統合されるまでのプロセスは、日本貨幣史上の最大の問題点の一つである。本書は、日本銀行金融研究所に場を借りて長年行なわれてきた共同研究の成果に基づき、第一線の研究者たちがこのテーマに挑んだ論集である。近年めざましい進展をとげた貨幣史研究の最前線を示す。第1章 東アジア貨幣史の中の中世後期日本第2章 出土銭貨からみた中世貨幣流通第3章 貨幣流通からみた一六世紀の京都第4章 一五世紀末から一七世紀初頭における貨幣の地域性―伊勢神宮周辺地域を事例に第5章 統一政権の誕生と貨幣第6章 貨幣の地域性と近世的統合第7章 無縁・呪縛・貨幣終章 銭貨のダイナミズム―中世から近世へ地域ごとに異なる日本中世の貨幣流通が、江戸・寛永期に統合されるまでのプロセスとは。日本貨幣史上最大の問題点のひとつに、第一線の研究者たちが挑む。近年めざましい進展を遂げた、貨幣史研究の最前線。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
第1部 心とかたち(詩・申文・物語―平安期の漢文学と仮名文学;『源氏物語』の色;元服の揺籃期;「こちよりてのこと」の物語)第2部 ことばと思想(立法者としての聖徳太子;八世紀における「天孫降臨神話」の変容;中世前期における「いきほひ」について)第3部 近代のゆくえ(近代日本における天皇と国民―北一輝の模索;吉本隆明「転向論」―断層への固執;明治前半期における統計学と進化論についての一考察)第4部 自然史的転回(古代日本の気候変動と銭貨発行の関係分析;絶滅の意味;人新世における自然史的展開と歴史学)過去の人びとの感性ばかりでなく現代人の感性も含めて、ほかの学問分野と連携しながら歴史学において「人間の感情」をいかに扱うかを、各時代・各分野の研究者が挑戦した書。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
続々と出現する地域通貨、世界の各地に存在する並行通貨。「1国=1通貨」の通念を超え、通貨の新たな可能性を探求する。第1章 地域通貨が始動するとき第2章 地域・並行通貨の可能性第3章 政府通貨による日本経済活性化と郵貯の環境通貨への転化第4章 スコットランド、北アイルランドには複数の発券銀行が存在する第5章 法人税率ゼロをめざすマン島の政府通貨第6章 独自の政府通貨を持つチャネル諸島の二つの自治国第7章 渡来銭の経済から地域通貨の経済へ―石高制・三貨制・札遣いの三層構造第8章 対外関係から見た日本関連の諸通貨続々と出現する地域通貨、世界の各地に存在する並行通貨。本書では、一国一通貨制という考え方を否定し、並行通貨が流通しているいくつかの諸外国地域を取材するとともに、近世日本の通貨制度を考察する。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
あの戦争はなぜ起きたのか?人びとは何を思い、何のために戦ったのか?あれから六十年―。ふたりのベテラン記者による執念の追跡と掘り起こしで、封印された戦争の真実がいま明らかになった!日本人の心に深く刻み込まれたあの戦争のありのままの姿を克明に綴って二十一世紀に伝える鎮魂の紙碑。昭和16年12月8日‐14日―「米英と戦闘状態に入れり」昭和16年12月15日‐21日―日米、英雄たちの登場昭和16年12月22日‐28日―1戸1円50銭の貯蓄運動昭和16年12月29日‐昭和17年1月4日―お年玉は真珠湾奇襲の写真昭和17年1月5日‐11日―開戦のきっかけは石油昭和17年1月12日‐18日―漁船徴用で深刻な魚不足昭和17年1月19日‐25日―衣料が点数切符制販売に昭和17年1月26日‐2月1日―天気予報なしの4年間昭和17年2月2日‐8日―バターンで二個大隊玉砕昭和17年2月9日‐15日―シンガポール陥落〔ほか〕あの戦争から60年。日本人の心に深く刻み込まれたあの戦争のありのままの姿を克明に綴って21世紀に伝える鎮魂の紙碑。上巻は昭和16年12月8日ー昭和18年4月25日の記録。   Honya Club.com


JPY ¥33,000
平安京の遺跡・遺物・文献に関する100年に及ぶ研究成果をもとに、宮都400年の歴史を紐解き、文・写真・図を駆使して立体的に描き出す。年表・索引・文献目録も充実。(付録「平安京条坊復元図」等は数量限定につき終了)〈目次〉序第一部 総括第一章 古代都市の形成第二章 京都盆地の自然環境第三章 京都の曙第四章 平安京の沿革〓 平安前期(八世紀末ー九世紀)〓 平安後期(九世紀末ー一二世紀)第五章 平安京の遺跡と遺物第二部 平安京の構造第一章 条坊制とその復元第二章 平安宮〓 大内裏の構造〓 平安宮の復元第三章 左京と右京〓 平安京の概要〓 左京全町の概要〓 右京全町の概要第四章 東西市第五章 東寺と西寺第三部 平安京の近郊第一章 郡・条里・交通路第二章 集落と神社第三章 平安京と寺院〓 山背国時代の寺院〓 平安京の寺院〓 山岳寺院第四章 経塚第五章 離宮と別業〓 平安京周辺の別業〓 院政と白河〓 鳥羽殿〓 法住寺殿第六章 墓地と葬送第七章 窯業遺跡第八章 平安時代の鴨川第四部 平安京の遺物第一章 瓦と瓦窯の変遷 平安京の瓦の概要〓 前期の瓦〓 中期の瓦〓 後期の瓦第二章 土器と陶磁器〓 平安京の土器・陶磁器の概要〓 土師器・黒色土器・瓦器〓 須恵器〓 緑釉陶器・灰釉陶器・白色土器〓 貿易陶磁〓 墨書土器第三章 木製品第四章 木簡第五章 祭祀遺物第六章 銭貨その他の出土遺物第五部 平安京研究史と研究資料第一章 平安京研究の歴史と課題第二章 考古学からの平安京研究第三章 平安京とその宮城の指図平安京略年表皇居略年表平安京内街路の古今対照表平安京文献目録出典史料一覧図版出典目録索引監修者・執筆者紹介英文要旨   Honya Club.com


JPY ¥545
手のひらのサイズを元にした「尺」、米の消費量を元にした「石」など、現代ではなじみが薄くなった尺貫法も、実は身体のパーツを元に作られた合理的な単位だった。江戸庶民の生活に根ざした単位をめぐる合理的な暮らしのヒントが満載!豊富な図版と、便利な換算表を収めた、おなじみ江戸博士のサイズ解釈便利帳。一メートルとは?二〇〇〇年前に決まった曲尺鯨尺の歴史一升という量米一石という量銭と泉と匁重さをはかる手拭いの幅畳という単位一坪という面積一里という距離風呂敷の規格一町歩と一ヘクタールさまざまな一斤一刻という時間一ヶ月とは?一年とは?伝統と生きる   Honya Club.com


JPY ¥19,800
第1部 室町廷臣公家官人論(天皇の官僚制と室町殿・摂家の家司兼任体制―名家広橋・局務清原・内記菅原家を中心に;室町廷臣の近習・近臣と本所権力の二面性―甘露寺家を中心に;廷臣公家の職掌と禁裏小番制―甘露寺組長を事例に;甘露寺親長の儀式伝奏と『伝奏記』の作成―室町後期における公家官制史の一考察)第2部 公家史料批判学(『看聞日記』にみる『後鳥羽院日記』逸文と懸銭の流行―懸銭連歌と宋銭停止令をめぐって;公家史料にみる外記・官史の宣旨発給と吉良満義の信州発向;『三長記』・『禁秘抄』書写本の史料批判について―近世禁裏文庫と文明補充本の関係について;中世禁裏の宸筆御八講をめぐる諸問題―『満済准后日記』の史料批判)天皇家・名家・羽林家・外記局・弁官局の局努・官努、さらに地下官人の六位外記史の史料群を総合的に考察し、室町戦国期の統合システムの解明を試みる。「室町廷臣公家官人論」「公家史料批判学」の2部で構成。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
本国をはるか離れた中東地域で、二〇世紀初頭まで流通したオーストリアのマリア・テレジア銀貨。製造コストが額面よりも高い銅銭を発行し、しばしば「良貨が悪貨を駆逐する」事態をつくりあげた中華帝国。インドで流通した桁はずれの零細通貨、モルディヴ産貝貨…。日々の営みに欠かすことのできない貨幣。しかし、その歴史はいまだ謎に満ちており、「貨幣とは何か」という問いは、わたしたちを惹きつけてやまない。貨幣と市場の複雑で多層的な世界を"非対称性"という概念を手がかりによみとき、世界史のなかの貨幣現象を根本的にとらえなおす。多くの議論を呼んだ旧著に「東アジア貨幣史の中の中世後期日本」を加えた新版。序章 貨幣の非対称性第1章 越境する回路―紅海のマリア・テレジア銀貨第2章 貨幣システムの世界史第3章 競存する貨幣たち―一八世紀末ベンガル、そして中国第4章 中国貨幣の世界―画一性と多様性の均衡構造第5章 海を越えた銅銭―環シナ海銭貨共同体とその解体第6章 社会制度、市場、そして貨幣―地域流動性の比較史第7章 本位制の勝利―埋没する地域流動性終章 市場の非対称性補論 東アジア貨幣史の中の中世後期日本貨幣と市場の歴史は、謎にみちている。その複雑で多層的な世界をグローバルな視野のもとに読み解き、世界史のなかの貨幣現象を根本的にとらえなおす。旧著に「東アジア貨幣史の中の中世後期日本」を加えた新版。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
一九二三(大正一二)年、『文藝春秋』は本文二八頁、定価一〇銭の薄いパンフレットのような体裁で創刊された。そして、瞬く間に新中間層を引きつけ、総合雑誌のトップに躍り出る。創刊以来、中道の立場をとっていたが、日中戦争の開始とともに「戦争」に深くコミットしていく。文壇、論壇の大御所となった菊池寛、その周辺に集まったリベラルな文化人たちは、ただ時代の空気に「迎合」し、呑み込まれてしまったのか。戦後民主主義の図式からは見えない「戦時言論」の深部を探り当てる。第1章 菊池寛、人と思想第2章 菊池寛のエディター・シップ第3章 『文藝春秋』と日中戦争第4章 『文學界』グループの転向第5章 文春グループの「大東亜戦争」第6章 文春グループの戦後なぜ菊池寛がつくった文藝春秋は大東亜戦争を牽引したのか。リベラリストの思想変遷を辿り、戦争協力に加担した思いを内在的に問う   Honya Club.com


JPY ¥1,320
蒙古襲来が日本史に残した影響は大きく、かつ深い。しかしアジア的、あるいは世界史的視野からとらえなおすとどうなるか。天皇家が世界史上まれにみる長寿を保ちえたのはなぜか。足利義満は「日本国王」をどのように考えていたのか。中世の日本では国や民族をこえた人びとの集団が行き交っていた。そのことは時の権力にどのような影響を与えたのだろう。中世日本がたどった歩みを、朝鮮を中心にアジアの諸地域との比較を通じて意味づける。第1章 自尊と憧憬―中世貴族の対外意識第2章 陶磁器と銭貨と平氏政権―国境を往来する人ともの第3章 鎌倉幕府と武人政権―日本と高麗第4章 アジアの元寇―一国史的視点と世界史的視点第5章 「日本国王」の成立―足利義満論第6章 中世の倭人たち―国王使から海賊大将まで   Honya Club.com


JPY ¥1,282
1部 建設会社の〈技術力〉を採点する(独走する竹中にストップをかけるのは大林か前田か;施工数トップの鹿島を追う"伝統"の間組;どこが抜け出すか。大深度開発の施工技術;海洋開発力を誇るのは鹿島・大成かマリコンの五洋か;PC工事実績で突っ走る住友;業界トップを自負する清水に追撃態勢を整える大林・大成;政治力と実績でリードし続ける鹿島;施工完全自動化で競い合う大林と竹中;免震で名を上げた奥村、制振で敗けたくない鹿島;横綱相撲の鹿島。関西で竹中の後塵を拝す大成・清水)2部 建設会社の〈経営力〉を採点する(清水・フジタ・戸田・浅沼・安藤ら建築系が利益で躍進;利益率偏差値ランキング・ベスト10とワースト10;良好な青木・前田・奥村・熊谷、心配な不動・東海・銭高・鴻池;一人当りの利益が抜群に高い長谷工、低い奥村・青木・東急;伸び盛りの清水・西松、伸び悩む土木系各社;気前のいい熊谷・大成、しぶちんの浅沼;設計施工件数で鹿島・清水・大成を圧倒する竹中;海外受注高で順位を上げた大林・清水、下げた熊谷;研究開発費トップは清水建設;大成・西松・フジタ・飛島…ユーモア大賞はどこだ)   Honya Club.com


JPY ¥734
特集:薄い文庫を狙え!かつて岩波文庫は★ひとつ二十銭であった。創刊当時は100ページが★ひとつで、幸田露伴の『五重塔』は★ひとつ、夏目漱石『こころ』は★ふたつだったという。さあ、あなたはどっちを選ぶ!? という話ではない。文庫がどんどん厚くなっている昨今、面白くて薄い文庫はないのか! というわけで本の雑誌5月号の特集は「薄い文庫を狙え!」。霜月蒼厳選の薄ミス・ベスト10から、牧眞司のおすすめうすいSF文庫、荻原魚雷の幅1センチ未満の幸福に鈴木雅代が誘う「5ミリ文庫コーナー」、束何ミリまで薄い文庫なら製本できるのかを聞く、加藤製本突然インタビューに高坂浩一の文庫棚デジタルノギス調査、そして読者のイチ押し薄い文庫まで、1センチ未満にこだわった緊急特集だ。感想文の本を探すのにうってつけなので、夏休みまでとっておこう!新刊めったくたガイドは、小財満が悪夢の連鎖サスペンス『ザ・チェーン』を必読だ!と断言すれば、林さかなは『サンセット・パーク』の四人の若者と語ろうと提言。大森望が中国SFアンソロジー第二弾『月の光』で時間SF祭り!を開催すれば、千街晶之は未知の世界の楽しさが詰まった『歌舞伎座の怪紳士』で紙上観劇!? 大塚真祐子が李龍徳の剥き出しの文学で時代に対峙すれば、冬木糸一は世界人口が大減少する三十年後を考える。そして北上次郎はこんなに泣いたのは近年初!と告白。涙腺崩壊おじさんを109ページから最後まで泣きっぱなしにした『パラ・スター』とはいったいどんな小説か!? 54ページをさあ、開こう。ただし『パラ・スター』はくれぐれも電車の中では読まないように!今月は断続的連載「マンションポエム東京論」が登場! 葛西と白金、平井は池袋、新宿、渋谷、品川と同格であるとする「同心円メソッド」とはなんぞや? 32ペー   Honya Club.com


JPY ¥3,300
「貫高制」「六斎市」「撰銭令」「石山合戦」「刀狩り」「惣無事令」「海賊取締令」…現在の私たちが考える戦国時代のイメージや研究の通説の根幹を、斬新な分析視角により描き出した歴史家・藤木久志(一九三三ー二〇一九)。「村と民衆」「在地法と平和」という二つの柱から、それまでの中世史・近世史像を一変させた藤木久志の研究と人物は、いかなる史学史的位置づけを有するのか―日本史のみならず、民俗学・環境史・文学・西洋史など諸学との交差のなかで展開した藤木史学の軌跡を多角的に検討、藤木久志が見据えようとした歴史像とその学的視座の継承のためのバトンをつなぐ。第1部 村と平和―藤木史学が描き出した世界(藤木史学から今何を学ぶのか;一向一揆に映る民衆世界―藤木久志の一向一揆論;ふたつの戦国時代像―藤木久志と勝俣鎭夫の学説をめぐって ほか)第2部 人柄と交流―同時代の証言から(インタビュー 「自力の村」論の成り立ちに学んで;藤木久志先生と一緒に生きた時代;「市民一揆のシンポジウム」から「領主のつとめ」論へ ほか)第3部 諸分野との交差―災害史・地域調査・民俗学・文学・西洋史(藤木久志の災害史研究を考える;藤木史学における地域調査の実践―長岡市史の事例を中心に;藤木久志の「自力の村」と民俗 ほか)「貫高制」「六斎市」「撰銭令」「石山合戦」「刀狩り」「惣無事令」「海賊取締令」……。現在の私たちが考える戦国時代のイメージや研究の通説の根幹を、斬新な分析視角により描き出した歴史家・藤木久志(1933〓2019)。「村と民衆」「在地法と平和」という二つの柱から、それまでの中世史・近世史像を一変させた藤木久志の研究と人物は、いかなる史学史的位置づけを有するのか―。 日本史のみならず、民俗学・環境史・文学・西洋史など、諸学と   Honya Club.com


JPY ¥1,430
お給料が安くても、結婚していなくても、ずぼらでも、ハプニング続きの人生でも、みんなハッピーに暮らせる"自己完結型"お金管理術。序章 「いくら貯める」「いくら稼ぐ」は関係ない!―一〇万円を生かす人、殺す人第1章 「私」の人生と「私」のお金の法則を知る―生き銭「投資」、回り銭「消費」、死に銭「浪費」第2章 お金を殺さない人は貧乏で死なない―感情に流されない「死に銭撲滅計画」第3章 ポスト家計簿で「私のお金」の流れを知る―「家計簿」では見えてこないこと第4章 「予定変更」をシミュレーションする―知ると知らぬで大違い「人生のお値段」第5章 お金から「自由」になる!―不測の事態に負けない人生ハッピー計画パートナーに依存すると危険がいっぱい。どんなライフスタイルでも、どんなトラブルが起きても、ひとり立ちして、自由に、ハッピーに生きるための自分軸足マネープランを提案。"自己完結型"お金管理術を紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥3,056
戦前戦後からの日本歌謡ポップス・ヒストリーを形作った最重要人物たちの知られざるエピソードを集大成した日本歌謡ポップス史最後の証言!服部良一―戦前のジャズ・ソング、戦後のブギウギでジャパニーズ・ポップの幕開けを飾ったサウンド・クリエーター。馬渕玄三―島倉千代子、美空ひばり、小林旭、畠山みどり、水前寺清子らを担当した"演歌の竜"(五木寛之の小説のモデル)と呼ばれたディレクター。長田幸治―日本コロムビアで井上ひろし、守屋浩、飯田久彦、クラウンで西郷輝彦などでポップス歌謡を生みだし、美川憲一まで担当したディレクター。飯田久彦―カヴァー・ポップスのアイドル歌手時代からピンク・レディー、岩崎宏美、松本伊代のディレクターまで。TV時代のポップス歌謡を生きる。漣健児=草野昌一―カヴァー・ポップス時代の訳詞家としてポップスの歌詞を一変させた漣健児、著作権管理ビジネスを根づかせたシンコーミュージックの草野昌一という二つの顔を生きる。山田競生―"和田弘とマヒナスターズ"から"内山田洋とクール・ファイブ"への歌謡コーラス・グループの流れ、そこから見えてくる歌謡曲の貪欲さこそが新たな歌の魅力を生みだしていく。糸居五郎―アメリカ・スタイルのラジオDJでポップス、ロックの"今"を提示し続けた糸居五郎の原点は"卒論"の「米国における新興企業」、つまり音楽産業論だった。中村八大―永六輔・中村八大(六・八)コンビが生みだした60年代ポップスは、ジャパニーズ・ポップス史&歌謡曲史にあって孤高の輝きを放つ。中田喜直―「早春賦」の作曲家・中田章の次男で、「めだかの学校」や「夏の思い出」などを作曲した中田喜直は、ラジオ時代の作曲家だった。小室等―日本のフォークの歴史で、自作の曲を歌ったのは"六文銭"が初めてです。草野浩   Honya Club.com


JPY ¥1,320
「国境」という概念が定着する以前から、東アジア世界にもたしかに領土・領有意識はあった。しかしそれはあくまで権力者の都合によるもので、一般の民衆には大きな意味をなさなかった。日本と新羅の国交が断絶した9世紀、朝鮮半島南西部を拠点にした海上貿易のドン・張宝高は、日本に唐物の商品を運び、貴族からも大いに喜ばれた。また中国の仏教聖地を訪れるために遣唐使船に同乗した天台僧の円仁は、新羅人の船に乗って帰ってくる。日朝間の海域では「倭人」が活発な交易を行っていた。境界を軽々とまたぎ、生活していた東アジアの人びとに焦点をあて、境界観の歴史をたどる。第1章 自尊と憧憬―中世貴族の対外意識第2章 陶磁器と銭貨と平氏政権―国境を往来する人ともの第3章 鎌倉幕府と武人政権―日本と高麗第4章 アジアの元寇―一国史的視点と世界史的視点第5章 「日本国王」の成立―足利義満論第6章 中世の倭人たち―国王使から海賊大将まで   Honya Club.com


JPY ¥1,980
透谷、一葉が相場に命を燃やし、「一獲千金は当代の呪文」と居直る緑雨。孔子は「お金を超越しろ」とのたまえど、唖蝉坊はうたう「あゝ金の世や、金の世や」。1 相場―透谷、荷風、一葉、尾崎一雄、北杜夫、佐藤愛子…相場に命を燃やす文人たち2 バブル―ウサギ、万年青、小鳥、黄金、米、生糸、株、「棺材辺」…投機に夢見る人々3 吝嗇―守銭王アルパゴンから間貫一まで「あるものを失うまい」と腐心する面々4 金銭観―あゝ金の世や金の世や、金だ金だよこの世は金だ、一も二も金、三も四も金だ5 借金―バルザック対石川啄木、「借金の天才」テクニックの極意6 相場師―天下の糸平、雨敬、鈴久、K紡、ギューちゃん、山種、是銀、ケインズ、リバモア…天才相場師のうしろ姿   Honya Club.com


JPY ¥9,350
権門体制論と中世伊勢神宮研究第1部 中世伊勢神宮の成立と祭主(伊勢神宮における祭主支配の成立と展開―伊勢神宮の中世的変容;中世伊勢神宮祭主裁判の一考察;中世伊勢神宮における触穢と祭主;鎌倉時代の伊勢神宮祭主裁判と公家政権)第2部 中世伊勢神宮と地域社会(伊勢神宮神三郡の戸田と寄戸―神郡の中世的編成;伊勢神宮領寛御厨をめぐる二、三の問題;東寺領伊勢国川合・大国荘とその文書―平安前・中期の文書の真偽をめぐって;受領貢物・荘園年貢・代銭納―伊勢国のばあい)中世伊勢神宮成立史の諸問題の解明を通じて、権門勢家たる伊勢神宮の成立とその特質を明らかすることを目指した研究書。本書では、主に神宮の組織、朝廷との関係、神領という3つの側面から考察する。   Honya Club.com


JPY ¥618
新撰組VS亡霊の騎士団。「最強」対「最凶」のタイマン戦争もいよいよ大詰め。船上で繰り広げられる死闘。散りゆく漢たち。そんな中、瀕死の重傷を負いながら、なおも敵の前に立ち続ける漢がいた。漢の名は山崎烝。土方歳三と交わした『六文銭の誓い』が漢を突き動かす。新撰組一信用できない男・山崎烝が果たす最期の約束―――。   Honya Club.com


JPY ¥10,450
本書は、著者が20年来書きためてきた論文のなかから、物価史を中心とする経済史関係の文章を選んでまとめたものである。清代物価史研究の現状モラル・エコノミー論と中国社会研究清代前期江南の米価動向清代前期江南の物価動向清代前期の国際貿易と経済変動明末の田土市場に関する一考察康煕年間の穀賤について―清初経済思想の一側面清朝中期経済政策の基調―1740年代の食糧問題を中心に清代の「七折銭」慣行について「恒産瑣言」について〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,572
会計の基本的知識、投資評価の知識、経営戦略と目標管理の知識、人事施策を含む財務戦略の知識、売上増加のためのマーケティング施策の知識という構成で、多くのケーススタディを取り入れ具体的に解説。巻末には一三五項目の用語集が付く。第1章 基礎編1 キャッシュフロー経営を理解する(医業経営が楽にならないわけ;勘定合って銭足らずとは? ほか)第2章 基礎編2 投資評価の視点を変える(設備の収支を再チェック;投資評価は埋没コストを無視せよ ほか)第3章 実践編1 経営戦略を立て、目標管理を導入する(経営理念で業績が変わる;心が沸き立つ経営理念をどう作るか ほか)第4章 実践編2 キャッシュフローを改善する(人件費は総枠で管理する;業績連動型成果主義賞与制度を導入する ほか)第5章 実践編3 売上高を増やす(売上を増大させるヒント;売上を伸ばすための投資評価をどう考える? ほか)巻末資料   Honya Club.com


JPY ¥3,080
段銭(反銭)は、田一反毎に一定額の銭を一律に賦課した中世特有の税制である。朝廷・幕府の行う国家的行事や、寺社の造営・修造などを名目として臨時に賦課徴収された。その実態は時期により変容しており、室町幕府をはじめ守護や寺社など、様々な賦課主体が、どのように段銭を徴収していたのかについては、これまで十分には検討されていない。国家中枢から在地社会に至るまでの諸階層が、深く関与していた段銭徴収の実態を探ることで、日本中世の収取構造、さらには税制を通じた支配秩序の形成過程を明らかにする。1 室町幕府段銭収取制度の成立と展開(平安・鎌倉期の段米・段銭―一国平均役との関係を中心に;足利義満政権下での官庁段銭について;康正二年造内裏段銭の収納機関―国立国会図書館本「造内裏段銭并国役引付」の検討から;室町幕府将軍直臣編成の展開と京済・守護不入特権;室町期京都における地口銭賦課体制の成立過程)2 荘園領主段銭の諸様相(戦国期北野社の領主段銭;戦国期賀茂別雷神社の収取制度と段銭)3 守護・戦国大名段銭の変容過程(天文七年の山城下郡段銭と三好政長;十五世紀後半における備後守護山名氏の段銭収取と国人;戦国大名毛利氏による備中一宮社領への段銭賦課;大内氏分国における段銭収取システムと知行制)段銭研究の可能性−成果と課題段銭(反銭)は、田一反毎に一定額の銭を一律に賦課した中世特有の税制である。朝廷・幕府の行う国家的行事や、寺社の造営・修造などを名目として臨時に賦課徴収された。その実態は時期により変容しており、室町幕府をはじめ守護や寺社など、様々な賦課主体が、どのように段銭を徴収していたのかについては、これまで十分には検討されていない。国家中枢から在地社会に至るまでの諸階層が、深く関与していた段銭徴収の実態を   Honya Club.com


JPY ¥7,920
序章 日本中世債務史研究の提起第1章 中世借用状の成立と質券之法―中世債務史の一考察第2章 中世の計算貨幣と銭貨出挙第3章 中世の年貢未進と倍額弁償法―代納による貸借関係第4章 東国荘園の替銭・借麦史料第5章 中世の為替と借用証文第6章 室町期の代官請負契約と債務保証―山科家領五か荘での年貢収取の復活第7章 中世の利息制限法と借書の時効法第8章 中世請取状と貸借関係第9章 中世契約状における乞索文・圧状と押書終章 中世債務史の時代的特質と当面の研究課題中世におけるモノの貸借や授受が、いかに現代と異なる法則で成り立っていたのか。利息、質地をめぐる1枚の借用状からだけでは解釈できない実態を、そこに連なる古文書群をひもとき、社会のルールを見出す。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
本書は、藩札の経済史的意義、流通実態などに即し、江戸期幣制における藩札の一般理論を描くことを企図するものです。マクロ経済的視点から藩札を捉えなおすことによって、藩札=信用貨幣論争、銭匁勘定と銭遣い、藩札の濫発など、従来の個別事例的な研究から生まれた様々な論争に新たな見解を提示しています。第1章 藩札前史としての私札の発展―伊勢国射和地方で発行された富山札を中心として第2章 藩札の一般理論―経済学の視点から第3章 藩札の流通実態―日本銀行による委託研究の成果を中心として第4章 いわゆる藩札=信用貨幣論争について第5章 銭匁勘定と銭遣い―江戸期幣制の特色を再検討する第6章 幕末期、藩札は濫発されたのか―藩札発行高推計に基づき、濫発論を再検討する第7章 藩札の整理について―明治初年における通貨統合の一側面江戸時代諸藩で流通した藩札は、果たして江戸時代幣制においてどんな地位を占めていたのか。濫発され価値が大きく下落したという通説は本当か。様々な資料や独自の推計に基づき、藩札をめぐる誤解を解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
政治的大事件、殺人、放火、トピックスetc.68件。新旧の地図・写真・図版を駆使して描く江戸・東京歴史ガイドブック。江戸時代(江戸東京の始まり―徳川家康江戸入城(1590年);意地と面子が招いた―井上正就刺殺事件(1628年);失敗に終わった由比正雪の乱―丸橋忠弥処刑(1651年) ほか)明治・大正時代(江戸から東京へ―東京遷都(1868年);1日の利用客が300人―新橋・横浜間鉄道の開業(1872年);江戸市民の遺産によって実現した―ガス灯点火(1875年) ほか)昭和時代(初乗り10銭だった―浅草・上野間地下鉄開業(1927年);目黒競馬場で行われた―第1回日本ダービー(1932年);犬養首相暗殺!―五・一五事件(1932年) ほか)   Honya Club.com


JPY ¥5,940
これまで見過ごされてきた1930年前後の「日中戦争前夜」数年間に展開された日中の中国学研究者たちの学術交流について、その実態を検証し、意義を考察する。近年発見された目加田誠の留学記録『北平日記』を手がかりに、中国の古典戯曲小説分野での書誌学的交流(馬廉と倉石武四郎、孫楷第と長澤規矩也)や、『万葉集』・『源氏物語』の訳者銭稲孫が自宅に開設した日本語図書室「泉寿東文書庫」など、北平に咲いた東洋古典学の一斑を明らかにする。序章 一九三〇年代の北京第1章 一九三〇年代の北京古書肆―目加田誠留学日記『北平日記』からたどる第2章 馬廉の戯曲小説研究と日本人研究者との交流第3章 九州大学蔵『支那小説戯曲版画集』編纂考第4章 孫楷第の中国小説書目編纂と日中の学術交流第5章 銭稲孫の日中学術交流―日中戦争までの足跡第6章 銭稲孫の私設日本語図書室「泉寿東文書庫」結論 一九三〇年代の北京の日中学術交流から見えるもの1920-30年、中国文学の若手研究者(中国学第二世代)が続々と北京へ留学した。当時、北京は忘れられた「古都」となっていたが、なお北京大学や清華大学など数多くの大学があり、学術研究の面では依然として中心地であった。その北京で、日本と中国の中国学研究者たちは、さかんに交流していた。しかし、このいわゆる「日中戦争前夜」の数年間の学術交流の実態は、これまで意識的あるいは無意識のうちに見過ごされてきた。本書は、近年偶然に発見された当時の資料等をもとに、北京において繰り広げられていた学術交流の具体的なありようを検証し、意義を考察するものである。具体的には、近年発見された目加田誠の留学記録『北平日記』を手がかりに、目加田が出会った北京の研究者(馬廉、孫楷第、銭稲孫)と日本学術界との交流を中心に検討する。   Honya Club.com


JPY ¥10,450
近年、国際的に関心が高まる「環境史」。里山・里海と並ぶ「里湖」として、琵琶湖・淀川水系をフィールドに「二次的自然」の環境史を展開。各時代の絵図・文書の分析に地形復原や生態学的知見を重ね合わせ、里湖の生態系の成立と変化のプロセスを論じる。古代以来の水辺の複合生業と資源管理の実態から、人間と自然との関わりを解明した注目の書。1 水辺の資源とコモンズ(古代の淀川流域におけるヨシ群落の利用と管理;「水辺」のコモンズとしてのヨシ帯)2 中世村落の生業と景観(琵琶湖の自然環境からみた中世堅田の漁撈活動;琵琶湖の「杓の銭」と中近世の堅田・菅浦;惣村菅浦の集落景観と自然環境;近代以降の菅浦の漁業とその景観)3 漁撈技術と資源管理(近世・近代史料による琵琶湖のエリ発達史の再検討;内水面「総有」漁業の近世と近現代―琵琶湖の「村エリ」をめぐって;『安治区有文書』天正十六年「〓(えり)銭集日記」「鮨上納日記」に関する一考察)4 「里湖」と都市の消費活動(近世近江国南部における「里山」と「里湖」の循環的システム―漁業史からの環境史研究の可能性;「里湖」の生態系と近世都市の消費生活―琵琶湖と京をめぐって)   Honya Club.com


JPY ¥7,262
中世後期、人や物資の往来が盛んになり、人々が暮らしの中で感じる世界は広がっていった。村人たちは多様な情報や物品を受け入れるとともに、村の内側にも目を向け、連帯と自治の意識が芽生えてきた。それらの具体像を多面的に描く最新の研究成果九論文よりなる。また中世史研究の現状をみつめ今後を展望する網野善彦氏と編者との対談を巻頭に収める。中世史の現在1 村落と権力(近江における戦国大名権力と村落;但馬山名氏と垣屋・太田垣両守護代家;東大寺領伊賀国黒田庄の成立事情)2 道と流通(中世後期の山陽道;西と東の永楽銭;港津における「問」の終焉)3 村のこころ(神と人との間にて;泉州惣墓めぐり;中世後期の作職売買に関する一考察)   Honya Club.com

(PR) 煙波

JPY ¥1,980
検梅反対、一銭積立、組合結成、新見番設立…欧州大戦から大正期、活気あふれる小樽芸者の心意気。野暮天なんぞ相手じゃない。気風の良さは小樽一、五郎駒姐さんの胸の裡は、愛しい人への秘めた思いがたぎる…。欧州大戦から大正期、活気あふれる小樽芸者の心意気を描いた1冊。   Honya Club.com


JPY ¥5,280
新しい「アジア経済史像」を描く初の成果。一国史的日本経済史と「東洋経済史」とを架橋し、陸のアジアから太平洋諸島を含む経済圏の密接な相互交通を描きだす意欲作。海洋アジアのなかの日本1 海洋アジア間競争(近世日本の銅輸出削減と朝鮮の銭荒―近世における潜在的アジア間競争;近世日本のラッコ皮輸出をめぐる国際競争 ほか)2 アジア太平洋経済圏(多角的貿易決済網の変質とアジア経済;第一次大戦前の中国南部・東南アジア市場における通商情報網構築―香港における「領事報告」を中心に ほか)3 日本の社会科学とアジア(山田盛太郎の中国農業分析;日中近代化と河上肇 ほか)4 隣接領域からのコメント(アジア経済史の課題と方法;ラッフルズの日本像―国際システムの拡大との関連性を中心に ほか)   Honya Club.com


JPY ¥7,156
文学作品はもとより、日記・書翰・断簡・零墨に至るまで、現存する全資料を網羅し、原典を忠実に翻刻する、はじめての全集。題なし偶筆二つ三つおぼえ帳眼前口頭ひかへ帳日用帳霏々刺々両口一舌巖下電つけおち青眼白頭仕入帳長者短者半文銭大底小底仕入残りもゝはがき   Honya Club.com


JPY ¥3,080
東アジアにおける金属工芸は、金・銀・銅という材質を用いることから多様な付加価値をもつことになり、宗教や美術、そして政治などと密接に関わりつつ、各地域の相互交流のなかで重要な位置を占めてきた。それら金工品等の比較研究に加え、各種工芸・絵画作品、文献史料の読み解きから、造形・意匠の伝播や展開、「モノ」としての意味や機能を明らかにすることで、東アジアにおける相互文化交流の諸相を立体的に浮かび上がらせる。十世紀の鏡の一様相―中国・呉越国の線刻鏡について銭弘俶八万四千塔をめぐる現状と課題中国阿育王塔舎利器の受容―東国大博物館所蔵の石造阿育王塔を中心に寂照入宋と摂関期仏教の転換唐宋時代の越窯と金銀器―線刻装飾を施した呉越国「秘色窯」の青磁中世の漆工にみる金属器の影響―無文漆器と銀器を中心に高麗時代金属托盞の系譜と特徴中国南方地域における宋・元期の倣古青銅器宋・元画のなかの器物表現―画中の古物表現とその意味を中心に中世日本における倣古銅器の受用と模倣―唐物意識の内実中世史料研究と唐物の受容―同朋衆と唐物文献史料からみた古琉球の金工品―武器・武具の分析を中心に(総括と展望)東アジアをめぐる金属工芸―中国、朝鮮、日本そして琉球金工品などの比較研究や、各種工芸・絵画作品、文献史料の読み解きから、造形・意匠の伝播や展開、「モノ」としての意味や機能を解明する。東アジアにおける相互文化交流の諸相を、立体的に浮かび上がらせる書。   Honya Club.com


JPY ¥14,300
第1編 租税法の基礎理論(市民と租税;租税法の基本原則;財政権力―課税権力の合理的行使をめぐって;ルール・オブ・ローと租税法;租税法における学説と実務―租税立法の明確化のために;経済政策手段としての租税法―景気調整税制とその憲法上の限界;アドヴァンス・ルーリングについて)第2編 租税法学と租税制度(租税法学の体系―特に行政法との関係を念頭において;租税法学の意義と動向;田中二郎先生の租税法論―マクロとミクロの調整;シャウプ勧告の歴史的意義―二一世紀に向けて;租税法の諸問題―わが国税制の現状と課題;高齢化社会における税制のあり方;国有財産の管理と処分―現行法の大略と制度面および運用面における不備の指摘)第3編 租税法の解釈(租税法の私法―借用概念及び租税回避について)第4編 所得税(所得概念について;テラ銭と所得税―所得の意義、その他所得税法の解釈をめぐって;所得税の構造上の問題点の検討と所得税制度の改革の動向―OECD租税政策研究シリーズ一三号『個人所得税の抜本的改革(二〇〇六年)の紹介と検討;所得の人的帰属について―実質所得者課税の原則;所得税における所得控除の研究;所得税制の構造改革―少子・高齢化社会と各種控除の見直し;給与所得と課税―遠隔と問題;譲渡所得の課税)常に租税法学界をリードし続けてきた著者の論文集。基礎理論から個別税法の課題にわたる広範な領域をカバーし、さらに研究機関での報告書など、一般には目に触れにくい貴重な論攷も含めた圧倒的な研究業績の集成。   Honya Club.com


JPY ¥990
「この銭、貰うた」。逃げた父の代わりに金を稼がねばならなくなった万吉は、身体を張った"どつかれ屋"として身を起こす。やがて生来の勘とど根性と愛嬌を元手に、堂島の米相場破りを成功させ、度胸一の極道屋・明石屋万吉として知らぬ者のない存在となった。そんな万吉に大坂町奉行から密かな依頼がくる。   Honya Club.com


JPY ¥17,600
1 人の法(Das Recht der Fortpflanzungsmedizin in Deutschland:Pl¨adoyer f¨ur eine umfassende Reform!(ドイツにおける生殖医療法―広範な改革を支持する);親権者(監護者)指定基準の再検討及び離婚後の共同親権(監護)に向けての一考察 ほか)2 取引法(The Developments of Contract Law by the SPCin China(中国最高人民法院による契約法の展開);契約上の債務が原始的不能の場合の損害賠償について ほか)3 不法行為法(人格権・人格権的利益の侵害と差止請求―BGB第1004条の適用・類推適用とわが国の解釈への影響;ドイツ不法行為法における義務の範囲としての家政 ほか)4 近代法制史(ボワソナードとボギシッチ;お雇い外国人と起草者 ほか)比較民法学の研究と教育に尽力された岡孝先生の古稀を記念して編まれた論文集。35名の珠玉の論稿が集まりその将来像を探求する。岡孝先生に直接間接に薫陶を受けた日本、中国、台湾、韓国、ドイツの35名が寄稿した珠玉の論稿が集まり、外国法との比較、歴史的な分析を対象とし現行民法を巡る諸問題について解明する。人の法、取引法、不法行為法、近代法制史の順に最新の研究成果を収録し、課題と理論的展望を探る。他に岡先生の略歴、主要研究業績が収録。執筆者一覧(執筆順) 孫 森?(台湾司法院元大法官)、鄭 鐘休(韓国・全南大学校名誉教授)、Jochen Taupitz(ドイツ・マンハイム大学教授)、中山直子(千葉家庭裁判所判事)、*銭 偉栄(松山大学教授)、諸 哲雄(韓国・漢陽大学校教授)、尹 泰永(韓国・亜洲大学校教授)、? 學仁(台湾・中央警察大学教授)、   Honya Club.com


JPY ¥607
疾走する六文銭魂…真田幸村の戦国青春記! 史上最強の武将と呼ばれた真田幸村。織田信長は世界の広さを、明智光秀は信長の偉大さを、羽柴秀吉はオンナの"味"を…彼らは幸村に、かけがえのない"青春"を教えた…!!信州・真田の六文銭魂が戦乱の世を疾走する、唯一無二の戦国青春バラッド!! 【編集担当からのおすすめ情報】 武論尊×池上遼一の黄金コンビが描く、まったく新しい真田幸村。読む人をアッと言わせる超新説・本能寺の変は超必読です!!   Honya Club.com


JPY ¥1,760
江戸時代にベストセラーになり、その後の和算の発達をうながした『塵劫記』(一六二七)。同じ頃成立した、「睡魔から覚醒させる笑い」を集めた笑話集である『醒睡笑』(一六二八)。本書(『めざまし(=醒睡)塵劫記』)は、この二冊の本をもとに、江戸時代の数にまつわる笑い話を集めた、平成版の新編『塵劫記』である。第1章 数の話(有名だったジンコウキ;数字は一から ほか)第2章 計算の話(あなどれない足し算;足し引きのトリック ほか)第3章 単位の話(とてつもない長さ;六尺という名の職業 ほか)第4章 お金の話(たかが銭されど銭;省銭というシステム ほか)第5章 勘定の話(掛け値の駆け引き;値段をつける楽しみ ほか)江戸時代にベストセラーとなり、その後の和算の発達を促した「塵劫記」。同じ頃成立した笑話集である「醒睡笑」。本書は、この2冊の本をもとに、江戸時代の数にまつわる笑い話を集めた、平成版の新編「塵劫記」。   Honya Club.com

(PR) 両辺倒

JPY ¥3,850
本書は、内山完造の数多ある批評的エッセーのなかから「中国人的政治・経済感覚の古層」をめぐる話を選出して書肆心水が一書にまとめたものである。収録した文章は、『両辺倒』および『生ける支那の姿』、『平均有銭』、『そんへえ・おおへえ』から選ばれている。さらに、巻頭に『生ける支那の姿』に寄せられた魯迅の序文を収め、巻末には附録として内山の自己紹介といった趣きの「上海内山書店」を収めた。両辺倒(りゃんぺんとう)日本人と中国人とスガ眼がくせ者不敗の方法理解の難しさ外交の妙民族魂中国人と時間現実に立つことだ相対的考え方〔ほか〕日本人は一辺倒、中国人は両辺倒。波立つ時局的表層の下を流れる民族心性の底流、中国人の「二本建て主義」とは何か。現代日中文化交流のさきがけ、上海内山書店主人の漫談選集。   Honya Club.com


JPY ¥16,500
第1部 中国封建制論の克服(中国前近代史研究と封建制;中国封建制論の批判的検討;封建性と中国の専制国家)第2部 小経営農業の発展(宋代両浙における水稲作の生産力水準;明清時代長江下流の水稲作発展―耕地と品種を中心として明末清初の一農業経営―『沈氏農書』の再評価;大豆粕流通と清代の商業的農業;清代華北の農業経営と社会構造;清代蘇州府下における地主的土地所有の展開;清ー民国期における農業経営の発展―長江下流域の場合)第3部 財政と貨幣の特質(専制国家と財政・貨幣;初期銀財政の歳出入構造;明代中期における京師の銭法;明清時代における銭経済の発展;清代前期における国家と銭;中国から見た日本貨幣史の二、三の問題)第4部 流通と経営の構造(明清社会の経済構造;明末の流通構造―『杜騙新書』の世界;阿寄と西門慶―明清小説にみる商業の自由と分散;牙行経営の構造;一八ー一九世紀日中社会編成の構造比較)既発表論文を収めるとともに、研究の構想・展開を提示した明清史研究の基本図書。明清時代はもとより、中国史全般・日本史・東アジア史までを視野に入れた実証研究。東アジア史を専攻する全ての研究者必備の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥9,900
角川文庫版は、角川まんが学習シリーズ版のまんがパートに加え、●各巻、有名作家など著名人による解説●監修・山本博文教授による書き下ろしコラム「はみだし講義」(各章末)●「日本と世界の比較年表」を収録。歴史の背景をより深堀りできます。1 日本のはじまり ●旧石器ー縄文・弥生ー古墳時代「歴史を学ぶこととは」銭谷眞美(東京国立博物館館長)解説:井上洋一(東京国立博物館副館長)2 飛鳥朝廷と仏教 ●飛鳥ー奈良時代解説:里中満智子(マンガ家)3 雅なる平安貴族 ●平安時代前期解説:酒井順子(エッセイスト) 4 武士の目覚め ●平安時代後期解説:澤田瞳子(小説家)5 いざ、鎌倉 ●鎌倉時代解説:出口治明(立命館アジア太平洋大学学長)6 二つの朝廷●南北朝ー室町時代前期解説:亀田俊和(日本中世史学者)7 戦国大名の登場●室町時代中期ー戦国時代解説:伊東 潤(小説家)8 天下統一の戦い ●安土桃山時代解説:和田 竜(小説家)9 江戸幕府、始動 ●江戸時代前期解説:門井慶喜(小説家)10 花咲く町人文化 ●江戸時代中期解説:宮部みゆき(小説家)11 黒船と開国 ●江戸時代後期解説:一坂太郎(国際日本文化研究センター共同研究員) 12 明治維新と新政府 ●明治時代前期解説:冲方 丁(小説家)13 近代国家への道 ●明治時代後期解説:中江有里(女優・作家)14 大正デモクラシー ●大正ー昭和時代初期解説:万城目 学(小説家)15 戦争、そして現代へ ●昭和時代ー平成解説:樋口真嗣(映画監督)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
本書は、中国・唐代の杜甫/白居易の詩句をもとに、作品形式に分けて書例を収載した作例集である。各々の書例に、詩の原文、訓読、通釈を付した。白居易(晩起;渭邨退居寄礼部崔侍郎翰林銭舎人詩一百韻;仰観山俯;牡丹芳美天子憂農也 ほか)杜甫(乾元中万居同谷県作歌七首其五;復愁十二首其三;江南逢李亀年;贈花卿 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
肉声で語られる文人たちの横顔。日本文学から比較文学、アイルランドのフォークロアまで、綺羅星の如く輝く文人たち36名との交流を、妖精学の第一人者である著者が独自の視点から描く。縦横に織りなされる人間模様が多様な角度から光を放ち、著者の人生航路のみならず、昭和から現在にかけての日本文化・教育・文芸史の一側面を浮き彫りにする。菊池寛―民衆映画劇場とアイルランド文芸復興運動川上澄生―版画家にしてオペラ歌手柳宗悦―「科学と宗教と芸術と」濱田庄司と棟方志功―黒縁眼鏡と赤いセーター日夏耿之介―恩師の呪縛谷崎精二―「早稲田天皇」のポオ全訳西條八十―白孔雀の「母謡」正宗白鳥―「六文銭たれ」の教えと岡山の家蘆原英了―シャンソン友の会蕗谷虹児―「花嫁御寮」のベレーのお爺さん〔ほか〕堀口大學、三島由紀夫、棟方志功、加藤周一、司馬遼太郎…。日本文学から比較文学、アイルランドのフォークロアまで、綺羅星の如く輝く文人たち36名との交流を、妖精学の第一人者が独自の視点から描く。   Honya Club.com


JPY ¥473
「内証だぞ、その刀はな、おとわが真田の殿さまの子を妊って、お産に帰って来た時証拠に貰った宝物だ。何しろおとわは源二郎さまを産んだんだからな」―老婆の呟きが絶えた。幸村は老婆の傍に坐り込み、鎧どおしを取りあげて柄に打ち込んである六文銭の旗じるしに見入った。真田源二郎とは幸村の幼少からの通称であった。自らの血の疑問に悩む幸村に今、越前の大谷吉継の娘・浪江との縁談話が持ち上がっていた。そして雄々しい若者達が幸村の許に集まっていた。戦国一の名将・真田幸村の生涯を描く傑作時代長篇。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
禅宗伝来初期の禅僧とその受容「源姓」徳川家への「豊臣姓」下賜領地判物・朱印状の作成と殿中儀礼特別寄稿 茨城史料ネットが救出した地域の歴史資料研究ノート 御一家石橋氏歴代当主考史料紹介(冷泉家旧蔵本『兵範記』仁安元年十二月記・仁安三年八月記の復原;一紙に書かれた二通の軍勢催促状)古文書めぐり 港区立港郷土資料館の収蔵文書地域と古文書 千葉県茂原市立図書館古文書講座と古文書史料集の刊行随筆 男色雑稿研究余滴 織田信長禁制の礼銭禁止文言をめぐって書評と紹介古来各種の古文書をはじめ、論文・古文書解説・解題・講座など、内容豊富な古文書研究唯一の雑誌。「禅宗伝来初期の禅僧とその受容」「領地判物・朱印状の作成と殿中儀礼」のほか、研究ノートなどを掲載。   Honya Club.com


JPY ¥6,380
有力な寺院や神社から創出され、あるいは信仰の世界で大きな役割を果し続けてきた、いわゆる「宗教文書」は実に数多い。けれども、これらが古文書研究の対象としてとりあげられることは比較的少なかった。ここでは,宗教活動の高揚期たる中世を中心に、古代以来の研究成果を収載する。本巻が、宗教古文書研究の出発点となることを期している。第1章 寺院文書の研究(法隆寺伽藍縁起并流記資財帳諸写本の伝来;唐招提寺舎利殿奉納文書について;中世東寺の祈祷文書について;公文と官銭)第2章 僧侶消息の研究(源空・親鸞の"自筆"書状;浄土宗初期の手印と花押;「いまこせんのはゝ」について;花押の変化と御消息の系年;「富木殿御返事」と日蓮聖人伝の検討)第3章 起請文の研究(落書起請に関する一起請文への理解;東大寺文書にみえる牛玉宝印;中世社寺を中心とせる落書起請に就いて)第4章 金石文の研究(出雲神魂神社に於ける古柱銘と古文書;板碑精査が示す中世民衆仏教普及の実態;板碑にみる日蓮宗仏教儀礼の展開)   Honya Club.com


JPY ¥28,600
「尊経閣古文書纂」のうち、社寺文書を中心とした古文書群で、神社が二群、仏寺が一五群、総数は八四五点である。内訳は、石清水八幡宮文書=一三二点、加茂社文書=一四点、仁和寺心蓮院文書=一九点(以上、三群を「社寺文書」一として集成)、宝菩提院文書=九九点、東福寺文書=一九五点(以上、二群を「社寺文書」二として集成)、長福寺文書=一四五点、大覚寺文書=一五点、大光明寺文書=一二点(以上、三群を「社寺文書」三として集成)、高野蓮養坊文書=二七点、南禅寺慈聖院文書=四八通、天龍寺真乗院文書=一四点、天龍寺周悦関係文書=二三点、西興寺文書=二〇点、園城寺実相院文書=二一点、清水寺文書=一〇点、神護寺文書=二一点、青蓮院文書=二九点(以上、九群を「社寺文書」四として集成)。社寺文書の内容は、所領の安堵状や補任状が多くを占めるほか、寄進状や田地売券、祈?状など多岐にわたる。石清水八幡宮文書は、多くの別宮・社領を有した石清水八幡宮の古文書群で、所領安堵や土地相論に関する古文書が多く残り、『史料纂集古文書編 尊経閣文庫所蔵石清水文書』(八木書店)に翻刻されている。東福寺文書は、京都五山に列せられ、武家政権から庇護を受けた東福寺から流出したものの一部で、足利尊氏の自筆祈祷状などが伝わる。また、末寺や別院の運営、寺家の経営に関する古文書も残されている。例えば、宝菩提院文書は東寺の塔頭である宝菩提院の古文書だが、石山寺およびその別院とされた嘉祥寺に関する古文書も含まれている。長福寺文書は、現在の京都市右京区梅津に所在する長福寺の伝来文書で、寺院の金融資金である祠堂銭関係の古文書も残されている。さらに、天龍寺真乗院文書は、京都五山筆頭天龍寺の塔頭である真乗院の古文書だが、楠木正成らに仕えた和泉国和田氏に関   Honya Club.com


JPY ¥2,090
金鵄上がって十五銭たばこ屋の看板娘スモーカーたちの命運あの人が愛した紫煙星の流れに身を占って煙草の似合う女神たちアーチストは煙草を愛す禁じられる文化シングルのふたり栴檀は双葉より芳し奇妙なカップルケムリが目にしみる『銀座カンカン娘』と『東京キッド』三遍まわってタバコにしょわが愛しのスモーカーわが永遠のグリーン・グラス煙のように軽くて、手にとって楽しい、タバコが主役の名随筆、誕生!和田誠も、勝新も、伊丹十三も、健さんも、チェ・ゲバラも……自由を大事にする人たちは、みんな煙草を愛していた。あの伝説のカルチャー誌『話の特集』を生み出した著者(喫煙歴70余年)が、愛すべきスモーカー仲間との思い出(全て実話!)を振り返りながら、煙草の魅力・効用・愛について、時にユーモラスに、時に怒りを抑えつつ、軽妙なタッチで綴った洒脱なよみもの。◎映画や本、珈琲好きの方にもおすすめ!【主な登場人物(順不同)】菊池寛/直木三十五/芥川龍之介/吉川英治/吉行淳之介/市川崑/土門拳/川端康成/三島由紀夫/石川淳/安部公房/山口瞳/山田風太郎/柴田錬三郎/五味康祐/ジャイアント馬場/小沢昭一/小松左京/草森紳一/色川武大/井上ひさし/野坂昭如/倉本聰/黒鉄ヒロシ/浅田次郎/五木寛之/永六輔/唐十郎/戸川昌子/田宮二郎/黛敏郎/山口洋子/五木ひろし/灘本唯人/伊丹十三/岩城宏之/岡林信康/吉田日出子/丸山明宏/中山千夏/植木等/チェ・ゲバラ/王貞治/立木義浩/石原裕次郎/三國連太郎/勝新太郎/高倉健/蛸川幸雄/寺山修司/大西信行/浅利慶太/和田誠/宮崎駿/筑紫哲也/久米宏/桂米朝/火野正平/落合恵子/若松孝二/荒戸源次郎/藤田敏八/八木正生/マレーネ・ディートリッヒ/太地喜和子/ばばこういち/山下勇三/嵯峨美智子   Honya Club.com


JPY ¥1,708
図書館―落書「ヘーゲル」選科―『三四郎』の「与次郎」は選科生 選科出身の有名人銀時計―『虞美人草』の「小野清三」は銀時計組漱石の職歴と給料―松山中学教諭月給八十円、森鴎外の年収推計給料―「リーダー専門で十年一孤裘」大学の先生の給料―大学総長は次官並み所得税―明治大正の所得税年収三百円未満非課税ロンドン留学―文部省留学手当月十五ポンド=百五十円クレーグ先生―個人教授一回七シリング=三円五十銭日本銀行、横浜正金銀行―留学手当の送金ルート〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,520
寧波は、近代になって上海が港町として開かれるまで、東アジアの海域交流圏の中心となる港町であった。また寧波は、天台山や普陀山、五山の禅林を揺籃する仏教文化の聖地として、また著名な科挙官僚を輩出した浙東学派の故郷としても知られていた。交易と文化とが重層化する拠点。そこに寧波独自の顔がある。地域社会の信仰のなかで祈りの対象とされた仏画や仏像であれ、海を舞台とする経済活動の商品であれ、人的交流の贈答品であれ、寧波から、海を渡って日本にもたらされてきた美術品は、日中間、さらには東アジア海域交流圏における重層的な文化交流の歴史を理解するための良き試金石となるだろう。2006年12月、九州国立博物館で開催された国際シンポジウムの議論を、ここにすべて報告する。第1セッション 入宋僧と寧波文化(寧波をめぐる場と美術;「歴史と文化の都市」寧波の保護と研究;栄西の入宋と東大寺復興;鎌倉彫刻における宋代美術の受容;宋代明州の史氏一族と東銭湖墓群;討論)第2セッション 遣明使の視界(北京を拒絶する―雪舟入明時の蘇州画壇;一五、一六世紀における朝鮮画壇の中国画認識と受容態度―対明観の変化を中心に;日明交流と肖像画賛;雪舟の中国絵画に対する認識をめぐって;明代における寧波と日本の文化交流;討論)   Honya Club.com


JPY ¥11,000
第1部 幕藩体制の構造(幕藩体制;日本の鎖国;日本封建制論)第2部 国家史のなかの幕藩制(日本封建制と天皇(対談・山口啓二/永原慶二 司会・深谷克己);日光社参寄人馬についての一考察;近世における公私の交通;武蔵一農村の京銭高について)第3部 歴史のなかの現在と未来(近世史の枠組みを問い直す(座談会・山口啓二/高木昭作/吉田伸之 司会・塚田孝)―研究史と課題意識と;歴史と現在、そして未来―南紀栖原の豪商菊池家の文書整理を通じて見えてきたもの)   Honya Club.com


JPY ¥4,950
金を奪われるか、借金を踏み倒された人物が死後、加害者の子供に転生し、重い病気になったり放蕩したりして、今度は逆に親の金を浪費する。その金額は盗んだ金や借金の額と同じであり、子供は取り立てが終わると親の心に深い傷だけを残して去っていく…。討債鬼故事は中国において千数百年にわたり語り継がれてきた怪談である。本書は、この辛口の物語がどのように生まれ、展開していったのかを通時的広域的に追求し、その宗教思想的背景をも描いた独創的な研究成果。中国人社会の家族観・経済観・生命観・運命観を考える上でも多くの有益な知見を提供してくれる。文学研究のみならず、思想・歴史・民俗研究にとっても貴重な示唆に富む一書である。第1部 討債鬼故事の成立まで(仏典および六朝・唐代小説における輪廻と復讐;転生して復讐する者たち1―『日本霊異記』中巻第三十縁の背景;転生して復讐する者たち2―「党氏女」の周辺;金額一致表現から見た畜類償債譚)第2部 討債鬼故事の変容(冤家債主との葛藤―王梵志詩「怨家〓人賊」の解釈について;雑劇「崔府君断冤家債主」―父親の救済;雑劇「看銭奴買冤家債主」―息子の正体)第3部 討債鬼故事と日本(落語「もう半分」に見る討債鬼故事の受容と変容;もしも子供から「お前は前世で私を殺した」と言われたら―討債鬼故事の日中比較)補論 偽経『仏頂心陀羅尼経』の成立と版行・石刻活動金を奪われるか,借金を踏み倒された人物が死後,加害者の子供に転生し,重い病気になったり放蕩したりして,今度は逆に親の金を浪費する。その金額は盗んだ金や借金の額と同じであり,子供は取り立てが終わると親の心に深い傷だけを残して去っていく……。討債鬼故事は中国において千数百年にわたり語り継がれてきた怪談である。本書は,この辛口の物語がど   Honya Club.com


JPY ¥2,640
肺腑をえぐるような苦闘の中から生み出されたプロレタリア文学―。搾取と貧困をもたらすものを告発し、人間の尊厳を求める魂の表現は、現在を撃つ言葉でもある。厳しさを乗り越えて書かれた作品を通し、表現の可能性を探る。黒島伝治「二銭銅貨」と「豚群」プロレタリア文学の新発掘―「婦人作家集」を読むプロレタリア文学作品の中から森与志男「炎の暦」についてプロレタリア文学の短篇短篇を読む葉山嘉樹ノート序章小林多喜二作品案内間宮茂輔の短編を読む新井紀一の反軍小説―「競点射撃」と「怒れる高村軍曹」『炭鉱地帯』と『通信』の中から田宮虎彦と短編一、二について「右遠俊郎短篇小説全集」の中から中山義秀の歴史小説について―「碑」、「落武者」、「土佐兵の勇敢な話」初期のプロレタリア文学作品案内黒島伝治の反戦小説資料に見る三・一五事件と小林多喜二平沢計七の作品から水上勉の戦争小説二編苦闘の中から生み出されたプロレタリア文学。搾取と貧困をもたらすものを告発し、人間の尊厳を求める魂の表現は、現在を撃つ言葉でもある。厳しさを乗り越えて書かれた作品を通し、表現の可能性を探る。   Honya Club.com


JPY ¥8,140
陸奥・鎌倉両将軍府の成立―護良親王・足利尊氏の東国構想南北朝期二階堂氏の系譜と動向南北朝・室町期東国における戦功認定と大将―軍忠状・着到状の分析から鎌倉府奉公衆簗田氏の系譜―斯波氏とのかかわりから古河公方御連枝足利基頼の動向上杉謙信による下野佐野支配の特質越相同盟崩壊後の房総里見氏―対甲斐武田氏「外交」の検討を通じて天正十三・十四年の下野国の政治情勢―関連史料の再検討を通じて上総井田氏支配領域の構造に関する一考察―「柴崎領」「新村領」を中心に 十六世紀末期関東の貨幣と知行―「永楽銭」の再検討のために真田信之発給文書における署名と花押―元和元年まで堀親良文書の基礎的研究戦国期都市鎌倉に関する一考察―特に材木座蔵並氏の検討を通じて佐藤博信が2016年10月をもって古稀を迎えるにあたり、日頃指導を受けている者たちが集い、その研究成果を2巻構成で刊行。本書は、中世東国史の政治史と経済史に関する論考を収録する。   Honya Club.com


JPY ¥14,300
近世では、通常三貨(金・銀・銅)が公的鋳貨として流通を媒介していたが、各地で紐や藁で貫串した緡銭、つまり重さを表す「匁」単位を使用した銭による取引が行われていた。福岡や秋月、日田など九州各地の事例を丹念に分析。匁銭が東アジア経済圏の交換レートに基づくもので、鎖国下の日本経済が東アジア経済圏と連動していたことを解き明かす。第1部 福岡藩の経済政策(福岡藩枦蝋仕組と藩国家への傾斜;「金銀札銭記録」に見える銭貨)第2部 近世商人の経済活動(天領日田商人資本家の経営―掛屋千原家の場合;近世福岡藩の農民行動―鞍手郡新山崎村の例;近世農民商人の一形態―林文雄家文書「萬年代記帳」を中心に)第3部 匁銭の成立と実態(近世貨幣流通の実態と計算例―地域史研究のために;近世福岡藩における銭貨流通―「匁銭」成立をを求めて;近世西南地域における銀銭勘定―匁銭の取引実態;秋月藩の匁銭と札―硬貨と札と価値と)第4部 銭貨の流通と匁銭(九六銭と匁銭;再び匁銭について;徳川期における小額貨幣―銭貨と藩礼を中心に;匁銭の源泉と流通―日本西南地域から東アジアへ)近世では、重さの単位「匁」を使用した銭の取引が行われた。九州各地の事例を丹念に分析し、匁銭が東アジア経済圏の交換レートに基づくもので、鎖国下の日本経済が東アジア経済圏と連動したことを解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥9,350
第1部 古文書の地域性を考える(大名領国関係史料の調査と研究―写本と原文書の差異;地域研究と歴史観)第2部 地域社会を考える(境目地域の領主連合―盟主・毛利元就の国家づくり;備北の国衆の戦国時代史;石見国衆連合と大名たちの室町戦国時代史;戦国大名毛利氏の周防国東部支配―段銭催徴のあり方からみた;備作地域の戦国最末期史―「中国戦役」を考える;因伯地域の戦国再末期史―潟湖のある「境目」地域を考える)第3部 歴史遺産を考える(世界文化遺産厳島神社)長年にわたる講演の積み重ねから、中国地域の戦国時代史の大きな課題にそって俯瞰する。地域各地の特色ある戦国時代史、また歴史文化遺産の保存史、あるいは時代の社会構造や社会動向を描き出す史料(用語)のおもしろさ等々について考え思索するにふさわしい一書。   Honya Club.com


JPY ¥11,000
1 中世国家財政と鎌倉幕府(国家的収取体制と鎌倉幕府;鎌倉期国家財政に関する一考察―臨時公事用途の賦課と免除をめぐって;鎌倉期役夫工米の賦課と免除―中世前期国家財政の一側面;中世国家財政構造と鎌倉幕府;鎌倉将軍上洛とその周辺;鎌倉時代の銭貨流通をめぐる幕府と御家人―御家人課役の問題を中心に)2 鎌倉幕府支配層の諸相(鎌倉幕府の座次に関する覚書;大江広元像の再検討;中世の紛争解決と仏教説話―『沙石集』を中心に;鎌倉幕府身分秩序の一断面―鎌倉陰陽師の座次相論をめぐって;鎌倉幕府の政治と陰陽師―『吾妻鏡』の「北條泰時説話」を中心に)3 鎌倉幕府の支配と地域(鎌倉幕府の支配と三浦氏;葛西氏と鎌倉幕府;中世土佐地域史論の一前提―鎌倉幕府権力と土佐国の関係に関する一試論;日本中世の伝承と相模国毛利荘)   Honya Club.com


JPY ¥858
世界遺産になった富士山をはじめ、多彩な温泉地を有する伊豆、家康ゆかりの駿府城、鰻で有名な浜名湖…。縄文から続く歴史と豊かな自然に恵まれた静岡県。本書では、静岡は実は「賎ヶ丘」だった!?狩野川の語源は「カヌー」?菊川は菊とは関係ない!横須賀の「スカ」は東海地方の方言?など、地名の意外な由来や歴史を一挙紹介。身近な地名から静岡の魅力を再発見できる!!文庫書き下ろし。1章 県民も知らない!?珍地名の由来(家康が「食い逃げ」して付けられた「小豆餅」と「銭取」"小豆餅";線路もない地域にある珍名"新幹線" ほか)2章 知って楽しい!名所・旧跡の地名の由来(「遠江国」の語源となった県内随一の汽水湖"浜名湖";「水がトロッとしたところ」に築かれた集落"登呂" ほか)3章 あの地名に隠された意外な話(「シズ」には「木の繊維」という意味があった!"賎機山";唯一現存する江戸時代の関所"新居" ほか)4章 こんな歴史があったのか!市町名の由来「東部編」(すでに同名の町が栃木県にあったという悲劇"小山町";家康のための「御殿」は確かに存在していた!"御殿場市" ほか)5章 こんな歴史があったのか!市町名の由来「西部編」(人口七一万人を抱える県庁所在地・政令指定都市"静岡市";湖上に架かる吊り橋のスリルと伝統芸能"川根本町" ほか)新幹線、白拍子、小豆餅…。実は、すべて静岡県の地名。古代の遺跡もあり、家康ゆかりの場所も多い、静岡の地名の不思議を解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥5,170
正倉院文書の大部分は、写経所文書(=帳簿)である。帳簿の内容と目的を整理し、写経事業ごとに代表的な研究論文とその成果をまとめた、写経所文書読解のための必携書。第1章 帳簿の実例(用度案;浄衣用帳;銭用帳;充紙帳;食口案 ほか)第2章 写経事業の紹介(神亀四年・五年―大般若経;天平五年ー天平勝宝八歳―五月一日経;天平十年ー十五年―福寿寺大般若経・百部法華経・千手経千巻;天平十五年ー二十年―大官一切経・甲賀宮写経・難波之時御願大般若経・後写一切経;天平十九年ー天平勝宝三年―六十華厳経・千部法華経・百部最勝王経・寺華厳経疏 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥748
戦争の激化にともない、本土決戦が現実の問題となってきた。これを回避すべく、数多くの秘密作戦が立てられた。たとえば「黒潮部隊」、「震天制空隊」と呼ばれる特殊部隊がそれである。また大本営移転計画も秘密裡に進められた。これら知られざる歴史の1ページを明らかにするとともに、日本プロ野球史上最長の延長記録となった試合を再現。さらに銃後に生きる庶民の生の声から、そのため息と軍部批判精神をひろう。緊急発信 敵空母本土に接近す―昭和17年B29に体当たりを敢行せよ―昭和19年延長28回 進め一億火の玉だ―昭和17年金鵄上がって15銭―昭和18年幻の大本営―昭和20年   Honya Club.com


JPY ¥618
新撰組VS亡霊の騎士団。「最強」対「最凶」のタイマン戦争もいよいよ大詰め。船上で繰り広げられる死闘。散りゆく漢たち。そんな中、瀕死の重傷を負いながら、なおも敵の前に立ち続ける漢がいた。漢の名は山崎烝。土方歳三と交わした『六文銭の誓い』が漢を突き動かす。新撰組一信用できない男・山崎烝が果たす最期の約束。   Honya Club.com


JPY ¥649
過剰な金銭至上主義が蔓延する中国。詐欺、強盗、ニセモノ、ゆすりたかりが横行する一方、事実を歪曲してでも自らの非は認めず、逆に相手を恫喝。迷惑な隣人・現代中国人の驚くべき実態とその本質を解き明かす。第1章 横行する詐欺とニセモノ被害第2章 中国人の汚職体質は絶対に治らない第3章 一三億人「総銭ゲバ」の実態第4章 犯罪予備軍となる中国棄民第5章 なぜ中国人民はかくも醜悪になったのか第6章 金で権力を買いあさる中国人第7章 経済を裏で操る新世代太子党の悪行三昧第8章 地に堕ちた中国大富豪列伝第9章 道徳も人間性も崩壊した中国社会   Honya Club.com


JPY ¥1,980
鉄人28号""銭ゲバ""ハレンチ学園""ホモホモ7"…懐かしくもあたらしい、あの頃のグッとくる漫画たち。昭和文化のコンシェルジュ・泉麻人が珠玉の26作品をポップに読み解く!ピロンの秘密(手塚治虫)ふしぎな少年(手塚治虫)まぼろし探偵(桑田次郎)伊賀の影丸(横山光輝)鉄人28号(横山光輝)ブラック団(つのだじろう)ミラクルA(貝塚ひろし)黒い秘密兵器(原作=福本和也、漫画=一峰大二)紫電改のタカ(ちばてつや)ストップ!にいちゃん(関谷ひさし)〔ほか〕昭和文化のナビゲーター・泉麻人が語る、読み継いでいきたい、僕の大好きな、大切な漫画たち。作品を読んだことがなくても思わず読みたくなる、なつかしいあの時代をふりかえる、泉麻人流ブックガイドが誕生。   Honya Club.com


JPY ¥734
大坂冬・夏の陣で奇謀をふるい、徳川家康をふるえあがらせた真田幸村。その奇謀のルーツは父昌幸、祖父幸隆にあった。たぐいまれなる軍略によって戦国乱世を生きぬいた武名高い信濃の名族の血をうけつぐ幸村は、しかし関ヶ原の敗将として世に埋もれた。十四年におよぶ九度山閑居の日々のうちに鬱積した、おのれへの不運の思いと戦国武将としての最後の花道への夢が、ふたたび戦場へと駆りたてる。慶長十九年(一六一四)十月、豊臣秀頼の招きに応じて入城した大坂城に、真田軍団の「六連銭」の旗が翻った…。闘将幸村、最後の花道。第一部 真田幸村挙兵の軌跡(幸村の出自と真田一族;真田幸隆・昌幸の戦国生き残り術;幸村と豊臣秀吉―幸村登場の時代背景 ほか)第2部 決戦!真田戦旗(徳川軍迎撃作戦!―天正上田城攻防戦;秀忠軍の西上を阻止せよ!―慶長上田城攻防戦;血戦!真田軍団―大坂入城から討死まで ほか)第3部 検証!大坂の陣(未発の大坂防衛作戦―昌幸・幸村の戦略眼;大坂牢人衆からみた大坂の陣;大坂の陣勃発!―豊臣恩顧の諸大名の動向 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥4,400
致良知を高唱した50歳から、乱賊平定後病に倒れ、波乱の生涯を閉じた王陽明の「大伝」シリーズ完結篇。「王陽明抜本塞源論」「王陽明の子孫」の二篇を併録。第18章 致良知説の唱道第19章 陽明晩年の思想第20章 思恩・田州の靖乱終章 陽明の臨終付録一 抜本塞源論付録二 王陽明の子孫(錢明氏執筆)致良知を高唱した王陽明五十歳から、乱賊平定後病に倒れ、波乱の生涯を閉じるまでの最晩年を描いた「王陽明大伝」完結篇。ほかに、「王陽明抜本塞源論」「王陽明の子孫」の二篇を収録する。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
本国をはるか離れた中東地域で、二〇世紀初頭まで流通したオーストリアのマリア・テレジア銀貨。製造コストが額面よりも高い銅銭を発行し、しばしば「良貨が悪貨を駆逐する」事態をつくりあげた中華帝国。インドで流通した桁はずれの零細通貨、モルディヴ産貝貨…。日々の営みに欠かすことのできない貨幣。しかし、その歴史はいまだ謎に満ちており、「貨幣とは何か」という問いは、わたしたちを惹きつけてやまない。貨幣と市場の複雑で多層的な世界を「非対称性」という概念を手がかりによみとき、世界史のなかの貨幣現象を根本的にとらえなおす。古代から現代まで、グローバルな視野のもとに提示される、新しい歴史=貨幣論。序章 貨幣の非対称性第1章 越境する回路―紅海のマリア・テレジア銀貨第2章 貨幣システムの世界史第3章 競存する貨幣たち―一八世紀末ベンガル、そして中国第4章 中国貨幣の世界―画一性と多様性の均衡構造第5章 海を越えた銅銭―環シナ海銭貨共同体とその解体第6章 社会制度、市場、そして貨幣―地域流動性の比較史第7章 本位制の勝利―埋没する地域流動性終章 市場の非対称性日々の営みに欠かすことの出来ない貨幣。しかし、その歴史は謎に満ちている。貨幣と市場の複雑で多層的な世界を"非日常性"という概念を手がかりに読み解く。グローバルな視野のもとに展開される新しい貨幣論。   Honya Club.com


JPY ¥513
国盗りの野望に己の命運を賭け、幾多の英雄たちが闊歩した戦国時代。時に一将の動静が天下の命運を分けた。戦乱の世に生き残りを賭け、歴史の流れを変えた勇将たちの決断とその葛藤を鮮烈に描破。第1章 乱世を開く(足利義視―策略にのせられ寝返る;朝倉孝景―いち早く戦国大名へ変身;日和見の三家臣―尼子氏、寝返りと裏切りの果てに滅ぶ)第2章天下への助走(美濃三人衆―信長を天下盗りへ押し上げる;浅井長政―寝返りよって信長の天下に待ったをかける)第3章 国盗りの季節に(別所長治―秀吉に苦虫をかませた反骨;荒木村重―矢弾になれなかった心の破綜;宇喜多直家―二大勢力の谷間で宿命の寝返り)第4章 勇将たちの光と影(寺尾一族―信玄をつまずかせた寝返り者;遊佐続光―謙信の晩年に勝星を贈る;穴山信君―武田滅亡を早めた親族の離反;猪苗代盛国―伊達政宗の奮闘に弾みをつける)第5章 本能寺襲撃の損益表(明智光秀―勘定合って銭足らず;筒井順慶―「洞ケ峠」の動かない味方)第6章 太閤秀吉の浅い夢(柴田勝豊・山路正国―和平の使徒が戦さの口火;前田利家―中立という名の背信;池田恒興―内攻する神経戦に敗れる;松田憲秀―寝返り末遂の無残な結末)第7章 家康の見えない手(小早川秀秋―天下を分けた心変わり;吉川広家ら十三人―逆臣、それぞれの関ケ原;片桐且元―戦国以降への橋渡し)   Honya Club.com


JPY ¥2,530
功成り名を挙げて大衆演劇に一時代を築いた、19人の名役者たちの芸と人となりを活写する、旅芝居ルポルタージュの第二弾!羽二重がまるで苦手でございます―見海堂駿金丸座で名をあげて―紀伊国屋章太郎虹を見た男―二代目・南條隆おしどり夢道中―二代目・小林隆次郎小林真弓粋でいなせで江戸前の―旗丈司遅咲き花は大きく美しく―二代目・都城太郎嵐を呼ぶ役者―勝龍治ごんた役者一代―かつき浩二郎父は外連の源之丞―澤村新吾三味線ショーにのせまして―大導寺はじめ人は情や 銭やない―橘魅乃瑠演劇の継承者―梅田英太郎危機脱出の着信音―不二浪新太郎馬鹿は死ななきゃ―三咲てつやもててもててもてました―高峰調士赤い鬘の三度笠―美影愛ベイビーとよばれた娘軽業師―近江竜子お父ちゃんが大好きで―明石たけ代雨があがったら、あんなきれいな虹がでる。だから、がんばろうね…。功成り名を挙げて大衆演劇に一時代を築いた、19人の名役者たちの芸と人となりを活写する、旅芝居ルポルタージュの第2弾。   Honya Club.com


JPY ¥924
日本史は何の役に立つのか?丸暗記を脱却し、「時代の変化はなぜ起きたのか?」を考えることで、歴史は何倍も面白くなる。人気の歴史学者が明快に語る「史料」の読み方、「史実」の確かめ方、そして「定説」「最新学説」の疑い方。自分の頭で歴史を考えたい人への絶好の水先案内。第1章 日本史を疑ってみよう第2章 古代第3章 平安時代第4章 鎌倉時代第5章 室町時代第6章 戦国時代第7章 江戸時代「定説」も「最新学説」も一から見直そう! 45のクエスチョンで日本史を総ざらい。人事、経済、組織、リーダー、国際環境――古代から近世まで「時代を動かす力」がわかる!【目次より】日本史は何の役に立つのか歴史用語を疑え史実とは何か 史料の使い方、疑い方流れを押さえる四つの視点世襲のメリット実力のメリット史料が少ない古代史を読み解くにはヤマト王権のフランチャイズ戦略「日本」をつくった警戒レベルMAXの外圧律令体制を税金問題として考えてみよう朝廷は全国を支配できていたか 「面」の支配と「点」の支配 貴族の地方放置が武士を育てた 平将門の乱を再評価する実はもろかった摂関政治東国の武士たちはなぜ流人の頼朝を担いだのか?どうして源氏将軍が絶えたのに鎌倉幕府は続いたのか元寇は本当は避けられた?「銭」に負けた得宗専制鎌倉幕府を倒したのは後醍醐天皇ではない応仁の乱は尊氏派vs直義派の最終決戦だった信長最大のライバルは一向宗だった江戸時代 近代から見るか、中世から見るか徳川幕府の名君と暗君「鎖国はなかった」説を外圧理論で考える江戸幕府を滅ぼした「働かないおじさん」問題 ほか   Honya Club.com


JPY ¥2,860
慶応義塾大学法学部政治学科開設百年記念事業のなかでもっとも重要な事業の一つである五巻からなる学術論文集。政治思想、政治・社会理論、日本政治、地域研究、国際政治の五つの分野で統一的テーマの下に各一巻を編集。「日本政治」を扱う本書では、混迷する政治の行方を探る。徴兵令と慶応義塾地方分権論議と司法の役割現代日本における社会意識と政党支持「衛生警察」と「自治衛生」の相剋―衛生行政の模索と転換小選挙区制の公認候補選考に与えた影響について―第一四回総選挙における政友会を中心に古代銭貨制に関する一考察阿部次郎と森戸辰男事件地方分権と地方行政体制の整備確立〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥858
人が「銭金の問題じゃねえだろッ。」と怒るとき、実際のことの発端はやはり銭金の問題なのである!孤高の私小説家が、貧乏、借金、挫折、嫉妬など、欲望渦巻くみずからの金がらみ人生を赤裸々に綴る表題作ほか、一大不況の時代を乗り切るための救済と覚悟を示したエッセイ集。金と文学金と恋銭金について痩我慢私の喪失感忌まわしき時代時のかたち飾磨川だら心の中の「いちばん寒い場所」について〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥7,480
日本の歴史上、近世ほど多種類の貨幣が流通した時代はない。金・銀・銭という幕府制定の「三貨」、近世初頭の大名領国にみられる金銀貨「領国貨幣」、藩札や私札の紙幣などを加えればその数は膨大である。さらに銭については、地域独特の数え方もあった。こうした複雑さのいっぽう、近世の権力は貨幣制度を確立したとも認識されている。本書は、この一見矛盾する貨幣の特質を明らかにすることを試みる。近世貨幣はどのように生まれ、流通し、終焉をむかえたのか―。一国一通貨という貨幣観を解きほぐし、その独自の機能や意味づけを問いなおす良著。第1部 貨幣の統合と多様性(三貨制度の成立;貨幣の地域性と近世的統合;地域からみた近世中後期の通貨事情(一)―播磨を中心に;地域からみた近世中後期の通貨事情(二)―伊予の場合)第2部 貨幣の機能(金銀貨の機能とその展開;貨幣改鋳と新旧貨引替機構―文政期、十五軒組合の設立を中心に;近世初期の撰銭令と銭貨の機能;貨幣の社会的・文化的効用)第3部 寛永通宝の鋳造と流通(寛永通宝の第一次鋳造;寛永期の大坂銭座;享保期、大坂難波銭座の鋳銭;真鍮四文銭の鋳造と流通;まとめと展望)   Honya Club.com


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韓国併合、吉原の大火、明治天皇崩御―と、激動する日本。一方、遠くロシアではストルイピン首相が暗殺され、相次ぐ国際情勢の悪化が金融の引締めを招いていた。そんな中、二十四歳になった狂介は、内国通運の株を賭けて、甲府の百姓と偽り、天一坊と生死を分ける戦いを始めることに。しかし、その背後に潜んでいたのは新たな闇の支配者だった…。天才相場師の壮烈な「銭」の戦いを描く、大好評シリーズ第三弾。   Honya Club.com