邪馬台国の謎を解くカギとなる「魏志倭人伝」。特に最大の謎は邪馬台国の場所だ。倭人伝では、朝鮮から邪馬台国までを約8,000キロとしている。これは直線距離で日本からメルボルンまでの距離と同じだ。なぜ邪馬台国は異様に遠い国とされたのか?そこには、邪馬台国を「遥か遠くの大国」としたい司馬懿の思惑があった!!2世紀前後の世界情勢を踏まえつつ、この謎に大胆に迫る!文庫書き下ろし。第1章 中国の歴史書の中の倭国(前漢代に中国と交易を始めた倭国;『後漢書』にみえる倭の奴国 ほか)第2章 日本古代史の流れの中でみた邪馬台国の時代(中国文明圏と日本;中国民族の成り立ち ほか)第3章 異民族との交渉からみた古代中国の王朝(武帝のもとで全盛を迎えた前漢朝;草原の雄、匈奴の全盛 ほか)第4章 東夷と呼ばれた国々(中国支配以前の中国東北地方、沿海地方、朝鮮半島;中国系の衛氏朝鮮の成立 ほか)第5章 卑弥呼の外交と大和朝廷の発展(倭国を東方の神仙境とみた中国人;倭国の朝貢を心待ちにしていた司馬懿 ほか)九州説? 畿内説? 邪馬台国論争を解くカギは、西域の大国にあった!!▼邪馬台国の謎を解くカギとなる「魏志倭人伝」。特に最大の謎は邪馬台国の場所だ。倭人伝では、朝鮮から邪馬台国までを約8,000キロとしている。これは直線距離で日本からメルボルンまでの距離とほぼ同じだ。なぜ邪馬台国は異様に遠い国とされたのか? そこには、邪馬台国を「遥か遠くの大国」としたい司馬懿(仲達)の思惑があった!! 2世紀前後の世界情勢を踏まえつつ、この謎に大胆に迫る!▼[内容例]▼◎「魏志倭人伝」が記す異様に遠い邪馬台国▼◎シルクロードの東西交流と日本人▼◎卑弥呼の時代より早く出現した出雲王国▼◎最初の古墳をつくった纏向遺跡の大和朝廷
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