JPY ¥2,750
アジア通貨危機後、注目される台湾型経済発展モデルとはなにか。経済発展に重要な役割を果たした経済開発政策に焦点をしぼり、台湾がいかに今日の繁栄を勝ち得たか考察する。第1章 産業政策と経済発展第2章 経済計画機構と政府の役割第3章 産業発展と市場刺激的技術政策第4章 中小企業政策と政府の役割第5章 政府間財政関係第6章 金融諸改革と今後の課題   Honya Club.com


JPY ¥713
未曾有の経済危機で通貨は「不美人競争」に陥った。『本当はヤバくない日本経済』ほかベストセラー連発のエコノミストが語る為替の行方。第1章 2つのアメリカ(アメリカ版「国家のバランスシート」;家計、企業、政府のバランスシートの変遷;「民間の負債」が拡大しないと不景気になる ほか)第2章 マネーストックの謎(なぜアメリカの長期金利は上昇しないのか;ドルの増加とFRBの資産膨張;マネーストックが増えない! ほか)第3章 ドル凋落後の世界(アメリカの各負債を整理する;日本化するアメリカ経済;米国債暴落の影響を日中比較する ほか)ベストセラー連発のエコノミストが語る為替の行方。ドル安が招く世界経済の新たな危機とは…。2008年9月のリーマン・ショック以降に激変期を迎えたアメリカ経済に焦点を当てた1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
総論 日本「構造改革」論の虚実―ラテン・アメリカを既視感として第1部 ラテン・アメリカの新自由主義の経験から何を学ぶか(「失われた一〇年」を超えて―ラテン・アメリカの教訓;財政危機を民主的に乗り越える;高齢者の生活保障をどうするか―アルゼンチンの年金改革に「学ぶ」;金融危機をどう克服するか―望まれる中小企業対策の充実;新自由主義的な労働改革がもたらすもの―ペルー・フジモリ政権の経験;アジアのラテン・アメリカ化)第2部 新自由主義を乗り越える―真の構造改革と共生経済へ(チリ経済の「奇跡」を再検証する―新自由主義改革の虚像と実像;「社会自由主義」の成果と限界―ブラジル・カルドーゾ政権の経験から検証する;人間中心主義社会への転換;競争するために協力する―地域社会再生のための産業戦略;連帯経済の構築と共同体の構造転換―メキシコ最貧困州チアパスの経験から;地域通貨で生き延びる―「社会的経済」の地平)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
「次にやって来る危機」は、リーマン・ショックをも上回る史上最大の経済事件となる可能性が高い。今年二月上旬の世界的な株と一部通貨の暴落は、その「前兆」にすぎない。「本番」は二〇一九年後半ー二〇二〇年にやってくる。それはなぜ、やってくるのか。そして、どのくらいの規模になるのか。何をやれば資産を守ることができるのか。残された時間は少ない。今すぐ本書に従って生き残りのための対策を始めていただきたい。第1章 世界は火種に覆われている―いよいよ恐慌の幕があく第2章 バブル狂騒曲―不動産、株、ビットコイン、美術品…第3章 二〇〇六ー二〇〇九年、リーマン・ショック前後に起きたこと第4章 世界経済が抱える史上最大の債務第5章 「恐慌」経由「国家破産」―今後、起きること第6章 資産家は恐慌時に生まれる!!   Honya Club.com


JPY ¥913
外国為替の基本的な仕組みやマーケットの見方、国際通貨制度の歴史などを網羅的かつコンパクトに解説する入門書。企業の為替リスク管理や決済の仕組みなど、外為関連業務に携わる人が知っておきたい実務も解説。ユーロ危機やドル基軸体制の動揺、かつてない円高水準など、最新動向を加筆し、新版化。1 外国為替とは2 外国為替相場の基本的な見方3 外国為替市場4 企業財務と外国為替5 国際収支と外国為替6 国際通貨制度外国為替の取引の仕組みやマーケットの見方の基本、企業財務における為替リスク管理などを、バランスよく解説する定番書の改訂版。国際収支や各国通貨制度、国際金融危機の動向を盛り込むほかデータ類を更新。   Honya Club.com


JPY ¥924
ドル化とは、日々の経済活動において、国内通貨のみならず米ドルなど信用力が高い外国通貨が使われる経済現象である。財政破綻を迎えた新興国においてその動きが顕著だが、いまや先進国最悪の財政を抱える日本でも、人々が資産防衛の為に預金を米ドルに交換し、日々の決済を米ドルで行う日がやってくるかもしれない。本書では歴史的なドル高の裏で世界的に進んだドル化の分析を通じて、日本で行われている経済運営の見直しを提言する。第1章 ドル化とは何か―通貨の信認が低下した世界第2章 なぜドル化は米ドルで生じるのか―基軸通貨米ドルの特徴第3章 経済発展を阻むドル化―トルコのケース第4章 国力衰退をもたらしたドル化―アルゼンチンのケース第5章 通貨危機とドル化―断ち切れない負の連鎖第6章 日本で米ドルが使われる日―忍び寄るドル化の足音終章 見直されるべき経済運営―再び通貨の安定が問われる時代へ財政破綻に陥った新興国で進む「ドル化」。自国通貨と共に外国通貨を利用するこの現象を通じて、通貨危機の足音が着実に忍び寄る日本経済の現状を分析する。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
新世紀における日本経済の再検討―進む改革の中でさらに検討すべき課題を明らかにし、新たな視点と切り口で迫る。本書ではグローバル・スタンダード論の検証から、通貨危機、産業空洞化、年功給・採用問題、金融機関の国際化などの重要問題について、一段掘り下げた視点からの考察を行い、諸課題解決の方策を探究する。序章 グローバリゼーションの進展とグローバル・スタンダード論―「日本型多国籍企業」の行方第1章 90年代の国際収支不均衡―クレジットクランチ、アジア通貨危機、米国の好景気の影響第2章 日本企業の多国籍化と産業空洞化―産業の空洞化か産業の高度化か第3章 高等教育と日本の労働市場―新規学卒一括採用を中心として第4章 経済構造改革と財政―平成不況の長期化と財政赤字の拡大第5章 金融の国際化と金融機関の選択―国際化の二面性第6章 外国企業の対日投資と日本の企業システム―対日直接投資は何故少ないのか第7章 国際会計基準とその調和化―有価証券の時価評価を中心に   Honya Club.com


JPY ¥1,980
日本の金融再生のカギはアジア市場にあり、いま必要なのはアジア地場経済を知り尽くしたスペシャリストの育成である。本書は、アジア各国の第一線で活躍する実務家を招き、アジア各国の金融システムと通貨危機以後の取組みについて理解を深めるとともに、日本の金融・財政政策を再検討し、その処方箋を提言する。1 マレーシアの債券市場(債券市場の発展と投資家のタイプ;リンギット債券市場 ほか)2 フィリピンにおける資本市場の発展(市場のあらまし;債券市場 ほか)3 日本の金融財政政策の課題(日本の債券市場の概要;日本の公共投資の現状 ほか)4 アジア債券市場の展望(危機後のアジア債券市場;MTSモデル ほか)日本の金融再生に必要なのは、アジア地場経済を知り尽く したスペシャリストの育成、日本企業のアジア進出支援、 新たな金融商品・金融情報インフラの開発などである。 アジア各国の第一線で活躍する実務家を招き、各国の金 融システムと通貨危機以後の取り組みについて理解を深め るとともに、日本の金融・財政政策を再検討し、金融再生に向けた 処方箋を提言する。アジアに学び、アジアに生きるための金融入門書。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
通貨危機と国際マネーゲーム   Honya Club.com


JPY ¥3,080
分権的な主権国家システムにおいて経済活動が国境を越えて広がり、経済的相互依存関係が拡大すれば、貿易・投資・金融のような経済問題をめぐって主権国家間あるいは経済主体と主権国家の間で対立や協調の可能性が高まる。国際政治経済の理論をわかりやすく説明し、それらの理論をつかって通商交渉、通貨協力、地域紛争の事例分析のお手本を示す。理解を深めるための練習問題と文献案内つき。第1部 国際政治経済学とは何か(分析領域―対象・アプローチ・課題;分析手法―ゲーム理論;分析視角―2レベルゲーム)第2部 国際通商交渉(通商交渉と議会の批准;日米通商交渉と制裁の威嚇;APEC通商交渉と官僚制)第3部 国際通貨協力(ドル本位制と通貨協力;通貨統合とユーロ;通貨危機とグローバル・ガバナンス)第4部 国際地域紛争(国内紛争への国際介入;核不拡散体制の安定条件;米朝核交渉のロード・マップ)国際政治経済を分析するための理論をわかりやすく説明。通商交渉、通貨協力、地域紛争の3つの分野を簡潔に解説するとともに、理論を使って実際に分析。各章末に、理解を深めるための練習問題と文献案内を付す。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
EUの歴史EUの通貨統合とユーロポスト・リーマン危機のEUと欧州欧州の金融危機欧州中央銀行制度証券取引所株式市場公社債市場デリバティブ市場M&Aと証券化市場投資ファンド証券税制証券規制会計制度   Honya Club.com


JPY ¥2,027
「(1)国際銀行権力」と「(2)通貨発行権」の存在から目を逸らせる巧妙な魔術に光を当てると、全人類の理想モデルが見えてきた!なんと自由民主制が国際銀行権力にとってもっとも都合のいい制度だったとは!金融の現場から検証しついに辿り着いた渾身の集大成。第1章 人類史上最大の政治・思想システム 人権と民主政治の操作方法を解き明かす(操作される民主政治の全体像と操作する詐欺学のポイント;憲法にも記載されていない通貨発行権の無意識化;イギリスとフランスの通貨発行権の国有化という巧みなカモフラージュ ほか)第2章 マネーの詐欺学によって破壊・解体され、形作られた30年間の日本の軌跡 日本が徹底的に騙され操作されてきた実例集(資本主義経済と民主政治の原理を連動させて日本社会を人工的に大改造;日本型の産業資本主義と、米国型の株主資本主義の違い;脅威的な成長力を実現した日本型戦時経済体制ができあがる過程 ほか)第3章 欧米型自由民主制社会を超克する政治・経済・思想を提言する(国際銀行権力に主導される政「金」分離型自由民主制の致命的欠陥;現実を説明する適切な社会モデルから、適切な改革案と予測は可能になる;自由民主制という文明の危機を超克するための民主の原理の「意識化」の必要性 ほか)景気変動は、通貨発行権を握る国際銀行家が人為的に引き起こしている…。自由民主制は、国際銀行権力にとってもっとも都合のいい制度だった。金融の現場から検証し、ついに辿り着いた渾身の集大成。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
今こそ政治の再生のとき!あらゆる角度から新たな政治を構築する。序章 本書の企図と概要第1章 「政治言語研究」とは何か―日本における「政治言語研究」の概観第2章 政治と言語―安全保障関連法の成立過程第3章 言語、言説、政治第4章 言語、恣意的約束事、遺伝子―神なき後の社会秩序と進化論(試論)第5章 政策と政治過程の言説分析―アジア通貨危機におけるIMF政策をめぐって第6章 メタファー、イデオロギー、政治レトリック第7章 人間の認知研究における統合的複雑性第8章 テクストの内容分析による政治指導者の動機の測定第9章 ウラジミール・プーチンのオペレーショナル・コード―新自動コーディング・システムによる新しいグローバル指導者の分析   Honya Club.com


JPY ¥3,630
欧州債務危機の原因と影響は?2009年のギリシャ危機に端を発する欧州債務危機は、いったん終息する気配をみせていた。しかし、2015年にはギリシャ政府の借入金返済のための資金調達が困難となる見直しが出たことで、危機が再燃している。第1章 欧州債務危機の拡散と金融市場第2章 ユーロ圏金融市場とCDSスプレッド第3章 欧州債務危機とCDS市場での伝染効果第4章 ユーロ圏の政府債務危機は伝染したのか?―ユーロ加盟国の財政収支とCDSスプレッドを用いた実証分析第5章 欧州債務危機は実体経済を抑制したのか?―構造変化を考慮した投資関数の推定による欧州債務危機の実体経済への影響の検証第6章 欧州債務危機とECBの非標準的金融政策第7章 欧州の経済ガバナンス改革―財政制度改革と銀行同盟は欧州危機の再来を防げるのか?欧州債務危機の原因をCDS市場を中心に論じ、今後、債務危機が再燃しないための枠組である経済ガバナンスをどのように構築すべきかを検証する。通貨統合の難しさやグローバルな金融市場への教訓が理解できる。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
アジアNIES、ASEAN、中国など西太平洋に面する東アジアを取り上げ権威主義と民主主義の狭間であえぐ政治変容、通貨危機と経済政策、深刻化する環境問題、冷戦後の安全保障等について考察する。〈天児慧〉1947年岡山県生まれ。一橋大学大学院博士課程修了。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授。著書に「日本の国際主義」「中国大陸をゆく」「中国の21世紀」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥7,700
それはいかなる「戦い」だったのか。核兵器開発、西側同盟、脱植民地化、文化変容…「冷たい戦争」の歴史的要素をめぐる本格的探究。新しい冷戦認識を求めて―多元主義的な冷戦史の可能性第1部 西側同盟内関係と冷戦(同盟から冷戦を考える;イギリスの原爆開発と冷戦―一九四五ー一九四七年;同盟要因と同盟国の対米影響力―キューバ・ミサイル危機における米英関係;ブラント政権の東方政策と独米関係―一九六九ー一九七二年;ヨーロッパ・アメリカ・ポンド―EC加盟と通貨統合をめぐるヒース政権の大西洋外交、一九七〇ー一九七四年;天然ガス・パイプライン建設をめぐる西側同盟―一九八一ー一九八二年)第2部 脱植民地化と冷戦(西欧への二つの挑戦―脱植民地化と冷戦の複合作用;東南アジアにおける脱植民地化と冷戦の開始―想像上の共産主義の恐怖はいかにして生成されたか、一九四七ー一九四九年;チュニジア・モロッコの脱植民地化と西側同盟;国連組織防衛の論理とカタンガ分離終結―一九六二ー一九六三年;コンゴ(ブラザヴィル)共和国をめぐる中台国交樹立競争;冷戦・アパルトヘイト・コモンウェルス―イギリス対外政策と南アフリカへの武器輸出問題、一九五五ー一九七五年)第3部 国内の文化・社会の変容と冷戦(冷戦と文化的なもの;アメリカを超えるジャズと冷戦;戦後ドイツ音楽文化と冷戦―占領期ベルリンにおけるアメリカの音楽政策、一九四五ー一九四九年;冷戦とプロテスタント教会―東ドイツ国家による教会政策の展開と「社会主義の中の教会」;スペイン内戦・冷戦・民主化―アメリカの労働組合と対スペイン政策)   Honya Club.com


JPY ¥3,850
軍事と経済成長にますます依存するアメリカ。その経済政策は今後どう展開するのか。50年代「軍産複合体」以来の、安全・軍事と富・経済成長政策をめぐる政治経済学アプローチ。〈新岡智〉1954年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。関東学院大学経済学部教授。共著に「通貨危機の政治経済学」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,190
ラテンアメリカ債務危機やアジア通貨危機の封じ込めを主導、リーマンショックより連なる今回の大不況到来をいち早く警告したバンカーが語る、国際金融の知られざる実相。1 大胆に、毅然と2 影響の大きさを想定して、問題を予見する3 タイムリーに行う4 迅速にわかりやすい行動をとる5 脅しに挑む―正義のために立ち上がれ6 WEIJI(危机)―チャンスをつかめ7 文化、歴史、顧客そして言語を知ること8 コンセンサスを形成し、問題解決に革新的な方法を用いる中南米の国家債務危機や、アジア通貨危機の封じ込めに活躍した国際バンカーによる注目の回顧録。脅しに屈服するな、合意をつくり問題を革新的な方法で解決せよなど、自身の経験をもとに危機に立ち向かう術を語る。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
図解を見て、本文を読むと、「外国為替」の世界が深くわかってしまう。外国為替に関わる実務家からFX投資で儲けたい人まで、知りたいこと・知っておくべきことを、やさしく、コンパクトに、丸ごと紹介!1章 外国為替とはどういうものか2章 外国為替市場のしくみ3章 外国為替相場はこうして決まる4章 リスクとリスクヘッジのしくみ5章 ディーリングの手法6章 市場介入とはどういうものか7章 代表的な通貨の特徴8章 通貨オプション取引のしくみ9章 レートの動きの読み方と情報の利用法10章 金融危機と為替相場の歴史相場や市場のしくみから、取引の実際、代表的な通貨の特徴、デリバティブ取引、為替レートの予測まで、知っておきたい基本知識を図解でやさしく解説する。累計10万部の名著がコンパクトに新装刊。   Honya Club.com


JPY ¥1,466
ドルを持てば大損!?アメリカ発世界大不況のゴングが鳴った…。企業と個人が生き残るための処方箋。第1章 世界大不況のゴングが鳴った―東南アジア経済危機はドル基軸通貨体制動揺の序章第2章 ドルを稼いで罪あり―バブルの発生も崩壊も"ドル"への過信から始まった第3章 "内需拡大の究極の特効薬―お金を使えば税金を負けてやる"という発想が必要第4章 みんなで大損して再出発―円安放置とアジア危機で米国株価の大暴落が始まる第5章 世界的マネーゲームの崩壊―日本で起ったことはアメリカでも起る   Honya Club.com


JPY ¥1,760
必要なのは、インフレではなく、持続可能な経済成長。安易な円安期待、機械的なデフレ脱却の陥穽とは。日銀は何ができ、何をすべきか―。ギリシャ危機の真の教訓を読み取る。第1章 幻と終わった「円安」?第2章 通貨と中央銀行第3章 日銀の金融政策を巡る論争第4章 日本を取り巻く環境第5章 ヨーロッパの経済情勢第6章 アメリカの経済情勢等第7章 デフレからの脱却世界的な金融緩和競争の中で、日銀は何をすべきか。ギリシャ危機、ユーロの構造問題も踏まえ、通貨の本質に立ち返り、デフレと金融政策に関する議論を整理・分析。安易な円安期待、機械的なデフレ脱却の陥穽とは。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
本書は、金融システムを巡る問題に焦点を当てている。金融システムは、社会的共通資本を広義の制度的な側面からとらえた概念である「制度資本」を構成する重要な一要素であり、金融システムの安定的かつ効率的な運営および管理は、市場メカニズムが有効に機能するための必要不可欠な条件である。第5号において、信用秩序、学校教育、医療、都市におけるセキュリティなどを対象に広範な分析がなされた「制度資本」のうち金融システムに関する問題を理論と実証の両面から掘り下げ、問題の本質を探った。第1部 日本の金融システム危機と銀行管理のあり方(日本の金融危機から何を学ぶか―金融システムと企業経営統治;金融システムの脆弱性と天下り;銀行に監視能力は存在したか?―過剰債務問題の視点から;自己資本比率規制と不良債権の銀行貸出への影響)第2部 欧米における経験(アメリカの預金保険制度と銀行破綻;国際的な金融規制・監督政策の展開;投機と通貨防衛―欧州通貨危機からの経験)第3部 東アジアの金融問題(アジア通貨危機とIMFの対応;市場経済移行国における金融と資源配分の問題―ベトナムの事例を中心に)日本のみならず、欧米やアジアにおける金融危機の経験や様々な問題点を検討し、望ましいシステム管理のあり方やその方向性を探る。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
トヨタ自動車の海外子会社タイトヨタが、開発から販売・輸出までの自立した機能を身につけ、タイ市場での圧倒的なシェアと東南アジアを代表する輸出企業としての地位を獲得していく姿を、強固な産業クラスター形成のプロセスとともに描く。第1章 自立化はなぜいかにして達成されたか―問題提起第2章 タイ自動車産業におけるタイトヨタ―概況第3章 タイ自動車のタイ市場への進出―1957ー1977年第4章 国産化への組織の対応と人事・教育制度の確立―1978ー1985年第5章 自動車市場の急速な拡大と自由化政策への対応―1985ー1993年第6章 アジア・カーの誕生と通貨危機―1994ー2003年第7章 輸出基地化とグローバル・スタンダードの確立―2004年ー2006年第8章 環境問題と「エコカー」の開発―2007年ー第9章 発見事実と今後への課題 おわりにトヨタ自動車の海外子会社タイトヨタが,開発から販売・輸出までの自立した能力を身につけ,国内の圧倒的なシェアをもち,タイを代表する輸出企業としての地位を確立し,さらにタイの自立した自動車産業集積を形成させるするに至ったプロセスを描く力作。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
本書は特に最近のアジア通貨危機、それに伴う従前のアジアの金融、経済秩序の変貌という極めて直近の情勢変化の過程で「華人ネットワーク」がいかにそれに耐え抜くべく健闘したか、それに加え、今後期待される新アジア経済復興の中で「華人ネットワーク」がいかなる重要な役割を演じていくかにつき、十分な分析を加えている点で他にない特徴を持っている。21世紀グローバル・プレイヤー華人の多彩な行動の全貌。序章 危機克服と経済復興への挑戦第1章 華人と華人ネットワーク第2章 華人ネットワークの女王蜂 華人金融業―華人金融業の史的展開第3章 東アジアの経済成長―資金移動と華人金融プレーヤー第4章 「アジア金融あらし」と「華洋資金大戦」第5章 危機克服への挑戦―華人企業家精神への試練第6章 東アジアのM&A旋風と華人資本の地域戦略第7章 華人ネットワークの戦略―情報通信技術産業への進軍   Honya Club.com


JPY ¥792
一言でいえばこうだ。ドル=経済をカジノ化させた主犯。ユーロ=期待を裏切り存在感は限定的。人民元=昇竜に立ちはだかる国際化の壁。リブラ=可能性と危険性を孕む「夢の通貨」。円=黄昏を越え輝きを取り戻せるか。物の取引のツールだったはずのお金(通貨)が、逆に経済全体を動かすようになってしまった現在。主役としての通貨を理解することで、一見複雑怪奇な世界経済の構造が、すっきりわかるようになる。第1章 ドル―世界に君臨し続ける旨み(「物の取引」を凌駕する膨大な金融資産;「カジノ資本主義」の不安定性 ほか)第2章 ユーロ―再び危機は起こるのか(通貨統合とはどういうことか;為替リスク回避など大きなメリット ほか)第3章 人民元・円―アジアで覇権を握るのは(通貨の「三国志」時代が到来すれば;基軸通貨への名乗りを上げた人民元 ほか)第4章 仮想通貨―ビットコインとリブラの未来(「億り人」に沸いたビットコイン狂騒曲;お金とは「買い物で支払いに使われるもの」 ほか)米中どちらが勝つ? 仮想通貨の未来は? 物の取引のツールだった通貨が、経済全体を動かすようになってしまった現在。主役としての通貨を理解すれば、一見複雑怪奇な世界経済の構造が、スッキリわかる!   Honya Club.com


JPY ¥2,200
日本経済を救う秘策とは?国際経済学の第一人者が「大恐慌の復活」を予感し、その回避の方法を緊急に書き下ろした最新作。1 資本主義の繁栄が絶頂を迎えた日―1997年7月1日2 「アジアの奇跡」の正体をさぐる―通貨危機の前夜まで3 無視された警告―1995年、中南米諸国の危機4 日本を襲うステルス型不況―バブル崩壊と流動性の罠5 すべてが崩れる―アジア経済はこうして壊滅した6 信用という名のゲーム―IMFの救済策の正体をあばく7 世界の支配者―ヘッジファンドはなぜ危険なのか8 不況はいつまで続くのか?―次なる危機のシナリオ9 恐慌型経済の復活   Honya Club.com


JPY ¥5,720
第二次大戦後からアジア通貨危機直後までの韓国経済の発展過程を、朝鮮半島の歴史的状況を考慮した分断体制資本主義と捉え、財閥形成史の視点から分析、新たな問題提起を試みる。〈鄭章淵〉1952年佐賀県生まれ。法政大学大学院社会科学科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学。駒澤大学経済学部教授。著書に「現代韓国への視点」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,200
ペンタゴンは密かにシミュレーションを行っていた。通貨は崩壊し、資産は凍結され、日本の金(ゴールド)は接収されてしまうのか!?「ウォールストリート・ジャーナル」ベストセラー。国防総省が実施した初の金融戦争シミュレーションの推進役を務めたリスク管理の専門家が、精緻なシナリオを描く。第1部 戦争シミュレーション・ゲーム(戦争の前;金融戦争)第2部 通貨戦争(黄金時代について;第一次通貨戦争―一九二一年ー一九三六年;第二次通貨戦争―一九六七年ー一九八七年;第三次通貨戦争―二〇一〇年ー;G20による解決への動き)第3部 次のグローバル危機(グローバル化と国家資本;経済学の誤用;通貨、資本、複雑性;終局―紙券か金か、それとも混沌か)国防総省は金融戦争シミュレーションをひそかに行っていた。通貨は崩壊し、資産は凍結され、日本のゴールドは接収されてしまうのか。「ウォールストリート・ジャーナル」ベストセラー。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
低金利こそ最大のチャンス!キャピタルゲインよりキャッシュフロー投資を!「金持ちのように考える」最初の一歩の踏み出し方。―不動産バブル、リーマンショックの予言者が、迫りつつある危機と、いかに備えるべきかを語った。震災後の日本の読者への「スペシャル・メッセージ」収録。PROLOGUE ロバート・キヨサキ来日特別インタビュー ユーロ危機、中国の減速…ニュースに振り回されるより「金持ちの考え方」を!1 金持ちの考え方と行動原理を学ぼう(通貨戦争からの警鐘 「クワドラント」を変えよ;結婚とお金 共に学び、共に笑え ほか)2 「将来の危機」に備える視点をインストールしておこう(不安な世界経済 最悪の事態に備えよ;あなたの人生設計は万端か いまこそ自分の「方舟」を造り始めよう ほか)3 どんな時代にも勝ち抜くための新発想(情報時代の富の築き方 知識は金なり;上がったものは下がる キャッシュフローに投資せよ ほか)4 金持ち父さんに学ぶ「起業・経営」のルール(己の恐怖心に克て!;プラチナチケットとなれ! ほか)ユーロ問題、中国失速、超円高、増税…。危機をビッグ・チャンスに変えられる「新時代の考え方、殖やし方」とは。不動産バブル、リーマンショックの予言者が、迫りつつある危機と、いかに備えるべきかを語った。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
ドル体制=アメリカの国際通貨国特権のもとで過度に外需に依存した特化型貿易構造を追求する日本経済の危うさと、世界経済がその基底部で抱える諸問題を理論と現実の両面から解析する。第1章 金と価値規定―平均原理、限界原理、「優良」原理第2章 国際価値と金―国民的平均生産力および部門別生産性の対外格差第3章 国民所得と労賃の国際的格差―1970年から90年の日・米・英・西独・仏製造業を事例として第4章 世界市場の拡大とドルの減価第5章 グローバリゼーションと1人当たりの国民所得の格差、賃銀格差第6章 ドル体制と日・米・東アジア貿易第7章 世界金融危機から世界経済危機へ―日本の産業構造と貿易構造の問題点   Honya Club.com


JPY ¥1,760
各国政府が紙とインクの「不換紙幣」を刷りまくっているとき、アメリカが単独で「ドルを兌換紙幣に移行」させると、ドルは「インフレにヘッジできる唯一の通貨」、つまり「世界最強の通貨」に大変身できる。「金本位制復活」宣言だけで、世界のマネーがドルを求めてアメリカに流入し、「アメリカの大復活」という奇跡が起こるのだ。本書は、1971年に「ニクソン・ショック」から、準備を積み重ねてきた「21世紀のアメリカの世界戦略」を絵解きするものである。世界金融危機の向こうに「金本位制復活」が見えてきた第1部 「アメリカの21世紀覇権戦略」は死なず―100年に一度の金融危機は「肉を切らせて骨を切る大逆転劇」(パラダイム・シフトを仕掛けたアメリカの「ハルマゲドン大戦略」;戦略的負けたふりだった「ニクソン・ショック」;「3つの変動相場」と「戦略的先物市場」創設)第2部 金価格は、6000ドルに駆け上がる―陰の推進役はアメリカ政府?!(第2次パクスアメリカーナは「金本位制復活」で実現可能;国家による「金」の争奪戦が始まった)100年に1度の不況の最中、アメリカによる通貨を利用した起死回生の経済政策が打たれる。迫る金本位制復活の中、世界はどう動くのか。「21世紀のアメリカの世界戦略」を解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
世界的金融メディアブルームバーグワシントン支局記者が語る!!「独自データ」と「現地取材」をもとに緊急提言。アベノミクスはアメリカの「劣化コピー」"日米同時危機"も、迫る!第1章 「500年に一度」のバブル崩壊が始まる(なぜ、2014年に「米国危機」が起きるのか?;「アメリカ帝国」はバブルと崩壊を繰り返す;基軸通貨「ドル」の終焉を招く国債バブル崩壊)第2章 オバマ政権の経済政策が膨らませた大きすぎる"バブル"(暴走する「金融緩和バブル」の真相;アメリカ経済を破滅へと導くオバマ政権とFRB;「想定をはるかに上回った」巨大バブル)第3章 構造問題を抱えた米国経済を襲う危機(1%の富裕層がさらに豊かになる社会;現地在住だから見えるアメリカ崩壊の「序曲」;本物の「財政の崖」に変貌するリスク)第4章 世界経済のど真ん中を襲う米国危機(数字が突きつける米国経済の危うい現実;世界の基軸通貨「ドル」が没落する;世界各国を巻き込む「米国債」の暴落)第5章 米国危機―そのとき日本は対応できるのか?(日本は「米国危機」を追従しているだけ;最後の砦・日本銀行が屈したインパクトは大きい;アメリカと共に崩壊寸前の日本)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
ドルの崩壊でユーロ、元など他の通貨はどうなるのか。日本の円、貯蓄や株価はどうなるのか。迫り来る通貨危機で大きく儲ける方法はあるのか。二人の国際金融専門家が見通した。第1部 なぜドルは崩壊するか(繁栄の幻想;金の裏付けのない通貨は失敗するように運命づけられている ほか)第2部 貨幣の今と昔(貨幣とは何か;最初の黄金期 ほか)第3部 なぜ金は急騰するのか(金のファンダメンタルズはプラスだ;不安指数―心配し始めたばかりだ ほか)第4部 ドルの崩壊で儲ける(実物資産としての金;貴金属投信 ほか)ドルの崩壊で、ユーロ、元など他の通貨はどうなるのか。日本の円、貯蓄や株価はどうなるのか。迫り来る通貨危機で大きく儲ける方法はあるのか…。2人の国際金融専門家が見通した1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
第1部 日本企業の国際化と国際経営(経営活動の国際化とその発展段階;経営活動の国際化の理論;日本企業の国際化;海外生産;グローバル経営)第2部 海外生産における競争力―QCDの視点から(海外生産におけるQCDと海外生産の分類;国内外の生産体制の編成;海外生産した場合のコスト試算;逆輸入に適した製品と本国生産に適した製品)第3部 東アジアにおける日本企業の経営(東アジアにおける品質管理;東アジアにおける利益管理と財務管理;東アジアにおける工程管理と駐在員管理;東アジアの経済発展と経営環境の変化;進出日系企業の市場と日本企業の優位性;東アジアにおける日系企業の経営戦略;東アジアの通貨・金融危機と中国の急成長)第4部 新しい動き(新興国市場(BRICsなど);グローバル経営の展開―トヨタ自動車の事例;グローバル経営―トヨタのIMV(多目的世界戦略車)の事例;その他の新展開)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
2017年に最大の試練がやってくる!米国住宅バブル崩壊や欧州債務危機の到来、2014年の日本の景気失速や消費増税先送り、さらには原油価格の下落を自著で的確に予見したカリスマ・エコノミストが、今後の経済、社会、マーケットの行方を大胆に予測する。第1章 アベノミクスの失敗は最初からわかっていた(アベノミクスの結果は初めから決まっていた;なぜリフレ派の理論は日本では通用しないのか? ほか)第2章 アメリカ型資本主義が国民生活を疲弊させる理由(量的緩和によって、アメリカでは格差が大いに拡大した;歴史を検証すれば、アメリカでは実質賃金が下がり続けてきた ほか)第3章 インフレ経済が日本の中間層と地方経済を苦しめる(アベノミクスによって、国民の実質賃金はどれだけ下がったのか;消費税の増税がなかったとしても、アベノミクスが失敗していた理由とは ほか)第4章 なぜ円安でも日本経済は回復しないのか(なぜ民間シンクタンクが「円安で輪出が増える」と揃って太鼓判を押していたのか;輸出が増えない理由1 輸出企業の為替リスク回避がすでに大きく進んでいる ほか)第5章 これから何が起こるのか―2017年、日本の試練がやってくる(円相場が120円の水準では、消費の低迷は終わらない;いまの経済政策のままでは、日本経済の低迷は終わらない ほか)消費増税、通貨安、日銀の出口戦略…。2017年に最大の試練がやってくる。激変する日本の経済、社会、マーケットの行方を、原油価格の下落などを的確に予見したカリスマ・エコノミストが大胆に予測する。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
アジア通貨危機とIMF   Honya Club.com


JPY ¥2,750
アジア経済の「強さ」と「弱さ」をともに明らかにできるような視角と分析枠組み。第1章 貿易構造の変容と直接投資第2章 技術の「従属」と脱「従属」第3章 対外経済協力の展開第4章 権威主義体制と民主化第5章 軍事工業化の展開第6章 インフォーマル部門の展開と変容補章 東アジアの通貨・金融危機と国際金融   Honya Club.com


JPY ¥3,190
中国経済が世界経済の枠組みに入り、ますますその地位を高めつつある。ただ逆に、1997年7月以降のアジア通貨・金融危機が経済危機に発展し、その影響に対して対岸の火事とみることもできなくなり、経済運営に少なからぬ打撃を受けることになった。中国経済はアジア経済だけではなく、世界経済に対してもよりいっそう相互補完的な関係を強めつつある。こうした中国市場経済への道は、1993年11月中共第14期第3回中央委員会総会で、「社会主義市場経済」を決定し、翌年94年の「税制改革」を皮切りに、今日までさまざまな経済体制(経済制度を指す)を改革してきたことからきている。本書はそうした経済制度の改革、とりわけ市場経済への転換のもとでの人びとの労働・生活面を中心に取り上げて論じている。第1部 市場経済の諸問題(市場経済への転換と国有企業の改革;中国における失業問題;中国における消費構造の変化;中国における女性労働者の現状)第2部 市場経済の導入と経済的諸相(市場経済と「労働法」導入;市場経済と国民意識の変化;市場経済とリストラ現象;市場経済と経済危機)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
ワンテーマにつき、異なる意見を持つ論者2人が徹底討論する話題の番組「経済討論バトル頂上決戦」(朝日ニュースター)を単行本化。第1章 今後、どうなる日本経済―武者陵司vs北野一第2章 インフレターゲットの是非を問う―岩田規久男vs植草一秀第3章 預金封鎖危機を考える―山崎元vs浪川攻第4章 小泉内閣総点検―加藤寛vs水野隆徳第5章 アメリカ経済は復活したか―若林栄四vs金森薫第6章 中国が世界を支配する日―孫炯vs竹内寛番外編 基軸通貨ドルの地位は安泰?―酒匂隆雄vs藤巻健史vs今井雅人CS放送「朝日ニュースター」で毎月放映されている「経済討論バトル頂上決戦」の内容を単行本化。異なる意見を持つ論者2人が徹底討論。日本経済を取り巻く問題点がこの1冊でわかる。   Honya Club.com


JPY ¥1,602
第1章 岐路に立つ国連第2章 南北アメリカ(ビル・クリントン大統領;破綻に瀕するアメリカ経済;「経済大統領」を目指すクリントン ほか)第3章 アジア(88歳の赤い皇帝・〓@68B0小平;"中国のゴルバチョフ"朱鎔基;楊尚昆・楊白冰兄弟の失脚;内部分裂する中国;赤い資本主義の首都・深〓@47E2 ほか)第4章 ヨーロッパ(マーストリヒト条約;欧州通貨危機;デンマークの反乱、フランスの大混乱;ネオ・ナチの台頭;ガット・ウルグアイ・ラウンド ほか)第5章 ロシア及び旧ソ連地域(エリツィン政権の危機;ルツコイと市民同盟;凶悪犯罪の巣窟=ロシア;武器輸出にかけるロシア ほか)第6章 中東・アフリカ(イスラエル・ラビン政権とPLO;『ハマス』;イスラム原理主義の輸出にかけるラフサンジャニ;国なき民・クルドの現状 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥4,699
経済と経済学の危機をもたらした〈現代の危機〉に多角的に迫る。〈世界経済=資本主義〉分析。序論 現代世界経済論の課題と方法第1部 世界経済の構造変化と現実資本の蓄積(世界経済の構造変化と日米経済;EC単一市場化と蓄積構造の変化;発展途上国経済)第2部 貨幣資本蓄積の自立的展開(貨幣資本の自立的蓄積、その実物資産からの乖離;金融「革新」と米国の企業金融;ドイツの金融自由化・金融国際化)第3部 世界経済の管理と構造変化(戦後の国際通貨体制の展開;国際協調と国民国家)   Honya Club.com


JPY ¥3,740
為替レートはどうなるか?途上国の累積債務は?ヨーロッパの失業と財政政策は?本書は、国際金融論研究の第一人者が、世界経済ならびに国際金融を規定する三つの重要課題―ドル危機・債務危機・財政赤字―に鋭い視角で正面から取り組んだものである。第1部 為替レート決定理論とドルの過大評価(過大評価されたドル;均衡と不均衡為替レート;変動為替レートと相互依存)第2部 発展途上国の債務問題(オーバー・ボローイング:3事例研究;世界債務問題:1980―84年とそれ以後;発展途上国の安定化政策:われわれは何を学んだか)第3部 ヨーロッパの経済成長と財政赤字(公的債務と財政責任;健全通貨と完全雇用)   Honya Club.com


JPY ¥3,520
新卒者の就職難、中高年者へのリストラ旋風、雇用関係の激変等を念頭に、日本と各国の失業問題を、経済学・法学・政治学の各領域から多面的に分析し、展望を示す。第1章 日本における失業問題の現局面第2章 雇用政策と法―失業を中心に第3章 日本の雇用政策第4章 失業対策の歴史的展開―日本における失業救済事業の経験から第5章 成果主義と評価制度そして人的資源開発第6章 アジア通貨・経済危機と労働問題―タイの事例第7章 アジア経済危機のジェンダー分析―雇用、失業、生活と政策第8章 変容する社会国家と大学―現代ドイツの雇用と失業問題の周辺第9章 脱社会主義と失業問題―七つの論点第10章 失業のマクロ経済学入門第11章 解説 失業の統計   Honya Club.com


JPY ¥7,700
第一次世界大戦後、国際通貨ポンドおよびロンドン市場の地位が揺らぐとともに、勃興するドルとニューヨーク市場。再建金本位制下で2極化する国際金融システムの展開と崩壊までを描く。第1章 国際通貨ポンドとロンドン・バランス第2章 第一次世界大戦期のポンドとイギリスの公的為替操作第3章 アメリカの資本輸出とドル・バランスの形成第4章 再建金本位制期のイギリスの国際収支と対外短期ポジション第5章 中央銀行間協力によるポンド支援とイングランド銀行のポンド防衛策第6章 アメリカの国際収支構造第7章 短期資本の大量流出とマルク危機第8章 再建金本位制の崩壊第一次世界大戦後、国際通貨ポンドおよびロンドン市場の地位が揺らぐとともに、勃興するドルとニューヨーク市場。再建金本位制下で2極化する国際金融システムの展開と崩壊までを描く。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
北東アジアの地域経済協力:回顧と展望ロシアのエネルギー資源―開発戦略と国際関係北東アジア諸国とロシア極東のエネルギー協力韓国のエネルギー・環境問題日本の原子力政策―福井の原子力から考える循環型国際分業と環境―国際生態補償体制構築の視点からアジアにおける通貨金融連携とバスケット通貨制への展望韓日FTAをめぐる懸案と実現に向けた推進方向中国の世界金融危機への対応とその結果―経済発展方式との関係を中心として中国地方政府間の財政格差について―義務教育経費に着目して中国特許法の改正と対中ビジネスへの影響―第三次改正の問題点を中心にグローバル化進展の中で変容する地域企業の取引構造―福井県の産業連関分析を中心に北陸地域・企業の海外展開の現状と展望―リーマン・ショックによる北東アジア地域との経済交流の変化環境問題の深刻化と資源枯渇の懸念のもと、新しい基幹電力源として期待される原子力。北東アジアの地域経済協力をめぐる最新の動向とあわせ、各国におけるエネルギー・資源問題への政策的な取り組みを特集。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
DAO、NFT、ステーブルコイン…。出遅れた我々に逆転の道はあるか?米大手暗号資産取引所の日本代表だから語れる、金融とITの未来。第1章 世界を変えたWeb3(個人に権利を取り戻せ;中央集権をやめたビットコイン ほか)第2章 革命の震源地「金融業界」(リーマン・ショックと金融危機の余韻;ゲームストップ騒動に見る時代の変化 ほか)第3章 2021年、世界は大きく変わった(2021年、動きが加速したウォール街;米中覇権争いの舞台 ほか)第4章 NFTと仮想通貨の新勢力(受け皿としてのブロックチェーン;「イーサリアム2.0」で何が変わるのか ほか)終章 文化×技術で描く日本の可能性―新しい資本主義へ(いつまで失われた30年を続けるのか)出遅れた我々に復活の道はあるのか?2014年頃、日本には世界一のビットコイン取引所があった。2017年末に仮想通貨相場の盛り上がりを牽引したのも日本の投資家だった。その後、仮想通貨の「冬の時代」を経て、2020年末、米国を中心に世界が再び仮想通貨に目覚めた。しかし、かつての仮想通貨大国の日本は眠りについたままだった……。DAO、NFT、ステーブルコインほか、仮想通貨とWeb3をめぐる最新の動向を解説。米大手暗号資産取引所の日本代表だから語れる、金融とITの未来!【こんな人にオススメです】・仮想通貨が金融の流れの中でどこに位置するのかを知りたい・仮想通貨が世界でどのようなポジションにあるのかを知りたい・仮想通貨や関連する概念を詳しく知りたい・リーマンショックと仮想通貨はどう影響しているのか考えたい・短期的な視点だけではなく、長期的な視点でも世界のトレンドをおさえたい・新しい時代の働き方を知りたい・世界中にクライアントを作りたい   Honya Club.com


JPY ¥6,600
1997年のアジア通貨・金融危機とその急速な終息、そして2001年のWTO加盟を機に台頭した中国経済。これら一連のアジアのダイナミックな経済現象は、1985‐1989年の円ドルレートの大幅な変動と、1995‐2007年のITと住宅ブームによるアメリカ経済の繁栄という二つの国際環境を背景にして展開した。本書は考察対象に即して理論モデルを構築、最新の分析手法を駆使した画期的な実証研究である。第1部 アジア通貨・金融危機の経済分析(対外債務の双曲線―アジア通貨・金融危機からの一教訓;危機後のマクロ経済調整―縮小的通貨切り下げと経常収支不均衡調整;通貨・金融危機とファイヤーセールFDI―韓国のケース)第2部 中国経済の国際化と国内経済統合(中国の対内直接投資と市場ポテンシャル―新経済地理学による分析;対内直接投資と地域の成長および格差―地域成長会計による接近;地域分業構造の変容と域内市場効果;地域間人口・労働力移動と市場ポテンシャル;水平的財政不均衡と政府間財政調整―地域間財政力格差のUターン?;外国為替市場介入の金融波及メカニズムと実質効果)   Honya Club.com


JPY ¥814
二〇〇九年五月、世界経済の失速が止まらない。金融システムの崩壊、実質経済の収縮、基軸通貨存続の危機、理念のない巨額の財政支出―。今、何が本当に起こっているのか?何が失われようとしているのか?我々が将来のために、今、やるべきこととは?希望はどこに見出されるのか?ウォール街を知り尽くす銀行家と、新進気鋭の「行動派」経済学者が、金融恐慌の果てに、本当にあるべき社会と経済、国家の形について語り合う。1 最悪のシナリオは実現するのか?(1930年代の世界恐慌よりもひどい状況;借金ができないから消費もできない ほか)2 借金依存経済に終止符を(財政刺激策はやってはいけない;ケインズは曲解されている ほか)3 金融と経営の原点へ回帰せよ(失われたのはお金ではなくビジネスモデル;消えてしまった「バンカー」 ほか)4 再生はどこからもたらされるか(日本は「デザイナー」不足;日本人の作る新しい組織の形 ほか)5 生き残るための条件(日本人は世界標準で働けるか?;日本人はアメリカ人より10歳幼い ほか)財政政策が一時的に効果を発揮すれば、世界はより危険な領域に入る…。ウォール街を知り尽くす銀行家と、新進気鋭の「行動派」経済学者が、金融恐慌の果てに、本当にあるべき社会と経済、国家の形について語り合う。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
ユーロの成長を支えてきた要因は何か、またその発展に対してEUの政策当局はどのような役割を果たしてきたのか。統一通貨がもたらした影響を、とりわけ欧州中央銀行(ECB)の政策と各国の関係性から分析する。ユーロ導入から10年を経た今、ユーロ圏内の地域格差やアメリカ発の金融危機の影など、対内外の両面から、ユーロシステムの制度的問題点はどこにあるのかを解明する。第1章 EU拡大と国際通貨ユーロの地位第2章 国際通貨ユーロの拡大要因第3章 ユーロ圏の周辺国における為替政策第4章 EUの地域政策と対外援助政策第5章 ECBの一元的金融政策の評価第6章 ユーロシステムの課題―構成国の視点からの金融政策の評価第7章 ユーロシステムの金融調節改革第8章 ユーロシステムにおける決済制度の統合   Honya Club.com


JPY ¥2,530
世紀末にアジアを襲った経済危機から学ぶべき教訓とは何か。地球規模で急展開する情報革命を見据えつつ、いま求められるパラダイムを具体的に構想する。現実経済への確かな視点を提供する転換期の新しい経済学。第1章 東アジア経済―奇跡から沈没へ第2章 対外指向的発展戦略の成果と限界第3章 韓国型圧縮成長モデルの功罪―政府及び財閥主導モデル第4章 台湾の中小企業主導モデル第5章 マレーシアの外国人直接投資(FDI)主導モデル第6章 東アジア先発新興工業国の産業連関効果の比較動学第7章 東アジア通貨危機と構造改革第8章 東アジア経済、日本と中国第9章 東アジア経済の未来―沈没から再起へ   Honya Club.com


JPY ¥2,200
金融の肥大化とその破綻、広がる格差拡大、新興国経済への期待…富を生み、豊かさを広げていくはずだったグローバリゼーション―その光と影を学ぶ。ロングセラーテキスト改訂第五版。グローバリゼーションをどうとらえるか―現代世界経済を見る眼日本・中国・アジア―アジアを知ると世界がわかるアメリカ経済―ニューディール体制の解体からアメリカン・グローバリズムの展開へヨーロッパ経済―ユーロ・東方拡大の成功から金融危機へ国際貿易の構造と基礎理論―グローバリゼーションと国際貿易多国籍企業と直接投資―グローバリゼーションを担う巨大企業群金融グローバリゼーション―アメリカ型「錬金術」がもたらしたもの国際収支と国際投資ポジション―対外経済関係の鳥瞰図グローバリゼーションとWTO―途上国問題と地域主義により揺れる自由貿易体制の正当性国際通貨体制―社会・政治制度をつなぐ歴史的秩序〔ほか〕金融の肥大化とその破綻、広がる格差、新興国経済への期待…。富を生み、豊かさを広げていくはずだったグローバリゼーション。その光と影を学ぶ。信頼のロングセラー・テキスト、待望の最新改訂版。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
台頭する中国のパワーにどう対応するのか?アメリカ経済、社会の行方をどう見ればよいのか?国家連合の新しい姿を模索するヨーロッパから何を学べるのか?第一級の専門家が新世紀を左右する潮流をとらえ、日本が進むべき道を提言。二十一世紀世界の全体像を読み解く―地球人が創る多様で一体化する世界第1部 二十一世紀世界の形成(国家・企業・NGOの分業によるグローバル・ガバナンス―日本は開かれた強靱な中級国家を目指せ;日米中三国の関係を読む―アメリカの覇権と中国の民主化をにらむ日本の同盟関係;ユーロの成功に学ぶ世界経済―市場原理の利口な活用;地球温暖化問題と文明の転換―循環代謝型文明構想へ日本は先導的役割を)第2部 主要プレイヤーの動きを読む(第一人者の地位を維持するアメリカ経済―バブルコントロールと高齢化による財政再悪化の克服が条件;文化多元主義と個人尊重のアメリカ社会―公平で透明性の高いルールが世界のスタンダードに;中国のカギはこの十年の改革にあり―三十年前と構造変化した国際環境への視点も;IT化で台頭するインド経済―姿を現しはじめた巨大市場 ほか)第3部 二十一世紀世界の枠組みづくり(二十一世紀の国際通貨体制―揺るがぬアメリカ中心の構造;ブレトン・ウッズ体制の再構築―IMFは危機管理対策に特化せよ;地域協力としてのアジア通貨機構―構想実現へ求められる日本のリーダーシップ;企業依存型の労働政策からの脱却―個人がキャリアを形成する時代に)21世紀の世界を左右するものは何か。世界経済、日米中の関係、地球環境問題まで、各分野の著名な専門家が日本の進むべき道を展望する。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
米中貿易戦争がなくても人民元帝国は崩壊するしかなくなった!第1章 米中貿易戦争は120%アメリカの勝ち(アメリカの強烈な制裁関税に中国はべたおりになった;これは「米中新冷戦」ではなく、「米中百年戦争」 ほか)第2章 人民元帝国の崩壊が始まった(いいかげんな数字で実態がつかめない中国バブルの膨張ぶり;外貨準備が減少して人民元の"紙切れ化"に歯止めがかからない ほか)第3章 中国の覇権主義を世界は許さない(ほころびが目立ち始めた中国の世界戦略;ブルネイのベネズエラ化も近いか? ほか)第4章 習近平の「中国の夢」は消えつつある(習近平の部下たちは無能ばかり;習近平は解任を恐れてまだ四中全会を開催できていない ほか)第5章 中国経済の崩壊に日本は巻き込まれてはならない(安倍訪中で人民元と円との通貨スワップが決まった;日中間の通貨スワップは中国を救うことにならないか? ほか)トランプが米中貿易戦争を仕掛ける以前に、中国経済は崩壊のプロセスに入っていた! ドルの裏づけのない人民元の大量発行によって、人民元はフェイク・マネー化し、資金逃避がとまらないからだ。融資平台による融資は120兆円も減少し、信用パニックが始まった。習近平の窮余の一策が「一帯一路」にほかならない。ところがこのタイミングで日本は通貨スワップ協定を結んだ。なぜ日本は中国に協力するのか? その裏に見えてきた危機の深層を明かす。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
アジア通貨経済危機以降、民主化とともに地方分権への動きを強めるタイ。日本は世界でも有数の地方自治先進国である。そのノウハウを援助リソースとして、タイの地方自治を支援することはできないだろうか―。"ガバナンス支援"という新たな途上国支援の道を拓くため、学識者と日本の地方自治のエキスパートたちはタイへ飛び立った。プロローグ タイ全土に拡がる大きな変化第1章 自治体間協力という発想第2章 日タイ共同研究会の立ち上げ第3章 日本の自治体間協力に学べ第4章 基礎自治体同士の連携第5章 広域自治体との連携第6章 プロジェクト成功の鍵エピローグ 人の「想い」を変える国際協力   Honya Club.com


JPY ¥3,080
第3部 60年代―繁栄のなかの対決(1961―63年と1968―71年に関する筋道;「大構想」に対決する大きな野望;大西洋経済とベトナム;学生暴動と通貨の不安定)第4部と結論 危機のなかで(1973年;不安定)   Honya Club.com


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アルゼンチン、スペイン、ギリシャ、キプロス、ロシア、タイ、韓国…国家が財政破綻すると人はどうなるのか。破綻した国の人々に学ぶ生き延びるためのヒント。第1章 国家財政破綻、人はどう生き延びたのか?(ソヴィエト連邦崩壊;アジア通貨危機と韓国;アルゼンチン)第2章 ユーロ圏危機に学ぶ「生き延びるヒント」(スペイン危機;ギリシャ危機;キプロスの国家財政破綻)第3章 デトロイトに見る、アメリカの未来(デトロイト、2013年)国家が財政破綻すると、そこに住む人はどうなるのか。高城剛がリアルに見た、財政が破綻した国や都市のリアルな現実。危機的な状況をサバイバルした人々に共通する条件は何かを解き明かすルポ。   Honya Club.com

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とまらない日本の凋落、今こそ明治維新的な大改革を!近代工業化社会は終焉し、新しい知価社会が誕生する。世界経済大混乱の「解決」の糸口はここにある。第1章 日本の凋落―今こそ「明治維新的改革」を第2章 日本とは何か―歴史分析から日本のあるべき姿を探る第3章 「団塊の世代」が日本を変える!―過酷な世界競争に打ち勝つ大きな存在第4章 知恵の時代こそ、「個性」が大切―「世界唯一」で地域を興す第5章 大きく人類文明が変わる局面に来た―文明の先駆けは芸術にあり第6章 世界を創った男チンギス・ハンに学ぶ―見えてきた基軸通貨米ドルの行方最終章 新代「知価社会」の誕生―世界危機脱出の唯一の方法世界は未曾有の金融危機に突入し、実体経済の影響も深刻。近代工業化社会は終焉し、新しい知価社会が誕生する…。世界経済大混乱の問題の本質と解決の糸口を、著者独自の見方で鋭く分析。   Honya Club.com


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通貨統合が意識改革を呼ぶ。第1章 日中経済覇権競争を超えて―「円、元、消滅」という選択(高まる日本人の"嫌中感情";「強い中国」の台頭と白村江シンドローム ほか)第2章 極東アジアの通貨の歴史―敗戦は戦争だけではなかった(金銀通貨戦争(江戸末期から明治初期);円圏通貨同盟(明治中期から大正年間) ほか)第3章 国際通貨覇権競争の歴史―ユーロの挑戦と日本の選択(国際通貨体制の歴史;ユーロの挑戦 ほか)第4章 アジア通貨は必要か―アジアも通貨統合には、マッタなし(世界の潮流;恐るべき中国の飛躍 ほか)第5章 一橋総研の「アジア圓(ゥイァン)」構想の新設提言―通貨統合が世界を救う(アジア通貨危機とは;なぜタイ・バーツの下落が起きたのか ほか)日本の経済成長には通貨の安定が必要。日中経済覇権競争、極東アジアの通貨の歴史、国際通貨覇権競争の歴史、日本の通貨戦略などを検証し、基軸通貨となる「アジア圓」の創設を提案。   Honya Club.com


JPY ¥880
いま、国際金融の構造が揺らぎ、次々に新しい問題が湧出している。「円高が続くのはなぜか」「ユーロ危機はなぜくすぶり続けるのか」「人民元の国際化はすすむのか」。こうした議論の補助線として、「財政」と「決済」という側面に光をあて、まったく新しい観点から国際金融を問いなおす。ケインズやハイエクの議論を参照しながら、「これから何ができるのか」を考える未来志向の経済学。第1章 ユーロ危機は何を物語るのか―通貨戦略の実相をみる(ユーロ危機の実状;ユーロ危機発生の背景;ユーロ危機の分析;今後の展望)第2章 通貨と金融、そして、財政の関係(財政と通貨危機;財政統合と通貨の問題;通貨危機、財政危機、金融危機)第3章 国際通貨と為替変動―ブレトンウッズ体制からのパラダイムシフト(国際金融のニュー・アプローチ;共通通貨vs.複数通貨;為替レートの変動とリスクへの対処)第4章 クロスボーダー決済(国際決済の仕組みとその特徴;外国為替市場とその決済機能;国際決済からみた基軸通貨とは?)第5章 アジア経済圏と通貨戦略(ドル基軸通貨体制とレジーム・シフト;日中間での通貨金融協力の可能性;日本にとっての通貨戦略―円の国際化)「円高が続くのはなぜか」「人民元の国際化はすすむのか」といった議論の補助線として、「財政」と「決済」という側面に光をあて、まったく新しい観点から国際金融を問いなおす。未来志向の経済学。   Honya Club.com


JPY ¥352
第1章 世界経済の現況と日本の経済・貿易動向第2章 深化する世界経済のグローバル化と通貨・経済危機の広がり第3章 グローバル化した世界経済の安定的発展に向けて   Honya Club.com


JPY ¥1,540
日本国の借金は大爆発し、国民の資産もろとも吹き飛ぶ!年金大幅カット、通貨価値の暴落で、私たちの生活は破壊される。私たちを取り巻く危機は巨大で強力だ。すでに始まっている天災と経済動乱の時代を生き残るために!第5章 三・一一の再来―天災の時代がやってきた(未曽有の被害を出した東日本大震災;一〇〇〇年前の大地震の再来 ほか)第6章 地政学リスクの脅威―動乱と戦争の世紀(バシー海峡に浮かぶ「次なる大戦」のシナリオ;"警察官"不在の世界 ほか)第7章 サバイバルの法則(恐慌と国家破産に備えよ!;恐慌と国家破産の現象面での違い ほか)エピローグ(大動乱を目前にして)日本国の借金は大爆発し、国民の資産もろとも吹き飛ぶ。年金大幅カット、通貨価値の暴落で私たちの生活は破壊される。すでに始まっている天災と経済動乱の時代を生き残るための対策を示す。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
ユーロの登場で国際通貨体制はどう変わるか。ユーロとドルの狭間で円のゆくえは。第1章 事実上スタートした欧州通貨統合第2章 挫折の歴史を経て―通貨危機の苦い思い出第3章 同床異夢を超えて第4章 ユーロ圏の金融・財政政策を占う第5章 欧州金融業界大再編のうねり第6章 ドル・ユーロ二強物語第7章 米一極支配にノーを突き付ける欧州第8章 対応が遅れる日本企業第9章 アジア通貨危機の余波第10章 "深化"としての通貨統合、そして拡大終章 欧州の新たなる旅立ち―ユーロ成功のシナリオ   Honya Club.com


JPY ¥2,499
論文(ボランティアの組織2―組織論による補強;京都大学経済学部卒業後の実就職率および産業別就職率に関する調査報告)査読付き論文(情報提供が表明選好に与える影響―自由化前の電力料金選択のフィールド実験;不確定性下における企業内研究の構想形成過程および計画と創発のメカニズム―花王の化粧品研究プロジェクトを題材とした事例研究;接客への技術導入がもたらすプロセスに関する影響についての一考察―スーパーホテルの事例研究;大蔵省証券検査と山一証券の経営危機―1960年代と80年代における検査の機能をめぐって;台湾の温泉観光における文化的要素)経済学研究科優秀修士論文賞受賞論文(マルコフ転換モデルによる仮想通貨市場の分析)経済学部優秀卒業論文賞受賞論文(最低賃金の設定と景気循環;重複上場銘柄における価格変動に関する分析;岡山県真庭市のバイオマス発電事業のコスト分析;経済学部優秀学生論文賞(樟若葉賞)受賞論文要旨)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
アジア通貨危機や世界金融危機のような重大な経済現象を対象とし、経済学や政治学の研究者と議論を行うための共有すべき知識を提供。特に、その中でマネー経済の動向が実体経済に与えた影響を盛り込んでいる。マレー半島の歴史アジア通貨危機の東南アジア経済への影響世界金融危機の東南アジア経済への影響高度経済成長期における東南アジアの一次産品輸出マレー半島における港湾インフラ整備と地域開発東南アジアにおける知的クラスター形成知的財産権に関する制度整備と特許出願アジア通貨危機、世界金融危機でアジア経済はどうなったのか。それら影響を考察する。精緻な図表や地図を多数掲載、資料を対照しながら経済グローバル化の実態を理解できる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥8,360
冷戦が終わり社会主義体制が終焉を迎え、アメリカ主導によるグローバル化と新自由主義による新たな世界秩序が現れたようにみえた。だがその一方で、通貨危機や歴史認識問題も浮上し、アジアは緊張感を増していく。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
コンパクトな記述で理論と実務をつなぐ。フィンテックほか最近の国際金融の変化を織り込み、基本的な事項をわかりやすく整理した初級テキスト。第1章 外国為替の基礎知識第2章 為替相場の理論第3章 国際金融取引とリスク第4章 国際収支と外国為替第5章 国際通貨体制の変遷第6章 国際通貨と国際金融危機   Honya Club.com


JPY ¥3,300
アジア通貨危機をエポックとして、危機前を簡潔に総括し、危機後のアジア経済の展開と将来像を提示する。世界経済のなかでの位置を明確にし、アジア・世界の一部として各国経済を捉える視点を重視する。日本人の見たアジア経済論ではなく、共通の「アジア・アジア人」概念が創られつつあるアジアの人々の目を通した東アジア経済論をわかりやすく展開する。世界経済のなかの東アジア―現代東アジアの経済発展とその課題第1部 東アジアの経済発展と企業活動(ASEANの経済発展;NIEsの輸出主導型発展と世界経済;中国社会主義の改革開放と経済発展 ほか)第2部 グローバリゼーションと東アジア(金融市場の国際化とアジア通貨危機;多国間投資枠組みとタイの投資政策;韓国の経済危機と構造調整―労働市場の柔軟化とその影響 ほか)第3部 21世紀東アジアの課題(グローバリズムのなかの東アジア地域主義―円圏構想と東アジア共同体の可能性;日本と東南アジア、過去から未来へ―インドネシアとの関係を中心に;日本の経済協力の理論と理念 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
金融の国際化で変わる世界と日本。国際金融と各国経済のダイナミズムがわかる。国際的視野で経済を見る眼を養う。円高、産業空洞化などの「通説」を検証。第1章 金融の国際化第2章 各国経済と国際金融の結びつき第3章 国際収支を学ぶ第4章 外国為替市場の基礎知識第5章 為替レートはなぜ変動するか第6章 為替レートと物価第7章 為替市場介入と外貨準備第8章 国際金融と経済政策運営第9章 通貨危機はなぜ起こる第10章 ドル基軸通貨体制のゆくえ国際金融と経済   Honya Club.com


JPY ¥5,060
本書は、90年代に大きく進展した金融グローバル化がもたらした諸問題とこれに対する政策対応を検討することを通じて、国際金融システムの再構築の方向性を示そうとするものである。第1部 新興市場諸国危機と国際金融システム(アジア通貨・金融危機:原因と教訓;新興市場諸国の為替相場制度の選択肢;国際資本移動規制の是非;発展途上国の国際資本取引自由化の順序;国際金融システム安定に向けたIMF改革の動き)第2部 国際金融市場の新たな潮流と国際金融システム(最近の国際金融市場の構造変化;金融規制・監督における国際協調;欧州単一通貨ユーロと国際通貨体制)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
難しそうに思えるけれど、実は私たちの身近な存在である国際金融。その世界を、普段の生活に関係する例をふんだんに盛り込みながらやさしく解説しました。理論、制度、歴史、現状をバランスよく構成。各節末のQUESTION、KEYWORDの解説など学びの工夫がいっぱい!0 身近に感じる国際金融1 外国為替市場と為替相場―為替の動きをいかに読むか2 国際収支と対外資産負債残高―どの国と、何をどれだけ取引しているのか3 国際金融市場―どこで、誰が、何を取引しているのか4 為替相場制度と経済政策―政府は為替相場とどう向き合うか5 国際通貨制度の歴史―基軸通貨はどのような役割を果たしたか6 金融危機と危機への対応―国際金融ガバナンスはどのような役割を担うか7 新しい国際通貨体制の模索―ドル体制はいつまで続くか国際金融の世界を,普段の生活に関係する例をふんだんに交じえながらやさしく解説。理論,制度,歴史,現状をバランスよくオーソドックスに構成し,仮想通貨やベイルイン・ベイルアウト,フィンテックなど新しい動向も盛り込んだ,わかりやすいテキストです。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
基本的な流れが地域別・問題別に理解できる!グローバル化、EUの拡大、中国のWTO加盟、IT革命、環境問題、体制移行国など、最新のトピックスも収録した全面改訂版。序章 冷戦の終焉と新世紀の苦悩第1章 世界経済の新潮流第2章 IT革命と世界経済第3章 新興経済の台頭第4章 通貨危機と国際金融第5章 ユーロランドの誕生とEUの拡大第6章 WTOの発足と地域統合の動き第7章 体制移行国の光と影第8章 持続可能な世界経済の発展―地球環境問題と世界経済   Honya Club.com


JPY ¥3,630
いかにすればサブプライム・ローン問題に端を発した未曾有の世界金融・経済危機を克服できるのか。危機の構図と今後の対応、実体経済への影響と保護主義に焦点を当て、現状と課題、今後の展望について第一線の研究者が考察を試みる。第1部 世界金融危機の構図と今後の対応(金融グローバリゼーションと「カジノ資本主義」―サブプライム問題の歴史的位相;サブプライム危機とアメリカ経済;ヨーロッパの金融危機とユーロ;世界金融危機とアジアの通貨・金融協力 ほか)第2部 実体経済への影響と保護主義(経済危機と国際貿易―保護主義の台頭と世界経済;世界経済危機と東アジアの貿易;金融、経済危機と新興国インド;経済危機下のASEAN統合の行方 ほか)どうすれば、世界金融・経済危機を克服できるのか。危機の構図と今後の対応、実体経済への影響と保護主義に焦点を当て、現状と課題、今後の展望について第一線の研究者が考察を試みる。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
グローバリゼーションによる市場の統合化と巨大化は何をもたらすのか。最新の経済理論と分析手法で新国際経済問題を考察する。第1部 理論・応用(多国籍企業の投資戦略―技術開発と直接投資;環境汚染と汚染削減―R&D投資補助金政策)第2部 実証・制度(韓国における通貨危機の家計への影響分析;高齢化の進展と国際資本移動に関するシミュレーション分析;電子マネー経済から私的通貨経済へ―究極の市場経済への道)第3部 調査・実践(日系企業のフランス進出とフランスの直接投資政策)   Honya Club.com


JPY ¥597
キューバ危機、エボラ出血熱、アジア通貨危機…。人類は、この一触即発の重大な危機を、どのように克服したか?知られざる苦闘と奇跡をドラマチックに再現。1章 「勇気ある行動」で人類は滅亡をまぬがれた(SARS(サーズ)―命を賭して感染拡大を防いだ医師たち;バルト三国のソ連離脱―経済封鎖にも屈せず行なった大デモンストレーション ほか)2章 「リーダーの英断」で人類は滅亡をまぬがれた(地球温暖化―二酸化炭素削減が期待されるオバマ大統領の新政策;リビアの核開発―米英の秘密交渉によりカダフィ大佐に核放棄を宣言させる ほか)3章 「団結の力」で人類は滅亡をまぬがれた(コソボ紛争―国連と民衆の力がアルバニア系住民を迫害から救う;チャウシェスク独裁―失政をよそに大宮殿で暮らしたルーマニア大統領の最期 ほか)4章 「機転と叡智」で人類は滅亡をまぬがれた(エンロン不正会計事件―抜本改革で、金融市場に広がる会計不信を払拭;BSE問題―牛肉が、安全性の信頼を取りもどすまでの苦闘 ほか)5章 「研究と発見」で人類は滅亡をまぬがれた(エルニーニョ現象―さまざまな災害との関係や原因の究明がすすむ;エボラ出血熱―日本の研究チームがワクチン開発に成功 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,410
第1章 1930年代初期の金融恐慌(銀行破産の進展とハイパワード・マネー需給;金融危機の実体経済への影響;連邦準備法の硬直性)第2章 1920年代期の連邦準備制度(公開市場投資委員会の設立と発展;通貨管理原則について)第3章 連邦準備制度の金融政策―1929年8月‐1933年3月(景気循環的不況局面での金融政策―1929年8月‐1930年10月;金融恐慌局面での金融政策―1930年11月‐1931年12月;金融緩和政策と銀行制度の最終的瓦解―1932年1月‐1933年3月)リーマンショック時の米連邦準備制度理事会(FRB)議長だったバーナンキ氏は、1930年代初期の大恐慌期のFRBの対応を他山の石とし、その時のような銀行制度の瓦解を防ぐことに成功した。本書は、日本で本格的に研究されているとはいいがたい大恐慌時の連邦準備政策について、当時の金融市場の状況や連邦準備制度の運用を振り返った上で、連邦公開市場投資委員会の議事録等の一次資料に基づき、金融政策の展開を吟味する。 日本では、1997?98年の金融危機への対応に失敗しており、この研究から引き出された教訓は、将来の金融政策立案に参考となろう。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
世界恐慌の打撃を受け「危機の時代」を迎えたアジアでは、新たな地域秩序と国際体系が模索されはじめる。しかし、農民の反乱や植民地での蜂起などさまざまな抵抗運動や、国際紛争・内戦が各地で見られた。各国は経済的連関を深めていたが、不況からの立ち直りは難しく、安定した協調体制を築くことはできなかった。危機の打開策はいずれのレヴェルでも混迷をもたらし、総力戦体制に向けて社会は変容を迫られた。総動員体制では、女性も徴用や動員の対象としてとりこまれる一方、社会保障制度の構築が進められる側面もあった。通史 新秩序の模索―一九三〇年代(危機と模索の三〇年代;生活「改新」運動と農村秩序の再編 ほか)通空間論題(中華民国・中華ソヴェエト共和国・国民参政会―「党治」から「憲政」への模索;植民地期朝鮮の女性 ほか)個別史/地域史 1 世界恐慌とアジアにおける国際関係(世界大恐慌と通貨・経済の構造変動;一九三〇年代台湾のアジア域内における貿易と移民 ほか)個別史/地域史 2 権力と抵抗―植民地統治の変容(台湾議会設置請願運動についての再検討;朝鮮の地域社会と民衆 ほか)個別史/地域史 3 構想と主体―文化と社会の地平から(一九三〇年代インドにおける「国民国家」の模索―国民・宗教・女性;在日朝鮮人社会の成立と展開 ほか)様々な歴史経験の連鎖を通し、新たな東アジア像を描くシリーズ。本書では、「危機の時代」を迎え、様々な打開策が試みられるが、混迷はさらに深まっていく、1930年代の東アジアを追う。   Honya Club.com


JPY ¥7,150
法学、経済理論、通貨・資本・経済循環理論にもとづき、普く経済思想史の射程において展開するダイナミックな学際的研究。ミーゼス、ハイエク、ロスバードの経済思想を継承するオーストリア学派理論の集大成。第1章 不定期預金契約の法的な性質第2章 不定期預金契約を規律する法原理に対する違反の歴史第3章 部分的な準備金制度を法的に正当化しようとする試み第4章 信用拡大の過程第5章 銀行の信用拡大と経済システムへの影響第6章 経済循環理論についての追加的な考察第7章 マネタリズムとケインズ理論への批判第8章 中央銀行制度と自由銀行制度第9章 銀行制度改革の提案―一〇〇パーセント準備金を要求する理論「経済最優先」を扇動する国家に未来はあるのか。"経済危機"の経済的・法的・歴史的な解明とその処方箋。   Honya Club.com


JPY ¥770
いよいよユーロ紙幣と硬貨が流通を開始。円、ドル、ユーロ三つどもえの凄絶なせめぎあいで二十一世紀の幕が開けた。アジア通貨危機の一因となるなど、ユーロの域外への影響ははかりしれず、円の相対的地位の低下が日本経済に厳しい試練を与えることも懸念されている。本書はヨーロッパ石炭鉄鋼共同体からEEC、ECを経てEUに至るまでのヨーロッパ統合の道をたどり、ユーロの現在を生々しくリポート。大英帝国の栄光を忘れられないイギリスのユーロへの根強い反発と警戒なども交え、古代ローマ以来の悲願達成までの痛みを伴う葛藤の歴史を浮き彫りにする。1 ユーロ登場の衝撃2 ユーロは一日にして成らず3 EUと欧州統合4 ヨーロッパ市民の誕生5 ユーロとイギリスの困った関係6 ユーロは日本を脅かすユーロの登場は日本経済に厳しい試練を与えることが懸念される。EUまでの欧州統合の葛藤の歴史をたどり、ユーロの現在をリポート。イギリスのユーロへの根強い反発なども交え、悲願を達成した葛藤の歴史を描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
債務危機の次に迫りくる大問題とは!?日本化する経済、円化するユーロ、日銀化するECB…わが国屈指のECBウォッチャーが読み解く欧州の現状と未来。第1章 日本化する欧州、円化するユーロ―七つの共有体験で振り返る日本化への道(不況下の通貨高;貸出鈍化;民間部門の貯蓄過剰;経常黒字蓄積;金融政策の通貨政策化;人口減少;上がらない物価(1ー6の結果として))第2章 通貨ユーロが下がらなかった理由―共通通貨圏に備わる防波堤(「資本流出への防波堤」;外貨準備通貨としてのユーロ;物価(購買力平価)の観点)第3章 これからのユーロ圏が辿る道―四つの教訓(金融システム健全化を焦らないこと;財政再建を焦らないこと;金融引き締めを焦らないこと;欧州銀行同盟の進展)補論 ドル/円相場の見通し「日本化」する欧州経済・財政、「円化」するユーロ…。欧州は今後、デフレ、大停滞に陥る可能性がある。日本No.1の「ECBウォッチャー」が読み解く、欧州経済の動向と行方。   Honya Club.com


JPY ¥3,190
タイ通貨危機前後の日タイ合弁自動車企業16社を対象に行ったインタビュー・アンケート調査に基づき、戦略転換期における日本型経営技術移転と人材育成策について実証分析を行い、その動態的プロセスを事例で詳細に解明する。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,530
日本経済の行方を左右する日本銀行の金融政策。近年次々に導入された新しい政策は、かつての金融政策とは枠組みが大きく異なります。金融理論の基本や中央銀行の役割をしっかりと学ぶことで、金融政策とは何かを根本から理解することを目指します。金融政策と日本経済金融と通貨の意味民間銀行の役割日本銀行の役割と金融政策日本銀行の金融調節1日本銀行の金融調節2金融政策の波及経路「伝統的」金融政策―金利操作「非伝統的」金融政策―ゼロ金利・マイナス金利・長短金利操作「非伝統的」金融政策―量的緩和・信用緩和「非伝統的」金融政策のまとめと今後の課題金融政策の新たな枠組み日本とアメリカの金融危機システミックリスクとブルーデンス政策中央銀行の制度的話題等を必要最低限にとどめ、マクロ経済学としての金融政策論を平易な言葉で解説したやさしい本格派テキスト。マイナス金利や長短金利操作等の解説を追加。   Honya Club.com


JPY ¥796
タイ・バーツ暴落を端緒とした通貨危機が、金融市場の台風の目だった「ペレグリン」の躍進に影を落とす。一方、日本でも大手銀行や証券会社が相次いで破綻。アジア市場に暗雲が垂れ込めるなか、巨大プロジェクトの入札を巡り窮地に立たされていた真理戸は、起死回生の賭けに打って出る―。熾烈な金融戦争の内幕を描く白熱の国際経済小説。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
黒田日銀追加緩和で通貨戦争勃発!中国版ブラックマンデーと世界同時株安の仕組みを徹底解剖し、FRB利上げと人民元急落を引き金とするアジア通貨危機再燃と日本の長期停滞を完全予測!第1章 長期停滞の中で通貨戦争が勃発第2章 プレーバック:NHKドキュメント「マネー氾濫」は、政府・日銀のやらせ?第3章 黒田日銀はピーターパンのように空を飛べるか!?第4章 アベノミクス第二ステージがヤバい第5章 イエレンFRBは議長職を争ったサマーズの亡霊を振り払えるか?第6章 ユーロの十字架とドラギの魔法第7章 中国人民元切り下げは本当にヤバい第8章 2016ー17年の国際金融市場展望   Honya Club.com


JPY ¥4,620
第1章 金融危機管理の理論的・制度的基礎第2章 中央銀行のプルーデンス政策と金融危機管理第3章 金融危機の発展段階と政策対応第4章 1990年代における金融危機管理のケース分析第5章 世界金融危機への政策対応と問題点第6章 金融規制改革の現状と展望第7章 金融危機が提起したプルーデンス政策上の論点終章 金融危機の再発は防止できるかアジア通貨危機やリーマン・ショックなどの金融危機に各国の行政当局はいかに対応したのか。政策現場を知る著者がその教訓を紹介。   Honya Club.com


JPY ¥4,058
本書は、現代のアメリカ経済を、その経済的覇権の衰退という大きな視点をふまえながら、その過程でできた幾つかの重要なテーマについて既存の研究業績のサーベイおよび独自の分析を展開。序章 覇権の経済分析1章 アメリカの政治的転換とIMF―1941‐19482章 ドル危機とドル体制の転換3章 基軸通貨の交替とアメリカの純債務国化4章 マクロ経済と金融活動の相関5章 金融不安定性とファイナンスおよび金融政策6章 アメリカの金融政策における操作方式の変遷7章 1980年代における金融規制と銀行経営の変遷8章 アメリカにおける設備投資行動について9章 1980年代の所得分配構造の変化10章 日米貿易・経済摩擦の歴史的経緯   Honya Club.com


JPY ¥1,430
経済と生活、世界と自分がこれほど密接に関係をもった時代は、かつてなかった。危機は来るか(貿易不均衡は通貨によっては直らない;アメリカの財務政策の自己矛盾;日米のG2で通貨デタントの確立を)企業は生き残れるか(円高で国際競争力を失った日本を次に「メガ失業」が襲う;雇用問題が2000年の日本の最大の問題;日本企業はどこまで国際化できるか)暮らしは豊かになるか(一人当たりGNPが世界一なんて信じられるか;内需拡大のための税制改正)「見えない税金」に怒れ(売上税は、"動く標的";自由経済を阻害する政府の規制)日本壊滅を避けるために(軍事力の差が発言力の差;「NICS通貨を高くしろ」;「金利棚上げ」または「市場使用料」)国益を外に向かって説け(「日本は世界制覇の野心を持っている」;協定を守ったからこそ第三国市場が出来た;円高は「ベーカーが宮沢より強い」から;解決策の根本は「税金を上げること」)為替第三帝国との闘い(基軸通貨国アメリカの一大特権;為替帝国を出現させた「外為法自由化」;国内の規制を避けて海外投資;対米投資はより戦略的に)   Honya Club.com


JPY ¥3,850
前篇 信用論体系―『資本論』第3部第5篇の主題と構造(信用論の基本問題;第3部第5篇における第25、27章の位置;信用貨幣の基本形態とその本質 ほか)後篇 戦後国際通貨危機論―『資本論』第3部第5篇の射程と現代(「不換ドルの流通根拠」論争の課題と軌跡;戦後国際通貨危機の二段階について)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
特集「開発経済学の新潮流」は、開発経済学における近年の発展や論争点を、5本の論文を通して、理論・実証・政策の観点から展望したものである。「開発経済学の新潮流」特集―河合正弘世界銀行東アジア大洋州地域チーフエコノミスト責任編集(特集:開発経済学の新潮流;内生的発展段階論;開発経済における人的資本と社会的セイフティーネットの役割;クロス・カントリー・データによる経済成長の分析:サーベイ;開発戦略の変遷と援助の有効性について;新興市場経済と国際金融システム改革―東アジア通貨・金融危機の教訓)戦後日本の金融システムの形成と展開、そして劣化わが国企業の経営パフォーマンスとコーポレートガバナンス―コーポレートファイナンスの視点からのアンケート調査   Honya Club.com


JPY ¥2,970
新しいロシア。変わるロシア経済。プーチン新政権登場でロシアはどこへゆく?日ロ経済関係、環日本海の経済交流はどこまで進展するか。第1部 新しいロシア・変わるロシア経済(ロシア経済と国際化;ロシア経済のファンダメンタルズ ほか)第2部 移行期のロシア経済―計画経済から市場経済へ(計画経済下のロシア(ソ連)経済;移行期のロシア経済の動向 ほか)第3部 ロシアの金融と財政(金融政策と通貨危機発生のメカニズム;財政赤字と国債発行 ほか)第4部 ロシア経済と市民生活(市民生活とインフレ;失業と労働問題 ほか)第5部 これからの日ロ経済関係(シベリア・極東の開発と日ロ経済関係;環日本海経済圏と日本 ほか)最新ロシア経済事情をトピックに選んだロシア経済の入門書。プーチン新政権の経済政策、日ロ経済関係、環日本海の経済交流はどうなる。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
「経済外交」とは―経済的"利益"を追求する外交ではない、経済を"手段"とする外交である。TPP問題の底流には、戦後日本が選んだ「経済>政治」の決断があった。「政治」を捨て、「経済」を選んだ―その理由とは。第1章 アジアと太平洋のはざまで―アジア通貨危機の勃発によりAPECが目指す自由貿易圏構想は瓦解した。なぜ、アジアと太平洋の連帯が図られたのか第2章 環太平洋連帯構想の誕生―環太平洋連帯構想の理念、それは「緩やかな開かれた連帯」にあった。なぜ、経済優先の国際協調が進められたのか第3章 経済援助積み残された課題―日韓基本条約によって日本は韓国への戦後賠償を経済援助と置き換えた。なぜ、戦後日本の外交は経済を重視したのか第4章 アジア・アフリカ会議と日本―アジア・アフリカ会議で日本は「経済」という新たなツールを見出す。政治問題を忌避する外交の始まりでもあった自由貿易をめぐって「アジア」と「太平洋」の間で揺れ動く日本。方針が定まらない根幹には、戦後の指導者が選んだ「経済>政治」の決断があった…。政治を捨て、経済を選んだその理由とは。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
ついに"世界大恐慌"という文字が世間に飛び交うようになった。アジア通貨不安から始まった世界的経済危機は、ついにロシアを押し潰し、日経平均、ニューヨーク株価をもなぎ倒した。いよいよ"世界大恐慌"は足音を立てて近づいてきているのか?6年以上前から現在の状況を予測し、警鐘を鳴らしていた著者が、日本を巻き込む"世界経済の危機"の今後と明日へのサバイバル法を鋭く説く。プロローグ 1992年の予言第1章 あなたの預金は本当に安全か?―腐った銀行が日本を押し潰す第2章 日本発世界大恐慌がやってくる!?―アジア・ロシア危機が暗示するもの第3章 歴史は100年に一度復讐しに戻ってくる―不況が長い本当の理由第4章 60年前のアメリカの二の舞―恐慌はどのように襲ってくるのか第5章 メルトダウン―崩壊する地価第6章 1ドル・250円時代がやってくる―地震と2000年問題が恐慌を引き起こす!?第7章 創造的破壊―時代が大きく変わるならば、あなたも大きく変化しなければならない第8章 恐慌への対処法―どうすればパニックを生き残ることができるのかエピローグ 日本復活の日はいつか   Honya Club.com


JPY ¥4,620
1997年のタイ通貨危機を契機とするアジア経済危機により、ASEAN型開発戦略の妥当性が問われている。本書では、「外資主導工業化」と「金融自由化政策」を中核としたASEAN型開発戦略にかんして、金融発展の基本構造の解明を目指して、マクロ的な視点とミクロ的な視点の2つの方向から議論が進められる。第1部 ASEAN型金融発展の構造(外資主導工業化と開発金融システム;1980年代のフィリピンの金融自由化政策―プレ外資主導工業化と金融自由化政策;外資主導工業化とタイの金融自由化政策―ASEAN型金融発展のモデル)第2部 ASEAN型金融発展と金融機関経営(外資主導工業化とASEANの銀行業―金融自由化政策と銀行経営;タイの金融改革と地場銀行の経営構造;フィリピンの地場銀行経営とタイとの比較―市場環境の違いと銀行の経営構造への影響)第3部 アジア経済危機とASEAN型金融発展の展望(アジア経済危機とASEAN金融システムの脆弱性;これからのASEAN型金融システム―持続的経済発展をめざして)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
景気減速、株価下落は止まらない。大型倒産、雇用破壊が日本を襲う。プロローグ 大恐慌へ突入した世界経済第1章 米国に迫りくる国家破綻の危機―不良債権処理で財政赤字は底なしへ(米国経済・最大の危機;見捨てられる米国経済)第2章 世界バブル崩壊で富の奪い合いが始まった―景気失速が止まらない欧州、アジア、新興国(金融バブルに翻弄された世界経済;世界同時景気後退の厳しい現実;内向きになる世界経済)第3章 日本経済は「最悪の一〇年」に突入する―内需と外需がともに悪化する「負の連鎖」へ(急減速する日本経済;苦境に喘ぐ日本企業)第4章 ドル支配の終わりで世界は再びブロック化する―新しい通貨システムの行方と日本経済の活路(ドル終焉後の新たな通貨システム;日本経済・生き残りの条件)大恐慌へ突入した世界経済。日本経済は「最悪の10年」に突入する。世界中で連鎖する金融危機、景気失速、雇用崩壊、資産収縮の恐怖を、過去の大恐慌と比較しながら解説する。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
2008年からの急激な円高で大幅な為替差損に見舞われた「川瀬工業」。愛の父が経営する東京の町工場は、大赤字でもう潰れる寸前…。さらに経理を担当する丸子が交通事故で入院してしまった!「頼む、愛!お前が経理をやってくれないか!!」「素人のあたしなんかじゃ、絶対ムリ!」途方に暮れる愛だったが、気分転換のため、ある日友人の裕子と一緒にサーフィンのため湘南へ。そこでの帰り道、カフェ「レゾン」で謎のマスターに出会う。実は彼こそがFX湘南グループ代表でもある野村雅道氏だった。「外為をマスターすれば、キミの会社の危機は必ず乗り越えられる!!もちろんFXで自由な生活を手に入れるチャンスもあるんだ!」それから、毎月第3日曜日がFXのレクチャー日となり、愛と裕子達の猛勉強が始まる―。果たして、愛は会社を立て直すことができるのか。サーフィンもFXも人生に波はつきものだ!その人その人のライフスタイルに合わせた取引が大事!通貨選びは情報が決め手!日本人ならドル円やクロス円ゆったり自動波乗りの"スワップトレード"レバレッジは2ー3倍に抑えて頭のいいヤツが負けるデイトレは"体力"と"根性"の勝負だ!市場の"クセ"で確実に勝つのが野村式ID為替デイトレのチャートは得意なものに絞って長く付き合うべし!いざというときどう対応するかリスクへの備えは日ごろから!投資の本当のリターンは手元に残るお金、だから税金のことを知っておこう!外為の歴史とドラマを知れば、FXがもっと好きになるFXも人生も自分にあった波に乗ってハッピーで行こうFXの儲かるルールがマンガでわかる。市場の波に飲み込まれずに儲けるコツ、テクニカルチャートを自分流に使いこなすワザなど、「FX」の使える知識を、マンガでわかりやすく解説する。   Honya Club.com


JPY ¥427
ひたすらに急成長を続けてきた日本の経済は、1970年代に入ると大きな壁にぶち当った。日米繊維戦争に顕在化したアメリカとの構造摩擦や、追いうちをかけるような石油ショックの衝撃。日本を転換させた"動乱の1000日"の当事者たちを詳細に取材し、鮮烈に甦らせた渾身の大河ノンフィクション。東京・北京の交渉狂乱への道標列島インフレ下の通貨危機幻の「経済安定法案」謎のブレジネフ発言石油危機による大転換   Honya Club.com


JPY ¥1,045
ウォール・ストリートに主導され、世界を席捲するかにみえたグローバル資本主義が危機に瀕している。東アジア諸国は、不安定なドルのみを基軸通貨とする体制では、経済安定化と成長の回復は困難である。東アジアは、脱ドルという意味での脱アメリカを必要としている。起の章 グローバリズムの終焉(20世紀末の東アジア;東アジア・ダイナミズムを読み解く三つの時間軸)1章 通貨・金融・経済危機―出来事の時間軸(高度成長から通貨・金融危機へ;アセアン諸国の経済危機)2章 世界経済の長期波動―循環の時間軸(東アジア・ダイナミズムと世界経済の長期波動;モノづくりと金融)3章 同族ネットワーク型市場経済―長期持続の時間軸(歴史のなかで現在を見る;華人経済ネットワーク)結の章 次世紀にむけての準備(IMF型グローバリズムからの訣別;グローバリゼーションのなかでアイデンティティを)   Honya Club.com


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第1章 外国為替市場第2章 金融市場第3章 金融機関第4章 為替レートの決定と決定理論第5章 通貨制度と介入第6章 通貨危機第7章 欧州通貨統合と欧州危機第8章 国際収支第9章 オープン・マクロ経済学第10章 金融工学(デリバティブ)第11章 電子マネー本書は、為替レート、国際収支、オープン経済下での金融・財政政策や介入政策など伝統的な分野に加え、通貨危機、デリバティブ、量的緩和策など近年のトピックスや日本経済・金融動向にも焦点を当てながら平易に解説する。   Honya Club.com


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われわれは、新自由主義的な経済政策ばかりが実行されている現状に唖然としている。茫然自失の経済学者のマニフェスト。定説の誤り(金融市場は効率的である;金融市場は経済成長に資する;国の債務辺済能力を正確に見極めるのは市場だ;公的債務を膨張させたのは国の過剰な支出だ;公的債務を削減するためには、国の支出を減らすべきだ;われわれの過剰な支出は、公的債務となって将来世代の負担になる;市場の機嫌を損ねると、公的債務は行き詰まる;ヨーロッパ型社会モデルを保護するのはEUだ;危機の際、単一通貨ユーロは防御壁になる;ギリシア危機により、ようやく経済政府への道筋が切り開かれ、ヨーロッパの連帯感が強まった)結論 経済政策について議論し、EUを再構築するための道筋を描き出す世界の経済政策は、2008年金融危機以後も方向を変えようとしていない。フランスを代表する経済学者たちが、「金融市場は経済成長に資する」などの経済政策を支配する定説の誤りを暴き、その打開策を提示する。   Honya Club.com


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08年金融危機で破綻した主流派経済学に対して、資本主義の危機打開を展望するマルクス経済学の優位性を示す。第1部 世界経済危機はなぜ起こり、どう続いているか(現代の恐慌の特徴を考える―通貨制度の変遷を軸として;2008年アメリカのバブル経済循環の崩壊;国際的過剰貨幣資本と世界金融経済危機 ほか)第2部 マルクス経済学の優位性―近代経済学との対峙(『資本論』と『帝国主義論』で解決済みの今次経済危機;経済危機をめぐる欧米マルクス派―近代経済学批判から政治経済学の深化へ;危機を招いた近代経済学とは何か―批判の対象と方法 ほか)第3部 金融投機化と蓄積至上主義への対案(金融の投機化と金融規制・金融危機管理;社会的責任金融・国際的責任金融と金融ユニバーサルデザイン―『資本論』から探る金融の公共性;過剰資本を解消する道(1):定常・発展型経済へ ほか)08年世界金融危機の現状を分析するとともに、その打開策をめぐって混迷する現代経済学の諸理論を批判。それにかわるマルクス経済学に基づく恐慌打開策とそれによって実現する新しい経済社会像を提起する。   Honya Club.com


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序章 戦後日本の資本蓄積と中小企業の構造変動第1編 戦後中小企業研究の到達点(マルクス主義的中小企業論の展開;見直される中小企業の役割;構造危機と中小企業の課題)第2編 中小企業「近代化」政策批判(中小企業「近代化」政策の変遷;「近代化」政策の特徴と役割;「近代化」政策の新段階;国際通貨危機と中小企業問題)第3編 中小企業振興対策の課題(革新自治体と中小企業の発展;中小建設業の現状と振興対策;業者運動の現状と展望;中小業者の共同化と協同組合;中小企業の協同化と異業種交流;中小企業の労働問題)補論 業者婦人   Honya Club.com