JPY ¥1,430
最後の琉球国王尚泰の時代は、外交に悩まされる動乱の時代であった。武器をちらつかせた欧米列強の通商交渉にしんぎんする琉球役人たち。そして、薩摩の藩政に巻き込まれて悲劇の幕をとじた牧志・恩河事件。明治には官憲による首里城明け渡し(琉球王朝の消滅)や、親日派と親清派の対立などを平易に記述した史話。仏国宣教師の滞在西洋列強の軍艦外交英国宣教師の滞留仏国艦隊の来航宣教師の布教と横着ぶりバウン号の反乱米国艦隊の来琉露国艦隊の渡来ゲラン提督、暴力で調印真宗法難事件〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,045
武士道を貫き、天を敬し、人を愛することとは。幕末から明治維新にかけて、新しい国づくりにすべてをかけた西郷隆盛の珠玉の言葉。第1章 政治の教え(人材の登用について;大きな方向を定める ほか)第2章 時代の教え(亡き戦没者を思え;みだりに外国のマネをするな ほか)第3章 事業の教え(策略を使う者は、成功しない;すべては"人物"で決まる ほか)第4章 人生の教え(辛く苦しい思いをしてこそ…;どんな時でも、自分にとらわれるな! ほか)現在も多くのリーダーが「最も尊敬する人物」として挙げる西郷隆盛の考えを知ることができる『南洲翁遺訓』。同書を編纂した荘内藩は、江戸市中取り締まりの任にあった際、江戸薩摩藩邸を焼き討ちにした経緯もあり、報復処分を覚悟していた。しかし、維新後、同藩に対して武士道に則った寛大な処置がとられ、それが後に、西郷隆盛の内示だったことを知り、感銘を受けたという。その対応に尊敬の念を深め、荘内藩有志によってまとめられた『南洲翁遺訓』は、著書を残さなかった西郷隆盛、唯一の「著書」ともいえる。本書は、41項目と追加2項目の43項目からなることばを、テーマごとにまとめ、インタビュー風のわかりやすい現代語訳と、西郷隆盛を理解する上でかかせない歴史事実や重大事件について解説を加えた。天を敬い、人を愛した西郷が残した珠玉のことばは、混迷の時代のいまこそ読んでおきたい。   Honya Club.com


JPY ¥681
金と女に生命をかける、天下放浪の仕事人・顔十郎とはいった何者?東海道を西に走り、薩摩藩のお家騒動に首を突っ込み、東に急いでは亡命清国皇太子をめぐる陰謀の渦中に躍る!次々に直面する危難を自慢の長刀を振るい、知恵を働かせて切り抜けてきた顔十郎だが、今、宿命の難敵・左近との対決が。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
はじめて描かれた、瀬戸内・村上水軍の歴史。序章 村上水軍とは第1章 前期村上水軍(源平争乱期の村上氏;鎌倉期の村上水軍;建武中興と村上水軍l「大塔宮令旨」の解釈;南北朝時代の村上水軍;南朝水軍戦略と村上氏;芸予海域の南北朝抗抗争;芸予海域における南北朝地勢図;伊予村上氏の台頭;村上義弘の戦歴;まぼろしの海賊大将軍;河野氏の北朝帰順と諸将の動向;村上山城守師貞の来歴;村上師清の素性;後期村上水軍家系譜考;村上師清の瀬戸内進出)第2章 三島村上水軍(因島村上水軍;来島村上水軍;能島村上水軍)第3章 村上水軍のすべて(村上水軍の船と武器;村上水軍の戦法;村上水軍の財源;島氏の顕彰碑;伊予粟井坂と薩摩山御所)初めて描かれた、瀬戸内・村上水軍の歴史。長年にわたって水軍史の研究を続けてきた著者により記された、瀬戸内海の島々を根拠地として、独立国のように勢威を張った村上氏とその水軍の、誕生から滅亡までの全記録。   Honya Club.com


JPY ¥9,990
戦後、鶴田ダムが建設され、中越パルプ工業川内工場、京都セラミック川内工場、川内原子力発電所なども進出して、目覚ましい経済発展を遂げた北薩地域。史跡や文化財も多く、かつて薩摩国の国衙と国分寺が置かれて政治、経済、文化の中心地となった現在の薩摩川内市域には、可愛山陵、薩摩国一之宮新田神社などが残る。また鎌倉幕府の「建久図田帳」に記された高城温泉はじめ、湯川内、紫尾、湯田、市比野、藺牟田、入来など、近世には島津藩主から庶民まで多くの人びとが湯治に訪れた温泉地がある。さらも自然環境にも恵まれており、阿久根や出水はツルの渡来地として知られ「鹿児島県のツル及びその渡来地」は国の特別天然記念物に指定されている。雲仙天草国立公園に指定された長島町の海岸部は絶景である。 本書は、そんな北薩の昭和時代を記録した貴重な写真を600点以上収録、それぞれの写真に丁寧な解説を付して、ページをめくるたびに六十余年の間に移り変わってきた地域の姿をたどることができる写真アルバムとなるよう努めた。また、昭和49年に架橋された黒之瀬戸大橋や、同62年に廃止された国鉄宮之城線など、当地ならではの特色ある項目をフォトコラムとして収録している。   Honya Club.com


JPY ¥713
「俊平、銀の高値は銀不足から来ておる。清国が我が国の銀を大量に買い漁っておる。清国への流出に制限をかけているが、抜け荷があって、流出はおさまらぬ」将軍家剣術指南役で、将軍の影目付である、柳生家一万石の第六代藩主・俊平は、将軍吉宗から、薩摩をはじめ西国大名の密貿易の実態を、前南町奉行で現寺社奉行の大岡忠相と探索せよと命じられた。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
史跡、名勝、ご当地グルメ…。500円硬貨を手に、ローカルな魅力満載の各駅停車の旅へ出かけよう!読んだら10万円貯まるふしぎな本。1 鉄道発祥の地に思いをはせながら―「東海道編」東京‐奈良間2 瀬戸内海を旅路の友として―「瀬戸内編」奈良‐下松間3 薩摩をめざし、山間部を行く―「九州編1」下松‐鹿児島間4 日向路を辿る、東九州縦断の旅―「九州編2」鹿児島‐黒井村間5 山陰、山陽、そして四国へ―「中国・四国編」黒井村‐高松間6 日本のへそを横断する―「中国・関西・北陸編」高松築港‐金沢間7 越中、越後と日本海を北上―「北陸・日本海側編」金沢‐羽後岩谷間8 雄大な自然にロマンを感じる―「北東北・北海道編」羽後岩谷‐洞爺間9 四季折々のみちのくを堪能―「帰京編1」洞爺‐渋民間10 平野を走り、いざ終着駅へ―「帰京編2」―渋民‐上野間史跡、名勝、ご当地グルメ…。500円硬貨を手に、各駅停車の旅に出かけよう。東京を出発、上野でゴールの全10ルートを収録。ローカルな魅力を味わいながら、日本を巡れば10万円が貯まる、新しい実用本。   Honya Club.com


JPY ¥715
太平の世といわれた江戸時代の終わり、薩摩の国で、一人の男の子‐のちの西郷隆盛‐が誕生した。貧しい下級藩士の家の出身ながら、名君と名高い薩摩藩主・島津斉彬に才能を認められ、頭角を現していった西郷だったが、斉彬の急死により人生が一転、ついには罪人として島に送られてしまう。苦難の末、島から戻った西郷が見たものは、日本にせまる外国の脅威と、時代に取り残される江戸幕府の姿だった。日本の未来のために、幕府を倒そうと決意した西郷だったが…!?人を愛し、人のために戦った英雄の生涯! 太平の世といわれた江戸時代の終わり、薩摩の国で、一人の男の子―のちの西郷隆盛―が生まれた。貧しい下級藩士の家の出身ながら、名君と名高い薩摩藩主・島津斉彬に才能を認められ、頭角を現していった西郷だったが、斉彬の急死により人生が一転、ついには罪人として島に送られてしまう。苦難の末、罪を許されて島から戻った西郷が見たものは、日本にせまる外国の脅威と、時代遅れになりつつある江戸幕府の姿だった。日本の未来のために、幕府を倒そうと決意した西郷だったが・・・・・・!?大河ドラマで話題の英雄の生涯を描いた、波瀾万丈ストーリー!   Honya Club.com


JPY ¥748
恐れ知らずの竦腕で、次々と王府の改革を断行する孫寧温。一方で、薩摩藩士・浅倉雅博のやさしさに惹かれ、男と女ふたつの人格のあいだで心が揺れ動いていた。王宮では聞得大君と王妃による女同士の覇権争いが勃発。騒動を鎮めようとした寧温だったが、聞得大君の執拗な追及に、自分の正体が女であることをつい明かしてしまう…。夏の雷雲のごとく、寧温に迫り来る幾多の試練。吹きすさぶ嵐はまだ序章に過ぎなかった。宦官として次々と難題を解決していった寧温だったが、清国からきた徐丁垓の悪事に振り回される。もみ合いの末に徐は崖から転落し、寧温は殺人の罪を着せられ、八重山に流刑になってしまう――。   Honya Club.com


JPY ¥628
幕末、黒船が開国を迫る中、「攘夷」という空理空論に固執して、明治維新までに十五年もの時間を浪費した日本。そして今、北朝鮮の脅威を前にアメリカ頼りで、「護憲」を是とする体質。現実を直視せず、問題を先送りする日本人の欠陥を抉る。第1部 徳川三〇〇年の防衛システムはなぜかくも完璧だったのか(海外からの侵略なし―特異性際立つ「島国」という防衛ライン;「兵士リストラ策」が天下統一後の国の明暗を分ける;「怨みはこうして世襲される」―幕府が抱えた内乱の火種;城による見事なまでの「対長州・薩摩」封じ込め策)第2部 攘夷がわかれば言霊日本がわかる―幕末維新を席巻した「空理空論」の分析(黒船は三〇〇年の危機管理システムをあっという間に反故にした!!;林子平らお上の御政道に口出しした「先駆者たち」の運命;膨大な国益損失を招いたヒステリック攘夷;「先送り」と「空理空論」―攘夷の基礎は朱子学にあり!!;国学が攘夷をさらなる「現実無視」へと導いた!!)第3部 「先送り」と「攘夷のねじれ」―黒船から開国までかくも長き空転を招いた原因の分析(さらなる「先送り」を許さなかった明治維新の先駆者たち;新撰組・孝明天皇・動座―それでもまだ幕府を守ろうとした人々;討幕開国へ―ようやく現実路線が動き出す!!;時すでに遅し―膨大な国益が不必要に奪われていた!!)第4部 攘夷の歴史的遺産を引き継いだ「護憲」とは!?(幕末維新の混乱と国益流失―歴史から学ぶべきこと;「攘夷」は今「護憲」に姿を変えて、再び日本人を惑わそうとしていないか!?;護憲を口にする者を信じられるか!?)   Honya Club.com


JPY ¥769
四国="死国"。そこに行って死にたい場所、そしてよみがえりたい"再生"の場所―愛媛の遍路みちの家に生まれ育ち故郷に格別の思いを寄せる著者が、空海、ジョン万次郎を始め、龍馬、子規、漱石、幸徳秋水、高群逸枝、吉井勇、池田勇人など四国を往還した人々の生と死を簡潔な筆致で描き上げる。日本の鎖国の扉を開いた一漁師―ジョン万次郎松山には子規という文学の産婆がいた―夏目漱石漂泊の俳人、小豆島に果てる―尾崎放哉女性を愛し徳島の土となるポルトガル詩人―モラエス田舎天才から江戸の"ミケランジェロ"へ―平賀源内病床で泣き叫びながら俳句革命―正岡子規姉は命かけて、弟を脱藩させた―坂本龍馬六百億円を蕩尽したバロン、徳島に眠る―薩摩治郎八ライト兄弟より早く、夢の翼を飛ばす―二宮忠八長崎の混血児は女医となった―おらんだ・おイネ〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,056
「明治の五大監獄」を造ったおれのじいさん、山下啓次郎。そこから始まるルーツ探しは、幕末明治の薩摩魂しゃばどび大騒ぎ。ローヤも造れば国も造る、時空を超えた大ジャムセッション、轟くは三十一億五千三百六十万秒の霹靂!―文壇をも席捲した超絶小説。幕末明治のヒーロー全員集結!西郷が叩き、大久保が弾き、川路が吹きまくる怒涛のセッション、明治国家はこうして生まれた。超ド級展開、伝説的傑作小説が奇跡の復活。【文学/日本文学小説】幕末ヒーロー全員集結。西郷が叩き、大久保が弾き、川路利良が吹きまくる天空自在の怒涛のセッション、明治の国家はこうして造られた!「明治五大監獄」の設計者、山下啓次郎が造った門からすべてが始まる超時空小説、ジャズピアニストの伝説の傑作が今ここに甦る。   Honya Club.com


JPY ¥10,450
九州大学文学部国史学研究室(当時)で誕生した『九州史学』(1956年創刊)は、2006年に創刊50周年を迎え、2008年には150号を出すに至っている。本論文集は「境界」「境域」をキーワードに、上下2冊、全24編を収録する。下巻『境界からみた内と外』では、「境界」「境域」といった概念そのものを俎上に載せるべく論文集を編んだ。総説:境界からみた内と外1 動態としての境界(八ー十一世紀日本の南方領域問題;「加模西葛杜加国風説考」の歴史的意義;天保期の水野忠邦政権と小笠原諸島)2 境界権力と海域交流(宗像大宮司と日宋貿易―筑前国宗像唐坊・小呂島・高田牧;博多商人神屋寿禎の実像;十六世紀末期対馬宗氏領国における柳川氏の台頭;薩摩藩の初期天保改革と琉球)3 相克するアジア主義(近代日本における「アジア主義」の形成と"朝鮮問題";「東亜」の「解放」と「統一」―「東亜新秩序」と「大東亜共栄圏」の連続と断絶;社会化されたアジア主義―一九三〇年代日本の社会運動とアジア言説)4 境界を認識する(日明勘合再考;中世後期の坊津と東アジアの海域交流―『一乗院来由記』所載の海外交流記事を中心に;幕末平戸藩の異国降伏祈願と平戸囃子)『九州史学』創刊50周年を記念して、「境界」「境域」をキーワードに論文集を刊行。本書では、「境界」や「境域」といった概念そのものを論じていくことを目指して構成を行った。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
昭和の暮らしと心が、今、甦る!名著「忘れられた日本人」著者宮本常一と薫陶をうけた若者たちが活写。昭和五四年(一九七九)一一月「あるくみるきく」一五三号 一枚の写真から―男体山昭和五四年(一九七九)一二月「あるくみるきく」一五四号 薩摩―遙かなる隼人たち昭和五七年(一九八二)一二月「あるくみるきく」一九〇号 無人島開拓―諏訪之瀬島の藤井富伝昭和三六・三七年(一九六一・六二) 宮本常一が撮った写真は語る―長崎県宇久島・小値賀島(五島列島)昭和五八年(一九八三)一〇月「あるくみるきく」二〇〇号 日向国・米良山の生活史昭和五九年(一九八四)九月「あるくみるきく」二一一号 南薩摩・下園の十五夜綱引き昭和六〇年(一九八五)六月「あるくみるきく」二二〇号 犂耕をひろめた人々―馬耕教師群像月刊旅雑誌「あるくみるきく」から、日本国内の旅、地方の歴史・文化、祭礼行事などを特集したものを選出し、地域別、テーマ別に編集した昭和の風土記集。本巻は九州地方についての記事を収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
坂本龍馬に勝海舟、新選組など激動の時代を生きた英傑たちのすべてがここに。時代を動かした74人の人物と、安政の大獄や薩長同盟など、国をゆるがした24の事件を徹底解説。幕末・維新を理解するために第1部 人物列伝(会津藩・水戸藩;幕府とその周辺;中部地方の諸藩;朝廷とその周辺;長州藩;土佐藩;佐賀藩・熊本藩;薩摩藩)第2部 事件録(ペリー来航の衝撃;公武合体派と尊王攘夷派の対立;薩長同盟の成立;戊辰戦争と明治維新)薩長土肥、幕府や朝廷に仕えた人物まで、近代日本の礎を築いた志士74人の活躍ぶりを紹介し、安政の大獄や薩長同盟など、国を揺るがした24の事件を徹底解説。幕末・維新の時代の流れをビジュアルで理解できる。   Honya Club.com


JPY ¥755
父にして剣術の達人である順斎が謎の甲冑武者に斬殺された。仇討ちを誓う三田村元八郎は大岡出雲守忠光に、薩摩藩とその付庸国、琉球王国の動向を探るよう命じられる。琉球の王位継承に際し、将軍家重の周辺で不穏な動きが見られるという。はるか琉球を目指す元八郎。薩摩の忍・捨てかまりと死闘を繰り広げるなか、順斎殺害の真相が浮かび上がる。甲冑武者の正体とは。悲しみの秘剣が閃く。   Honya Club.com


JPY ¥704
薩摩島津家一門に生まれた村橋久成。幼き日、西郷隆盛が人は愛するものと言った事を胸に刻む。長じて藩の英国留学生となり陸軍学を修得して帰り、戊辰戦争に参戦。勝者として北海道開拓使官吏となった久成は、倫敦で飲んだ旨い麦酒を日本で造ろうと奔走するが…。近代国家への改革の裏で藩閥の権力抗争が渦巻く現実に反発。エリートでありながら、敗者に寄り添い不器用に生きた侍を描く書き下ろし歴史小説。幕末の薩摩藩に生まれた村橋久成。超エリートの薩英留学生になり、日本初のビール製造を成功させるも、やがて行方不明に。誇り高き男の数奇な人生を描く。書き下ろし傑作歴史小説。(解説/末國善巳)   Honya Club.com


JPY ¥3,300
詩・書画・歌学から俳諧・狂歌・俗芸能まで「雅」と「俗」がけざやかに織りなす大名たちの学問と芸術の精華。長門国周防国豊前国筑前国筑後国肥前国肥後国豊後国日向国薩摩国黄檗文化   Honya Club.com


JPY ¥682
十一代将軍家斉の正室寔子と密かに想いを寄せ合う白野弁蔵は表向き、提灯奉行という軽輩者だが、その実、御目付神保中務から陰扶持を頂戴する直心影流の達人だ。その弁蔵が神保に呼び出されて絶句した。こともあろうに、寔子の実父にして元薩摩国鹿児島藩主・島津重豪が捕縛されたというのだ。早速、品川宿に出向いた弁蔵が宿役人から話を聞くと、重豪が旧知の旅籠・利久屋で働く女中母娘を助けようとして三人の破落戸を成敗したらしい。だが、事件の背後には、性懲りもなく寔子の命をねらう織田信長の残党・影母衣衆の気配があった。シリーズ第3弾完結篇。御台所様の御為とあらば命惜しむに足らず! 十一代将軍家斉の正室・寔子には、密かに想いを寄せ合う初老の武士があった。その名を白野弁蔵という。表向きは提灯奉行という軽輩者だが、その実、御目付神保中務から陰扶持を頂戴する直心影流の達人だ。寔子の命を狙う織田信長の残党・影母衣衆を見事撃退したのが縁だった。寔子の父は薩摩国鹿児島藩の前藩主・島津重豪。下屋敷で悠悠自適の隠居暮らしをするかたわら、江戸有数の遊楽地・南品川宿に繁々と出入りする通人だ。齢七十と見えるが、人品卑しからぬ風貌と、たとえ飯盛女であれ、頼まれれば親身になって相談に乗る人柄から「殿様」と慕われる、宿場でも評判の大人だった。その殿様に大事が出来したのは九月初旬のこと。神保に呼び出された弁蔵が絶句する。こともあろうに、重豪が、南品川の権助長屋で破落戸三人を殺害した廉で捕縛されたというのだ。早速品川に出向いた弁蔵が宿役人から話を聞くと、どうやら、重豪が旧知の旅籠利久屋の女中母娘を助けようとした挙句の事件らしい。だが、裏に影母衣衆の濃厚な気配があった。一途に慕い続けた御台様の命と引き換えに、純情侍・白野弁蔵ついに散華す   Honya Club.com


JPY ¥7,150
一八六七年パリ万国博で日本は最初の公式参加を果たした。フランスで誕生したジャポニスムは、続く一八七八年パリ万国博でまさに開花する。この時代に、いかなる「日本」イメージが形成されていったのだろうか。ふたつのパリ万国博を舞台に交差する国家の思惑、人と物。「アジア」のなかに埋没していた日本のイメージがしだいに像を結び、やがてジャポニスムという「熱狂」へと収斂していく。日仏両国の史料を駆使し、開催国フランス、参加国日本、パリの観衆、三者の相互作用を通じてジャポニスムの誕生を解き明かす。第1部 一八六七年パリ万国博覧会(「物」による日本イメージの形成(パリ万国博覧会のあゆみ;一八六七年パリ万国博覧会の開催と日本の参加;博覧会場における「日本」);外交の場としての万国博覧会―「日本」の揺らぎ(幕府使節をめぐる英仏の対抗;パリ万国博覧会における幕府外交の失敗―薩摩藩とモンブラン;フランス外務省の態度―昭武の傳役ヴィレットの報告から))第2部 一八七八年パリ万国博覧会(すれちがう万国博覧会への期待―ジャポニスム誕生の背景で(明治初期の日仏関係;フランスの産業芸術と「ジャポニスム」の誕生;一八七八年パリ万国博覧会の開催と日本の参加;日本博覧会事務局の創設と前田正名の活躍;日本における出品物の収集とその内容);博覧会場における「ジャポニスム」の広がり(博覧会場における「日本」;「日本」の展示に対するフランスの反応;ジャポニスムの多層化―大衆の「熱狂」と批評家の「落胆」))万国博覧会の熱狂、それを彩るジャポニスム――舞台は一九世紀後半のフランス・パリ。一八六七年パリ万国博で日本は最初の公式参加を果たした。フランスで誕生したジャポニスムは、続く一八七八年パリ万国博でまさに開花する。この時代に、いかな   Honya Club.com


JPY ¥13,883
徳川三百年、三百諸侯を支えた家臣8千人の人名事典。九州地方(筑前国〈福岡県〉;筑後国〈福岡県〉;豊前国〈福岡県・大分県〉;豊後国〈大分県〉;肥前国〈佐賀県・長崎県〉;対馬国〈長崎県〉;肥後国〈熊本県〉;日向国〈宮崎県〉;薩摩国・大隅国〈鹿児島県〉)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
西郷どんだけじゃなかった、鹿児島のすごい人たち!ビール工場、北海道開拓、大阪再生、インフラ整備にジャガイモ長官、畜産、開墾!!地方創生は鹿児島から!いまもっとも知りたい「維新、その先」の時代を、大河「西郷どん」の時代考証者が語る!島津斉彬―来るべき開国に備えて集成館事業を推進西郷隆盛―革命家が拓く、松ヶ岡開墾場と吉野開墾社大久保利通―海運業や駒場農学校、安積疎水で殖産興業桂久武―西郷に先駆けて薩摩を開拓したラストサムライ桐野利秋―宝塚『桜華に舞え』に取り上げられた宇都谷の農人黒田清隆―北海道開拓に生きた第二代内閣総理大臣永山武四郎―屯田兵の父、「我が躰は北海道に埋めよ」三島通庸―豪腕の土木県令、肇耕社で那須を開墾五代友厚―大阪再生の恩人、商法会議所初代会頭村橋久成―国産ビール生産の草分け、その数奇な人生長沢鼎―カリフォルニアに渡った「ワイン王」前田正名―『興業意見』を著した「布衣の農相」知識兼雄―農地の少ない国での牧畜の可能性を示す加納久宜―他県出身の鹿児島県知事、「県政の神」湯地定基―二度のアメリカ留学で根室県令、「芋判官」西郷菊次郎―西郷堤防と琵琶湖疎水、「南洲翁の遺志を継ぐ者」玉利喜造―「農本主義」を継承した農学のパイオニア丹下梅子―失明を乗り越え女性初の帝大生、農学博士に名越左源太―『南島雑話』で奄美大島の文化を伝える田代安定―南西諸島植物学研究の第一人者、「忘れられた日本人」   Honya Club.com


JPY ¥3,300
各時代の歴史の重要なテーマが、豊富なイラストや写真でわかりやすく、ビジュアルに解説されている。ながめているだけでも、時代のふんいきを感じることができる。歴史資料、年表、図鑑資料などが充実しているので、学校での調べ学習や発表などに役立つ。人口100万、世界一の大都市日本橋通り庶民の住まいは長屋の1DK日本は上水道の先進国だった羽村取水堰街道を行き交う旅人権太坂の登り口に設けられた宿江戸・大阪へ物資を運ぶ船天下の台所大阪のにぎわい神奈川に上陸したペリー提督漁村から国際貿易港へ工業の近代化を進める佐賀藩幕府が近代海軍の設立へ動く難航した初めての太平洋横断幕末の動乱尊攘派浪士が井伊直弼を暗殺薩摩藩が初めて列強と交戦尊攘派の志士を新撰組が襲撃歴史の舞台が一目でわかる図解絵本。本巻では、江戸時代後期の歴史の重要なテーマを、豊富なイラストや写真でわかりやすく、ビジュアルに解説。調べ学習に役立つよう、歴史資料、年表、図鑑資料なども充実。   Honya Club.com


JPY ¥29,700
本巻はこれまでの研究を総括して、国分寺創建の意義と役割、建物の規模、宗教活動の実態、世界史的視野での類似施設との比較など、国分寺の全貌を解明する。また明治時代以来の国分寺関係の文献目録を収める。国分寺の創設国分寺の創設と東大寺の草創国府研究と今後の課題―国分寺とも関連して国府・国分寺関係の神社国分寺跡の規模と建物国師と講師筑紫観世音寺の沿革創建後の国分寺の動向ローマ帝国の州分寺前漢の郡国廟―特に設置の意義について国分寺と隋唐の仏教政策並びに官寺附録1 周防国分寺文書附録2 薩摩国分寺文書   Honya Club.com


JPY ¥1,870
徳川光圀・斉昭・慶喜・立原翠軒・会沢正志斎・藤田東湖―水戸藩の六人がこの国を変えた。ハーバード大学に学び、イェール大学で教鞭を執る新進気鋭の歴史学者が明治維新の淵源に迫る。序章 育まれた"変革の原動力"第1章 水戸藩―全国に影響を及ぼすことができた理由第2章 徳川光圀―"維新の源泉"となった『大日本史』の誕生第3章 立原翠軒―「学問」と「政治」を融合しての変革第4章 会沢正志斎―近代における「日本国家」を定義第5章 藤田東湖―「水戸の改革」から「日本の改造」へ第6章 徳川斉昭―近代日本の針路を指し示した"ビジョン"第7章 徳川慶喜―新しい時代に埋め込まれた「水戸の価値観」終章 近現代への影響―それは、リーダーたちに継承されたハーバードに学び、イェール大学で教鞭を執る新進気鋭の歴史学者が、明治維新を「水戸」の視点から読み解く!江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。それは、水戸脱藩浪士らが桜田門外の変で、幕末への扉を開いただけではない。維新回天を成した志士たちは「水戸学」を学び、倒幕活動へ邁進している。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、水戸学の影響を受けていたのだ。では、水戸学とはいかなるものだったのか――。それを知るには、江戸時代前半、水戸黄門として知られる徳川光圀が始めた、『大日本史』編纂に遡らなければならない。本書では、徳川光圀、立原翠軒、会沢正志斎、藤田東湖、徳川斉昭、徳川慶喜の、水戸藩を代表する六人を取り上げ、水戸学が如何に生まれ、育まれ、政治に活かされていったのかを解説していく。そして、彼らが水戸藩において行なったことは、近代日本が創られる際のロールモデルとなっていくだけで   Honya Club.com


JPY ¥5,500
世界を驚かせた明治の細密工芸美術の世界。世界一のコレクターによる初の講義録。序章 超絶技巧の世界へようこそ―明治工芸全般の解説と、村田コレクションの成り立ち第1章 漆工―世界を魅了した漆の国の細密工芸第2章 金工―鍛錬を極めた刀装金工たちの至芸第3章 七宝―明治ニッポンが生んだ新工芸第4章 京薩摩―万博の時代に世界を驚倒させたやきものの寵児第5章 彫刻―工芸と美術、二つの頂点を極めた明治の彫刻第6章 印籠―凝縮された江戸の洒落と粋第7章 刀装具・拵―千年の武を荘厳する美第8章 刺繍絵画―一刺し一刺しの光と影が映し出す森羅万象中国語抄訳(中文節譯)古美術宝満堂を会場として、2015年1月24日ー16年11月26日までの2年にわたり開催された村田理如氏の講義録をまとめ、著者による加筆修正を加えて再構成。世界を驚かせた明治の精密工芸美術の世界。   Honya Club.com


JPY ¥1,426
豪華絢爛な茶会で国中の大名たちを魅了した一方で、権力の象徴として覇権争いの代償となった茶道具。そんななか、茶陶経験のない陶工たちが朝鮮から連行され、大名たちの高度な要求に応えていった。いまや、日本文化に根付くその茶陶。本書は、それらの真の価値を見いだし、島津家の歴史をも紐解く貴重な1冊。1 大名の茶陶―薩摩2 花開く焼物文化―九州・山口の茶陶(萩;唐津;高取;上野;八代・小代)3 華やかなる展開―錦手の茶器4 茶陶づくりの場   Honya Club.com


JPY ¥1,153
フロイスの日本史は、思いがけない視点に立った親知見あふれる新しい日本史―。第六巻は、弥次郎との邂逅にはじまるザビエル来朝の経緯を記す。また布教の拠点が山口から宗麟膝下の豊後に移り、布教がすすむ様子と、大友宗麟の周辺やキリシタン宗門を描く。イエズス会のメストレ・フランシスコ・ザビエル師が聖なる福音を伝えるために、日本島に赴くことを決意した次第彼らが日本に渡った次第、および彼らが薩摩に滞在中に生じたその他のことメストレ・フランシスコ師が再度、薩摩から平戸に赴いた次第、ならびに彼が同所に二人の従僕とともにコスメ・デ・トルレス師を残し、ジョアン・フェルナンデス修道士とともに山口に向けて出発した次第司祭たちが山口に帰還した後、この地で成果を生み始めた次第メストレ・フランシスコ師が山口から豊後国に赴いた次第、および彼がインドから(日本へ)派遣した人々、ならびにコスメ・デ・トルレス師が1551年に山口から出した日本に関する報告についてコスメ・デ・トルレス師とジョアン・フェルナンデス修道士が、メストレ・フランシスコ師が山口を出発した数日後に彼に宛ててしたためた二、三のことの抜粋山口における事態の進展、ならびにルイス・デ・アルメイダ修道士がイエズス会に入ったことについてバルタザールガーゴ師がドゥアルテ・ダ・シルヴァおよびペドゥロ・デ・アルカソヴァ両修道士らとともに日本に赴いた次第バルタザール・ガーゴ師が豊後に帰った次第、およびさっそく彼に生じた苦難について山口における飢饉、ならびに同地で生じたその他のことについて〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,815
朝鮮出兵を経て成し遂げられた徳川の天下統一。そんな、日本をはじめとする諸国が平和を希求し、新たな国家形成と国際関係をさぐる時代に「日本の大航海時代」は現出した!東アジアのみならず東南アジアをも舞台に交錯する人びとの理想、理念、思想、そして政治と欲望。戦乱と「鎖国」のはざまに二人の精神の邂逅がもたらした、自由と寛容を追求する時代の実像を大胆に描き出す。第1章 定家の末裔第2章 海外留学の夢第3章 文禄・慶長の役第4章 薩摩、明国、ルソン第5章 惺窩の理想、家康の権謀朝鮮出兵を経て成し遂げられた徳川の天下統一。そんな、日本をはじめとする諸国が平和を希求し、新たな国家形成と国際関係をさぐる時代に現出した「日本の大航海時代」。東アジアのみならず東南アジアをも舞台に交錯する人びとの理想、理念、思想、そして政治と欲望。戦乱と「鎖国」のはざまに二つの精神の邂逅がもたらした、自由と寛容さを追求する時代の実像を大胆に描き出す。   Honya Club.com


JPY ¥990
「私は目的を果たすために逃げるのだ…何ら恥じることはない…私は堂々と逃げて生き延びてやる!」。新撰組から命をねらわれても、新しい日本をつくるという目的のために生き抜き、維新政府で力を発揮した木戸孝允(桂小五郎)!第1章 萩でのくらし第2章 江戸での出会い第3章 吉田松陰と安政の大獄第4章 長州藩の危機第5章 薩長同盟と倒幕第6章 新しい日本を目指して学習資料館"薩長同盟を結び、維新をなしとげた立役者! ペリー来航以降、激動の時代を迎えた日本。長州(山口県)藩士・桂小五郎(のちの木戸孝允)は、尊王攘夷派から命をねらわれても、新しい日本をつくるという目的のために逃げ抜き、生き抜く道を選ぶ。そしてほろびかけた長州藩をまとめ、犬猿の仲だった薩摩との同盟を結び、ついに江戸幕府を倒すことに成功する。その後も新しい国づくりにかけまわり、西郷隆盛、大久保利通とともに「維新の三傑」と言われる木戸孝允の、短くも清く激しい人生とは? そして,江戸の練兵館で塾頭をつとめたほどの剣の達人でありながら、生涯で一人も人を斬らなかった木戸孝允の思いとは?「私は目的を果たすために逃げるのだ……何ら恥じることはない……私は堂々と逃げて生き延びてやる!」(本文より) 【編集担当からのおすすめ情報】 小学館「学習まんが人物館」シリーズの新刊です。監修は明治大学の落合弘樹教授。『大久保利通』と同時発売です。既刊の『坂本龍馬』『勝海舟』『西郷隆盛』『伊藤博文』らとともに読んでください。ちなみにNHKの大河ドラマ『西郷どん』では、木戸孝允(桂小五郎)役は玉山鉄二さんです。" 0 amount 990 990 N 9784092701250 Y Y Y Y JPY 19174331 大久保利通 19174331 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=19174331 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/09/270/129.jpg "西洋列強に負けない日本をめざして―薩摩の盟友・西郷隆盛・長州の英雄・木戸孝允とともに「維新の三傑」に数えられる大久保利通。近代日本の礎をつくった男の真実!!第1章 桜島のように第2章 黒船がやってきた第3章 混乱する日本第4章 江戸幕府を倒せ第5章 明治維新と西南戦争学習資料館近代日本の基礎をつくった薩摩の英傑 「富国強兵」「殖産興業」をかかげ、近代日本の基礎をつくった男・大久保利通。   Honya Club.com


JPY ¥990
北は北海道を開拓した伊達家から、南は維新の原動力となった薩摩の島津家まで、日本各地の最後の藩主と姫君たちのエピソードを稀少な古写真とともに紹介。またそれぞれの人物の生涯を詳細に解説し、テキストとビジュアルの両面からその生き様に迫る。1章 徳川家・松平家―姫君たちの幕末維新(大奥に送り込まれた島津の姫君―十三代将軍:徳川家定 御台所:篤姫;落魄の将軍に尽くした女たち―十五代将軍:徳川慶喜 義祖母:直子/御台所:美賀子;天下に示した「徳川の妻」の気概―御三家紀伊徳川家:徳川茂承 正室:則子;銃弾に身をさらした宮家の姫君―御三家水戸徳川家:徳川斉昭 正室:吉子;篭城戦に立ち向かわせた容保への淡き恋心―御家門会津松平家:松平容保 義姉:照姫;英主の愛を独占した"あばた"の姫君―後家門越前松平家:松平春嶽 正室:勇姫)2章 大名家―激動の時代を生き抜いた藩主と姫君たち(婚姻に賭けられた南部家再興の夢―陸奥国盛岡藩:南部利剛 息女:郁子;早世の夫と婚家に捧げた長い半生―羽後国秋田藩:佐竹義睦 正室:悦子;不毛の大地に挑んだ仙台藩最後のお姫様―陸奥国仙台藩:伊達慶邦 実妹:保子;戦火を逃れ六十キロの米沢逃避行―陸奥国二本松藩:丹羽長国 正室:久子;松江から遠路嫁いだ五歳の姫君―下総国佐倉藩:堀田正倫 正室:吉子;脱藩大名忠崇をめぐる四人の女たち―上総国請西藩:林忠崇 正妻:チヱ;開明国に学んだ藩主に嫁いだ姫君たち―信濃国上田藩:林忠崇 正妻:チヱ;内助の功を発揮した鹿鳴館の名花―美濃国大垣藩:戸田氏共 正室:極子;夫への揺るがぬ信頼で乗り越えた危機―周防・長門国長州藩:毛利元徳 正室:安子;幕末の政治情勢に翻弄された二人の藩主夫人―土佐国土佐藩:山内豊範 夫人:俊/栄;ヴィクトリア女王にも   Honya Club.com


JPY ¥1,760
与那国出身、沖縄の歴史と心を知り尽くす著者が、琉球のアイデンティティ再建を訴え、沖縄独立の可能性を政治学と法律学の観点から論じる。本土の人間にとっては、「沖縄から見るとすべてが違って見える」ことを実感させられる本。著者は、沖縄戦の際に軍部に抵抗して島民の命を守った気骨ある医師の孫。沖縄返還前、中学3年生の夏には、「豆記者」として東京に招かれ、佐藤栄作首相(当時)に「一日も早く沖縄を抱き取って下さい」と訴えた。佐藤が目頭を押さえるのを見て、子ども心に気持ちが通じた手応えを感じたが、翌日の全国紙に掲載された記事の見出しは、「政界の団十郎、沖縄の子どもたちに大芝居」というものだった。いま、半世紀の時を経て改めて訴える――琉球の明日は、日本からの押し付けではなく、うちなんちゅ(沖縄人)が主体的につくっていかなくてはならない。琉球沖縄を取り戻せ![目次]第1章 薩摩藩による侵略――奪われた海洋国の豊かさ第2章 琉球処分――嘘と暴力による併合第3章 植民地支配――薩摩藩から明治政府へ第4章 沖縄戦――皇土防衛の捨て石第5章 戦後復興――それは与那国島から始まった第6章 昭和天皇――沖縄から逃げ続けた大元帥第7章 米国への献上品――日本独立の犠牲となった沖縄第8章 米軍の占領政策――「戦利品」としての沖縄第9章 沖縄返還――日本は沖縄を米国に売った第10章 辺野古米軍基地――物理的に不可能、安全保障面で無意味第11章 日米地位協定――固定化してしまった憲法違反第12章 安全保障――対米従属で高まる戦争の危機第13章 尖閣諸島――日本政府が恐れていること第14章 琉球独立――世界平和の架け橋となれ   Honya Club.com


JPY ¥792
規格外の戦略と勇猛果敢な薩摩魂で戦国最強と謳われた島津四兄弟。その中でも次男・義弘は、ひときわ光彩を放つ武力をもっていた。しかし九州制覇を目前に控えた四兄弟の前に立ちはだかった天下人・豊臣秀吉の大軍に抗しきれず、島津家は豊臣の軍門に降った。その後、明国征服を目論んだ秀吉の命により朝鮮、明国侵攻が目前に迫る。生きて薩摩の地へ帰れるかさえわからない。しかしそれでも行かねばならない、島津家存続のために。そして朝鮮へと出兵した義弘は、明軍との壮絶な死闘を繰り広げることになる―。   Honya Club.com


JPY ¥1,078
第1章 鹿児島県の史跡篇―古墳・城郭・陣屋など(史跡への招待―史跡が示す、行動力にあふれた隼人たちの生活様式;日本最古の大規模定住集落跡といわれた上野原遺跡(霧島市)とは? ほか)第2章 鹿児島県の信仰篇―神社・仏閣など(宗教遺産の謎―徹底した廃仏毀釈で姿を消した薩摩・大隅の古刹;大隅・薩摩に早くから政府主導の寺院が置かれたのはなぜ? ほか)第3章 鹿児島県の事件篇―合戦・事件など(事件を探る―現実主義と思いやりが融合した、希有なる強さ;薩摩隼人は女性上位?女性が主導した覓国使剽劫事件! ほか)第4章 鹿児島県の人物篇―出身とゆかりの人たち(こんな人がいた!―パイオニアだらけ!!「○○の父」がたくさんいる鹿児島県人;十二世紀の薩・隅・日の覇者となった薩摩平氏の阿多忠景とは? ほか)第5章 鹿児島県の文化・生活篇―かごしま文化遺産(鹿児島発!―藩内で独自の文化を育成した島津家の功績;薩摩で朱子学の薩南学派が盛行したのはなぜ? ほか)鹿児島県の有名人は誰か。城をはじめ史跡の由来は。合戦や事件にはどんなものがあったか…。地元の人でも意外と知らない鹿児島県の歴史を、見開きでジャンル別に紹介。巻頭では鹿児島の文化財をカラー写真で収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
忘れられた大学者三田の神童蘭学への目覚め江戸行き舎密との出会い生き仏・坪井信道生涯の友・緒方洪庵静修堂開塾不慮の禍浦賀の月蛮社の獄一陽来復度重なる大火島津斉彬との出会い愛弟子・松木弘安師・信道との別れマッチの製作―万能学者への道九鬼隆国との別れ黒船来航とビール蕃書調所設置薩摩藩籍集成館事業と写真術安政の大獄「舎蜜」から「化学」へ弘安の欧州歴訪日本一の蘭学者友・洪庵との別れ薩英戦争奇才・柳河春三学問の火は消えず心は故郷へ暁雨歇む幕末動乱の時代、欧米の新技術を次々と吸収した「理化学の先駆者」川本幸民。血のにじむような努力で幾多の逆境を乗り越え、さらなる高みを追い求めていった蘭学者の知られざる人間像を、歴史人物伝の語り部が描く。   Honya Club.com


JPY ¥968
日露戦争に勝ち、太平洋戦争に敗れた理由とは―。第1章 幕末留学生が目指したアメリカ(新島襄の密航;薩摩藩密航留学生―吉原重俊;高橋是清の渡米)第2章 「ロー・スクール」黄金時代(明治初期留学生の「ロー・スクール」熱;吉原重俊とイエール大学;小村寿太郎と金子堅太郎;千数大学創立者たち;薩摩藩のエリートたち)第3章 科学技術、人文科学、軍事学(団琢磨とMIT;朝河貫一とダートマス大学、イエール大学;秋山真之のアメリカ留学)第4章 「神の国」を求めて(同志社からイエールへ―小崎弘道、横井時雄、原田助;内村鑑三の見たアメリカ;太平洋の架け橋へ―新渡戸稲造のアメリカ留学)第5章 「集大成」としての日露戦争(日露戦争と広報外交;ポ―ツマス講和会議とイエール提案)第6章 悪化する日米関係に抗して(ハーバード大学「日本文明講座」設置;イエール大学会の基金設立;団琢磨の民間外交;金子堅太郎の嫌米化;学生の変化、時代の変化;松岡洋右のアメリカ留学と外交―清沢洌との対比から)   Honya Club.com

(PR) 大獄

JPY ¥1,870
「この国の運命を切り開くのだ」。西郷隆盛は、薩摩藩士・島津斉彬の命を受け、東奔西走する。島津斉彬は、尊王攘夷派の総本山である水戸藩主の実子・一橋慶喜を将軍に擁立して、国難に備えようとした。一方、井伊直弼らは紀州藩主・徳川慶福を推して対抗する。条約勅許問題が浮上、幕府と朝廷の対立が激化するなか、井伊は尊王攘夷派への過酷な弾圧(安政の大獄)を始める。斉彬は志半ばで死去し、西郷は生きる望みを失う…。   Honya Club.com


JPY ¥713
薩摩藩の民に与えられるはずだった米を横流ししていた黒幕は、あろうことか幕臣と島津家自身だった!公儀と雄藩による犯罪を止めるため、丙内は隠密たちとともに品川で、そして栃木の宿場で剣を振るう。一方、寄る辺を失い乱心寸前まで追い込まれ、妻子まで手にかけんとしていた勘定方役人の岡部喜太郎の前には、山田浅右衛門が現れて!?江戸と下野国をまたにかけ、京の朝廷までも巻き込んだ巨大な陰謀。それに翻弄されながらも、果敢に立ち向かう男たちの熱闘の果てに待つものとは―!?日ごろは「独活の大木」扱いされながらも、密命下れば無外流の剣技に乱れなし。田中丙内の戦いを描く大好評時代小説、シリーズ第5弾。   Honya Club.com


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西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、板垣退助―途上国を一等国に導いた指導者を分析する。第1部 明治維新の柔構造(明治維新というモデル;柔構造の多重性;明治維新の指導者たち;政策と政局のダイナミズム)第2部 改革諸藩を比較する(越前藩の柔構造;土佐藩の柔構造;長州藩の柔構造;西南戦争と柔構造;薩摩藩改革派の多様性と団結;薩摩武士の同志的結合;柔構造の近現代)第3部 江戸社会―飛躍への準備(日本社会の累積的発展;近代化の前提条件;幕末期の政治競争とナショナリズム)途上国ニッポンはなぜ一等国になれたのか? 「富国強兵」「公議輿論」――。幕末維新期、複数の国家目標を成就に導いた「柔構造」モデルとは何か? 政治史家と開発経済学者が明治維新の本質を捉え直す一冊。(講談社現代新書)途上国ニッポンはなぜ一等国になれたのか? 「富国強兵」「公議輿論」――。幕末維新期、複数の国家目標を成就に導いた「柔構造」モデルとは何か?政治史家と開発経済学者が明治維新の本質を捉え直す一冊   Honya Club.com


JPY ¥11,000
宝歴十二年(一七六二)旧暦四月、薩摩へ向かう一艘の琉球船が暴風雨に遭遇し、土佐へ漂着した。土佐藩の儒者戸部良熈が、乗船していた琉球人潮平親雲上から聞き書きをとり、琉球側からの提出資料とともにまとめたもの、それが『大島筆記』である。優れた教養を有した二人の邂逅により纏められた本書は、琉球王府が編纂した資料では窺えない、当時の琉球人が語った貴重な情報に満ち溢れている。漂着の次第はもとより、琉球の地誌全般、当地における文芸や言語、風俗、さらには、中国や日本など琉球を取りまく地域との交流・交叉の諸相を伝え、江戸期の琉球認識などを知るためにも貴重な資料である。諸本のうち最も内容の備わった最善本を初めて全編翻刻、校異を付し、さらに琉球船の土佐への漂着に関する貴重資料『琉球船漂恙記』『韓川筆話(抄)』『琉球人話』を収録。研究篇として、文献学・文学・文化史・外交史・空手史・言語学等に関する充実の論考六篇を収載した決定版。第1部 翻刻編(大島筆記(国立国会図書館所蔵);附録『大島筆記』に関連する資料)第2部 研究編(宝暦十二年琉球国船漂着記録『大島筆記』諸本について(改訂);土佐国漂着の琉球船「聞書」資料の世界―『大島筆記』を中心に;琉球人の唐旅見聞談について;近世における琉球人の日本漂着;『大島筆記』をめぐる唐手の「伝来」に関する一考察;『大島筆記』に記された琉球語)宝歴十二年(1762)旧暦四月、薩摩へ向かう一艘の琉球船が暴風雨に遭遇し、土佐へ漂着した。土佐藩の儒者戸部良熈が、乗船していた琉球人潮平親雲上から聞き書きをとり、琉球側からの提出資料とともにまとめたもの、それが『大島筆記』である。優れた教養を有した二人の邂逅により纏められた本書は、琉球王府が編纂した資料では窺えない、当時の琉球人が語   Honya Club.com


JPY ¥1,430
長い歴史の積み重ねによって、現在の日本という国ができあがりました。日本、あるいは国について、簡単に説明できるわけではありません。国とはなんなのか。わたしたちが住んでいる日本とはどういう国なのか。そして、わたしたち日本人はどのような人間なのか。それは、あなた自身がだれであるかの問いでもあります。第1章 国とクニの話(国という漢字の意味;城壁で囲まれた国;開けっぴろげの日本;なぜ国をクニと読むのか;地形から生まれた大和の地名;日本語はつねに変化している;ミカンと天女伝説;米づくりと機織り;水田が人口を増やした;「天つ神」と「国つ神」を祀るクニ;日本という国号;聖徳太子がこだわった日本;野蛮な異民族たち;日本を意識しはじめた人たち;ナショナリズムと愛国心のちがい)第2章 国家の話(城壁から出たヨーロッパの国ぐに;まっすぐな国境線;曲線の国境線;国境線のないような国もある;石油が生み出した国境線;ヨーロッパからもっとも遠い日本;国旗となった日の丸;国から国家へ;長州藩と薩摩藩も国だった;藩は国家の卵;文化でできた国家;法律でできた国家;文化が育たないシンガポール;自分がだれなのかわからない;自由と平等では国民の絆はつくれない)第3章 国民の話(「一身独立して、一国独立す」(福沢諭吉);国民は王様より大事;国民が主人公でなければ国家じゃない;中国という国家;独立国家であるためには;近代国家を王朝;下ぁら上に反抗した社会)第4章 国ぐにの現在と未来(外国を侵略する国民国家;自由と平等の国に侵略されたベトナム;侵略されないために国民国家をつくる;国民国家がかかえる問題;全世界の陣取りゲーム;七つの海を支配したイギリス;力には魂で抵抗する;富のゲームのはじまり;国民国家の道を歩みはじめた中国   Honya Club.com


JPY ¥790
強烈な個性と行動で歴史上異彩を放つ後醍醐天皇には、その夢の実現のために命さえ惜しまず働く尊良、世良、宗良、恒良、成良、義良、護良、懐良らの皇子たちがあった。彼らは、はじめ討幕計画の重要な推進者として、のちには各地に散って南朝軍の旗頭として果敢に戦い、南北両朝統合に至る激動の時代に全青春を費やした。本書は、これら後醍醐天皇の分身となって個性豊かに活動した皇子たちの姿をとおして、新たな南北朝史を描く。1 討幕運動の展開(後醍醐天皇の登場;皇子たちの役割;皇子たちの討幕運動)2 父子の相剋(征夷大将軍護良親王;護良の悲劇)3 南朝の足跡(後醍醐天皇の全国制覇構想;「魂魄は常に北闕の天を望まん」;正平の一統;南風競わず;南北合体への道;南朝の政治・訴訟制)4 漂泊の征夷大将軍(越後・越中での生活;征夷大将軍;吉野帰山とその後)5 征西将軍宮懐良親王(薩摩国谷山御所;肥後国菊池御所;征西府の全盛;征西府の衰滅)付 諸皇子の誕生とその母たち後醍醐天皇皇子関連年表後醍醐天皇皇子関係史跡図   Honya Club.com


JPY ¥713
今日の歴史認識に果敢に挑戦する好評第三弾。今回は、古代史から一貫している日本史の独自性に注目して、従来の「追いつけ追い越せ」史観を打破する。遣唐使を廃止した時に、日本は大陸文明から政治的に独立。日本では古代から近世まで中国を先進文明と見ていたとする歴史観や近代化=西洋化という見方は、いずれも事実と異なり誤り。日本の近代はまぎれもなく日本の遺産で開花した…など、従来にない"目からウロコ"の新しい歴史の知見が満載。江戸時代が可能にした明治維新武士道とデモクラシー『海国図志』の日中韓の読み方の違い幕末に「万国公法」を使いこなしたイギリスから見た薩摩藩フランスはなぜ落日の幕府に肩入れしたのかアメリカの南北戦争と明治維新朝鮮はなぜ眠り続けたか清国はなぜ眠り続けたか漢学から英学へ〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,210
開塾から10年。彼らはなぜ戦い続けるのか。この国の未来のために、立ち上がった若者たちの軌跡―。第1章 私たちはなぜ戦い続けるのか(大阪から日本を豊かに 数森圭吾;神奈川から全ての世代が輝く社会をつくる 壹岐愛子 ほか)第2章 現職議員の活躍(薩摩川内市での取り組み 松澤力;兵庫県たつの市での取り組み 和田みな)第3章 これからの日本を考える(国際問題を見るうえで、哲学は非常に大事;報道されないイランの現実の姿を見て ほか)第4章 HS政経塾の使命(なぜ幸福実現党から政治家を目指すのか 油井哲史;徳ある政治家を目指して 原口実季)   Honya Club.com


JPY ¥6,600
剣聖と呼ばれた男谷下総守信友をはじめ、島田虎之助、勝海舟、榊原鍵吉、山田次朗吉ら多くの剣士が修めた名門流派、直心影流。しかしそこには未だ解明されていない歴史があった。名のみ知られながら多くの謎に満ちた流派の全貌を明らかにする決定版。序章第1章 直心影流の成立過程と分派(直心影流の伝系と伝承;直心影流の伝系・伝承における問題点;新陰流から真新陰流までの系譜;直心流から直心影流の成立までの系譜;分派の発生と伝播)第2章 法定とその修練過程(法定の特徴;法定の修行過程;初学の修行;中学の修行)第3章 十之形としない打ち込み稽古(十之形;直心影流におけるしない打ち込み稽古の導入と特徴;直心影流の他流試合)第4章 分派による修練形態の分化と対立(長沼派;藤川派;男谷派)結章直心影流とは剣術の流派の一つである。三大流派といわれる新陰流の流れをくみ、江戸時代中期にこの流派から出た長沼四郎左衛門国郷が防具や竹刀などを創案し、それまでの形を中心とした稽古から直接打ちあう試合中心の稽古を考案したことで、いまにつながる剣道の直接の祖とされている。幕末には講武所の剣聖と呼ばれた男谷下総守信友、島田虎之助、撃剣興行の榊原鍵吉といった名人が輩出したことで知られ、勝海舟もこの流派を学んだ(勝海舟は上記の剣聖・男谷の従兄弟であり、勝の父・小吉も同流を学んだ)。また薩摩藩に伝わった分派からは有馬新七、川路利良、牧野伸顕などの錚々たる明治の元勲がでている。まさに幕末から明治にかけて一世を風靡した流派といえる。しかし、これほどまでに有名な流派であり、現在の剣道に直接つながる流派であるにもかかわらず直心影流についての研究は少なく、明治期に同流の流れを継承した山田次朗吉の書籍が知られるだけであり、その全容はまったく明   Honya Club.com


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戊辰戦争での長州藩の仕打ちは、今も会津人に怨念を抱かせる。だが、"長州憎し"と声高に叫ぶ多くの人々も、会津藩に温情を施した薩摩藩に話が及ぶと、とたんに穏やかな顔になる。長きにわたる会津と長州の戦いに和解の道があるとすれば、薩摩を仲介役にし、三者膝詰めでの話し合いにあろう。本書は、会津と薩摩両藩の蜜月時代から戦争に至るまでの関係をひも解きながら、戊辰戦争の裏側を描いていく。ふたたび、会津を救うのは薩摩であるかもしれない―。第1章 会津落城―薩摩藩の温情第2章 都の守り人―京都守護職就任第3章 西国の雄―薩摩という国第4章 京を死守すべし―会津・薩摩の蜜月第5章 寝返った友藩―薩長同盟成立第6章 非情なる運命―会津藩VS薩摩藩戊辰戦争での長州藩の仕打ちは、今も会津人に怨念を抱かせる。一方、薩摩藩に話が及ぶと、途端に顔が穏やかになるのはなぜなのか。会津と薩摩の蜜月時代から戦争までの関係をひもとき、戊辰戦争の裏側を明かす。   Honya Club.com


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第1部 幕藩初期の大名統制機構と対外関係(豊臣政権の「取次」の特質;豊臣政権の「指南」について;徳川幕府初期の政治機構;寛永十年代の長崎奉行と熊本細川藩;幕藩権力の編成と東アジア)第2部 幕藩制的大名領国形成(細川幽斎島津領「仕置」の政治史的位置;豊臣政権期島津氏の蔵入地と軍役体制;豊臣政権下の島津領国;薩摩藩における寛永期の位置)第3部 日本近制の国制(日本近世国家の世界史的位置―水林彪「近世の法と国制研究序説」によせて;日本近世国家の世界史的位置補論―水林彪・中小路純両氏への御答え;徳川絶対主義論と幕藩制国家論―佐々木潤之介『幕藩制国家論』をめぐって)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
黒船が日本列島に群がる中で、三藩がそれぞれに思い描いた国の姿を抉出して、幕末・維新の激動をダイナミックに描き出す。琉球潮騒三藩三分の計浦賀と長崎佐賀の反射炉薩摩の集成館四杯の上喜撰品川御台場海軍伝習所佐賀と長州安政の激震〔ほか〕維新の主役を巧みな政治力で先駆した長州藩、滅ぶ武士階級に殉じて田原坂に消えた薩摩藩、産業の近代化に徹し独立割拠を策した佐賀藩の、それぞれに思い描いた国の姿を抉出。幕末・維新の激動をダイナミックに描く。   Honya Club.com

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朝廷から異民族視された南九州の隼人族は、朝廷軍に投降後、数世紀に亘って武器の製造を禁じられていた。平安時代中期、その隼人の国に、突如、天皇の守り刀を鍛えるほどの名工が現れた。以来、その門流は波之平鍛冶として幕末・明治まで連綿と命脈を保っていく。これは薩摩刀一千年の礎を築いた初代波平行安の、天に導かれたような生涯を描いた作品である。第18回歴史浪漫文学賞特別賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥924
武家諸法度を定め改易・転封で大名を統制する二代将軍秀忠。公家諸法度により後水尾天皇に近い公家を処罰、和子姫入内を強要した幕府権力は朝廷をも超越する。三代将軍家光は鎖国令で外国貿易の統制とキリシタン弾圧を強化。参勤交代や日光東照宮の造替など幕閣体制を整え幕府の基盤を築く。序章 「東照大権現」の威光第1章 和子入内と朝廷支配第2章 将軍秀忠の大名統制第3章 幕府の宗教統制第4章 女帝誕生間章 国を鎖す第5章 鎖国下の長崎出島第6章 対馬・薩摩・松前の交流第7章 生れながらの将軍家光大御所家康の死は幕府に動揺を与えるが、二代将軍秀忠は〈武家諸法度〉による改易・転封で大名を統制し権力を強化する。朝廷には〈公家諸法度〉で後水尾天皇に親しい公家を処罰、和子姫入内を強要し、朝廷をも凌駕する幕府権力の強化に成功する。幕閣体制を整え強力な将軍権力を行使した〈生れながらの将軍〉家光は、家康や秀忠とは違う対外政策〈鎖国令〉をとり、外国貿易の統制、キリシタンの弾圧を強化。天草四郎時貞を首領とする〈島原の乱〉に狼狽するも幕府はこれを制圧。参勤交代の導入や日光東照宮の造替など幕閣体制を整え、幕府盤石の基盤を築く。原案執筆・高埜利彦〈目次より〉序章 「東照大権現」の威光第一章 和子入内と朝廷支配第二章 将軍秀忠の大名統制第三章 幕府の宗教統制第四章 女帝誕生間章 国を鎖す第五章 鎖国下の長崎出島第六章 対馬・薩摩・松前の交流第七章 生れながらの将軍家光 解説・高埜利彦   Honya Club.com


JPY ¥6,600
本書は、竹内理三編『荘園絵図研究』の刊行を契機に発足した荘園絵図研究会の17年に及ぶ活動の成果として刊行されるものであり、絵図研究の現状を直視し、さまざまな試行錯誤の結果として新たな視座を提起しようとする、荘園絵図研究の問題提起の書である。第1部 座談会・荘園絵図研究の視座(荘園絵図の研究史;早大絵図展の意義;荘園絵図研究のこれから ほか)第2部 絵図研究の現在―七枚の絵図(越前国足羽郡道守村・糞置村開田地図―開田地図は荘園絵図ではないのか;伯耆国東郷荘絵図―湖の荘園;薩摩国伊佐荘日置北郷下地中分絵図―伊佐島津家の絵図 ほか)第3部 荘園絵図の構成的展開(東大寺領越前国足羽郡糞置村開田地図の再検討―八世紀における開発と国家的土地支配;讃岐国善通寺一円保差図の成立;鵤荘「嘉暦図」の作成年代推考 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥836
明治維新で誰がもっとも得をして誰が一番損をしたのか?幕府と諸藩のヤバすぎる資金捻出法を暴く!学校では教えてくれない驚きの幕末史。第1章 幕府も諸藩も破綻寸前第2章 財政再建を果たしていた薩摩と長州第3章 第三の勢力「海援隊」とは?第4章 幕府財政を立て直した怪物第5章 長州征伐でついに幕府が財政破綻第6章 大政奉還と戊辰戦争の金勘定第7章 幕末経済を動かした「ニセ金」最終章 明治維新で誰が得をして誰が損をしたのか?明治維新で誰がもっとも得をして、誰が一番損をしたのか?黒糖の専売と密貿易で財政再建した薩摩藩、関門海峡を封鎖しようとした坂本龍馬、幕府も薩長もやっていたニセ金づくり……幕府と諸藩のヤバすぎる資金捻出法を暴く!●なぜ、薩摩と長州は明治維新の主役になれたのか?●なぜ、浪士だった坂本龍馬に幕末の政治経済を左右するほど影響力があったのか?●なぜ、小栗上野介は取り調べもなく斬首されたのか?●なぜ、江戸は無血開城されたのか?お金の視点で見れば、これらの謎はすべて解ける!明治維新というのは、支配階級であった武士たちが中心になって、国家を変革させたものである。そしてもっとも特徴的なことは、「特権階級であった武士たちが、自らその特権を捨てた」という点である。武士たちが巨大な既得権益を手放したからこそ、明治日本は急激な経済発展をし、世界の先進国に素早く名乗りをあげることができたのだ。(「おわりに」より抜粋)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
江戸から明治への転換期におこった"廃仏毀釈"という名の仏教弾圧。その暴挙は近代日本を貫いて太平洋戦争に導き、今もなお生きつづけているとする著者が、仏教徒としての自責と反省にもとづいて、この国の在り方を問い、平和国家への道を説く。序章 仏教国の仏教ぎらい第1章 前史―廃仏毀釈への道第2章 薩摩の一向宗弾圧と宮崎第3章 廃仏毀釈―何が行われたのか(その一)第4章 廃仏毀釈―何が行われたのか(その二)お寺を毀して神社を建てた宮崎県第5章 仏教弾圧と国家神道の百年   Honya Club.com


JPY ¥1,257
関白側近黒田官兵衛の改宗、秀吉の九州征伐・伴天連追放令とキリシタン大名大友宗麟・大村純忠の死去、(千々石)ドン・ミゲルらの遣欧少年使節の帰国等々―。重大事件があいつぐ天正十五年(一五八七)を中心に、動揺する西九州を描く。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。当(一五)八五年に下の地方で引続き生じた幾つかのことについて副管区長が、都と豊後を訪れるために下の地方を出発した次第副管区長が伊予国へ、同所からさらに豊後へ赴いた次第副管区長が下関に帰ったこと、山口での布教が命ぜられたこと、司祭が関白殿の軍勢の総司令官小寺官兵衛殿に会ったこと、および彼が行なった恩恵について改宗に関する黒田官兵衛殿の熱意と信心について薩摩(国主)の息子たち、貴人らが、デウスの教えや司祭たちに対して抱いていた憎悪、ならびにこれに関して本年生じたことについてドン・バルトロメウ(大村純忠)の逝去。フランシスコ・パシオ師が尾張で行なった伝道について本年の復活祭の折に山口で生じた一事件について副管区長が本年、伊予の国へ布教することを命じた次第山口および伊予国の司祭たちが平戸に赴いた次第〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥902
幕末、厳しい監視の目をかいくぐり、他国へ密航を図る者たちが少なからず存在した。発覚すれば死罪とされる中、外国の進んだ知識や技術に直接触れるには、危険な渡海しか途はなかったのだ。本書では、伊藤博文、井上馨などの長州ファイブ、五代友厚らの薩摩スチューデント、同志社設立の新島襄などの、近代日本に功績のある人物をメインに取り上げ、彼らの密航実現までのプロセスをたどり、最大のヤマ場である脱国当日の動きを検証した。国外脱出を企てた者たちの本懐達成に至るまでには、いずれも興味深いドラマが秘められている。第1章 密航の構図(海外渡航の禁止から解禁まで;密航者とは ほか)第2章 グループ密航(長州ファイブの深夜の脱国劇(イギリス);氏名と行き先を偽装、薩摩藩士の大量密航(イギリス) ほか)第3章 単独密航(ロシア使節団に直訴してペテルブルグへ・橘耕斎(ロシア);幕末のパリに現われた謎の日本人青年・斎藤健二郎(フランス) ほか)第4章 密航伝説を追って(タスマニア島の石碑・銭屋五兵衛(オーストラリア);女傑商人のインド、上海密航・大浦慶(インド・清))伊藤博文などの長州ファイブ、五代友厚ら薩摩スチューデント、同志社設立の新島襄など、近代日本に功績のある人物を取り上げ、彼らの密航実現までのプロセスをたどり、最大のヤマ場である脱国当日の動きを検証した。   Honya Club.com


JPY ¥6,380
鎌倉時代の軍事、法制、筆跡・花押に関する多彩な論文の中から、大番役勤仕、覆勘状、蒙古合戦恩賞地配分状、神領興行令、源頼朝関係文書などについての名篇13点を収録した。なかには相対立する見解が述べられており、両者を比較検討することによって、歴史研究における古文書利用の問題点が浮び上り、今後の研究に多くの示唆を与えるであろう。第1章 軍役と古文書(薩摩国御家人の大番役勤仕について;覆勘状について;挙状と覆勘状;蒙古合戦恩賞地配分状について)第2章 法と古文書(鎌倉幕府の裁判における「不論理非」の論理をめぐって;弘安の神領興行令をめぐって;鎮西探題と神領興行法;正和の神領興行法をめぐって;元亨の神人公事停止令について―後醍醐親政初期の政策をめぐって)第3章 筆跡と花押(鎌倉時代に於ける武家古文書の筆蹟;源頼朝文書について―花押を中心として;源頼朝文書について―頼朝文書の拾遺及び偽・疑文書をめぐって;書状の使い分け―金沢貞顕書状を素材として)   Honya Club.com


JPY ¥3,190
藩政時代には薩摩藩の藩庫を潤し、同藩の明治維新の財政的基盤となった奄美地域の経済は、今も砂糖と大島紬の生産に依存している。本書は、農産物の自由化や大島紬の輸入によって脅かされ、また奄美特別措置法の期限切れをも間近にした奄美経済の実情を捉える。序章 分析視角と課題第1章 諸制度の変革と奄美第2章 廃藩置県後の県財政と奄美第3章 独立予算制度と奄美経済第4章 地祖改正と租税負担第5章 地祖改正と奄美の林野制度第6章 諸税負担と奄美の農民第7章 砂糖消費税と奄美の糖業第8章 織物消費税と大島紬業第9章 貢糖をめぐる国と県の争い第10章 商人資本の介在と負債累積第11章 輸入砂糖の増大と奄美の糖業第12章 大地主と小作制度の展開第13章 奄美農業の展開第14章 産業構造の変化と商品生産第15章 金融と産業組合活動第16章 資本主義下の奄美人口の動態第17章 戦時体制下の奄美農村第18章 移出入構造の推移第19章 モノカルチュア経済の展開と貿易利益第20章 奄美経済の再生産構造終章 琉球文化圏の中の奄美   Honya Club.com


JPY ¥1,650
現存する武田信玄のラブレター―お相手は誰!?大坂の陣後―伊達政宗は幕府と決戦するつもりでいた!?珍説!宮本武蔵は実在しない!?鎌倉幕府打倒の密議をヒソヒソ…実はこれ、乱交パーティーだった!?江戸時代にもローンはあった!?薩摩藩のビックリ負債償却法。秀吉の最初の主人は信長ではない!ワレ奇襲ニ失敗セリ―世紀の大作戦真珠湾攻撃、実は大失敗作戦だった!?蒙古襲来―ホントに神風は吹いたのか。プロローグ とんでもない神様のお話・千住の歯神第1章 知られざる人物伝―あの人この人、意外なこと(現存する武田信玄のラブレター―お相手は誰!?;明智光秀は"いいひと"だった―その理由 ほか)第2章 歴史を変えたかもしれない!?意外びっくりエピソード(ペリー以前にもアメリカ人は日本に来ていた!ちょっとトホホな日本人vsアメリカ人の第1ラウンド;ワレ奇襲ニ失敗セリ―世紀の大作戦真珠湾攻撃、実は大失敗作戦だった!? ほか)第3章 大間違い!歴史の常識―固定観念をブッ飛ばせ(斎藤道三は油売りなどしていなかった!;義民・佐倉惣五郎のホントのところ ほか)第4章 日本人はスケベである!?(セックスで悟りを得ようのトンデモ教団―真言密教立川流;日本は昔からフリーセックスの国だった! ほか)第5章 歴史上の出来事・人物・事物に関するあんなこと、こんなこと(不老不死の薬を求めて大陸からやって来た男、徐福―彼が日本に稲作を伝えた!?;やっぱり名は体を表す?幕末の恐怖政治家・鳥居耀蔵が"妖怪"とあだ名されたワケ ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
薩摩・長州の権力闘争史から見えてくる日本のゆくえ。黒船来航から日本最後の内戦を経て近代国家樹立まで、激動の時代を一次史料から丹念にたどり、一五〇年の間に書き換えられてきた「史実」を問い直す。はじめに―いまなぜ明治維新を読み直すのか序章 薩摩は体力、長州は知力第1章 黒船来航を機に国政へ第2章 薩摩の脱落と挫折第3章 長州の暴走第4章 「薩長同盟」成る第5章 錦旗は官軍の証第6章 最後の内戦から大日本帝国へ終章 薩長の天下とその行く末明治維新を推し進めたのは、内戦の「勝者」である薩摩・長州の下級武士たちであった。しかし、薩長は常に協力して近代日本を建設したわけではなかった。権力闘争を繰り返して派閥を生み、その構図は戦争の時代へとつながっていく。本書は薩長がなぜ時代をリードできたのか、その功罪は何かを中心に、丹念に一次史料をたどって再検証するもの。150年の間に書き換えられてきた「史実」を問い直し、この国の行方を考える一助としたい。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
旨さ極めつきの季節の魚・さかな・肴。知っておきたい知識はもちろん、楽しい魚たちの挿絵もそえて。さばき方調理法も特別に図解伝授、舌鼓を打つ話満載―。海魚の王者マダイ(チダイ・キダイ)淡泊な白身トビウオ磯の愛敬者メバル春を呼ぶ魚サヨリ生食が一番の佳味ウニカサゴはアンポンタンかキビナゴは薩摩のお国自慢ママカリ、その正体はサッパアイナメ、釣ってよし食べてよしシャコ、旬に一度は味わいたい〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,870
一八七九年の琉球国滅亡後、多くの人々がハワイへ移住したことはあまり知られていない。沖縄ハワイ移民一世が語った差別・労働・戦争など、等身大の歴史から、「国」のあり方は「人」の生き方にどう関わるのかを考える。ハワイ移民という生き方―プロローグ琉球国の誕生と栄華(滅亡と移民;琉球国の誕生まで;王国の整備と栄華)琉球国の滅亡への道(薩摩の支配;滅亡寸前の国の政治・経済状態;琉球処分)沖縄県の誕生と移民(移民政策と当山久三;初期の沖縄ハワイ移民の生きざま)人生をかえりみて移民はよかったことなのか(個人水準での評価;移民をしてきてよかった―安次嶺太良;平穏を願っても不幸なことはおこるもの―新垣喜男;まっすぐに生きる―島袋長勇;国家・差別、そして沖縄文化の評価へ)ハワイから「沖縄世」を願って―エピローグ1879年の琉球国滅亡後、多くの人がハワイへ移住した。沖縄ハワイ移民一世が語った、差別・労働・戦争など、等身大の歴史から、「国」のあり方は「人」の生き方にどう関わるのかを考える。   Honya Club.com


JPY ¥990
260年以上続いた江戸幕府が倒れてから150年―その時歴史はどう動いたのか?なぜ、世の中は変わっていったのか?現代日本につながる幕末維新の激流のすべてをわかりやすくまんがで一気読み!第1章 黒船が来た!第2章 尊王攘夷と公武合体第3章 大政奉還第4章 戊辰戦争第5章 明治の新政府第6章 文明開化第7章 北の開拓と殖産興業第8章 士族の反乱幕末&維新を1冊で! 学習まんが決定版! 累計発行部数1985万部のベストセラーシリーズ・小学館版学習まんが『少年少女日本の歴史』から、「幕末」と「明治維新」にスポットを当てた学習まんがが登場! 既刊シリーズの16巻「幕末の風雲」と17巻「明治維新」の、まんが部分を再編集し、1853年のペリー来航から、1877年の西南戦争および翌年の大久保利通の死までを掲載した1冊です(全8章立て)。国を開いた日本は、なぜ西洋列強の植民地にならずにすんだのか?公武合体政策、尊王攘夷運動とはいったい何だったのか?260年以上続いた江戸幕府の政権を、徳川慶喜が朝廷に返還した(大政奉還)最大の理由とは?廃藩置県により居場所を失った武士(士族)たちがとった行動とは?薩摩の西郷隆盛は、なぜ郷土の親友・大久保利通とたもとを分かち、西南戦争を起こしたのか?等々、激動の25年間がまんがでわかりやすく理解できます。各章の合間には、国内外36か所の関連史跡ガイドを新たに記事ページとして追加。歴史が現在につながっていることが一目で実感できます。近代日本史への入門まんがとしても、学び直しとしても最適の、お求めやすい1冊です。   Honya Club.com


JPY ¥985
戦国時代の島津氏といえば、関ケ原合戦で敵中突破を敢行した島津義弘がよく知られる。しかし、薩摩・大隅・日向の三州統一を果たし、島津氏を戦国大名として飛躍させた当主こそ、その兄・島津義久である。二歳違いの兄弟であった義久と義弘は、兄の「智」・弟の「勇」によって九州全域を席巻し、島津氏の最大版図を現出させた。▼じつは当主であったことがない義弘に比べ、義久があまり語られてこなかったのはなぜなのか。本書では、一門や譜代、国衆の間にも火種を抱えながら、家中の結束に力を注いだ義久の苦悩に満ちた闘いの日々を描いていく。やがて秀吉との対峙と臣従、関ケ原後の家康との駆け引きと進むにおよび、要に座る義久の知恵と胆力が光ってくる。合戦での武勇譚では弟に劣るものの、最後に存続の危機から家を守った器量人の姿に、面目躍如たる義久の実像を見る思いがする。▼鹿児島出身の歴史作家が渾身の筆で描く力作長編小説!▼文庫書き下ろし。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
天正三年、三河国下和田村の馬飼い・甚五郎は、類稀なる馬扱いで家康の嫡男・三郎信康の小姓に取り立てられる。祖父と父はかつて家康に反旗を翻し、甚五郎は逆臣の遺児として生きてきたのだった。だが武士の日々は短く、家康の命により三郎信康は自害。甚五郎は出奔し、堺、薩摩、そして博多へ。活況の商都で船商いを営むが、そこへ秀吉の野望が―。歴史小説の巨星が掘り起こす不屈の男とは。天正三年、三河国下和田村の馬飼い・甚五郎は、類稀なる馬扱いで家康の嫡男・三郎信康の小姓に取り立てられる。祖父と父はかつて家康に反旗を翻し、甚五郎は逆臣の遺児として生きてきたのだった。だが武士の日々は短く、家康の命により三郎信康は自害。甚五郎は出奔し、堺、薩摩、そして博多へ。活況の商都で船商いを営むが、そこへ秀吉の野望が――。歴史小説の巨星が掘り起こす不屈の男とは。   Honya Club.com


JPY ¥2,990
時代・地域・種類の上から重要な荘園絵図を選び、そこに描かれた情報を徹底的に読み込み、現地を歩き、考察。荘園の相貌を明らかにした。1部 絵図をよむ(近江国水沼・覇流村墾田地図;越前国糞置村開田地図;越中国墾田地図;大和国西大寺与秋篠寺堺相論絵図;丹波国大山荘用水差図;近江国管補絵図;和泉国日根野村絵図;近江国葛川絵図;薩摩国伊作荘内日置北郷下地中分図;陸奥国骨寺村絵図;尾張国富田荘絵図;武蔵国鶴見寺尾郷絵図;紀伊国井上本荘絵図;山城国乙訓郡条里坪付図)2部 絵図を歩く(糞置荘の開発と現地;陸奥国骨寺村絵図を歩く)3部 絵図を考える(越前国足羽郡糞置村開田地図における山の表現と条里プラン;伯耆国河村郡東郷荘下地中分絵図)4部 絵図から集める(堺・〓@58C0示;建築物;河川・用水路・溜池;土地利用)   Honya Club.com


JPY ¥1,282
鹿児島の事を、県外に住んでいる方々(NHK会長、東大名誉教授をはじめ、女性歌手、主婦、県外で成功した人etc)におおいに語っていただいた。鹿児島の思い出、県外に出てからの苦労話、成功までのプロセスは、涙あり、笑いあり、感動あり、ちょっと耳に痛い助言まで。また鹿児島のここが好きで、ここが嫌い等、県外だからこそ書けた、鹿児島が大好きな方々の佳話集。かごしまへの郷愁帰去来ヤマタイ国の影が南薩摩に見える鹿児島での思い出語いもんそ、祖先の足跡を帰郷人材を本気になって育てよう薩摩っぽの独りごと思い出の地鹿児島私の仕事〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥814
坂本龍馬は、幕末に活躍した志士です。1835年に土佐(高知県)の下級武士の家に生まれました。開国をめぐって日本がまっぷたつにわれるなか、江戸で勝海舟の弟子になり、航海術や政治も学びました。やがて、西郷隆盛と木戸孝允の間をとりもち、薩長同盟を成立させて、大政奉還を実現させます。新しいものが大すきで、古いしきたりがきらいだった龍馬。日本という国を生まれかわらせるために豪快に幕末の世をかけぬけていくのです。小学上級から。1 ほのおをはく龍(よばぁたれと仁王さま;黒船、日本をゆるがす;世界に目を開く ほか)2 明日の日本のために(日本の洗濯をするんじゃ;西郷隆盛という男;薩摩藩邸にかくれすむ ほか)3 近代国家を目指して(後藤象二郎と会う;その名は海援隊;日本をかえた船中八策 ほか)1835年、高知の下級武士の家に生まれた坂本龍馬は、青年なって江戸に出ます。そのころの日本は、開国派、攘夷派が争っていました。日本の将来を考える勝海舟の弟子となり、軍事や政治を学びます。やがて 反目し合っていた薩摩藩と長州藩を仲直りさせて、1866年に薩長同盟が成立、翌年、幕府が政治の権力を天皇に返す大政奉還が実現しました。 日本の近代化のきっかけを作った龍馬でしたが、1867年凶刃に倒れます。 1835年、坂本龍馬は高知の下級武士の家に生まれました。 10歳になっても、鼻水をたらし、寝小便をしているような子で、 成績が悪く塾も退学させられてしまいます。 しかし青年期になると剣術の腕を上げ、新しい世界を夢見て、江戸へと旅立ちました。そのころの日本は、開国するか、天皇を中心にした政治を行っていくかで、国中がふたつに分かれ混乱していました。そんな内戦状態を龍馬は憂えます。 やがて脱藩して、江戸で勝海舟の弟子となり、航海術や政治に   Honya Club.com


JPY ¥1,760
掲載資料234点。古写真で今に甦る200人の風雲児たち。巻頭特集 明治天皇に仕えた幕末・維新の志士たち第1部 勤王の志士―維新回天の礎となった男たち(土佐藩;長州藩;薩摩藩;勤王派諸士)第2部 佐幕の志士―義をつらぬいたサムライたち(幕閣・幕臣;新撰組;佐幕派諸士;蝦夷共和国)明治天皇が蒐集を命じた「人物写真帖」の肖像写真をはじめ、勤王派だけではなく佐幕派を含む、近代日本を牽引した志士たちの希少な古写真をオールカラーで収録。掲載資料234点。   Honya Club.com


JPY ¥1,210
著者が憧憬をもっていた「陸奥のみち」と、肥後と薩摩という日本史上大きな役割を果たした2県を合わせて名づけた「肥薩のみち」を収録。大きな活字で甦った、73年初版刊のワイド版。〈司馬遼太郎〉1923?96年。大阪府生まれ。作家。「梟の城」で直木賞受賞。著書に「燃えよ剣」「竜馬がゆく」「国盗り物語」など多数。75年芸術院恩賜賞受賞、93年文化勲章受章。    HMV&BOOKS online


JPY ¥650
光る宝珠と共に犬士は"魔"に立ち向かう! 運命に導かれし犬士達が覚醒する、大戦国絵巻―――薩摩・島津家の家臣・犬田家、その下男・小文吾は相撲が得意な気の優しい男。自らの心に語りかけてきた不思議な犬を助けたのが元で、島津から追われ屋久島に流れ着き、島民に助けられる。島民は実は隠れキリシタン、小文吾の他にも、西欧から流れ着いた"宣教師"、そして琉球から逃れてきた王女をも匿っていた。そんな穏やかな島民と、美しい島に、島津の追っ手が迫る… 【編集担当からのおすすめ情報】 「スプライト」「ワンダーランド」の石川優吾が満を持して放つのは、あの歴史的伝奇小説「八犬伝」!光の宝珠の力に支えられた犬士達が、"魔"の者どもに対峙して…ワクワクの王道がここにあります!!   Honya Club.com


JPY ¥990
特集 (太古の力湧き出づるパワースポット;感動列車と南九州縦断の旅)鹿児島高千穂熊本・阿蘇宮崎・日南屋久島<「鹿児島」の主な内容>南からの復旧の便り、新たな賑わい熊本城天守閣の復旧、駅周辺の再開発パワフルな九州3県を堪能できる旅鹿児島、霧島、指宿、知覧、高千穂、熊本・阿蘇、宮崎・日南、屋久島の「歩く・観る」「買う」「泊まる」の最新情報をアップデイトした'21-'22年版。復旧が進む熊本城天守閣内部の公開開始、明治時代に焼失した鶴丸城跡・御楼門(国内最大の城門)の復元、熊本駅、宮崎駅の再開発、霧島温泉への星野リゾート進出など最新ニュースもたっぷりお届けします。巻頭特集は「太古の力湧き出づるパワースポット」。高千穂峡、屋久島の縄文杉、桜島、大観峰、鵜戸神宮、荒平天神、天安河原、国見ヶ丘、青島神社など神秘の絶景が並びます。続く第二特集は「感動列車でゆく南九州縦断の旅」。SL人吉や「かわせみやませみ」などを乗り継ぎ、車窓に広がる景色と旅のストーリーを楽しむツアーを紹介。鹿児島は島津斉彬が進めた幕末コンビナート、集成館事業を辿る旅からスタート。大地の息吹を感じる桜島へ上陸し、迫力の火山ビューを歩き、西郷隆盛ゆかりの地も訪ねます。フォトジェニックな風景とパワースポットの宝庫である山峡の地・高千穂では、高千穂峡散策と古社詣りを提案。熊本では肥後の国の歴史スポット巡り、阿蘇の大パノラマ・ドライブ、宮崎・日南の海岸線ドライブ、屋久島の白谷雲水峡・縄文杉トレッキングと続きます。「食べる」は、鹿児島の黒豚、薩摩味噌や甘露醤油を使ったさつま料理、焼酎バー、日本茶が楽しめる和カフェ、熊本や宮崎での最上級の肉の宴、屋久島の島ごはんやアイランドカフェなど。歴史特集では島津四兄弟と三州統一、薩英戦争と尚古集成館、明   Honya Club.com


JPY ¥1,540
見やすく色分けした年表で歴史の流れと人物・事件が一気に読める。1 BC5000000→1600(縄文人が大規模集落をつくった頃―四大文明が起こった;遮光器土偶がつくられた頃―イスラエル王国が誕生した ほか)2 1600→1799(薩摩藩が琉球支配をはじめた頃―オランダがオーストラリアを発見;徳川家康が死去した頃―シェークスピアが死去 ほか)3 1800→1900(伊能忠敬が測量を開始した頃―アメリカの首都がワシントンになった;松前藩会所が襲撃された頃―神聖ローマ帝国が滅亡した ほか)4 1900→1950(伊藤博文が政党を組織した頃―イギリスのヴィクトリア女王が死去;日英同盟が結ばれた頃―キューバ共和国が成立 ほか)5 1950→2010(バカヤロー解散が起きた頃―ソ連のスターリンが死去した;鳩山一郎が日ソ共同宣言に調印した頃―第2次中東戦争が勃発 ほか)楽しく面白く歴史がわかって、ためにもなるビジュアル図解本の決定版。見やすく色分けした年表に事件名だけでなく簡潔な説明を付すことで、これ1冊で日本史、世界史それぞれの通史がよくわかる。   Honya Club.com


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九州は太宰府、長崎をはじめ外交・貿易の主舞台、外来文化の窓口として古くから重要な役割をはたしてきました。金印出土など日本史の鍵をにぎる史跡・文化財も少なくありません。九州の入り口、北九州市をふりだしに主要幹線にそって各県の見逃せない名所・旧跡を探訪。奥行き深い魅力を豊富な伝える九州案内。1章 関門・新幹線2章 博多3章 遠の朝廷、築後国4章 葉隠の里第5章 みなと長崎6章 国境の島7章 森の都8章 火の国9章 薩摩・大隅路10章 豊の国11章 神々の日向路   Honya Club.com


JPY ¥11,000
第1部 九州と対外交流(元岡G‐6号墳の庚寅銘大刀と百済の刀剣外交;鞠智城「繕治」の歴史的意義;令制日向国の成り立ちと大隅・薩摩;宝亀遣唐使と「東大寺六宗未決義」;平安時代における大宰府の対外的機能―その官制・財政との関わり;貞観仁和の開聞岳噴火記事に関する再論;観世音寺公験案の成立;大友家文書第四巻「鎌倉代々御教書」の再検討)第2部 文化交流の展開(日唐における律学博士と明法;陰陽師賀茂保憲について―律令国家転換期の陰陽道;日本古代国家における喪葬諸儀礼の位相;平安貴族の昇進儀礼―着座・着陣を中心に;平安時代の即位式における外弁公卿について;中世における記録の"発生"―『法然上人絵伝』と『西方指南抄』に見える夢想記事を中心に)「自らの選んだテーマを心ゆくまで追究していく」という一点に研究者のあるべき姿勢を求めた編者の学恩に応えて、各分野の研究者たちがそれぞれに選んだテーマにしたがって、存分に最新の成果を提示したのが本書である。九州大学で38年間教鞭をとった編者の退職記念論文集。   Honya Club.com


JPY ¥814
薩摩国の国境に近い牛ノ峠に、一人の武者修行の若者が辿り着く。名を捨て、「無言の行」を己に課す若者を、他国者を排除する影の集団「外城衆徒」が付け狙う。精霊の住まう山々を舞台に、激しい闘いの幕が切って落とされた…。長編時代小説の金字塔「居眠り磐音」に続く「空也十番勝負」シリーズ、"決定版"として刊行開始!坂崎磐音の嫡子・空也。名を捨て、厳しい武者修行の旅に出た若者の前に待ち受けるものは――。長編時代小説の金字塔「居眠り磐音」に続く「空也十番勝負」シリーズ、〈決定版〉として刊行開始!いざ薩摩へ――「一番勝負」!寛政七年夏。薩摩国の国境に近い牛ノ峠(うしのとうげ)に、一人の武者修行の若者が辿り着く。他所者を受け入れない?異国?薩摩での修行のため、若者は、名前を捨て、「無言の行」を己に課していた。国境をまもる影の集団「外城衆徒」(とじょうしゅうと)が、彼の薩摩入りを阻止すべく、付け狙う。一晩の雨露をしのぐため、山小屋に若者を迎え入れた百姓の親子は、非情にも殺された。精霊の住まう山々を舞台に、外城衆徒との激しい闘いの幕が切って落とされた……。   Honya Club.com


JPY ¥6,160
南島の礁湖から流氷の海まで。土地に刻まれた「日本人の遺産」を辿る壮大な旅―。序章 山島に依りて国邑をなす第1章 九州―筑紫・火・豊・日向・大隅・薩摩第2章 南島―奄美・沖縄第3章 黒潮の流れに沿って―南海・東海第4章 内陸の道―瀬戸内・上方・東国第5章 日本海沿岸を辿る―山陰・北陸第6章 北国―北海道・東北ありふれた人々によって毎日使われるありふれた言葉である「地名」。地名にまつわる伝承には古代史を解く鍵が潜んでいる。本書では、著者が研究を重ねる上で心に残った地名300項目を選び、短い解説を付す。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
独立王国・琉球を狙う「九州の覇者」薩摩島津氏。そしてアジア征服の野望を抱く豊臣秀吉、対明講和をもくろむ徳川家康。ヤマトの強大な力が琉球に迫る。これに立ち向かう琉球王国・尚寧王と反骨の士・謝名親方。海域アジア空前の「交易ブーム」の中、うごめく海商・禅僧・華人たちが情報戦(インテリジェンス)に絡み合う。若き琉球歴史研究家、満を持しての書き下ろし。第1章 独立国家、琉球王国―プロローグ・琉球の章第2章 九州の覇者・島津氏と琉球―プロローグ・島津の章第3章 豊臣秀吉のアジア征服戦争第4章 徳川政権の成立と対明交渉第5章 島津軍、琉球へ侵攻第6章 国敗れて第7章 「黄金の箍」を次代へ―エピローグ   Honya Club.com


JPY ¥1,388
工業生産を基盤とした藩経営の確立を目指し、薩摩藩改造を、軍事的にも経済的にも政功に導いた幕末の名君・島津斉彬―。藩を超え、国家レベルの戦略を立てた先覚者に全貌を描く。1章 曽祖父重豪の影のもとで第2章 天保改革の奇蹟第3章 親と子の戦い第4章 活躍の日日第5章 最後の下国と終焉   Honya Club.com


JPY ¥591
この国は、私たちが知っているよりもずっと多くの戦火をくぐり抜けてきた。本書は、外国からの初めての侵略を撃退した「刀伊の入寇」から、「太平洋戦争」終戦後に起きた最後の戦いまで"日本人が知らない日本の戦い"を網羅したものである―全ての日本人が知っておくべき35の戦争秘史!第1章 外敵の時代とモンゴル襲来の謎(日本初の外敵を退けた藤原家の不良貴族;モンゴル襲来、そのとき鎌倉幕府は? ほか)第2章 日本人の対外遠征(三国志と邪馬台国の意外な関わり;半島の覇権の行方 白村江の戦い ほか)第3章 日本はいかにして日本になったのか?(大和朝廷はどのようにして成立した?;東北地方 阿弖流為の戦いと坂上田村麻呂 ほか)第4章 ペリーの来航と近代国家への道(黒船来航 西欧列強の脅威と攘夷論;世界最強国に歯向かった薩摩藩 ほか)第5章 日本人が知らない日本の戦争史(日清戦争で日本の評価はどう変わったか;日本の命運がかかった大戦 日露戦争 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
長州と組んで幕府を倒し長州政権に抗して敗死した「大西郷」とは何者であったのか。いま官軍史観がくつがえる!維新3部作完結!第1章 火の国薩摩(薩摩おごじょ;熊襲と隼人;肥後と薩摩;妙円寺詣り)第2章 西郷と島津斉彬(蘭癖大名;お由羅騒動と斉彬;「郷中」が育んだ「テゲ」の文化)第3章 西郷の幕末動乱(西郷と島津久光―二度目の流刑;密貿易の国・薩摩と薩英戦争;西郷登場;策謀;「赤報隊」という道具;無血開城という美談)第4章 明治復古政権の成立と腐敗(戊辰戦争終結と会津戦争;賞典禄と西郷;明治復古政権の成立;新政府の腐敗)終章 田原坂への道(岩倉使設団と西郷;明治六年政変と西郷)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
龍造寺研究の第一人者による隆信の生涯と北部九州の戦国史。曾祖父・家兼、母・慶〓(ぎん)、後に義理の弟となる最強の家臣・鍋島信昌(直茂)ら、登場人物の興味深いエピソードを盛り込んで、龍造寺氏の興隆から衰亡をダイナミックに描く!龍造寺氏のおこり龍造寺家兼隆信の登場東肥前の経略大友氏の肥前干渉大友軍の来襲東肥前再征服西肥前経略と筑後・肥後出馬肥前統一筑後経略五州二島の太守龍造寺領国の終焉と鍋島氏戦国時代後期、九州を三分したのが豊後の大友氏と薩摩の島津氏、そして肥前の龍造寺氏である。その龍造寺氏の最盛期を現出したのが隆信である。家臣の謀反、筑後への退去、少弐氏や神代氏など周辺勢力との抗争、大友氏の侵攻などをくぐり抜けて九州西北部に地歩を固め、「五州二島の太守」と称されるようになった。本書は、『龍造寺記』『普聞集』『藤龍家譜』など龍造寺氏に関わる基本資料に加えて、『九州治乱記』『歴代鎮西志』『肥陽軍記』といった江戸時代に成立した軍記物も参照して、戦国を駆け、死闘に明け暮れた武将龍造寺隆信の生涯を記述した評伝である。   Honya Club.com


JPY ¥858
歴史ノンフィクションの金字塔、累計四百五十万部突破のベスト&ロングセラー『逆説の日本史』が十倍面白くなる「別巻シリーズ」いよいよ始動!第一弾の「ニッポン風土記"西日本編"」では、"同じ気質のグループは現在の「県」ではなく昔の「国」で捉えたほうがいい"が持論の著者が、五畿、山陽道、山陰道、南海道、西海道の三十八国のお国柄に迫る。「なぜ大和が日本の総称になったのか?」「平清盛が安芸に厳島神社を建てた狙い」「坂本龍馬を生んだ土佐"いごっそう"魂」「西郷隆盛を育てた薩摩の郷中教育」…。全国津々浦々を訪ね、逆説史観で読み解いた「平成版人国記」の決定版。第1章 五畿(大和国(奈良);山城国(京都) ほか)第2章 山陽道(播磨国(兵庫);備前国(岡山) ほか)第3章 山陰道(丹波国(京都・兵庫);丹後国(京都) ほか)第4章 南海道(紀伊国(和歌山);淡路国(兵庫) ほか)第5章 西海道(豊前国(福岡・大分);豊後国(大分) ほか)『逆説の日本史』別巻シリーズ、刊行開始! 累計450万部を突破する歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』が10倍面白くなる「別巻シリーズ」がいよいよ始動!この「別巻シリーズ」は、井沢元彦氏が『逆説の日本史』で書ききれなかった「ニッポンの真実」を、より深く味わうための必読書です。3か月連続刊行の第1弾は「ニッポン風土記[西日本編]」。〈同じ気質のグループは現在の「県」ではなく昔の「国」で捉えたほうがいい〉というのが持論の井沢氏が、五畿(大和・山城・河内・和泉・摂津)、山陽道(播磨・備前・備中・美作・備後・安芸・周防・長門)、山陰道(丹波・丹後・但馬・因幡・伯耆・出雲・石見・隠岐)、南海道(紀伊・淡路・阿波・讃岐・土佐・伊予)、西海道(豊前・豊後・筑前・筑後・肥前・   Honya Club.com


JPY ¥2,456
カラー(栗林園;千秋閣庭園;水前寺成趣園庭園;仙巌園(磯庭園);知覧武家屋敷庭園;宮良殿内庭園;天賜園庭園 ほか)名庭紀行(静寂と躍動の六十景―栗林園;庭園王国阿波の青石―千秋閣・阿波国分寺庭園他;霊地にそり立つ巨石―英彦山の庭;科学大名の安らぎ―天賜園・神野園;湧水流れる細川家の庭―水前寺成趣園;"薩摩藩国"探索記―知覧武家屋敷庭園・仙巌園(磯庭園);陽光に輝く奇岩怪石―沖縄の庭園)全国名庭めぐり 九州・四国・沖縄   Honya Club.com


JPY ¥1,320
ふだん当たり前にサツマイモ(薩摩芋)、すなわち鹿児島のイモと呼ばれているカンショ。だが、今日広く普及するに至った源をたどれば、薩摩ならぬ琉球、沖縄の人々の数多の苦闘の歴史がある。知られざるカンショ導入のいきさつとその顛末を綴る。1 甘藷、琉球国へ伝来す2 野国総官による甘藷の導入3 薩摩の武力侵攻と甘藷普及の停滞4 儀間真常、甘藷の価値を知る5 真常による甘藷の本格的な普及と拡大6 琉球国へのさらなる甘藷導入7 琉球国に導入された甘藷の品種8 甘藷の栽培技術9 甘藷の名称と呼び名―蕃薯、カライモ、芋、甘藷、薩摩芋10 甘藷の日本国内への移入と果たした役割薩摩芋、すなわち鹿児島の芋と呼ばれているカンショ。だが、今日広く普及するに至った源をたどれば、薩摩ならぬ琉球、沖縄の人々の数多の苦闘の歴史がある。知られざるカンショ導入のいきさつとその顛末を綴る。   Honya Club.com


JPY ¥576
吉野ケ里遺跡で注目されている弥生人は、古代朝鮮からの渡来人だった。彼らが最初に「国」を築いたのが九州の地で、渡来人文化を開花させる。韓国宇豆峯神社や大隅八幡に残されている資料は、それを雄弁に物語る。佐賀・長崎・熊本・鹿児島の各地を踏査し、古代日本の実像に迫る歴史紀行シリーズ第11巻。壱岐・対馬・肥前(九十九触の壱岐;対馬における神と仏 ほか)肥後(塚原から荒帆神社まで;残っている朝鮮語「ネー」 ほか)日向・大隅・薩摩・琉球(下北方古墳の出土品;「百済の里」南郷村 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,640
第1章 琉球王国の成立と近代(有事法制に震える沖縄;琉球王国の成立と発展;薩摩による支配 ほか)第2章 朝鮮王朝の成立と近代(李王朝の支配;開港から王朝滅亡へ;植民地支配のなかで ほか)第3章 満州国の成立と崩壊(満州という地域;日露戦争と満鉄;辛亥革命から山東出兵へ ほか)近代日本はその出発点から対外侵略の歴史であり、その負の遺産は未だに清算されていない。その近代日本を「周辺王朝」であった琉球、李朝朝鮮、満州帝国の成立と滅亡から照らし出す。   Honya Club.com


JPY ¥12,815
幕藩体制はいかなる支配組織として機能し存在したのか、民衆支配の実体を明らかにしながら、近世社会の諸相を第1部「支配組織と社会」においてみる。また社会を維持発展させたところの経済的営為は、急速に進む交通網の整備にともなう物流の活発化を現象させる。第2部「流通機構と交通」において、この点を具体事例の紹介分析からみる。第1部 支配組織と社会(郷中教育の再検討―咄相中の諸問題;近世初期「走り者」の具体相とその評価;慶安二年の「御触書」と「検地条目」をめぐる問題;高外地域における領主仕置権に関する一考察―預所椎葉山への人吉藩の自分仕置権について;近世領主支配と山村―日向内藤領を事例として;近世琉球の地頭について―琉球国家臣団構成の特質;給人知行地における巡見使迎接をめぐる一考察―佐賀藩を素材に;旗本の知行所支配文書の体系的研究序説―500石旗本中沢氏を例として;近世後期薩摩国山崎郷々村の様相―山崎郷御仮屋文書の分析;近世大名の交際について―隠居・家督等に伴う引請と客組を通して)第2部 流通機構と交通(改易・転封策と街道の整備―関ケ原戦直後の東海道・中山道を事例として;近世前期の領内米穀市場について―福岡黒田藩の場合;幕藩制下における唐物抜荷と琉球―輸入品の流通構造をめぐる一視点;享保期における都市の変容と問屋仲間―大坂塩問屋仲間を中心として;紀州七里加納啓三郎「御用留」について;幕藩制下における商人資本と藩権力―幕末長崎市場を巡る新興商人と中小藩;明治初中期における国東浦港湾の機能)藤野保先生略年譜・主要著作目録   Honya Club.com


JPY ¥638
この国にはかつて、かくも男ぶりのいい侍たちがいた! 坂本龍馬、陸奥宗光、西郷隆盛……。 現代の日本が忘れてしまった武士道の有りよう、永遠に語り継ぎたい日本男児の生きざまがここにある! 坂本龍馬、陸奥宗光、西郷隆盛ら、幕末を生きぬいた志士たちの肖像。土方歳三に見込まれた新選組の隊士、天覧のもと兜割りを成し遂げた日の本一の剣豪、西南戦争を闘う薩摩軍兵士ら、維新の動乱を駈けぬけた剣客たちの肖像を描き上   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,650
日本の歴史が大きく変わる転換点となった幕末維新の時代には、国のために信念を貫いた英傑たちがいました。坂本龍馬、西郷隆盛、吉田松陰…齋藤孝先生が選ばれた人物たちの"決めぜりふ"は、各人の覚悟とパッションが凝縮した形であり、現代人に失われた「苦境を打破する鍵」が隠されています。その「鍵」を、本書を通じて齋藤先生が渡してくれるのです。第1章 坂本龍馬と同志たち(坂本龍馬―世の人はわれをなにともゆはゞいへわがなすことはわれのみぞしる;勝海舟―人はよく方針々々といふが、方針を定めてどうするのだ ほか)第2章 松下村塾とその影響(吉田松陰―飛耳長目;高杉晋作―男児事を成す豈時なからんや縦令市井の侠客と呼ばれても一片の素心未だ敢て差わず ほか)第3章 幕末を生きた雄と華(天璋院篤姫―私事徳川家え嫁し付候上は、当家之土となり候は勿論;島津斉彬―西洋人も人なり、佐賀人も人なり、薩摩人も人なり、退屈せずますます研究すべし ほか)第4章 研究と教育に賭けた生涯(佐藤一斎―一灯を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一灯を頼め;佐久間象山―凡そ学問は必ず積累を以てす。一朝一夕の能く通暁するところにあらず ほか)第5章 明治の幕開け(明治天皇―卿等は辞表を出せば済むも、朕は辞表は出されず;伊藤博文―現在の日本は地平線から出たばかりの太陽である ほか)坂本龍馬、西郷隆盛など、幕末維新を生きた英傑たちを取り上げ、その決めぜりふから、今に生きる我々に響いて、多くを学べるものを紹介し解説する。「決めぜりふ」からその人の人生観、世界観がわかる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
動乱の幕末をコレラが襲う!死のパンデミックに日本人はどう立ち向かい維新と近代化の未来へ踏み出したのか?!ポスト・コロナのための渾身の歴史ドキュメント!第1章 文政五年(一八二二)・第一波―史上初のパンデミックと激変の中央政界(江戸末期、日本にコレラがやってきた;「奇病」は、大坂で『三日コロリ』と呼ばれた;コレラの翌年やってきたシーボルトの功罪;シーボルト事件が、日本を世界に知らしめた;「天然痘」と闘った医師・緒方洪庵の登場;鎖国の終わりが「パンデミック」の始まりになった;突然の開国に、貿易国「オランダ」の対応は?;伝習生を教育したオランダの三人の軍人・軍医;中央政界でのし上がった彦根藩主・井伊直弼;将軍継嗣問題と日米修好通商条約;「南紀派」井伊直弼と「一橋派」島津斉彬の対決を経て;もともと将軍になる気はなかった徳川慶喜)第2章 安政五年(一八五八)・第二波―封じ込んだ「長崎」と感染爆発の「江戸」(西洋技術を最も早く導入した薩摩藩主・島津斉彬;安政五年(一八五八)のコレラ、ついに日本上陸;蘭医・松本順がかかったコレラの症状;攘夷思想のなか、長崎でコレラと闘った軍医ポンペ;感染を封じ込めた、医師の奮闘と長崎奉行所の対応;コレラ蔓延をきっかけに攘夷思想が爆発する;日本初の西洋式病院の誕生と島津斉彬の遺産;江戸のオーバーシュートとデマの蔓延;焼き切れない棺桶が積み上がり、腐臭を放つ地獄絵図;三年前の地震、二年前の台風から立ち直っていなかった;さっぱり効果がなかった「幕府」のお達し;富裕層が白米を配布した「品川宿」、幕府も支給米へ;安政五年のコレラに散った有名人たち)第3章 安政六年(一八五九)・第二波、翌年―全国的拡大と桜田門外の変(江戸から全国への蔓延と立ち上がる蘭医;実力行使に出   Honya Club.com


JPY ¥1,650
明治維新から1世紀半。島津家の当主や家臣の子孫たちの「いま」を追う。第1部 殿をめぐって(島津家32代当主・島津修久さん;加治木島津家13代当主・島津義秀さん;調所笑左衛門廣郷の子孫・調所一郎さん;今和泉島津家故11代の妻・島津和子さん;越前島津家24代当主・島津晴久さん ほか)第2部 薩摩の家臣たち(小松帯刀の子孫・大関社長・橋本康男さん;村田新八の子孫・企業独身寮管理人・村田経容さん;黒田清隆の子孫・歴史研究会代表・黒田清揚さん;西郷隆盛の子孫・情報通信会社社員・西郷吉太郎さん;篠原国幹の子孫・工業機械会社部長・篠原博邦さん ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
時は寛政十年(一七九八年)、九州最南端の地・大隅半島。そこに領主の誅求から百姓を救う「逃げ水の七郎太」という謎の侍がいる。七郎太、美少女おりん、その一味は、新たな百姓逃散を企てるが、密告によって窮地に追い込まれてしまう。七郎太たちは、城下から送り込まれた殺人部隊・兵児二才と殺人鬼・伊集院洋之臣との戦いに挑む。凛然たる覚悟と矜持を描いた感涙の一大巨篇。この命に代えても、百姓は守る…。天下の大罪「百姓逃散」を企てる謎の侍・七郎太。武の国・薩摩藩大隅半島で、国境の戦いが始まる。凛然たる覚悟と矜持を描いた感涙の一大巨篇。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
過疎と高齢化が進む日本の漁村。海をめぐる環境も悪化している…。豊かな海の再生のために、人は何ができるのか?「海を耕し、人も耕す」道を求めての、列島漁村の旅12章。根室半島、コンブとホッキガイ(北海道釧路町昆布森)(根室市東梅)貝は海の貯金箱(石川県羽咋市柴垣町)伊勢湾に漁りして(愛知県南知多町豊浜)アワビ、サザエ今いずこ(三重県鳥羽市安楽島町)(国崎町)海女人生に悔いなし(三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区海野)(〃長島)煙が香るあぶりの里(三重県尾鷲市梶賀町)紀州錆浦、サンゴの海で(和歌山県串本町有田)春潮の香に満ちて(愛媛県松山市野忽那)終てなむ国へ(山口県下関市海士郷町)国境の島の岸辺で(長崎県対馬市志多浦)(〃小綱)西海の秘境、甑島へ(鹿児島県薩摩川内市里町)(〃鹿島町)(〃上甑町)鰹節を背に負うて(鹿児島県枕崎市)(南さつま市)過疎と高齢化が進む日本の漁村。海をめぐる環境も悪化している。豊かな海の再生のために、人は何ができるのか。「海を耕し、人も耕す」道を求め、漁村で暮らす人たちの聞き書きをまとめた、列島漁村の旅12章。   Honya Club.com

(PR) 幕末

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国のため、民のため、斬る!!週刊文春連載で大反響!没後25年、司馬遼太郎、待望のコミック化。桜田門外の変(自顕流 蜻蛉;泣きぼくろ;水戸藩士;薩摩拵え;土左衛門、治左衛門 ほか)花屋町の襲撃(竜馬暗殺;陸奥 陽之助;形見;竹光;後家鞘の彦六 ほか)歴史はときに、血を欲する──司馬遼太郎のロングセラー歴史小説を、『墨攻』や『ムカデ戦旗』で知られる時代劇画の第一人者である森秀樹がコミカライズ! 原作の連作短編集中、「桜田門外の変」と「花屋町の襲撃」の2編を収録しました。「桜田門外の変」は、尊皇攘夷派の薩摩藩士・有村治左衛門が水戸藩の脱藩志士17名と供に、大老・井伊直弼を襲撃するまでを描いた作品。安政の大獄で父と兄が獄死した松子と治左衛門との、淡い恋も綴られる。この暗殺事件から幕末狂瀾の時代が始まります。「花屋町の襲撃」は、海援隊の陸奥陽之助(宗光)が、暗殺された坂本竜馬の仇を討つまでの物語。同士として頼ったのは京女のお桂と、剣客「後家鞘の彦六」。竜馬との奇妙な恩義で結ばれた3人の復讐劇の直後、王政復古の号令が下り、幕末は終わりを告げます──。本作は、週刊文春において2017年5月から10カ月にわたって連載され、動乱の時代を彩った志士たちの群像描写と緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。なお、司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春時代コミックス」シリーズとして、2021年6月刊の今作を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定です。ご期待ください。   Honya Club.com


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坂本龍馬の生涯をたどることは、幕末の変動を述べるに近い。郷士という身分の中間層に生を享けて、土佐藩はもとより、幕府、越前藩、薩摩藩、長州藩そして朝廷と脱藩の志士と、政治社会の主たる政治団体と交流をもった。身分と政治団体との、二重の意味での境界人は、郷里の高知を後にして、江戸、京、大坂、福井、下関、鹿児島、長崎を奔走しながら、その時々の状況を越えて、将来を語りつづける。1 志を異郷に求めて(志士;土佐藩と山内豊信;誕生、家族、世代 ほか)2 政治社会の境界をあゆむ(ふたたび脱藩;池田屋事件、禁門の変、長州征討;偉人なり、奇説家なり ほか)3 浪人の自覚と将来の構想と(長州征討戦;海援隊;国を開らくの道 ほか)坂本龍馬の生涯を辿ることは、幕末の変動を述べるに近い。郷士という身分の中間層に生を享けて、政治社会の主たる政治団体と交流をもった。身分と政治団体、二重の意味での境界人が、幕末の日本を奔走する姿を追う。   Honya Club.com


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9世紀以来、歴史に名を現わすチェコ。中世チェコ王国、ハプスブルク家統治時代、チェコスロヴァキア共和国を経てビロード革命に至る個性豊かな国家の歴史を、各時代を象徴する人物のエピソードを核に叙述する。〈薩摩秀登〉1959年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。明治大学経営学部教授。著書に「王権と貴族」「プラハの異端者たち」など。    HMV&BOOKS online


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平安期の国司祭祀と諸国一宮日本中世の神観念と国土観「鎮守神」と王権―中世的神祇体系の基軸をめぐって宇佐宮における本家近衛家の家領支配について―宇佐宮奉行とその発給文書の分析を中心に中世の国衙寺社体制と民衆統合儀礼鎌倉幕府「異国降伏」祈祷と一宮―守護制度との関係を中心に異国降伏祈祷体制と諸国一宮興行「宗教センター」と「宗教サロン」―中世尾張・三河宗教文化圏のダイナミズム「一宮記」の諸系統―諸本の書誌的考察を中心に薩摩国及び大隅国一宮本殿における巻龍柱について―薩摩藩における近世神社本殿から見て「中世諸国一宮制研究会」発足以来10年余にわたって進めてきた研究成果の一端をまとめた論集の総合研究編。前書「中世諸国一宮制の基礎的研究」の成果を踏まえ、現在の研究の到達点を示す。   Honya Club.com


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沖縄は、琉球という名の、日本とは別の国だった。同じく一七世紀から一九世紀半ばまでの「近世」ではあるが、「日本近世」とは異なる「琉球近世」の時代。何が異なるのか。日本と対比しながら琉球の経済社会を描く。第1話 島津侵攻と琉球統治第2話 琉球の進貢貿易と薩摩藩第3話 世界史の流れと日本・琉球、そして砂糖第4話 武士ではなくサムレー第5話 地割という土地制度第6話 個人別にはとらない租税制度第7話 貨幣は流通していたか第8話 モノはどのように生産されていたか第9話 外国人は琉球の社会をどう見たか第10話 身売りはあっただろうか沖縄は、琉球という名の、日本とは別の国だった。同じく17世紀から19世紀半ばまでの「近世」ではあるが、「日本近世」とは異なる「琉球近世」の時代。何が異なるのか。日本と対比しながら琉球の経済社会を描く。   Honya Club.com


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京大生の失踪!「俺は今までずっと一人だったんだ」走り書きの手紙を残して消えた、大学生の息子。息子の人生に思いを馳せながら、古墳に耽溺する"私"。映画監督として国の起源を撮り続けた、父。漂泊の系譜が、三人を古代へと誘う―。親子の血脈をめぐるノンフィクション。第1章 血脈第2章 失踪第3章 箸墓第4章 盗掘第5章 別離第6章 出雲親父へ本当に申し訳ありません。もうそれしか言えることがありません。親父の事は好きだったし、今でもそれはかわりません。でもあなたと会うことを考えると本当に頭がどうにかなってしまいそうです。罪悪感なのか後悔なのかは分からないのですが、本当に死んでしまいたくなるのです。前回、「生きたいか」と聞いてもらって「はい」と答えたと思いますが、今はもう分かりません。生きたいかは分かりませんが、それでも目の前の苦しみからは逃げ出してしまいたくなるのです。なさけない息子で申し訳ありません。走り書きの手紙を残して大学生の息子が失踪する10カ月前、"私"は彼とともに黄泉平坂に潜った。離婚後に息子と月に一度会うことで彼との絆をつないできた著者は、彼の中に、また自己の中に、祖父であり父である映画監督の前田憲二氏の放浪と遊蕩を好む血を見る。「私たちに探されることが、彼の意識が最も求めていないことであるはずだから」。そう決意した著者は、彼の身を案じながらも古墳に潜り、自己の生の証としての古墳のあり方や、薩摩藩の古物好きとして知られる税所篤の生き方を通して、家族の物語を見いだしていく――。   Honya Club.com


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厳選した4000個の図版を用い、本格的な分類(流派別・年代別)に従って初めて銘を洩れなく体系化。名工・優工・良工については、初期より晩年にいたる変化の基準銘をことごとく網羅。鑿使いの特徴を明瞭に比較検討するため、実物より2倍に拡大簡明的確な解説。1目で検索できる便利で詳細な索引。陸奥国(陸奥 青森県;陸中 岩手県;陸前 宮城県;磐城・岩代 福島県)出羽国(羽後 秋田県;羽前 山形県)常陸国(常陸 茨城県)関東諸国(上野 群馬県;下野 栃木県;武蔵 埼玉県)北陸諸国(越後 新潟県;越中 富山県;越前 福井県;加賀 石川県)中部諸国(信濃 長野県;美濃 岐阜県;尾張 愛知県;伊勢 三重県;駿州 静岡県)近畿諸国(近江 滋賀県;紀伊 和歌山県;丹波 京都府)中国諸国(播磨 兵庫県;美作・備前・備中 岡山県;備後・安芸 広島県;因幡 鳥取県;出雲 石見 島根県;周防 山口県)長門(長門 山口県)四国諸国(伊予 愛媛県;阿波 徳島県;土佐 高知県)九州諸国(筑前・筑後 福岡県;豊前・豊後 福岡・大分県;肥前 佐賀・長崎県;肥後 熊本県;薩摩・大隅 鹿児島県)各工集銘   Honya Club.com