第1章 演劇の起源と形成―紀元前‐12世紀まで(歌舞・百戯;角抵・角抵戯;優・優戯・参軍戯 ほか)第2章 南戯と北雑劇―12世紀‐15世紀第3章 明清伝奇と雑劇―14世紀‐18世紀(声腔と上演;作家と作品)第4章 花部乱弾およびその他―18世紀‐19世紀(弦索腔系;〓(ほう)子腔系;乱弾腔系 ほか)補説(江戸時代における中国演劇の受容;描かれた中国演劇―近代日本人の中国演劇への視線;刺繍部屋の令嬢たち―明代伝奇における刺繍の場面から)出土品や建築、絵画、彫刻、工芸品、舞台写真、歴代の文献など、中国各地の所蔵機関から収集した中国演劇に関する450点以上の図版資料を満載。日本語版オリジナルの概論や用語集などを加えた決定版!【本書の特徴】■ 中国で高い評価を受ける『中国戯劇史図鑑』(北京:人民音楽出版社、2003 年)を全訳。中国芸術研究院戯曲研究所が中国各地の所蔵機関から収集した、考古学調査による出土品や建築、絵画、彫刻、工芸品、舞台写真、歴代の文献など450 点以上の図版資料をオールカラーで掲載。■ 広範で多様な地域性をもつ中国伝統演劇史を、時系列に沿って、または空間分布の視点から、分かりやすく系統立て解説する。日本語版では、中国演劇の初学者向けに、監修者による各章の概説を新たに追加。■ 巻末には、監修の中国演劇研究者による3 本の書き下ろし論説を収録。さらに日本語版オリジナルの「用語集」を作成し、中国演劇史の専門用語を分かりやすくまとめる。【監修のことば】日本の読者が中国演劇通史を学ぶために必携の参考書早稲田大学文学学術院教授 岡崎由美 本書『中国演劇史図鑑』は、中国芸術研究院戯曲研究所編『中国戯劇史図鑑』(人民音楽出版社、2003年1月)を、中国演劇に関心のある日本の読者向けに翻訳し、再編集した
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