JPY ¥2,420
澤田隆治/私説大阪テレビコメディ史 花登筺と芦屋雁之助    HMV&BOOKS online


JPY ¥470
第1章 大陸に文化を求めて(天子と后妃;遣唐使物語)第2章 為朝の琉球征服説(『保元物語』が伝える為朝伝説)第3章 戦国武将の表と裏(将領の資格;戦国英雄と女性たち;大坂落城をめぐる2人の謀将)第4章 花の大江戸太陽族(遊侠の徒の社会的背景;幡随院長兵衛・横死の真相;江戸時代の太陽族)第5章 武士と刀と江戸の華(武士のやりくり;本来の役割を失った日本刀;防火の先駆者)第6章 三井高利と男谷下総守(三井財閥の開祖高利;幕末の剣聖・男谷下総守)第7章 孝明帝崩御と明治時代の幕開き(孝明帝暗殺説;明治の疑獄事件;明治時代の教育費)   Honya Club.com


JPY ¥2,776
江戸外神田の御成道で「御記録本屋」との異名をほしいままにした藤岡屋由蔵の手による編年体の記録集成。幕末=文化元年より65年間の世上の状況とその推移を記述したものである。著者身辺の出来事を綴った日録でなく、すべて公私の事件に関する文書の写し、あるいは巷談街説を聞書したもの、あるいはそれに関する瓦版などの転載からなっている。内容は、まさに天変地異から政治・経済・社会に関する諸般にわたり、細大もらさず、多岐多彩である。天災、飢饉、開帳や芝居、見世物などの興行の評判、錦絵、瓦版の出版事情、喧嘩・殺人・強盗・強姦・猟奇などの事件、物価や景気の変化、落首・落書の記録などあらゆる事柄を精確に記している。今様流行御物語窮余の策大坂加番志願八丈島の流人大名金に溺れてあたら若木の花を触らぬ神のたとえ頂く物を頂けばドロン強悪飯屋の死盗人の七つ道具〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥8,800
第1章 素材からの考察(「霞」について;「春の夜の闇はあやなし梅の花」歌の「暗香」について;「夕されば野辺の秋風身にしみて」歌の「鶉」について;「冥きより冥き道にぞ入りぬべし」歌の「月」について)第2章 説話からの考察(『和漢朗詠集』所収詩句の説話的背景;「老馬之智」説話;「子猷尋戴」説話;「鵲」をめぐる説話;「王昭君」説話―「みるからに鏡の影のつらきかな」歌;「王質爛柯」と「劉阮天台」―中世漢故事変容の諸相)『『和漢朗詠集』とその受容』の姉妹編。『和漢朗詠集』『新撰朗詠集』に収められた詩歌を、「歌語」や「本説」という素材としての観点から研究。既発表論文を「素材からの考察」「説話からの考察」の2章に構成。   Honya Club.com


JPY ¥790
言葉は人の心の顕われ。切実な祈りから「詩」が生まれ、詩にはすべてそれを響かす相手がある。恋人・為政者・神―。遠く征く夫を気づかう哀切な想い、権臣の邪な心を正道に戻そうとする万民の叫び、鬼神も動くかと見える敬慎なまごころ。人の生の真実を表現しつくす中国文芸の神髄を、「風」「神」「気」「儒」「侠」など、重要なキーワードの分析を通じて明らかにする。余人の追随を許さぬ、類まれな論纂。「風」の説「雅」について六朝文芸論における「神」「気」の問題「詩格」及び「詩境」について「癡」の芸術中国の文学と「儒」「侠」との関係唐憲宗朝の文学陳奐伝―或る清朝漢学者の生き方水仙花―〓@70A8自珍の生涯文学と人間   Honya Club.com


JPY ¥1,602
近江商人の北海道、東北での活躍ぶりや、時代を見る目、いまでも脈々と近江商人魂を持って堅実な経営を続ける人々を紹介。バブル経済がはじけたいま、近江商人が築いてきたものが見直されている。現代商社のルーツ「近江商人」魂に迫る。第1部 北海の軌跡(ダナマ―ニシンの好漁場で巨利;両浜ギルド―特権得て松前公易独占;半士半商―漁場の経営を肩代わり;寛文エゾの乱―藩と緊密な関係裏付け;アイヌ勘定―不正な取引で収奪交易;金肥―高級肥料だったニシン;国策ナマコ―中国輸出の大半占める;場所経営―拠点になった「運上家」;仕込み―江差の自営漁民へ投資;両浜組衰退―自営船持つ他商人台頭;江差追分―場所争い巡る落首説も;旅人別―撤退するための安全弁;北前船―海商として激動期克服;帆待ち―荷の一割を船頭が自由に;最後の蜂起―アイヌ酷使に武力抵抗;秋味―共同で石狩サケを回送;網切り騒動―乱獲と漁民が実力行使;共同企業―"高田屋の街"へ進出;道路と街―難所削り海岸埋め立て;カニ缶―欧米へ輸出し大ヒット)第2部 展開と系譜(萌黄の蚊帳;地場産業;日本橋;旅立ち;コンツェルン;複式薄記;万病感応丸;塗り椀;ちんから峠;最後の丁稚;在所登り;サバイバル;関東後家;始末第一;特急飛脚便;最上紅花;花市;内ゲバ;土着型;内和;砂金割;京登り;栄光と没落;激動の渦;天保飢饉)第3部 現代の群像   Honya Club.com


JPY ¥2,200
知って驚嘆することばかり!住職ってこんなにすごい人だったのか。全国7万余力寺の一つとして同じお寺はない。住職の個性で全てが決まるからだ。仏教の現場で何が起きているのか!?大感動集。お宝住職列伝。はじめに―次の世もまた寺院住職になりたい!1 浄土宗西山深草派 松樹寺 伊藤三学住職―貧窮者のため1日も欠かさず毎朝炊き出しを続ける山寺住職の覚悟2 高野山真言宗 觀音寺 小籔実英住職―伽藍焼失にもめげず無から全国に知られる花の寺に再興した住職3 金峯山修験本宗 林南院 田中利典住職―衰えかけた吉野の修験が住職の命懸けで世界の名所になった奇跡4 真宗大谷派 有隣寺 祖父江佳乃住職―女性で初の節談説教師として大活躍の涙なくしては聞けない本当の話5 真宗大谷派 伝法寺 小笠原文雄住職―誰もが住み慣れた自宅で最期をと身を捨てて医療に尽くす住職あり6 浄土真宗本願寺派 常光寺 杉田英智住職―参拝ポイントカードや檀家出資で太陽光発電を成功させた住職の進取7 真言宗豊山派 大聖寺 小林隆成住職―自然生態系の破壊を警告する住職の鳥類保護にかける寺檀興隆の成果8 曹洞宗 宝積寺 西有孝裕住職―地域も忘れた古刹に信じられない数の人々が参詣を始めたのはなぜか9 真言宗智山派 薬王寺 倉松俊弘住職―境内に老人ホームまで建てた医僧住職に学ぶ看取りのあるべき姿10 浄土宗 大法寺 長谷雄蓮華住職―檀家ゼロから千軒余のかけこみ寺に発展させた住職のなんでもやる気   Honya Club.com


JPY ¥2,200
手早く楽しく大江戸文化をつかむ道は、山東京伝にふれることであろう。京伝は文学・芸術・演劇・遊里・音楽に通じた文豪であり、上品な商人でもあった。著者は永年にわたって京伝の資料を探り、それらを新しく平易に、ユーモラスにまとめられた。新説・新資料のあれこれが至るところに溢れて、面白く読まれる好伝記。1 江戸文化と偉大な京伝の位置2 伝記関係の文献あれこれ3 岩瀬・拝田姓と系図4 父母の立場と性格5 京伝・京山異父説6 生いたちから青年時代7 花らんまんの得意時代8 酒落本に爆弾を仕掛けられる9 デザイナー的商人のはじめ10 老熟した京伝11 馬琴との競争12 臨終のさま13 未亡人百合の思慕14 浮世絵師北尾政演のすがた15 作家山東京伝のすがた略年譜   Honya Club.com


JPY ¥5,500
第1部 安重根・「東洋平和論」研究(安重根の「東洋平和論」―そのめざしたところと、形成された背景について;安重根の東洋平和論形成の背景;安重根「安應七歴史」「東洋平和論」「聴取書」の「発見」と受容―一九六九年ー二〇〇五年を中心に)第2部 安重根の思想と行動(韓国の安重根と日本の知識人たちの平和論比較―千葉十七・幸徳秋水・徳冨蘆花・石川啄木・夏目漱石との関係を中心に;「東洋平和論」で安重根が示そうとした根源的なテーマとは何か;日本の知識人の安重根像―都珍淳説に対する批判的応答 ほか)第3部 東洋平和に向けて(三・一運動一〇〇周年の歴史的意義;「東洋平和論」を念頭に、戦後の日本と朝鮮半島の関係を考える;安重根「東洋平和論」研究は日韓の「和解」への道を拓く―忘れてはいけない『菅首相談話』 ほか)朝鮮植民地化を推進した伊藤博文を殺害した安重根はテロリストなのか、英雄なのか。多文化がともに暮らし、永遠平和を目指したヨーロッパをモデルに、韓国・日本・中国の連携による東アジアの平和を志向し、世紀をこえて生きる続ける安重根の思想と行動とは……。   Honya Club.com


JPY ¥1,068
序章 新発見!もう一つの「東海道五十三次」1章 本物かニセ物か?沸謄する議論―贋作説の根拠と、その矛盾を糺す2章 作品自らが語る真実―徹底検証、広重は東海道を歩いていない3章 江戸の巨人・司馬江漢の実像―大名たちが競って接見を求めた事実は、何を示すか?4章 驚嘆すべき江漢の絵画技法―なぜ、江漢は遠近法に習熟できたのか5章 真に評価すべき広重の魅力―なぜ、その絵が欧米人を熱狂させたのか?6章 江漢・広重を生んだ、花の江戸時代―世界の一流人を驚かせた文化レベルの高さと活力   Honya Club.com


JPY ¥2,136
第1部 通史編(倭人の原郷と原文化―遺伝子と考古資料からかんがえる;氷河の後に咲いた花―「南」の列島の「前倭人」文化)第2部 随想編(狗邪韓国の謎―古代朝鮮半島に倭人の国があった;「騎馬民族説」は実証されたか;ヒノモト私考;槻の木は知っていた;星かぞえうた、あやしうた)   Honya Club.com


JPY ¥1,430
春の訪れを告げる古都奈良の風物詩。奈良時代から続く不退の行法―東大寺修二会の世界(東大寺と法会;二月堂修二会の成立とその勤修)修二会花会式―薬師寺の伝灯法会(修二会花会式のお供え;悔過ということ;修二会花会式での悔過;お写経も行)南都の法会―仏に成る道(悔過の意義;論義の意義;説戒の意義;講会と講式;講式に見られる貞慶の諸信仰;臨終正念と臨終来迎;むすび)お水取り、花会式として奈良で親しまれている東大寺と薬師寺の修二会。それは仏道実践のための悔過の法要として大切に受け継がれてきた伝灯の法会です。本書はその知られざる世界を、東大寺の狹川普文管長、薬師寺の加藤朝胤管主、仏教学者の楠淳證氏がやさしく解き明かします。【本書の構成】序 辞(龍谷大学文学部教授 楠 淳證)奈良時代から続く不退の行法――東大寺修二会の世界(華厳宗管長・第二二三世東大寺別当 狹川 普文)修二会花会式――薬師寺の伝灯法会――(法相宗大本山薬師寺管主 加藤 朝胤)南都の法会――仏に成る道――(龍谷大学文学部教授 楠 淳證)   Honya Club.com


JPY ¥1,602
白くない百合を、なぜ漱石は「白い」と書いたのか?三島由紀夫は本当に松の木も知らなかったのか?泉鏡花、志賀直哉から安部公房まで、小説を植物学的に解剖すると…。泉鏡花描く紅茸志賀直哉と藤の巻き方漱石の白くない白百合『デントロカカリヤ』異聞スイートピーは悲しみをのせて 横光利一洋蘭今昔 三島由紀夫朝顔と漱石三島由紀夫と松の木の逸話毒草を活けた水を飲む事 泉鏡花・漱石再説三島と松の木の逸話"動物派"井伏鱒二の科学用語『虞美人草』の花々クロユリ登場描かれた山百合の謎『金色夜叉』の山百合「ごんごんごま」とは?紅葉のメカニズムと『伊勢物語』関東大震災でカビた街小説とチフスの役割小石川植物園を読む   Honya Club.com


JPY ¥16,019
本書は1980年代のエクスポ、エキジビションを収録の対象としている。しかし、1980年代に与えた影響を考慮し、日本万国博覧会(1970)と沖縄国際海洋博覧会(1975)を例外的に収録した。展示との至福の出会い(私説・万国博覧会縁起;エクスポ&エキジビション編)博覧会(日本万国博覧会・次の時代の社会システムを用意したナショナルイベント;国際科学技術博覧会・今日的状況の予感をはらんだ「北」の博覧会;国際花と緑の博覧会・2つの流れを環境の中で融合した21世紀型の試み ほか)展示会("見せる"デザインから"魅せる"デザインへ;「メセナ」デザイン誕生;アートとディスプレイの国境線;モントリオール万国博、遺産と影響;筑波科学博、サイン計画の意義―視覚言語体系の流れの中で;博覧会の照明デザイン―技術と演出の変容 ほか)資料編 エクスポ&エキジビション―その歴史と展開   Honya Club.com


JPY ¥946
李白や杜甫、陶淵明や白居易など日本人に親しまれてきた漢詩の名作50首に、読み下し・口語訳・独自の解釈、さらに中国語のピンインとカタカナの振り仮名を併記。平凡社ホームページから音声ダウンロードをすれば著者による中国語・日本語の朗読を聴き、唱和ができる。第1章 天地の悠々たるを念う―初唐・盛唐十一首(高台で独り思う家国千年のこと―幽州台に登る歌(陳子昂)古風;酔った後は解き放たれて楽しいよ―酔中の作(張説)五言絶句 ほか)第2章 太陽と月が出会った―唐詩の最高峰李白と杜甫十四首(もう一度、君に逢いたい―峨眉山月の歌(李白)七言絶句;友の姿は長江と天のあわいに―黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る(李白)七言絶句 ほか)第3章 天眼で世の変幻無常を視よ―中唐九首(幾星霜ぞ、寒山寺の鐘声―楓橋夜泊(張継)七言絶句;我もまた天地万物の中に在り―漁歌子(張志和)詩 ほか)第4章 花発けば風雨多し―晩唐八首(夜の雨、愁思の絶―夜雨北に寄す(李商隠)七言絶句;万感の思いが夕暮れに融けゆく―楽遊原(李商隠)五言絶句 ほか)第5章 千里嬋娟を共にせん―唐詩以外の傑作八首(孤立無援でも信念を貫く―風蕭々(荊軻)楚風古歌;愛馬よ、虞よ、天命は尽きた―垓下の歌(項羽)楚風古歌 ほか)李白や杜甫をはじめ、日本人に親しまれてきた漢詩の名作50首に、読み下し・口語訳・独自の解釈、さらに中国語のピンインとカタカナの振り仮名を併記。日中2か国語の音読がダウンロードできるURL付き。   Honya Club.com


JPY ¥1,210
生きた!愛した!燃えた!幕末の志士たちの秘められた30のエピソード。NHK大河ドラマ『花燃ゆ』がもっと面白くなる!「乙女の日本史」シリーズで人気の著者による、イケメンたちと幕末ガイド。第1章 出会い―吉田松陰の生い立ち(ストレスで爆発寸前だった長州藩;九歳で教授見習になった天才少年;独身を貫いてもかなえたかった松陰の夢 ほか)第2章 別れ―松下村塾の志士たち(久坂玄瑞と高杉晋作;超・個性的な教育法と塾生たち;文子ブサイク説の真相 ほか)第3章 激動―明治維新と長州藩の天命(長州藩、絶対絶命のピンチ!;行動の高杉晋作、逃げの桂小五郎;幕末史上もっともカッコイイ、高杉の決起 ほか)乙女の日本史シリーズで人気の著者による、大河ドラマ「花燃ゆ」がもっと面白くなる歴史エッセイ。吉田松陰の生い立ちから、松下村塾の志士たち、そして明治維新と長州藩の天命まで、イラスト満載で綴る。   Honya Club.com


JPY ¥1,188
「金剛の露ひとつぶや石の上」 「約束の寒の土筆を煮て下さい」師である高浜虚子から「花鳥諷詠真骨頂漢」の称を受け、「茅舎浄土」「露の茅舎」と冠された早逝の俳人。同じく虚子の愛弟子である松本たかしが、その句を「凄味」と評するほど、同時代の俳人が一目置く存在であった。生前の全句集に、虚子選の後期作品を網羅。散文「花鳥巡礼」「俳諧新涼」、自句自解、年譜、初 句・季語索引を付した決定版!解説・松本たかし/宇多喜代子【目次】庭の花 高浜虚子川端茅舎句集華 厳白 痴華厳以後解 説 松本たかし年譜にかえて 深川正一郎花鳥巡礼俳諧新涼自句自解新解説「川端茅舎の凄味」 宇多喜代子年 譜初句索引季語索引   Honya Club.com


JPY ¥2,750
「天地人祭祀体系」は、どのようにして確立されたのか?わが国創成期の神話である古事記・日本書紀を、「説文」を機軸にすえることによって鮮やかに蘇らせる―。序章 天神と"嘉穀"第1章 蛭子と稲実第2章 市杵島姫命第3章 稲実を産出する地祇猿田〓古神第4章 地祇(海神)信仰大山祇命と都味波八重事代主尊・綿津見命・持衰―"阿田の雄"安曇系海人集団第5章 神功皇后に祀られし神々第6章 天忍穂耳命と万幡豊秋津師比売命第7章 安曇系海人集団の統合と天地人祭祀体系の確立―天津日子番能迩々芸命と木之花開耶姫命第8章 雨乞いの原型七夕祭とその変容第9章 彦火火出見尊と豊玉姫―天地人に基づく虚空系天神と地祇猿田彦大神の祭祀体系の確立   Honya Club.com


JPY ¥2,200
小特集 三・一運動前後の朝鮮と日本(李太王(高宗)毒殺説の検討;在日朝鮮人留学生卞煕〓(よう)の軌跡―在日朝鮮人社会主義運動史研究のための視座)近代花道史における自由花運動の再検討「内的亡命者」の誕生―安部公房『終りし道の標べに』の改訂を巡る諸問題核時代という言説空間―1960年代における大江健三郎の核意識について第三次桂内閣の成立と憲政擁護運動の発端   Honya Club.com


JPY ¥6,600
本書は二〇〇七年二月に早稲田大学演劇博物館二十一世紀COEプログラムの主催で行われた「春柳社百年記念国際シンポジウム」の成果である。中国演劇近代化の様相を、「文明戯」を中心に日本との関わりも含めてさまざまな視点から考察する。春柳社百年記念国際シンポジウムの意義―日本側開会あいさつ中日演劇交流史における春柳社の地位と意義―中国側開会あいさつ新劇の誕生もうひとつの『姉妹花』―『ドラ・ソーン(谷間の姫百合)』の変容「文明戯」の形態と話劇の発生―「文明戯体系」説への疑義文明戯における劇場の状況と上演形態日本の新派、新劇と春柳社文明戯の時期区分に関する試論梁啓超と演劇春柳社演劇と学園演劇の発展〔ほか〕20世紀初頭、留学生により東京で組織された春柳社の上演活動が、中国の話劇・新劇の始まりとされる。日中の研究者により、中国の「文明戯」がどのように始まり、展開したかを様々な面から論述する。   Honya Club.com


JPY ¥2,990
琉球文学・源氏・栄花・枕草子…。〈モノガタリ〉史を読み解く、15編。草子地―物語文学の語り手たち巫者と文学―神話とシャーマニズム物語史溯源―神話・神歌・神語り裸の記号学―天人女房譚幻想平敷屋朝敏―琉球文学と物語文学構成と主題―平中物語論話型と表現―源氏物語と貴種流離譚乳母の文学―歴史物語の形成話素と時間―栄花物語・大鏡の方法構造と方法―三人法師論鬼一口―伊勢物語を読む師説抄―枕草子ノート雪月花―枕草子を読む鎮魂―源氏物語を読む生と死―栄花物語を読む   Honya Club.com


JPY ¥2,750
ロングランヒット「東方栄養新書」の姉妹編!食養生の指南書!薬膳・食事療法で常用される108種類の薬草を全面解読!その効能と利用法、体質別の相性を、東洋医学・西洋医学双方の視点に基づいて解りやすく解説。第1章 中国伝統医学を知ろう第2章 身近な野菜の驚異のパワー第3章 美容のために利用される薬草第4章 強精作用のある薬草第5章 体質虚弱を補養するために第6章 仙人食第7章 カゼの予防・治療の薬草第8章 花のパワー大ヒット作『東方栄養新書』の姉妹編!食養生の指南書!薬膳・食事療法で常用される108種類の薬草を全面解読!【本書の上手な使い方】後ろ(索引)から引いてください。本書はやさしい実践の書です。詳細・緻密な「索引」で、あなた自身や家族・大切な人の「気になる症状」を引いてみてください。必ず意に添う「薬草」とその「使い方」が見つかります。(例)お腹がゆるい、疲れやすい、かぜを引きやすい、頭痛、関節痛、肩こり、高血圧、血糖値が高い、月経不順、貧血、不眠症、物忘れ・・・・ほとんどの症状・病気に対応しています。●本書収載の索引 「生薬の病名・症候名別索引」 「家庭でできる利用法 生薬別効能一覧」 「現代の研究より 効能別索引」 「日本での利用法 疾患・症候別一覧」 「日本での利用法 生薬別効能一覧」??源草社HPでは実際の索引ページを公開中です。常用108種類の薬草の効能と利用法、体質別の相性を、東洋医学・西洋医学双方の視点に基づいて解りやすく解説。中国伝統医学に基づいた、これまで日本国内では存在し得なかった〈薬草・生薬〉の極詳解説書!・身近な薬草の驚異のパワーを紹介・美容のための薬草療法・長寿を目指す「仙人食」・強精作用のある薬草の使い方・虚弱体質の上手な補い方・免疫力向上の知恵・体質別 食材   Honya Club.com


JPY ¥4,180
1 歌枕の道2 斜説古典文学史講義3 花のまぎれに4 拾遺抄   Honya Club.com


JPY ¥1,100
飯豊連峰概説―万年説とお花畑飯豊連峰概念図主稜線への推薦3コース山麓の花(白色系統の花;緑黄色系統の花 ほか)ブナ林の花(白色系統の花;緑黄色系統の花 ほか)高山の花(白色系統の花;緑黄色系統の花 ほか)磐梯朝日国立公園に属する飯豊連峰は、標高差に富み、その広大な山域には多くの植物が自生している。連峰で見られる花々を花の色別に紹介するポケット図鑑。飯豊連峰概説、主稜線への推薦3コースなども掲載。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
中国文学史上、最初に顕著な文学活動をした市民階層の詩人群である江湖詩人。彼らを売り出したのは都大路に店を構えた書肆の主。一商人が出版という営為を通じて、伝統詩学の新たなトレンドを生み出し、元明清三代の魁となった。彼らの影響は日本にも及んでおり、彼らの位置づけを正しく行い再評価することで、中国近世の文学史全体を大きく書き換えることができるだろう。本書を通してこの詩派の価値と内実を紹介する。1 南宋江湖詩人の位相と意義(南宋江湖詩人の生活と文学;晩唐詩と晩宋詩 ほか)2 江湖詩人の文学世界(謁客の詩;江湖詩人の詠梅詩―花の愛好と出版文化 ほか)3 江湖詩人と出版(陳起と書棚本;江湖詩人の詩集ができるまで―許〓(ひ)と戴復古を例として ほか)4 宋末元初という時代(『咸淳臨安志』の編者潜説友―南宋末期臨安と士人たち;転換の現出としての劉辰翁評点 ほか)5 日本との関わり(詩法から詩格へ―『三体詩』およびその抄物と『聯珠詩格』;近世後期詩壇と南宋詩―性霊派批判とその反応 ほか)中国文学史上、最初に顕著な文学活動をした市民階層の詩人群である江湖詩人。一商人である書肆の主が彼らを売り出し、伝統詩学の新たなトレンドを生み出した。本書を通して、この詩派の価値と内実を紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥28,600
第1章 演劇の起源と形成―紀元前‐12世紀まで(歌舞・百戯;角抵・角抵戯;優・優戯・参軍戯 ほか)第2章 南戯と北雑劇―12世紀‐15世紀第3章 明清伝奇と雑劇―14世紀‐18世紀(声腔と上演;作家と作品)第4章 花部乱弾およびその他―18世紀‐19世紀(弦索腔系;〓(ほう)子腔系;乱弾腔系 ほか)補説(江戸時代における中国演劇の受容;描かれた中国演劇―近代日本人の中国演劇への視線;刺繍部屋の令嬢たち―明代伝奇における刺繍の場面から)出土品や建築、絵画、彫刻、工芸品、舞台写真、歴代の文献など、中国各地の所蔵機関から収集した中国演劇に関する450点以上の図版資料を満載。日本語版オリジナルの概論や用語集などを加えた決定版!【本書の特徴】■ 中国で高い評価を受ける『中国戯劇史図鑑』(北京:人民音楽出版社、2003 年)を全訳。中国芸術研究院戯曲研究所が中国各地の所蔵機関から収集した、考古学調査による出土品や建築、絵画、彫刻、工芸品、舞台写真、歴代の文献など450 点以上の図版資料をオールカラーで掲載。■ 広範で多様な地域性をもつ中国伝統演劇史を、時系列に沿って、または空間分布の視点から、分かりやすく系統立て解説する。日本語版では、中国演劇の初学者向けに、監修者による各章の概説を新たに追加。■ 巻末には、監修の中国演劇研究者による3 本の書き下ろし論説を収録。さらに日本語版オリジナルの「用語集」を作成し、中国演劇史の専門用語を分かりやすくまとめる。【監修のことば】日本の読者が中国演劇通史を学ぶために必携の参考書早稲田大学文学学術院教授 岡崎由美 本書『中国演劇史図鑑』は、中国芸術研究院戯曲研究所編『中国戯劇史図鑑』(人民音楽出版社、2003年1月)を、中国演劇に関心のある日本の読者向けに翻訳し、再編集した   Honya Club.com


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花の未来説   Honya Club.com


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序章 色道伝授は乳母日傘の中で1 いかによき女をえらぶべきか―「一法百観」の伝授2 楽しきかな、初夜の閨―「閨中紀聞・枕文庫」の伝授3 愛のよろこびを奏でる―「楽事八曲」の伝授4 エクスタシーの秘密―「艶道日夜重宝記」の伝授5 女悦のふしぎ―「秘戯艶説枕筥」の伝授6 睦言の智恵袋―「男女狂訓花の蟻香」の伝授   Honya Club.com

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守護国家論顕謗法抄南条兵衛七郎殿御書法花題目抄金吾殿御返事転重軽受法門観心本尊抄付副状如説修行鈔顕仏未来記富木殿御書法花取要抄可延定業御書撰時抄忘持経事報恩抄四信五品抄下山抄本尊問台抄諌暁八幡抄問題篇(色心二法事;三大秘法抄;小蒙古御書;承久合戦之間事)原文解説(民の子の自覚の形成と展開;折伏における否定の論理の本質;日蓮の思想の継承と変容)諸本解説   Honya Club.com


JPY ¥3,630
巨大組織化へ向かったコミュニケイションの世界を常に根の部分で支えてきた新聞・雑誌。その明治初期における誕生と急速な成長を、多くの「秘話」によって浮きぼりにする。〈目次〉新聞事始め 開けゆく報道の世界 筆禍のさきがけ 近代的新聞の誕生 正論の花ひらく 魯文の新聞縦覧所 巨星のかがやき 暗雲深し言論界 明治初期の新聞発行部数 読売屋の鈴の音 編集局は社交場 活版刷り新聞が生んだ作歌 新聞の売り子 新聞でない新聞「寄笑新聞」雑誌事始め 雑誌の誕生 漢文戯作雑誌 滑稽雑誌 文芸欄から独立した雑誌 PR誌から生れた戯作雑誌 「〓人情雑誌」の役割 落語・講談速記雑誌の誕生 雑誌に見る性描写の統制新聞記者の誕生 注目の新職業〈新聞記者〉 新聞記者の収入 仮名垣魯文新聞界へ進出 異色のジャーナリスト久保田彦作 「東京絵入新聞」記者染崎延房 名ジャーナリスとの二代目 苦闘のジャーナリスト高畠藍泉 戯作者の流派 小新聞の投書家たち小新聞とつづきもの 小新聞三紙の特色 〈女童の教え〉が目的の「読売新聞」 小新聞の評判 小新聞の振り仮名 スキャンダル記事の性格 実学的風潮のなかの〈つづきもの〉 〈つづきもの〉に題名流行 誤報〈小僧殺し事件〉 「金之助の話説」後日譚 〈つづきもの〉の刊行 毒婦高橋お伝の〈つづきもの〉新時代の芸能界 舞台に、高座に新聞ダネ 歌舞伎界の新動向 開化俳優尾上菊五郎 〈開化講談〉の松林伯円 落語会の新動向 珍芸ステテコの誕生 寄席四天王の人気 ヘラヘラの万橘 釜掘りの談志 近代落語の祖円遊新聞雑誌記事──文名開化奇談 人力車の流行 伝心普及への道 消えかけた正月風景 記者開通余話(一) 記者開通余話(二) 肉食の普及 文名開花期の芸者たち 文名開化の縁遠い話 罰金アラカルト   Honya Club.com


JPY ¥13,670
円熟の極み―歌川派の巨匠豊国の艶本。色道三ツ組盃絵本開中鏡絵本おつもり盞祝言色女男思・幾夜物語男女寿賀多枕説色掃溜梅好花乃移香源氏絵合せ・絵本センリキヤウ・今様年雄床・仇競色初訳   Honya Club.com


JPY ¥2,200
今をときめくトップから期待の高まる新人まで、総勢15人の魅力と弱点を、厳しくも愛情に満ちた批評眼で描く痛快宝塚評論集。ファン待望の第2弾。花組(真矢みき―愛されるものの尊さ;純名里沙―庶民的けっこう!;愛華みれ―トップスターへの旅券はどこに?;香寿たつき―I'LL WAIT FOR YOU;匠ひびき―眠れるリタ・ヘイワース ほか)雪組(一路真輝―屈折と奔放のアイロニー;花総まり―いまだ奇矯の花にとどまるを措しむ;高嶺ふぶき―彼女は何が得意なのか;轟悠―轟悠・男岩鬼説;星奈優里―彼女を幸せにして)この人、この舞台   Honya Club.com


JPY ¥1,760
〈目次〉第一章 現実世界から超現実世界へ 未知への予感 「人類の意識」進化史の中で 無意識の世界の認識 思考と感情、感覚と直感 ファンタジーのプロセス レグレッシヴ エロスとタナトス 意識の発達史 父の時代、子の時代、聖霊の時代 三分説と神秘学 「二分説」を超えて第二章 霊的感覚論──霊・魂・体の問題 霊・魂・体 人間の認識 「霊とは何か」 体と魂との共働 表象とは何か情動の働き 意識の成立 自我の問題 美的判断・芸術体験 十二の感覚 十二区分の重要性 感覚の融合と霊的体験第三章 神秘学における理性と感性 ロゴスとソフィア 古代ギリシアのソフィア ロゴスの母 マリア=ソフィア ソフィア的ヒエラルキア 情念としてのマテリアリズム 理想論から唯心論まで モナード論 認識に関する七つの基本 神秘主義、そしてオカルティズム オカルト的な生き方 精神の冒険としてのオカルティズム第四章 秘儀とその行法──アポロン的とディオニュソス的 二つの秘儀 アポロン的とデュオニュソス的 太陽神アポロン 四つの行──読書法、形象の解読 オカルト文字の解読 第四の行──意志・感情・思考のコントロール シュタイナーの「魂の周期」 思考の訓練から意志の訓練へ 積極性の行へ 「なんてきれいな歯……」 五か月目の行 シュタイナー「六つの行」の意味 エネルギーとしてのリズム アポロン的な行の目的達成 シュタイナー「植物の行」 秘儀とイマジネーション ディオニュソス的な秘儀──日常生活の中で 夢からのインフォメーション オカルティズムにおける自己外化 自己変革の試み 小宇宙と大宇宙との照応 薔薇十字のメディテーション 源初の形態 運命の意識 バラの花の象徴 魂の力第五章 ブラヴァツキー──近代精神と神秘学   Honya Club.com


JPY ¥11,000
序篇 世阿弥能楽論の現状と本書の概要第1篇 『花伝』後半三篇の成立順再検第2篇 『花伝』の増補再検第3篇 『花伝』後半三篇の成立時期再検第4篇 世阿弥芸論と能作品・能楽史のかかわり終篇 世案弥の『花伝』執筆の道程試論世阿弥の「花伝」を「花の論」の展開という観点で読み直し、通説とは異なる説を提示。世阿弥が「花伝」で「まことの花」を獲得するための具体策を構築するに至った道筋を考察する。   Honya Club.com


JPY ¥3,418
百以上もあるという恐竜絶滅説に最新の研究成果が加わった。実は地球環境の変化にともない花をもつ被子植物が出現して裸子植物より勢力を増し、陸上の生態系が根本的に変化しそれが絶滅へ導いたというのである。第4集 花に追われた恐竜(恐竜絶滅が哺乳類の時代を開いた;動物の楽園をつくり上げた植物たち;「花」という名の革命;そして哺乳類の時代が始まった)第5集 大空への挑戦者(進化のミッシングリンク;この世の神秘なるもの"翼";恐竜は絶滅し、鳥は生き残った)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
モテない37歳独身男、小関尚紀は大手お菓子メーカー(キング☆スイーツ社)に勤務するサラリーマン。流れに流れて、営業4部という少数だが精鋭じゃない部隊(閑職)に追いやられて平凡な毎日をすごしている。ひょんなことから、自分の勤務する会社に社長秘書としてやってきたマオマオ(宮坂真央子)という若い女性に恋をする。マオマオは21歳で、いわゆる「高嶺の花」的存在。小関は「どうせオレなんて…」と諦めかけていた。ちょうどその頃、大学時代の恩師、東山照夫教授と再会する機会があった。東山教授は、小関の所属するキング☆スイーツ社で、経営コンサルティング契約をしていた。マオマオを諦めかけていた小関に対し、東山教授は、「なにもやらないことが一番ダメ」と説き、経営戦略ツールからヒントを得て開発した自分力向上ツール「恋B」を伝授する。小関の恋路は、うまくいくのだろうか。ワシかて、モテたいねん恋が走り出した…ライバル登場恩師・東山教授との再会自分の「強み」と「弱み」を知る「追い風」と「向かい風」の存在マオマオの誘い方恋のサファリパークde恋のレッスンABC自分の課題を設定してみる課題設定の裏ワザ〔ほか〕モテない37歳独身男・小関尚紀は、大手お菓子メーカーに勤務するサラリーマン。ひょんなことから、社長秘書の若い女性に恋をするが…。戦略立案プロセスが学べる、自分力向上恋愛笑説。   Honya Club.com


JPY ¥838
「結婚指輪はなぜ左手の薬指にするのか」「トルコ石はトルコではとれない!?」「ジンクスという言葉は鳥の名前から生まれた?」「南極と北極はどちらが寒いか」「水分をとりすぎると記憶力が低下する!?」…知ればなるほど納得の古今東西の教養・知識を集大成。どのページを開いても、つい誰かに披露したくなる面白雑学583項目。常識の表裏/ウソのような本当の話言葉は生きもの/なるほど納得辞典漢字のルーツ/びっくり蘊蓄専科人体のミステリー/全身が謎だらけ地球の素顔/意外なサイエンスアニマルと鳥類/不思議な行動学魚類と昆虫/知られざる生態植物界/花も実もある面白講座物事の由来/真説データファイル美味珍味/食べもの口福アラカルト世界の風習/あれこれメモランダム日本人の暮らし/今昔よもやま物語   Honya Club.com


JPY ¥7,150
生命の進化、その神秘を探究する旅へ―歴史を変えた「ダーウィンの進化論」とは何だったのか?200枚以上の美しい写真とともに生物学の根幹を学ぶ。太古の歴史鳥類 自然淘汰と人為選抜変温動物の多様性植物 進化の花、開く昆虫 あふれんばかりの適応哺乳類 連鎖の網人類の起源「進化論」の進化■生命の進化、その神秘を探究する旅へ。歴史を変えたダーウィンの進化論とは何だったのか?200枚以上の美しい写真とともに生物学の根幹を学ぶ、圧倒的ビジュアルブックが誕生!■本書のポイント?写真は『ナショナルジオグラフィック』誌で活躍する写真家が撮影。?『種の起源』の翻訳者が監訳。格調高く簡潔明瞭な日本語訳を味わう。?ダーウィン、ウォレス、『種の起源』。「進化論」誕生の歴史がわかる。?頁をめくり、眺めるだけで楽しめる。手元に置きたい贅沢な仕上がり。?「突然変異」「自然淘汰と適応」などオリジナルの用語解説も充実。■目次かくのごとき生命観/ダーウィンとウォレス、理論の誕生/太古の歴史/鳥類 自然淘汰と人為選抜/変温動物の多様性/植物 進化の花、開く/昆虫 あふれんばかりの適応/哺乳類 連鎖の網/人類の起源/「進化論」の進化■その発見は、「殺人の告白」に等しかった。なぜ、生命はこれほどまでに多様なのか。人類はいったい、どこからきたのか。生命の進化という根源的な問いを探究する学問の歴史は、2人の偉大な「観察者」によってはじまった。ダーウィンとウォレス。彼らが提唱した進化理論は、かつて絶対的な常識とされた聖書の創造説をくつがえす、非常識で危険な思想だった。しかし、その理論がいまや新たな常識となり、こんにちの「生物学」につながっていること   Honya Club.com


JPY ¥3,080
被子植物―新しい分類と新たな課題ウマノスズクサ属(ウマノスズクサ科)―属の系統分類と近縁群の種分化からみる多様性クスノキ科―その混乱した分類と、分子系統やクチクラ形質を使いもつれた糸をほどく試みモクレン科―ヒメタイサンボクの種内分類の解決に向けてマツモ属(マツモ科)―取り残された植物群、花の発生過程からその謎に迫る日本産トリカブト属(キンポウゲ科)―レイジンソウ類とトリカブト類 野外調査で見えてきたトリカブト属の多様性ヤナギ属(ヤナギ科)―形態による分類が難しい植物群、分子系統解析はどの説を支持するのかカワゴケソウ科―極限環境に生きる植物の植物相から形態進化までモウセンゴケ科―食虫植物はどのような遺伝子がどう変わることによって進化したのか単子葉植物―分子系統とそれに基づく分類ヒナノシャクジョウ科タコノキ科日本産シライトソウ属(シュロソウ科;ショウジョウバカマ科(シュロソウ科);ラン科;クモキリソウ属(ラン科))第一線で活躍する研究者が、最新の研究成果を交えてユニークでおもしろい植物たちを紹介。本書では、近所で目にする馴染み深い植物から世界の珍しい植物まで、24の研究を掲載する。   Honya Club.com


JPY ¥1,885
いとおしむ想いが言葉になって、忘れ得ぬ人の像をきざむ。伊藤信吉、丸屋博、長宏、神原孝史…。ときに父あるいは弟。そして、生きることから離れられない思想。―まごころが美しく結晶した佳篇群。「南無妙さん」のこと「イヨマンテの夜」の歌手私説浦島太郎詩人からの手紙煙草の害について蟻とキリギリス私の桃太郎おちょん雀の墓私の花さか爺父と碁と喘息の話ヒヨドリ騒動弟の死ヒロシマにつながる話ヒヨドリは悲しからずや虹の男・長宏略伝神原孝史の手紙   Honya Club.com


JPY ¥1,650
哲学書の最高峰『純粋理性批判』を著したカントとは、どんな人間だったのか?バイキング精神を受け継いだ少年時代、世界で最初に「地理」教科を始め、天文学では「星雲説」を唱えた青年期、そして壮年期から晩年へ永久平和を呼びかけた偉人。哲学の貯水池と称される生涯を活き活きと描く。驚くべき知恵の輝き、スケールの大きさ、時に悩み、悲しみ、笑う、等身大の大学者の実像…「カント哲学」が物語で理解できる画期的伝記の誕生。偉大な哲学者カントとは、何者なのか?祖先はバイキングだった?ケーニヒスベルクは、どんな町か?母が教えた「神の創造」とは何か?ギムナジウムで何を学んだのか?カントは、大学で何を学んだのか?家庭教師で何を準備したのか?私講師でどのような花が開いたのか?「星雲説」で世間を驚かせた地理講座は、なぜ人気の的だったのか?大陸合理論とイギリス経験主義の論争に決着をつけた認識のコペルニクス的転回三批判書がカント哲学の完成である世界に永久平和を実現しよう!驚くべき知恵の輝き、スケ−ルの大きさ、時に悩み、悲しみ、笑う、等身大の大学者の実像……「カント哲学」が物語で理解できる画期的伝記の誕生。哲学書の最高峰『純粋理性批判』を著したカントとは、どんな人間だったのか? バイキング精神を受け継いだ少年時代、世界で最初に「地理」教科を始め、天文学では「星雲説」を唱えた青年期、そして壮年期から晩年へ永久平和を呼びかけた偉人。哲学の貯水池と呼ばれる生涯を活き活きと描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,210
女陰語はなぜ大っぴらに口に出せない言葉になってしまったのか?ベストセラー『全国アホ・バカ分布考』の著者が、全国市町村アンケートを基に女陰・男根語の分布図を作成。言語地理学で丹念に読み解き、膨大な史料を徹底調査すると、既存の語源説が覆り、驚くべき結論が見えてきた。放送禁止用語に阻まれた『探偵!ナイトスクープ』の企画が、かつて誰もなし得なかった画期的論考に!東京での「おまん」の衝撃「虎屋」の饅頭へのあこがれ「チャンベ」「オメコ」らの愛すべき素性女性の心に生きる「オソソ」琉球に旅した『古事記』の言葉「チンポ」にたどり着くまで「マラ」と南方熊楠女陰語の将来今までの「おまんこ」研究「まん」を生きる人生花咲く京の春の大団円誰もなし得なかった空前絶後の画期的大研究!女陰語はなぜ大っぴらに口にできないのか?学術的にも高い評価を得たベストセラー『全国アホ・バカ分布考』の著者が、全国市町村への膨大なアンケートに基づき女陰・男根語の方言分布図を作成。言語地理学で丹念に読み解き、古文書、春画などをつぶさにあたる。そして至った驚くべき結論とは。一気読み必至の面白さ!放送禁止用語に阻まれた『探偵!ナイトスクープ』の幻の企画が書籍で実現!カラー版女陰・男根方言全国分布図付き。阿川佐和子さん推薦!そこのあなた! ニヤけてないで。本書はまことの学問です。下品じゃない! 軽薄でもない! この問題をこれほど真面目に分析解説した本が、かつてあっただろうか。松本さん、よくぞ立ち上がってくださいました。長らくモヤモヤしていた秘かな疑問がスカッと晴れました。【目次より抜粋】第一章 東京での「おまん」の衝撃『日葡辞書』の女陰語/御所ことば(女房詞)としての「ボボ」第二章「虎屋」の饅頭へのあこがれ女児たちの「マンジュー」/「オ   Honya Club.com


JPY ¥1,980
未来に生きる女性たちへ 甘えていては道は開けない―猿橋勝子(「女性化学者に明るい未来をの会」専務理事)遺伝子進化の本質に迫る「ほぼ中立説」―太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)50年後につながるアモルファスの夢―米沢富美子(慶応義塾大学理工学部教授)信念に支えられた新触媒開発への道―相馬芳枝(産業技術総合研究所研究顧問)地震が教える地球の中の神秘―石田瑞穂(防災科学技術研究所研究主監)ゾウリムシの複雑さに魅せられて―高橋三保子(筑波大学生物科学系教授)世界に咲かせたい「キラリティ」の花―黒田玲子(東京大学大学院総合文化研究所教授)表面化学で謎解きを楽しむ―川合真紀(理化学研究所主任研究員)人間の英知を超える植物の不思議―中西友子(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)隕石が語る宇宙と生命の接点―永原裕子(東京大学大学院理学系研究科教授)米沢富美子、太田朋子、黒田玲子ら第一線の女性科学者10人が、各々の「研究する人生」を振り返り、後輩に温かいメッセージを贈る。これから科学者を目指す人、目指している人など必読の書。   Honya Club.com


JPY ¥14,300
第1篇 上代人の心性(風土記地名説話の地名起源説;垂仁紀「はしたて」の諺と石上神庫説話―枕詞「はしたての」と「はしたて」の習俗をめぐって;あもりつく天の香具山 ほか)第2篇 日本神話の神々(古事記創世神話の対偶神;古事記創世神話の重層性;古事記禊祓の神々 ほか)第3篇 上代の弓・衣料・供花一斑(上代の弩弓;桑の衣;上代人と花の民俗)   Honya Club.com

(PR) 時空

JPY ¥1,602
播磨灘に佇んで石油化学コンビナートを臨み、太子町にあって日本の起源を考える。環境問題、円高、聖徳太子、『風姿花伝』、聖と賎と芸…。大きく円環を描きつつ総てを取り込む、戦後文学の巨人の最期の思惟を余すことなく伝える長篇エッセイ。播磨灘・岩見瘤のある怪物模様播磨灘・室津日本書紀・帝説・伝暦十七条憲法・勝鬘経義疏・聖徳太子聖徳太子「上宮」遺構「風姿花伝」と秦河勝山城風土記・秦伊呂具秦河勝・蘇我入鹿秦河勝・大生部多秦河勝・観阿弥・世阿弥観阿弥・世阿弥風姿華伝第三問答条々高林武彦・現代物理学の創始者『黒い河』・小島輝正世阿弥・禅竹・八本の矢車金春大夫ドイツ統一のなかのオゾンホール爆破されようとする現代文学創造理論現代と病気の概念〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,870
相次ぐ「想定外」、偽装・盗作、横行する過激なポピュリズム―新たなリスクは潜在意識の盲点で生じる。認知科学者によるアクチュアルな社会時評集!第1部 近視眼化・健忘症化・ブラックボックス化―危険な三角関係(科学の花はすぐには咲かない―ノーベル賞連続受賞と大学ランキング急落;近視眼化する現代社会―杭打ちデータ偽装、VW事件、新三本の矢…脳損傷者の症状に酷似する社会現象 ほか)第2部 ブラックボックス化が招く「想定外」と偽装・隠蔽(想定外とブラック・スワン―カタストロフィは認知の盲点で起きる;「後の祭り」を科学する ほか)第3部 変容する潜在意識とマーケティング、ポピュリズム(トランプ現象の謎を一気に解く「ガス抜き説」―米国大統領選の三つの「なぜ?」が氷解する;五輪エンブレム問題、コピペ警察の横行を憂える―「真の創造性」と「他人のまね」を区別できるか ほか)第4部 技術の進展は私たちをどこに連れていくのか(機械に責任をもたせることができるか?―自動運転と倫理のジレンマ;ロボットは意識をもちうるか?―「意識とは何か」が、まず共通理解されなければ ほか)第5部 科学研究・教育の本質と未来(小保方事件の背景に何があったか;科学の本質と論文不正の微妙な関係 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥12,100
平成12年、後藤重郎先生には傘寿をお迎えになります。平成8年、先生の喜寿のお祝い会をさせていただこうと、10名ほどの教え子が集まりました。その席で、お教えを受けた私どもは、拙いながらもその成果をお目にかけるのが、先生のご恩に報いる道だということで、この傘寿記念論文集を作ることにいたしました、弟子の中には、和歌文学とは異なった専攻の者も多く、広い分野の論文集にしようかという意見もあったのですが、やはり後藤先生のご専門分野に沿って、和歌文学の論文集と致そう、先生に巻頭論文をお願いしてご指導を賜ろうということになりました。『定家八代抄』に関する一考察―奥書をめぐって物語要素としての和歌万葉集「人妻ゆゑ(に)」について―巻1・21番歌を中心に万葉集巻10の編纂人麻呂覊旅歌256番歌の一本歌をめぐって―「舶尓波有之」の理解と紀州本延喜の菊の宴―公忠集詠歌年時贅説貫之集伝本研究の現段階「おいつしま」考―紫武部集の一考察後冷泉朝の物語と和歌―『狭衣物語』『夜の寝覚』の作中詠歌「花」を詠む歌の変遷について―後拾遺集から千載集の「春」部を中心に〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,850
折口信夫博士没後50年記念特別講座。今、改めて折口信夫の学問、釈迢空の文学を問い直す9氏10編の講座が折口の学問と文学を新たな視点で検証する。折口信夫の学問と思想折口信夫の生涯と資料「古代」への歩行旅―短歌と学問とを架橋するもの花を踏む―折口信夫の詩精神迢空の世界―"近代"のこころ・"古代"のこころ来訪する鬼と翁折口信夫と恋愛起源説―万葉集の研究を通して神道起源論としての折口鎮魂説神去来観念と依代論の再検討―「髯篭の話」を読む折口信夫没後50年を記念し、平成15年度に國學院大學主催の公開講座として開催した、特別講座「折口信夫・その人と学問」の講演をもとにした本。今、改めて折口信夫の学問、釋迢空の文学を問い直す。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
旅で出会った自然や人間に学び、日本社会の荒涼たる風景を憂い、自然との共棲を考える…。川は学校だった花の力夕日の光景温暖化防止いま行動を水のピラミッド人類滅亡説都会の落葉法隆寺金堂修正会リサイクルシステムを十二歳のメッセージ〔ほか〕旅で出会った自然や人間に学び、日本社会の荒涼たる風景を憂い、自然との共棲を考える。自然環境保護問題に取り組み発言を続ける作家、立松和平が語る、都市と自然、旅、そして人生。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
凄い宝物は「随筆かごしま」!ひょんな縁から上薗義幸と結婚し、出版の仕事を手伝うようになった。それまでにも"苦境"は何回も経験した。"生き残る"のに亡き夫との壮絶な戦さが今は懐しい。地方出版の灯を絶やすことなく、鹿児島だからこそにこだわり続けています。第1章 ガハハおばさんの遠吠え(「私説」の始まり;作りもの;恥を知れ ほか)第2章 ガハハおばさんの花も嵐も(長兄の死;突然変移;ひるんでいられない ほか)第3章 ガハハおばさんのインタビュー(「はんさむうーまん」;「この人に会いたくて」)第4章 ガハハおばさんの編集語録   Honya Club.com


JPY ¥1,980
虎の子渡しの異名に秘められた驚くべき暗号!「五十五の推理」を集大成し、石庭に隠された謎に迫る。入門編 龍安寺石庭の謎推理編 五十五の推理(「秘密の構図」を発見する;「虎の子渡し」の暗号を解く;「七五三」の暗号を解く;「日本的発想」と「西洋的テツガク」;「あの手この手」の構図探し;石の存在感;美は白砂にあり;満月を仰ぎ、西行を想う;わが君「細川京兆家」の記憶;先達の奇想天外;十五の石、四十の花、五十五の心)謎深き庭として知られる龍安寺石庭。ここ数百年の間に唱えられた諸説を紹介するとともに、新たな説を提示。「虎の子渡しの庭」に込められた驚くべき暗号、観る者を魅了する「秘密のレイアウト」の真相が浮かび上がる。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
『デトロイト・メタル・シティ』と『ドグラ・マグラ』をあわせて読めば社会が引きこした矛盾が浮び上がり、『やる気まんまん』と『好色一代男』から艶話という大衆娯楽の形が見えてくる。雑誌『ダ・ヴィンチ』の長寿連載『マンガ狂につける薬』の単行本、第四弾。評論家・呉智英がつなぐ、マンガと活字の懸け橋。日本人の心に滲みる無常観―『無頼侍』鈴木マサカズ・『大菩薩峠』中里介山中学生の切実な好奇心―『昭和の中坊 さくらんぼフレンズ』末田雄一郎/原作、吉本浩二/作画・『性の用語集』井上章一&関西性欲研究会プロ魂の権化、娯楽の王道―『愛蔵版女帝』倉科遼/原作、和気一作/劇画・『ああ玉杯に花うけて』佐藤紅緑濃くて熱い最凶の物語―『真説ザ・ワールド・イズ・マイン』新井英樹・『排蘆小船・石上私淑言』本居宣長/著、子安宣邦/校注体験してわかる獄中の不条理―『獄窓記』『累犯障害者』山本譲司・『刑務所の中』花輪和一動物を殺す根本的罪悪―『世界屠畜紀行』内澤旬子・『2匹は訴える』旭丘光志怨念と善意が生んだ偽書―『偽書「東日流外三郡誌」事件』斉藤光政・『石神伝説』とり・みき虚栄の市の記録と論理―『気まぐれコンセプトクロニクル』ホイチョイ・プロダクションズ・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト/著、金森誠也/訳時代の不安と不条理な変身―『ライフ・イズ・デッド』古泉智浩・『変身』カフカ/著、高橋義孝/訳実作家のマンガ論、小説論―『サルまん サルでも描けるまんが教室21世紀愛蔵版』相原コージ、竹熊健太郎・『小説とは何か』三島由紀夫〔ほか〕右手に活字、左手にマンガ。マンガを読んで活字を知り、活字を読んでマンガを知る。評論家・呉智英がつなぐ、マンガと活字の懸け橋。雑誌「ダ・ヴィンチ」の長寿連載「マンガ狂につける薬」   Honya Club.com


JPY ¥990
オカルトの存在を真っ向から否定する元新聞記者・御陵一郎。オカルトの存在を頭っから信じる超常現象専門誌編集長・蹴上明日葉。「水と油」なふたりのドタバタ取材行―今回の舞台は魔界都市・京都!貴船神社で丑の刻参りの"真実"に迫り、八坂神社で日本人とユダヤ人が同じ祖先だったというトンデモ説にズバッと斬り込み、そして鞍馬山で恋の花が咲き…!?超常現象が楽しくわかるラブコメディ。超常現象肯定派の明日葉と否定派の一郎によるドタバタ取材行。今回は京都編。貴船神社で丑の刻参りの真実に迫り、八坂神社で日本人とユダヤ人の知られざる関係性に迫る…。超常現象が楽しくわかるラブコメディ。   Honya Club.com

(PR) 公案

JPY ¥1,540
「公案」とは、禅の修行者の心根を練磨するために課せられる一種の試験問題である。そして、禅匠が弟子を悟りへ導くために工夫した、仕掛け、手段としてのことば・教説のことである。これまで公案は、師と一対一で、師の室内において秘密裡に行われてきた。本書は、その禅仏教の真実をはじめて公開した画期的なものである。師鈴木大拙をはじめ、多くの師家のもとで、数十年にわたる参禅体験と禅学を研鑚した著者が、実際の公案を用いて解く禅思想の真髄。参禅へのきわめてゆきとどいた実践的指導と、公案に潜む思想的究明とが渾然一体となった、他に例を見ない入門書。第1部 参禅入門(祖師禅と公案;坐禅の仕方;相見・独参・入室;公案体系;廓庵禅師『十牛図』)第2部 公案三十三則(仏道とは自己を習うなり―倩女離魂;無位の真人を見る―臨済赤肉;"見る"と"直下無心"―一見阿字;"見る"と"正念相続"―霊雲桃花;木犀の香を聞くや―山谷木犀 ほか)附録 越渓―禾山下室内公案体系   Honya Club.com


JPY ¥660
中国文学史の研究に巨歩をしるす著者が、その精深な知識と体験をかたむけてものしたエッセー12篇。中国大陸で多彩な発達をとげた各種粉食の歴史、江南の地でついに賞味するを得た紹興酒の絶品の話、喫茶法の変遷、筍を焼いて食う話など、食いしんぼうと上戸にはこたえられぬ佳篇ぞろい、しかも学問の太い筋がびしっと通っている。粉食小史愛餅の説愛餅余話饂飩の歴史落雁と白雪〓用匙喫飯考花彫末茶源流焼筍〓菜譜付録(陶然亭;花甲寿菜単)   Honya Club.com


JPY ¥586
「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」などのヒット曲で愛された歌手テレサ・テンが旅行先のタイで急死してから十余年。スパイ説、中国政府の罠、天安門事件との繋がり…残された謎の数々。本当の死因は何だったのか?中国と台湾の現代史の狭間で翻弄されながら歌に生きた「アジアの歌姫」の真実。第1章 想い出の余白第2章 ふたたび第3章 時の流れに身をまかせ第4章 悲しい自由第5章 冬のひまわり第6章 春を待つ花   Honya Club.com


JPY ¥2,200
小林秀雄(一兵卒の嗤い―精神の深化という偽について;小林秀雄小論―花の美しさが美しい花の傍らに降りたった時;論理の暗転から;不行跡未熟儀相重ノ論―私的小林秀雄「感想」論)井伏鱒二(なつかしさへの帰り道から―若き日の井伏鱒二;くったくと鰯ならびに山川草木の説;「中島健蔵に」ではなく人々に;言葉に隠れて酒をくむひと;戸惑う詩情から、なつかしき現実へ―二十二歳(大正九年)から三十二歳(昭和五年);生活の中の桃源郷の夢―三十三歳(昭和六年)から三十五歳(昭和八年);桃源郷―煙の彼方の「多甚古村」)   Honya Club.com


JPY ¥1,320
日本から桜が消える!?もうすぐ、終戦直後に植えられた桜が、いっせいに寿命を迎えます。5日間の溺愛と、360日間の無視。サクラほど不憫な花はない。第1章 ソメイヨシノ的なる国(悪夢のシナリオ;クローンザクラ ほか)第2章 はやすぎる生長、はやすぎる死(ソメイヨシノの出生説;親探しが不可能な理由 ほか)第3章 日本人とサクラ史(新旧の祖先の怨念;サクラの語源 ほか)第4章 サクラの植物学(花散ってはじまる;サクラ前線の謎 ほか)第5章 サクラに愛を込めて(サクラをめぐる物語;日本三大巨桜 ほか)もうすぐ、戦後直後に植えられたソメイヨシノがいっせいの寿命を迎えるという。本書では、日本のサクラの8割を占めるソメイヨシノの出生説、その60年寿命説などを検証。日本人とサクラの関係を見直す1冊。   Honya Club.com


JPY ¥833
「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへばしのぶることのよわりもぞする」の歌に代表されるように、式子内親王の作品には、鬱と激情の交錯する、特異な審美性にあふれた作品が多い。その個性的な詠嘆の底には、どのような憂鬱の生涯がひろがり、いかなる激情にあやなされた思慕があったのか。―歌と生涯を辿りつつ、沈鬱と激情の歌人、式子内親王の内面に鋭く迫る。第1部 式子内親王とその周辺(四宮の第三女式子の出生;斎院ト定前後;み垣の花―斎院式子の青春の夢と失意;前小斎院御百首のころ―平氏全盛のかげの哀傷;治承四年雲間の月―以仁叛乱と式子の周辺;贄野の池―以仁敗死とその生存説の中で;建久五年百首のころ―後白河時代の終焉と式子の落飾;軒端の梅よ我れを忘るな―病苦の中の正治百首)第2部 式子内親王の歌について(宇治の大君に通う式子の心情;式子は多量の霞を求めねばならなかった;梅のおもかげ;花を見送る非力者の哀しみ―作歌態度としての〈詠め〉の姿勢;式子を支配した三つの夏と時鳥;落葉しぐれと霜の金星;巷説「定家葛」の存在理由;忍ぶる恋の歌;式子と定家、ならびに宜秋門院丹後;梁塵秘抄は作用したか)   Honya Club.com


JPY ¥594
「満州」ではなく「満洲」という字を使い続けるわけ、子規の「海嘯」の句について、石原莞爾の予言、宣長の桜の歌、山本五十六の覚悟…歴史探偵・半藤さんが15年の間に綴ったエッセイから、100篇を厳選し、すべてに加筆しました。睦月の章から師走の章まで一年かけてちびちび読みたい、文庫オリジナルの贅沢な一冊です。睦月―初富士の巻如月―梅の香の巻弥生―春一番の巻卯月―花は盛りにの巻皐月―鯉のぼりの巻水無月―さみだれやの巻文月―海に山にの巻葉月―くそ暑かった日の巻長月―名月と菊の巻神無月―体露金風の巻霜月―天高くの巻師走―冬将軍の巻おまけ―精神はどこの巻歴史のよもやま話がてんこもり!〈 文庫オリジナル〉山本五十六、石原莞爾、葛飾北斎……歴史上の人物に思いを馳せつつ、「満州」ではなく「満洲」という字を使い続けるわけを説いたり隅田川の名称について考えたり老いにほれたり。睦月から師走まで季節にあわせた歴史のよもやま話が100話!各月の末には書き下ろしのおまけコラムも掲載。一年かけてちびちび読みたい一冊です。   Honya Club.com


JPY ¥2,136
黄表紙王国の崩壊は江戸の戯作者たちに何をもたらしたのか。読本、滑稽本、人情本とジャンルを横断しながら、京伝、馬琴、三馬、一九、春水らの戯作三昧の果てにたどりついたエクリチュールに、近世的世界の価値転換を見いだす、著者最新の江戸文学論集。1 黄表紙王国の崩壊―恋川春町その他2 遊ぶ京伝―山東京伝3 美少年と悪少年―曲亭馬琴『近世説美少年録』4 異類と異界の物語―馬琴『南総里見八犬伝』5 馬琴の島―馬琴『椿説弓張月』6 浮世の三馬―式亭三馬7 歩く一九―十返舎一九8 悪女のドラマツルギー―鶴屋南北9 蝶恋花の物語―為永春水   Honya Club.com


JPY ¥8,800
本巻は、少年期の習作から明治43年の『白樺』創刊に至るまでの時期の著作を、執筆又は発表年月順に収録した。ハヴァフォド・カレッジ修士論文"Development of Japanese Civilization"については訳文(小玉晃一訳)を付し併録している。探梅記鯉説慶長武士此孤墳斬魔剣安徳天皇異聞根なし草歳暮の感修養録人生の帰趣リビングストン伝鎌倉幕府初代の農政札幌独立教会五日集独旅短信草いきれ露国革命党の老女かんかん虫イブセン雑感米国の田園生活日記より札幌独立基督教会沿革ブランド遠友夜学校校歌札幌農学学校校歌花語り米国学生の生活たとへばなし秋風ドラ北欧文学が興ふる教訓学習院改革に関する覚書development of japanese Civilization日本文明の発展   Honya Club.com


JPY ¥1,466
紙芝居、割烹着、ちゃぶ台、金魚売りの声…日本人の知恵と技術、人情や美意識がギュッと詰まった「忘れそうなモノ」たちのストーリーが、なつかしい昭和の時間へと誘う。遊びのモノ語り(竹とんぼ、天高く;海ほおずきを鳴らして;「吊りメリー」の幸せな光景;母におそわった姉様人形;男子の領分;遊びをせんと生まれけむ;紙芝居がやってくる;プロ野球物語)道具のモノ語り(タイプの調べ;お洗濯の風景;座布団を枕に;茶箱のある暮し;桐箪笥の不思議;アルバムの重さ;ガリ版刷りの風景;油紙はいずこ)「食」にまつわるモノ語り(炊き立てご飯の匂い;ちゃぶ台は昭和の香り;ハレの箸、ケの箸;お台所からトントントン;七厘の火加減;祝い事のお赤飯;花かつおの削り方;ぬる燗、熱燗、飛び切り燗)暮しのなかのモノ語り(春の大掃除;暗闇に秘められた魔力;綺麗なことば、静かな声音;衣替えの記説;名札ハンカチをつけて;恋文電報;ちちんぷい;金魚売りの声)家族のモノ語り(お勝手仕事と割烹着;鏡台の魅惑;汽車にゆられて;嵐の夜とろうそく;お祖父さんと柱時計;耳かきのシアワセ;氷まくらと母の労)暮しの昭和年表昭和の人々の日常には当たり前にあった、日本人の知恵や技術、美意識、心意気などが詰まった、忘れ去られそうな「モノ」たちにスポットを当てたエッセイ。JAL情報誌「アゴラ」連載作品の中から名作を集めた1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
歌人にして国文学界の泰斗による現代語訳。作品の叙事と抒情、気品を保ち柔らかな雰囲気を残す逐語訳と、和歌や平安時代の風俗・習慣への徹底した註釈で、『源氏物語』の世界を深く理解する。五十四帖を全四巻にまとめて刊行。装画・全帖挿画:梶田半古《2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」関連書!》【第一巻】『源氏物語』解説(窪田空穂)/桐壺/帚木/空蝉/夕顔/若紫/末摘花/紅葉賀/花宴/葵/榊/花散里/須磨/明石【第二巻】(2023年5月刊行)澪標/蓬生/関屋/絵合/松風/薄雲/槿/少女/玉鬘/初音/胡蝶/蛍/常夏/篝火/野分/行幸/藤袴/真木柱/梅枝【第三巻】(2023年7月刊行)藤裏葉/若菜 上/若菜 下/柏木/横笛/鈴虫/夕霧/御法/幻/雲隠/匂宮/紅梅/竹河【第四巻】(2023年9月刊行)橋姫/椎本/総角/早蕨/宿木/東屋/浮舟/蜻蛉/手習/夢浮橋   Honya Club.com


JPY ¥2,429
小田代直子/こころの花あかり 外山節 (岩手県) / 本荘追分 (秋田県) / 会津磐梯山 (福島県) / 南部馬方節 (岩手県) / 大漁唄い込み (宮城県) / りんご節 (青森県) / 道南口説 (北海道) / シャンシャン馬道中唄 (宮崎県) / 紅花摘み唄 (山形県) / 南部牛追唄 (岩手県) / 貝殻節 (鳥取県) (特別収録) / 南部トンコ節 (青森県) (特別収録) / 南部俵   HMV&BOOKS online

(PR) 一休

JPY ¥1,923
大河ドラマ"花の乱"の主人公日野富子と同時代に天皇の子として生をうけた一休の人生模様を描く。狂雲詩集の中に詠まれた一休の詩の中に、応仁の乱を生きた一休の実像を読む。はじめに 一休と日野富子出生の謎―後小松天皇の皇胤説を追う一休と天皇―足利義満の皇位簒奪計画と一休出家と修行―反骨にみちた一休の青春一休の悟り―無位の真人を求めて乱世前夜の一休―後花園天皇誕生の背景「狂雲集」から読む応仁の乱―日野富子・森女と一休   Honya Club.com


JPY ¥2,200
第1章 花邨恢々(山折哲雄さんへの手紙;土地ことばヒドリ;ヨクミキキシワカリ 文学財産の改竄;ナミダのカンパイ;匡救ヒドリのナミダ;椿説 香椿 石すこ要垣)第2章 宮沢一族(まき)と百姓一揆―賢治こころのヒドリ(高等農林と農学校;南部藩百姓一揆と花巻)第3章 同世代の二人の詩人(行動した詩人渋谷定輔と山峡の歌人西塔幸子;『農民哀史』の渋谷定輔;花巻の歌人西塔幸子)第4章 賢治愛着(愛着;松田甚次郎の来訪)第5章 イーハトーヴォ 相沢史郎の尋ねるもの(飢える;「イーハトーヴォの」;子を見るに親にしかず;離農、帰農、旧離;イーハトーヴォの愛称語)第6章 農村疲弊そして懼れ(懼れ 1;懼れ 2;懼れ 3;懼れ 4)第7章 み祭三日 そらはれわたる宮沢賢治の手帳に記されてあった「雨ニモマケズ」に出てくる「ヒドリ」が「ヒデリ」の誤記ではなく、賢治が生涯を懸けて実践をした「本当の百姓」になるためのキーワードであるという考えのもとに展開する賢治論。   Honya Club.com

(PR) 捜聖記

JPY ¥2,090
定説を覆し、まったく新たな聖徳太子像を提示する痛快古代史ミステリー!人気シリーズ『新耳袋』の著者が贈る傑作歴史エンターテインメント!すべての鍵は四天王寺にあり!神社仏閣の由緒書を手がかりに、丹後半島を丹念に歩き、膨大な資料を渉猟してたどりついた驚くべき真実の数々。『未来記』定説と異説四天王寺の謎『聖徳太子未来記伝義』四天王寺七宮四天王寺創建説の再考丹後王国篭神社小姉君の血統太秦弥勒仙花鳥居の起源日出る処の天子蔵書蔵もう一つの太秦『先代旧事本紀大成経』牛祭り三日前奇祭 牛祭りミトラ一九九三「未来記」と題された聖徳太子直筆の予言書が京都四天王寺に封印されているという。神社仏閣の由緒書を手がかりに、丹後半島を精力的に取材する主人公がたどりついた驚愕の真実とは…。傑作歴史ミステリー。   Honya Club.com


JPY ¥12,100
水鏡 附流布本水鏡…神武天皇より仁明天皇(八五〇崩)までの歴史を仮名混り文にした所謂歴史物語のひとつ。編年体。作者は藤原忠親と伝えられ、平安時代末か鎌倉時代初めの成立であろう。三巻。修行者が高齢の仙人から聞いた話を老尼に物語るという形式をとる。内容は、漢文体の扶桑略記から抄説して作者が仮名書きにしたに過ぎないが、扶桑略記の散逸部分の記事内容を知ることができるという利点を今日もっている。原本は流布本系のものと思われるが、その代表として専修寺本を底本とした。いまひとつの前田家本水鏡は鎌倉時代になって神国思想や庶民信仰などを背景に流布本を改作したものであるが、改作部分にみられる積極的な記述は、無味乾燥な流布本の敍述にない生気をもっているため、時代の空気を知る好材料といえるであろう。大鏡…文徳天皇(八五〇即位)より後一条天皇万寿二年(一〇二五)までの歴史を仮名混り文にした所謂歴史物語のひとつ。紀伝体。作者については諸説があるが、村上源氏の出の人であろうという。平安後期の成立。大宅世継と夏山繁樹という老人に見聞した昔を物語らせながら、若侍がときどき批判を加えるという形で展開していく。天皇の本紀と藤氏の摂関大臣の列伝と逸話からなるが、藤氏の繁栄を描き道長の栄花の由来を尋ねながらも言外に批判的なものをにおわす。会話の応酬の巧みさ・人物描写の鮮かさなど、興味のそそられる書物である。底本には尾張徳川黎明会本を用い、千葉本ほかで校合する。水鏡(一代神武天皇;二代綏靖天皇;三代安寧天皇;四代懿徳天皇 ほか)大鏡(第五十五代文徳天皇(裏書);第五十六代清和天皇(裏書);第五十七代陽成天皇(裏書);第五十八代光孝天皇 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,204
第1章 『好色一代男』と謡曲第2章 『好色一代女』と西鶴の連句第3章 『浮世栄花一代男』存疑説批判第4章 近代文人と西鶴(永井荷風―西鶴・春水・荷風;正宗白鳥―その『置土産』論を中心に;寺田寅彦と江戸文学―俳諧と西鶴を中心に;佐藤春夫―『諸国ばなし』『武家義理物語』観の再評価)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
小説『一夢庵風流記』や漫画『花の慶次』で一般に知られる伝説の傾奇者慶次。だが、武辺者にして風流を愛したと言われる彼の生涯は謎に満ちている。本書は一次・二次史料に描かれた慶次の履歴を紐解きながら、傾奇者として描かれたフィクションの慶次像を再検証する。1章 「戦国傾奇者」実在の証明(定説から探る謎の生涯;限定された史料から謎を解明するには? ほか)2章 戦国争乱の時代を生きる(最後の従者の証言から探る真実;なぜ、慶次出生は、謎のベールに包まれたのか? ほか)3章 傾奇者登場―天下人からのお墨付(前田家出奔―利家に水風呂を馳走;慶次が目指したカブキの道とは? ほか)4章 盟友兼続とともに戦った「北の関ヶ原」(上杉家仕官の時期をめぐる謎;「大ふへん者」の旗印で笑いをとる ほか)5章 謎の晩年―最期の地は米沢か大和か?(上杉残留―男の意地を貫く;道中日記の世界―教養人としてのレベルは? ほか)小説「一夢庵風流記」などで一般に知られる伝説の傾奇者・前田慶次。本書は一次・二次資料から武辺者にして風流を愛したと言われる彼の謎多き生涯を解き明かす。定説を覆す"慶次2人説"の真偽に迫る1冊。   Honya Club.com


JPY ¥968
桜がこんなに美しいのには理由がある。桜守、伝説の一本桜、名桜地―桜列島をくまなく紹介。第1章 さくらまつり(記録を更新する「弘前さくらまつり」;圧倒的な花のボリューム感 ほか)第2章 さくらもり(いつから「桜の国」になったのか;水上勉『櫻守』のモデルになった男 ほか)第3章 一本桜伝説(一本桜の魅力;樹齢日本一 ほか)第4章 日本一の名所(日本一早い桜まつり;長崎の大村桜 ほか)寿命60年説を覆し、今なお咲き誇る弘前公園の染井吉野。3代の桜守が継いできた祇園の枝垂れ桜。その土地を見守ってきた伝説の一本桜…。桜好きのすべての日本人に贈る決定版。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
平昌冬季五輪、初の米朝首脳会談、森友・加計問題、サッカーW杯の熱闘、大阪北部地震、石牟礼道子さん、高畑勲さん、西城秀樹さん逝去…。国内外の出来事を完全ウォッチ!就活・受験にも役立つ。便利な時事年表、人名索引付き。2018年1月(2018年の日本は;しめ飾りを究める ほか)2018年2月(ランチ1食30円;1本の無署名記事から ほか)2018年3月(岩盤とドリル;津波の語り部逝く ほか)2018年4月(小さな魔女のひとり立ち;原発とハンコ ほか)2018年5月(花と遊び;逃走23日 ほか)2018年6月(最初の第九;官僚「性弱説」 ほか)2018年1月1日から6月30日まで、伝統のコラム「天声人語」を完全収録。文章のお手本になり、就活・受験にも役立つ。時事年表も充実。オウム真理教の裁判が終結、解明されない森友・加計問題、白根山の噴火、仮想通貨の巨額流失、平昌冬季五輪で韓国・北朝鮮が合同チーム、小平奈緒と李相花の抱擁、成人年齢の引き下げ、米高校で銃乱射事件が続発、財務相がセクハラ疑惑で辞任、板門店で南北会談、史上初の米朝会談、瀬戸内海で刑務所から23日間の逃亡、日大アメフト部の悪質タックル、新幹線車内で殺傷事件、サッカーW杯ロシア大会開会、大阪北部地震……。星野仙一さん、石牟礼道子さん、金子兜太さん、高畑勲さん、衣笠祥雄さん、西城秀樹さん逝去。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
中国文学史の研究に巨歩をしるす著者が、その精深な知識と体験をかたむけてものしたエッセー12篇。中国大陸で多彩な発達をとげた各種粉食の歴史、江南の地でついに賞味するを得た紹興酒の絶品の話、喫茶法の変遷、筍を焼いて食う話など、食いしんぼうと上戸にはこたえられぬ佳篇ぞろい、しかも学問の太い筋がびしっと通っている。粉食小史愛餅の説愛餅余話饂飩の歴史落雁と白雪〓用匙喫飯考花彫末茶源流焼筍〓菜譜付録(陶然亭;花甲寿菜単)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
自らを「培地」とする初めての「動物細胞培養」に成功、ただいま子育て奮闘中の著者が実体験に基づいて語る生活体感生物学。1 昭和の花咲か嬢ちゃん!?―夢見る女子学生編(いちご荘の住犬たち(近代免疫学の始まり);七色こねこ(制限酵素とDNAの塩基配列) ほか)2 結婚指輪転がった!―さっそうとDINKS編(結婚指輪転がった!(プラスミドの話);ドライブは発想のもと!?(PCR法) ほか)3 チビちゃん、生まれました!―子育て奮闘編(細胞培養始めました(倍数体植物の作成);完全禁酒宣言!!(細胞の発見と細胞説) ほか)4 かあちゃん、働きます!―ワーキンギ・マザー編(保育園入所顛末記(微生物工業と特許法);抗体は人見知りする!?(抗体の多様性) ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
坪内逍遙 翻訳・評論・創作の三つで文学改良二葉亭四迷 「言文一致」の近代小説の先駆者尾崎紅葉 日本で最初の純文学結社と純文学雑誌幸田露伴 東洋の深い学殖で「紅露の時代」を築く樋口一葉 流星の輝き「奇蹟の十四ヵ月」泉鏡花 亡き母の面影を秘めた美しい妖女国木田独歩 雑木林の美とワーキングプアの悲哀島崎藤村 あらゆるものを犠牲にして作品を完成田山花袋 雌伏十余年「告白?」で衝撃を与える柳田國男 椰子の実から「南方渡来説」を着想〔ほか〕朝日中高生新聞の連載に書き下ろしを加え、作家と作品の魅力を解説。似顔絵や写真に加えて逸話も紹介し、文学がずっと身近になる。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
定規とコンパスだけで、正6角形や正8角形は簡単に描けても、正5角形となると数学者でさえ頭をかかえてしまうという。それなのに下等生物のヒトデのなかには、正5角形の模様や形を持つものが数多く見られる。不思議だ。自然が突きつける「5」の謎に、数学的推論を武器にして、大胆に立ち向かう。1 ヒトデの足はなぜ5本か(5へのこだわり;浜辺で見つけたカシパン;正5角形を描くのは難しい;ウニの内面は5放射相称;発生のドラマ;前成説と後成説;ヒトデの発生;卵割再考;最小原理;平面充填形と空間充填形;準正32面体;ヒトデとサッカーボール)2 花びらはなぜ5枚が多いのか(植物の中の5;多い5弁の花;5弁以外の花もある;3数性、4数性、5数性;オクラの謎;キクも5弁花;花とは何か;らせん葉序;フィボナッチ数列と黄金比;茎頂細胞;フラーレンC60の化学;細胞配置と5弁)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1部 漢文の指導と教材研究(小学校における漢文指導;自ら学ぶ漢文教育の導入教材―中学から高校への展開の試み;国語教材における「鶏鳴」故事を考える―同一テーマ教材の援用をめぐって;「人面桃花」という古典(漢文)教材の考察―「買粉児」「霍小玉伝」との習俗的関わりから;「漢文」授業改善の可能性―杜甫「春望」を中心として;張継「楓橋夜泊」詩の読み方―イメージ論の観点から;韓愈「雑説」考―教材における意義を踏まえて)第2部 漢字・漢語の指導(漢字、漢字学習ストラテジー、漢文学習―高校生を対象に行った調査から;漢詩における畳語の擬態語を漢字・語彙指導に生かす;『荘子』に典拠をもつ「井蛙」表現―故事成語の日本語化)   Honya Club.com


JPY ¥2,310
「世阿弥発見」百年。世阿弥研究に新機軸を打ち出した著者が、その「事蹟」「理論」「作品」を巡る新見を集成し、世阿弥の輪郭を明確にする。世阿弥の輪郭―本書を手にされる読者に第1部 世阿弥の事蹟を歩く(少年世阿弥の「異能」―『醍醐寺新要録』所引『隆源僧正日記』の記事をめぐって;『良基消息詞』偽書説についての私見 ほか)第2部 世阿弥の理論を歩く(『風姿花伝』をめぐる二、三の覚書;世阿弥の「家名」を再考する ほか)第3部 世阿弥の作品を歩く(『高砂』の時代設定を再考する;『桧垣』の前場の舞台はなぜ岩戸観音なのか ほか)世阿弥の著作が世に紹介されて百年.世阿弥研究に新機軸を打ち出した著者が,これまでに提示した新見を集成し,世阿弥の輪郭を明確にする.   Honya Club.com


JPY ¥3,080
本書は、方言の発生と歴史、方言の地理的分布と区画、方言と共通語、これからの方言となっている。方言の発生時からこれからの方言の行方にいたるまでの過程を、段階的に分けて記述したものである。近代以前に方言はどのようにとらえられてきたのか?―方言意識史標準語はどのように誕生したのか?―国語政策「赤い花だ」の「だ」を、ジャ・ヤという地域はどこなのか?―方言区画「かたつむり」の方言にはどんなものがあるのか?―方言周圏論東西分布と周圏分布以外に分布様式があるのか?―言語地理学言葉の意味にも方言があるのか?―言語地理学・語彙論方言もアイウエオの5母音なのか?―音声学・音韻論・音韻史古い発生は方言に残るのか?―音声学・音韻論・音韻史方言には音声の革新はあるのか?―音声学・音韻論・言語変化「橋」「箸」「端」のアクセントの区別は?―アクセント〔ほか〕方言の地理的分布と区画、方言と通語、発生時からこれからの方言の行方にいたるまでの過程を段階的に分けて記述。通説を中心に最新の説にも触れる。基礎知識の獲得、卒業論文作成に役立つ教科書。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
百人には百のドラマがあった!藤原定家からおよそ8世紀。"歌がるた"の世界には顕れない人間模様を、味読愛翫しつつ綴る新・注釈。天智天皇―秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ持統天皇―春すぎて夏きにけらし白妙の衣ほすてふあまのかぐ山柿本人麿―あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む山部赤人―田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ猿丸大夫―奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき中納言家持―かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける安倍仲麿―天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも喜撰法師―わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり小野小町―花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに〔ほか〕一人に一首、百の歌。百の歌に百人のドラマ!古くて新しい物語が、またひとつ誕生した!藤原定家からおよそ8世紀。"歌がるた"には顕れない、人間模様と人生の哀歓を、味読、愛翫ししつつ綴る新・注釈。13世紀前半、藤原定家が京都小倉山の山荘で『百人一首』を選んで、およそ8世紀。小倉百人一首は「歌がるた」としても愛好され定着した。この間無数の注釈本が書かれ、現代でも研究書が引きも切らない。最初は絶対的だった作者の意図は考慮されなくなり、異説が出て校訂されれば定説となった。こうして累積した先人たちの解釈に一石を投じるのが本書である。百人一首の世界に魅せられた著者は、読み、味わい、そして読むことを繰り返した。そして「私はこれに賛成」と言いたくなる説が見つかる、そうすると人に知らせたくなる。どれも納得できずに、替わりに自説が出来上がることもある。その時も人に知ってもらいたいと思う……素朴な熱情とも言える著   Honya Club.com


JPY ¥1,885
ユーモアと優しさ。そして、孤高。文士の日常を伝える随筆集。亡友立原正秋、埴谷雄高、遠藤周作の思い出。酒を愛し、風景を慈しみ、時の流れを悼む。モロッコの二人芝居(眠るのにも骨が折れる;プロヴァンスと青春 ほか)同級会が好き(丹下左膳余話・百万両の壺;名犬ビー公 ほか)花々の匂い(泥棒との会話;トラ部屋はいかが ほか)神秘体験(聖書愛読;輪廻転生説 ほか)変らぬ敬愛の念(熊本空港の午後;駈け降り、駈け込み ほか)   Honya Club.com


JPY ¥924
忍びの者・佐助は、武門の誉れを振りかざす武家を軽侮するが、ただひたすら死に花を咲かせんとする幸村と出会い、その孤高の佇まいに惹かれてゆく。迎えた決戦の時。幸村は己の美学を貫き、佐助は死中に活を求めて乾坤一擲の策を講じた―。史実と伝奇を織り交ぜた真田戦記外伝。忍びの者・佐助は、武門の誉れを振りかざす武家を軽侮するが、ただひたすら死に花を咲かさんとする幸村と出会い、その孤高の佇まいに惹かれてゆく。迎えた決戦の時。幸村は己の美学を貫き、佐助は死中に活を求めて乾坤一擲の策を講じた――。史実と伝奇を織り交ぜた真田戦記外伝。《『真説 猿飛佐助』改題》   Honya Club.com


JPY ¥3,300
美と思想―現代短歌未来論または反塚本美学の道実感的前衛短歌論―「辞」の変革をめぐって 対・笠原伸夫「剿滅的前衛短歌論」(「短歌」昭和41年2月号)戦後短歌史論続戦後短歌史論昭和短歌史楯としての前衛歌集現代短歌史論序説―『新風十人』と危機時代の美意識をめぐって現代短歌と近代短歌昭和十年代短歌史評価の問題―主として太平洋戦争下の"空白"に関する序論的考察ゆがめられた戦後短歌史―前衛否定説と近代短歌伝統の絶対化短歌批評の可能性―「文学史とは何か」の問題にふれつつ再び玉城徹を批判する『新風十人』の美と思想―屈折表現の基盤と背景昭和十年代の花(講演)―『新風十人』の美と思想現代短歌における美と思想   Honya Club.com


JPY ¥3,738
『近松秋江私論』に続く田山花袋の論集。戦後の名著『風俗小説論』(中村光夫)『芸術と実生活』(平野謙)を生んだ問題作「蒲団」によって日本の近代文学を拓いた文豪の文学思想を"読む"―明治・大正・昭和三代にわたり書き表した詩と評論を多角的方法によって問い直した。花袋の詩歌(花袋の伝統意識;歌集『松楓集』と花袋;『抒情詩』と「詠歌十訓」)花袋の評論(明治期の評論―花袋の科学観と戦後の評論家;大正期の評論―転生の問題;昭和期の評論―晩年の問題)花袋年譜考(明治二十年代前半の花袋年譜考―再上京から文壇進出まで;旧派桂園の問題―柳田国男と短歌;佐佐木高美と明治会学館―花袋の東京英語学校在学説 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,934
女性俳句史上、ひとつの画期といわれる中村汀女、星野立子、三橋鷹女、橋本多佳子の四T時代。女性俳句の礎を築いた四人を軸に、伝統派、革新派、境涯派、自由律派などが個性的な作風を展開する。卓越した作品ゆえに代作説まで出た沢田はぎ女、夭折の飯島みさ子と村山たか女、作家吉屋信子、舞踊家武原はん女、新橋芸者竹田小時と下田実花、銀座の女将鈴木真砂女など、女性俳人たちの織りなす十七字の人間模様。黎明を拓くひと―沢田はぎ女古金襴のひかり―高橋淡路女冬日まぶしく―中塚たづ子リラの花咲く国を恋に続けて―ミュラー初子花のいのち―田畑三千女美しき月日―吉屋信子知性派の女うた―原コウ子花鳥諷詠を貫いて―今井つる女運命を生きて―橋本多佳子武人の妻を貫きて―及川貞〔ほか〕写生派の中村汀女と星野立子、新興俳句の気運から登場する三橋鷹女と橋本多佳子。女性俳句の礎を築いた四Tを軸に、伝統派、革新派、境涯派、自由律派など、個性的な俳人たちが織り成す多彩な人間模様を描き出す。   Honya Club.com


JPY ¥1,885
自己への気づきが人生を変える。何があなたの成功を阻んでいるのか。心の中の見えない壁に気づき、幸せへの一歩を踏み出すための手引き。第1章 成功する人生を歩む秘訣は自己肯定にある(良好な人間関係は相手を肯定することから生まれる;「すべての源は自分にある」と知ることが出発点になる;自分の可能性を縛るのは自分という"殻"である ほか)第2章 人生目標を必ず達成に導く八つの方法(目標を実現するには具体的な八つの方法がある;目標実現への第一歩は「目標を明確にする」ことである;「自己を開く」ことが目標を実現するパワーになる ほか)第3章 脳にある六つの機能から人間を観る(主体的に生きるための基盤となる「因縁生起説」;因縁への気づきは責任ある生き方の原点となる;「自分原因説」に立てば人間は必ず幸せになれる ほか)第4章 逆境を明るく乗り越える心の育て方(危機の時代を生き抜くための「会社人間」のすすめ;苦悩を受け入れることから深い人間理解が得られる;花が咲かないときには下へ下へと根を下ろす ほか)   Honya Club.com


JPY ¥4,806
本書は、平成三年二月に出した『万葉歌の発想』に続く著者の論考集である。考説の配列順序は、執筆年月の新旧によらず、論及した万葉の作品の新旧によった。本書は前著同様、問題点をもった万葉歌をとりあげて著者の判断を示すこととし、主として発想論的視点から扱った。山清水考(高市皇子)羽易の山(人麿)持統天皇の船あそび(人麿)大殿の雪(三方沙弥)「ありつつも」の句の主体について(三方沙弥)婦負の野の雪(黒人)黒人から赤人へ―すすきと浅茅(黒人・赤人)「其彼母毛」の訓(憶良)遠つ人(家持)花蘰考(家持)万葉集の成立―その根底   Honya Club.com


JPY ¥12,100
『栄花物語』『大鏡』を中心に据え、仮名文の歴史叙述が生み出された文学史的環境をあきらかにするとともに、そのシステム、スタイルがどのように編み出されたかを追究する。第1部 『栄花物語』の歴史叙述(『栄花物語』の対象化の方法―原資料を想定して読むことについて;『栄花物語』の原資料取用態度―『紫式部日記』と巻第八、初花との比較を通して;「今」の表現性;編年的年次構造;明暗対比的な構成 ほか)第2部 『大鏡』の歴史叙述(系譜と逸話;類型化された伝の論理―系譜と逸話・再編;藤氏物語の位相―光孝・宇多天皇の位置づけ;昔物語の位相;『大鏡』の作者―能信説の再検討 ほか)官撰国史編纂の途絶以後−。『栄花物語』『大鏡』など、仮名文による歴史叙述はどのように切り開かれ、何を達成したのか。 官撰国史の編纂が途絶した後、私撰国史(『日本紀略』)や仮名文の歴史(『栄花物語』)が編まれた。 『日本紀略』の第二部、『栄花物語』は宇多天皇から起筆し、官撰国史すなわち六国史を継ぐ姿勢を示している。『日本紀略』は、その第一部は六国史の抄出であり、官撰国史に範を仰いでいる。 一方、『栄花物語』など仮名文で書かれた歴史は、歴史編述の担い手、システム、対象いずれも官撰国史とは一線を画しており、歴史叙述の方法は、仮名文で可能態の歴史をつくりあげた『源氏物語』の影響下にあるといってよい。 本書は『栄花物語』『大鏡』を中心に据え、仮名文の歴史叙述が生み出された文学史的環境をあきらかにするとともに、そのシステム、スタイルがどのように編み出されたかを追究する。『栄花物語』は『源氏物語』によりながら、実際の歴史の流れに沿う個々の歴史事象と格闘している−。   Honya Club.com


JPY ¥919
「日本人民と天皇制との最初の正面衝突」=「大逆事件」によって"国賊"として抹殺された幸徳秋水。自由民権運動を継承し、わが国の社会主義運動の先駆者として疾走した生涯に新たな光をあてる。「大逆事件」の"首謀者"幡多の神童"東洋のルソー"との出会い「自由党を祭る」―19世紀から20世紀へ「団々珍聞」茶説天皇制という難関社会主義入門と『廿世紀之怪物帝国主義』『社会主義神髄』週刊「平民新聞」と『共産党宣言』の初訳「非戦論」をやめず裁判責めと週刊「平民新聞」の終刊サンフランシスコの大地震「余が思想の変化」分派闘争と『麺麭の略取』の秘密出版「赤旗事件」とアジアの革命運動平民社の落城「大逆事件」の26被告刑法第73条の裁判獄中からの手紙『基督抹殺論』と秋水抹殺「大逆事件」への国際的反響徳冨蘆花「謀叛論」再審請求裁判   Honya Club.com


JPY ¥3,080
『徒然草』を論じた最初期のデビュー作を基点に馬琴・南北・篤胤などの古典を鮮やかに読み解く三十余年の批評活動の原点をなす彫心の論考。東下りのゆくえ―『伊勢物語』異様なるものをめぐって―『徒然草』物語の叛乱―上田秋成戯作のユートピア―江戸作者の"言葉"「世界」の構造―鶴屋南北黄表紙王国の崩壊―恋川春町その他遊ぶ京伝―山東京伝美少年と悪少年―曲亭馬琴『近世説美少年録』異類と異界の物語―曲亭馬琴『南総里見八犬伝』馬琴の島―曲亭馬琴『椿説弓張月』浮世の三馬―式亭三馬歩く一九―十返舎一九悪女のドラマツルギー―鶴屋南北蝶恋花の物語―為永春水江戸の言霊―平田篤胤その他古典から近・現代文学、韓国・朝鮮文学から民俗学まで、多彩な領域に果敢に取り組んだ30余年の精髄を自ら5巻に集成。本巻は、『徒然草』を論じた最初期のデビュー作を基点に、古典を鮮やかに読み解く彫心の論考。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
清盛、義朝、為朝…戦乱に生きた、26人の「泣ける」生きざま。イラスト・マンガで『平家物語』のあらすじと人物がわかる。第1章 『平家物語』前夜―保元の乱・平治の乱(平清盛―大海原に賭けた夢;源義朝―権力に翻弄された悲劇の武将;源為朝―源氏きっての問題児;崇徳上皇―「悪霊」にされた悲劇の帝王;藤原頼長―冷たい男の熱い心;平家貞―忠盛さまのためならば、たとえ火の中、水の中;コラム―『平家物語』の謎 作者について)第2章 傲る平氏―一族の繁栄と陰り(平重盛―一族の行く末を憂う平家の良心;後白河上皇―名君?暗君?源平合戦の陰の主役;西行―突然の出家の真相は?;俊寛―悲運の反逆僧;文覚―思い込んだらまっしぐら;コラム―清盛ご落胤説の真相は?)第3章 源氏の旗揚げ―立つ源氏・源平合戦の幕開け(源頼朝―大器晩成?奇跡の逆転人生;木曾義仲―野心に燃える頼朝のライバル;以仁王―怒れる反逆の皇子;源行家―平氏打倒の陰の功労者;斎藤実盛―老者武のダンディズム;コラム―乱世の悲恋 木曾義高と大姫)第4章 平氏都落ち―義仲の最期と追いやられる平氏(今井兼平―生きるも死ぬも義仲とともに;平敦盛―笛を愛する若き公達;梶原景季―花を負う若武者;平忠度― 文武両道の公達;平経正―想い出に別れを告げて旅立つ武人;コラム―三種の神器はどこへ?)第5章 平氏の落日―一ノ谷から壇ノ浦へ(源義経―無垢な天才戦術家;平知盛―一族の最期を見届けた男;那須与一―伝説の弓の名手;平教経―平氏一の猛将;平重衡―誇り高き囚われの貴公子;コラム―その後の平氏 六代の最期)清盛をはじめ、平家物語の登場人物は、戦いのなかにおいて、一瞬の輝きとともに死んでしまう。「平家物語」をベースに、当時を生きた人々のプロフィールをショートストーリーを交   Honya Club.com


JPY ¥2,200
講演(狂言と物真似;芸能史における猿楽能)特集 座談会―海外における能楽研究論文(滝口と芸能;金春禅竹の引く「覚大師云」の句について―六輪一露説と一心三観;金春禅鳳の芸論といけばな―「花が能にちかく候」「花のしほつけ」考)提言―能楽学会に望むことテーマ研究―宗教劇研究の最前線資料―『寛永五年金春大夫重勝勧進能図』例会ノート―いま読み解く能・狂言   Honya Club.com


JPY ¥6,380
能作史における中心的存在である世阿弥と禅竹に焦点を当て、作品分析を徹底して、それぞれの人とその時代的特色を明らかにする。第1章 世阿弥と禅竹(言葉の魔術師、世阿弥―"砧";耽美派、禅竹の能―"野宮"と"定家")第2章 創生期の能の魅力(夢と現の間;類型化以前の霊験能―"田村"を中心に ほか)第3章 世阿弥の言語感覚(世阿弥は『源氏物語』を読んでいたか―"浮舟""頼政""班女"を検討する;「雲となり雨となる」 ほか)第4章 世阿弥における能楽論と能作の実態(修羅能のシテに選ばれた武将たち―"清経""敦盛"そして"朝長";軍体と砕動風―『拾玉得花』我意分説をめぐって ほか)第5章 禅竹の世界(六条御息所の変貌―能と物語の間;"野宮"の作者―身にしむ色 ほか)能の創生期における世阿弥・禅竹の作品分析を通じて、詞章(謡)の多重性とその役割を解明する。『歌舞能の確立と展開』待望の続編。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
誰しも老いと死をさけることはできない。やがて四人に一人はお年寄りの時代がくる。本書は、この時代に求められる老人ホームづくり―「明るいホーム」「地域に開かれた施設」―を素晴しいさまざまの発想で成功させ、NHKテレビ、朝日新聞はじめ、多くのテレビ、新聞雑誌で激賞紹介された老人ホーム施設長の創説以来5年にわたる奮戦記である。発明あり、愛のふれ合いあり、読者に深い感銘を与えるに違いない。1 お年寄りたちの肖像から(ハッちゃんのフルコース;星になったおばあちゃん;木曽節を聞きながら ほか)2 お年寄りを囲む群像(6100人のボランティアたち;スリランカの夜;ウクライナからのお客さま ほか)3 天に星地に花人に愛(ZEROから無限の可能性へ;天に星地に花人に愛―さくら苑の目ざすもの;老人介護実践研修スクール ほか)4 失禁記念日(柿の実はいつが一番おいしいですか;もし呆けたら、その時は―在宅介護の支え合いネットワーク;失禁記念日とさわやかに告げよう ほか)   Honya Club.com


JPY ¥8,250
導論第1章 閻若〓(きょ)の尚書學第2章 紀〓(いん)と『閲微草堂筆記』第3章 崔述の「考古」第4章 翁方綱の經學―「乾嘉の學」における「宋學」と「漢學」第5章 劉台拱と汪中―江南學術の花神第6章 戴段二王の經學―戴震と段玉裁の學問と生涯第7章 〓(きょう)自珍と「最録段先生定本許氏説文」   Honya Club.com


JPY ¥1,980
クリスマスローズの基礎知識、原種の分布エリアと特徴、種間雑種および交雑種の特徴、栽培のポイントなどを、クリスマスローズの育種家として第一線で活躍する著者の解説で紹介しています。また、交雑種の多様な花姿を美しい写真で紹介するギャラリー、フラワーアレンジの実例、著者の自生地探訪記と、1冊でクリスマスローズの魅力がわかる構成となっています。第1章 クリスマスローズの基礎知識―要説と主な品種(クリスマスローズとは;花の咲き方/花弁の形/花形 ほか)第2章 花姿ギャラリー―鞆岡隆史が撮るクリスマスローズ(ギャラリー;クリスマスローズの多様な花姿)第3章 クリスマスローズの育て方―苗選びから毎月の栽培ポイントまで(年間の作業カレンダー;苗・株の種類 ほか)第4章 フラワーアレンジで楽しむ(デザイン集;切花で長く楽しむコツ)第5章 クリスマスローズ探訪記(バルカン諸国;中国 ほか)根強い人気のクリスマスローズの原種、交雑種や栽培方法などを詳しく解説した決定版。品種カタログ、花図鑑、栽培カレンダー、原生地の雰囲気を伝える紀行文など、様々な角度からクリスマスローズの魅力を紹介。   Honya Club.com


JPY ¥968
諧謔性に富んだ反射神経、自負心の誇示、侮蔑への鮮やかな反撃…。一筋縄ではいかぬ誇り高き人々の不退転の反俗・反逆の精神を切れ味鋭い機智に乗せて演じきった舞台、それが『世説新語』の世界である。内乱、戦争、めまぐるしい王朝交替。暗く険悪な乱世を生き抜く魂は、悲哀、憂鬱を乗り越え、豪放洒脱な生き様は究極の言語表現を生み出した。大文字版。序章 機智の書『世説新語』とその時代第1章 『世説新語』の人びと―その生存様式(君子神話の崩壊と秩序体系への挑戦;個の論理の追求 ほか)第2章 『世説新語』その機智の構造(遊戯精神;機智の構造)第3章 『世説新語』その機智の洗練―人物批評のレトリック(『世説新語』の人物批評;擬音(オノマトペ) ほか)第4章 『世説新語』と魯迅(魏晋と魯迅;魯迅の「敵対的」な機智表現)諧謔性に富んだ反射神経、自負心の誇示、侮蔑への鮮やかな反撃……。一筋縄ではいかぬ誇り高き人々の不退転の反俗・反逆の精神を切れ味鋭い機智に乗せて演じきった舞台、それが『世説新語』の世界である。内乱、戦争、めまぐるしい王朝交替。暗く険悪な乱世を生き抜く魂は、悲哀、憂鬱を乗り越え、豪放洒脱な生き様は究極の言語表現を生み出した。(講談社学術文庫)乱世に花咲いた嘲弄と逆襲機智とは抗いつつ生きる者の武器である。後漢末(2世紀末)から東晋末(5世紀初め)。豪放洒脱な竹林の七賢が登場し、「清談」が大流行した時代。当意即妙、鋭い舌鋒……。命がけの言語表現に酔う。諧謔性に富んだ反射神経、自負心の誇示、侮蔑への鮮やかな反撃……。一筋縄ではいかぬ誇り高き人々の不退転の反俗・反逆の精神を切れ味鋭い機智に乗せて演じきった舞台、それが『世説新語』の世界である。内乱、戦争、めまぐるしい王朝交替。暗く険悪な乱世を生き抜く魂は、悲   Honya Club.com


JPY ¥2,136
絢爛たる金箔、源氏雲…。その華麗なリズムと墨彩の諧調に踊る花や鳥たち―。壮大な空間芸術を完成させた絵師たちの豪壮と枯淡の饗宴。序章 美術史への道(松涛室随筆;生活と美術)第1章 絵師と画説(二つの達磨図;長谷川左近の達磨図;長谷川宗也考;海北友松筆人物図屏風;海北友雪の厳島真景図屏風;永徳と山楽の芸術―特に花鳥画を中心として ほか)第2章 障壁画(障壁画研究あれこれ;妙心寺の障壁画;知恩院障壁画の一考察;智積院の障壁画;妙法院玄関・大書院の障壁画 ほか)第3章 三竹園の窓から(長谷川等伯について;円山応挙と長沢芦雪;狩野山楽について;海北友松小伝;渡辺始興展に寄せて ほか)終章(利休居士画像の思い出;聖護院の障屏画)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
牡羊座と牡牛座はどうして相性がいいの?双子座のシンボルマークは何をあらわしているの?獅子座が人を惹きつける魅力はどんなところ?天秤座とプシケの神話にはどんな関係が?双子座生まれのワーグナーはどんな人?射手座が好きな数字は?蟹座はどうして歴史に惹かれるの?モーツァルトは水瓶座の典型?山羊座が好きな花は?人道支援活動に魚座が多いのはなぜ?本書は、わたしたちの感情、仕事、人生の変転に、空の星がどのような影響をおよぼしているか教えてくれる「占星術の事典」です。かつてフランスに大ブームを巻き起こした、貴重で珍しいクロモカードなど、レトロかわいいイラストがそれぞれのページを飾り、コレクションにも欲しい手のひらサイズの愛くるしい1冊となっています。ヒポクラテス:体液説ピタゴラス:理性を重視した占星術プトレマイオス:科学的アプローチノストラダムス:予知能力と占星術占星術で扱う星たち:惑星ハウス:この世の指標4つのエレメント:自然の力四季折おりの星座牡羊座:征服者牡牛座:平和を愛するロマンチスト双子座:いたずら好きのアルルカン蟹座:スイート・ドリーマー獅子座:厳かなる王乙女座:つつましやかなまとめ役天秤座:愛の天使蠍座:神秘的でミステリアス射手座:忠誠を誓う騎士山羊座:悟りを開いた隠者水瓶座:霊感を得た改革者魚座:人類愛にあふれるメシア私たちは多かれ少なかれ、占いに頼ってしまうもの。特に生まれたときのホロスコープを基にした星占いは身近な存在なのに、その「仕組み」を知らなかったのも事実。この本はそんな占星術の発祥を辿り、占いに使用される用語や惑星の役割も解説してくれ、さらに各星座ごとの詳しい特性を教えてくれる一冊です。ラッキーカラーや相性のいいパワーストーンや花がわかるばかりか、各星座にまつわる   Honya Club.com