【現場で役立つ倫理教育に最適な一冊!】薬学教育における哲学・倫理教育の重要性は近年さらに増しており,多くの薬系大学で,「生命倫理」「医療倫理」「研究倫理」などが学ばれている.本書では,「薬学教育モデル・コアカリキュラム」の倫理関連項目を網羅し,「出生前診断」「アドバンス・ケア・プランニング」「情報通信技術・先端医療技術と倫理」など,倫理に関する最新のトピックスを加えた.さらに,薬剤師が臨床や研究の現場で出合う具体的な事例を取り上げることで,薬剤師に求められる倫理的な判断力を養うことができる構成となっている.【主な目次】第1章 薬剤師・薬学研究者として身につけるべき生命・医療倫理 1 薬剤師の職業倫理 2 倫理,道徳,法 3 伝統的な医療の倫理 〓西洋と日本 4 大戦後の研究倫理 5 患者の権利 6 現代医療倫理の4原則 7 医療者の徳第2章 医療人として身につけるべき薬学臨床の倫理 1 人生の最終段階の医療とアドバンス・ケア・プランニング 2 安楽死・自死介助とその思想 3 緩和ケア 4 認知症ケアの倫理 5 QOLとはなにか 6 病気,健康とはなにか 7 病院中心の医療から地域包括ケアへ ―チーム医療・地域保健医療と薬剤師 8 人間の尊厳とはなにか第3章 医療の進歩に伴う倫理的問題●生殖補助医療の倫理的・法的問題 1 人工授精の倫理的・法的問題 2 体外受精,卵子提供の倫理的・法的問題 3 代理懐胎(出産),子宮移植の倫理的・法的問題 4 生殖補助医療技術の倫理的,法的問題のポイント 5 出生前検査の倫理問題 6 着床前検査の倫理問題 7 優生思想の過去・現在・未来 8 人口妊娠中絶と緊急避妊薬●生命科学・技術と情報工学の倫理問題 1 個別化医療とゲノム情報に関する倫理 2 バイオ・細胞医薬品とゲノム編
Honya Club.com