「電子帳簿保存法」や「インボイス制度」への局所対応だけではもったいない。BPR、DX、BPOで処理業務中心の間接部門を、社長の懐刀となる、経営直結型の戦略部門へと変貌させる。―これが本書のゴールです。プロローグ 間接部門の業務改革に成功した会社はここが違う第1章 小さな会社こそ「バックオフィス改革待ったなし!」7つの理由第2章 バックオフィス改革は「コックピット経営」を可能にする第3章 業務プロセス改革(BPR)を進める第4章 デジタル化で効率化する第5章 アウトソーシングを積極的に活用する社長、御社では、給与計算の担当者が突発的に休んでも、滞りなく給与は支払われますか?中堅・中小企業の間接部門は、往々にして属人化、ブラックボックス化、肥大化しがちです。少ない人数で日々の処理に忙殺されている。しかし本来、間接部門は社長の懐刀となる会社経営の土台。「でも、うちの会社では無理」という社長がいますが、中小企業であっても、攻めの武器としての「多様なデータ」、守りの武器としての「業務支援ツール」、これらを使いこなせるようになれば、一気に処理部門から戦略部門に変わるのです。それには、社長はじめ経営陣が旗振り役となって、全社一丸でバックオフィス改革に取り組む。業務の「ムダ・ムラ」を排除し、デジタル化、またアウトソーシングする。それによって生み出された時間で、戦略的な業務を担う。本書は、そんな間接部門を実現するために、社長や幹部の方に知っておいてほしい、バックオフィス改革の進め方のポイント、改革成功のための"経営視点のエッセンス"をまとめました。
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