私たちの心を照らし、揺らし、休めてくれる「鉄道の歌」、その歌謡曲・演歌版。傷つき、恐れ、疲れたすべての人に贈る!第1楽章 列車名が題や歌詞に見える歌(僕は特急の機関士で 三木鶏郎―一九五一(昭和二十六)年‐機関車交替の駅でさえ三分停車;釧路の駅でさようなら 三浦洸一―一九五八(昭和三十三)年‐函館行き夜行急行「まりも」で釧路を去る ほか)第2楽章 駅といえば、この歌(夜のプラットホーム 二葉あき子―一九四七(昭和二十二)年‐戦場からあなたはいつお帰りでしょうか;高原の駅よさようなら 小畑実―一九五一(昭和二十六)年‐ホームに恋人を残して男は夜汽車に乗る ほか)第3楽章 路線名、鉄道会社名、運転系統名が題や歌詞に出てくる歌(東京行進曲 佐藤千夜子―一九二九(昭和四)年‐小田急は西條八十に終身優待乗車証を贈った;恋の山手線 小林旭―一九六四(昭和三十九)年‐おかしな毎日を送っていた東京の人たち ほか)第4楽章 この人にも、この「鉄道の歌」あり(歌手の出生年順)(竹山逸郎 一九一八(大正七)年―別れの夜汽車‐福島県、浪江駅前に作曲者の歌碑がたつ;奈良光枝 一九二三(大正十二)年―雨の夜汽車‐雨をついて汽笛が響く。霞むシグナル ほか)第5楽章 鉄道会社のコマーシャルソング、キャンペーンソング(伊予鉄道唱歌 不詳―一九〇八(明治四十一)年‐古町 木屋町 打ち過ぎて 行けば道後の温泉場;ちゃっきり節 市丸―一九二七(昭和二)年‐「onlyお茶」で「ちゃっきり」なのか? ほか)私たちの心を照らし、揺らし、休めてくれる「鉄道の歌」──歌謡曲・演歌編。 「鉄道の歌」をリストアップした「本」の第2弾です。歌謡曲・演歌は、寂しいとき、悲しいとき、私たちをいやし、なぐさめ、はげましてくれます。 それ
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