「またミスをしたらどうしよう」「上司に叱責されて出社がつらくなった」「ママ友とうまく付き合えない」「いつも頭から離れないことがある」…もっとも身近で手ごわい「とらわれ」!いま、誰もが「適応障害」予備軍!とらわれから抜け出るための手引きがここに!第1章 「とらわれ」の心のメカニズム(「精神的にとらわれる」とは;こうして人はとらわれていく ほか)第2章 ストレスと心の関係(誰もがストレスを抱えている;明らかに「ストレスは万病のもと」 ほか)第3章 誤解され続けてきた「適応障害」(怠けている?やる気がない?…;理解されにくいのはなぜ? ほか)第4章 「とらわれ」からはじまる適応障害(とらわれの視点から適応障害を見る;職場の適応障害に見られる4つのとらわれ ほか)第5章 適応障害を防ぐ・治す(適応障害は「健康」と「病気」のグレーゾーン;休職をめぐる医師の判断について ほか)今の時代、誰もが「適応障害」予備軍!精神科医として日々、診療を続けている中で、「近年、もっとも身近でもっとも手ごわい心理現象と感じているものは、とらわれだ」と著者はいいます。「またミスをしたらどうしよう」「いつも頭から離れないことがある」など、いつ何が起きるかわからない不安、不透明さが持続的な緊張感をもたらし、意識を心の内側に向かわせます。そして、仕事や家庭のよくあるストレスにとらわれるようになり、適応障害を発症。適応障害は、活動を休止した深田恭子さんや皇太子妃時代の雅子さまの例などで知られる症状です。著者は企業などでメンタルヘルスの相談を続けてきて、「上司に叱責されて出社がつらい」など誰もが発症する可能性がある身近な疾患(適応障害)として対処する必要があると本書を執筆。本書は「とらわれ」という心のメカニズムを知り
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