JPY ¥3,520
1(鏡花世界小見;古典文学と近代の作家―泉鏡花の場合;悪所と魔界―泉鏡花の「深川物」を例として ほか)2(コスモスと築地居留地;明治三十年代のお菓子―鏡花の『雪柳』を読みながら;一本桜・七本桜 ほか)3(鏡花世界の桜―『星の歌舞伎』;浮草小町;『歌行燈』派 ほか)作家泉鏡花の名作「歌行燈」をはじめとする夥しい数の作品について、多彩な引用を分析し、表現の機微を探りつつ、その文学における自然や都市、ひたむきに生きる女や男の姿を考察した論考・講演・エッセイの集成。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
離魂病"が早くから日本人の間で知られていたことは『源氏物語』の「夕顔」の章に六条御息所の"生霊"として登場することでもわかる。明治に入っても三遊亭円朝の作に『離魂病』があるが、森鴎外の『分身』をはじめ泉鏡花や芥川龍之介が多重人格を競って取り上げ作品化したのは、現代人こそ複雑な深層心理をかかえているからにほかならない。そこで明治期から現代に至る日本文学の作品中から生霊もしくは多重人格をテーマにした小説を選んで検証し、読者の作品鑑賞の便宜に供することとした。森鴎外から山田風太郎まで、文学史の底に埋もれている異色作品を発掘した、画期的評論。森鴎外「分身」/芥川龍之介「二つの手紙」「人を殺したかしら?」吉井勇「生霊」/梶井基次郎「Kの昇天」/小酒井不木「二重人格者」西尾正「陳情書」/久生十蘭「生霊」「妖術」薄風之介「寄生の手」/桑原静而「ドッペルゲンゲル」三橋一夫「私と私」渡辺啓助「分身」「変身術師」「アカーキ・アカキエヴッチの生霊」海野十三「三人の双生児」/香山滋「月ぞ悪魔」平井呈一「エイプリル・フール」橘外男「地獄への同伴者」佐藤春夫「田園の憂鬱」〔ほか〕森鴎外、夢野久作、江戸川乱歩、山田風太郎、澁澤龍彦など、明治から現代までの日本文学の中から、生霊もしくは多重人格をテーマにした作品を選んで検証。文学史の底に埋もれている異色作品を発掘した画期的評論。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
ドッペルゲンガー、二重人格、離魂病…。ミュッセ「十二月の夜」、ホフマン「大晦日の夜の冒険」、ポオ「ウィリアム・ウィルスン」、泉鏡花「星あかり」、夢野久作「空中」など、「分身」にまつわる作品を収録。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,155
日本民俗学の開祖・柳田國男は、実作と研究の両面において、近代日本の怪談文学史にも多大な影響を及ぼした巨人であった。霊魂の行方、神隠し、マヨイガ…日本文化の古層に横たわる異界=怪談的なるものの卓越した探求者としての文業の精華を、史上初めて一巻本選集の形で集成。文庫初収録の「怪談の研究」、三島由紀夫や石川淳が絶讃した「遠野物語」「一目小僧」、『耳袋』論、泉鏡花頌まで。怪談の研究山人の研究遠野物語幽霊思想の変遷魂の行くえ幽冥談熊谷弥惣左衛門の話狸とデモノロジー池袋の石打と飛騨の牛蒡種―『巫女考』より魚王行乞譚念仏水由来一目小僧かはたれ時幻覚の実験発見と埋没故郷七十年(抄)『耳袋』とその著者根岸守信編『耳袋』鈴木鼓村著『耳の趣味』岡田蒼冥著『動物界霊異誌』這箇鏡花観夢がたり草もみじ『近世奇談全集』序言   Honya Club.com


JPY ¥5,280
森鴎外から加賀乙彦まで、「いのち」を深く見据えた近現代作家の32作品を素材にして、医療・保健・福祉分野の現状と課題に鋭く肉迫。文学鑑賞と歴史的洞察・哲学的思想とを有機的に融合させた渾身の1冊!!関連年表・索引も充実。学問は難有いものじゃのう―伝統医術から生物医学へ(森鴎外・作『カズイスチカ』より)痲酔剤は譫言をいふと申すから―麻酔薬の開発と外科医療の進展(泉鏡花・作『外科室』より)身は此処に心はもぬけの殻に―封建遺制がもたらす精神病(樋口一葉・作『うつせみ』より)「学校へゆきますか」「往かない」―障害児教育の光と影(国木田独歩・作『春の鳥』より)銃が重い 背嚢が重い 脚が重い―明治・大正の国民病「脚気」(田山花袋・作『一兵卒』より)哲学がそれを謳歌し宗教がそれを讃美し―二人称の事故死(伊藤左千夫・作『奈々子』より)常でさえ巫女を信じ狐を信ず―科学・迷信・伝染病(石川啄木・作『赤痢』より)医者は投げ出すように言った―パターナリズム医療の現場から(高浜虚子・作『続俳諧師―文太郎の死』より)三十分ばかりは死んでいらしったのです―死の「あちら側」と「こちら側」(夏目漱石・作『思い出す事など』より)己れの精神の病的なのを訝しんで―正常と異常/正統と異端のはざまで(谷崎潤一郎・作『異端者の悲しみ』より)〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥5,280
秋成生誕伝説の検証から、秋成が多くを過ごした「大坂」の考察。そして秋成作品に描かれた古代性と、そこに潜む近代性を読み取り、西鶴から秋成、そして泉鏡花へと続く「見えない世界」を読み解いていく。第1章 秋成―その原郷・地縁・漂泊第2章 奇人伝説―大坂の伝承・江戸の醜聞第3章 秋成の「理」と宣長の「情」第4章 旅と物語の時空―秋成のエクリチュール第5章 秋成以前―近世奇談と「眩惑」第6章 浮遊するテキスト『春雨草紙』第7章 『樊噌』再説―アドルノ『美の理論』の示唆第8章 秋成、伴侶を失う―残生の模索と試行第9章 中上健次の秋成論―立ち上がる熊野第10章 江戸小説の「見えない神話」―西鶴・秋成・鏡花をつらぬくもの秋成生誕伝説の検証から、秋成が多くを過ごした「大坂」の考察。そして秋成作品に描かれた古代性と、そこに潜む近代性を読み取り、西鶴から秋成、そして泉鏡花へと続く「見えない世界」を読み解いていく。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
鏡花小説を上演する―明治三〇年代における「滝の白糸」と「辰巳巷談」上演を中心に「戦争」小説としての「海城発電」―「例外状態」と「剥き出しの生」をめぐって交差、転移する欲望の物語―「化銀杏」論「髯題目」論―泉鏡花の九相観文学『少年世界』からの「出達」―"冒険小説"「さらさら越」の可能性「愛火」の愛の火―「新泉奇談」から「愛火」へ妙子という「婦」―『婦系図』を司るもの唄声の重層性について―『草迷宮』論『楊柳歌』の京都、あるいは清水寺―"観音功徳"の顕現をめぐって漠とした一人称、その可能性―"小説"模索期における「露肆」〔ほか〕「鏡花小説を上演する」をはじめ、自由なテーマで書き下ろされた論文13篇と、研究の動向を如実に伝える「参考文献目録」とによって構成。泉鏡花研究の最前線を示す論集・第5弾。   Honya Club.com


JPY ¥1,067
イタリアで生まれて400年、オペラは今なお世界で「最高の総合芸術」「娯楽の王様」として君臨し続けている。「命をかけるべき最高の遊戯」とまで言い放つ偏愛主義者が説く、入門書でかつ極め付きのオペラ至上論。〈島田雅彦〉1961年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。作家。日本文藝家協会理事。法政大学国際文化学部教授。「彼岸先生」で泉鏡花文学賞、「退廃姉妹」で伊藤整文学賞受賞。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,430
第1章 樋口一葉「十三夜」の世界第2章 泉鏡花「照葉狂言」の世界第3章 与謝野晶子「みだれ髪」の世界第4章 徳冨蘆花「不如帰」の世界第5章 田山花袋「重右衛門の最後」の世界第6章 木下尚江「火の柱」の世界第7章 島崎藤村「破戒」の世界第8章 白柳秀湖「駅夫日記」の世界   Honya Club.com


JPY ¥858
遠い未来、衰退の危機を認めた人類は、「母」のもと、それぞれの集団どうしを隔離する生活を選ぶ。異なる集団の人間が交雑することにより、新しい遺伝子を持ち、進化する可能性がある人間の誕生に賭けた―。かすかな希望を信じる人間の行く末を、さまざまな語りであらわす「新しい神話」。泉鏡花文学賞受賞作。遠い未来、衰退の危機を認めた人類は、「母」のもと、それぞれの集団どうしを隔離する生活を選ぶ。異なる集団の人間が交雑することにより、新しい遺伝子を持ち、進化する可能性がある人間の誕生に賭けー。かすかな希望を信じる人間の行く末を、さまざまな語りであらわす「新しい神話」。泉鏡花文学賞受賞作はるか先を静かに見通し、慈しみ深く描いた未来の人類史   Honya Club.com

(PR) 神楽坂

JPY ¥943
神楽坂上ル右入ル左入ル詠吟散歩神楽坂花柳案内料亭案内料亭Q&A対談・安野モヨコ×神楽坂芸妓「芸妓イロハ」神楽坂文学逍遥(尾崎紅葉/泉鏡花/石川啄木;夏目漱石/永井荷風)作家・竹田真砂子さんインタビュー7人の至福時間松永真が語る神楽坂時間その先の店神楽坂上ル―神楽坂の62軒知ればなお奥が深い街・神楽坂。花柳、料亭案内をはじめ、日々神楽坂に通う7人の通人たちが、「贔屓」にしているお店を紹介。その他、安野モヨコ×神楽坂芸妓の対談、作家・竹田真砂子のインタビューも掲載。   Honya Club.com


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寛、一平そして鏡花。"スピーディ"な溝口版『日本橋』とはどんな映画だったのか?シナリオ『日本橋』掲載。36 『海国男児』37 『金』38 『皇恩』39 『慈悲心鳥』40 『人の一生』「人間万事金の巻」41 『人の一生』「浮世はつらいねの巻」42 『人の一生』「クマとトラ再会の巻」付録1 溝口健二「一喜劇の分解的小論」全文43 『娘可愛や』44 『日本橋』付録2 溝口健二「映画脚本・にほんばし」岡本一平、菊池寛、泉鏡花らの原作ものなども手がけ、ますます広がっていく溝口健二の世界を、当時の評なども交えながら細やかに分析。"スピーディ"と評される溝口版映画「日本橋」のシナリオも掲載。   Honya Club.com


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明治ー昭和期に活躍した文豪の聖地を詳細にガイド!文豪たちの代表作&生涯を徹底解説!休日に行きたい文豪聖地&おさんぽコースを掲載!『文豪ストレイドッグス』『明治東亰恋伽』ほか文豪ファン必見のアニメ&マンガ&ゲームetc.を紹介!文豪たちのお気に入り(文豪が愛した味;文豪が愛した宿)文豪聖地おさんぽガイド(谷根千ー上野ぶらりさんぽ;銀座食べ歩きコース;古都名所めぐり;山口文豪旅行)文豪聖地案内(太宰治;芥川龍之介;谷崎潤一郎;森鴎外;中島敦;泉鏡花;江戸川乱歩;樋口一葉;まだある!文豪聖地案内)イマドキ"文豪"作品ナビ―文豪ストレイドッグス太宰治、芥川龍之介、谷崎潤一郎、中島敦、江戸川乱歩…。明治ー昭和期に活躍した文豪の聖地、約100スポットを詳細にガイド。文豪たちの代表作&生涯を徹底解説し、文豪聖地&おさんぽコースも掲載。   Honya Club.com

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自由のない家族関係を嫌う美里は、一回り年上の恋人と彼の息子が住む家に転がりこむ。お互いに深く干渉しない気ままな生活を楽しむ美里だったが、突然の恋人の失踪でそれは破られた。崩壊寸前の疑似家族は恢復するのか?血の繋がりを憎むのに、それを諦めきれない三人。次世代を担う女流作家の新家族小説。自由のない家族関係を嫌う美里は、一回り年上の恋人と彼の息子が住む家に転がりこむ。お互いに深く干渉しない気ままな生活を楽しむ美里だったが、突然の恋人の失踪でそれは破られた。崩壊寸前の疑似家族は恢復するのか? 血の繋がりを憎むのに、それを諦めきれない三人。「家族という概念は放浪の旅に似ている。人はまるで終わりのない旅のように、いつまでも本当に安らげる自分の居場所を探していく」――千早茜名も知らぬ木々で覆われた、森のように静かな家で暮らす、佐藤さんとその息子・大学生のまりも君。そこへ転がり込んできた、佐藤さんの恋人の美里。理解されない孤独をそれぞれに抱える3人は、どこか寄り添うように、「森の家」での奇妙な共同生活を続けるのだが――。血の繋がりを憎むのに、それを諦めきれない3人。崩壊寸前の疑似家族は恢復するのか? 小説すばる新人賞・泉鏡花文学賞ダブル受賞の異才が描く、ちょっと普通じゃない、「家族」のカタチ。直木賞候補『男ともだち』著者が放つ傑作!「家族という概念は放浪の旅に似ている。人はまるで終わりのない旅のように、いつまでも本当に安らげる自分の居場所を探していく」――千早茜   Honya Club.com


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泉鏡花(著者)~東雅夫(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!!『水木しげる漫画大全集』(2013−2015)、第3期、第15回配本。★収録作品「方丈記」「水木しげるの泉鏡花伝」★資料編★解説「『ねずみ男』と呼ばれて」山岸凉子(漫画家)★初出一覧★付録「茂鐵新報」3−30号(通巻98号)・ある日の一言「鏡花もやっぱり"霊"について解っていたから」・解題「方丈記/水木しげるの泉鏡花伝」(ほか)ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず―― 平安鎌倉期を生きた歌人、鴨長明の苦労に満ちた人生を描いた、伝記漫画「方丈記」。さらに、「黒猫」「高野聖」といった代表作のコミカライズと共に、明治大正期に活躍した文人、泉鏡花の生涯を描いた、「水木しげるの泉鏡花伝」。孤高の文学者の伝記2作品を収録! ★解説「『ねずみ男』と呼ばれて」山岸凉子(漫画家)   Honya Club.com


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稚気にあふれ、酒仙の名をもつ細野燕台。魯山人の美的感性を引き出し、泉鏡花、犬養木堂、松永安佐ヱ門など多くの人との交遊エピソードは、燕台の豊かな人間性と行動する文人の姿を彷彿とさせる。   Honya Club.com


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(ドラマCD)~藤原啓治(夏目漱石)~石田彰(泉鏡花)~小野大輔(志賀直哉)~中井和哉(宮沢賢治)~近藤孝行(新人編集、編集長)~篠原孝太朗~村上裕哉   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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世界各地の海で展開されてきた鯨と人間との格闘の歴史を振り返り、「大航海時代」の副産物として開始された捕鯨業の400年にわたる捕鯨技術の発展と産業組織の形成、鯨利用の変遷を辿り、その経済史的・文化史的役割を探る。〈山下渉登〉1951年岡山県生まれ。金沢大学法文学部卒業。編集者を経て捕鯨史研究や小説の執筆に専念。「青の暦」で泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞。    HMV&BOOKS online


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歴史の視野と、詩人の感性をふまえた截り口が時代をリード。各巻4000枚以上を収録。作家、評論家、研究者による充実した解説、年譜。●唐木順三 小倉時代の森鴎外/「礼儀小言」の問題/現代史への試み より/世阿弥/道元/応仁四話 より/あずまみちのく より/他 ●保田與重郎 日本の橋/誰ヶ袖風/英雄と詩人 より/日本文芸の伝統を愛しむ/宮廷の詩心 /蕪村の位置/二人の世界人/『日本に祈る』序 /わが万葉集 一ー四 ●亀井勝一郎 大和古寺風物詩 より/美貌の皇后 より/井伏鱒二/小林秀雄/わが精神の遍歴 第一章/古代知識階級の形成 序/他 ●竹山道雄 ビルマの竪琴/将軍達と「理性の詭計」/失われた青春/蓮池のほとりにて/スペインの贋金/スイスにて ●加藤周一 詩仙堂志/仲基後語/日本の庭/仏像の様式/一休という現実/世阿弥の戦術または能楽論/木下杢太郎の方法 ●佐伯彰一 日本人の自伝 ●篠田一士 日本の近代小説 より(序にかえて 泉鏡花の位置 もうひとりの「或る女」 風俗の効用について 夢見る部屋の構図) ●大岡 信 うたげと孤心 より ●山崎正和 鴎外・闘う家長 第二部/不機嫌の自覚―志賀直哉―/オイディプス昇天   Honya Club.com


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泉鏡花,柳田國男,東雅夫   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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コロナ禍において、ステイホームが叫ばれた昨今だが、閉じこもる/閉じ込められる「蟄居/幽閉/籠城」の状況は、さまざまな物語を紡いできた。そこに潜み棲む恐怖を照射してみよう。小説は、マイクル・ムアコック、C・J・チェリイ、デボラ・ビアンコッティ、ポール・S・パワーズ、ヨハネス・ウルツィデル、カーロン・ウォーレン、片理誠、高原英理。また、山田和子インタビュー、あだちひろしインタビューをはじめ、エッセイ、ブックガイドなど満載です!■主な内容===【Story】■マイクル・ムアコック「最期の呪縛〓もしくは混沌との戯れ〓」■C・J・チェリイ「最後の塔」■デボラ・ビアンコッティ「完璧な嘘」■ポール・S・パワーズ「四次元の世界」■ヨハネス・ウルツィデル「九悪魔荘」■カーロン・ウォーレン「生きてるだけで丸損さ」■片理誠「空中楼閣を"ふんわり"と引きずり下ろす」■高原英理「〈精霊語彙集〉かけらの生」【Interview】■山田和子インタビュー「ニューウェーヴ運動からholisticな翻訳へ」■あだちひろしストーリーインタビュー「〈メタモスの魔城〉と〈ネクロスの要塞〉の秘密」【Poetry】■みずからを凍結させて仄暗く──エミリー・ディキンスンに/岡和田晃【Movie】■『自宅警備員と家事妖精』/深泰勉【Essay】■自らを監禁状態に置き生み出した芸術の記録――小川貴一郎/沙月樹京■泉鏡花「天守物語」をめぐって/黒田誠■囚われた妖怪の悲哀――九鬼匡規■呪いの館から出たくない物語/深泰勉■「蟄居文学」というグランド・ツアー/岡和田晃■素潜り「集中都市」/大和田始■われら異形の軍団は、地下迷宮を喜び勇んで進む(……その他の閉鎖空間も)/丸屋九兵衛■孤島というユートピア──シェイクスピア『テンペスト』を読む/大岡淳■閉じこもる音楽、閉じこめられた   Honya Club.com


JPY ¥7,700
泉鏡花と印度哲学の接点本を読む鏡花 鏡花を読む川端泉鏡花「黒百合」を読む本郷台の青春挽歌―『湯島詣』と赤門派についての覚書泉鏡花『頬白』論―庚申塚と女神像をめぐって鏡花と人形―『神鑿』論『浮舟』の方法"物語"を演じるということ―「小春の狐」のメロドラマ性をめぐって「木の子説法」が描く舞台と過去―関東大震災という断絶を超えて「古狢」論―"魔"を生み、導く菩薩行の物語としての「山海評判記」―お李枝の捨身をめぐって(資料)泉鏡花参考文献目録(雑誌の部)補遺八十一篇の書き下ろしの論考と、最も詳細な「参考文献目録」とを合せもって、泉鏡花研究の最前線を示すべく編集。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
文明開化の洋風に乗って日本の若い男女に圧倒的な力を振るった「愛」。そして、「色」という近世日本人の性感覚・文化をしたたかに内に抱え込んで、この「愛」に直面し苦闘した近代作家たち。逍遙から二葉亭、紅葉、鴎外、漱石、また一葉ほか有名無名の女流作家たちの作品におけるこの葛藤の相を、日本の文化・歴史の中に育まれた多様な性愛観とともに提示し、その意味を計り直し、広い視野で論じる。著者の渾身の力が込められた力作にして、あたかも現代の性愛観のあり所をその掌の内に指した一冊。1 「色」から「ラブ」へ―坪内逍遙2 「好色」から天婦愛へ―尾崎紅葉3 「色」と「愛」の間で―二葉亭四迷4 「恋愛」への憧れ―森鴎外5 「ラブ」の挫折―二つの女学生小説6 芸娼妓の復権―泉鏡花7 愛でも救えぬ孤独―夏目漱石8 「愛」への懐疑―女性作家たち9 神話の崩壊―森田草平恋愛の近代の軌跡を、逍遙、鴎外、漱石など文学作品を素材にして考察。前近代の男女関係の概念「色」が、理想的価値として登場するLoveの訳語「愛」と遭遇して変貌して行く姿と明治の青春の位相を抉り出す。   Honya Club.com


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アンソロジー(著者)~泉鏡花(著者)~赤江瀑(著者)~宮部みゆき(著者)~皆川博子(著者)~加門七海(著者)~日夏耿之介(著者)~東郷隆(著者)~井上靖(著者)~柳田國男(著者)~東雅夫(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】





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新米編集者の香月真澄は人気作家・泉鏡花から高倉酒造の御曹司・流依を紹介される。折しも巷では「死人が生き返る」という事件が多発し…。完全描き&書き下ろしコミックと小説でお届けする、大人気シリーズ最新作。   Honya Club.com


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武田泰淳の妻で、独特の感性と魅力が高い評価を受け『富士日記』で田村俊子賞、『犬が星見た―ロシア旅行』で読売文学賞受賞の武田百合子。森鴎外の長女で、小説『甘い蜜の部屋』で泉鏡花賞、『恋人たちの森』で田村俊子賞受賞。そのエッセイも多くの読者に愛された森茉莉。人気女性作家の「個人全集月報集」第四弾。武田百合子全作品巻末(中村真一郎;中村稔;いいだもも;岸田今日子;埴谷雄高 ほか)森茉莉全集月報(白石かずこ;群ようこ;森まゆみ;やまだ・とおる;富岡多惠子 ほか)武田泰淳の妻で、独特の感性と魅力が高い評価を受け『富士日記』で田村俊子賞、『犬が星見た―ロシア旅行』で読売文学賞受賞の武田百合子。森鴎外の長女で、小説『甘い蜜の部屋』で泉鏡花賞、『恋人たちの森』で田村俊子賞受賞。そのエッセイも多くの読者に愛された森茉莉。人気女性作家の「個人全集月報集」第四弾。   Honya Club.com


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泉鏡花と俳句―紅葉門下の運座を中心に邑井一と泉鏡花―鶴扇亭における「小夜衣装紙」傍聴の時期について鏡花、雪岱、千章館―堀尾家旧蔵資料が語るもの「外科室」と魔酔の物語―高田早苗遭難事件顛末との関連から「伊勢之巻」における「神」と芸術家の邂逅劇"往生伝"としての『風流線』―仏教思想の時代状況を視座として「草迷宮」論―自筆原稿から見えること泉鏡花「南地心中」の上演―原作者と脚色者の関係をめぐって大正六年五月の帰郷と「卯辰新地」映画「葛飾砂子」を辿る―失われた映画を求めて十篇の書き下ろしの論考と、最も詳細な「参考文献目録」とを合せもって、泉鏡花研究の最前線を示すべく編集。   Honya Club.com

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大都会のまんなかに静かに佇む洋館に心引かれ導かれた私は、その一室で幻想的な少女、霧子と出会う。身を固く包んで口さえ開こうとしない霧子に、私の興味はふくらむ。そしていくどかの奇妙な触れ合いの末に、霧子の心は徐々に開かれてゆく…。泉鏡花賞に輝くロマネスク長篇小説。   Honya Club.com


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その「霧」のなかでは、異能力者が自らの力を使い命を絶つという―。不可解な事件への関与が疑われる謎の異能力者・澁澤龍彦の確保に動く武装探偵社。泉鏡花と共に澁澤のもとへ向かう中島敦が、敵対する芥川龍之介から聞かされた驚きの真実とは?ヨコハマに血嵐が吹き荒れた「龍頭抗争」から6年。澁澤、魔人・フョードル、そして姿を消した太宰治…過去の因縁が紡ぐ事件の行方は―。劇場版アニメを完全ノベライズ!その「霧」のなかでは、異能力者が自らの力を使い命を絶つという――。不可解な事件への関与が疑われる謎の能力者・澁澤龍彦の確保に動く武装探偵社。泉鏡花と共に澁澤のもとへ向かう中島敦が、敵対する芥川龍之介から聞かされた驚きの真実とは? ヨコハマに血嵐が吹き荒れた「龍頭抗争」から6年。澁澤、魔人・フョードル、そして姿を消した太宰治……過去の因縁が紡ぐ事件の行方は――。劇場版アニメを完全ノベライズ!   Honya Club.com


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珠玉の名編から、戦慄の怪作まで―あなたの小説観・人生観を根底から変える12編。小説を読むコツ岡本かの子『鮨』―初恋のせつなさ森鴎外『牛鍋』―陰惨なすきやき三島由紀夫『憂国』―セックスと切腹の童話泉鏡花『外科室』―完璧至純の恋愛武者小路実篤『お目出たき人』―日本文学史上最悪の主人公はこれだ川端康成『眠れる美女』―ノーベル賞作家はダジャレがお好き谷崎潤一郎『少年』―世界に稀なヘンタイ文豪江戸川乱歩『芋虫』―ジットリ粘りつく悪夢嘉村礒多『業苦』―世界最高のウジウジ文学夢野久作『少女地獄』―整形手術で本当に幸せになれますか?小林多喜二『党生活者』―革命のためなら鬼になります岡本かの子『老妓抄』―人生のはかなさ本当の感動は、最高のものの中だけに存在する。面白い日本文学を読まないなんて、宝の山を素通りするようなもの。本書は、珠玉の名編から戦慄の怪作まで、あなたの小説観・人生観を根底から変える12編を紹介する。   Honya Club.com


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小説を読み、映画を見て、もう一度小説について考える。作家紹介・小説のあらすじと抜粋・小説鑑賞・映画鑑賞などの解説を織りこんだ新しい試み。森鴎外・舞姫―映画「舞姫」(篠田正浩監督)泉鏡花・外科室―映画「外科室」(坂東玉三郎監督)夏目漱石・それから―映画「それから」(森田芳光監督)芥川龍之介・藪の中―映画「羅生門」(黒沢明監督)川端康成・雪国―映画「雪国」(大庭秀雄監督)谷崎潤一郎・細雪―映画「細雪」(市川崑監督)武田泰淳・ひかりごけ―映画「ひかりごけ」(熊井啓監督)福永武彦・廃市―映画「廃市」(大林宣彦監督)安部公房・砂の女―映画「砂の女」(勅使河原宏監督)井伏鱒二・黒い雨―映画「黒い雨」(今村昌平監督)宮本輝・螢川―映画「螢川」(須川栄三監督)〔ほか〕   Honya Club.com


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泉鏡花の幻想と文学はどこからきたか。切実にテクストの深層から聴こえてくる泉鏡花の声を求めて、辿りついた畢生の作家の肖像。「泉鏡花」と名づけられた織物が、現在の研究状況を踏まえながらあきらかにされる。序章 赤のまんま第1章 母なるもの第2章 裏店と珊瑚の簪第3章 師尾崎紅葉第4章 観念小説とは何か第5章 「一之巻」の風景第6章 「婦系図」成立の背景第7章 お蔦のために第8章 逗子の幻想地誌第9章 自然主義の風圧第10章 劇的なものを巡って第11章 現代文明の十字路にて   Honya Club.com


JPY ¥2,750
すべての時間は、一年ずつ等価に並べて絵画作品化できる。書架に一巻ずつ並ぶ文学全集のように。ある年に発表(または執筆)された小説を一つ選び、登場人物の台詞と、その年に関係する様々なモチーフで、画面を構成する。その年を生きただれかが買ったかもしれない商品や、眺めたかもしれない新聞記事、写っているかもしれない写真。不特定のだれかのものがたりは、一連の絵画として並べられたとき、集積された時間・時代を可視化するのではないだろうか。明治三十四年の女 恵美耶(中村春雨『無花果』)明治三十五年の女 お重(広津柳浪『雨』)明治三十六年の女 小山(管野須賀子『絶交』)明治三十七年の男 春麿(大倉桃郎『琵琶歌』)明治三十八年の男 霧島(小栗風葉『玉の輿』)明治三十九年の男 八郎(大塚楠緒子『交通遮断』)明治四十年の女 妙子(泉鏡花『婦系図』)明治四十一年の男 "兄"(伊藤左千夫『隣の嫁』)明治四十二年の女 三千代(夏目漱石『それから』)明治四十三年の男 木村(森鴎外『食堂』)〔ほか〕「絵で百科事典をつくる」という発想のもと、言葉から連想されるあらゆる事象を一枚の画面に緻密に描き込む芸術家・指田菜穂子。その1冊目となる作品集です。 今回、指田が選んだテーマは日本文学でした。1901(明治三十四)年から1925(大正十四)年に発表された小説25篇を選び出し、その登場人物を作品名としたシリーズ「日本文学大全集」を生みだしました。絵画の主題は小説が発表された「年」です。小説の内容だけでなく、その年に起こった事件や話題となった人物、商品といったさまざまなイメージが絵画化され、その年の世相を表現します。 また、全ての作品には、絵の細部に何が描き込まれているかがわかる図解と文字による解説がつけられます。解説は絵の描き込み   Honya Club.com


JPY ¥607
幽晦との境界が、破れている。内部の薄明が昏黒に洩れている。ならばそこから夜が染みて来る…。生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩―「四谷怪談」は今、極限の愛の物語へと昇華する!第二十五回泉鏡花文学賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥1,485
美味なる食べものやお酒、大切な人との時間や場所から度重なる「不倫」報道や政治、事件のニュースまで―。山田詠美が、人生で味わう甘露と苦露をすくいとった禁断の"不道徳"エッセイ集。始まりはいつもシャンパンの栓枝豆三段跳び筋金入りの嫌いぶり個人的負けざる者体験その場所禁止!はちみつナイスジョブリコッタチーズで眠くなるおいしく食べて愛するコーヒーの伴侶はチャイニーズスノーが降って来た〔ほか〕大人の愉しみがたっぷり詰まったエッセイ集 <大学時代に住んでいた吉祥寺に戻って来て、早や二十年近く。その間、世界をまたに掛けた波瀾万丈の年月を送っていたのですが(ここ笑うとこです)、ようやく落ち着いた感あり、で、のんびりとした吉祥寺デイズを送っています。>(本書「日々は甘くて苦くて無銭なのに優雅」―あとがきに代えて―より)。 美味なる食べものやお酒、夫婦での旅行や友人たちとの語らいから、文学や映画、芸能ゴシップや政治まで――山田詠美さんが、人生で味わう甘露と苦露(造語)をすくい取ったエッセイ集がついに発売! カラフルな幸せと共に日々を送るために知っておきたい大人の愉しみを全95篇収録。愛しいものが増えると、人生はこんなに愉しくなる!(プロフィール)1959年生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞、作家デビュー。87年『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞を受賞ほか。 【編集担当からのおすすめ情報】 本書は、山田詠美さんが「女性セブン」に連載しているエッセイ「日々甘露苦露」から、と   Honya Club.com


JPY ¥8,800
もうひとりの泉鏡花   Honya Club.com


JPY ¥1,320
思いがけない発見を求めて名作の舞台となった東京山の手・下町を歩く。香り高い文学と歩く東京6コース。1 浅草界隈を歩く―吾妻橋から桜橋・浅草寺へ2 隅田川下流を歩く―佃から永代橋・富岡八幡宮へ3 無縁坂界隈を歩く―湯島天神から麟祥院・上野公園へ4 皇居内堀を歩く―靖国神社から千鳥ケ淵緑道・桜田門へ5 青山霊園界隈を歩く―高橋是清翁記念公園から乃木公園・青山病院跡へ6 世田谷粕谷界隈を歩く―蘆花恒春園から世田谷文学館へ永井荷風や泉鏡花の作品など、東京には名作の舞台となった場所が多い。本書では、浅草界隈、墨田川下流など6コースにわけて、名作の舞台となった散策コースを紹介。香り高い文学と歩く街探訪の優れたガイドブック。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
波瀾の時代を全力で駆け抜けたパワフルな寂聴さんの人生論。第1章 子供の頃の記憶、私の人生第2章 老い、死について第3章 女という性第4章 仏教の教え第5章 旧友、友人との交流第6章 世の中、社会について思うことこの世は一度。やりたいことは全てやろう本音で生きてきた瀬戸内寂聴さんの悔いなく、幸せに生きるための極意とは不倫、家出、出家……自由を求めて生きてきた瀬戸内寂聴さんが波瀾万丈の人生を振り返る家族、老い、死について思うこと、女性性、仏教などさまざまなテーマで綴る。読むだけで元気が出る人生論! ものを書く煩悩だけが捨てきれず、得た文学賞も人より少く、ただ書き通した執念とは何に支えられていたのだろう。この世のしがらみや炉辺の幸せというものを我からすべて捨てきって、アウトローの道をあえて選んできた私の命綱は文学だけであった。 出家も文学の完成のためにあえてした。 今、私は、一分後頓死しても悔いはない。これを無上の幸福といわずに何と言おうか。(本文より)瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。1957年「女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)」で新潮社同人雑誌賞受賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。73年、岩手県平泉の中尊寺で得度。法名寂聴(旧名・晴美)。京都嵯峨野に「寂庵」を構える。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨、2001年『場所』で野間文芸賞を受賞。98年に『源氏物語』の現代語訳を完訳。2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年文化勲章を受章。著書多数。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
天才調香師は、人の「欲望」を「香り」に変える――。直木賞受賞第一作。『透明な夜の香り』続編!「君からはいつも強い怒りの匂いがした」カフェでアルバイトをしていた朝倉満は、客として来店した小川朔に、自身が暮らす洋館で働かないかと勧誘される。朔は人並外れた嗅覚を持つ調香師で、その洋館では依頼人の望む香りをオーダーメイドで作り出す仕事をしていたのだ。朔のもとには、香りにまつわるさまざまな執着を持った依頼人が訪れる。その欲望に向き合ううちに、やがて朔が満を仕事に誘った本当の理由が分かり……。香りを文学へと昇華した、第6回渡辺淳一文学賞受賞作『透明な夜の香り』に続く、ドラマティックな長編小説。【著者プロフィール】千早 茜(ちはや・あかね)1979年北海道生まれ。幼少期をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で第21 回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。翌年、同作にて第37 回泉鏡花文学賞を受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞。著書に、『男ともだち』『わるい食べもの』『神様の暇つぶし』『ひきなみ』など多数。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
文豪の生涯を彩る、土地の記憶とエピソード。銀座のバーで坂口安吾にケンカをふっかける中原中也、大阪で谷崎潤一郎とのちの伴侶を引き合わせた芥川龍之介、京都の街路をそぞろ歩く夏目漱石と正岡子規、土蔵で創作に励んだ江戸川乱歩など、文豪ゆかりの聖地を逸話込みで紹介。第1章 泉鏡花がみた「紅露時代」の文豪(泉鏡花―金沢で怪異に親しみ、神楽坂で開花した文才;尾崎紅葉―港区を愛した「職人気質」の芸術家 ほか)第2章 夏目漱石とその遺伝子(夏目漱石―熊本、東京、京都に残された足跡;正岡子規―松山と東京をつないだ創作へのエネルギー ほか)第3章 川端康成と世代を超えた友(川端康成―鎌倉から日本の美しさを歌った寡黙な趣味人;横光利一―下北沢にいまも響く靴音 ほか)第4章 中原中也と「無頼」の文豪(中原中也―京都での出会い、鎌倉での別れ;太宰治―三鷹に眠る無頼の魂 ほか)第5章 畸人作家列伝(江戸川乱歩―土蔵で執筆という伝説を生むほどの「人嫌い」;森〓外―サロンとして機能した「観潮楼」での歌会 ほか)本書のカバーを飾るのは、中原中也と小林秀雄の鎌倉・妙本寺での「仲直りの図」。ときは中也の没年である1937年、海棠の花が散る美しい季節のことでした。文豪には、その生涯を彩るエピソードとセットになった、土地の記憶が数多く残っています。例えば......夏の夜、京都の街路をそぞろ歩くまだ学生服姿の夏目漱石と正岡子規。師・尾崎紅葉への軽口を許せず、自宅で徳田秋声に殴りかかった泉鏡花。銀座のバーで坂口安吾にケンカをふっかける中原中也。自宅の土蔵でロウソクを1本立てて創作に励んだという江戸川乱歩、川端康成の自宅庭先で歓談する、伊藤整と三島由紀夫、などなど。こうした逸話の舞台のなかには、私たちが訪れることができる文豪たちのゆ   Honya Club.com


JPY ¥3,080
文化史的視点を加えて浮かび上がらせる「魔」の批評的作用と怪異性との重層的構造。到来する「魔」第1部 子供、その他者性(『龍潭譚』―泉鏡花の幼年世界;イロニーとしての少年―『化鳥』論;『鶯花径』論―鏡花世界における否定の作用)第2部 異貌の世界(『三尺角』論―イリンクスの光景;『高野聖』―「代がはり」の意味するもの;『陽炎座』再考―死の祝祭;『妖剣紀聞』論―偶像の競合)第3部 表層のドラマ(挑戦する衣装―『貧民倶楽部』;亡霊としての江戸―『註文帳』の射程;『縷紅新草』論―事件としての意匠)鏡花作品全体にみられる「魔・魔所」について、明治30年代後半ー40年代、大正期の作品を見渡し、「魔」の批評的作用と怪異性との重層的構造を抽出。鏡花世界の差異と反復のダイナミズムを浮かび上がらせる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,026
明治から昭和までの日本近現代文学78編解説した文学案内。学問のすすめ(福沢諭吉)小説神髄(坪内逍遙)浮雲(二葉亭四迷)金色夜叉(尾崎紅葉)五重塔(幸田露伴)たけくらべ(樋口一葉)高野聖(泉鏡花)内部生命論(北村透谷)武蔵野(国木田独歩)不如帰(徳冨蘆花)〔ほか〕樋口一葉「たけくらべ」、夏目漱石「三四郎」、太宰治「人間失格」など、日本の名著78篇を収録。各作品ともコンパクトな解説に、参考文献を付して紹介していく。名著の道案内として最適の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
森鴎外 舞姫二葉亭四迷 あひゞき尾崎紅葉 金色夜叉北村透谷 厭世詩家と女性国木田独歩 恋を恋する人泉鏡花 外科室島崎藤村 若菜集上田敏 海潮音与謝野鉄幹 紫与謝野晶子 みだれ髪若山牧水 別離田山花袋 恋ざめ   Honya Club.com


JPY ¥8,250
生誕百年記念刊行。80歳以降の作品を精選した決定版全集(第二期全五巻)第3回配本。泉鏡花文学賞受賞の珠玉の作品集『風景』他、「老い」と「死」を見つめる作品群『わかれ』、瑞々しい筆致で描かれた掌篇小説集『求愛』、『源氏物語』の現代語訳を達成した著者だからこそ書きえた『藤壺』、電子書籍でしか読めなかった初活字化の中篇「ふしだら」。著者八十歳から九十三歳までに書かれた円熟の短篇作品を収録。   Honya Club.com



JPY ¥1,155
泉鏡花(著者)~種村季弘(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】



JPY ¥1,540
池上遼一氏の秘められた傑作の数々が、今一挙に甦る! コミック界随一の作画家として、ファンの圧倒的な支持を集め、ヒット作を連発する池上遼一氏の、ヒットメーカーゆえに埋もれていた過去のオリジナルティーあふれる秀作の数々を、著者自らの手で厳選。全2巻の自選集として、新たに世に問う。第1回配本の本巻は、1991年から2000年にかけて描かれた、耽美で幻想的な『夕雨子のころ』を始めとする傑作の数々を収録。さらに、近代の日本文学の名作から題材を得て、絢爛たるロマンの世界をビジュアル化した、芥川龍之介『地獄変』、菊池寛『籐十郎の恋』、泉鏡花『天守物語』も合わせて収録。収録作品全12作、本文448ページに池上遼一氏ならではの魔性が薫りたつ。巻末には、著者のインタビューを収め、作品成立の過程に迫る。第2回配本の『OEN』では、1966年の「ガロ」応募作から1972年までに描かれた、今は衝撃的な異色作を収録予定。   Honya Club.com



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JPY ¥9,680
至高の審美眼が選りすぐった天上界の作家の神品の数々。美の司祭四人の饗宴。『龍潭譚』『黒百合』『海神別荘』『幻往来』ほか、全11篇。澁澤龍彦生前に企画されながらも実現を見ずに終った幻の選集が、半世紀の歳月を経てついに刊行。我が国最高の幻想作家・鏡花の膨大な作品から、澁澤ならではの鑑識眼が選び抜いた約50篇を4巻で構成。 第2巻は眉かくしの霊、海神別荘、黒百合、沼夫人、髯題目、幻往来、蠅を憎む記、龍潭譚、玄武朱雀、ささ蟹、薬草取の全11篇を収録。至高の審美眼が選りすぐった天上界の作家の神品の数々谷崎潤一郎も川端康成も決して連れていってくれない一種澄みきった天上界、そこへ連れていってくれるのが泉鏡花の文学だということを、三島さんはしきりに強調していたが、まったく私もその通りだと思う。いくら鏡花文学の構造を論じ、基層を論じ、文体を論じても、鏡花の幻想の翼に身みずから乗せられて、この天上界の至福に一挙に参入しえないひとは、不幸な読者というほかあるまい。 -澁澤龍彦 澁澤・種村没後の索漠たる世界となった現在、いま望まれるのは澁澤セレクトによる鏡花選集である。遺された澁澤リストを見れば、偏りが大きいこと以上に数多くの魅力的な謎を孕んでいるようにも思われる。いかにも澁澤好みと誰もが頷く作も多ければ、意外なマッチングの選択もあり、また何故これを澁澤がと不思議に感じられるものも少なくはない。「半世紀も昔のほんの下書きのリスト、何を書いたか忘れてしまったよ」と泉下の氏には苦笑されてしまいそうであるが、それでも鏡花と澁澤龍彦、相対する二者の魅惑は互いに響きあい、興趣は尽きない。おぼつかぬことながら謎の一端なりとも追っていければと思う。 --山尾悠子(「第I巻解説」より)◎鏡花没後80年記念出版★澁澤龍   Honya Club.com


JPY ¥990
泉鏡花(著者)~ホノジロトヲジ   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥495
森鴎外(著者)~樋口一葉(著者)~泉鏡花(著者)~田山花袋(著者)~夏目漱石(著者)~谷崎潤一郎(著者)~京都橘大学日本語日本文学科(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥1,980
辛辣なユーモアと深い愛をこめて小説、映画、日常の細部を語る過激な豊かさと魅惑にみちた金井美恵子の世界へようこそ。最新エッセイ集。タバコ・ロード、マイ・ウェイミシシッピ河の流れのようにお寺関係あれこれ猫に話しかけないでください猫と母親「お金」については語らない書くことのない作家は「猫」以外に何で「しのぐ」か疲れが溜まる発見の場として「結果」が出なかった?〔ほか〕小説のこと、映画のこと、そして猫のこと、日々のあれこれ…。辛辣なユーモアを込めて深く愛するものたちを語る、泉鏡花文学賞・女流文学賞作家の最新エッセイ。過激な豊かさと魅惑に満ちた1冊。   Honya Club.com



JPY ¥3,850
白鷺城天守に住まう美貌の妖怪富姫と若き鷹匠図書之助との数奇な恋物語を描く鏡花幻想戯曲の最高傑作!妖艶にして不覊奔放な宇野亞喜良挿絵(英語)編と幽艶にして丹誠華麗な山本タカト挿絵(日本語)編を一巻に納めた奇跡の戯曲画集!!100年の時を経て、泉鏡花の銘作が、審美と幻想を極める二大人気画家の競演で現代に甦る!!!天守物語本画鏡花幻想戯曲の最高傑作が、審美と幻想を極める2大人気画家の競演で現代に甦る。妖艶にして不羈奔放な宇野亞喜良挿絵の英語編と、幽艶にして丹誠華麗な山本タカト挿絵の日本語編を一巻に納めた奇跡の戯曲画集。   Honya Club.com



JPY ¥27,500
「歌舞伎座さよなら公演」全記録の第7弾! 「歌舞伎座さよなら公演」の全演目を8巻で紹介するDVD BOOK『歌舞伎座さよなら公演16か月全記録』。第7回目の配本はお待ちかねの第四巻となります。第四巻では、2009年7月と8月の公演を収録。七月大歌舞伎の昼の部『五重塔』海神別荘』と夜の部『夏祭浪花鑑』『天守物語』、八月納涼大歌舞伎の第一部『天保遊侠録』『六歌仙容彩 遍正・文屋・業平・小町・喜撰・黒主』、第二部『真景累ヶ淵 豊志賀の死』『船弁慶』、第三部『お国と五平』『怪談乳房榎』を11枚のDVDに。disc12では『さよなら第四期歌舞伎座』と題して、普段見られなかった廻り舞台や奈落、セリ、すっぽん等の機構、もう今では絶対に見られないロビーや客席、舞台裏や楽屋を紹介。2010年4月30日に行われた手締式(閉場式)も収録。また、152ページの書籍は、各演目の舞台写真、解説、あらすじの他、歌舞伎座の歴史(第四期 其の二)や、歌舞伎作者紹介(泉鏡花、三遊亭圓朝)、歌舞伎座インタビュー(文楽三味線で人間国保の鶴澤清治さん、脳科学者の茂木健一郎さん)と、英語の演目解説を掲載。第四巻も見どころたっぷりの永久保存版DVDブックです。 【編集担当からのおすすめ情報】 玉三郎丈と海老蔵丈による泉鏡花の名作や、勘三郎丈の四役早替わりの『怪談乳房榎』を始めとした怪談ものなどを含め、見飽きない作品が多く、しかも、今はない第四期歌舞伎座の普段入れなかった舞台裏や楽屋などの特別編集ディスク(空撮や近隣の店のインタビューもあり)など、見どころ満載の第四巻です。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
大正時代末期。作家・児島蕭々の書斎には、九鬼、蒲池ら作家仲間や友人たちが集う。益体もない話で過ぎてゆく幸福な時間。しかし、この時間も九鬼に色濃く落ちる死の影も、誰にもとどめることができない…。芥川龍之介、小島政二郎、菊池寛をモデルに、去りゆく人と終わりゆく時代への愛惜を込めて綴る傑作長編。泉鏡花賞受賞作。蕭々館で夜ごと繰り広げられる最後の高等遊民たちの幸福な時間。死の淵を危なっかしく歩く芥川龍之介に思いを寄せる麗子、芥川を中心に育まれる、菊池寛、小島政二郎ら作家たちの文学への情熱。大正という時代への想いを綴る傑作長篇。泉鏡花文学賞受賞作。   Honya Club.com



JPY ¥1,760
第45回泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞!心の底に沈んでいる宝石箱を開けてみる。平成28年度竹多文学賞優秀賞「情熱のマタドールレッド」他、書き下ろし三作品。   Honya Club.com


JPY ¥9,680
半井桃水、戸川秋骨、馬場孤蝶、泉鏡花、斎藤緑雨、横山源之助らをはじめ、和歌の師や学友達、出版界の人々、親戚縁者からの来簡を収め、一葉の側面を浮き彫りにする。巻末に書簡筆者の紹介と一葉との往復書簡対照一覧、関連年譜を収め、読者の便に供する。和歌の師と学友達半井桃水と『文学界』の人々文壇の人々雑誌出版界の人々訪問者と愛読者親類縁戚生活の中で交わる人々稽古に来る人々その他   Honya Club.com


JPY ¥825
泉鏡花(著者)~東雅夫(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥1,980
「私を一所に連れておいで。」月夜、大きな鮟鱇を運んでいた吉と音吉の二人。なぜか鮟鱇の肝は、美女に化けてしまう。泉鏡花の怪異譚を山村浩二のイラストで活写した、奇妙で滑稽な新しい絵草紙の誕生!   Honya Club.com


JPY ¥1,540
泉鏡花の世界―作品の原風景となった金沢特別寄稿 ある年輪(尾崎秀樹)二十五年の軌跡―「泉鏡花文学賞」制定二十周年(雑誌「鳩よ!」より) 鏡花、その文学と金沢(五木寛之)十周年記念講演 最近考えること(井上靖)二十五周年記念講演 鏡花百景(五木寛之)二十周年記念講演 真砂町の先生のひと言(瀬戸内寂聴)二十周年記念国際フォーラム 外から見た鏡花の魅力特別インタビュー これまでは鏡花が怖かった。これからは、ぜひ鏡花を踊りたいです。(長嶺ヤス子)特別寄稿 泉鏡花文学賞受賞者特別座談会 鏡花と鏡花賞あれこれ(五木寛之;金井美恵子;村松友視;京極夏彦)〔ほか〕   Honya Club.com




JPY ¥3,300
大正期から昭和期における泉鏡花のテクストを丁寧に読み解き、希代の妖怪作家・鏡花と現代の怪異怪談文化をも接続して、近現代日本の怪奇幻想の系譜を紡ぎ出す文学研究の臨界点。第1部 鏡花と妖怪(鏡花が描く妖怪像;恋愛劇と「大魔神」―「飛剣幻なり」の妖怪像 ほか)第2部 水木しげると妖怪文化(マンガ化される「高野聖」―『水木しげるの泉鏡花伝』を読む;「妖怪ブーム」前夜の水木しげる ほか)第3部 幻想・怪異・文学(自動車に乗る鼠―泉鏡花「半島一奇抄」が描き出す怪異;岡本綺堂の怪談 ほか)第4部 鏡花を読む(「由縁の女」の小説手法;結末を持たない小説の読み方―「龍胆と撫子」論 ほか)大正期から昭和期における泉鏡花のテクストを丁寧に読み解きながら、岡本綺堂、国枝史郎、水木しげるなどの多様なテクストやサブカルチャーに目を配り、希代の妖怪作家・鏡花と現代の怪異怪談文化を接続して、近現代日本の怪奇幻想の系譜を紡ぎ出す。   Honya Club.com




JPY ¥1,540
五感で選び取った世界を唯一無二の絢爛たる文章で描き、今も熱心に読み継がれ愛される作家、「森娘」。春の日、雑司が谷の路上で主人公は彼女の姿を?「贅沢貧乏を読むまで人は死ねない」と断言する著者が無上の愛と敬意をもって織りなし時空を震わす、作家同士、魂と言葉の一大セッション。泉鏡花文学賞受賞作。幽界森娘異聞幽界森娘異聞後日譚 神様のくれる鮨五感で選び取った世界を唯一無二の絢爛たる文章で描き、今も熱心に読み継がれ愛される作家、「森娘」。春の日、雑司ヶ谷の路上で主人公は彼女の姿を? 「贅沢貧乏を読むまで人は死ねない」と断言する著者が無上の愛と敬意をもって織りなし、時空を振るわす、作家同士、魂と言葉の一大セッション。泉鏡花文学賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
水木しげるが描く泉鏡花の生涯とその世界 異界を描いてきた二人の作家の不思議な出会い。お化け好きで妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木サンが、同じくお化け好きで金沢が生んだ美と幻想の文豪・泉鏡花の生涯とその世界を、独特のタッチで描写します。山奥で妖艶な女に出会う旅僧の不可思議な体験を描いた代表作「高野聖」、良家の令嬢に片思いした男が死後、その女性がかわいがる猫に乗り移って襲いかかるという明治28年に北國新聞に連載された「黒猫」の怪異で幻想的な2作品を劇中漫画として収録。監修は、金沢学院大学学長・泉鏡花記念館館長/秋山稔。巻末寄稿に、角田光代。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
近代および現代の作家や文学者そして画家たちの作品と「落語」「落語家」「寄席」にまつわるひろく世に知られた事象から著者(天満天神繁昌亭支配人)が探り当てた事柄まで多岐にわたる逸話と蘊蓄。「産経新聞」(夕刊、連載継続中)と「大阪保険医新聞」に連載されたコラム「落語×文学」と「作家寄席集め」を1冊にまとめる。取り上げた作家および文学者は、坂口安吾、永井荷風、芥川龍之介、森〓外、織田作之助、武田麟太郎、谷崎潤一郎、吉井勇、江戸川乱歩、太宰治、内田百?、正岡子規、吉村昭、折口信夫、久保田万太郎、直木三十五、塚本邦雄、色川武大、富士正晴、藤沢桓夫、井上ひさし、宇野浩二、星新一、永井龍男、坪内逍遥、向田邦子、久米正雄、秋田實、田村隆一、田辺聖子、周作人、野坂昭如、池内紀、吉行淳之介、田河水泡、鍋井克之、徳田秋声、小松左京、宮本百合子、横溝正史、岡本綺堂、和田誠、中江兆民、小島政二郎、安野光雅、半村良、開高健、渋沢栄一、幸田露伴、手塚治虫、丸谷才一、小沢昭一、古井由吉、瀬戸内寂聴、松崎天民、石原慎太郎、辻潤、司馬遼太郎、山口瞳、山崎豊子、二葉亭四迷、夏目漱石、山田風太郎、水原秋櫻子、南方熊楠、志賀直哉、齋藤緑雨、山本周五郎、泉鏡花……等。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
読んで愉しい、明治大正文壇ゴシップ大事典。あの人気作家から忘れ去られた作家まで、紹介される文壇人は一〇〇人(+α)。若き日の彼らはいかにして有名人となったのか?大正期に匿名で発表された謎の名著が、二十一世紀の文豪ブームに一石を投げるべく大復活。青春時代の坪内逍遙心理描写の元祖広津柳浪処女作を書いたことのある内田魯庵民友社と蘇峰蘆花の徳富兄弟若き左団次を育てた松居松葉往年の美少年馬場孤蝶『蒲団』までの田山花袋三十年昔の徳田秋声明治文芸革新の烽火『破戒』の作者島崎藤村芸術家泉鏡花〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,310
時代を超え、遠い憧憬を呼びさます鏡花の傑作短篇、初の画本化!異界を覗く愉悦と甘美な慄き!言語のみを媒介として組み立てられた、鏡花の自我の奥底にひそむドラマの構造が、私の目にありありと映り、その超現実的な言語体験を私もまた痛切に共有し得るという、芸術作品の秘密は何であろうか。澁澤龍彦(『偏愛的作家論』より)尾崎紅葉のもとで小説修業をし、作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫、澁澤龍彦らに多大な影響を与えた、泉鏡花の幽玄華麗な文体が煌めく名作短篇。金沢の年間約2万人、開館以来、約40万人が訪れた、泉鏡花記念館で開催予定の「泉鏡花×金井田英津子『絵本の春』原画展」公式画本。こちらが覗けば向こうからも、というわけで魔の小路を覗いた少年は美しいあやかしに微かな毒意を秘めたいたずらをされます。鏡花の少年は常に無垢で純粋な魂の標号のような存在ですが、それが無惨なもの悪意あるものと対置されるとき、私にはちょうど手で作った窓のような装置となって束の間の幻想を見せてくれるように思われました。 ―「あとがき」より―   Honya Club.com


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扠、本日はどのようなご本をご所望でしょう―日露戦争の足音が聞こえる明治三〇年代後半。古今東西の書物が集う書舗に、迷える者達が訪れる。約六年ぶり、待望のシリーズ第三弾!舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は "書楼弔堂(しょろうとむらいどう)"。思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め"探書"に訪れる。「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう-」日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす。約6年ぶり、待望のシリーズ第3弾!【著者プロフィール】京極夏彦(きょうごく・なつひこ)日本推理作家協会 第15代代表理事。世界妖怪協会・お化け友の会 代表代行。1963年北海道小樽市生まれ。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門、97年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2000年第8回桑沢賞、03年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で第130回直木賞、11年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞、16年 遠野文化賞、19年 埼玉文化賞、22年『遠巷説百物語』で第56回吉川英治文学賞を受賞。   Honya Club.com


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家族という、確かにあったものが年月の中でひとりひとり減っていって、自分がひとりここにいるのだと、ふと思い出すと目の前にあるものがすべて、うそに見えてくる―。唯一の肉親の祖母を亡くしたみかげが、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居する。日々のくらしの中、何気ない二人の優しさにみかげは孤独な心を和ませていくのだが…。世界二十五国で翻訳され、読みつがれる永遠のベスト・セラー小説。泉鏡花文学賞受賞。唯一の肉親であった祖母を亡くし、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居することになったみかげ。日々の暮らしの中、何気ない二人の優しさに彼女は孤独な心を和ませていくのだが……。   Honya Club.com


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鏡花の戯曲「天守物語」を綿密に分析・解釈した意欲的書き下し評論。序 なぜ妖怪か1 時不詳、所播州姫路2 空から秋草を釣る3 風、稲妻、そして獅子頭4 富姫の登場5 妖怪の論理6 朱の盤坊7 妖怪亀姫8 首の話9 山民の餐10 狂言小舞11 鷹12 卜書の問題13 図書之助の立場14 花道の切穴15 再び図書之助16 破局にむけて17 獅子頭の母衣へ18 二人の富姫19 千歳百歳20 大詰補論 鏡花劇の形成泉鏡花戯曲一覧「天守物語」上演一覧主要参考文献一覧   Honya Club.com


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進学のため金沢から京都へ引っ越してきた、双子の兄妹の直史とまどか。見知らぬ土地で暮らし始めたふたりは、あやかしと人間との間を取り持つ神・ククリ姫と出会う。彼女の願いは、かつて文豪・泉鏡花がしたように、あやかしを語り命を与える「語り手」に直史がなることだった。そのお礼は、葛菓子にタイの棒寿司、故郷の味の治部煮などなど、おいしい海山の幸。かくして、あやかしを語り、あやかしと食卓を囲む、二人の不思議でおいしい新生活が始まることになって…。『からくさ図書館来客簿』の仲町六絵が京都を舞台に贈る、あやかしとのおいしい遊戯の物語。進学のため金沢から京都へ引っ越してきた、双子の兄妹の直史とまどか。見知らぬ土地で暮らし始めたふたりはある日、あやかしと人間との間を取り持つ神・ククリ姫と出会う。彼女の願いは、かつて文豪・泉鏡花がしたように、あやかしを語り命を与える「語り手」に直史がなることだった。そのお礼は、葛菓子にタイの棒寿司、故郷の味の治部煮などなど、おいしい海山の幸。かくして、あやかしを語り、あやかしと食卓を囲む、二人の不思議でおいしい新生活が始まることになり……。悠久の古都・京都で語られる、異類交遊ファンタジー。   Honya Club.com



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島津亜矢/名作歌謡劇場大全集 瞼の母 / 一本刀土俵入り / 関の弥太っぺ / お梶 (菊池寛 原作「藤十郎の恋」より) / お蔦 (泉鏡花 原作「婦系図」より) / 花の幡隨院 / お初 (近松門左衛門 原作「曽根崎心中」より) / おりょう (「坂本龍馬」より) / 梅川 (近松門左衛門原作「冥途の飛脚」より) / おさん (近松門左衛門原作「大経師昔暦」より) / お梅 (    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,640
寡作で知られた伝説的な作家が、『飛ぶ孔雀』で泉鏡花文学賞、日本SF大賞、芸術選奨文部科学大臣賞と三冠を達成。彗星のようなデビュー、ジュブナイル・歌集・翻訳の魅力、冬眠からの目覚め、鏡花・人形との縁…最新作『山の人魚と虚ろの王』を含む作品群にあたらしい光をあてる永久保存版。豪華執筆陣による多様な読み解き、自ら明らかにする作歴、書きおろし「年譜に付け足す幾つかのこと」+近作掌篇「『薬草取』まで」「薔薇色の脚のオード」収録。エッセイphoto評論chronological table地霊と言霊はじまりの頃人形の縁金井美恵子、川上弘美、諏訪哲史ら豪華執筆陣によるエッセイ、評論、インタビュー、山尾悠子書きおろしを収録『飛ぶ孔雀』(2018)では、泉鏡花文学賞、日本SF大賞、芸術選奨文部科学大臣賞の三冠を達成しました。今ようやく時代が山尾悠子に追いつこうとしているのです。本書は、はじめての読者から生粋のファンまで楽しめる、山尾悠子読本の決定版です。本特集は、山尾が自身の作歴を明らかにした書きおろしエッセイ、近作掌篇2作、インタビューを収録。美術、フェミニズム、翻訳といった多様な視点から作品を読み解き、進化を続ける作家像に迫ります。写真家・沢渡朔が20代の山尾を撮影したポートレイトや、山尾の掌篇小説「小鳥たち」からインスピレーションを得て人形作家・中川多理が創作した人形の写真からなる32Pのカラーページも見どころです。[執筆者]金井美恵子、川上弘美、時里二郎、沼野充義、谷崎由依、金沢英之、三辺律子、佐藤弓生、諏訪哲史、川野芽生、田中美穂、金沢百枝、吉田恭子、倉数茂、高原英理、清水良典、高柳誠、東雅夫、礒崎純一、金原瑞人(掲載順)+ + +★★ 夜想#山尾悠子 特装版 ★★[内容]・中川多理・人形作品「薔薇色の   Honya Club.com


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現実に注がれる眼差しに、あらかじめ凸レンズがはさまれているといった具合で、ときには泉鏡花の世界すら彷彿させる、豊かで不気味な、幻想性豊かな変容世界に随所にぶつかる。個性豊かなとても楽しい一冊だ。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
竹取物語にはじまり、源氏物語や土佐日記、そして雨月物語…、月から物語は生まれ、月は物語を彩る。万葉集には数多くの月の歌が収められ、西行が、芭蕉が、一茶が、山頭火が…、尽きることなく月は歌に句に詠まれつづける。山川登美子が、与謝野晶子が月下で恋に落ち、泉鏡花は妖しい月に魅せられる。月の写真と文学が織り成す美しい一冊。竹取物語―プロローグにかえて第1章 月と神と第2章 恋し月夜第3章 旅空に月第4章 月もひとり第5章 怪しの月枕草子より―エピローグにかえて竹取物語に始まり、源氏物語や土佐日記、そして雨月物語。物語は月から生まれ、月は物語を彩る。また、万葉集から山頭火まで、尽きることなく歌に句に詠まれ続ける…。月の写真と文学が織りなす美しい1冊。   Honya Club.com


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漫画版文壇事件簿。太宰治 走れ芥川賞中原中也 三角形の歌川端康成 一途の踊り子檀一雄 支度の人坂口安吾 皿の森の満腹の下谷崎潤一郎 痴人の折り合い宇野千代 色ざんまい国木田独歩 或恋文の一節永井荷風 僕の浮き名ん岡本かの子 連れは悩みき夏目漱石 我が輩は猫が好き直木三十五 衆俗太平記石川啄木 一握の寸借山本周五郎 心意気は残った志賀直哉 暗夜交誼向田邦子 あ・まい若山牧水 酒席百景須賀敦子 イタリアの旅人たち樋口一葉 卓見くらべ久米正雄 憂鬱な門人泉鏡花 抗菌聖江戸川乱歩 押入れで旅する男島崎藤村 夜明けに落し前林芙美子 毀誉褒貶記中島敦 採決記与謝野晶子 みだれ気味澁澤龍彦 家屋敷の手帖吉屋信子 女物語菊池寛 春秋の彼方に芥川龍之介 河童の事ども「芥川賞を私に下さい」と選考委員の佐藤春夫に手紙を出した太宰治。中原中也と小林秀雄のある女性をめぐる三角関係。谷崎潤一郎の「細君譲渡事件」……教科書に載るような文豪たちも、実生活ではワイドショー顔負けの様々な事件を起こしていた。それらを文藝春秋創業者・菊池寛がこっそり教える漫画版文壇事件簿。漫画に描くのは、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページぐらいのマンガで読む。』シリーズで知られるドリヤス工場さん。同シリーズは、又吉直樹氏が日本テレビ系「世界一受けたい授業」で三度にわたって取り上げ、累計50万部以上になっている。今回の本には、又吉直樹氏が以下のような推薦コメントを寄せている。「面白かった!常識を超えた変態性を知ると、その作家の作品に触れたくなるのが不思議。楽しみながら、読書欲を掻き立ててくれる漫画です」(登場する文豪たち)太宰治 中原中也 川端康成 檀一雄 坂口安吾 谷崎潤一郎 宇野千代 国木田独歩 永井荷風 岡本かの子 夏目漱石 直木三十   Honya Club.com

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互いのことに深く干渉しない。その暗黙のルールは気ままな私が作っているのではなく、佐藤さんの微笑みが作っている―。30過ぎの美里と、ひと回り歳上の恋人・佐藤さん、その息子で大学生のまりも君。緑に囲まれた家で"寄せ集めの家族"がいとなむ居心地いい暮らしは、佐藤さんの突然の失踪で破られる。それは14年前の、ある約束のためだった…。繋ぎとめるための言葉なんていらない。さみしさを共有できたら、それでいい。泉鏡花文学賞受賞作家が描く奇妙でいとしい「家族」のかたち。美里と佐藤さんとまりも君。緑に囲まれた家で"寄せ集めの家族"が営む居心地いい暮らしは、佐藤さんの突然の失踪でやぶられる…。泉鏡花文学賞受賞作家が描く、奇妙でいとしい「家族」のかたち。   Honya Club.com


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泉鏡花(著者)~種村季弘(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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日本の美しい風景写真100点を精選。楽しみながら学ぶ、自然に関わる風土、環境、空間、季節、歳月、動植物、鉱物など100語を収録。夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、太宰治、泉鏡花らの名作の中の四字熟語、簡単な用法、メール、手紙、会話、スピーチ、入学・入社試験に活用できる四字熟語読本。風土、環境、空間、季節、歳月、動植物、鉱物など、自然にまつわる1000語を収録した四字熟語辞典。日本の美しい風景写真100点も精選。名作中の四字熟語、簡単な用法なども掲載した。   Honya Club.com


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くず男愛、フェチ愛、妄想愛、死体愛。谷崎潤一郎、太宰治、泉鏡花、夢野久作の極限愛を、人気絵師、ひらはらしだれ(片々櫻絲)が完全漫画化。死んでも読みたい極限の文学作品105リスト付。   Honya Club.com


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パパ"日夏、"ママ"真汐、"王子"空穂。それぞれのかかえる孤独ゆえに、家族のように親密な三人の女子高校生。同級生の「わたしたち」の見守る中、愛も性も手探りの三人の関係はしだいに揺らぎ、変容してゆく。家族、少女、友愛といった言葉の意味を新たにする、時代を切り開く作家が到達しえた傑作。どれだけ賢ければ波風立てずに生きて行けるのだろう。どれだけ美しければ世間にだいじにされるのだろう。どれだけまっすぐに育てばすこやかな性欲が宿るのだろう。どれだけ性格がよければ今のわたしが全く愛せない人たちを愛せるのだろう。〈パパ〉日夏、〈ママ〉真汐、〈王子〉空穂それぞれのかかえる孤独ゆえに、家族のように親密な三人の女子高校生。同級生の「わたしたち」の見守る中、愛も性も手探りの三人の関係はしだいにゆらぎ、変容してゆく。家族、少女、友愛といった言葉の意味を新たにする、時代を切り開く作家・松浦理英子が到達しえた傑作。泉鏡花文学賞受賞圧倒的感動を呼んだ名作、待望の文庫化。解説・村田沙耶香   Honya Club.com


JPY ¥3,520
泉鏡花記念館/泉鏡花生誕150年記念 鏡花の家    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,078
時は江戸、寛延二年。備後国三次の武家の子息で、一六歳の稲生平太郎は、肝試しのため比熊山に入った。その山にある「天狗杉」に触れると、物怪の祟りがあるという。果たして山を下りた平太郎の住む屋敷を、一カ月にわたって様々な怪異が襲う―。じわりと怖い、でもどこかユーモラス。江戸時代に実話として流布し、泉鏡花や水木しげるも愛した怪談「稲生物怪録(いのうもののけろく)」を、まんがで楽しむ。野狐除けの札曲尺手の怪踏み落とし罠の怪逆首の怪名剣のこと大盥のこと鳴弦のこと網顔のこと踏み石の怪大首の怪物怪帰去のこと絵巻物がまんがで読める! 大好評第二弾は、妖怪ファン垂涎の江戸怪談の名作。化物屋敷で夜な夜な妖怪と遭遇する、平太郎少年の運命は――。木場貴俊解説。==時は江戸、寛延二年。備後国三次の武家の子息で、一六歳の稲生平太郎は、肝試しのため比熊山に入った。その山にある「天狗杉」に触れると、物怪の祟りがあるという。果たして山を下りた平太郎の住む屋敷を、一カ月にわたって様々な怪異が襲う――。じわりと怖い、でもどこかユーモラス。江戸時代に実話として流布し、泉鏡花や水木しげるも愛した怪談「稲生物怪録(いのうもののけろく)」を、まんがで楽しむ。   Honya Club.com



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見えないことはハンディだがおそらく決定的ではない。音で表す色があれば心の波動は言葉が伝える。文学が抒情でなくなる。尾崎紅葉「心の闇」国木田独歩「女難」小泉八雲「耳なし芳一の話」夏目漱石「夢十夜」の第三夜徳田秋声「盲人」永井荷風「深川の唄」泉鏡花「歌行燈」森鴎外「山椒大夫」武者小路実篤「その妹」正宗白鳥「牛部屋の臭ひ」芥川龍之介「戯作三昧」谷崎潤一郎「盲目物語」島木健作「盲目」北條民雄「いのちの初夜」から「眼帯記」へ壺井栄「大根の葉」川端康成「盲目と少女」太宰治「盲人独笑」内田百〓(けん)「残月柳検校の小閑」平林たい子「施療室にて」から「盲中国兵」へ林芙美子「盲目の詩」山本有三「無事の人」舟橋聖一「女めくら双紙」有吉佐和子「地唄」曽野綾子「二十一歳の父」水上勉「盲目」城山三郎「盲人重役」井上ひさし「藪原検校」宮尾登美子「藏」デビット・ロペティ「いちげんさん」石原慎太郎「再生」見えないことはハンディだがおそらく決定的ではない音で表す色があれば心の波動は言葉が伝える文学が抒情でなくなる   Honya Club.com


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浦塩の町で、一人の男が話しかけてきた。彼が語るのは、兵隊時代の話と、それにまつわる「死後の恋」についてであった。夢野久作の『死後の恋』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られる、大人気イラストレーターホノジロトヲジによって、鮮やかに現代リミックス。人気シリーズ「乙女の本棚」の第14弾が登場。小説としても画集としても楽しめる魅惑の1冊。「私の運命を決定《きめ》て下さい」浦塩の町で、一人の男が話しかけてきた。彼が語るのは、兵隊時代の話と、それにまつわる「死後の恋」についてであった。夢野久作の『死後の恋』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは夢野久作『瓶詰地獄』、泉鏡花『外科室』を担当する大人気イラストレーター・ホノジロトヲジによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。   Honya Club.com


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泉鏡花『妖僧記』『蝦蟆法師』論―「蝦蟆法師」の造型をめぐって鏡花文学の中の「知」山中異界のイメージ―『黒百合』『薬草取』『春昼』の材源『湯島詣』とその時代―戦略としての模倣「深沙大王」と深大寺―「文字の技巧」論の緒として泉鏡花『無憂樹』論―語りとイメージの連鎖『婦系図』小論―小説と芝居との間から泉鏡花と挿絵画家―池田蕉園・輝方   Honya Club.com