JPY ¥1,100
薮田貫/武士の町 大坂 講談社学術文庫    HMV&BOOKS online


JPY ¥713
武士を捨て江戸に出て料理人となった時吉は、女房おちよと岩本町で小料理のどか屋を営んでいる。昼飯の客で賑わう見世に、半鐘の音が飛び込んできた。火は近い。早く逃げないと大変なことになる。背に小さな倅を背負い、女房と風下に向かって逃げ出した。…と、火の粉が舞う道の端から赤子の泣き声が聞こえる。捨て子か、双子の赤子だ。放ってはおけない。神田岩本町で小料理店を営む時吉とおちよ。今日ものどか屋は心の深奥にしみわたる一椀、一膳を供し続ける。シリーズ第12弾!   Honya Club.com


JPY ¥1,870
中世前期の武士は所領に根を下ろして土着するイメージが強いが、実際は列島を広く移動した。京都に出仕することで傍輩とのネットワークを築き、様々な情報を得て列島各地に活動の場を広げていった彼らの実態に迫る。武士は移動する―プロローグ京都下りの飽くなき収奪者―藤原保昌(冷酷非道な日向守;「兵家」黒麻呂流藤原氏;中央権門と大宰府)大宰府の武者―平為賢と平季基(東国から鎮西へ;刀伊の入寇;南九州に進出する府官たち;もうひとつの長元の乱)南島交易と摂関家の爪牙―阿多忠景と源為朝(肥前と薩摩;河内源氏の九州進出;島津庄の発展;平家政権と南九州)九州に進出する幕府御家人―千葉常胤と島津忠久(源頼朝の挙兵と千葉氏;鎮西守護人千葉常胤;東海道大将軍千葉常胤;鎌倉幕府の成立と南九州;島津氏の成立)武士の列島展開と京都(京都七条町の成立と殷賑;地域間ネットワークの広がり)グローバリズムの時代を生きた武士たち―エピローグ中世武士は地方の所領に根を下ろすイメージが強いが、実際は列島を広く移動した。在京活動のなかで各地から出仕してきた傍輩とのネットワークを築き、様々な情報を得て果敢に活動の空間を広げた武士たちの姿に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
龍馬という名前/ギザギザの日本刀/議会制度の草創/新選組余談/槇村正直の明治維新/手紙の速度/寺田屋と隼人石/龍馬評価の東西性/筆跡鑑定の真偽/井口新助氏の想い出/薩長同盟の六箇条/龍馬は無名だったのか?/龍馬の手紙を読む/新発見「越行の記」の重要性/食生活の文明開化/武士の起源/孝明天皇陵に見る王政復古…龍馬の手紙の研究で知られる著者が、龍馬そして幕末維新史を語る。第1部 「霧島山登山図」は龍馬の絵か?(桶町千葉道場の月謝;「霧島山登山図」は龍馬の絵か?;ある姫君の生涯;千葉重太郎のその後 ほか)第2部 墨消しの真実(矛盾する史料のはざま;洋書の謎;寺田屋遭難の一件;「浪華のことも夢のまた夢」 ほか)第3部 考古学異聞(ストーンヘンジと夫婦岩)龍馬の手紙の研究で知られる著者が平成22年頃から記してきた、幕末維新史とその周辺に関わる小文を集めた1冊。京都龍馬会の会報「近時新聞」に連載した文章などを中心に収録。   Honya Club.com


JPY ¥724
江戸は八丁堀近くの長沢町で山県大弐が開く私塾の動向に公儀は注視しつづけていた。大弐は朝廷を重視し、公儀に批判的な姿勢をとっている。多くの浪人、武士にまじって二万石の小幡藩江戸家老の姿があった。織田信長の血を引く藩主故、藩は国主格。藩をあげて山県大弐の軍学などの説に与するならば見過ごせぬ。将軍の命を受け、御庭番の宮地加門は探索の旅に…。朝廷重視の軍学私塾に信長直系大名の家老が藩士らを引き連れ……。小幡藩は二万石の小藩だが織田の血をひく故、国主格。藩あげて、山県大弐の説に与するならば見過ごせぬ!将軍の命で加門は探索へ…。信長直系の藩に不穏の影江戸は八丁堀近くの長沢町で山県大弐が開く私塾の動向に公儀は注視しつづけていた。大弐は朝廷を重視し、公儀に批判的な姿勢をとっている。多くの浪人、武士にまじって二万石の小幡藩江戸家老の姿があった。織田信長の血を引く藩主故、藩は国主格。藩をあげて山県大弐の軍学などの説に与するならば見過ごせぬ。将軍の命を受け、御庭番の宮地加門は探索の旅に……。◆ 著者について氷月 葵 ひづき・あおい東京都生まれ。出版社勤務などを経て、フリーライターとして独立。秋月菜央の筆名で『虐待された子供たち』(二見書房)、『Relax in Blue』(経済界)等、福知怜の筆名で『タイタニック号99の謎』(二見書房)など、歴史、心理、ドキュメント系などの著書を多く執筆する。小説では第四回「北区内田康夫ミステリー文学賞」において「師団坂・六0」筆名・井水怜で大賞を受賞。◆ 好評既刊婿殿は山同心 全 3 巻公事宿 裏始末 全 5 巻( いずれも二見時代小説文庫 )   Honya Club.com


JPY ¥8,580
1 古都―京都・奈良・伊勢(修学旅行と奈良・京都・伊勢―一九一〇年代の奈良女子高等師範学校を中心に;郡区町村編制法と京都―区制論の深化のために;創建神社の造営と近代京都;一八九三年オーストリア皇族の来京;明治期「洛外」の朝廷由緒と「古都」―洛北岩倉の土器職人・椹木丸太夫の日記から;幸野楳嶺《秋日田家図》について―歴史画としての風景;橋梁デザインに見る風致に対する二つの認識―京都・鴨川に架け替えられた四つの橋をめぐって;京都の風致地区指定過程に重層する意図とその主体;歴史を表象する空間としての京都御所・御苑;権門寺社の歴史と奈良町の歴史との間;平城神宮創建計画と奈良―「南都」と「古京」をつなぐもの;「神都物語」―明治期の伊勢)2 城下町―金沢・仙台・尼崎・岡山・三都(「城下町金沢」の記憶―創出された「藩政期の景観」をめぐって;誰が藩祖伊達政宗を祀るのか;武士と武家地の行方―城下町尼崎の一九世紀;帝国の風景序説―城下町岡山における田村剛の風景利用;高等中学校制度と地方都市―教育拠点の設置実態とその特質;近代「三都」考―三府と都市制度)   Honya Club.com


JPY ¥1,210
戦国時代の主役である戦国武将だけでなく、一般の武士や商人、職人、農民たちの「暮らし」にスポットを当てた一冊。彼らはどんな町で日々を暮らし、どんなものを食べていたのか。そして戦場ではどのように戦い、懸命に乱世を生き抜いていたのだろうか。歴史小説や大河ドラマでは描かれることがない、ミクロ目線の戦国時代の暮らしぶりを、豊富なイラストでわかりやすく解説。「戦国大名とは?」「戦国時代の日常」「戦国時代の城」「合戦のリアル」「戦国時代の社会」とトピックを分けて、章ごとに説明をしていく。本書を通して、戦国時代の人々への理解が深まり、より戦国時代が楽しめるようになること間違いなし。第1章 戦国大名とは?(大名のキホン;家臣 ほか)第2章 戦国時代の日常(生活;衣食住 ほか)第3章 戦国時代の城(城のキホン;城の装備 ほか)第4章 合戦のリアル(武器;防具 ほか)第5章 戦国時代の社会(都市;環境 ほか)本書は、歴史ファンのなかでも人気の高い戦国史の100テーマを2ページもしくは1ページで図解する企画です。戦国大名の仕事、暮らし、実際の合戦の裏側、庶民の暮らしや職業……戦国時代のすべてをイラストで図解。また、「合戦で日本刀は使わない」「戦場で槍働きをした女性もいた」「不貞腐れて戦いを拒否した武将がいた」「足軽の収入源は略奪だった」といった意外な知識も本文のなかで紹介していきます。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
楽譜/香川良子の篠笛曲集 篠笛でポピュラーを吹こう ■篠笛各部の名称 / ■篠笛の音域 / ■香川式数字譜(香川譜)について / ■反復記号と演奏法 / ■音符・休符一覧、凡例 / ■篠笛運指表、篠笛運指表(基本) / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / あの町この町 (作曲: 中山晋平 作詞: 野口雨情) / うみ (作曲: 井上武士 作詞: 林柳    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,320
川越街道(中核市「小江戸」川越;川島と上福岡・富士見・大井・三芳 ほか)鎌倉街道(狭山丘陵をめぐる;高麗郷・飯能 ほか)秩父往還(長瀞周辺を歩く;皆野から秩父へ ほか)中山道(宿場町・養蚕の町本庄からレンガの町深谷へ;武蔵武士のふるさと ほか)日光道中(利根川旧流路に沿って;日光御成道をゆく ほか)好評を博した全国歴史散歩シリーズを全面改訂。新たな要素を盛り込み、最新の研究成果を取り入れて叙述。地域や史跡の見どころが一目でわかるキャッチフレーズなど、散歩に役立つ情報を数多く収録。本巻は埼玉県。   Honya Club.com


JPY ¥794
謎めく東儀左近は、千年の昔から舞楽を奉じてきた由緒ある"在天楽所"の一族だと緒方章(後の洪庵)は承知した。しかも、"在天"は大坂の町の守り神でもあるという。北前船が運んできた"隠し荷"に悪徳商人が色めき立ち、欲得ずくの騒動を巻き起こす。左近一族が動くなか、脅威の天然痘が絡み、章も医学の徒として義心のもとに奔走する。一方で、まもなく江戸遊学を控える章の、持て余す左近への思いの行方は―。痛快無比、浪華の町を悪事から守り抜くほろ苦い決意を描く、傑作シリーズ第二弾!蘭学塾・思々斎塾で医学を学ぶ日々を送る緒方章(後の洪庵)は、北前船の隠し荷をめぐる争いに巻き込まれる。船頭に連れられて大坂にやって来た謎の少女。その身に隠された秘密とは? 悪どい武士や役人、商魂たくましき大坂の町人たちを相手に、緒方章と、大坂を陰で守り続けてきた"在天別流"の血統を受け継ぐ男装の麗人・東儀左近が難事件に挑む。そして章と左近の淡い恋の行方は!? シリーズ第2弾。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
一家に一冊、通史で読む郷土の歴史。地域で活躍した人物や歴史上の重要事件を、県民の視点で平易に叙述しました。市町村合併に対応。古代から現代まで、地域の歴史を凝縮!1章 黎明期の大阪2章 王権の誕生3章 武士支配の進展4章 一揆と戦乱5章 天下統一6章 大坂三郷の発展7章 摂河泉の町と村8章 近代大阪の発展9章 大大阪とその発展10章 現代の大阪古代から現代まで、通史で読む郷土の歴史。黎明期の大阪、天下統一、近代大阪の発展など、大阪府で活躍した人物や歴史上の重要事件を、大阪府民の視点で平易に叙述。市町村合併に対応。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
平安の都で貴族はどのようにくらしていたのだろう?武士はいつも戦っていたのかな?農民や職人・商人はどんな仕事をしていたの?さまざまな人びとが生活し、世界とのつながりもあった中世日本へ探検に行こう!1 都で花開いた貴族の文化(千年の都 平安京;貴族の屋敷;寝殿造のインテリア;貴族のお仕事と「かな文字:極楽往生さあせたまえ!本を刷る―版木と活字はどうちがう?)2 武士の時代の幕開け(鎌倉ってどんなところ?;鎌倉にくらす人びと;領主になった武士;えがかれた中世の風景;列島をかけめぐる人とモノ;にぎわう港町)3 戦国大名と町のくらし(戦国大名の城下町 一乗谷;屏風にえがかれた京都(1) 洛中洛外の名所;屏風にえがかれた京都(2) 幕府と武士、代理と公家;屏風にえがかれた京都(3) 町にくらす人びと;屏風にえがかれた京都(4) 町のなかの寺院;命令と約束―古文書のいろいろ;戦いとよろい)4 躍動する民衆(庶民の祭りだ、祇園祭!;年中行事と田楽;木材加工の大革命!;日本のお金は中国製?;お茶でも一杯いかが?;稲作農業と技術)5 ひろがる世界(大海原をわたる!;なぜ大海原をわたるのか?;地球は丸かった!;キリスト教との出会い;鉄砲はどこから来た?;天下統一と城;外国からのメッセージ;南蛮船が運んだ文化)平安の都で貴族はどのようにくらしていたのだろう? 武士はいつも戦っていたのかな? 農民や職人・商人はどんな仕事をしていたの? さまざまな人びとが生活し、世界とのつながりもあった中世日本へ探検に行こう!   Honya Club.com


JPY ¥814
深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙を訪れた町医者の宗徳は、職人の一居の姿を目にした瞬間「亡くなった知人に似ている」と取り乱し、直後に謎の死を遂げる。宗徳は一居の過去を知っていたのか。剣術を愛する丸仙の娘・おちえ。武家に生まれながら、刺繍の道を歩む一居。ふたりの葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く時代青春ミステリーシリーズ第2弾!憎むより、笑って生きたい。剣才ある町娘×武士の身分を捨てた職人町医者不審死の謎を追う――深川の縫箔(刺?)屋・丸仙を訪れた町医者の宗徳は、職人の一居(いちい)の姿を目にした瞬間「亡くなった知人に似ている」と取り乱し、直後に謎の死を遂げる。宗徳は一居の過去を知っていたのか。剣術を愛する丸仙の娘・おちえ。武家に生まれながら、刺?の道を歩む一居。ふたりの葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く時代青春ミステリーシリーズ〈針と剣〉第2弾!   Honya Club.com


JPY ¥1,760
大名の登城や将軍拝謁、大名行列や道中での本陣、江戸の大名屋敷、旗本屋敷や足軽長屋など、江戸に住み、また往き来した、大名・旗本から中間・小者までの、武士の暮らしを取り上げて図解する。東京に残る大名庭園と屋敷の遺構も紹介する。第2巻では、武家の都「江戸」の、大名・旗本から御家人・足軽までの武士の生活を活写。大名登城(大名の登城門;諸門の警備;元旦の将軍謁見 ほか)大名屋敷と大名の暮らし(大名上屋敷;上屋敷の構成;毛利家上屋敷 ほか)大名の旅(加賀藩大名行列図屏風;大名行列;箱根宿駒本陣 ほか)旗本屋敷と旗本の暮らし(番町の旗本屋敷;旗本と御家人;1万ー3000石の旗本屋敷 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,708
赤穂四十七士の歴史的意義を初めて見極めた画期的論考。武士道の哲学が町人社会に波及する過程を鮮やかに描く。序章 『忠臣蔵』の不思議第1章 甲州流軍学と武士道(『甲陽軍鑑』の成立;兵法家・山本勘介;智謀家・小幡勘兵衛;兵学者・山鹿素行)第2章 吉良、上杉、浅野(上杉綱勝毒殺事件;浅野長矩の殿中刃傷)第3章 討入りと元禄の世情(赤穂藩崩壊;打算社会・元禄;大石内蔵助と四十六士;吉良邸討入り;赤穂義士を巡る江戸世論)第4章 町人道の萌芽(「義理」への視線;町人イデオロギーの広まり;『仮名手本忠臣蔵』の成立)第5章 『仮名手本忠臣蔵』終章 町人道の成立と現代日本人   Honya Club.com


JPY ¥693
私は子供のころから本を読むのが一番好きだった。梶井基次郎を読むたび湧き出す愛猫への思い。永井荷風が思い出させる幼き日の家出。坂口安吾に救われた思春期。幸田文とはだいぶ違った父娘関係。谷崎に性の厄介さを教えられ。小学生からの付き合いになる林芙美子…。本さえあれば、どんな日常も笑えて愛おしい。思い出をカラフルに彩る24冊の名作を紹介、読書の幸福に満ちた名エッセイ集。幸田文「父・こんなこと」―父親は、なぜか、どうも恥ずかしい梶井基次郎「愛撫」―かわいい家族、猫梶山季之「色魔」―男って何なのか金子ふみ子「何が私をこうさせたか」―なるべく楽しく生きたいけれど坂口安吾「堕落論」―不良になりたい山川方夫「街のなかの二人」―「恋愛」についてたまには悩みたい久生十蘭「キャラコさん」―清く正しく美しい人川端康成「山の音」―舅は哀しい森田たま「もめん随筆」―利口な女と聡明な女田中英光「オリンポスの果実」―スポーツマンはかっこ悪い「寺田寅彦随筆集」―自分の顔を見るのが怖い谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」―老人は枯れているか尾崎翠「第七官界彷徨」―隣りの家の小さな秘密横光利一「火」―子供だって悲しい杉本鉞子/大岩美代訳「武士の娘」―外国暮らしを夢みるとき永井荷風「墨東奇譚」―電球の光が懐かしい矢田津世子「茶粥の記」―料理は苦手志賀直哉「網走まで」―ドキドキしながら読んだ教科書田村俊子「女作者」―原稿を書くのは楽しいか佐藤春夫「美しい町」―マイ・ホームなんかいらない中勘助「銀の匙」―大人が喜ぶ物語「三島由紀夫レター教室」―手紙は難しい野溝七生子「緑年」―女って何なのか林芙美子「放浪記」―死ぬまで読みつづけたい私は子供のころから本を読むのが一番好きだった。梶井基次郎を読むたび湧き出す愛猫への思い。永井荷風が思い   Honya Club.com


JPY ¥1,650
きっと、僕たちは今度もまた大丈夫だこの世界ってさ、ロマンチックなことが少な過ぎるんだよこっち見てんじゃねーよ、ゾンビ夢を五分で挫折したことがある月の綺麗な夜だったで、お前いつ帰るんだ?仲良くなるという目標は達成できそうにないまったくの他人より、ちょっと知っている人のほうが気まずい前野君と来年、フジロックに行きたい「下心よ去れ」と心の中で唱えていた〔ほか〕燃え殻の話題作『すべて忘れてしまうから』の完結編が待望の書籍化!童話"鉛の兵隊"は、焼かれた後に心臓だけが残りますよね。燃え殻さんの言葉みたいだな。―――斉藤和義繰り返される緊急事態宣言、武士が見える女、趣味がフットサルの男、グレーな宿泊施設、退職代行サービス、青春の使い方、破られた学級新聞、タマゴサンドと牛乳、磯丸水産の夜、首都高速を走る車の音、渋谷円山町のワンルームマンション、叩かなくてもホコリの出る人生――すべて忘れてしまうから。自身の日々の体験を基に、いつか忘れてしまう、でも心のどこかに留めておきたい記憶の断片を、抒情的に、時にユーモラスに綴った、燃え殻による断片的回顧録・完結編。読み終わったときに、忘れていた自分の大事な記憶を思い出したり、鬱屈とした気持ちが少し楽になったり……コロナ禍の今、先の見えない毎日を過ごす私たちにそっと寄り添ってくれる一冊になっています。物語を彩る装画・挿画は『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『クリームソーダシティ』などで知られる漫画家・長尾謙一郎氏が手掛けます。   Honya Club.com


JPY ¥935
400年続いた古代の王都―平安京鳥の形のお寺―平等院ミイラをまつった金色堂―平泉海に浮かんだ神社―厳島神社武士の初めての都―鎌倉の町と大仏元の軍勢を撃退した石のかべ―元寇の防塁かがやく黄金の建物―金閣寺琉球王国の王城―首里城1200年前の日本最古の学校―足利学校中世の武士のくらし―根城〔ほか〕日本中の史跡を歩く「ドラの日本史」第2弾 「ドラえもんのびっくり日本の歴史」の第2巻。ドラえもんが、黄金の寺金閣寺や金色堂そして鎌倉大仏、平等院などを訪れて、そのひみつを解き明かす。読んで笑っているうちに、日本の歴史に強くなってしまう本だ!   Honya Club.com

(PR) 迷い鶴

JPY ¥649
孫娘に会った帰り道、華町源九郎は武士にかどわかされかけた娘を助けた。過去の記憶も名前さえも思い出せない娘を、長屋の住人は「お鶴」と呼び面倒を見る。お鶴を助けたい一心で騒動にのめり込む源九郎の前に立ちはだかる玄宗流の凶刃。鏡新明智流危うし!そして、お鶴の素姓は…?大好評シリーズ第六弾。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
日本の思想的伝統を剔抉。戦後10年の問題状況を背景とした50年代後半の講義を復元する。古代へと視野を広げた講義は、記紀神話、仏教、武士道を論じ、近代日本の国体思想の源流を求めて壮大な通史を描く。国民精神のトータルな変革をめざした丸山思想史学の新たな出発。第1章 神国思想の端初的形態第2章 鎮護国家と末法思想第3章 武士階級の意思(観念)形態第4章 徳川封建体制と儒教思想第5章 町人道と「心学」の発展第6章 国学の思想的特質1956年・59年度講義を扱い,古代へと視野を広げて神国思想から日本の思想的伝統を説きおこす.60年代に本格的に展開していく「原型」論をはじめとする着想を準備した50年代後半の講義には,丸山の苦闘の跡が刻まれている.   Honya Club.com


JPY ¥618
「うわ、あんなことを」文武両道に優れ、武士のお手本とする中江作蔵が町娘を相手に淫らな行為に耽っていた。しかも、娘に跨られ歓ぶなど武士にあるまじき所業。丸窓の障子から、のぞき見る瀬川祐吾は身悶えた。興奮冷めやらぬその夜、「作蔵さまと、同じように」と女中からあやしげな誘いが…。十八歳にして、初めて溺れる目合いの世界とは。   Honya Club.com


JPY ¥792
日本橋の呉服屋・松浦屋に7人の賊が押し入り、番頭が殺された上、大金が奪われた。番頭は、恐ろしい太刀筋で頭を割られていた。火付盗賊改方の与力・雲井竜之介が密偵たちと共に聞き込みを始めると、賊には3、4人の武士がいることが判ってきた。だがその直後、賊を探っていた岡っ引きが何者かに斬り殺されてしまう。さらに賊は両替商をも襲ったのだ。かつてない恐ろしい敵に、竜之介は勝てるのか。大人気シリーズ堂々完結!日本橋本石町の呉服屋・松浦屋に七人の賊が押し入った。番頭が殺された上、千五百両余りが盗まれたというのだ。火盗改の雲井竜之介は、賊の一味に、数人の手練れの武士がいることに警戒するのだが──。   Honya Club.com


JPY ¥770
出羽国鶴岡藩八万石の江戸家老・来栖左膳は、戦国以来の忍び集団「羽黒組」を束ね、幕府老中となった先代藩主の名声を高めてきた。羽黒組の諜報活動活用と自身の剣の腕、また"傘張り"の下士への奨励により藩を支えてきた江戸家老だが、新任の若き藩主と対立、罷免され藩を去った。だが、新藩主への暗殺予告がなされるにおよび、来栖左膳の武士の矜持に火がついて…。神田佐久間町 の名物は、傘張り屋敷の元御家老。剣客なのに傘張り名人。鶴岡藩江戸家老来栖左膳は、忍びの「羽黒組 」も束ねるが、新藩主と対立し野に下った。折しも旧主暗殺の予告が…。御家老の侍の矜持が疼く。口癖は、止まぬ雨はない! 新シリーズ第1弾!出羽国鶴岡藩八万石の江戸家老・ 来栖左膳は、戦国以来の忍び集団「 羽黒組 」を束ね、幕府老中となった先代藩主の名声を高めてきた。羽黒組の諜報活動活用と自身の剣の腕、また 傘張りの下士への奨励により藩を支えてきた江戸家老だが、新任の若き藩主と対立、罷免され藩を去った。だが、新藩主への暗殺予告がなされるにおよび、来栖左膳の武士の矜持に火がついて……。   Honya Club.com


JPY ¥3,098
「鳴くよ(794年)ウグイス平安京」から1200年を迎える。貴族の世、武士の世、民衆の世と時代は変ったが、京都はいつでも日本の中心だ。なぜ?その秘密を、古都の誕生から現在までの歴史のなかにさぐる。絵巻・イラスト・写真画像を駆使した都市・京都の通史である。1 プロローグ・京都2 平安京の町々3 京都御所4 古都の夜明け5 海を渡ってきた人々6 寺々のいらか7 神々の世界8 貴族と庶民の生活文化9 白河と鳥羽と六波羅と10 生きつづける京都   Honya Club.com


JPY ¥935
ある日突然…うちのネコが侍に!?イラストと文章で綴るストーリー。第1章 うちのにゃんこが侍に!?(にゃんこの侍クッキングーっ;にゃんことキョウコの部屋―ししゃも荘104号室)第2章 にゃんこ侍との毎日(にゃんことキョウコの暮らす町―そよかぜ町お散歩MAP;武士と茶の湯;武士と切腹;武士と初鰹)第3章 にゃんことキョウコの恋もよう最終章 にゃんこが居なくなっちゃったOLのキョウコが会社から帰ると、なぜか飼い猫が侍に。「背筋を伸ばすべし」「そもそも茶の湯とは」…。何かにつけて武士道を語ろうとするにゃんこ侍だが、猫背だったり猫舌だったりとダメ侍でもある。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
「昭和」をして「昭和」を語らしめよ。古代史の泰斗が自ら個人史を「追体験」しつつ、語らしめた「昭和」という時代。第1章 昭和という時代(松江の街;家庭生活;旧制高校と帝国大学)第2章 戦争と軍隊生活(大竹海兵団と武山海兵団;海軍航海学校;陸・海軍の終焉)第3章 敗戦後の復興(荒廃の風景;国民の努力)第4章 日本の衰運(大学教授の生活;博物館長の意見;中間のまとめ)第5章 現代批判(子供の成長;車社会;香りと風味;「手」仕事・家族の「手」;農民の勤勉;武士の質素・倹約;清潔戦前の懐かしい松江の町のこと、学徒出陣した過酷な海軍時代のこと、文化調査官として経済優先の戦後社会で必死に守った数々の史跡のこと…。90歳を迎えた古代史の泰斗が個人史を通して綴る、「昭和」という時代。   Honya Club.com


JPY ¥1,708
原敬をめぐる人脈、石炭と権力にからむ群像、兜町の花形など、政財界に跋巵した生の人間像を豊富な挿話を交えて綴り、近代資本主義発展の秘史を明から50章。原敬をめぐる人脈(ボスの選択;政党総裁の台所;ラッキー・ガイ;人材異変;首相への疑惑 ほか)石炭と権力(黒田武士と黒ダイヤ;夕張炭坑収支計算;国益と私益;あかがね御殿のあるじたち;杉山茂丸の借金戦術;機密費300円也 ほか)策士縦横(「京浜銀行」異聞;総会屋対策;王道と覇道;いわゆる「西原借款」;テロの背景 ほか)兜町の花形(天下の鈴久;マナイタの上の18人 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥748
新任書院番として登城を心待ちにする鍋次郎に奇妙な出来事が起こる。町で出会った老武士が土下座して突然許しを乞うのだ。実は、鍋次郎は城内での理不尽な侮蔑に対する復讐を遂げた書院番の息子だった。育ての親がひた隠しにした本当の親の素顔とは?史実・松平外記刃傷事件、驚愕の真実が明かされる。将軍世嗣の住まいである西丸の書院番に引き立てられ心浮き立つ伴鍋次郎だが、両親は喜ぶどころか狼狽し、不安すら覗かせる。町で会った老武士には、初対面にもかかわらず「許してくれ」と土下座される始末。しばらくして、同じ老武士にこんどは橋の上で遭遇する。酔いつぶれかけていた老人は、鍋次郎の姿を認めるや否や何事かを叫んで橋から飛び降りてしまう。老人の名が「神尾五郎」ということまではわかるが、不審は募るばかり。そんな矢先、家で書物の整理をしていると、「鍋次郎」と記された自分の名前の位牌と、父の昔の日記を見つける。日記には、鍋次郎が生まれたころの記述だけが欠落していた。自分は養子だったのだ。ほかにも自分の出生に関して何か秘密があるにちがいない。意を決した鍋次郎は、義父の高萩惣吾のもとを訪ねる。疑念をぶつけた鍋次郎に、惣吾は鍋次郎の本当の父親「松平外記」の名を告げる。外記は惣吾の親友だったという。惣吾の口から、松平外記の時を超えた悲しい物語が始まった。傑作長編時代小説。   Honya Club.com


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はぐれ長屋に訳ありの父子が引っ越してきた。父親は剣の腕が立つようだが、いまは長屋で子供たちに読み書きを教える毎日。そんな折、父子が長屋近くで三人の武士に襲われた。危ういところで彼らを救った華町源九郎は、彼らが上京した理由を知る…。大好評シリーズ第二十九弾!   Honya Club.com


JPY ¥545
歴史には必ず勝者と敗者がいる。しかし、その陰には、数限りない人間の奮闘があり、駆け引きがあり、どんでん返しがあった―表舞台で活躍した大物から、懸念に時代を支えた名脇役まで、その素顔と生きざまを浮き彫りにする。第1章 戦国乱世を生き抜き、出世にかけた男たち第2章 人の上に立てる武将、立てなかった武将第3章 歴史をも揺り動かした「宮仕え」の苦労話第4章 江戸泰平の世を生きた武士・町人の知恵袋第5章 天皇から庶民までのおもしろ生活事情第6章 古代から江戸末期、金にまつわる「かくれ話」   Honya Club.com


JPY ¥3,080
武士の支配のもと、「平和」な社会では、都市が生まれ、各地で多様な文化が育まれた。江戸・大坂・金沢の城と城下町、宿場町や、瀬戸・美濃の窯跡、大名家墓所、庭園、教育関連の史跡から、江戸時代の一面を読み取る。江戸の都市と文化―江戸時代と「史跡」1 都市の時代(総城下町・江戸の成立;徳川期大坂の城と城下町;城下町・金沢;宿場町)2 都市の文化(大名家の墓所・霊廟;庭園;史跡からみた近世陶磁器―小長曽陶器窯跡と元屋敷陶器窯跡を中心に;教育)史跡を視る目 「歴史」の発見―日光東照宮の歴史化史跡を視る目 近世遺跡調査の現在武士の支配のもと、「平和」な社会では都市が生まれ、各地で多様な文化が育まれた。江戸・大坂・金沢の城と城下町、宿場町や、瀬戸・美濃の窯跡、大名家墓所、庭園、教育関連の史跡から、江戸時代の一面を読み取る。   Honya Club.com


JPY ¥638
江戸の町はほとんどが武家屋敷。残りわずかの土地に庶民が住むという江戸の生活の仕組みはどうなっていたのか。男と女の風呂風景、物売り、花見どころ、火消人足の活躍、趣味に生きるご隠居たち、しゃれ男の同心、子育てと、宵越しの金を持たず、通でいきな江戸人の生き方を各方面から覗く。第1章 江戸の俯瞰図第2章 江戸の裸天国第3章 賄賂ですくわれた江戸の治安第4章 花を咲かせた隠居たち第5章 江戸の花鳥風月第6章 江戸のゴミとリサイクル第7章 子育て・昔と今第8章 世界一の江戸の火事第9章 旅には五難あり第10章 レジャーは信仰の旅で第11章 地に落ちた武士道第12章 権威をカサにきた大名行列の旅第13章 明治の架け橋は鉄道だった第14章 広告をうまく使った頭のいい男たち   Honya Club.com


JPY ¥1,572
武士語・町人語・廓言葉・べらんめえ語をくるめた「江戸語」には、現代の味気ない日常の会話を円滑にしたり、かつ気が効くセリフがたくさんある。本書はそんな「江戸語」会話の指南書である。仕事編―武士語会話の巻(上下関係;社内格差 ほか)遊興編―江戸町人語会話の巻(女の粋;女の品 ほか)日々の暮らし編―江戸町人語・武士語会話の巻(晩酌;美容 ほか)上級編―べらんめえ語会話の巻(「べらぼう」の使い方;「くんな」「ねえ」の使い方 ほか)武士語・町人語・廓言葉・べらんめえ語をくるめた「江戸語」には、現代の味気ない日常の会話を円滑にしたり、かつ気が利くセリフがたくさんある。本書は、そんな「江戸語」会話の指南書。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
第1章 原始・古代篇(みよし原人はいたか―石器の時代;弓矢と落とし穴―縄文人の家とくらし ほか)第2章 中世篇(武士の世へ―関東武士の支配;地方武士の生活―『とはずがたり』から ほか)第3章 近世篇(福島氏から浅野・水野氏支配へ―巧みな幕府の大名対策;三次五万名―三次町をつくった浅野長治 ほか)第4章 近現代篇(御一新の三次地方―一揆と飢饉の幕あけ;文明開化の波―維新改革の明と暗 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,520
博物館や史跡で日本の歴史がよくわかる。源平の戦いたずねてみよう(平泉;鎌倉)武士のくらし武具と武器元寇たずねてみよう―新しい仏教の寺鎌倉時代の彫刻荘園のくらし市と町たずねてみよう―鎌倉街道〔ほか〕   Honya Club.com

(PR) 大阪城

JPY ¥1,650
近世城下町の最高到達点「大坂」を歩く。本願寺が拠点とし、豊臣秀吉が拓き、幕府直轄地として発展した城下町の痕跡をたどる。特別インタビュー 小説家・有栖川有栖―大阪城は意外な結末をもつミステリーのような城図説 大阪城ものがたり1 大阪城を歩く(城の南にある惣構内の「武家屋敷の跡」を歩く;「南外堀」に見る壮大なスケール感;仕掛け満載、城の正門「大手口」 ほか)2 大阪の城下町を歩く(数奇な運命をたどった政治の中心地「上町」;秀吉の計画変更により城と分断された「旧平野町」;町奉行所で働く武士が住んだ「天満」 ほか)3 なにわ大阪の文化探訪(なにわ大坂の食文化;なにわ大坂の芸能・芸術;大阪を知るためのミュージアム案内 ほか)大阪城には、1400年もの歴史が折り重なっている。難波宮、本願寺の前史から、豊臣期、徳川期、市民の手で復興した現在の三代目天守閣まで、数奇な歴史に彩られた城下町大阪の見どころを徹底解説。現地写真のほか古地図や絵図、古写真、地形図を駆使して歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第1弾。作家・有栖川有栖氏の巻頭インタビューも収載。〔本書の特色〕◇大阪城は日本史における大事件の舞台大阪城が建つ上町台地では、たびたび歴史の転換点といえるような大事件が起こっている。大阪城を歩きながら、その名残を探す。◇大阪城を深く知る手がかりは城下町本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。城下町を探れば、天下人である豊臣秀吉が描いた壮大な計画の片鱗を見つけることができる。◇「なにわ大阪の文化」も楽しむ食べ物や芸能といった大阪名物の根底には、商都大阪で町人たちがつくりあげてきた文化の蓄積がある。城めぐりをしたあと   Honya Club.com


JPY ¥2,200
貴族や武士たちの夢のなごりをいまに伝える京都市の町なみ。長い年月がはぐくんだ伝統的産業。日本三景の一つとして知られる天橋立など、京都府の全てをビジュアルに紹介。第1章 自然と地形(空から見た京都市;京都盆地;丹波高地と大堰川;丹後山地と日本海)第2章 歴史と事件(平安京のはじまり;貴族文化と武士の台頭;室町幕府の支配;雄大華麗な桃山文化;幕末動乱の舞台;古都の近代化;京都府歴史絵年表)第3章 産業と経済(伝統工業の宝庫;伝統の繊維工業;近代工業の発展;食文化をささえる農業;北山杉;日本海の漁業)第4章 生活と文化(八坂神社の祇園祭り;美術王国・京都;由諸ある寺院と神社;住まいの建築書院と城;京都の住まい;京都の味;京都府名所絵地図)第5章 郷土の人物(慈円;角倉了以;宮崎友禅;伊藤仁斎;熊谷直孝;富岡鉄斎)ふるさとの民話(たにし息子;雀孝行;きつねの化け宝)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
名古屋を知ることは日本を知ること。日本は名古屋からできていた!人も街も文化も体制も!1 モノづくり(圧倒的な「モノづくり王国、愛知・名古屋」 驚くことに、43年連続日本一;繊維、鉄鋼、自動車など、24業種中11業種で第1位 縁の下で日本経済を支え、常にけん引してきた「愛知・名古屋のモノづくり」 ほか)2 武将のふるさと(江戸大名の約7割は愛知(尾張、三河)出身 武将のふるさと愛知;江戸300藩における「尾張武士、三河武士」の内訳 ほか)3 日本をつくる(人をつくる;街をつくる ほか)4 名古屋城と城下町(名古屋城;本丸御殿 ほか)5 名古屋ブランド(まもなく名古屋は、東京の経済圏、文化圏、生活圏に入る;名古屋人は、どこから来たのか? ほか)産業、歴史、文化、観光などの多角的な視点から名古屋を分析する、全く新しいタイプの名古屋本。製造業だけでなく農業もさかんであり、信長、秀吉、家康を輩出し、日本のもととなった名古屋を知ることで日本がわかる。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
幕末尊皇攘夷思想のルーツに迫る。「家康の遺言」に秘められた水戸黄門への蜜命!シリーズ400万部突破!歴史ノンフィクションの金字塔。第1章 江戸「名君」の虚実1 徳川光圀の生涯編―武士の「忠義」の対象は天皇か将軍か第2章 江戸「名君」の虚実2 保科正之の生涯編―王政復古と明治維新へと発展した思想のルーツ第3章 江戸「名君」の虚実3 上杉鷹山の改革編―名門家臣を断罪した「流血」の覚悟第4章 江戸「名君」の虚実4 池田光政の善政編―「脱・仏教体制」の潮流と『太平記』注釈書第5章 江戸、町人文化の世界1 江戸文化の「江戸的」展開編―俳諧と歌舞伎と落語のルーツ第6章 江戸、町人文化の世界2 江戸文化の「江戸的」凝縮編―芸術の「大衆化」を支えてきた源泉「家康の遺言」に秘められた水戸徳川家への密命とは何か? 幕末の尊皇攘夷思想のルーツに迫る歴史ノンフィクション。御三家水戸藩藩主・徳川光圀と親藩会津藩・保科正之は、いずれも徳川家康の孫にあたる。ほぼ同時代に生きたこの2人の思想が約200年後の幕末の動乱の中で、一方は攘夷派志士たちの精神的支柱となり、もう一方は、幕府に最後まで殉じるという選択に大きな影響を与える思想として深化していく――。さらに、藩財政破綻の危機を救い「改革は無血では成功しない」という教訓を遺した米沢藩の養子藩主・上杉鷹山。そして庶民が通う学校としては世界でももっとも古い閑谷学校を設立した池田光政など江戸の4人の名君の実像に迫る。歴史のダイナミズムを堪能できる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥4,950
公家・僧侶や武士だけでなく、町や村で暮らす人々に至るまで、様々な身分階層に広がりを見せた江戸期の日記。なぜ人々は日記を書こうとし、また書くことが出来たのか。そして日記の内容はいかなるものだったのか。本書では、江戸期の特徴ある日記を取り上げ、その成立過程や伝存のあり方、機能の違い、書き手の動機や目的、そして後世に残すための取り組みなどを紹介する。近世をより深く知ろうとするための恰好の道案内。近世日記の世界を読み解く第1編 公と私の日記の展開(私日記の伝統と公日記の復活;幕府日記の諸相;藩日記の諸相)第2編 広がる近世日記の世界(多様化する日記の目的;多様化する記主と記載内容)日記と歴史書編纂公家・僧侶や武士だけでなく、町や村に暮らす人々に至るまで、様々な身分階層に広がりをみせて書かれた江戸期の日記。なぜ人々は日記を書こうとし、また書くことが出来たのか。そして日記の内容はいかなるものだったのか。本書では、江戸期の特徴ある日記を取り上げ、その成立過程や伝存のあり方、機能の違い、書き手の動機や目的、そして後世に残すための取り組みなどを紹介する。近世をより深く知ろうとするための恰好の道案内。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
創設期の謎、職務の実態と変遷、不正事件などを検証・考察。大坂町奉行と与力・同心の世界、大坂に居た武士たちの息吹を伝える。1 大坂町奉行創設異聞(三人の大坂町奉行と史実の「錯誤」;嶋田直時の頓死と大坂町奉行所の混乱;寛永五年江戸城刃傷事件の顛末)2 大坂町奉行と与力・同心異聞(大坂町奉行と職務;町与力・同心の編成と職務;取締と捕縛)3 大坂町奉行・与力と事件異聞(大坂町奉行稲垣種信と商家相続事件;首討足軽「御暇」一件;西町奉行所与力内山彦次郎の「暗殺」)創設期の謎、職務の実態と変遷、不正事件など、主に日本史関係の辞典や教科書などと異なった事実関係を取り上げて検証・考察。大坂町奉行と与力・同心の世界を探り、大坂に居た武士たちの息吹を伝える1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
『瞼の母』『一本刀土俵入』『日本捕虜志』などで知られる明治生まれの作家・長谷川伸。アウトローや弱者、敗者の視点に立ち、終生、日本人のこころの奥底に横たわる倫理観、道徳感情に光を当て続けた。その生涯を振り返るとともに作品を読み直し、現代の日本人に忘れ去られた「含羞を帯びた反権力姿勢」「弱者へのヒューマニズム」の感覚とは何かを考察する。『夜もすがら検校』と『沓掛時次郎』『瞼の母』『一本刀土俵入』武士道、町人道、任侠道仇討ごろつき神ではなく人間を信じた『日本捕虜志』「たたかい」とは何か義理と人情埋もれた人々を掘り出したい『瞼の母』などで知られる明治生まれの作家・長谷川伸は終生、義理人情の世界を描いた。その生涯を振り返るとともに、アウトローや敗者の側に立った彼の作品を再読し、私たちが見失った「日本人の心情」を考察する。   Honya Club.com


JPY ¥968
合戦の舞台を、歴史小説家がひた走る!「手柄は足にあり」というのは上杉謙信の言葉だが、戦国時代の人々はとにかく歩き、走ることで戦いの中を生き延びた。戦国武将たちが駆け抜けた戦いの道を、歴史小説家が実際に走り、武将達の苦難を追体験する。彼らは何を思い、そして願いながら、戦場を走ったのか?合戦の現場を足で辿ることで、文献史料を読むだけでは分からない、武将と戦いの実像が見えてくる!?第1章 大坂夏の陣(実は幻なのか?信繁による家康本陣突撃;やっぱり真田は凄かった ほか)第2章 本能寺の変(報告上手な冷血漢、光秀;武士の美学 ほか)第3章 石山合戦(ツーといってドン;軍隊はなぜ真っすぐ進めなかったのか ほか)第4章 桶狭間の戦い(奇跡のジャイアントキリング、桶狭間;開けっ広げな清洲の町 ほか)第5章 川中島の合戦(うどんと鮭を巡る戦い?;川中島の名の由来 ほか)合戦の舞台を、歴史小説家がひた走る!「手柄は足にあり」という上杉謙信の言葉の通り、戦国時代を生きた人々はとにかく歩き、そして走った。戦国武将たちが駆け抜けた戦いの道を、歴史小説家が実際に走り、武将達の苦難を追体験する。彼らは何を思い、そして願いながら、戦場をひた走ったのか? 合戦の現場を足で辿ることで、文献史料を読むだけでは分からない、武将と戦いの実像が見えてくる!?――第1章より 戦国ラン、第1走目は「大坂夏の陣」でいくことにした。夏の陣のクライマックス、慶長20年(1615)5月7日の「天王寺・岡山の戦い」において、真田信繁(幸村)が徳川家康本陣に突撃したルートを実際に走ってみるのだ。 この戦いを取り上げた理由だが、信繁による家康本陣切り込みは、戦国最後の見せ場であり、戦場の上町台地は大阪在住の私にとって土地勘のある場所である。また、狭隘な台地   Honya Club.com


JPY ¥2,200
坂東独立国家を目指した平将門。東国武士の開祖藤原秀郷。鎌倉幕府を支えた下野武士。江戸に幕府を開いた徳川家康は"坂東太郎"利根川を東遷させ、いまの関東の基礎を築く。明治期に産銅量が急増した足尾銅山は鉱毒被害を引き起こし田中正造の天皇直訴に至る。渡良瀬遊水地は、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録される。渡良瀬遊水地の地元・栃木市の郷土史家で、利根川流域史を知悉する著者が、広大な大地が広がる関東平野の歴史を思いのままつづる。日本の原風景と関東平野江戸時代の利根川改修事業―徳川幕府の経済基盤を確立させた「東遷事業」・「新田開発」下総国 飯沼新田開発三千町歩つわもの 平将門の乱(怨乱‐反乱‐内乱)―中世武士の萌芽 坂東独立国家構想の夢→鎌倉幕府頼朝へ古代の「防人」と中世の東国秀郷流小山一族の活躍近世栃木町の誕生と巴波川の舟運部屋河岸・新波河岸思川(黒川)水系の河岸地域と共に―渡良瀬遊水地の生い立ち田中正造翁「予は下野の百姓なり」渡良瀬遊水地に古里あり坂東独立国家を目指した平将門。東国武士の開祖藤原秀郷。鎌倉幕府を支えた下野武士団。"坂東太郎"利根川を東遷させ、いまの関東の基礎を築いた徳川家康。足尾銅山鉱毒被害を天皇に直訴した田中正造。そして現在、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地。渡良瀬遊水地の地元・旧藤岡町在住の著者が、広大な大地広がる関東平野の歴史を思いのままつづる。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
豊かな自然につつまれた奥秩父。江戸時代からの歴史を持つ岩槻の人形づくりや、多彩な近効農業。豪華絢爛な屋台で魅了する秩父夜祭りなど、埼玉県の全てをビジュアルに紹介。第1章 自然と地形(空から見た浦和市;水に苦しんだ武蔵野;秩父山地の自然;秩父山地の植物;自然の神秘橋立鐘乳洞)第2章 歴史と事件(埼玉古墳群と吉見百穴;戦乱の世の武蔵武士;後北条氏の武蔵征服;大農民一揆 伝馬騒動;困民党と秩父事件;第一次世界大戦以降の埼玉県;埼玉県歴史絵年表)第3章 産業と経済(秩父のセメント工業;躍進する埼玉県の工業;多彩な近効農業;養鶏中心の畜産 川越の観光農園;埼玉県の伝統的工業;岩槻の人形づくり 加須の鯉のぼり)第4章 生活と文化(うけつがれる民俗芸能;豪快に祝う行事;山車と祭りばやし;川越に残る蔵造りの町なみ;大宮にできた盆栽村;増加する住宅団地;埼玉県名所絵地図)第5章 郷土の人物(城づくりの名人太田道潅;明治の大実業家渋沢栄一;養蚕発展の父木村九蔵;盲目の国学者塙保己一;日本最初の女医荻野吟子;「まんが」の創始者北沢楽天)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
スイス人外交官の見た幕末の日本を約150点の図版で紹介。1 長崎から下関へ2 横浜と鎌倉の周辺3 江戸と武士4 武士の仕事5 京の人びと6 旅と在郷の村精緻なイラストでよくわかる!外国人の目で見た幕末の日本。幕末に日本に滞在したスイス人外交官エメェ・アンベール著『日本図説』〔パリ・アシェット社刊、1870年〕に収載された図版約500点の中から、武士の町としての江戸、長崎・横浜・鎌倉・京都などの都市と風景、地方の暮らしに関わる図版150点あまりを厳選し、当時の貴重な地図も加えて再編集しました。長崎や下関、横浜や鎌倉周辺の風景、武士の街としての江戸、公家や天皇など京の人々の様子がアンベールが作り上げた精緻な図版でよくわかる貴重な資料集です。   Honya Club.com


JPY ¥7,260
京都の町家と町なみは、町衆の美意識と都市文化が育んだ貴重な財産…そんな定説を覆す、意欲的な労作。江戸時代の文献史料を読み解き、幕府、所司代―町奉行体制による建築行政の影響を明らかにする。序章 古代から近世初頭の京都―江戸時代までの町家と町なみ第1章 京都の町なみを整えたのは―家作禁令と建築規制、御触書と町式目第2章 桟瓦葺になった町なみからウダツが消える―瓦葺の規制と解除第3章 京都と江戸の町なみが違ったわけ―江戸の土蔵造と京都の真壁第4章 京都の町家と梁間規制―町家の構造と民家の梁間規制第5章 ムシコと町家の表構え―名称の変遷と表構えの変容第6章 町家内部の違反建築―規制された唐紙を使えたわけ第7章 武士を見下ろしてはいけなかったのか―町家二階からの見下ろしと町家型式第8章 木戸門のある町なみ―町々と木戸門のかかわり第9章 木戸門のかたち―京都の立派な木戸門結章 京都の町家と町なみ―目立つ普請にてはこれなく候京都の町家と町なみは、町衆の美意識と都市文化が育んだ貴重な財産。そんな定説を覆す、意欲的な労作。江戸時代の文献史料を読み解き、幕府、所司代・町奉行体制による建築行政の影響を明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
20世紀初頭、欧州を席巻した日本女性の生涯。幼年時代旅の子役会津武士切腹芸妓悲恋海辺の町離別海を渡る旗揚げハナコ一座ハナコとロダンの邂逅ムードンの家花咲くハナコ死の首悲愁ハナコとスタニスラフスキーサラエボの銃声ロダンの死旅の終わり   Honya Club.com


JPY ¥1,430
扉を開けばお江戸でござる。暮らしと歴史の"体感"ガイド。第1部 江戸を旅する技術編(江戸の言葉;江戸の時間感覚;江戸の天候と四季;江戸の地理と交通 ほか)第2部 お江戸八百八町ガイド編(江戸城;大名小路;日本橋・八丁堀;両国 ほか)タイムマシンの向こうには、町人の熱気が息づく裏長屋から、武士道精神に貫かれたお屋敷町まで、粋の魅力に包まれた時代劇の世界を肌で感じる旅がある…。江戸の暮らしと歴史を"体感"できるガイドブック。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
千葉県の豊かな歴史エピソード集。身近な歴史を語って好評を博した前著を増補改訂、図版も豊富に興味深い郷土の逸話をわかりやすく綴る最新版。徳川家康とミカン(香取市岡飯田)悪政と農民のはざまに散った武士(千葉市若葉区多部田町)流れない川(千葉市花見川区柏井町)壮大な農業用水工事(千葉市中央区星久喜町・千葉寺町)男の背中(九十九里町小関)明治維新の踏台(鎌ヶ谷市左津間)海を駈けたロマンス(南房総市富浦町原岡)黒船来航と老婆の居住権(富津市竹岡)さつま芋と"のんだくれ浪人"(千葉市花見川区武石町)農村指導の神様(旭市長部)〔ほか〕「徳川家康とミカン」から、「鰯荷物の岡道中」まで、千葉県の豊かな歴史エピソード集。千葉の身近な歴史を語って好評を博した前著を増補改訂、図版も豊富に興味深い郷土の逸話をわかりやすく綴る最新版。   Honya Club.com


JPY ¥838
江戸開幕後、文化の中心地として急速に発展していく都市・江戸の姿を歴史的に考究し、江戸の文化、生活の変遷を生きいきと描く。武士と町人の関係、江戸ッ子と演劇、旗本奴・町奴・女傑、いれずみ、火事と火消、水道と井戸、食膳の魚、江戸言葉など、江戸ッ子の特性を多角的にとらえた名著。桜田と神田の間新市街の三百町江戸向うと地回り一住い三坪二合五勺百文以下の小売り八州をもって天下に抗す誰が芝居を喜ぶか悪対趣味に耽る城下町人の擡頭男立狂言の流行〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥715
室町幕府は将軍義政の後継者問題に端を発し、応仁の乱を起こす。乱は収まるが、幕府は弱体化して求心力を失い、戦国時代へと突入する。武士も百姓も下剋上の嵐に巻き込まれた、百年間の慢性的な戦争状態。しかし、新しい社会は芽生えていく。地侍の誕生。楽市楽座などの経済の発展と商人の台頭。そして、北条早雲や武田信玄など戦国大名は経済力と武力を蓄え、領土を奪い合うのだった。足利義持と関東の内乱足利義教の恐怖政治立ち上がる農民と一揆足利義政と応仁の乱蓮如と一向一揆東山文化北条早雲の国盗り物語毛利元就の中国統一の戦い鉄砲とキリスト教発展する町と人々武田信玄と上杉謙信農民たちの団結   Honya Club.com


JPY ¥1,100
峻厳な修験の山、吉野・大峯。高地に拓かれた密教の原点、高野山。霊験あらたかな神仏の鎮まる、熊野三山。上皇や貴族らは山伏の先達に導かれて厳しい修行に耐え、いくどもこれらの霊場へ向かい、浄土を求めた。やがて「蟻の熊野詣」といわれるように、武士・庶民らが次から次へと霊場を目指してルートを切り拓いていった。三つの霊場の歴史をふりかえり、今に残る石畳、道標、王子跡をくまなくたどりながら、霊場をむすぶ古道に刻まれた、日本が誇る自然と祈りの景観を解き明かす。1 吉野・高野・熊野の歴史と文化2 紀伊山地の霊場(吉野・大峯;高野山;熊野三山)3 参詣道を歩く(大峯奥駈道;高野山町石道;熊野参詣道(紀伊路と伊勢路;中辺路 ほか))2004年に世界遺産に加わった信仰の地域、吉野・高野・熊野。この3つの霊場の歴史を振り返り、今に残る石畳、道標、王子跡を辿りながら、霊場を結ぶ古道に刻まれた、日本が誇る自然と祈りの景観を解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥682
江戸への出稼ぎ中に行方不明になった夫を、妻と娘が探しにくる感涙必至の「おまもり」や、泥棒がおけら長屋に忍び込もうとするも思わぬ展開に巻き込まれる「しにがみ」、江戸にラクダが見世物としてくることになり、万造、松吉が一攫千金を企む「ふうぶん」、黒石藩の家老・工藤惣二郎の年の離れた妹が、鉄斎門下の武士に試合を申し込む「せいがん」といった、笑いあり涙ありの傑作四篇を収録。笑いと涙と人情の人気シリーズ最新巻!お江戸は本所亀沢町にある貧乏長屋。万造、松吉の「万松」コンビを筆頭に、左官の八五郎・お里夫婦や後家のお染、 浪人の島田鉄斎ら個性的な面々が住んでいる。そんな「おけら長屋」では、今日も笑いと涙 の"珍"騒動が巻き起こって……。江戸への出稼ぎ中に行方不明になった夫を、妻と娘が探しにくる感涙必至の「おまもり」や、間抜けな泥棒がおけら長屋に忍び込もうとするも思わぬ展開に巻き込まれる「しにがみ」、江戸にラクダが見世物としてくることになり、万造、松吉が一攫千金を企む「ふうぶん」、黒石藩の家老・工藤惣二郎の年の離れた妹が、鉄斎門下の武士に試合を申し込む「せいがん」といった、笑いあり涙ありの傑作四篇を収録。文庫書き下ろし。   Honya Club.com


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井伊直弼が暗殺された桜田門は二つあった!南町奉行所は数寄屋橋交差点の裏手にあった…山手線全29駅・総武線7駅の歴史をめぐる旅。山手線(東京駅―巨大な大名屋敷が立ち並んだ丸の内;神田駅―江戸のガイドブック『江戸名所図会』;秋葉原駅―ITの町も昔は青物市場;御徒町駅―御徒組が将軍の警備担当;上野駅―不忍池のモデルは琵琶湖 ほか)総武線(御茶ノ水駅―名水が湧き出ていた地;水道橋駅―小石川後楽園に光圀も住んでいた;飯田橋駅―西の守り牛込御門;市ヶ谷駅―防衛省はもと尾張徳川家の上屋敷跡;四ツ谷駅―服部半蔵ゆかりの地 ほか)江戸は武士の町だった。山手線全29駅ほか、山手線が走る区域内を走る中央線の駅7駅を含めた、計36駅を途中下車して、駅界隈に広がる江戸の名残りを訪ねる街歩き本。江戸の意外な真実を紹介したこぼれ話も満載。   Honya Club.com


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浅草駒形町の大川端で、岡っ引きの安造が斬殺された。安造は、浅草を縄張りにする「鬼の甚蔵」と呼ばれる男の賭場を探っていたのだ。死体は、横に深く斬られており、手練れの武士の仕業と思われた。甚蔵の賭場の探索を命じられた火付盗賊改方の与力・雲井竜之介は、手下たちとともに聞き込みを始める。だが、賭場らしき場所を突き止めた矢先、必殺剣「霞薙ぎ」の遣い手が、竜之介の前に立ちはだかった。鬼与力に最大の危機が迫る!浅草駒形町の大川端で、岡っ引きの安造が斬殺された。安造は、浅草を縄張りにする「鬼の甚蔵」と呼ばれる男の賭場を探っていたのだ。死体は、横に深く斬られており、手練れの武士の仕業と思われた。安造殺しの探索を命じられた火付盗賊改の与力・雲井竜之介は、手下たちとともに聞き込みを始める。だが、賭場らしき場所を突き止めた矢先、必殺剣「霞薙ぎ」の遣い手が、竜之介の前に立ちはだかった。鬼与力に最大の危機が迫る!   Honya Club.com


JPY ¥605
江戸の町なかに各種の性の見世物が軒をつらね、性具や秘薬の専門店も繁盛していた。長命丸という強精薬を売っていた両国薬研堀の「四つ目屋」では、他方への通信販売も行なっていた。密通が盛んで、男と女が密会する場所として出合茶屋が急増し、隅田川近くの船宿が利用された。性の快楽を求める欲求が強まり、閨房術への関心が高まった。廓や岡場所が栄え、おびただしい数の好色本や春画が出版され、性文化が花開いた江戸時代の性事情を活写する。第1章 性を楽しむ(江戸にもあったポルノショップ;湯女風呂の生態 ほか)第2章 結婚と密通(介添女と仲人;不自由な武士の結婚;密会は出合茶屋で;「夜這い」という婚前交渉;「三くだり半」は再婚の許可書;人妻の情事と首代)第3章 性欲と性愛術(貝原益軒が説く性交回数;女の性欲は灰になるまで ほか)第4章 大奥の性(新参者の裸踊り;将軍の不自由な性生活 ほか)第5章 この人物の意外な性生活(宮本武蔵と遊女雲井;貝原益軒の「神聖な儀式」 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥748
武田軍に攻め込まれ落城寸前の長篠城を救うため、鳥居強右衛門は城を抜け出した。その強石衛門の口から語られたのは、京の町で出会ったある女の話で…。(「長篠の蒼空」)宣教師ヴァリニャーニから織田信長に献上された弥助。信長に気に入られた弥助は、武士として信長に仕えることになるが…。(表題作)その他、感動必至の二編を収録。歴史に埋もれた愛を描く、傑作短編集。   Honya Club.com


JPY ¥723
参勤交代の武士や江戸見物におとずれた旅人たちの必須アイテム「江戸切絵図」をもとに、広重が描いた大江戸名所を現代の「東京」に探し訪ねる散策紀行。切絵図を眺め、かつての江戸に空想を巡らせるもよし、「広重の江戸」の現在地が一目でわかる現在図と写真を手がかりに、東京の町を歩くもまたよし。希代の浮世絵師になりかわり、今なお残る江戸情緒を堪能できる一冊。八ツ見のはし山下町日比谷外さくら田外桜田弁慶堀糀町糀町一丁目山王祭ねり込芝愛宕山増上寺塔赤羽根芝神明増上寺金杉橋芝浦芝うらの風景愛宕下藪小路〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,310
絵の中に文字を表す「文字絵」。たとえば、有名な「へのへのもへじ」では、文字の形が顔の要素をかたどっています。本書は、そのような文字絵に川柳、狂歌、短歌などを添えた、十返舎一九の滑稽本『文字の知画』(もんじのちえ)を現代語読みにしました。一九の綴った言葉への見解を交えて、わかりやすく解説しています。時は今から200年ほど前、登場人物は、江戸の町で働く商人や町人を中心に、花街の人々や旅人、武士、また町中をあてもなく彷徨う者など、老若男女総勢41人に犬1匹。彼らのよもやま話や尾籠な話、その悲喜こもごもに、現代に生きる私たちはギョッとしたり苦笑したり、時に微笑ましく感じたりするかもしれません。一九が見つめた「江戸の市井の笑い」が垣間見える1冊です。   Honya Club.com


JPY ¥968
江戸の武家地の約五五パーセントを占めたという江戸藩邸。一体、どのような空間だったのか?三河吉田藩(現在の愛知県豊橋市)に残る「江戸日記」などの古文書から、江戸藩邸の役割や仕組みのみならず、脱藩・窃盗・殺人・仇討など藩邸内で起きた事件や驚きのエピソード、さらに女性たちが暮らす「奥向」など、知られざる江戸藩邸の内側を紹介し、武士たちのリアルを描き出す。江戸から明治へ、激動の時代の中で終焉を迎える江戸藩邸の姿も見つめる。第1章 江戸の大名屋敷(巨大城下町・江戸;江戸藩邸の種類 ほか)第2章 江戸ではたらく武士(勤番藩士と定府藩士;江戸勝手と吉田勝手 ほか)第3章 江戸藩邸事件簿(脱藩者たち;一家全員で脱藩 ほか)第4章 江戸藩邸の奥向(「表向」と「奥向」;妻と妾 ほか)第5章 藩邸から子爵邸へ(大地動乱の時代;お父さん頑張る! ほか)大名屋敷の裏側、お見せします!――古文書から読み解く、大名・家臣・家族の暮らし江戸の町には広大な大名屋敷(江戸藩邸)が多数存在し、その数は600にものぼったという。では、「江戸藩邸」とは、どのような空間だったのか?三河吉田藩(現愛知県)に残る「江戸日記」などの古文書から、江戸藩邸の仕組みや藩邸内で起きた事件や面白いエピソード、女性たちが暮らす「奥向」など、知られざる江戸藩邸の内部を紹介し、江戸の武家社会の実相を明らかにする。――(本書「はじめに」より)多くの大名が人生の大半を過ごし、藩財政の多くを消費した江戸藩邸を抜きに藩の歴史を語るのは不完全と言わざるを得ない。また、江戸の武家地の約55パーセントを占めた江戸藩邸を理解することは、東京の歴史を知る上でも重要なファクターである。本書の目的は、特定の一つの大名家―三河吉田藩(現在の愛知県豊橋市)・松平伊豆守家―の記録を   Honya Club.com


JPY ¥2,090
ロマンに満ちた郷土の歴史。四半世紀ぶりに全面書きおろし。1章 文化の曙2章 古代の日向国3章 開かれゆく日向の武士社会4章 戦国乱世と領国社会5章 九州平定と小藩分立体制の成立6章 藩政期の町と村7章 藩政の動揺と地域社会の変貌8章 陸の孤島9章 太陽と緑の国   Honya Club.com


JPY ¥3,850
備前岡山から文人として立つべく大坂にやって来た萩原広道は、文雅に対する理解の少ない「俗地」に、当初、ひどく落胆する。しかし、大坂はまた、「仮寓」の武士・文人たちが次々入れ替わり、多量の「情報」が行き交い、「文化」の活性化を促し続ける地であり、人生に相渉ることを文人の理想とする者にとって、格好の場だった。広道は、そんな「俗地」において最後まで文人として立ち続け、幕末国学の近代に繋がる文学運動を推し進める一人となった。第1部 「俗地」の大坂(三都の中の大坂;仮寓の地の大坂;ネットを繋ぐ者たち)第2部 仮寓武士役人の町(仮寓の武士役人たち;仮寓武士役人と大坂の塾;大阪代官竹垣直道と京摂の友人;有功・翁満論争と竹垣直道)第3部 仮寓文人の町(「書肆の町」大坂;大坂仮寓文人たちとその著作;野之口隆正のこと)第4部 文人萩原広道と大坂(岡山の萩原広道;大坂書肆と萩原広道;広道の著作活動;俗地の文人萩原広道)   Honya Club.com


JPY ¥2,420
元和偃武が成り、"東照大権現"の鎮護のもと徳川幕府は、対外的には"鎖国"という虚構の"華夷秩序"をうち立て、国内には"徳川の平和"を実現する。武力を凍結された軍事集団、武士は自らをどう変えていくのか。戦乱の世を通じて獲得された人々の"自治"は、この新しい武家国家とどう折り合いをつけ、近世の町・村の仕組みを生み出していくのか。開かれゆく知の世界と、元禄社会の陰翳。序章 「天下泰平」の時代第1章 乱世の終焉第2章 「鎖国」―虚構の華夷秩序第3章 寛永飢饉第4章 村落社会と知第5章 都市社会の成立第6章 文治政治の陰翳第7章 開けゆく書物の世界元和偃武が成り、東照大権現の鎮護のもと徳川幕府は、対外的には鎖国という虚構の華夷秩序をうち立て、国内には徳川の平和を実現する。開かれゆく知の世界と、元禄社会の陰翳を描く。   Honya Club.com


JPY ¥759
世襲制を否定した聖徳太子、思い切った減税で民の心をつかんだ北条早雲、完璧な能力主義の織田信長、遊べや使えの重商主義政策をとった徳川宗春、クレジットカード!?で支出を管理した土井利里、町から灯が消えるほどの倹約令を発した水野忠邦、積極財政で恐慌を次々と乗り切った高橋是清、所得倍増計画を4年で達成させた池田勇人など、日本の改革者44人を紹介し、その成果と功罪をわかりやすく解説。先人たちが挑んだ、改革の日本史。聖徳太子―世襲制の姓を否定、中央集権国家へと構造改革断行!中臣鎌足―大化の改新を演出、大陸型の中央集権国家を誕生させる桓武天皇―天皇親政と平安京遷都を断行するも、怨霊の祟りに萎縮!?菅原道真―中級貴族ながら遣唐使廃止に貢献するなど改革に挑戦!?平清盛―遷都、海外貿易など政策がユニークな初の武士政権源頼朝―武士による武士のための政府、鎌倉幕府を創設北条泰時―御家人の合議制による執権政治を採用、武士政権の基礎を確立後醍醐天皇―鎌倉幕府を倒し、天皇親政をめざすも武士の離反に遭い挫折北条早雲―戦国大名として関東支配の基礎を確立、分国支配の元祖織田信長―強烈な個性と合理的性格が成し得た天下布武〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥935
日本橋、浅草、相撲、花火、舟遊び、歌舞伎、見世物、吉原、宿場町、大名行列、江戸城、武士の仕事、大奥、勤番武士、長屋、ファッション事情、江戸のグルメ、奉行所、江戸の年中行事…etc.ビジュアルで解き明かす大江戸八百八町の人々の暮らし。序章 江戸のなりたち第1部 江戸のにぎわい第2部 武家の世界第3部 江戸の町人地第4部 江戸の風俗第5部 江戸の仕組み第6部 江戸の歳時記風光明媚な町並み、人情味あふれる長屋、人気を博した相撲、江戸の華である花魁、幕府を支える武士…。CG・浮世絵・古写真で、江戸の生活、文化、遊びのすべてがわかる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,904
池田輝郎 (池田輝男)/池田輝郎全曲集2015 佐賀箪笥長持唄 / 男の意地 / 北の夜風 / 望郷ひとり酒 / 淡路の女よ / 湯の里しぐれ / 伊万里の母 / あした坂 / 雨の夜汽車 / 人生みなと / 湯の町哀歌 / 伊万里木挽唄 / くんちのぼせ / 黒田武士 ~詩吟・浪曲入り~ / これから / ネオン舟   HMV&BOOKS online


JPY ¥461
享保16年、夏。江戸に巨大カブト現る!! 大江戸蟲斬りバトルアクション、待望の第4巻!夏の風物詩・巨大カブトとの大立ち回りも最終局面! さらに、謎多き蟲退治集団「蟲狩」も暗躍し始め、平和な江戸は一転、緊迫の度合いを深めていく――…城塞級の巨大蟲を無涯はどう始末するのか…!? お色気たっぷりの刺客・蜜月に囚われたお春さんを仁兵衛は救出できるのか…!? 武士になりたいと願う貧しい少年が仁兵衛に弟子入り…!? 徐々に明らかになる蟲奉行様の謎…!? 「市中見廻り組」に下された解散命令…!? ミッション盛りだくさん&読み応え抜群&爽やかに薫るお色気シーン!まったく正しい王道少年漫画、最新刊! 【編集担当からのおすすめ情報】 これでもかこれでもかというくらいに熱く、清々しい主人公・月島仁兵衛が、江戸の町を一生懸命駆け抜けます! 全くブレない仁兵衛の一途な姿を、どうぞご覧ください。知らず知らずにページをめくる手が汗ばんでくるハズです! 読後には、まるで仁兵衛達と一緒に蟲と戦ったかのような心地よい疲労感と、圧倒的な爽快感を味わわれることをお約束いたします。   Honya Club.com


JPY ¥1,078
江戸・東京の歴史がくわしく学べる、歴史スポットを数多く掲載。江戸のシンボル「江戸城」(教えて!河合先生1 260年以上も続いた江戸幕府ってなに?;日本一大きな城「江戸城」;江戸城本丸御殿 ほか)江戸っ子の暮らしと文化(教えて!河合先生2 100万人の大都市「江戸」町人の暮らしと文化;町人と武士の暮らし;江戸の町を守った町奉行所 ほか)明治・大正・昭和(教えて!河合先生3 人びとの暮らしを大きく変えた西洋化ってどんな事?;近代日本への出発点「明治」;特集 維新の三傑 ほか)豊富なイラストと写真で、江戸・東京の歴史をわかりやすく解説した、読んで、行って、学ぶガイドブック。江戸のシンボル「江戸城」や、江戸っ子の暮らしと文化などを紹介。数多くの歴史スポットも掲載。   Honya Club.com

(PR) 花火

JPY ¥2,860
平和な世に咲く大輪の華。お殿様の接待から庶民の娯楽になるまで。中国からの渡来と貴人の観賞国産化と武士・町人が楽しむ花火裾野の広がり大型花火と狼煙技術の進歩文化・文政期の花火と技術書の出版『花火秘伝集』と六種類の花火隅田川花火の天保改革期の動向納涼花火と大花火・川開花火武士の火術稽古武士の技術書と昼花火大名の花火鑑賞町と村の花火旧武士たちの参入と西洋の化学薬品市場の拡大と専業化新しい観衆と花火大会の誕生伊達政宗が唐人の上げるものを観賞したのが、日本の花火の始まりである。徳川家康をはじめ武家や高僧など特権階級の接待に使われた花火は、徐々に庶民に身近な娯楽となっていく。火事を恐れる幕府がなんど禁じても街中で上げる人は後を絶たず、隅田川花火が始まれば押し寄せる群衆で橋の欄干が落ちた。武士も町人も、大人も子供もとりこにし、夏の風物詩になる現在までの歴史と技術的変遷をたどる。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
国を憂い奔走する武士の姿、生死を賭けて海外へ渡航した人びと、茅葺きの屋根が整然と立ち並ぶ宿場町、様々な職業の人たちで活気に満ちた街道の風景、そして城と城下町、港と船など、さまざまな幕末の情景を貴重な写真で記録した。幕末の日本 憂国の志士と海外渡航者(幕末を記録した写真―最新の研究動向を踏まえて;国を憂う群像たち―兄弟で袂を分かちながらも;戊辰戦争―一年五ヶ月に及ぶ激しい戦い!;異国での記録―外交使節を中心に)1857年に初めて日本人は写真撮影に成功。写真は近世から近代への変革を克明に綴った。幕末の動乱期に活躍した人びとや当時の町並み、街道の風情、庶民の生活など、レンズを通して切り取った幕末の歴史を再現。   Honya Club.com


JPY ¥880
「神田」の名称は、伊勢大神宮へ新稲を奉納する「神供田」に由来する。「神田」を訓読すると、「みとしろ」という。江戸幕府は「神田」に三河武士を住まわせた。隣接する町屋には「三河町」と名付け、三河出身者の居住地とした。ここに一心太助も住んだと想定されたほど、三河町と江戸幕府のゆかりは深い。それゆえ明治新政府は直ちに「美土代町」と改称した。歴史的経過を現況に重ね、散策の楽しさを深めていただきたい。お茶の水橋「お茶の水」記念碑獅子文六居住跡文化学院明治大学千代田区立錦華公園旧「錦華小学校」靖国通り「神田書店街」「護持院原」跡「新島襄先生生誕之地」碑〔ほか〕歩くと自然と一万歩前後になるよう散策コースを設定。それぞれ散策コースで見出せる国の重要文化財、旧跡にも触れ知力も高めることができる。本書は千代田区、お茶の水、神田明神を紹介。   Honya Club.com


JPY ¥924
世界にも稀な巨大都市・江戸。事件や人物・生活・風俗・経済事情を通して、江戸らしさとその性格を見つめれば、現代の大都市・東京の原型がくっきりと浮かび上がってくる。熱い銭湯でのやせ我慢、盛り上がる初物の売りだし日、贈答品のリサイクル―。市井のさまざまな噂話をはじめとする豊富な史料を使いながら、江戸っ子の暮らしとその性格を明らかにする。いまも息づく「江戸の精神」を説き起こす、江戸庶民史の決定版。1 町の風景(天下の江戸;江戸十二景 ほか)2 江戸っ子の町(産湯と水道;大酒、大食の記録 ほか)3 消費都市の経済と商業(みんな飲んじゃう;九六銭勘定 ほか)4 武士の生活(将軍の威信と権兵衛;誰がために腹は切る ほか)5 武士は食わねど(経済の発展と武士の頽廃;不良幕臣列伝 ほか)6 大江戸事件簿(鼠小僧にささぐ;溺れ死んだ御金蔵破り ほか)熱い湯の銭湯でのやせ我慢、盛り上がる初物の売りだし日、贈答品のリサイクル――。現在の東京へとつながる江戸人の暮らしとその性格を明らかにし、いまも息づく「江戸の精神」を説き起こす江戸庶民史。   Honya Club.com


JPY ¥1,282
歴史の根底を一貫して流れる"天皇"を軸に、もう一つの日本史を描く。権威と権力を分離化する二重構造は、日本国民の英知が生み出した見事な民族的ステイタスである。第50代桓武天皇から第124代昭和天皇まで。平安遷都により日本国を心機一転―第50代・桓武天皇貴族社会への叛乱、平将門・藤原純友の乱―第61代・朱雀天皇摂政、太政大臣・藤原道長の栄華―一条、三条、後一条天皇武士の台頭と保元、平治の乱―白河、堀河、鳥羽、崇徳、近衛、後白河、二条天皇武士政権を確立した平氏一族の盛衰―後白河、二条、高倉、安徳天皇鎌倉幕府を開いた源頼朝―安徳、後鳥羽、土御門天皇承久の乱と北条執権体制の確立―土御門、順徳、仲恭、後堀河天皇未曽有の国難、文永・弘安の役―後瑳峨、後深草、亀山、後宇多、伏見天皇建武の中興の失敗と南北朝時代―後醍醐、後村上、光厳、光明天皇濫費将軍・足利義政と応仁の乱―後花園、後土御門天皇天下統一のトップバッター織田信長―正親町天皇天下統一を成し遂げた豊臣秀吉―正親町、後陽成天皇徳川300年の礎を築いた徳川家康―後陽成、後水尾天皇徳川政治の頂点を極めた8代将軍吉宗―中御門、桜町、桃園天皇黒船来航から遂に大政奉還―孝明、明治天皇王政復古と近代国家成立―明治天皇ファシズムの台頭と太平洋戦争―昭和天皇   Honya Club.com

(PR) 盛岡藩

JPY ¥1,760
人情篤く住みやすい。厳しい風土にありながら、不屈の精神で進取の気質に富み、果敢に未来を切り拓く、南部人のルーツを探る。プロローグ 盛岡藩物語序 原敬の復讐第1章 南部氏のおこり―南部氏は平泉の藤原氏を討伐した戦功により、奥州へ移住した。第2章 盛岡城の築城と藩政の安定―盛岡藩は、利直を経て、重直の時代に安定期を迎えた。第3章 城下町の形成と武士の生活―盛岡城を中心に「五の字の町割り」によって城下町が形成された。第4章 城下の人々の生活と文化―城下の町割りが定まり、商人や職人が定住し、文化が形成されていった。第5章 農民の暮らしと信仰―農民の生活は苦しく、踊りと信仰に救いを求めた。第6章 藩政の揺らぎと改革―財政の逼迫や飢饉の頻発が藩政改革を必要とした。第7章 戊辰戦争の敗北と盛岡の人材―「賊軍」盛岡藩は、一方で多くの人材が輩出した。エピローグ 現代に生きる盛岡藩独自の文化・歴史と生活が「ひと」を育てた「藩」の源流を探り、日本人の心に宿る藩風を感じるシリーズ第7弾。厳しい土地でありながら、不屈の精神で進取の気質に富み、果敢に未来を切り拓いた盛岡藩の物語。   Honya Club.com


JPY ¥22,000
静岡県南西部、天竜川下流佐岸の商工都市磐田は、古代には遠江国国府の所在地として遠江の中枢を荷い、また東海道筋の宿駅としては重要な位置を占めていた。本書は磐田市の歩みを数多の図版と平易な文章で綴り、その文化と歴史を余す所なく伝える。第1章 古代史(景観;往古の地形;先史石器時代;原史古墳時代;先史、原史時代の住民;古代社会の様相及び遠江の国治;古代末期に於ける中央の情勢と社会組織の変化)第2章 上代史(大化改新の進展と奈良時代前後に於ける遠州国府・国司・交通;奈良時代に於ける政教一致政策と遠江国分寺;律令制下に於ける諸国軍団の設置と健児の発生、遠江の治乱;近郷に於ける荘園と武士の発生;奈良・平安時代に於ける文学と美術)第3章 中世史(鎌倉時代の概観と遠江守護安田義定の事蹟、附当代の東海道;室町時代に於ける遠江の情勢と今川貞世(了俊)の事蹟;戦国時代の今川氏と見付の自治及び問屋;白拍子千手前と野箱の傾城塚;鎌倉室町時代に於ける宗教と美術・文芸)第4章 近世史(近世史概観;徳川家康と見付中泉;中泉代官所の設置並にその治蹟;江戸時代に於ける宿駅としての見付;江戸時代に於ける新田の開発と農民生活;江戸時代に於ける宗教と庶民教育;江戸時代に於ける美術・民間文芸)第5章 最近世史(維新前後における郷土の情勢;東海道線の開通と町村制御行前後における情勢;明治時代における経済の概要;各種学校の設置営弁とその発展;宗教教団の活動と社会教化の発展;明治大正時代における民情)第6章 現代史(太平洋戦争発生の因由並びに日本の社会情勢;磐田町誕生と戦時態勢;郷土の戦災;終戦後の逞しい再建譜;磐田市の誕生と戦後の自治行政;社会民生部門の発展;新制度施行前後における教育の発展;各種団体の変遷とその活動;農業   Honya Club.com


JPY ¥1,980
重罪人は、火あぶり、牛裂、鋸引。減刑されても、耳そぎ鼻そぎ。牢屋の中は、疫病蔓延、リンチの嵐。残酷時代、減刑化の時代を経て、明治維新へ。闇の歴史に光を当てる、驚愕の全二十六章。第1部 残告時代―人命の軽さと過酷な刑(人斬りと追腹;辻斬り ほか)第2部 将軍吉宗の改革(武士は優しくあれ;『御仕置裁許帳』と『公事方御定書』 ほか)第3部 冤罪(冤罪はつくられる;小さな事件 ほか)第4部 地獄の慈悲―小伝馬町牢屋敷(牢獄の世界;囚人、渡辺崋山と吉田松陰 ほか)江戸初期の「残酷時代」、将軍吉宗による「減刑化」の時代、明治維新を迎え、打ち首・獄門などの過酷刑を廃止、刑も文明化してゆく。昨秋、国立公文書館で催され大盛況だった著者企画監修の展覧会の内容を大幅増補し書籍化。尋問、拷問、処刑の実態から、牢獄の世界まで、全26章、驚愕の事実が満載!希少な図版30点を収録!   Honya Club.com


JPY ¥4,400
30年ぶり待望の復刊!上古より現在の監獄法の制定された明治末期まで時代とともに変化した刑罰の通史。古来の法の精神と習俗を考証して、法制史の興味ある話題を提供。第1部 日本行刑史話(祓いと禊;律令の刑罰体系とその行決;獄令の規定と囚獄司;検非違使の庁例と着〓(だ)政;武家の成敗 ほか)第2部 獄制史の研究(囚獄上人春朝;京都六角の牢屋敷と雑色・見座・中座;京都所司代板倉父子の篭屋証文;武士の切腹と小伝馬町牢屋敷;人足寄場の創始者長谷川平蔵 ほか)第1部は、上古より現在の監獄法の制定された明治末期まで、時代とともに変化した刑罰の通史。第2部では、古来の法の精神と習俗を考証して、法制史の興味ある話題を提供する。   Honya Club.com


JPY ¥748
幕府の役職を投げ打ち、兵学と儒学を講義する兵聖閣と武術稽古場・兵原草廬を創って門弟を育ててきた兵法家の平山行蔵。江戸の町を荒らす巨悪が出現し、もと老中の松平定信の命で盗賊集団退治に乗り出したが―。当代屈指の武術研究家・長野峻也氏の原案。過去の時代小説にないド迫力の剣戟と武士の悲哀などを描いた珠玉の作品。著者、光文社文庫デビュー作品。   Honya Club.com


JPY ¥692
冬の夜、扇屋の娘が手篭めに遭い、下男が殺された。似たような事件が続き、奉行所が探索するなか、幼馴染みの無念を晴らそうと夜の町を歩く、うら若き女。それは南町奉行所の与力、栗原平之助の娘・美耶だった。閑職に追いやられ、うつけと噂される平之助は、密かに後をつけ、娘を見守る。暴漢をおびき寄せるため、夜道をそぞろ歩く美耶の前に現れたのは、意外にも武士姿の辻斬りだった―。   Honya Club.com


JPY ¥990
平安京=京都ではない!清水寺、知恩院、三十三間堂、祇園、東山、鴨川…いずれも平安京の外だった。では、いまの「京都」の原型をつくったのは一体誰なのか。壮絶な権力闘争と土地開発の知られざる物語を気鋭の歴史学者が読み解く。第1章 武士に依存する平安京と朝廷の治安―「獄門」と凱旋パレードの成立第2章 「京都」誕生と「天下」の謎―秩序の平安京+君臨の鳥羽+極楽往生の白河第3章 武士代表となる平氏―京都と院政に融合した新種の実像と虚像第4章 京都と天皇を呪う嗷訴、守る武士―院政が生んだ反逆者と守護者第5章 破局する京都と保元・平治の乱―武士が都を蹂躙する「武者の世」第6章 六波羅と法住寺殿の大規模開発―後白河院・平家の二人三脚と京都拡張第7章 平家の新都市域「八条」の開発―京都が最初の完成を迎える時第8章 "殿下の乗合"事件―京都の生活を支配する武士の論理平安京と京都は違う。「不思議に思われるかもしれないが、次のようにいえば納得して頂けると思う。京都で訪れた観光地の数々を思い出して頂きたい。神社仏閣なら、清水寺・金閣寺・銀閣寺・上賀茂神社・下鴨神社・知恩院・三十三間堂・北野天満宮・平等院鳳凰堂、風情のある繁華街なら、祇園、先斗町、鴨川の河川敷、嵐山なども観光名所だろう」「京都は、平安京の外に広がる、新しい開発地を含めた都市だ。それが今や主客転倒して、平安京の外の方が〈我々こそ伝統的な「都」です〉という顔をしている」「平安京らしさといえば、誰もが歴史の授業で習った"碁盤の目"の土地区画(同じ大きさの正方形の集まり)だが、思い出して頂きたい。右に挙げた観光地を歩いた時、道路や土地の区画がちっとも"碁盤の目"状でなかったことを。"京都らしい"観光地は、全く平安京らしくないのだ」――はじめにより   Honya Club.com


JPY ¥704
莫大な賄賂の金策に走る彦崎藩江戸家老の大藤主水が、刺客に襲われた。護衛の風烈与力・青柳剣一郎は主水を守り抜くが、賊の手際のよさに疑問を抱く。やがて反隆興派の内通者の存在が判明、諌めることで藩はまとまったかと思えた。だが、藩の特産品支配を狙う者の暗躍が…。武士にとって真の忠義とは。緻密な陰謀の真相究明に、剣一郎が江戸の町を疾駆する!   Honya Club.com


JPY ¥681
「どうかご助勢してください」町娘と見えたのは、身を窶した駿河国田中藩の菊姫と侍女の登代だった。深川の町中で御家騒動が勃発、姫を攫おうと武士の一団が大胆にも襲いかかってくる。武士の案件は鞘番所にとって支配違い、深川の庶民に飛び火せぬために、大滝錬蔵は切腹覚悟で騒動に臨む。江戸の無法地帯といわれる深川の地の利を生かした錬蔵の戦法やいかに。    HMV&BOOKS online


JPY ¥858
なぜ政治家も企業家もヤクザに引け目を感じるのか。「ヤクザは武士道の継承者」説が浸透しているのは何故か。本書は武士と任侠の関係を「男らしさ」の来歴という観点から読み解いていく。戦国の世から徳川の泰平の世への転換と軌を一にして、戦士の作法だった「男道」は色あせ、役人の心得である「武士道」へと様変わりする。江戸前期に鳴らした「かぶき者」が幕府から弾圧されると、「男」を継承したのは江戸の藩邸が雇い入れた駕篭かきなど町の男達だった。武士が武威を彼ら荒くれ男に肩代わりさせた帰結が、幕府のあっけない倒壊…。武士道神話・任侠神話を排し史料の博捜により明らかにする「男」の江戸時代史。1章 男とはなにか2章 逸平と金平3章 任侠の精神4章 男の色5章 新しい男たち6章 されど武士の一分7章 悪の華8章 戦士失格9章 ノーブレス・オブリージュ、ヤクザなぜ政治家も企業家もヤクザに引け目を感じ、ヤクザは武士道の継承者と言われるのか。戦士の作法「男道」から役人の作法「武士道」への変質を裏づけ、武士と任侠の関係から読み解く、「男」の江戸時代史。   Honya Club.com


JPY ¥979
草創期の幕府をまとめあげていたのは、頼朝という個性だった。頼朝と御家人たちとの人間関係の中心には「情」があり、器量ある将軍の下に結集した武士たちは、幕府の未来を素直に信じていた。既存の頼朝像に変更を迫る試み。プロローグ 物騒な主従漫才1 流人の生活2 ドキュメント・鎌倉入り3 「オレたちの町」鎌倉4 御家人たちの「溜まり場」鎌倉幕府5 御家人たちのハートを掴んだ頼朝6 故郷としての都市鎌倉エピローグ 鎌倉幕府の青春時代草創期の幕府をまとめあげていたのは、頼朝という個性だった。頼朝と御家人との人間関係の中心には「情」があり、器量ある将軍の下に結集した武士たちは、幕府の未来を信じていた。既存の頼朝像に変更を迫る試み。   Honya Club.com


JPY ¥652
日本橋の廻船問屋の番頭・栄助の前に現れたのは、以前同じ店で働いていた愚図でのろまの権助だった。しかし、権助は庄内酒田の出店の主に出世したと聞いて、驚きとともに嫉妬の情も湧きあがり…。表題作ほか、葬具屋、花屋、奉行所同心、夜逃げした呉服屋など、お江戸日本橋に生きる人びとの悲喜交々の心情を名手が掬い上げる傑作人情小説集。この町で出会い、あの橋で別れる…。お江戸日本橋に集う商人や武士たちの人間模様が心に深い余韻を残す、名手の傑作人情小説集。   Honya Club.com


JPY ¥858
室町幕府の三代将軍・義満はふたつの朝廷をひとつにまとめます。しかし、六代将軍・義教が暗殺されると幕府は力を失い、守護大名が争い京を焼け野原にする「応仁の乱」が始まるのです。新・日本史学習まんがシリーズ、第8弾! 全15巻の新・日本史学習まんがシリーズ。今回発売の6巻で扱うのは、二つの朝廷を一つにまとめた室町幕府第三代将軍・足利義満の時代から、幕府も朝廷も力を失い、守護大名が戦いをくり広げて京の町を焼け野原にした「応仁の乱」までの時代です。平清盛以降、武士として太政大臣までのぼりつめた足利義満は、いかにしてその権力を手に入れたのか?安定した政治を行っていた室町幕府が次第に力を失ったのはなぜか?正長の土一揆とは、だれが何を求めて起こした一揆だったのか?なぜ「応仁の乱」は10年も続いてしまったのか?「金閣」「銀閣」に代表される室町文化とはどのような文化だったのか?等々、知れば知るほど日本の歴史に興味がわくエピソードが満載です。総監修は東京大学史料編纂所教授の山本博文先生、また、この巻の監修として、テレビでもおなじみの本郷和人先生(東京大学史料編纂所教授)に、精密な監修をいただいています。 【編集担当からのおすすめ情報】 弊社には「小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史」(全23巻)という、ロングセラーの学習まんがシリーズがあります(発行累計1800万部)。いわゆる「ビリギャル」のモデルが愛用して慶應大学に合格したという大人気シリーズです。こちらは大学受験にも対応し得る高度な内容も含まれてますが、新シリーズは、その弟分ともいえる存在で、まずはわかりやすく「日本の歴史」の流れを理解できるような内容になっています。また、当代一流の漫画家が、表紙だけでなく中の漫画も描いているので、ストーリーとして日本   Honya Club.com


JPY ¥2,945
池田輝郎 (池田輝男)/池田輝郎全曲集2020 一世一代 / 両家良縁晴々と / 高山本線 / 日豊本線 / 人生みなと / 男の意地 / 伊万里の母 / 雨の夜汽車 / 湯の里しぐれ / くんちのぼせ / ねぶた海峡 / 湯の町哀歌 / これから / 瀬戸内ブルース / 黒田武士 ~詩吟・浪曲入り~ / あした坂   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,100
江戸の街に流れ着いた一匹狼・松葉刑部。その剣の腕を買われ、助っ人稼業を始めた刑部だが、ある日、深川越中島の名主から用心棒の依頼が舞い込んだ。金に困っていた刑部は即座に引き受けたが…。そこは無頼漢たちに占領された町だった!彷徨う赤穂浪士や吉良の残党、そして権力者・柳沢吉保の影!人呼んで病葉刑部が、江戸の闇を斬る!「刺客請負人」シリーズ第二弾。故郷を追われ、武士の魂を捨てたはずの男・病葉刑部。その剣の腕を買われ刺客請負稼業を始めた刑部だが、目の前に強大な敵が…。彷徨う赤穂浪士や吉良の残党。そして権力者・柳沢吉保の影。好評シリーズ第2弾。   Honya Club.com


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亀ヶ森古墳築造、中世の寺院城郭「霊山寺」、慧日寺の大伽藍など、本邦初の歴史復原画に挑戦。600点の図版を駆使したヴィジュアル版・県民の歴史。序雪 ふたつの国、一揆の国がら先史・古代(狩人の出現;複式炉の謎、新地の手長明神;稲作文化と再葬の墓;東北最後の王者;奥州の関門・白河関;「陸奥国風土記」逸文の世界;白河の正倉と軍団;現世利益と極楽往生)中世(南奥州の武士団;悪党から国人へ;京・熊野とみちのく;戦国の両雄―伊達と蘆名;"奥羽仕置"中世の終末)近世(近世大名の成立と城下町の発展;宿場と河岸;『会津農書』の世界;山の民、海の民;保科正之と松平定信;代官と農民一揆;『養蚕茶話記』と『蚕当計秘訣』;村のまつり・町のまつり;学芸と文化の高まり;御仕法の村むら;世直しの声)近・現代(戊辰の悲歌;民権運動の高揚と挫折;安積開拓の光と影;東北本線開通と常磐炭田開発;大正政変と米騒動;戦争と県民の生活;県土の復興と変貌;新しい目標に向かって)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
日本橋から品川宿―都会にも江戸の名残品川宿から川崎宿―歴史に残る人々の墓が川崎宿から神奈川宿―ハリスも泊まった宿場町神奈川宿から保土ヶ谷宿―浦島太郎伝説の地保土ヶ谷宿から戸塚宿―国境には地蔵堂戸塚宿から藤沢宿―小栗判官と照手姫の伝承藤沢宿から平塚宿―源氏の兄弟の最期平塚宿から大磯宿―曽我十郎の恋人大磯宿から小田原宿―大磯を愛した人々小田原宿から箱根宿―武士たちの栄枯盛衰〔ほか〕   Honya Club.com


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江戸は本当に八百八町あったのだろうか?江戸時代の距離の1町は何メートルだったか?武家地は、江戸の末期ごろ市街地の何パーセントを占めていたか?江戸で武士の住んでいた一帯の土地を何と呼んでいたか?振袖火事と火除け地江戸の大火の割合は、何年に一回位だったか?火除け地の護持院ガ原は現在のどのあたりか?江戸の二大上水道神田川と神田上水の立体交差は何で渡していたか?二大上水道の他にも、上水道はあったのか?〔ほか〕江戸の文化や歴史についての知識を"資格"として認定する、「江戸文化歴史検定」に挑戦する人のための知識帳、および練習問題帳。本書は中級編として、59問の4択問題と「まるごと記憶江戸うんちく学」を収録。   Honya Club.com


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慶長8年(1603)、江戸に幕府を開いた徳川家康が、江戸城を中心とした本格的なまちづくりに着手した。以降、たび重なる「天下普請」によって都市インフラが整備され、「大江戸八百八町」と呼ばれる巨大都市が完成した。その当時の様子を知るよすがとなるのが、江戸時代に制作された古地図である。江戸のまちはどのような都市計画によって築かれたのか、人々はどのような生活を営んでいたのか。古地図をもとにして、江戸のまちづくりを解説する。第1章 古地図でたどる大江戸三〇〇年のまちづくり(江戸をつくる 家康・秀忠・家光の徳川三代が巨大都市・江戸の基盤を築く;城のしくみ1 将軍とその家族が住んだ江戸城、内部はいったいどうなっていた? ほか)第2章 古地図でわかるお江戸のしくみとルール(江戸の宿場 江戸近郊に置かれた宿場町は江戸っ子の遊興の場でもあった!;江戸の大寺院 江戸城の鬼門の方角に二つの大寺院が配された意図 ほか)第3章 古地図で読み解く江戸の暮らし―武士編(将軍の一日 武家政権のトップとして日本を治めた将軍はどんな生活を送っていた?;将軍の輿入り 将軍の正室が暮らした大奥にはどんな部屋があった? ほか)第4章 古地図で読み解く江戸の暮らし―町人編(江戸の町人地 通りを挟んで構成された「両側町」、町の基本単位は「向こう三軒両隣り」;職人町と商人町 城下町づくりに貢献した御用職人と御用商人 ほか)武家屋敷はなぜ移転した? 寺町再構築の意図は? 市場の設置場所の意味は? 江戸期の街づくりからいまの東京の街の構造をひもとく。   Honya Club.com


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東国の武士たちが集った歴史の舞台、伝統と町の暮らしと豊かな自然が溶け合った町、鎌倉―鶴岡八幡宮の裏手に住む著者が語る、鎌倉暮らしのすべて。一人歩いた浄智寺、駆込寺法を教えていただいた東慶寺、花見に集まる大仏の高徳院、家族で出かける江ノ島神社…どこか優しげな鎌倉の社寺。門付けにこられる僧や御用聞きの思い出、孫たちが集まる夏のにぎわい、やぶさめや薪能、花を見に来る友人たち、祭りで活躍する見知った顔…四季の暮らしの中に見る鎌倉。谷戸と切通しと海にしっかりと守られながら、気取りのない古都の暮らし。鎌倉ゆかりの文士たちとの思い出や、歴史の栄華や悲劇を拾いつつ、鎌倉のありのままの姿を綴り、沢田重隆の絵が古都の趣きと山から海へと連なる風景を見事に捉える。生活者の目から、これまでにない姿を描き出した、暮らしの中の鎌倉論。1章 花をめぐる鎌倉2章 生きものたちも住人3章 町と暮らし4章 四季と年中行事5章 歴史を拾う6章 鎌倉の文士たち7章 私の好きな道   Honya Club.com


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『蝉しぐれ』『三屋清左衛門残日録』『たそがれ清兵衛』―、いまだ日本人の心を揺さぶり続ける藤沢文学の数々。『麦屋町昼下がり』にみる「武士道」が苦手な理由から、遺作『漆の実のみのる国』に描かれた上杉鷹山と藤沢周平の少年時代との因果関係まで、その魅力と神髄を読み解く歴史エッセイ。信長「ぎらい」、武士道は「苦手」の藤沢周平―まえがきに代えて『蝉しぐれ』―「海坂藩」の創出「用心棒日月抄」シリーズ―「浪人」と赤穂浪士『三屋清左衛門残日録』―「隠居」の生きかた『たそがれ清兵衛』―「剣客」それぞれの人生『隠し剣孤影抄』『隠し剣秋風抄』―武士の「一分」とは、なにか「彫師伊之助捕物覚え」シリーズ―「江戸」のハードボイルド『海鳴り』―一歩の距離の遠さ『秘太刀馬の骨』―「馬の骨」はどこにでも転がっているか『風の果て』―人生の「わかれ道」〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,100
江戸の町や江戸城、武家屋敷、商家、庶民が住む裏長屋などを鳥のような眼で眺望できる、できるだけ多様な見取り図を収録。1章 江戸の見取り図と町並み(大江戸八百八町―空から見た江戸の町;江戸の市街地―どこからどこまでが「江戸」なのか ほか)2章 江戸城の見取り図と将軍の暮らし(江戸城―どのくらいの広さだったのか;江戸城本丸天守閣―失われた壮麗な城建築 ほか)3章 武家屋敷の見取り図と武士の暮らし(徳川御三家―広大で華麗なたたずまいの屋敷;江戸上屋敷―外堀内縁に権勢を競った大名たち ほか)4章 商家の見取り図と江戸の商い(大店の店がまえ―呉服の大店、駿河町三井呉服店;小店の店がまえ―暮らしの必需品を扱う店 ほか)5章 町屋の見取り図と町人の暮らし(江戸の裏長屋―隣近所と共同生活の長屋暮らし;九尺二間の裏長屋―庶民の暮らしはどんなだったか ほか)江戸の町や江戸城、武家屋敷、商家、裏長屋などの見取図を収録。侍や商人、職人たちがどんな場所に住んでいたのか。湯屋や娯楽はどんなものだったのか。江戸人たちの暮らしぶりと、江戸の魅力を実感できる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥692
下谷界隈に翁の面を被った盗人一団が跋扈していた。押し込まれた店の周囲で一人の武士を捕らえたが、大里喜平太と名乗ったきり何も話そうとしないという。浅草蛇骨長屋に住む浪人、秋月半九郎は大里から話を聞き出すため同じ牢に入る。実は半九郎、町々に住みつき、闇に潜む悪を見つけ出しては秘密裡に科罰する草同心。翌朝、牢を出た二人は尾行の気配を感じ…。書下し好評シリーズ。   Honya Club.com


JPY ¥836
幕末から明治へと移り変わる動乱期、明治二年三月に盛岡藩鍬ヶ崎村で発生した宮古湾海戦。時代の転換点となる戦いの中で、旧幕府軍の男・和磨に思いを寄せた女・千代菊の波乱の物語。新政府軍優勢で推移する戊辰戦争の末期、旧幕府軍に忠誠を誓う七戸和磨は、宮古の地で、新政府軍の軍艦に対してアボルダージュ(移乗攻撃)の決行を目論む。それは死を意味する捨て身の作戦であった。激動の時代に翻弄される和磨。男の強行を思いとどまらせたい千代菊。二人の生き様を鮮烈に描く。宮古の地の歴史を見つけ続けた著者が描ききった渾身の歴史大河ドラマ。戊辰戦争に命をかけた名も無き武士の物語 明治時代の幕開け、幕府の再興を信じて闘う名も無き多くの若者たちが血を流していた。舞台は盛岡藩宮古。鳥羽伏見に端を発し箱館戦争に至る旧幕府と新政府が死闘を繰り広げる戊辰戦争。宮古湾鍬ヶ崎には、幕府の復活を信じて忠誠を誓う男、青年・七戸和磨の姿があった。そんな男に思いを寄せる千代菊。時代が刻々と変化する中で、変わらぬ絆を求め、せめぎ合う女・千代菊と、どうせ時代が変わるならと命をも捨てる覚悟の男、和磨。新政府軍と旧幕府軍が相まみえた宮古湾海戦で待ち受ける二人の運命は・・・・・?震災から10年。宮古という町に、いにしえから脈々と歴史が紡がれていることを、世に知って欲しいという著者のメッセージが強く響く。   Honya Club.com


JPY ¥660
言われなき罪に問われ江戸に追放された信夫藩藩士佐山壮之助。慣れぬ江戸の町で親子四人細々と生活を始めたが、突然刺客に襲われる。家族を守るため江戸郊外に身を隠すが、執拗に襲ってくる刺客。厄介者のように放り出し、殺害しようとしている藩主の薄情さに怒りを覚え、己の不運を呪う。果たして家族四人の生活を守りきれるのか…。武士を捨て町人として懸命に生きる男の心情を描く連作時代小説。   Honya Club.com


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福田こうへい/おかげさま 峠越え / おゆき / 奥飛騨慕情 / 風やまず / 花と竜 / 古城 / 母恋吹雪 / おさらば東京 / 星屑の町 / 赤い夕陽の故郷 / 南部蝉しぐれ / 門出 / 南部牛追唄(岩手県民謡) / 津軽じょんから節 / 黒田武士 詩吟・浪曲入り / 望郷酒場 / 夕焼け雲 / アケミという名で十八で / あんた / 津軽平野 / 南部のふるさと / 矢切の    HMV&BOOKS online