アートをとりまく桁違いの華々しさと、深い闇。アートの価値は誰がどのように決めるのか、価値と値段は比例するのか―。最後のダ・ヴィンチ作品の発見として注目を集め、その後、史上最高額の510億円で落札され話題となった男性版モナリザ『サルバトール・ムンディ』。その謎に包まれた足跡を追う中で見えてきた美術界の闇。衝撃のノンフィクション!第1部(ロンドンへのフライト;埋もれた宝;感じる!;青の手がかり;ヴィンチ、ヴィンチア、ヴィンセット)第2部(サルバトールのすり替え;復活;数多くの『サルバトール・ムンディ』;天上会議;地上最大のショー;おい、クックは手放したぞ)第3部(オフショアの偶像;一九分間;ニューオーリンズに一軒の家がある;砂漠に立ちのぼる蜃気楼;こわれやすい状態)13万円で落札された絵画は、なぜ12年で510億円になったのか?アートの価値は誰がどのように決めるのか、価値と値段は比例するのか――。最後のダ・ヴィンチ作品の発見として注目を集め、その後、史上最高額の510億円で落札され話題となった男性版モナリザ「サルバトール・ムンディ」。その謎に包まれた足跡を追う中で見えてきた美術界の闇。衝撃のノンフィクション!ギャラリスト、オークショニア、コレクター、修復家、批評家、そしてタックスヘイブンにあるフリーポートを使って誰にも知られず密かに絵画を売買する超富裕層の存在――510億円の「傑作」に群がったさまざまな欲望の先に見えたものとは。修復前の〈大破〉した状態の画像ほか、ダ・ヴィンチが「サルバトール・ムンディ」のために描いたスケッチや、弟子による複製画など、多数の貴重な画像をカラーで掲載。【内容】没後500年を経て関心が高まっているレオナルド・ダ・ヴィンチ。その幻の名画「サルバトール・ムンディ(世界の救
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