最近、スマホやパソコンを使う機会が著しく増え、体を動かすことが減った人が多いのではないでしょうか。コロナ禍によって、その傾向はますます強くなっています。そのような生活を長く続けていると、目は疲れ、肩や首はこって、さまざまな不調を招きやすくなります。そうした人たちにぜひ行ってほしいのが、「腕を振る」ことです。このムックでは、運動が嫌い、苦手という人でも無理なくできる、五つの腕振り体操を紹介してします。どの体操もやると心身がスッキリし、さまざまな健康効果が期待できます。第1章「グルグル腕回し」トップアスリートからの支持が厚い、カリスマ鍼灸師の高林孝光氏が考案。腕が瞬時に伸び、全身のバランスが整うと、ミス・ワールド2016の吉川プリアンカさんも実践しています。肩や首のこりだけでなく、ひざ痛、腰痛、股関節痛、四十肩などが改善した例も少なくありません。第2章「スワイショウ」これは、太極拳のいわゆる準備体操です。ゆったりした動きで自律神経のバランスが整います。高血圧や不眠、便秘への効果は顕著。近視、老眼、緑内障の予防・改善にも有効と、眼科医の本部千博氏も推奨しています。第3章「腕ブラブラ体操」ひねりを加えた動きで体幹深部の筋肉を効率よく鍛える体操です。高齢者の転倒・つまずきの回避に有効と、東海大学体育学部元教授の光本健次氏も太鼓判。脊柱管狭窄症、ひざ痛の改善例のほか、内視鏡専門医のめまい克服例などもあります。第4章「リズム腕振り」音楽のリズムに合わせて行う楽しい体操です。血管が若返る効果やダイエット効果があると、考案者の医師・金城 実氏が勧めています。180?の血圧が136?まで下がった人、33?、27?と大幅にやせた人もいます。第5章「手首振り」手首を振ることで肩関節や肩甲骨の動きをよくし、体のバラン
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