ずっと、ずーっと、いつも見ていた、追いかけていた、憧れのひと―。作家、映画監督、脚本家など各界の第一線で常に"次作が待ち望まれている"13人の人物ドキュメンタリー&対談集。生い立ちから死生観まで本音を引き出す。単行本『この人たちについての14万字ちょっと』を改題し、未収録の4人が新たに加わった完全版!狂気の流儀(伊集院静)漂い、さまよう死者とともに(池澤夏樹)巨大なるマイナー(浦沢直樹)一万日で一万冊+α(鈴木成一)テレビよ、おまえは―。(是枝裕和)想像力はしぶといぜ、とDJは言った。(いとうせいこう)深くあきらめたひとの、なおあきらめない思い(山田太一)物語の中の少年(赤川次郎)負け犬、オン・ザ・ラン(酒井順子)そこにも人生はあるだろう。(ちばてつや)我々はどこから来て、どこへ帰る?(吉岡忍)家路にともる、灯りのように(木皿泉)バトンを渡された者として(北村薫)重松清さんが尊敬する、各界の著名人へのインタビュー集。「尊敬するひと」とは、すなわち、背筋をピンと伸ばして姿勢を正すために振り仰ぐ、遠くに見える背中――13人の皆さんは、重松さんにとって、まさにその解釈どおりの存在です。もともと『このひとについての一万六千字』というタイトルで『en-taxi』に連載していたものが、『en-taxi』休刊によって、二冊目の単行本を上梓することができずに終了となりました。単行本にまとめられなかった4回分を加え、総勢13人の方々とのインタビューを収録。登場した方々は、伊集院静、池澤夏樹、浦沢直樹、鈴木成一、是枝裕和、いとうせいこう、山田太一、赤川次郎、酒井順子、ちばてつや、吉岡忍、木皿泉、北村薫。重松さん自らインタビュアーとなり、ここに登場するひとたちがなぜ人より抜きんでた才能をもつにいたったの
Honya Club.com