JPY ¥545
狷介にして頑迷、へそ曲がりの文士なるわが師、山本周五郎。一点の見誤りもないほどの鋭さの底に、しかし深い悲しみと慈愛を秘めていた。真摯であることによって、心が救われる姿を物語にし、人生の共感を呼んだ作家―。昭和27年頃から、横浜の周五郎宅へ通い、師の姿を間近で見つめ、教えを受けた著者が、敬愛の念を持って描く。初めて明かされる素顔の周五郎と、弟子の魂の交流と文学世界。プロローグ 周五郎の到達点出会いのころ下町の「おたふく姉妹」「弱い」人間への共感人間の運命と絆橋本左内の涙『よじょう』と宮本武蔵岡場所の男と女路地の人びと「いい小説」と「悪い小説」晩年の周五郎さん山本周五郎文学紀行   Honya Club.com


JPY ¥22,000
本書は、現存する124通の手紙を収める。セネカ最晩年の作とされ、すべて年下の親友ルキリウス宛てに書かれている。多事多難の生涯にわたって長年体験し考え続けてきた思想を、平易に、簡潔に、それでいて俗には堕さず、学問的色彩も失わずに説いている。時間の節約について読書の散漫について真の友情と偽の友情について死の恐怖について哲学者の中庸について知識の共有について〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,923
見果てぬ夢を枯野に放つ芭蕉。高ぶる思いを白梅に鎮める蕪村。違いながらも深く重なる。そこに俳句の二つの原型がある。豊富な例句によって聴く、芭蕉と蕪村の時空を超えた二重奏。旅寝の展開旅のさまざま庵をめぐってふたたび庵のこと風流の笠笠から傘へ笠の二態二様の春雨晩年の春雨金屏風一双狐と狸風におどろく砧を枕にそれぞれの秋の暮寂滅への薄暮〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,923
竹久夢二(画家)、G.V.ローシー(舞踊師)、静御前(白拍子)の晩年を追う。セミ・ドキュメンタリー手法で迫る異色の創作集。   Honya Club.com

(PR) 土方巽

JPY ¥5,720
身体は何をなしうるのか―「肉体の叛乱」から「衰弱体」にいたる創造の軌跡をたどり、驚異の書『病める舞姫』を読みとく。晩年の舞踏家と交流した著者による哲学的肖像にして土方論の集大成。1 やや哲学的な肖像(土方巽の生成;いくつかの問い;舞踏の書、死者の書;土方巽とアルトーはどこで出会うのか;封印された演劇)2 土方巽の謎(『肉体の叛乱』まで;前衛か技術か;中西夏之のほうから;三島由紀夫という同時代人;『病める舞姫』以前;『舞姫』あるいは兆候;舞踏論のためのノート)付録(死と舞踏家;まだ踊りつづける人に;スイカを食べる;言葉と脱ヒューマニズム)身体は何をなしうるのか…。「肉体の叛乱」から「衰弱体」にいたる創造の軌跡をたどり、驚異の書『病める舞姫』を読みとく。晩年の舞踏家と交流した著者による哲学的肖像にして土方巽論の集大成。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
2011年3月の危機は「近代」という時代の危機であった。科学とテクノロジーによって規定された制度としての「世界」。それがすでに破綻に瀕していることをあらわにしたのが、あの「危機」だった。その「できごと」がもたらしたカオス的な状況を、ヴィスコンティ晩年の作品をとおして読み解く。第1主題 芸術と科学―「教授=ビアンカ」モティーフによる(世俗と聖域;近代的な美の理想 ほか)第2主題 デカダンス―「教授=コンラッド」モティーフによる(対立し、照応するモティーフ;過去への志向 ほか)第3主題 自然と人為―「教授=リエッタ」モティーフによる(自然としてのリエッタ;人間の肯定 ほか)第4主題 政治とモラル―「コンラッド=ステーファノ」モティーフによる(政治あるいはイデオロギー;知識人 ほか)東北大震災を機に「無常」を痛感した日本人にとっての「家族」「共同体」「国」、そして〈絆〉の意義を問う。東北・盛岡出身の美学者・淺沼 圭司による初の「家族」論。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」(『平家物語』)。自身が「晩年」を迎えたことを深く意識しつつ、「人はいつ晩年を開始するのか」をめぐって考察を始める。映画『家族の肖像』を軸に、人口減少問題を抱えた先進諸国が内在している「頽廃」を探り、哲学的タームの「晩年様式」を積極的な意味に反転させて、「日常」をいかに生きるかということを内省的に追求する。   Honya Club.com


JPY ¥968
病に倒れ高座から離れていた六代目山桜亭馬春の復帰独演会までいよいよ一カ月半となったところで、師匠がネタ出ししたのは『海の幸』という噺だった。亮子どころか福の助やお席亭、落語界の生き字引きも首をひねるばかり。実はこの噺、晩年の彦六が最後に演じる予定だった、誰にも内容がわからない謎の噺で…。落語を演じて謎を解く!本格落語ミステリシリーズ第四弾!馬春師匠復帰の独演会の演目は、誰にも内容のわからない謎の噺。独演会の成功はなるのか。落語を演じて謎を解く。シリーズ大団円、本格落語ミステリ節目の1冊いよいよ登場。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
晩年のバーンスタインと20代のツィメルマンによる熱量高い名演。重厚なテンポでひとつひとつのフレーズを噛みしめつつも、火傷してしまいそうなくらいに温度の高い演奏が繰り広げられる様はまさに圧巻。ツィメルマンとバーンスタイン、両者の初の協奏曲録音となった1983年の名盤で、後にツィメルマンは同曲をラトルの指揮でベルリン・フィルとも録音しています。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥3,520
映像メディアは、知覚と身体をいかなる次元に導いてきたのか。スペクタクル社会に空隙をうがつ「時間イメージ」の諸相とは、はたしてどうのようなものなのか。ジル・ドゥルーズ晩年の主著『シネマ』の問いを受けとめつつ、「身体の映画」の新たな可能性を切り開く論考。映像のほうへ1 映像身体論(映画という哲学的対象について;フレームという恐ろしいもの;キアロスタミ讃 ほか)2 映像時間論(「技術」と「群衆」;エプスタン 物質の映画;映画とアルトー ほか)身体のほうへ(視覚と身体;小津安二郎の時間;映画でなければ)スペクタクル社会に空隙をうがつ「時間イメージ」の諸相とは、果たしてどのようなものなのか。ジル・ドゥルーズ晩年の主著「シネマ」の問いを受け止めつつ、「身体の映画」の新たな可能性を切り開く論考。   Honya Club.com


JPY ¥524
棒高跳びの選手は、あの棒をどうやって持ち帰る?カメレオン、死んだら何色?…なんとも気になる"その後"を追いかけまくった大好評の第2弾。1 棒高跳びの選手はあの長い棒をどうやって持ち帰る?―問われりゃ確かにハテ?となる「その後」の大疑問2 電話やガスの料金を滞納すると、いつ止められる?―ちゃんと知っておきたい暮らしの「その後」知識3 古着になったスチュワーデスの制服は誰の手に渡るか?―役目を終えたモノたちの「その後」の運命4 わんぱく坊主の勲章「赤チン」をとんと見かけなくなった理由―「その後」を追えば世の中の仕組みが見えてくる5 女子高生の丸文字はバブル経済によって消えた?!―みんな熱狂したあの流行の「その後」をご存じか6 桶狭間の戦いに敗れた今川家の悲惨な末路とは―学校じゃ教えてくれない「その後」の日本史7 樺太探検の間宮林蔵晩年はスパイとして暗躍―有名人たちがたどった「その後」のビックリ人生   Honya Club.com


JPY ¥1,980
晶子研究の死角となっている九州での足取りを実地調査し、同時に書簡等から江上孝純と寛・晶子との交友地図を推察した。第二期『明星』以降晩年に至るまでの寛・晶子の心境に迫る。第1章 寛・晶子における北九州若松の意味―大正六年九州旅行の場合(寛・晶子の若松訪問の経緯;先進都市としての若松の姿;寛・晶子が宿泊した旅館および若松での二人の足跡 ほか)第2章 第二期『明星』以降の寛・晶子の心境―書簡を中心としての考察(第二期『明星』発刊から廃刊まで;第二期『明星』廃刊後の大分県下への旅;寛・晶子と江上孝純との繋がり ほか)第3章 昭和初期における晶子の講演の意図(女学校での講演日程と『女子作文新講』;「文化学院」創設の意図;晶子の啓蒙活動および講演活動の意図)與謝野晶子研究の死角となっている九州での足取りを実地調査し、同時に書簡などから江上孝純と寛・晶子との交友地図を推察する。第2期「明星」以降、晩年に至るまでの寛・晶子の心境に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥1,353
絶対他力、悪人正機、「南無阿弥陀仏」、『歎異抄』…親鸞はいったい何を説いたのか。図版とあらすじで、よくわかる。第1部 親鸞の生涯(いま、なぜ親鸞なのか;誕生と比叡山での苦悩;法然のもとへ;越後へ;東国常陸へ;晩年を生きる)第2部 親鸞の教え(親鸞の教え;いまに伝えられる教えとその拡がり)なぜ人は、念仏(南無阿弥陀仏)を称えるだけで救われるのか。いまの時代にこそ求められる「他力」とは、「悪人こそ往生できる」の本当の意味は…鎌倉時代、仏教界の常識を破った肉食妻帯の破戒僧・親鸞がたどりついた阿弥陀如来の救いの本質にふんだんな図版と写真で迫ります。カラー口絵付。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
ギリシア哲学において真理を語る者の役割は、どのような"問題"を構成していったのだろうか。真理に関して、カントの考古学、ニーチェの系譜学、ウィトゲンシュタインの「ゲーム」の理論をうけつぎながら、真理を語る=パレーシアという語が使われる状況を歴史的に分析・考察し、真理を語る主体と他者との関係から構成される問題に焦点を当てたフーコー最晩年の重要概念。第1章 パレーシアについて―一九八三年一〇月一〇日の第一講義第2章 エウリピデスにおけるパレーシア第3章 民主制の危機におけるパレーシア―一九八三年一一月一四日の第四講義第4章自己の配慮としてのパレーシア第5章 グレコ・ローマン期のパレーシア―一九八三年一一月二一日の第五講義第6章 自己の技術―九八三年一一月三〇日の最後の講義結論 "問題構成"について晩年のフーコーの心を捉えていたのは「真理を語ること」という意味を持つ「パレーシア」という概念であった。この語が使われる状況を歴史的に分析・考察し、真理を語る主体と他者が構成する「問題」に焦点をあてる。   Honya Club.com


JPY ¥2,105
ワインガルトナー:弦楽四重奏曲集第2集 指揮者、編曲者として名高いワインガルトナーの弦楽四重奏曲第2集をお届けいたします。第1集(777251)では、第1番と第3番をお聴きいただきましたが、今回は第5番と弦楽五重奏曲というカップリングです。  彼は終世ロマン派の作風から逸脱することなく、晩年の作品である第5番の四重奏曲も、美しいメロディと重厚なハーモニーが横溢した曲で、ワインガルトナーが理想とし   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,640
老いと死を見つめつつ、読書と思索を続けた晩年の日々。人生の安息日の前に綴られた最後の日記。一九七四年十一月十二月一九七五年一月二月三月四月五月老いと死を見つめつつ、読書と思索を続けた晩年の日々。人生の安息日の前に綴られた最後の日記の全訳。ホッファー生前最後の著書。著者の波瀾に満ちた生涯を締めくくるにふさわしい作品。   Honya Club.com


JPY ¥880
みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか―。江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遙か東北へ旅立つ。それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家・田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。旅立ち白河の関こえて壼の碑つわものどもが夢のあと羽黒山の三日月甲の下のきりぎりす蛤のふたみの別れみちのくは遠い。生きて戻れるだろうか――。江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遥か東北へ旅立つ。それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家、田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。(『「おくのほそ道」を旅しよう』改題)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
後3‐4世紀に活躍した新プラトン主義者の3作品。『ピタゴラス伝』は彼による哲学史の一部。残る本邦初訳のうち『マルケラへの手紙』は晩年になって友人の寡婦を娶った彼が、旅先から彼女を教え励ましたもの。ガレノス作に擬される形で発見された『ガウロス宛書簡』は古代に論争のあった、胎児の発生に父や母および胎児自身の魂がいかなる役割を演ずるかという難問に独自の解答を与える。ピタゴラス伝マルケラへの手紙ガウロス宛書簡後3−4世紀に活躍した新プラトン主義者の3作品。『ピタゴラス伝』は彼による哲学史の一部。残る本邦初訳のうち『マルケラへの手紙』は晩年になって友人の寡婦を娶った彼が、旅先から彼女を教え励ましたもの。ガレノス作に擬される形で発見された『ガウロス宛書簡』は古代に論争のあった、胎児の発生に父や母および胎児自身の魂がいかなる役割を演ずるかという難問に独自の解答を与える。   Honya Club.com


JPY ¥2,593
ダニーデン・コンソートとジョン・バットが描く 校訂・補筆を経たモーツァルト未完の傑作 18世紀当時のモデルの楽器と演奏様式を徹底追求、バッハやヘンデルの大作声楽曲などでユニークな演奏解釈を送り出してきたダニーデン・コンソートが、古典派の未完大作を録音、同じく二重合唱を活かしたC.P.E.バッハ晩年の充実作と共にひとつのアルバムにまとめました。  モーツァルトが結婚式を挙げるため   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,320
84歳で現役の介護老人保健施設長・医師が教える、晩年を幸せに生きるための知恵。看取る側も、看取られる側も満足できる「人生の質」と「死の質」とは。高齢者、家族、医療従事者、介護福祉従事者、必読の書!第1章 高齢者の美しい死第2章 高齢者の満足死と孤独死第3章 美しい人生のQOL(人生の質)第4章 高齢者の美しい生活第5章 「あの世」と「この世」第6章 明日を読む高齢者にとって大切なものは、延命よりQOL(人生の質)。では、QOLを高めるには、高齢者本人はもちろん、家族、医療従事者、ケアする側はどう考え、どう接すればいいいいのか。元大学教授で医師、医学博士にして84歳の現在も介護老人保健施設で施設長として働く著者が、そのヒントを教えます。筆者が大学で教鞭をとる中、また、介護老人保健施設の施設長として超高齢者と触れ合う中で体験し、学んできた、看取る側も看取られる側も納得の「美しい死」、最晩年での「人生の質」とは何かをわかりやすく解説します。   Honya Club.com


JPY ¥3,190
第1寄港地 クエーカー信仰―「クエーカー信仰でだけキリスト教と東洋思想を調和することができた」第2寄港地 祖国愛―「人類と生きとし生けるものすべてに忠誠を尽くす」第3寄港地 『武士道』―「平民道は予て主張した武士道の延長に過ぎない」第4寄港地 植民政策―「諸君は宜しくヴィジョンを見なければならない」第5寄港地 満州事変後のアメリカ講演―「国を思ひ世を憂ふればこそ何事も忍ぶ心は神は知るらん」第6寄港地 「編集余録」と晩年の信仰―「矛盾や不条理を抱えて生きるのに何年もの思索と祈りを要したよ」軍国主義に突き進む日本を止められなかったことが強調され、一方では国際平和に尽くしたことが強調されてきた、晩年の新渡戸評価。本書では新渡戸のアメリカ講演の負と正の部分を検証、彼の思想と実践を再評価する。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
ポストモダンの先駆的思想家ジャン・ボードリヤールは、日本では一九八〇年代に隆盛した消費社会論の中で若い論者に積極的に取り上げられブームとなった。一九九〇年代以降取り上げられることは少なくなったが二〇〇一年の同時多発テロ以降、グローバル化とテロリズムの関係に関しては二〇〇七年の晩年まで先鋭的な発言を続けた。本書は、そのボードリヤールが『象徴交換と死』で取り上げつつ、いつのまにか消えてしまった「死」の問題を引き継ぐという意識で書かれた、いわば「未完のボードリヤール」を完結させる思索の旅とでも言うべきものだ。美術史家でもある著者の視点は「3・11以降」の閉塞感に覆われた日本、間断なきテロリズムが止まない世界、そんな不安定な時代の中で私たちがどのようにすれば生の実感を回復できるのかというところからスタートするが、それは必然的に死者の問題へとフォーカスしていく。序章 今、なぜボードリヤール?第1章 『象徴交換と死』を読む第2章 アナグラムとしての日本、そしてアメリカ第3章 なぜ「悪の知性」は誕生したのか第4章 未完のボードリヤール―「死」の回帰性、断片性について終章 エピローグとしての対話―歴史的想像力の「詩的展開」捩れた世界のさらに向こうへ。ボードリヤールが「象徴交換と死」で取り上げつつ、いつのまにか消えてしまった死の問題を引き継ぐという意識で書かれた、「未完のボードリヤール」を完結させる思索の旅というべき書。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
十代から二十代にかけての鋭敏かつ凶暴なまでの瑞々しい感性が横溢する未発表短編小説や日記から、『苦海浄土』の一部草稿、晩年の日常を書きとめた随筆まで、近年新たに発見された原稿を収録した石牟礼道子の遺文集。1(不知火;無題 ほか)2(白暮;遠い鏡 ほか)3(今は昔;死民の村から ほか)4(月夜が原;猫男たちの哲学 ほか)『花びら供養』『綾蝶の記』に続く渡辺京二編集の遺文集。石牟礼道子資料保存会提供の未発表短篇小説を含む散文を10代から晩年まで年代順に収録。三回忌に合わせて刊行。   Honya Club.com


JPY ¥2,302
精緻な演奏で魅了。 知性派ピアニスト、ルケシーニによるシューベルトの後期ピアノ作品録音 第3弾! 知性派ピアニスト、アンドレア・ルケシーニによるシューベルトの後期ピアノ作品の録音集。その最終となる第3弾が登場しました。  あらゆるピアノ作品の中でも孤高の存在ともいえるシューベルトの後期ピアノ作品。1826年作のピアノ・ソナタ第18番『幻想ソナタ』は全4楽章構成の優雅な大作。一方、最晩年1828   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,980
知っておくべきエリオットの視点。彼は自然界と市場をどう見ていたのか?本書はエリオット波動原理の発案者ラルフ・ネルソン・エリオットによる代表的な著作(1946)です。エリオット波動原理の基本的な考え方や使い方について、エリオット自身が晩年になって著したものであり、彼の集大成となるものです。長年、英語の原書でしか読めませんでしたが、この度、初めて邦訳書として世に送り出すことできました。冒頭から第9章までは、今も変わらないし、将来にわたり変わらないであろうエリオット波動原理の大原則が詳しく語られています。これを踏まえて第10章以降ではさまざまな事例が取り上げられています。ギザの大ピラミッド自然の法人間の活動人間の活動の特徴修正波延長イレギュラートップオルタネーション目盛り事例集13年トライアングルインフレーション金価格特許テクニカル的な特徴ダウ鉄道株平均ニュースの価値チャートの描き方投資のタイミングトレーディングメディアの選別ピラミッドのシンボルとそれが発見された経緯運動の法則大恐慌個人の感情の周期ピタゴラスその他1942ー1945年の強気相場おさらいと結論本書はエリオット波動原理の発案者ラルフ・ネルソン・エリオットによる代表的な著作(1946)です。エリオット波動原理の基本的な考え方や使い方について、エリオット自身が晩年になって著したものであり、彼の集大成となるものです。長年、英語の原書でしか読めませんでしたが、この度、初めて邦訳書として世に送り出すことできました。冒頭から第9章までは、今も変わらないし、将来にわたり変わらないであろう エリオット波動原理の大原則が詳しく語られています。これを踏まえて第10章以降ではさまざまな事例が取り上げられています。しかし、発案者による古い著作であるが   Honya Club.com


JPY ¥2,310
ポーランドが念願の独立を果たした1918年、まもなくこの国で大きく花開くことになる学問にとって、太陽のような存在となる若者が処女論文を発表した。数学者ステファン・バナッハ(1892年‐1945年)、26歳である。本書は、バナッハ空間、バナッハ‐タルスキの逆理、バナッハ環など、現代数学の基礎概念にその名を残すポーランドの数学者バナッハについて、広く一般読者を対象に書かれた初めての伝記である。ポーランドの数学が独自の国際的な地位を確立するために、雑誌『ストゥディア・マテマティカ』を創刊するに至った経緯や、古都ルヴフで数学者たちが集い合って自由に数学を議論した伝説的カフェのエピソード、そしてナチス占領下のポーランドでバナッハが迎えた悲劇的な晩年、その死まで、この祖国の英雄の生涯を描かんと志したジャーナリスト、R.カウージャの視点により、丹念に活写されている。第1章 出生および少年期第2章 シュタインハウスの大発見第3章 ルヴフでの数学研究(1919ー1929)第4章 『ストゥディア・マテマティカ』と『線形作用素論』第5章 スコティッシュ・カフェ第6章 バナッハの日常生活第7章 晩年第8章 友人と継承者たちの見たバナッハの思い出付録 バナッハの時代の数学現代数学の基礎概念にその名を残すポーランドの数学者バナッハについて、広く一般読者を対象に書かれた初めての伝記。このポーランドの英雄の生涯が、ジャーナリストである著者の視点により丹念に活写されている。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第1部 クレーマーさんの生い立ち―米国ネーパービルでの誕生から、教育を終えて就職まで(生い立ち;日本への旅立ち―父親と家族の決別の祈りに送られて)第2部 クレーマーさんの来日―一九一七年(大正七年)、はじめて日本の土地を踏む(クレーマーさんの来日、A.K.ライシャワー夫妻との出会い―日本聾話学校の開校と中延幼稚園の創設;太平洋戦争による抑留生活―クレーマーさんの被災、避難生活の体験手記から)第3部 クレーマーさんの再来日―一九四八年(昭和二三年)、平和再生日本の大地を踏みしめて(戦後の日本、平和国家への旅立ち;わが国の社会福祉事業の改善―日米障害者福祉システム情報交流の提言)第4部 心豊かな晩年、老人ホームの静かな生活(クレーマーさんの勇ましい高尚な生涯―感謝と恵みの静かな祈りの日々)あとがき エピローグにかえて―アメリカのネーパービルを訪ね、ロイス・クレーマーさんをめぐる人びとの現地取材を終えて資料編米国ミッションの宣教師として来日し、終戦後までの40年近くを、耳の障害のために社会から隔離された人々のため、また子どもたちのために働いたクレーマー。その生涯を具体的なエピソードとともに綴る。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
没後5年目、加藤楸邨の実像がいま明らかに!楸邨がもっとも境地を深めた晩年の20余年間を中心に、弟子として編集者としてよりそった石寒太が、一気に書き下ろした渾身の力作。楸邨自ら、死後書き伝えて欲しいと託した秘話をふくめ、人間楸邨の魅力を余さず綴る。雪の記憶三人の人間探求派沙漠への旅望あらしめ歩行的思考戦火を越えてこれからが木枯しまぼろしの鹿出生から父の死短歌から俳句へ〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,650
人はどのように生き、最期を迎えるのだろう?終末期医療の最前線に立つ二〇人が綴る、その死生観。大事な人とともに今を生きるためのヒントに満ちた書。出生から晩年まで―(きわめて私的な)小児科医の死生観未来へいのちの切符を手渡すスピリチュアルケアと死生観―苦しむ人への援助と五つの課題在宅ホスピスケアから"マギーズセンター"までMemento mori対談 よりよい終末期医療のために今をどう生きるか私の死生観―死に逝く覚悟遺される覚悟死生観と死生感私の死生観〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,300
21世紀の日本に芭蕉を訪ね歩いた20年、ここに完結。いよいよ円熟する芭蕉の俳諧、旅もクライマックスの「おくのほそ道」から終焉の地、大阪へ。2000年から約20年にわたり、狂おしいほどの熱情で芭蕉の旅を追いかけた俳人・小澤實のライフワーク。句集未収録の約240句を収録。第5章 おくのほそ道(鮎の子のしら魚送る別哉;行春や鳥啼魚の目は泪;糸遊に結つきたる煙哉 ほか)第6章 上方漂泊の頃(うきわれをさびしがらせよ秋の寺;たふとさにみなおしあひぬ御遷宮;硯かと拾ふやくぼき石の露 ほか)第7章 晩年の世界(麦の穂を便につかむ別かな;どむみりとあふちや雨の花曇;さみだれの空吹おとせ大井川 ほか)2000年から2018年にかけて、旅雑誌「ひととき」「L & G」で連載された「芭蕉の風景」。毎月、松尾芭蕉が句を詠んだ地を実際に訪れ、あるときは当時と変わらぬ大自然の中、またあるときは面影もまったくない雑踏の中、俳人と旅と俳句の関係を深くつきつめて考え続けた連載は人気を博し、200回を超えて続きました。俳人・小澤實の約20年間、そして芭蕉にとっては、20代前半から晩年までの約30年間。2人の俳人は300年の時を隔てて、日本中を旅し、句を詠み続けました。この本はその記憶の「交歓」であり、現地を見た、感じたからこそわかる、まったくあたらしい芭蕉像を造り上げた意欲作です。★下巻には句集未収録の約250句を収録★   Honya Club.com


JPY ¥1,100
1 青春の人間像(宣長をめぐる環境;幼少年期の宣長;京都遊学)2 宣長学の完成(研究者宣長;市井の人として;宣長学の宣揚;晩年)3 主情主義的人間観の形成(青春の思想;和歌と人間―『あしわけをぶね』;「物のあはれ」と王朝社会)4 古道と人間(『古事記』の研究;古道論;古道と真心)5 古道と政治(本居宣長の政治思想;結びにかえて―本居宣長と学問)宣長の学問は,若き日の京都で味わった青春の情感をぬきにしては語れない。この情感が平安の和歌,物語の中で確実に追体験されたとき,宣長の「もののあはれ」の思想が生まれた。宣長の古典研究は,厳密な考証の学であったが,それはそのまま彼の思想だった。宣長の学問は人間の情感こそ,人間の真実だという彼の思想を基礎とし,その思想の確認を内に包んで築かれる。宣長が半生涯をかけた『古事記』の研究も,それにほかならなかった。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
ロッキード事件に始まる昭和の晩年の政治・社会・文化を、昭和ヒトケタ世代が日常的視座から把える。日々の事件と偶感を昭和史に位置づける辛口コラム集成。1979(昭和54年)1980(昭和55年)1981(昭和56年)1982(昭和57年)1983(昭和58年)   Honya Club.com


JPY ¥2,500
新潟県南魚沼市に生まれた民謡歌手”木津竹嶺”が最晩年の2021年-2022年、久保田麻琴プロデュースによって残した最後のアルバム 「暮らしの歌が持つ力強さ、美しさ、気高さ、生命力、ここにはそのすべてがある」「木津竹嶺はその生涯を民謡と共に生き、2022年8月に90年の長い人生に幕を下ろした。本作はその最晩年の唄声を録音した音源集である。ここには死の半年前の録音も含まれており、ひとりの男の生き様も   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,090
横浜の図書館たらんと有隣堂を興した父、教育熱心な母。二人は11人の子宝に恵まれる。後に慶大教授となった八男の著者の生い立ちを軸に、父の商才と気概、母の内助、家業をもりたてる子供たちなど、いきいき大家族の青春を描く。1 十一人兄弟姉妹の九番目に生まれる2 父のこと、母のこと3 漢字博士になりたかった少年時代4 横浜一中から海軍経理学校、そして敗戦5 東大物理学教室と今井功先生6 湯河原の別荘と父の晩年7 父への愛を貫いた母8 遺された母の日記から9 山手英学院を手伝った新婚時代10 慶応大学法学部に就職   Honya Club.com


JPY ¥2,680
ルーツと花 花咲く対位法 シューマン:オルガン作品集 19世紀、それまでほとんど見向きもされなかったJ.S.バッハの作品を復活させたのは、主としてメンデルスゾーンの功績ですが、同じ年代のシューマンもバッハ作品に深い愛情を注ぐとともに強い影響を受けていました。とりわけ晩年のシューマンはバッハ作品を学びなおし、1851年には『ヨハネ受難曲』にトランペット・パートを付け加えるなどオー   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,200
本書は、素行自筆の「年譜」日記や、弟平馬に与えた遺言書とみるべき「配所残筆」や、甥の清吉の聞書である「飛龍」や、女系の孫である津軽耕道軒の「山鹿誌」など、身内の者の著書を本として、素行の生涯を略述したものである。1 積徳堂2 素行の生立ち3 素行の学問4 素行の晩年5 惟揚庫   Honya Club.com


JPY ¥3,960
ロマン派音楽の深奥を衝く 入魂のライヴ! 2022年12月12日にトッパンホール(東京)で開催されたメジューエワの日本コンサート・デビュー25周年記念リサイタルのライヴ録音。若きブラームスの大作ソナタ第3番と、リスト晩年の傑作『巡礼の年』第3年をメインに据えたプログラム。19世紀を代表する二大巨匠の世界観を相照らし合わせながら、「憧れ」や「不安」、「愛」、「死」、「運命」、「諦観」など様々な感   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,456
短い生涯において病苦と戦いつつ俳句・短歌・評論・随筆に優れた業績を残した子規。その多産性と創造性の秘密を、青年期の連句修業、『筆まかせ』に見られる好奇心・分類癖などに注目して探求する。敬愛してやまぬ子規に捧げるオマージュ。第1講 子規の生い立ちと素養第2講 子規の俳句―月並調の是非第3講 子規の短歌第4講 『病牀六尺』など、晩年の随筆第5講 書き抜きと初期随筆   Honya Club.com


JPY ¥715
時は幕末。会津藩の武家の娘として生まれた少女・八重は、幼い頃から兄の覚馬によって、銃の手ほどきを受けていた。幸せな子ども時代をすごしていた八重だったが、会津を巻き込んだ戊辰戦争で、銃を手に勇ましく戦うことに。戦後、会津を離れ、京都に移り住んだ八重は、大学の開校を目指す青年・新島襄と出会う。幕末から昭和という4つの時代を駆けた新島八重のものがたり。小学中級から。砲術指南のお家柄戦争の足音戊辰戦争はじまる会津のいちばん長い日過酷な篭城戦会津降伏と尚之助との別れ京都へ新しい出会い襄との婚約同志社英学校開校と襄との結婚襄との日々「グッドバイ、また会わん」晩年の八重会津藩の武家の娘として生まれた八重は、戦地と化した故郷を守るため、決死の覚悟で戦いに挑む。2013年NHK大河ドラマの主人公・新島八重の波乱に富んだ人生を、ドラマチックに描く。   Honya Club.com

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JPY ¥704
あなたに似た人が、ここにいる―。幼なじみの少女が自殺未遂、戸惑いながら「死」と向き合う高校1年生の少年。結婚7年目、セッカチな夫に最近うんざりしてきた妻。子供がいないとつい言えなくて、一芝居うつ羽目に陥った夫婦。どちらかがリストラされる岐路に立たされた40歳の同期社員。晩年を迎えた父に、複雑な思いを抱く43歳の息子…。ひたむきな人生を、暖かなまなざしでとらえた11の物語。文庫オリジナル短編集。思春期の悩みを抱える十代。社会に出てはじめての挫折を味わう二十代。仕事や家族の悩みも複雑になってくる三十代。そして、生きる苦みを味わう四十代――。人生折々の機微を描いた短編小説集。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
一九世紀、ヴィクトリア朝を代表する詩人、デザイナーであり、社会主義者でもあったウィリアム・モリス。彼の壁紙や織物のデザインは自然の成長の感覚に満ち、いまも色あせない魅力を放つ。染色やタペストリーの「職人」としても一流だったモリスは、その本業のかたわらで韻文・散文で物語(ロマンス)を多く執筆。晩年にはケルムスコット・プレスで「理想の書物」造りに打ち込んだ。英文学者であり、『ユートピアだより』などモリス作品の代表的な翻訳者でもある著者による、モリスとその時代に関する論考・エッセイを集める。多彩な活動の全貌を追いながら、一見別々な仕事に通底するモリスの思想と仕事の流儀を探り、さらに柳宗悦、宮澤賢治らモリスに影響を受けた日本の芸術家・思想家たちの軌跡をたどる一五章。1 タペストリーの詩人(「この硬い、宝石のような炎で」―モリス/ペイター/ワイルド;ファンタジー作家としてのウィリアム・モリス―『世界のはての泉』をめぐって;ウィリアム・モリスと書物芸術;ウィリアム・モリスとプリンティング;「奇妙な二人組」―ウィリアム・モリスとE・B・バックスの協働作業;タペストリーの詩人)2 日本への波動(大槻憲二とモリス誕生百年祭;御木本隆三とラスキン文庫の日々;宮澤賢治と羅須地人協会;柳宗悦とウィリアム・モリス―我孫子時代とレッド・ハウス時代;小野二郎のウィリアム・モリス研究)3 ヴィクトリア朝と現代―アナーキー、そして美(ヴェネツィアの石の重み―ジョン・ラスキン『ゴシックの本質』をめぐって;ヴィクトリアン・モダニズム―レイチェル・テューコルスキー著『審美眼』を読む;「最後のラファエル前派」―フィオーナ・マッカーシーのバーン=ジョーンズ伝を読む;モリス的ユートピアの諸変奏―フィオーナ・マッカーシー『   Honya Club.com


JPY ¥2,520
このアルバムに収録されたブラームス晩年のピアノ作品は、ウィーンのJ・B・シュトライヒャー(1871)のピアノを使用した演奏。ブラームス存命中に製作されたピアノを用いて、作曲当時の作品象の再現を試みています。(東京エムプラス) ブラームス: ・7つの幻想曲 Op.116 ・3つの間奏曲 Op.117 ・6つのピアノ小品 Op.118 ・4つのピアノ小品 Op.119  アイラ・ブラウス(ピアノ)    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,200
近藤寿市郎は天下の風雲児である。そして愛すべき大ほら吹きである。「東三河にでっかく豊川用水を引く。ちっぽけな三河の港を世界の港にする」百年前に大ほらを吹いた。そして夢は成った。1章 青春2章 風雲3章 政争4章 構想5章 失意6章 晩年7章 成就8章 100年   Honya Club.com


JPY ¥990
売れっ子の矜持と迷いが交差する吉行淳之介との対話。兄貴と慕った色川武大との至福に満ちたスリリングな芸談。盟友・石原慎太郎との思い出語りに、ふとこぼれる弱音まで。三十代から晩年まで、人生を駆け抜けた天才落語家が言葉を尽くして語り合った六人の作家たちとの対談、エッセイを収録する。文庫オリジナル。吉行淳之介色川武大結城昌治景山民夫伊集院静石原慎太郎巻末インタビュー 父・立川談志と作家たち―没後十年に寄せて(松岡慎太郎)売れっ子の矜持と迷いが交差する吉行淳之介との対話。兄貴と慕った色川武大とのスリリングな芸談。盟友・石原慎太郎と交わす思い出語りに、ふとこぼれる弱音まで。三十代から晩年まで、人生を駆け抜けた天才落語家が言葉を尽くして語り合った作家たちとの対談、エッセイを収録する。〈巻末インタビュー〉松岡慎太郎   Honya Club.com


JPY ¥3,062
ブラームス、ブリッジ:ピアノ三重奏曲集 ブラームスの数ある室内楽曲の中でも、めずらしく初稿と改定稿が存在する「ピアノ三重奏曲第1番」。20歳代に書かれた初稿に比べ、改訂稿は格段の熟成度を誇るため、現在ではこちらの版を使って演奏することが通例となっています。このアルバムでも改定稿が使用されており、晩年のブラームス作品の持つ重厚な響きを味わうことができるでしょう。もう一つのブリッジの作品は、無調に傾   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,540
人生後半は好き勝手、自分勝手でいい。出世も仕事も家庭も捨てて、あなたしかできない旅に出る。第1章 晩年の十年を支える「芭蕉流」の生き方(芭蕉の「反俗、反実利」主義;あと十年、これからをどう生きるのか ほか)第2章 芭蕉の旅と漂泊者の系譜(旅で死ぬことこそ理想という美学;「悔いのない人生だった」と思える生き方を ほか)第3章 芭蕉の「名言」から、人生と俳句を学ぶ(三十代の芭蕉は土木工事現場に;人に勝ち誇ろうとして迷い悩む ほか)第4章 『おくのほそ道』の秀句から人生を味わう(晩年の『おくのほそ道』には名句が多い;俗を離れたすがすがしい気分 ほか)芭蕉が「俳聖」とあがめられるまでにになったのは、晩年の10年の過ごし方のおかげだった。残された半生をどう過ごすか熟慮し、行動に移すための方法を芭蕉の生き方から読み取る。団塊世代必読の書。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
2015年ー2016年にかけてのリサイタルで、見事なシューベルト最晩年のピアノ・ソナタを聴かせてくれたクリスチャン・ツィメルマン。彼にとって唯一のシューベルト録音が1990年録音の本盤。透徹したリリシズム、情感豊かに歌われる旋律、作品の本質を明らかにした必携の一枚。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥3,300
本書は、現代アメリカを代表する社会科学者であるタルコット・パーソンズ(Talcott Parsons,1902―1979)の、大学研究に焦点をあわせ、それを全体として整理しようと試みたものである。したがって本書は、パーソンズの晩年期を代表する大著『アメリカの大学』(1973年)に、検討の照準を置いている。パーソンズのアメリカ大学教員調査(大学教員の役割構造;大学における権力と影響力;大学教育の目標)パーソンズの大学論(学問の自由とパーソンズ;マッカーシイズムとパーソンズ;パーソンズ大学論の論理構造;大学論をめぐるパーソンズとスメルサー)   Honya Club.com


JPY ¥2,090
幕府の軍艦・咸臨丸でともに渡米して四十年。在野で文明開化の旗手となった諭吉は晩年、なぜ武士道を賛美し海舟を厳しく批判したのか。近世から近代へ。日本の何が変わり、何が変わらなかったのか。第1章 幕臣・勝海舟―幕府は先進的だった第2章 中津藩士・福沢諭吉―幕臣への憧れ第3章 幕臣たちの国家思想―共和政治論と将軍絶対君主論第4章 それぞれの選択―明治維新を前に第5章 維新を生きた二人の幕臣―明治政府と海舟と諭吉第6章 文明開化と武士道―なぜ諭吉は海舟を批判したのか終章 『氷川清話』と『福翁自伝』の虚実日本近代化の旗手のイメージが強い福沢諭吉と、江戸っ子の代表格として人気の高い勝海舟。このふたりの"神話"を剥ぎ、幕末維新に新たな光を当てる。「幕末維新消された歴史」で注目された著者の最新作。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
2014年7月に亡くなったジョニー・ウィンターの晩年の復活を支えたポール・ネルソン。彼はジョニーのバンドのギタリストであり、プロデューサーであり、年齢を超えた親友でもあった。自身のバンド名義でのデビュー作となる本作は、ギター/ベース/ドラムのシンプルな3ピースに、ポール・ロジャースのようなワイルドなヴォーカルが乗った王道アメリカン・ロックに仕上がっている。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥1,045
芥川竜之介の全書簡から代表的な書簡百八十通余を収録。芥川の書簡は、その生涯、文学、交遊を知るための第一級の資料であり、芥川文学の「詩と真実」を最もいきいきと伝える作品の一つである。日本近代文学での書簡文学の名品に挙げられる。1 三中から一高へ2 『新思潮』と作家への胎動3 小説家(芥川)の誕生4 新進作家として5 職業作家として6 震災後の新時代を迎えて7 晩年   Honya Club.com


JPY ¥1,047
「JAZZ BESTコレクション 1000 ーモア・セレクション編」第2弾。本作は、3大歌姫のひとり、カーメン・マクレエが1989年に録音した晩年の好ライヴ盤。ドイツの名門ビッグ・バンドをバックに、迫力満点の歌唱を披露したファン必聴盤。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥3,520
朴庵先生の日記帳に遺されていた、昭和四十一年から同四十六年(1966ー1971)にわたる詳細な治療記録。そこには珠玉の治験の数々が綴られていた。未発表自筆ノートを再現した第一級漢方文献。2013年、四十二年の時を経て自宅から発見された、朴庵先生自らの手による詳細な治療記録。晩年に近い昭和41から同46年(1966ー1971)にわたって綴られた一冊のノートには、貴重な治験の数々が残されていた。時に悩み、時に歓喜し、試行錯誤をくり返しながら患者を見据える「朴庵漢方」の真髄。病に於いても混迷する現代だからこそ、先哲の言葉に耳を傾けたい。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
フィンランド近代建築の巨匠アルヴァー・アールトの住宅が完成に至るまでの軌跡。住宅50年の集大成!!The 1920s―古典主義とヴァナキュラー建築(ヌオラ邸;アラタロ邸 ほか)The 1930s―純粋な機能主義から有機的形態の導入へ(タンメカン邸;アールト自邸 ほか)The 1940s―柔軟性のある規格住宅と伝統的な別荘(アセヴェリキュラの退役軍人の家;支配人の家(VOK規格住宅) ほか)The 1950s―さらなる実験と改良 アールトの成熟期(ムーラツァロの実験住宅;レヘムス邸、支配人の家 ほか)The 1960s―晩年の住宅設計 友人たちのために(アホ邸;オクサラ邸 ほか)フィンランド近代建築の巨匠・アルヴァー・アールトの住宅が完成に至るまでの軌跡を、ユハニ・パッラスマーとシルッカリーサ・イェッツォネンの文章、ヤリ・イェッツォネンの写真で辿る。住宅50年の集大成。   Honya Club.com


JPY ¥5,170
精神の独立と思想の自由のために全霊をもって抗った20世紀中国のある知識人の悲傷の生と死!その学の奥妙なる調べはついに途絶えてしまったのか、はたまたこの新世紀に蘇るのか。南へ国土崩壊時の選択南国のやさしさと命のよどみ晩年の生命力爆発の第一陣北京への門を閉ざす苦難の幕開け一九五六年得難い春楽しみは終わってしまった嵐の中の孤独者「今日我らみなかりそめの生なり」〔ほか〕「国学大師」「国宝」と称せられる、20世紀中国の最も優れた人文学者の1人、陳寅恪。学問の独立を主張した中国の知性を描くノンフィクション。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
戦前の三井銀行・三井信託銀行を代表する銀行家米山梅吉(1868‐1946)は、日本のロータリークラブの創設、青山学院初等部の設立、医療救済活動などのボランティア活動でも先駆的貢献をした人物。確かな功績を残した男のダイナミックな生き方を描いた評伝。米山梅吉記念館幼年期から沼津中学校時代まで文筆業を志した青年時代三井銀行の重鎮三井の信託業務進出の中心に社会貢献の新たな提言「新隠居論」三井報恩会青山学院緑岡小学校の創立と運営日本におけるロータリークラブの創設父親としての米山米山の人間性本多庸一とハミルトン晩年の米山   Honya Club.com


JPY ¥4,620
彼の作品を契機とした世紀の論争からラモーの全貌を解明する。フランス伝統のトラジェディ・リリックとイタリア由来の新しいオペラ・ブッファ。両者の影響の下に、旋律を含めた音楽理念の基本に和声を据え、独自の世界を追求したラモー。18世紀フランス知識人を巻き込んだ「ブフォン論争」を軸にラモーの音楽と思想を解明する。第1部 芸術家ラモー(十八世紀の音楽傾向とラモーの経歴五十歳まで;"イッポリートとアリシー";ラモーとヴォルテールとの"サムソン";オペラ=コミック嚆矢としての"プラテー";その他の舞台作品とラモーの台本作家 ほか)第2部 哲学者ラモー(ラモーの音楽理論書;ラモーとダランベールとの論争;「ブフォン論争」;ラモーとルソーとの論争;哲学者ラモーの晩年)   Honya Club.com


JPY ¥990
生きている人間の生命とは何か?野口整体の創始者、野口晴哉(1911ー1976)の天才的洞察、実践、思考の全体を明らかにし、その生の核心に迫る。少年時代から、晩年まで。手あて、愉気、活元活動、操法、心、誕生、死。野口整体の現代性、可能性が、チベット仏教、ポスト構造主義、荘子、ミンデルの心理学などとの対比から、明らかになる。第1章 裸の人間―愉気について第2章 複数の声―生命について第3章 生命の波―全生の思想第4章 夢見の体―活元運動について第5章 青空の心―天心とは何か第6章 身体の森―体癖の理論(1)第7章 天使の性―体癖の理論(2)第8章 自然の死清風万里―最後の言葉   Honya Club.com


JPY ¥1,760
広い視野と独創性をもった「現代数学の父」はいかにして誕生したのか。本書はヒルベルトの青年期から晩年までを激動の時代とともに描きだす評伝。この巨人がなしとげた数多の学問的業績の意義と、同時代の数学者たちの挑戦についても言及した力作である。ヘルマン・ワイルの長大な解説も全文収録した待望の文庫版。青年時代友人たち・教師たちPh・Dパリゴルダンの問題変貌数論、ただそれのみテーブル、椅子それにビール・ジョッキ諸問題数学の将来新世紀第二の青春熱情的な科学者生活空間、時間そして数友人たち、学生たち物理学戦争数学の基礎新体制無限!借りられた時間論理学と自然認識エクソダス老齢結語   Honya Club.com


JPY ¥7,689
大正2年1月、白秋28歳の時に刊行され、その清新な青春の調べで世の短歌観を一新した第一歌集『桐の花』から、晩年、視力を失い薄明の中で詠んだ緊迫透徹の歌集『黒桧』『牡丹の木』まで、豊饒な言語世界を展開する白秋の歌集13冊を収めた愛蔵版全歌集。風隠集海阪白南風夢殿   Honya Club.com


JPY ¥838
原子力という「パンドラの箱」を開けてしまった人類に襲いかかった際限のない放射能。この箱を再び閉じる道は存在するのか。人々が原子力への洗脳に気がつき、引き返さない限り、巨大事故は繰り返し、災禍は限りないものとなるだろう。私たちは何を間違ったのか。原子力と決別するために、私たちが選ぶべき道とは何なのか?反原発活動の生涯を貫いた論客が、その最晩年に、原子力をめぐる様々な神話=国民への洗脳を、ひとつひとつ暴いていった警世の書。プロローグ―原子力の歴史の総括として原子力発電の本質と困難さ「原子力は無限のエネルギー源」という神話「原子力は石油危機を克服する」という神話「原子力の平和利用」という神話「原子力は安全」という神話「原子力は安い電力を提供する」という神話「原発は地域振興に寄与する」という神話「原子力はクリーンなエネルギー」という神話「核燃料はリサイクルできる」という神話「日本の原子力技術は優秀」という神話原子力問題の現在とこれから〕原発事故の"破局"を脱する「希望」を育てよ原発の洗脳を解き、安心できる未来へと、この「文明」を問い直す●10年に一度は起きている大事故●「安い電力」に含まれない様々な経費●放射能に目をつむるクリーン神話●ある青年政治家による原子力導入の強行突破●原爆4000発分の余剰プルトニウムを抱え込む日本原子力という「パンドラの箱」を開けてしまった人類に襲いかかった際限のない放射能。この箱を再び閉じる道は存在するのか。人々が原子力への洗脳に気がつき、引き返さない限り、巨大事故は繰り返し、災禍は限りないものとなるだろう。私たちは何を間違ったのか。原子力と決別するために、私たちが選ぶべき道とは何なのか?反原発活動の生涯を貫いた論客が、その最晩年に、原子力をめぐる様々な神話=   Honya Club.com


JPY ¥1,870
クナの愛称で親しまれたクナッパーツブッシュ(1888-1965)は、ワーグナーの大家として長年バイロイトで活躍しました。晩年の悠然としたテンポととてつもなくスケールの大きな表現でミュンヘン・フィルを振った語り継がれる名演です。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥2,862
新録音 チェコの誇るスター・プレイヤーがゲスト参加 ベサによるマルティヌーのヴィオラ曲 一時期、チェコ・フィルの第2ヴァイオリン奏者を務めていたこともあるマルティヌーは創作の初期からヴァイオリンに関心を示していたのとはちがい、ヴィオラ曲は晩年になってようやく手掛けています。じっさいこのアルバムに収録されているすべての曲は1947年から1959年にかけて作曲されています。  ノスタルジックな民謡調   HMV&BOOKS online


JPY ¥3,828
世界初録音! 17世紀北イタリアの重鎮、レグレンツィの宗教曲! ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626 90)は、17世紀に半ばに活躍した作曲家。1645 56年にベルガモのサンタ・マリア・マッジョーレ教会のオルガニストを、1665年まではフェラーラのアッカデミア・デッロ・スピリト・サントの楽長を、そして晩年はヴェネツィアのサン・マルコ寺院で楽長にまで昇り詰めています。  『教会で用いられるための   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,750
今西錦司は、大正時代から平成にかけて活やくした登山家、探検家で、自然学者です。昆虫好きな少年が、生物の生態や社会、進化に興味をもち、「すみわけ」を発見しました。研究室をとびだし、野外で調査をつづけ、多くの研究者を育てたリーダーでした。日本千五百山に85歳まで登りつづけました。1 昆虫少年―6歳ー13歳のころ2 山を見つける―13歳ー18歳のころ3 登山に熱中―19歳ー22歳のころ4 山も学問も―22歳ー30歳のころ5 「すみわけ」発見―31歳のころ6 登山から探検へ―32歳ー45歳のころ7 サルとともに―45歳ー50歳のころ8 ヒマラヤへの夢をかなえる―50歳ー55歳のころ9 アフリカで人類の起源をさぐる―56歳ー66歳のころ10 登った1550山と自然学―晩年のころ今西錦司は、明治時代の京都に生まれ、平成にかけて活躍した生態学者で、登山家、探検家、そして日本の霊長類学のパイオニアです。自然が好きで、生物の生態、種、社会に興味をもち、多くの業績を残しました。「すみわけ」を発見し「自然学」を唱えた今西が、自然とは何かを追究しつづけた生涯を、自ら語ります。   Honya Club.com


JPY ¥2,871
シューベルト:後期ピアノ作品集 イタリア、マントヴァに住む1998年生まれの若きピアニスト、マルコ・タリエッロによるシューベルトの晩年の作品を集めた1枚。シューベルト最期の年(1828年)に作曲された『3つのピアノ曲』『ピアノ・ソナタ第20番』と、その前年に出版された『12の高雅なワルツ』を収録しています。彼は幼少期から国内外のピアノコンクールで優勝しており、2017年にデュッセルドルフで開催さ   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,200
明治・大正期の文壇に君臨した大文豪・教育家の生涯を、逍遥自編の年譜をはじめ最も正確な資料をもとにして、編年的にまとめた精密な決定版。演劇の改良、小説の革新、シェークスピアの全訳、文芸協会の設立など、光彩を放つ文芸活動に合わせて、その家庭生活をも丹念に描く。逍遥研究のみならず、近代文学者の伝記の規範として絶讃の書。1 幼年時代2 少年時代3 青年時代4 小説の革新5 教育と文芸への道6 教育の革新7 演劇の革新8 劇運動の実践9 著訳専念時代10 国民教化への道11 晩年   Honya Club.com


JPY ¥1,980
宗教的荘厳さと深い抒情性を湛えた第7番は卓越した作曲技法によって作曲家の名声を一挙に高めた交響曲で、その第2楽章のコーダでは敬愛するワーグナーへの追悼の意を表したことでも知られている。このディスクはヘルベルト・フォン・カラヤン最後の演奏会のライヴ録音で、同時に彼の膨大な録音活動に終止符を打った記念碑的な演奏でもある。巨匠の辞世の句となったウィーン・フィルハーモニーとのこの演奏には、最晩年のカラヤンの円熟した境地が美しく刻印されている。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥2,200
ライプニッツは、一片の物体から得た情報によって世界の歴史をすべて見通すことも可能だという。この「法外な」主張を読み解くカギは「形而上学」の衣をまとった情報理論である。彼の形而上学は、1695年の情報論的転回をへて、晩年の『モナドロジー』に至る。その過程でモナド界がどのようにして、空間、時間、およびその中での現象を生み出すのかというシナリオが形成される。その核となるのは、神によるモナドのプログラミング、およびモナドの状態遷移が神のコードにより現象へ変換されるという「情報理論」である。没後300年にふさわしい斬新な新解釈!第1部 力学の基礎は情報の形而上学(ライプニッツの情報論的転回;ライプニッツはなぜ「力」を導入したか;ニュートンとライプニッツ、「力」の比較;慣性運動の扱い;活力と死力;衝突と運動の相対性;『モナドロジー』での能動と受動;チューリングマシンとプログラムの構造;『モナドロジー』とプログラムの多層構造;動力学における能動と受動)第2部 空間と時間の起源(「状況分析」と空間;時間はどうなるか;ライプニッツ時間論を解読する;モナド界のモデル;現象の時間;運動の相対性と同時性;慣性の法則と相対性;モナドロジーと音楽)第3部 慣性と重力、ライプニッツ的構想の一つの形(ニュートンのバケツと慣性の法則;ライプニッツ哲学の一元的解釈に向けて)   Honya Club.com


JPY ¥1,014
その作品はもちろん、ペンをふるってかけぬけたような生涯においても、太宰は人をひきつける。強さ、弱さ、優しさそしてはにかみ、それ自体「文学的造形」とさえいえるだろう―。無名時代から、あまりにも有名なその死まで、15年にわたる交遊を通して知った異才の、のびやかな、また屈折した内面を描きつくしてあますことのない「太宰治のすべて」。最初の日木曜会のこと死の話聖者めいた寝顔仏蘭西人形悪童たち太宰失踪太宰とパピナール湯河原行墨東の記太宰と武蔵野病院初代さんのこと鎌滝時代「晩年」出版グラウンドで"生れてすみません"について浅草の記八ヶ岳ぼくの出版記念会太宰と恐怖〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,860
いま、われわれはこの国に「倫理」を蘇らせねばならない。安岡教学の骨格的名著をここに復刊。緒論本論(志尚―早年の倫理;敬義―中年の倫理;立命―晩年の倫理)戦後歴代首相の指南役、安岡正篤32歳の記念碑的著作。待望の新装版刊行。人類不変の原則を探求する安岡教学の原点がここにある。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
カント晩年の平和論は、全ヨーロッパが戦火に包まれ、革命によって近代民主主義国家の原型が作られた時代に書かれた。人間にとっての「自然状態」は戦争であり、平和は「新たに創出すべきもの」と考えたカントは、法の秩序を社会に行き渡らせることの価値を重んじる。西洋近代最大の哲学者は、私たちはいかにして平和を獲得できると説いたのか。不朽の名著を現代にひもとく。はじめに 哲学の視点から平和の可能性を考える第1章 誤解されやすいカントと『永遠平和のために』(遅咲きの哲学者カント;カント教授の一日 ほか)第2章 世界国家か、国家連合か(戦争が起こりにくくなるような社会の仕組み;共和的な体制とは何か ほか)第3章 人間の悪こそ平和の条件である(議論の自由と秘密条項;自然こそが永遠平和を保証する ほか)第4章 カントがめざしたもの(哲学的土台としての「付録」;道徳と政治の一致 ほか)戦争の原因は排除できるのか?戦争することが「人間の本性」であるとすれば、私たちはいかに平和を獲得しうるだろうか?『永遠平和のために』は、西洋近代最大の哲学者カントが著した平和論の古典。空虚な理想論にとどまることなく、現実的な課題として戦争の克服方法を考察した本作は、争いの火種が消えない現代にあらためて読まれるべき一冊だろう。好評を博した番組テキストに大幅な加筆を加え、待望の書籍化!   Honya Club.com


JPY ¥1,320
地域活動、生涯教育のすそ野を豊かに広げた傾聴ボランティア、聞き書き自分史の取り組み。戦争を体験した人たちから、当時のことを聞き、記録に残さなければ地域の戦争の記憶が失われてしまう―。福岡県北九州市で行なわれた「聞き書き」プロジェクトは、関係者の予想を超えて、高齢者支援、自然災害なども含めた地域史の構築、地域住民の連帯感、生涯教育機能など、多くの相乗効果を生んだ。まえがき 聞き書き自分史の生涯教育機能第1章 聞き書き自分史は戦後69年に始まった第2章 研修会を振り返る―カギは聞き書き作法にあった第3章 あの日1945年8月8日、八幡で何が起こったか 八幡大空襲から70年―体験者が語る言葉の遺産第4章 証言集が生み出した社会教育事業第5章 西門司の聞き書き自分史 『未来への伝言』ができるまであとがき 晩年の生涯教育実践   Honya Club.com


JPY ¥2,563
1 うつくしき夢を失ふなかれ―川田順の終戦時の歌から2 戦時詠歌をめぐる一面3 人間川田順4 晩年の川田順5 川田順五十首歌6 順文学碑三題   Honya Club.com


JPY ¥2,200
花袋=『蒲団』=自然主義という従来の定式では捉えきれない、「面白い」作家、田山花袋のすべて。「日露戦争」「大逆事件」「大正教養主義」「植民地」「関東大震災」といった史上事件と関連させ、また、明治期の日本文学史の流れから作家像を描く。第1章 館林と東京の間で―明治十九年七月まで第2章 「作家」誕生以前―明治二十年前後第3章 彷徨の時代―明治二十年代後半第4章 紀行文作家の時代―明治三十年代前半第5章 『蒲団』発表まで―明治三十年代後半第6章 自然主義の時代―明治四十年代第7章 時は過ぎゆく―明治期末から大正期第8章 晩年―大正中期から昭和五年五月十三日花袋=「蒲団」=自然主義という従来の定式では捉えきれない、「面白い」作家、田山花袋。「日露戦争」「大逆事件」「関東大震災」といった史上事件と関連させ、また、明治期の日本文学史の流れから作家像を描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,265
理性と感情、二人の父、東洋と西洋、男と女、偶然と必然…幾多の対立に引き裂かれ、安定を許されなかった生の只中で、哲学者は苛烈な「運命」を自在に楽しみ、豊かに肯定せんとする境地へ至った。その生い立ちから、留学、主著『「いき」の構造』『偶然性の問題』、最晩年の『文芸論』まで、思索の全過程を、第一人者が明解かつ艶やかな筆致で辿る。第1章 出会いと別れ第2章 「いき」の現象学第3章 永遠を求めて第4章 偶然性の哲学第5章 偶然から自然へ第6章 形而上学としての詩学「運命よ 私はお前と踊るのだ。」理性と感情、男と女、東洋と西洋、二人の父、偶然と必然……幾多の対立に引き裂かれ、安定を許されなかった生のただなかで、日本哲学の巨星は何を探究しつづけたのか。その生い立ちから、留学、主著『「いき」の構造』『偶然性の問題』、最晩年の『文芸論』まで、その思索の全過程を、第一回中村元賞受賞の著者が明解かつ艶やかな筆致で辿る。九鬼哲学への決定版・入門書。[目次]はじめに第一章 出会いと別れ第二章 「いき」の現象学第三章 永遠を求めて第四章 偶然性の哲学第五章 偶然から自然へ第六章 形而上学としての詩学あとがき学術文庫版へのあとがき   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1章 俳優になるまで(菅原文太という一人の男がいた;詩人であり、洋画家でもあった父 ほか)第2章 新東宝・松竹時代―主役から脇役へ(新東宝―「生まれながらの虚弱児」;大蔵貢の経営―「新東宝ケチ・プロ」 ほか)第3章 東映時代(一)―時代劇、任侠映画の様式を壊す文太(文太が入った頃の東映;東映初出演は高倉健の『網走番外地』最後の作品 ほか)第4章 東映時代(二)―「オレの場合は存在感だけでね」(『仁義なき戦い』シリーズ(一)―映画人たちの思いが一つになった;『仁義なき戦い』シリーズ(二)―「オレの出世作」 ほか)第5章 文太の思い(家族―教育についての考え、そして長男の死;弱い人たちのためにできることから ほか)映画俳優として確固たる地位を築き、多くの映画ファンから愛された菅原文太氏。ただ、「映画俳優・菅原文太」が彼のすべてではない。彼は2014年11月28日に他界するその少し前の11月1日、「日本を再び戦争をする国にしてはならない」という強い思いから命を削って沖縄県知事選の応援に臨んだ。また、「政治の最大の責任は国民を飢えさせないこと、戦争をしないこと」という信念から自ら無農薬有機農業を始め、さらには自身のラジオや雑誌の対談に同様の問題意識を持つ専門家を選び、読書を重ね、積極的に発言・行動してきた。「いのちの党」の結成もその一つの形である。ここで改めて、我々は菅原文太氏の声を聞き、その思いを受けとめ、彼の活動を振り返り、「国民が飢える国、苦しむ国にならないよう、再び戦争する国にならないよう」考えていく必要がある。文太氏の晩年の闘いを描くことで、本書をその手がかりとしていくと同時に、映画俳優としてではない菅原文太氏の一面をも浮き彫りにしていく。またその一方で、「映画人としての菅原文太」   Honya Club.com


JPY ¥1,980
読み物風に書かれ、読者は楽しみながら読める。結論を導き出すための論理過程、判断のすじみちが理解できる。身近な具体例により本質的かつ奥の深い議論がやさしく解説される。現代によみがえる名講義。7年ぶりに全面的見直し、最新情報を盛り込む。第1章 私法の学び方第2章 私法は何を定める法律か第3章 私法の基本原理第4章 私法の法源第5章 私法の解釈第6章 私法の効力第7章 私法の適用と裁判および調停等著者晩年の円熟した筆になる我妻民法学の総決算。第1巻は、民法の勉強にとりつくまでの道しるべであり、心構えや最小限知っておくべきことを述べる。7年ぶりに全面的に改訂を施し、最新の情報を盛り込む。   Honya Club.com


JPY ¥3,332
ジャコ・パストリアスが晩年にニューヨークでホームグラウンドにしていたローン・スター・カフェで、1985年に行われたワード・オブ・マウス・ビッグ・バンド的編成のパフォーマンスを収録した貴重なライヴ・アーカイヴがHIHATシリーズで登場! 本作は1985年1月にニューヨークで行われた公演を収録しており、トランペット・セクションやサックス・セクションを含む大所帯での圧巻の演奏を披露しており、ジャコを代表   HMV&BOOKS online


JPY ¥7,700
中国の伝統医学に源を発しながら、日本の「漢方」は江戸時代中期に画期的な変革を遂げた。現在、中国で実践されている「中医学」と日本の「漢方」とは大きく異なる体系をもつに至っている。その変革の立役者であった吉益東洞はどのようにして医療の革新を起こすにいたったのか。当時の国内外の思想状況をも視野に入れ、東洞の臨床実践を根拠とした、画期的な「漢方創造」の過程を明らかにする。漢方診療四十年の著者にしてはじめて可能となった、初の本格評伝。第1章 東洞医論と時代的背景(東洞医論の基本骨格;東洞の生きた時代 ほか)第2章 思想形成の過程(安芸時代―東洞先生行状を読む(その一);黴瘡秘録をめぐって ほか)第3章 医論の展開と臨床の実態(京都時代―東洞先生行状を読む(その二);東洞世に顕る―東洞先生行状を読む(その三) ほか)第4章 晩年―東洞先生行状を読む(その四)(幕命を振り切る;還暦・家塾拡大を図る ほか)第5章 結語江戸時代中期の漢方医・吉益東洞はどのようにして医療の革新を起こしたか。東洞の生きた時代、当時の国内外の思想状況も視野に入れ、東洞の「漢方創造」の過程とそれに基づく臨床の実像を解明する、初の本格評伝。   Honya Club.com


JPY ¥13,200
現代イタリア最大の詩人の一人にして、人間の禁忌を問い続けた映画監督。少年愛の小説家にして、挑発的な政治批評家。無垢の情熱に満ちた人生と芸術を、縦横無尽に解明。スザンナ・コルッシカルロ・アルベルトピエル・パオロカザルサローマ映画界に参入映画監督になる詩的発展と言語の思索磔刑の変奏喜劇王との出逢い「ポエジーの映画」論争ギリシャ悲劇の解体構築夢みられたアフリカ劇作への情熱曠野を彷徨う『異端経験』「生の三部作」ドキュメンタリー映画一九七〇年代の詩作晩年の政治思想『サロ』始まりなき長編小説ハレー彗星を索めて死の憑依補論 ブニュエルとパゾリーニ補論 パウンドとパゾリーニ生誕百年・巨大なる謎。現代イタリア最大の詩人の一人にして、人間の禁忌を問い続けた映画監督。少年愛の小説家にして、挑発的な政治批評家。無垢の情熱に満ちた人生と芸術を、縦横無尽に解明。書下ろし3000枚、畢生のライフワーク!   Honya Club.com


JPY ¥2,201
フランク:弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲 ダネル四重奏団、パーヴァリ・ユンパネン ヴァインベルグの弦楽四重奏曲全集が高く評価されたベルギーのダネル四重奏団が演奏するフランクの2曲の室内楽作品。どちらも晩年に書かれたもので『弦楽四重奏曲』は亡くなる前年に着手された最後の室内楽作品。ベートーヴェンやシューベルトの弦楽四重奏曲を念入りに研究し、自らの理想とする理念を追求した精緻な曲ですが、初演の際に初め   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,530
「メリイクリスマス」シヅエ子のモデル林聖子が開いた「風紋」は、かつて文壇バーと呼ばれ50余年営業した。著者が風紋閉幕までの20年を常連客たちの思い出とともに振り返る青春記そして太宰治作品の読書指南書でもある。巻末資料として、太宰の思ひ人とも言われいくつかの作品のモデルともなった秋田富子(林聖子の母)の晩年詠、初公開資料!短歌75首を収録!!はじめに 太宰治は青年だけの文学じゃない!第1部 太宰文学は何歳からでも読める(「人間失格」という劇薬;青春のはしか、太宰からの卒業;太宰より年長になってしまった;太宰の友人作家たちは卒業生?;四十代以降、太宰文学に惹かれることはあるのか ほか)第2部 文壇バー風紋青春記(風紋はまだ存在していた!;太宰さんは私に死なないよ、と言ったの;風紋開店四十年パーティー;君はいつか風紋のことを書くんだぞ;啼鳥忌に紛れ込んだのは聖子さんの企み? ほか)巻末付録 秋田富子詠短歌75首   Honya Club.com


JPY ¥2,750
好事家からの注文で、文字通りのポルノグラフィーとして書かれた著者の面目踊如たる表題作をはじめ、最初期から晩年にいたる代表的な短篇を収録する。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,420
東芝日曜劇場などで数々のテレビドラマを演出。"北のドラマ"の時代、人間、哲学。私のなかの歴史―ねんねんさいさい1 北は、ふぶき(北は、ふぶき―旅の風景)2 北のドラマを創る(座標軸は北;思い出テレビドラマ;人間をどう描くか)3 日常の風景(日常から想う;人に寄せて;晩年に想う)4 ドラマのなかの時間(ドラマのなかの時間;森のなかの時間)5 見るということ(見るということ―アウシュヴィッツの風景)   Honya Club.com


JPY ¥1,218
寂しい老い。脆い老い。華やかな老い。区立老人福祉センターの相談員が見た人生の玄冬の相貌。道ばたのお花見口うつしの牛乳芸者ワルツ老人の性と生持てるものの悩みミナト・コウベのモダンボーイ千両箱の息子おれは江戸っ子だいこぶだらけの頭ラ・クンパルシータ編み物灼熱の8月光を失っていじめっ子選挙と豚汁道楽息子とその母悲しいお茶女形の晩年2人だけの1周忌命みじかしあとがき   Honya Club.com


JPY ¥2,860
経済史研究、マックス・ウェーバー研究で日本の社会科学に大きな足跡をしるした大塚久雄。今年はその没後10年に当たる。『大塚久雄著作集』の担当編集者だった石崎津義男のことを大塚は、「なにか共著者のような気持さえする」と言っている。私事についてあまり細かく話さない大塚だが、石崎には幼少時からの過去についていろいろと語った。それは『著作集』完結後もつづき、分厚いメモが石崎の手許に残った。それに時代背景を加えて整理したのが本書である。左脚切断、左肺の3回にわたる大手術、戦前の右翼からの攻撃、戦後の"大塚史学"批判、『株式会社発生史論』(1938)の刊行、『欧州経済史序説』(1938)の朝鮮人学生への影響…。幼年時代から晩年まで、大塚久雄の人と学問を知るための稀有な書である。戦前・戦中時代(幼少時代;青年時代;西洋経済史との出会い;東大助手となる ほか)戦後(三回の肺手術;『共同体の基礎理論』;『西洋経済史講座』;欧米への旅 ほか)付 資本論講義若き日に「前期的資本」を発見し、近代資本主義成立の諸条件を探求した大塚久雄。戦前・戦中・戦後にわたる学問的営為と人間像を、聞き書きをもとに描く。大塚の人と学問を知るための稀有な書。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
煌びやかな活躍をした人間も、やがては終焉の時を迎える。その時、スターはなにを考え、芸術家はいかに振舞ったのであろうか?スター・芸術家と呼ばれた33人の晩年のようす・心情を、彼らのすぐ傍らにいた人々が見つめ記した。川端康成―未完の晩年(藤田圭雄)林芙美子―「放浪記」の末期(木村徳三)石原裕次郎―お元気ですか裕次郎さん!(中島睦夫)シャガール―夢と愛と光の晩年(長谷川智恵子)菊池寛―現実的で心温かく個性が強い(巌谷大四)塩月正雄―医の倫理まっしぐら(中島力)三好達治―かへるべしらに越ゆる路(山本沖子)富永謙太郎―好きなものに心を打ち込め(富永真紀子)宮沢賢治―「南無妙法蓮華経」と唱えて絶命(瀬木章)遠藤周作―限りなくやさしく温かいユーモアに包まれて(坂本悦子)〔ほか〕煌びやかな活躍をした人間も、やがては終焉の時を迎える。その時スターは何を考え、芸術家はいかに振る舞ったのだろうか。スター・芸術家と呼ばれた33人の晩年を、彼らのすぐ傍らにいた人々が見つめ記した書。   Honya Club.com


JPY ¥628
「東海道五十三次」を描いた絵師・安藤広重が、晩年に艶本を描いたことはあまり知られていない。広重の描く人物は滑稽で、人間くさい。特に女人には目がなく、艶本の基礎は、実は東海道五十三次の旅での女修行によって培われたものであった…。社会派ルポルタージュの俊英が、北斎、歌麿に続いてスポットを当てた、浮世絵師・安藤広重の"色と艶の東海道"。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
若き日、日本脱出、神学生として、同志社、日本から日本へ、晩年と、キリスト教主義教育の創始者・新島襄が綴る魂の半世紀。1946年全国書房刊「わが人生」改題。〈新島〉1843?90年。江戸・神田生まれ。21歳で渡米、アーモスト大学、アンドーバー神学校卒業。欧米の教育事情を視察後、宣教師として帰国。京都に同志社英学校(現同志社大学)創設。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,518
『クラシック百貨店 アンコール』シューベルト:交響曲第9番『グレート』【SHM-CD仕様】【HRカッティング】【グリーン・カラー・レーベルコート】『グレート』ほど美しい旋律に溢れ、かつスケールの大きな交響曲は他にありません。シューベルトを十八番とした往年の巨匠ベームが、晩年にシュターツカペレ・ドレスデンを指揮した本作は、同楽団特有の芳醇で柔らかな響きを存分に生かした名演。ドイツ的肌触りを持った風雅   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,923
「娘深雪」「母子」「序の舞」「夕暮」などその繊き指から不朽の名作を生み出した上村松園。『日出新聞』(『京都新聞』の前身)の記事を中心に、松園の生涯を近代京都画壇の歩みに重ね、その芸術の全容に迫る。第1章 少女時代第2章 文部省美術展覧会(文展)の開設第3章 大正期の松園第4章 昭和の時代第5章 晩年の松園略年譜   Honya Club.com


JPY ¥3,149
望郷の思いが込められたマルチヌーの声楽作品集 スプラフォン・レーベルが力を注いで新録音をリリースしているチェコの作曲家、ボフスラフ・マルチヌー(マルティヌー)。生涯400作にも及ぶ作品を残した多作曲家として知られます。マルチヌーは声楽作品の分野でもチェコの民俗性を色濃く呈した美しい作品を残しました。当ディスクには1934年から晩年の1959年までの、主にマドリガーレを中心とした作品を収録。望郷の   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,575
バッハに魅せられた作曲家が厳しく書き上げた変奏曲 デンホフにとってバッハの音楽は特別なものであり、グレン・グールドの81年ステレオ録音盤『ゴルトベルク変奏曲』を聴いたときは大きな衝撃を受けたと言います。『バッハ変奏曲』と名付けられたこのピアノ曲は直接的にバッハの素材が出てくるという訳でもないようですが、音型の展開法や音楽の雰囲気にバッハ晩年のカノンやフーガに通じる厳しさを感じます。テーマはG-E   HMV&BOOKS online


JPY ¥935
順風満帆の晩年を迎えた秀吉には、千利休の生命を賭した抵抗は大きな驚きであった。そこへ弟秀長の死。秀吉の理性は大波に揺らぐ小舟と化した。彼は利休に切腹を命じ、ついで生涯の業績をまっ黒に塗りつぶす朝鮮出兵の暴挙に出た。家康にとって、秀吉のこの老醜の日日は、他山の石とすべき教訓であった。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
ことば遊びとしての戯れの文学・俳諧を、根本から変革しようと試みた芭蕉。中国の荘子の哲学に深く影響された芭蕉は、人間とはいったい何なのか、という根本問題を文学から求め直そうと考えた。孤独の中で人生を見つめ直す思索への沈潜、その魂のうめきの底から、珠玉の名句・名言が生まれた。第1章 心にしみる芭蕉の名言にふれよう(月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり(おくのほそ道);舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老を迎ふる物は、日々旅にして旅を栖とす(おくのほそ道) ほか)第2章 一歩踏みだし、芭蕉らしい芭蕉になりました(芭蕉は自作農の家に生まれました;俳諧好きになった少年時代の芭蕉がいました ほか)第3章 旅は人を、必ず変えます(晩年の十年の重要性を教える芭蕉の生き方;芭蕉らしい俳諧への旅立ち ほか)第4章 自分らしい人生にこだわろう(片雲の風に誘われて旅へ;風雅に古人の心を探ろう ほか)芭蕉の句を愛誦し、芭蕉のリズムを全身で学ぶ。芭蕉のある時、あるところで語った様々なことばに耳を傾けることで、人生はもとより、俳句とは何か、俳句の心得で大切なことは何か、俳句の神髄がわかる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥565
本書は、日本史上に登場する人物たちが、「舞台」から降りた後どうなったか、その意外な顛末に迫るものである。第1章 時代を動かした彼らはその後どうなったか(桶狭間で織田信長に敗れた今川氏に待ち受けていた流転の運命;「間宮海峡」を発見した探検家・間宮林蔵の不可解なその後 ほか)第2章 歴史的大事件の主役たちの顛末(源頼朝の血脈を伝える子孫は、その後どこに行ったのか;来日後、二年で出国したフランシスコ・ザビエルのその後の行方 ほか)第3章 芸術・文化を担った天才たちのそれから(『万葉集』編纂後、なぜ大伴家持は"歌わぬ歌人"となったのか;歌だけが残されている小野小町の謎に包まれた晩年とは ほか)第4章 突如、歴史の表舞台に立ったその人の行方(鹿ケ谷事件で孤島に流された僧・俊寛がたどった知られざるその後;扇の的を射ち落とした那須与一は源平合戦後、なぜ僧侶になったのか ほか)第5章 謎に包まれたあの人物の足跡(恋しい義経を想いながら、頼朝に舞を強要された静御前のその後は;主家再興に尽した勇士・山中鹿之助、その隠された真相 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,481
ハロルド・ダンコは晩年のチェット・ベイカー専属ピアニストとして知られている。またSteepleChaseで20年以上の実績。この作品は全曲自作でメロディアス、センシティブな演奏は変わらず、じっくりと向き合いたい作品です。 Harold Danko(p) Jay Anderson(b) Jeff Hirshfield(ds) (メーカー・インフォメーションより) Total Obsession   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,297
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番、第15番『レリーク』 「大イ長調」と俗称されることもあるピアノ・ソナタ第20番は、シューベルトの最晩年に完成された、3大ピアノ・ソナタの一曲です。そのように俗称されるのも、同じ調性のD.664との区別という便宜上の理由だけではなく、この曲には「大」というニックネームに相応しい偉容が備わっているからといえましょう。各楽章ともに、美しさと同時にシンフォニックな力   HMV&BOOKS online


JPY ¥990
主客対置の呪縛から解き放たれれば、これは主観に映じた観相と解釈できる。主観のいかんと関わりない客観的世界があるとするデカルト的近代の思想の堆積から離れ、情念的、情感的に自他通底する「天地有情」の世界を模索する。その最晩年に認識論から転回し、「世界は感情的であり、自分の心の中の感情も、世界全体の感情の一つの前景にすぎない」ことを見いだした大森荘蔵、心の深部にある根源的なものを求めて自らの魂の帰りつく道を探しつづけた森有正。二人の先達の思索を再評価し、過去の情念から立ち上がる"天地有情"の観念と世界構造を考察する哲学の試み。1 天地有情・自他通底の世界2 反復強迫としての時間3 二元論という原罪について4 共同存在の可能性の情感的基礎5 情意の影を宿した経験6 デカルト的近代を超えて7 例外者としての森有正8 他我認識の罠9 言語ゲーム一元論批判終章 失われし時を求めて   Honya Club.com


JPY ¥5,170
幕末明治の激動期を生き抜いた一人の農民女性の生涯を残された史料に即して丹念に追い、歌人・妻・母・養蚕家・平田門人・勤王家といったさまざまなアイデンティティをもったその姿を首尾一貫した「人生の展開」に押し込めることなく、葛藤と矛盾を孕んだ「人生の迫力」として描き出す。歴史の"常識"的見方に挑戦し、既存の"明治維新史"の解体と再構築を迫る待望の翻訳書。1 伊那谷での生活(歌人としての自己形成;結婚生活 ほか)2 京都、一八六二‐一八六三(秋の嵐山;宮中の百姓女 ほか)3 多勢子と明治維新(京を離れて;明治維新直後の京へ ほか)4 現代における多勢子(晩年の多勢子;多勢子についての追憶)幕末明治の激動期を生き抜いた農民女性の生涯を丹念に追い、その姿を葛藤と矛盾を孕んだ「人生の迫力」として描き出す。歴史の常識的見方に挑戦し、既存の明治維新史の解体と再構築を迫る、もう一つの「夜明け前」。   Honya Club.com