初エッセイ集。あらゆるものの革命的生存を祈って。アナーキズム×フェミニズム。序章第1章 アナーカ・フェミニズムの革命第2章 蜂起せよ、"姉妹"たち第3章 ルッキズムを否定する第4章 布団の中から蜂起せよ―新自由主義と通俗道徳第5章 動けない夜のために―メンタルヘルスと優生学第6章 秩序を穿つ―ナショナリズム/天皇制に抗する第7章 儀礼から遠く離れて第8章 死者たちについて今、この人の話していること、聞かないとだめじゃないかな。耳を傾けるだけじゃなくて。体ごと傾けて。――斎藤真理子(翻訳者)推薦- - - - - - - - - -あなたに死なないでほしい。家父長制、資本主義、天皇制に抗して、あらゆる生存のためになにができるのか、なにが言えるのか。金子文子やデヴィッド・グレーバーを参照軸に、アナーカ・フェミニストの立場からこのくにの歪みを抉り出す、ライター高島鈴の初エッセイ集。脈打つ言葉は、きっと誰かの心臓と共鳴する。「どうせ生まれてしまったんだから、他人のために、少しでもこの世をマシな方向に動かそう。自分のために殺意を使うな。首にかかった手を外して、ゆっくりと社会に向かって拳を握り直そうではないか。いろいろなものに追い詰められて、布団の上に横たわったまま動けずにいる身体は、あなたの意志ひとつで蜂起に参画できる。私はあなたと、そういう戦いをしたいのである」(本文より)◎目次序章第1章 アナーカ・フェミニズムの革命第2章 蜂起せよ、〈姉妹〉たち第3章 ルッキズムを否定する第4章 布団の中から蜂起せよ――新自由主義と通俗道徳第5章 動けない夜のために――メンタルヘルスと優生学第6章 秩序を穿つ――ナショナリズム/天皇制に抗する第7章 儀礼から遠く離れて第8章 死者たちについて終わりに初出一覧
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