JPY ¥4,510
湯浅泰雄(著者)~太田富雄(その他)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥10,450
湯浅泰雄/湯浅泰雄全集15心身論2    HMV&BOOKS online



JPY ¥3,520
強度行動障害VS."規範"。プロの指導の宅配というユニークな事業を開始した著者らを待ち受けていたのは、他害・脱コン・失食などをもつツワモノたち。文字通り格闘の日々が続く中、心身に疲労と怯えを感じつつもつかんだものは、強度行動障害を抑制するためには、言葉だけの人権論や発達論は用をなさず、指導者自らの人生で築きあげてきた"規範"をもって彼らに向き合うしかない、という確信であった。低機能広汎性発達障害者との凄まじいつきあいを赤裸々に描き、自らの内面にも深くメスを入れた、渾身の書。第1章 ヒロシ(発端;行動障害 ほか)第2章 失食(規範に則った口の中の動き;失食 ほか)第3章 クルッタノヲナオシタイ!―タムやんの飛び出し(写るんです;はしご車 ほか)第4章 リョウ(教え子;昔の記憶 ほか)第5章 低機能広汎性発達障害療育の原則(知的障害;重度 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥836
「心神喪失・心身耗弱」、そして凶悪殺人犯が野に放たれる?精神鑑定はうそ臭い!刑法はもはや時代遅れだ!こんな三九条があるから被害者は救われないのだ!よろしい、まちがいなく議論はタブーなしで、徹底的にやるべきだ。さてしかし、責任能力とはなにか、なぜ精神鑑定が「うそ臭い」のか。ほんとうに「精神病者=犯罪者=責任能力なし」なのか。いや、そもそも刑法とはなにか。なぜ三九条の条文があるのか。本書は、この厄介きわまりない主題に迫り、冷静に、多角的に、腰を据え、そして時代に先駆けてなされる問題提起の一書である。第1章 「刑法」は限界なのか(責任という難問;三九条はきれいさっぱり削除されるべきだ ほか)第2章 「刑法」とは何か(「刑法三九条」を削除する理由はどこにもない)第3章 司法と医療の現場から(刑法三九条論議の一歩手前で;求められているのはむしろ新しい「責任能力論」である―処遇論と訴訟能力論の重要性を中心に ほか)第4章 三九条、そのさまざまな問題(刑法三九条何が問題なのか)刑法39条「心神喪失者の行為は、罰しない」。この法律はおかしい。誰であろうと、罪を犯した者は罰せられるべきだ。責任能力とは何か、なぜ精神鑑定が「うそ臭い」のか。本書はこの主題に迫り、問題提起する。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
子どもの健康問題は、この半世紀に大きく変化した。21世紀を担う子どもたちの健やかな心身の発達を支援し、健全な育成を図るにあたって、養護教諭の果たす役割は大きく、養成段階から現職まで一貫した資質能力の獲得が求められている。本書は、養護教諭のための看護学のテキストであるが、養成課程の学生のみならず、教職課程の学生や現職の養護教諭、また教職員、地域保健関係の方々にも参考にしていただくことを願っている。1 総論(看護学総論;基礎看護論)2 各論(小児看護;思春期看護 ほか)3 実習(基礎看護;救急処置 ほか)4 参考資料(行政・医療・福祉等の諸機関・施設一覧;子ども家庭支援のネットワーク ほか)看護の基礎から、学校現場で遭遇する場面に対応するための知識と技術までを網羅したテキスト。養成課程の学生のみならず、教職課程の学生、現職の養護教諭、教職員、地域保健関係の人にも参考となる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
生成文法、論理文法、言語行為論の哲学的側面、現象学と分析哲学、科学哲学と解釈学に共通の問題、各種の哲学的論理学等を概観後、クワイン、パトナム、クリプキなど主要な哲学者たちの思想や業績を考察する。60年代以後の分析哲学の、詳細かつ最も包括的な解説。第1章 言語の哲学(生成文法と生得観念―ノーム・チョムスキ;普遍文法―リチャード・モンタギュ;言語行為の理論―J・L・オースティンとJ・R・サール)第2章 今日の哲学における収束的傾向(現象学と分析哲学―ダグフィン・フェレスダール;解釈学と科学哲学。説明と了解―ゲオルク・ヘンリク・フォン・ウリクト;哲学的論理学)第3章 実証主義以後の存在論、精神の哲学、科学哲学、および言語哲学の新しい進路(全体論的自然主義―ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン;指示詞、ア・プリオリな知識、可能的世界、必然性、および心身の同一性―ソウル・A.クリプキの理論;内部実在論―ヒラリ・パトナム;J.D.スニード、その他―構造主義的な理論の考え方)   Honya Club.com


JPY ¥2,530
援助職から医学生まで児童思春期に携わるすべての人のために。基礎と実践のコツをコンパクトにまとめた「使える」教科書。総論精神遅滞・発達障害・児童の行動と情緒の障害児童精神科面接のコツ心の発達・愛着理論・対象関係論・乳幼児精神医学パーソナリティ障害・摂食障害・強迫性障害ほか気分障害と統合失調症器質性精神障害と鑑別すべき身体疾患心身症と精神保健のトラブル子どもの問題に関係する機関・社会資源・法心理検査精神療法・心理療法薬物療法援助職から医学生まで、児童思春期に携わるすべての人に。児童精神医学の全体をまとまりよく把握でき、社会資源や法律についても記載。基礎と実践のコツをコンパクトにまとめた「使える」教科書。   Honya Club.com


JPY ¥5,060
「心・脳・量子」は、心の哲学、認知科学、神経生理学、相対論、量子力学といったきわめて広範な分野からの考察を集めることによって、心身問題にたいする根本的に新しいアプローチをあたえている。第1章 意識の謎第2章 物理主義と唯物主義―二つの「主義」の物語第3章 機能主義第4章 神経科学第5章 アインシュタインと同一説第6章 意識はどのくらい統一されているか第7章 状態空間第8章 物理主義にたいする論駁第9章 知覚の問題第10章 バークレー、ラッセル、そして物質のはかり知れなさ第11章 状態とオブザーバブル第12章 シュレディンガーの猫のパラドクス第13章 量子力学と意識的観測者第14章 脳は量子力学的コンピュータたりうるか第15章 時間と心第16章 デカルトの遺産―心と意味、科学と懐疑   Honya Club.com


JPY ¥2,090
古代(『日本霊異記』―慚愧の精神・初発;『法華験記』―冥界体験;『今昔物語集』―慚愧譚の変容)中世(『万丈記』―心身感覚・世間感覚;『正法眼蔵随聞記』―名聞・冥照;『雑談集』―理念と情念)近世(鈴木正三・仮名法語―儒と仏)附論(山上憶良「沈痾自哀の文」考;悪死譚考)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
赤ちゃんの夜泣きから、不登校まで小児科医の目から見た処方箋。おっぱいはお母さんしかあげられないが、夜泣きはお父さんにも止められる、赤ちゃんが受け入れてもらっているという安心感を得ることで夜泣きが止まり、そうやって赤ちゃんに受け入れてもらうことで、男にも親としての自信と愛情が育っていくんですね。姉弟対談(姉:千鶴子VS弟:良樹)病気のこと(よくわからない心身症の話(赤ちゃん編;園児編 ほか);私は自閉症? ほか)家族のこと(親の夢は子どもの夢、子どもの夢は親の夢;父親たちの外来 ほか)学校のこと(「日曜日の入学式」;絶対むりでイインカイ ほか)社会のこと(小児科医に悪い人はいない?;死刑廃止論のもつ危うさ ほか)   Honya Club.com


JPY ¥901
宇宙における人間の位置、仏教の社会観、心身論と死後の生命、ガン告知の是非、遺伝子工学の未来…。世界的天文学者C.ウィックラマシンゲ博士と池田創価学会名誉会長との叡知の対話。〔毎日新聞社 1992,1993年刊の再刊〕    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,300
特集 2019年度大会シンポジウム 中世から近世へ―十六・十七世紀の思想史的課題(中世から近世へ―十六・十七世紀の思想史的課題;古典注釈の展開を通して―宗祇から契沖へ;朱子学的理の確立―十六・十七世紀の思想史的意義;十六・十七世紀における『神皇正統記』の受容と正統論の形成)特別掲載 第5回「思想史の対話」研究会(井上哲次郎とその時代)論文(供養と顕彰の思想―松本藩領貞享百姓一揆の記録を追って;吉見幸和の神事観―『中臣祓詞蒙訓』からみる心身観・制度論についての考察;本居宣長と「斎庭之穂」―米食共同体としての皇国の創造;井上哲次郎における「日本哲学」の存在証明とその失敗;大正期「日本主義」者の連携―三井甲之と岩野泡鳴;近代神道史のなかの「神道私見論争」―国民的「神道」論の出現)書評(中嶋英介著『近世武士道論―山鹿素行と大道寺友山の「武士」の育成』;中村春作著『徂徠学の思想圏』;李セボン著『「自由」を求めた儒者―中村正直の理想と現実』;山村奨著『近代日本と変容する陽明学』;田中友香理著『"優勝劣敗"と明治国家―加藤弘之の社会進化論』;繁田真爾著『「悪」と統治の日本近代―道徳・宗教・監獄教誨』;武藤秀太郎著『対象デモクラットの精神史―東アジアにおける「知識人」の誕生』;西田彰一著『躍動する「国体」―筧克彦の思想と活動』)報告 2019年度大会の概況中世から近世への移行期である十六・十七世紀における日本人の心性の変化とはどのようなものであったか、時代区分の狭間における思想史的課題を追究する。   Honya Club.com


JPY ¥5,339
本書は、精神療法やカウンセリングを学んだり研究しようとする方々の学習材料となることを意図して編集された。まず、精神療法家として活躍されている方々から、精神療法について語っていただいた。次に、サイコセラピーの現状と課題についての調査結果をまとめた。ついで後半では、神経症と心身症に対する精神療法の効用と限界を明らかにする目的で、これまでの治療研究の展望をおこなった。第1部 セラピストとの対談(セラピスト―精神療法を語る;精神療法論)第2部 精神療法をめぐって(治療者の要因と治療技法・治療内容;心身症の心理療法の現状)第3部 精神療法研究(神経症の精神療法―展望;摂食障害の精神療法―展望;心身症の精神療法)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
日本の伝統的な武道、医療、伝統的な舞台芸術、文化にはさまざまな「型」がある。しかし、西洋的な科学的方法論の台頭により明治以降にそれらの型の多くはわたしたちの日常から失われた。科学と武道・伝統医学の双方に通じる著者は、その中で現代に生きるものの再生を試みる。科学的方法論との詳細な比較によって、科学では扱いきれない主題や対象を処理するための新たな方法論的ツールとして定式化し、総合学へ統合する可能性を探る。序章 なぜいま型なのか第1章 武道の型と特徴―心身の修錬と叡知の獲得第2章 漢方の型と特徴―証と方剤の照応に見る叡智第3章 科学的方法論と型的方法論第4章 型が表現・伝達する叡智の質―把握・発露・現在第5章 人間や生命にアプローチする型―易経・生命科学第6章 イノベーションや創造力にアプローチする型―デザイン思考・アート思考結 型が切り拓く可能性日本の伝統的な武道、医療、伝統的な舞台芸術、文化にはさまざまな「型」がある。しかし、西洋的な科学的方法論の台頭により明治以降にそれらの型の多くはわたしたちの日常から失われた。科学と武道・伝統医学の双方に通じる著者は、その中で現代に生きるものの再生を試みる。科学的方法論との詳細な比較によって、科学では扱いきれない主題や対象を処理するための新たな方法論的ツールとして定式化し、総合学へ統合する可能性を探る。   Honya Club.com


JPY ¥9,460
人間の生は合理的な認識よりも反論理的なパトスに支配されている。生命と環境の相互関係をパトスの様相のうちに求め、個人の心身と病理から社会の臨床へいたる壮大な"医学的人間学"の全貌。第1部 存在とパトス(自然の魔性;客観の悪意 ほか)第2部 病気論総論の構想(食と性;ノイローゼ、ビオーゼ、スクレローゼ ほか)第3部 病気論各論の構想(病理学/パトス学各論;生活史法)第4部 百科全書の試み(人間学的形式からパトゾフィー的形式へ;芸術的表現と科学的表現 ほか)人間の生は合理的な認識よりも反論理的なパトスに支配されている。生命と環境の相互関係をパトスの様相のうちに求め、個人の心身と病理から社会の臨床へ至る、壮大な「医学的人間学」の全貌を明かす。   Honya Club.com


JPY ¥6,809
序章 研究の背景・方法と目的・意義第1章 「要保護的法主体」と日常的言説におけるナラティヴとの関係論第2章 「要保護的法主体」と「心身の状況に応じた介護」におけるナラティヴとの関係論第3章 「要保護的法主体」における「最善の利益」論第4章 介護事故裁判事例の施設側の勝訴判決の意義と「要保護的法主体」終章 「要保護的法主体」像の新たな理論構築に向けて作業仮説における補助資料   Honya Club.com


JPY ¥770
明治天皇が五人の側室を持ったのは好色のせいではない。次代の天皇たる皇子が皇后に生まれなかったからである。大正天皇と貞明皇后は四人の皇子に恵まれたが、天皇は病弱で国権の総攬者としての役割を果たせず、皇后の苦心はひと通りではなかった。昭和天皇は心身ともに健康だったが、皇子がなかなか誕生せず、側室を置こうとする動きさえ現れた。天皇は男系の男子皇族でなければならないという掟から生ずる数々の難問。そして、いま女帝論が…。1 明治の皇后と権典侍たち(五人の側室と十五人の皇子女;歴代天皇の配偶者と皇子女;昭憲皇太后;法律の中の皇子女たち;廃妾論)2 病弱な天皇の時代(大正天皇像の再検討;大正天皇と貞明皇后)3 激動する皇室と女帝論(裕仁皇太子の後宮改革;新皇室典範と后妃たち;女帝論の台頭)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
第1部 デカルト(方法的懐疑;「私は思惟する、ゆえに私はある」;神と自己;世界と自己;心身問題とデカルト哲学の意義)第2部 カント(『純粋理性批判』(一)―経験の可能性;『純粋理性批判』(二)―理性と経験;『純粋理性批判』(三)―存在と経験;実践哲学(一)―道徳の原理;実践哲学(二)―カント倫理学と特徴と問題点;『判断力批判』(一)―自然と自由の統一;『判断力批判』(二)―美の分析論;『判断力批判』(三)―美・芸術・道徳;近代哲学の射程と反省的判断力)   Honya Club.com


JPY ¥3,740
それ自体では目に見えない「宗教の真理」が、目に見える物質性をもった何かとして実現する場所/かたち―宗教的真理の実現形態としての言語と身体。その諸相を、聖典・翻訳・図像など、メディアとしての言語の位相において、また、病い・夢・苦行・笑いなど、魂から身体へのひろがりの位相において、新たに捉えなおす。『言語と身体』序論1 メディアとしての言葉(聖なる書物のかなたに―あらたなる仏教史へ;原点と翻訳;聖なる声―日本古代・中世の神仏の声と歌;イメージの思考力―仏教図像をとおして)2 魂から身体へ(心の営みとしての病むこと―イメージ体験の視点から;幸福の心身論;夢と憑依―宗教的体験から日常世界へ;苦行と快楽;治癒と笑い)読書案内 祝う・呪う・笑う宗教的心理の実現形態としての言葉と身体。その諸相を、聖典・翻訳・図像など、メディアとしての言語の位相において、また、病い・夢・苦行・笑いなど、魂から身体への広がりの位相において、新たに捉え直す。   Honya Club.com


JPY ¥556
「私はよく怒るうるさい奴として知られているらしいが、そういう形の『人間好き』もいるのだ。わかりにくいかもしれないが」―さすがの暴れ猪も86歳、血圧が200を超える日もあれば息が掠れる日もある。心身ともにヘトヘトなのに、人と接すれば元気が出てくるのはもはや性、というよりも病気なのか!?お馴染み人気エッセイ。思い出の浸り方老兵の涙うぬッ!ヤバン人の教育論男泣き「古き良き時代」とは?ベストセラーの謎イチャモン時代へのイチャモン八十五歳の感懐残りの気力私の元日風船言葉我が血脈孫とのつき合い方裸男今昔悲劇か、喜劇かロバちゃん山羊ちゃんのお話さくらと私人間のいる町元気で死にます86歳、気合を入れつつ生きている!高校生の孫娘に虚勢をはり、「男の涙」を考え、食べ物の賞味期限を笑い、今どきの婚活事情を分析する。爽快愉快おなじみエッセイ   Honya Club.com


JPY ¥13,200
仏教とインド思想双方にまたがり、宇宙観から思想・宗教、社会規範など、幅広くキーワードを解説する画期的な辞典。一つ一つの項目を追うことでインド思想全般を学ぶことができる必携の書の新装版。インド思想(総説;心身;世界;輪廻・解脱;知識論・論理学 ほか)仏教思想(総説;仏;法―真理観;法の体系;法―心識論 ほか)仏教とインド思想双方にまたがり、宇宙観から思想・宗教、社会規範など、幅広くキーワードを解説する画期的な辞典。一つ一つの項目を追うことで、インド思想全般を学ぶことができる必携の書の新装版。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
ファシズム―それは人間を資源として戦争に動員する。十五年戦争下に推進された、心身の健康を強制する政策と病者・障害者たちへの差別を論じ、「存在に値する命」を選別する国家体制を追及する鮮烈なファシズム論。ファシズム国家が求めた健康厚生省の新設厚生運動の提起「厚生」から「健民」へ国立公園と厚生運動「健民」の証明ファシズムの遺産15年戦争下の心身の健康を強制する政策と病者・障害者たちへの差別を論じ、存在に値する命を選別する国家体制を追及するファシズム論。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
人間の本性(人間性)とは何かという哲学的な問いに対し、臨床家としての著者の考察が凝縮された論考集。フロイトの延長にありながらも、独自の心身論をはじめ、子どもの発達を中心テーマとしてまとめる。〈ウィニコット〉英国の小児科医。精神分析家。1971年没。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,640
本書は、人間は進化の過程で、遺伝子から脳まで心身ともに「適応環境」において最大の能力が発揮できるように作られていることを指摘し、適応環境を疑似することによって幸福と健康が得られることを、生物学・人類学・社会学などの知識を総合して論じる。現代社会の諸悪の根源を探る科学の発達と進化生物学自然史思想の理論的基礎(1)―自然史という概念とその意義自然史思想の理論的基礎(2)―自然史思想の基本原理適応環境における人類の精神構造(1)―脳の機能と自然史文化適応環境における人類の精神構造(2)―個人中心主義と感覚世界適応環境を探訪する(1)―アクア説による人類の起源適応環境を探訪する(2)―自然史文化の再現自然史思想の性質―論理から無意識へ人類の病因論―社会レベルの病気と治療自然史思想のまとめ自然史思想のキーワード   Honya Club.com


JPY ¥990
哲学とは何だろうか―。人間が世界と向き合い、自分の生の意味を顧みるとき、哲学は生まれた。古代から二一世紀の現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのだろうか。本書は、その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開する一つのストーリーとして描く。ヘーゲル、シュペングラー、ローティの歴史哲学を超えた、新しい哲学史への招待。序章 哲学史のストーリー第1章 魂の哲学―古代・中世(「魂」という原理;アテナイの哲学―プラトンとアリストテレス;地中海の哲学)第2章 意識の哲学―近代(科学革命の時代―デカルトの登場;心身問題;経験論と超越論的観念論の立場)第3章 言語の哲学―二〇世紀(論理学の革命;ケンブリッジから;アメリカへ)第4章 生命の哲学―二一世紀へ向けて(生の哲学;ジェイムズとベルクソン;エコロジカルな心の哲学)古代から現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのか。その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開するひとつのストーリーとして描く。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
魂について、また魂が身体から区別されること。諸観念の本性について。われわれの身体が住まう世界、そしてわれわれが眼差す世界は、われわれが見る世界とはまったく異なること。われわれは神において一切事物を見ることができる、また、有限者は神を表象することができない。したがって、神を思惟するというだけで、神が有ることを知るには十分である。われわれの感覚と諸観念との間にある差異について。事物は、それを表象する観念によってのみ判断すべきこと、また、感覚の現前に際して、あるいは感覚を機会としてわれわれが触発される、そうした感覚によっては事物をけっして判断すべきでないこと。自然および諸感官の特性についての一般論。心身結合の法則の英知について。この結合が最初の人間の罪過によって隷属に変わったこと。諸学における感官の使用について。われわれの感覚のうちには、明晰な観念と乱雑な感覚とが含まれている。観念は感覚の一部ではない。精神を照明するのは観念であり、精神を働かせて注意深くさせるのは感覚である。なぜなら英知的観念が可感的になるのは、感覚を介してであるから。啓示から引き出される、物体の存在証明。二種の啓示。感覚の自然的啓示がわれわれにとって誤謬の機会であるのはどうしてか。自然的諸原因の非実効性"実効性の無さ"について、すなわち、被造物の無力さについて。われわれは無媒介かつ直接に神にのみ結合されていること。神と神の属性について。神はその自然本来の有り方にしたがって常に振舞う。神は、イエス・キリストにおける神の栄光のために万事をなした。そして神がその諸計画を立てるにあたっては、それらを達成する手段を考慮せずにはいなかった。偉大さから見た神の壮麗について、また、神の無数の雑多な作品について。神が作品を保存し展   Honya Club.com


JPY ¥10,340
本書は、サリヴァンの代表的遺著であり、『現代精神医学の概念』とともにもっともよく読まれ、引き合いに出されることの多い書である。"精神医学は対人関係論である"という題名は、その明快さと歯切れのよさによって、サリヴァン精神医学を特徴づけるキャッチフレーズとなり、一世を風靡した。精神障害を病む患者の多くは、過去や現在の対人関係に苦しんでいる。わが国でも、対人関係の「気づかれ」が病因になることは、周知であろう。サリヴァンは、人間の複雑な動態や病因を、実験や薬物ではなく、対人関係を基礎に把えようとする。実際サリヴァンは、患者との面接においても「関与しながらの観察」をおこない、治癒への道をひらいてきた。本書では、幼児期を中心に児童期、青春期など人間の各発達段階における対人関係の重要性が説かれ、母親役や仲間、社会との歪んだ関係がいかに病因になりうるかが、懇切に示される。なぜ幼児は「おやゆびしゃぶり」をするのか?同性から異性へと関心の移る思春期の心身の変化はどのようなものか?われわれが日頃体験し、出会う場面についても、サリヴァンは明確に答えてくれる。青春期の社会化やその失敗を重くみる点など、フロイトと比べてみるのも、また対人関係のみならず、マイノリティへの関心など、R.D.レインの本と読み併せてみても興味深い。現代の主流の生物学的精神医学への批判の書でもある。第1部 導入概念(発達論的接近法の意義;定義集 ほか)第2部 発達の諸段階(幼児期―その始まり;幼児期―力動態勢という概念―第一部 ほか)第3部 不適切不充分な対人関係のパターン(早期に発見する精神障害―分裂病質と分裂病;睡眠、夢、神話 ほか)第4部 諸人民の精神医学をめざして(諸人民の精神医学をめざして)本書は、精神医学者サリヴァンの   Honya Club.com


JPY ¥6,942
総論(心身医学総論;心身相関の精神生理学的基礎)診断論(心身医学的診断総論;心身症近縁疾患の診断・分類概念;診断面接;心理検査)治療論(治療総論;初期治療関係の作り方;薬物療法;一般心理療法;自律訓練法;精神分析療法 ほか)疾病各論(呼吸器系心身症;循環器系心身症;消化器系心身症;神経筋肉系心身症;内分泌代謝系心身症;摂食障害の臨床;その他の心身症)パネルディスカッション―われわれのアイデンティティー   Honya Club.com


JPY ¥3,300
【鑑別・トリアージの流れが"わかる・できる" 患者サポートに必携の一冊!】薬局窓口で症状を訴える患者に対して,「どう対応すべきか分からない」「判断が難しい」といった悩みを感じたことはありませんか? 薬剤師による「臨床判断」とは,心身の異常や症候を訴える来局者の健康相談に適切に対応し,疾患や病状を推測したうえで緊急対応,受診勧奨,OTC薬の推奨,生活指導などから妥当な対応方法を選択(トリアージ)する,この一連の臨床推論・判断の流れのことをいいます.本書では,薬局で活用できる臨床判断アルゴリズムをもとに15症候の臨床判断を解説しました.■目次第1章 総 論1. 薬剤師による臨床判断のプロセス第2章 アルゴリズムで考える臨床判断1. 発 熱2. 頭 痛3. 発 疹4. 浮 腫5. 嚥下困難・障害6. 腹 痛7. 悪心・嘔吐8. 下痢・便秘9. 動悸・心悸亢進10. 咳・痰・呼吸困難11. 腰 痛12. 関節痛13. めまい14. 意識障害15. 記憶障害   Honya Club.com


JPY ¥3,190
第1章 自我の本質と現象―純粋持続と心身関係(純粋持続と自我;記憶力と自我)第2章 自我の原理と拡大―生命論と宇宙論(生命と意識;生命と物質)第3章 自我の自然と超越―社会性と神秘性(道徳と渇仰;宗教と神秘主義)   Honya Club.com


JPY ¥1,320
人間の脳の働きにたえず目を凝らす脳科学者である著者が、西洋絵画の巨匠、五〇人の作品に謙虚に向き合って、絵画の背後の深遠なる魅力を解き明かします。なぜ、モネの『睡蓮』はあんなにも清冽なのか?ゴッホの『星月夜』に宿るものとは?万能の天才、ダ・ヴィンチだけが知り得た秘密とは?…五〇の作品をめぐる、五〇の物語。世界をもっと深く見るために、より愛するために、巨匠たちの珠玉の作品をめぐる旅へと著者がいざないます。1 キスリングからルオーまで2 マティスからスーラまで3 ゴッホからルドンまで4 セザンヌからミレーまで5 ドラクロワからゴヤまで6 ヴァトーからレンブラントまで7 ベラスケスからブリューゲルまで8 ティツィアーノからダ・ヴィンチまで9 ボスからフラ・アンジェリコまで茂木さんが読み解く西洋絵画の深遠なる世界 フラ・アンジェリコ(1387?ー1455)から、キスリング(1891ー1953)まで、およそ600年間の西洋絵画における50人の巨匠たちそれぞれの「これぞという作品」について、茂木さんの絵画体験を交えながら紹介していきます。ゴッホの『星月夜』を語った章の最後には、"ゴッホが生涯をかけて求めたもの。それは、人と人、人と万物との、立場や境遇の違いを超えた「触れあい」だったかもしれない。独我論の神話を超え、精神が本気で「向こう」に行こうとする時にようやく個性の「壁」は溶け、やがて普遍の宇宙が姿を顕す"とある。このように、茂木氏の論考は優れた西洋絵画鑑賞術であると同時に、世界との向き合い方、より深く世界を理解するすべが、巨匠たちの作品を通じて、論じられます。それは、とりもなおさず、茂木健一郎氏自身が、そうした巨匠たちのきらきらと輝く個性と向き合い、心身で受けとめて、自分のものとしていく過程で獲得してきた   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第1章 源氏物語の中の病い(桐壷の更衣の心身症;光源氏の瘧病―平安貴族のプライマリィ・ケア ほか)第2章 ライフ・サイクルをめぐって(物語の中の誕生と祝い;吐乳に戸惑う母親たち ほか)第3章 源氏物語の中の男と女の関係をめぐって(男たちの女性論―「雨夜の品定め」より;源氏物語に見る結婚、男と女の関係 ほか)第4章 人の感覚をめぐって(源氏物語の中の"香り";平安貴族も鈴虫の声を左脳で聞いたか)源氏物語の中に描かれた病気、医療、健康とそれらに関わる生活習慣などの場面を捉え、その病気や生活、習慣が現在の医学から見て何に相当するのか、疾病史と医療人類学の立場から考察したエッセイ集。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
ロシア研究の小さな"バザアル"。同期のロシア/スラヴ研究者十名が一堂に会し、バフチン、チェーホフ、ロトマン、スタニスラフスキーから、日露交流史、ロシア革命、古儀式派、チェコ軍団、現代ロシア演劇まで、多様なテーマを縦横無尽に論じる。それぞれの研究人生の軌跡を振り返る特別エッセイを巻末に収録。1 文学(イワーノフ‐プンピャンスキイ‐バフチン―ポリフォニイ小説論の成立;"記号"から"声"へ―私の研究史における三つの「ポリフォニー」;チェーホフ雑記 ほか)2 演劇(ロシア演技術における心身一体論、そして弓道;ロシア演劇の現在―転換期の二〇一〇年代)3 歴史(アレクサンドル・ゲルツェンにおける革命観のゆらぎ;岩倉使節団とプリンツ・オリデンブルクスキー―『米欧回覧実記』に書かれなかったロシア皇族;モスクワ東部オレホヴォ・ズーエヴォにおける古儀式派教徒の労働運動 ほか)ロシアに魅せられたベビー・ブーマーたち   Honya Club.com


JPY ¥3,300
精神障害の基本的な考え方人間のこころと行動人格の発達と情緒体験人生各期の発達課題―ライフサイクルとメンタルヘルス現代社会とこころ心身症家族とその支援精神医療と看護の歴史的変遷精神医療をめぐる法律精神症状と精神疾患医学的検査と心理検査治療の構造嗜癖と依存精神保健に関わる問題を疾患の枠組みからだけで捉えずに、人間関係の視点に立って構成し直した精神看護学のテキスト基礎編。対象関係論を用い、患者理解だけでなく自己理解にも役立つ1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
「皇太子退位論」に至る道筋を明らかにし、宗教学的視点から、天皇と皇位継承の問題を深く見据え、現実の危機の在処と本質を明察する研究論考。序章 世界のなかの象徴天皇(現代によみがえる「王」;レーガン元大統領の死;象徴天皇制とデモクラシー)第1章 皇位継承の意味するもの(大嘗祭は皇位継承の基盤;重なり合う生と死―殯)第2章 象徴天皇制を考える(天皇とは何か;象徴天皇制の二重性;アジア的専制と天皇制)第3章 日本人の死生観と天皇(霊肉二元論と心身一元論;怨霊と祟り;靖国の先に見えるルサンチマン;祟りと鎮魂のメカニズム;「宗教宣言」をしていない神道)第4章 危機に立つ平成天皇制(秋深まる京都で考えた「天皇家の危機」(岩井克己;山折哲雄);私はなぜ皇太子ご退位論を書いたのか(保阪正康;山折哲雄))戦後民主主義と象徴天皇制の良き調和が危機に瀕している。宗教学者の著者が、宗教学的視点から天皇と皇位継承の問題を深く見据え、現実の危機の在処と本質を明察する研究論考。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
本書は、生徒指導論のテキストとして構成している。そのため、従来のテキストではあまり見られなかった、特別活動の領域に含まれる学級活動やクラブ活動における生徒指導、障害を有している子どもたちと、それを取り巻く俗に健常と言われる子どもたちとの触れ合いを前提とした項目も設けた。すなわち、生徒指導を行う上で基礎となる、知識の引き出しを増やして頂くことを目的としている。生徒指導の意義と概念生徒指導におけるパーソナリティの発達的理解生徒指導の原理と方法生徒理解と生徒指導生徒指導における教育相談問題行動への対応(反社会的問題行動;非社会的問題行動)心身の不適応を有する生徒への対応学級活動と生徒指導クラブ活動・部活動と生徒指導進路指導と生徒指導性・健康教育と生徒指導障害理解と生徒指導地域や他機関との連携による生徒指導   Honya Club.com


JPY ¥2,420
この世のすべては幻想である―この万病薬「唯幻論」をひっさげて、各界気鋭の論客男女15人と対話し、援助交際、切れる子供たち、バイアグラ騒動、インターネット問題、官僚汚職、家庭崩壊、対米コンプレックスなど、あらゆる現代病に挑む。性の幻想(人間、そのエロスなる存在について(橋本治);性欲も恋愛も幻想である(清水ちなみ);援助交際と『失楽園』のあいだ(大平健);バイアグラのおせっかい(黒鉄ヒロシ))家族の幻想(家は行政指導の産物である(橋爪大三郎);子供の心身症(渡辺久子;松尾宣武);「社交的自閉」の子供が次々キレていく(吉岡忍);荒れる子供たち(柳美里))社会の幻想(都市の文化とわかちあい(吉見俊哉);日本人の公共心(西部邁);「嫉妬時代」への処方箋(谷沢永一))幻想の幻想(精神分析はもういらない(岡田斗司夫);アメリカは好きですか(松尾弌之);マジメだけでも困る幻想の中の官僚(大島信三))   Honya Club.com


JPY ¥594
平安貴族のプレイボーイは、ウルトラ不倫あり、結婚モラトリアムあり、ナンパあり、有名なゴシップあり、告白できなかった恋あり、妻公認の浮気あり、自然消滅あり(もう何でもあり)。恋愛のパターンは今も昔も変わらない。伊勢物語を現代語訳した著者が、脱線アリ体験談アリ個人的恋愛論アリでその面白さを伝える、ロマクチックでユーモラスなエッセイ。古典の勉強はちょっと若手、という人にもこれならきっと好きになる、恋する受験生の必読書。とりあえず、男がいた短歌は必修課目きぬぎぬの心身分違いの女殺し文句は永遠に風流心は忘れない母のがんばり大いなる誤解去ってゆく妻へ突然の破局〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥9,900
極端な機械論が流布し、無神論が台頭して思想的にも混迷をきわめた一七・八世紀、生涯宮廷顧問官として公務に携わりながら、あらゆる学問に関与し独得の世界観を磨き上げたライプニッツ。「表出」の哲学を開示した『形而上学叙説』、『アルノーとの往復書簡』を軸に、『認識、真理、観念についての省察』、『唯一の普遍的精神の説についての考察』など、1702年までの小品を収載。対話―事物と言葉の結合、ならびに真理の実在性についての観念とは何か認識、真理、観念についての省察自然の法則の説明原理―神の知恵の考察によって自然の法則を説明するために有用な普遍的原理についてのライプニッツ氏の書簡。マルブランシュ師の返答への回答として二四の命題実在的現象を想像的現象から区別する仕方について実体の本性と実体相互の交渉ならびに心身の結合についての新たな説事物の根本的起源について感覚と物質とから独立なものについてプロイセン王妃ゾフィー・シャルロッテへの手紙唯一の普遍的精神の説についての考察形而上学叙説アルノーとの往復書簡ライプニッツ著作集第1期(全10巻)新装復刊!待望の第1回配本は、長らく品切だった『第8巻 前期哲学』。真理とは? 認識とは? 観念とは? 「表出」の哲学を開示した『形而上学叙説』、『アルノーとの往復書簡』を軸に、1702年までの小品を収載。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
ただの反抗精神じゃないよ、本音だよ。誰もが口篭もっていることを、殊更に論えるのは老人の特権。本音の聞かれなくなった今様日本社会に、警鐘を鳴らそうと敢えての悪口雑言。しかも、悪口叩きは古希老人の心身の健康に、これ以上ない効き目だ。再び、我輩はセコイア矜持雑感万物自己崩壊の原則―人社会の脆弱性横好き円高経済論規制無用雑論―逆説的国起こし提言続、規制無用雑論―日本的職業資格続々、規制無用雑論―ゴミ王国日本大和魂の行方―日本人の歴史観、世界観の喪失まやかしの世界―巷に拾う日本の七不思議知的障害考―過剰人権擁護激論〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥6,160
多くの心理療法が言葉に基づく思考や語りに介入するが、身体(動き、姿勢、体感、声、呼吸、身体症状などの非言語的表現)に直接かかわる方法論をもたない。心身の相関を重視し、身体感覚や身体の動きにはたらきかける、マインドフルネスを活用したトラウマセラピーが、センサリーモーター・サイコセラピーである。その理論的基礎から、臨床の技法まで、事例も盛り込みながら包括的に描きだされている。トラウマ治療にかかわるすべての人と、トラウマを抱える当事者に。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
性暴力を「語る」という行為は、被害者の心身に何をもたらすのか。その苦痛と困難を乗り越えるには、語り手の自主性を尊重し、主導権を委ねる聴き手の存在が不可欠なのだ。韓国での「慰安婦」サバイバーの聴き取りにおける「問うから聴くへ」の画期的転換は歴史研究に大きな意義をもたらした。さらに、日本のノンフィクションの書き手による先駆的な試み、そして現代の性搾取の現場の声から「聴く」ことの意味を問う。「問うから聴くへ」、そして「慰安婦」から現代の性搾取へ第1部 韓国ではどう聴いてきたか(証言者中心主義とは何か―日本軍「慰安婦」被害者の証言研究の方法論とその意味;韓国の基地村女性の経験を聴く―フェミニズム・オーラル・ライフ・ヒストリーの挑戦)第2部 日本ではどう聴いてきたか(語るにまかせて;語れない記憶を聴く―「慰安婦」サバイバーの語り;聞く歴史のなかで 川田文子『赤瓦の家』を受けとめる;AV性暴力被害を聴く―語り出した被害者と聴く者の責任)第3部 「聴くこと」を阻むもの/「聴くこと」が切り拓く未来(日本社会で「慰安婦」被害を「聴くこと」の不可能性と可能性―ポスト・サバイバー時代に被害証言を未来へ受け渡すために;阻まれた声を通して性暴力を再考する―黒川遺族会の実践から;"沈黙の証言"を聴く―沖縄の「集団自決」と軍隊の性暴力;「慰安婦」問題と現代の性搾取―「なかったこと」にさせない)性暴力を語ることは、被害者の心身に大きな苦痛を与え、困難を極める。そのため、韓国での証言が端緒となり、各国で行われた「慰安婦」の聞き取り活動は画期的なものであった。負の体験の聞き取りが歴史研究へもたらした意義と、広く現代史におけるオーラルヒストリーの形成を論じ、現代日本の性搾取との関連性をも明示する。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
1 特集 人間回復のための"つながり・ぬくもり"(「つながり」と「ぬくもり」;平和の文化・非暴力の文化を脅かすもの ほか)2 ことしの子ども最前線(環境と心身の健康;薬物と若者 ほか)3 特論 子ども研究のこれから(アジアから見た日本のメディア―情報のグローバル化と文化のアイデンティティ;学力問題の新段階 ほか)4 子どもの発達と権利保障―データと資料でみるこの一年(子どものいのちと健康;子どもと家庭 ほか)テロと戦争の開始で幕明けした21世紀。子どもの健やかな成長と権利保障の取り組みに不可欠の課題として、2002年版では、「人間回復のための"つながり・ぬくもり"」をメインテーマに掲げる。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
それは何だったのか?われわれが何かを問いかけると、過去は必ず何かを語ってくれる。ギリシアの時代から現代まで、精神の変調・失調・異常はどのように解釈されてきたのか。狂気理解のパラダイム。それは何だったのか?黒と白のヘレボロス自殺論の系譜老いた精神古代の幻影奇妙な食物眠れない夜恋わずらいの医学魔女の告白恵みの家恐怖の現われ失神の意味酒と狂気古い性格伝染する非理性精神療法以前「それは何だったのか」。狂気の歴史から、心身の表裏一体性、宗教モデルから医学モデルへの転換などのテーマを抽出、臨床や治療の「未知なる過去」をひもとく。狂気理解のパラダイム。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
行動主義心理学の立場から「自由」概念に挑戦したスキナーの著作。哲学的問題としての考察の根本構図を示し、行為者因果の概念により自由意志を擁護したチザムの論文。自由と決定の「両立」を説く現代の傑出した哲学者デネットの代表作。リベットが自らの有名な実験を巡ってチャーチランド、サールと行った2つの論争を収録。人間とは何か(バラス・F.スキナー)人であることと自由意志(ダニエル・C.デネット)(機械論と責任;人の能力と機械の能力;リバタリアンが欲しいと言うものを彼らに与えること;われわれはどのように心を変えるのか;私はどこにいるのか)人間の自由と自己(ロデリック・M.チザム)リベットの実験をめぐる論争(経験の遡及的参照と言われているもの、およびそれと心身問題との関係について(パトリシア・S.チャーチランド);感覚経験が主観的に時間を遡って参照されることを示す実験的な証拠―P・S・チャーチランドへの応答(ベンジャミン・リベット);意識、自由な行為、脳(ジョン・R.サール);「意識、自由な行為、脳」―ジョン・サールの論文へのコメント(サールによる短い応答付き))行動主義心理学の立場から「自由」概念に対して挑戦的主張を行なったB・F・スキナーの古典的な著作。哲学的問題としての考察の根本的構図を示したR・M.・チザムの論文。現代の傑出した両立論者D・C・デネットの代表作、B・リベットが自らの有名な実験をめぐってP・チャーチランド、J・サールと行った二つの論争を収録。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
「身体はあなたより聡明だ」―インドの神秘家・OSHOが語る、実際的身体論。最も身近で未知なる宇宙―「身体」について、多彩な角度からその神秘と英知を語り尽くす。そして、緊張・ストレス・不眠・肩凝り・加齢・断食など、人々から寄せられる様々な質問に、ひとつひとつ具体的な対処法を呈示する。第1章 身体の聡明さ第2章 生への否定的な条件付けを読み解く第3章 幸福であるための基本条件第4章 症状と解決法第5章 瞑想―癒しの力第6章 意識への扉第7章 心身への語りかけ―忘れ去られた言語を思い出すインドの神秘家が語る、実際的身体論。最も身近で未知なる宇宙「身体」について、多彩な角度からその神秘と英知を語り尽くす。そして、人々から寄せられる様々な質問に、ひとつひとつ具体的な対処法を呈示する。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
論理学の鬼才が、対話形式の軽妙な語り口で、哲学の究極のなぞに挑む。この世界ははたして本当に現実なのか?ひょっとすると私たちは夢を見ているだけなのではないか?心と身体はどういう関係にあるのか?認識するとは、信じるとはどういうことなのか―考えれば考えるほど不思議な哲学の問題から、生と死といった倫理問題まで徹底的に鋭く切り込む!論理学・哲学の基礎用語や人物を丁寧に解説した便利な訳註とともに読めば、予備知識ゼロでも自力で高度な思考を展開できるようになること間違いなし。哲学することの魅力とスリルを存分に味わえる、極上の思考実験集。第1部 あなたはなぜ正直なのか(あなたはなぜ正直なのか;あるパズル)第2部 一般的な概念(さまざまな断片;ある論争)第3部 三つのファンタジー(シンプリカスと木―郊外でのシンポジウム;認識論的な悪夢;心身問題のファンタジー)第4部 生きるべきか死すべきか(生きるべきか死すべきか;生と死の禅;そこに何があるのか)第5部 結末のファンタジー(夢か現実か;悟りを開いた唯我論;紀元前五千年)   Honya Club.com


JPY ¥1,676
レシピ、子育て論、私服スナップ、美容メソッド…こだわりのライフスタイル見せます。kitchen―家族のつながりをいちばん感じられる場所bathroom―バスルームは心身のバランスを整える場所bedroom―体を休める努力をするlivingroom―家族の存在を確認できる温かみのある場所outdoor―外ですごす心地よさcloset―いかにシンプルでいるかが重要RIKACOのこだわりのライフスタイルを紹介。母親・RIKACOが伝えたい親子の絆、着こなしの極意、エイジレスな美しさを保ち続ける秘訣、四季折々のとっておきレシピなど、おしゃれに暮らすヒントが満載。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
本書では、まず歯科医療の持つ限りない可能性として全人的治癒への道を明らかにするとともに、その思想的バックボーンとその大切さを述べた。同時に、もう少し具体的に、歯科界への改善の提言や目指すべき在り方の提示も行なった。改訂版では、十年前に刊行されたものに終章を書き下ろして加えたほかは、全体的な増補や内容の改変は行なわないこととした。序章 全人医療はここまでできる第1章 全人的治癒とは何か第2章 全人的治癒を考える生態学の視点第3章 哲学なき科学を越えて第4章 優れた臨床家の条件第5章 歯科医療の荒廃を越えて―再生への道を探る第6章 本質へのまなざし終章 癒しの感性細分化・専門家された現代医学の問題点を解明し、心身全体を治療させていく方法論と歯科医療の無限ともいえる可能性を示す。西洋医学の王道を復興し、新たに展開させた全人医学の理論・思想の全貌を明かす。   Honya Club.com


JPY ¥858
肘は曲げない、筋トレはしない、得意球のスライダーは自ら封印―。いまや日本球界最高の投手に登り詰めた山本由伸は、あらゆる面で「規格外れ」である。そもそも身長178センチ、体重80キロとプロとしては肉体的に恵まれていない山本が、どうしてここまでの成長を遂げたのか。ブリッジややり投げを取り入れたトレーニングの理由や独特の思考法、そして目指す未来まで、野球に精通したライターが徹底解読する。第1章 小粒な高校生が秘めた"唯一無二"の才能(逃してはならないピッチャー;スカウトの眼力 ほか)第2章 1年目オフの「フルモデルチェンジ」(人と人のつながり;"芯"をつくるエクササイズ ほか)第3章 BCエクササイズでできた心身の「軸」(スポーツに多い"落とし穴";BCエクササイズができるまで ほか)第4章 「何か変」なピッチングフォーム(急成長した無名投手;宇宙の原理と陰陽論;山本が獲得した ほか)第5章 世界に類を見ないピッチャー(地球の裏側で見た「野球の原点」;スポーツの本当の良さ ほか)   Honya Club.com

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JPY ¥1,540
お金・健康・仕事・親の介護・人間関係・雑談…。成熟世代のあなたが、人生の終点までを悔いなく生きるためのヒントを贈ります。仕切り直して、不安から一生解放される生き方。第1章 45歳から人生を仕切り直すことができる(「自分流」を貫いていい;一生シングルか結婚か;ここまで幸せになれる交流関係)第2章 45歳から趣味やブログを始める方法(「小学生」に戻って新しいことに挑む;趣味は続かなくていい;45歳からのメールとブログ)第3章 お金・介護・家・起業45歳からのハードルを越える(45歳からの上手なお金の使い方・増やし方;超高齢社会、親の介護をどうするか;45歳から家を買うときの注意点;45歳からの起業はワザを生かして堅実に)第4章 「美」と「芸」でここまで豊かになれる(仕事や育児がひと段落したら;「神が宿る」感覚に打たれる;映画でいつでも異空間を体験する)第5章 45歳から「健康力」を上げる方法(自分に合った健康法を一つ、見つけよう;呼吸を整えると心身が安定する;日本古来の文化と身体論)お金・健康・仕事・親の介護・人間関係・雑談…。成熟世代の読者が、人生の終点までを悔いなく生きるためのヒントを紹介。仕切り直して、不安から一生解放される生き方とは。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第1部 子どもと家族(子ども・子育て支援制度の論点と評価―就学前の教育・保育制度を中心に;被保護世帯の高校在学年齢者の生活実態;シングルマザーの生活史からみる貧困リスク―時間と空間の社会生態学の観点から;多様化する結婚と家族―進化論の科学言説が示唆する未来像)第2部 高齢者ケアと権利擁護(高齢者の権利擁護と地域包括支援体制;心身の負担から介護を考える)第3部 ソーシャルワークと福祉実践(ソーシャルワークと社会開発―新グローバル定義と日本におけるソーシャルワーカー;ソーシャルワーク実践における知と論理)2000年以降の一連の福祉改革に対して、福祉実践はどう向き合っていくのか。また、その背景にある理念をどのように考え、これまでの実践をどう省みなければならないのか。本書では、子ども、高齢者、コミュニティにおける福祉実践を通して、その一つの答えを挑戦的に論述したものである。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
第1部 これまでの学校掃除(今の学校掃除;明治期まで ほか)第2部 自問清掃とはなにか(独創的学校掃除教育プラン;自問清掃の特徴 ほか)第3部 教師の成長("自己成長感"の連関的形成;実践者「作文」の分析)第4部 自覚形成と心身論(自問清掃の構造;心身論と自問清掃)第5部 自問清掃と現代社会(気働きとは;自問清掃プランと"気働き" ほか)   Honya Club.com


JPY ¥4,620
本書は、長年精神科診療に携わってきた著者が、統合失調症的パーソナリティを持つ症例の精神分析的治療経験に基づき構築した、その発生メカニズム仮説を提起。フロイトにとって曖昧であった原初のエロスを、「二重関係性」の観点から捉え直し、心的装置の「無底」を明らかにし、「胎生期からの心身発達理論」を展開。また、著者の豊かな臨床経験からにじみ出る言葉は、精神科全般にわたり、病態の根本的把握、患者の気持ちの理解と受容、心の交流を持つための面接技法などの臨床的知見を提示しており、これからの精神科治療に携わる方々への優れた臨床指導書となるだろう。第1章 胎生期心理学序説第2章 症例N:ナルシシズム的構造体と精神病的パーソナリティ第3章 症例Sの前篇:原始的防衛機制第4章 症例Sの後篇:胎生期の再構成第5章 統合失調症の精神分析理論第6章 統合失調症の治療論第7章 甘え理論の再構築第8章 ヤスパースの了解心理学批判第9章 統合失調症の心身問題第10章 パラノイアの精神分析理論第11章 神話的思考と精神分析―スサノヲコンプレックス論   Honya Club.com


JPY ¥2,200
第1部 創造とスポーツ(創造とは;創造と科学;スポーツと科学)第2部 スポーツと教育的創造(幼児期における心身の発達と創造;「文化的実践への参加」としての体育授業の創造;アスリートの苦悩と創造性;近代日本における女性スポーツの創造;重度障がい者とスポーツの創造)第3部 スポーツ科学の方法論的創造(創造的泳法技術評価法の確立;障がい者レジスタンス・トレーニングの創造;生活・衛生習慣調査法によるデータの国際比較;地球温暖化と熱中症予防対策法)第4部 スポーツ科学の発展と創造(トラベルコスト法の創造的価値;生活習慣病予防・改善に対する低酸素環境利用の可能性;初経遅延判定の発展とシステム化の創造)東海体育学会が「創造とスポーツ科学」をテーマに行った課題研究を、体育・スポーツ科学の先端的研究者が執筆。体育哲学、運動生理学など様々な分野から、スポーツ科学における創造についてアプローチした1冊。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
身体と情動―ジェームズ‐ランゲ説とスピノザの定義生き続ける身体情動理論とキャノンの実験研究実験的事実による身体情動理論の批判身体反応なしに発生する情動―シェリントン、キャノンの動物実験動物実験から人間の臨床研究への移行の必要性―逆定理の証明病理学的臨床研究と情動理論の転換キャノンらの情動理論と哲学の不足―方法論的問題視床情動理論―視床とそれへの大脳皮質のコントロール身体情動理論の総括的批判―視床と大脳皮質の相互作用カルテジアンとしてのスピノザという虚構ジェームズ−ランゲ説とデカルト哲学デカルト情念論の諸矛盾デカルトにおける自由意志と情念情念の没意味性―デカルトにおける情念と思考デカルト情念論の基礎としての心身平行論知性的情動と感性的情動の分裂と人間の心理学発達論なき臓器情動理論低次の情動と高次の情動―その統一的把握説明心理学と記述心理学―情動の因果的説明をめぐってベルグソンと自然主義情動理論   Honya Club.com


JPY ¥922
現代日本人の7割以上が低血糖症に陥っていて、そのために様々な心身の問題、家庭や職場での問題を抱え苦しんでいるといわれています。本書では、「マクロビオティック」の視点で、できるだけわかりやすく、低血糖症の影響と原因、対処について説明していきます。第1章 日本を覆う低血糖症(低血糖症に苦しむ二人;低血糖の合併症状 ほか)第2章 低血糖症改善のための陰陽論(低血糖改善に必要な発想の転換;食を栄養素だけでみる落とし穴 ほか)第3章 低血糖症を治すための10の方法(マクロビオティックで低血糖症改善;ご飯をしっかり食べる ほか)第4章 マクロビオティックのすすめ(マクロビオティック標準食;男女の性差による調整 ほか)現代日本人の7割以上が低血糖症に陥っていて、そのために様々な心身の問題、家庭や職場での問題を抱え苦しんでいるといわれています。この本では、「マクロビオティック」の視点で、できるだけわかりやすく、低血糖症の影響と原因、対処について説明していきます。国民病ともいえる低血糖症について、日常の食がもたらす影響について、できるだけ早く知っていただきたいのです肩こり、花粉症、肝臓疾患、不妊症などの温床「国民病」を改善する食と生活のアドバイス「食を変える」ことで体調どころか、気持ち、嗜好、しぐさ、顔立ち、体つきまでが変わる低血糖症は、次のような様々な症状の温床となります。・慢性便秘 ・花粉症、アレルギー ・不妊症 ・肩こり ・偏頭痛 ・更年期障害 ・膵臓・肝臓疾患…… 現代日本人の7割以上が低血糖症に陥っていて、そのために様々な心身の問題、家庭や職場での問題を抱え苦しんでいるといわれています。この本では、「マクロビオティック」の視点で、できるだけわかりやすく、低血糖症の影響と原因、対処について説明   Honya Club.com


JPY ¥1,650
本書は、「アパッチ」(愛称)と呼ばれながら、すべての出来事を前向きにとらえ、積極的な行動と生き方の"秘訣"をもった一女性教師の自叙伝であり、自分の人生を多いに楽しむとともに、教育者として学生への限りない優しさをにじませた"愛情物語"である。さまざまな学生との出会いやエピソード、「新任教員心得」から「子育ての秘訣」まで筆は延び、養護学校や心身障害児学級での教師としての得難い奮闘記となっている。また、陸連審判員としての今昔物語もあり、ダイジェストすればきりがない。人に対する優しさにあふれ、ところどころにキラリと光る"宝石"のような言葉がちりばめられている。第1章 相手の目の高さで(私はリハビリテーション専門学校の先生;最近の若者はすぐキレる? ほか)第2章 「先生」と呼ばないで(「信じる・待つ・聞く」が私のモットー;「先生」と呼ばないで ほか)第3章 甘えさせても、甘やかしてはいけない(教師として、い・ろ・はの「い」の時代;心をこめるということ―お茶の入れ方から教えられたこと ほか)第4章 "寄り添う"ということ(養護学校で障害を持つ子どもたちと出会う;子どもたちに教えられた"寄り添う"ということ ほか)第5章 スポーツはコミュニケーション(関東学生陸上競技連盟に打ち込んだ学生時代;箱根駅伝―縁の下の力持ちとして昔も今も ほか)リハビリテーション専門学校の教師である著者が、20数年間にわたる教師生活と、日本陸連の審判員としての実体験から得た教訓や思いの数々を率直に綴る。医療・福祉の現場で働く人たちに贈る福祉・スポーツ教育論。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
著者の行為論の構制を哲学的に定礎しつつ、ロボットの問題、文化人類学上の問題、精神病理の問題などに踏み入る。主要論文の自撰集。第1章 表情体験的世界からの再出発第2章 物心の二元論を克服する前廷第3章 心身関係の難題と打開の方向第4章 身体的現相と〈内奥の〉意識第5章 完璧なロボットに意識は無用第6章 人格的主体と対他的役割存在第7章 自己と他己との相互的共軛性第8章 精神病理現象を私はこう見る第9章 儀礼行為についての私の観方第10章 理解社会学への私のスタンス   Honya Club.com


JPY ¥1,122
前著『新しい労働社会』で著者が提起した「ジョブ型」という言葉は広く使われるに至ったが、今や似ても似つかぬジョブ型論がはびこっている。ジョブ型とは何か、改めて説明した上で、ジョブ型とメンバーシップ型の対比を用いて、日本の雇用システムの隠された問題点を浮かび上がらせる。著者の分析枠組みの切れ味が冴える!序章 間違いだらけのジョブ型論第1章 ジョブ型とメンバーシップ型の基礎の基礎第2章 入口と出口第3章 賃金―ヒトの値段、ジョブの値段第4章 労働時間―残業代と心身の健康のはざま第5章 メンバーシップの周縁地帯第6章 社員組合のパラドックス前著『新しい労働社会』から12年。同書が提示した「ジョブ型」という概念は広く使われるに至ったが、今や似ても似つかぬジョブ型論がはびこっている。ジョブ型とは何であるかを基礎の基礎から解説した上で、ジョブ型とメンバーシップ型の対比を用いて日本の労働問題の各論を考察。隠された真実を明らかにして、この分析枠組の切れ味を示す。   Honya Club.com


JPY ¥13,200
力動論から出発して、精神分裂病性障害の形式的・構造論的理解へ。学問的記述のうちにある共感的な臨床家のまなざし、精神療法的アプローチへの具体的指針。全米最優秀科学図書受賞。精神分裂病の縦断的検討精神分裂病の身体的ならびに心身相関的側面精神分裂病の疫学、比較文化的側面および予防精神分裂病の精神療法精神分裂病の身体的治療精神分裂病の周辺と概念   Honya Club.com


JPY ¥2,750
本書は、生徒指導論のテキストとして構成してあります。生徒指導とは、あらゆる教育活動を通して行われる必要があるという性格を有しています。そのため、従来のテキストではあまり見られなかった、特別活動の領域に含まれる学級活動やクラブ活動における生徒指導、障害を有している子どもたちと、それを取り巻く俗に健常と言われる子どもたちとの触れ合いを前提とした項目も設けました。すなわち、生徒指導を行う上で基礎となる、知識の引き出しを増やして頂くことを目的としています。生徒指導の意義と概念生徒指導におけるパーソナリティの発達的理解生徒指導の原理と方法生徒理解と生徒指導生徒指導における教育相談問題行動への対応(反社会的問題行動;非社会的問題行動)心身の不適応を有する生徒への対応学級活動と生徒指導クラブ活動と生徒指導進路指導と生徒指導性・健康教育と生徒指導障害理解と生徒指導地域や他機関との連携による生徒指導   Honya Club.com


JPY ¥7,150
古代ギリシアのホメロスから中世をへて近代哲学にいたる「心身論」の流れを、原典に即して思想史的に考察。著者の半世紀に及ぶ人間学研究の集大成。    HMV&BOOKS online

(PR) 可児徳

JPY ¥2,420
体育・スポーツが、再び軍事の論理に踊らされ、心身そのものを国家に持っていかれないために、いま、可児徳に学ぶ―。NHK大河ドラマ『いだてん』の登場人物・可児徳の生涯を明らかにする初の評伝。1 ゆらぐ時代 体育・スポーツは誰のために?(学び、体育の教員になろう;坪井玄道と出会う;学校の体育を如何にするか)2 体育・スポーツに求められるもの(体育教員論や体育論を展開する;しのびよる戦争のための体育に対峙する)3 女子の体育教育の可能性(女子の体育教員が足りない;女子が体育教員になるためには;女子が体育教員になるための学校をつくる)   Honya Club.com


JPY ¥3,740
ロバート・ボスナックによる論文・講演集。ドリームワークはユングの流れを汲む援助方法である。夢を体験することで人生の意味をきづかせ、心身の回復を促す。その方法論が詳述され、訳者によって丁寧な解説が加えられた。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,530
第1章 感覚・知覚第2章 学習・行動第3章 注意・記憶第4章 言語・思考第5章 感情・動機づけ第6章 社会・集団第7章 知能・性格第8章 人間の発達第9章 心の理解とその支援方法第10章 ストレスと心身の健康第11章 家族関係の理解医、看護、薬、臨床検査、理学療法、栄養など医療系学部の学生ならば知っておきたい心理学の基礎知識が1冊にまとまった教科書。豊富なカラーイラストで心理学のエッセンスをやさしく楽しく学べる!《 目 次 》第1章 感覚・知覚 1.1節 感覚の仕組み 1.2節 知覚 1.3節 錯覚と主観的世界第2章 学習・行動 2.1節 学習の基礎 2.2節 条件づけ 2.3節 社会的学習第3章 注意・記憶 3.1節 注意 3.2節 記憶第4章 言語・思考 4.1節 言語 4.2節 思考第5章 感情・動機づけ 5.1節 感情 5.2節 動機づけ第6章 社会・集団 6.1節 人は他者をどう捉えているか 6.2節 対人関係 6.3節 集団の中の人の心第7章 知能・性格 7.1節 知能を捉える 7.2節 性格を捉える 7.3節 知能・性格と遺伝の関係第8章 人間の発達 8.1節 発達の基礎 8.2節 ライフサイクル論と子どもの発達 8.3節 青年期以降の発達第9章 心の理解とその支援方法 9.1節 心を理解するために 9.2節 心の援助方法について第10章 ストレスと心身の健康 10.1節 ストレスとは 10.2節 ストレスと精神・身体疾患第11章 家族関係の理解 11.1節 家族をどのように捉えるか 11.2節 家族理解のための三つのポイント   Honya Club.com


JPY ¥3,300
1 現代心理療法の流れ2 直観について―直観開発の条件3 芸術と精神分析治療4 心理療法心覚え―辻邦生『パリの手記』による自由連想より5 治療的洞察について6 自由連想とイメージ7 精神分析の副作用8 教育分析と古沢平作9 教育分析考10 原光景の絵11 心身症と不安12 心身症の精神分析―最近の動向13 催眠療法と人間関係―精神分析の立場から14 精神分析とトランス―催眠性トランスの精神病理15 人見知り16 精神分析と行動療法17 精神分析とセルフコントロール18 スーパーヴィジョンの原理19 スーパーヴィジョン考20 私のケーススタディ論21 心理臨床のむずかしさ―藤縄・河合コメントを読んで22 私の臨床研究論23 夢分析について一言―シンポジウム「夢分析」の司会者として24 たかが「感じ」、されど「感じ」   Honya Club.com


JPY ¥4,180
地球環境問題が問われる現代に人類の生活にとってエネルギーとは何か。日本のエネルギー政策、それを推進してきた産官学の体制、また科学技術の在り方そのものを斯界の第一人者たちが根源的・多角的に検討する。第1部 科学技術の基本問題から(エネルギー論の形成と風土―学の融合と拡散としての結節概念と学派の役割;エネルギーの起源について;風の歴史―人類との共存を考える;科学史・技術史におけるエネルギー概念;湯川秀樹たち物理学者と原子力;福島県におけるエネルギー開発の盛衰史)第2部 生命とエネルギーの観点(一九世紀末の物理科学的世界観と生命論―Vitalismとは何であったか;心身一元論者からみたエネルギー;労働とエネルギー;生命エネルギーと修行の原理―宗教体験におけるミクロコスモスとマクロコスモス)第3部 文化史・学問論の立場から(エネルギーの文化史へ―概念変容をめぐる覚書;二一世紀のための教養―学術の連環)地球環境問題が問われる現代に、人類の生活にとってエネルギーとは何か。日本のエネルギー政策、それを推進してきた産官学の体制、また科学技術の在り方そのものを、斯界の第一人者たちが根源的・多角的に検討する。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
真理探求の場である大学当局が新宗教系の特定サークルに不当と言える迫害、妨害を与えている。当事者である学生たちは心身に大きな痛手を受けている。学内における信仰の自由は果たしてこれでいいのか。内外の宗教ジャーナリスト、学者、司法の専門家が語る。第1章 大学で迫害される「仔羊たち」(大学構内で続発する拉致事件;大学側が積極的に加担 ほか)第2章 鼎談・大学の「カルト」対策の現状をどう見るか(学生生活支援が「カルト対策」!?;そもそも「カルト論」とは… ほか)第3章 アイリーン・バーカー博士インタビュー(強制棄教と脱会カウンセリング、思考矯正カウンセリング;"黒い稲妻"テッド・パトリック ほか)第4章 福本修也弁護士インタビュー(国公立大学の「信教の自由」は、より厳格であるべき;「カルト度」は間違い ほか)   Honya Club.com


JPY ¥619
フロイトに共鳴したヴァイツゼッカーは、内科学に精神分析を導入するという野心的な試みを行ない、独自の心身相関論を構築した。デカルト以来の心身二元論と、心身両者間の単線的な因果性を徹低的に排除し、心と身体が相互に原因と結果となって、円環の関係で一体となると主張する。発病を人生のドラマ、生活史のドラマと捉える観点の必要性を説いた画期的研究の初訳成る。待望の文庫オリジナル。1 ドラマ、その内容と形式面。興奮の移動。性と道徳性の役割。―扁桃炎2 歴史性。いわゆる心因性。主体の導入。機能障害の分析。両価性と拮抗性。―尿崩症3 悪循環。症状の発生。ある人物への結びつきの意味。―発作性頻脈4 ヒステリー性麻痺5 複視   Honya Club.com


JPY ¥3,740
第1章 民国初期知識人界における「ポスト国民」論―中国青年党を中心に第2章 日本占領下北京における周作人―「対日協力」と民俗を語ること第3章 宋美齢訪米外交成功の背後―蒋家政治と心身症第4章 内戦下政治協商会議と中国共産党の民主主義要求第5章 蒋介石日記に見る在台湾日本人軍事教官の諸相(1950ー53年)第6章 大陸コンプレックスを越えて―日本人の辛亥革命研究百年史第7章 辛亥革命と現代中国第8章 中国における地域間・地区間格差問題多角的に中国を分析する第3作。中国思想史からの中国青年党論を中心とする「ポスト国民」論、戦後台湾軍事史からの元日本軍教官活用問題、中国近代史論からの辛亥革命論史などを扱う。   Honya Club.com


JPY ¥902
世界をエロス的に経験された秩序と捉える「エロス的世界像」の観点は、ニーチェのプラトニズム批判に始まり、フッサール、ハイデガー、バタイユへと受け継がれた。著者はそこにこそ、実存としての人間存在が生と世界を了解するための原理を見出すことができると説く。古典的哲学や自然科学が合理的に認識しうるとしてきた世界の幻想性を論証、現代哲学に新たなパラダイムを拓く画期的「エロス論」。序 エロス的体験と世界認識論的ディスクール近代的"心身二元論"エロス論的ディスクール「死」の不安の意味原初的エロスロマン的世界の成立「世界」の結晶作用自我恋愛エロティシズム幻想的身体幻想的世界時間について   Honya Club.com


JPY ¥2,640
序論 自然主義と反自然主義との果てしない戦い第1章 知識はどこに宿るのか第2章 ア・プリオリとア・ポステリオリ―知識の二つのあり方第3章 知識・経験・実在第4章 知識論の死―外在主義・知識論の自然化第5章 言語論的転回第6章 知識と言語第7章 行為と言語第8章 意味の解体―脱構築の思想へ第9章 心身問題第10章 行為をどのようなものとしてとらえるか第11章 意図の問題―反因果説と因果説第12章 ハイデガーと現代哲学   Honya Club.com


JPY ¥2,200
趣旨説明生きるための意識佐藤義之氏の「心の哲学」批判に関するノート―心身問題から心心(身身)問題へ批判期カントにおける選択意志の二重構造ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』における神の概念と"要請"の存在論カントの自立命題における誤謬とその帰結についてハイデガー『芸術作品の根源』における真性の問題―世界と大地の闘争をめぐってヴィトゲンシュタインと「真理」の相対主義一九三〇年代半ばのハイデガーの時間論:実存論批判・時‐空・裂け目―「『存在と時間』への現行の所見」「『存在と時間』との対決」(全集八二巻所収)(一九三六年)の視座からヒュームの因果推論の反応的側面『純粋理性の批判』における理念の仮像とその有用性について   Honya Club.com


JPY ¥9,350
40年にわたるデカルト研究の集成。コギト、真理、心身、自由など形而上学の根本問題と、カントのデカルト解釈、テキスト論、医学と教育などデカルト哲学の諸問題を新たな視点から考察し、デカルト哲学の現代的意義を示す。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,080
還元主義/機能主義/現象論/ミステリアニズム、現代の意識哲学の四潮流を統合しつつ心脳問題の最終的解決を目指す"創発する意識の自然学"は、本書によって確かな地盤を獲得した。第1部 意識の神経哲学の多様性(現代における意識哲学の四つの方途;ポール・チャーチランドの神経物理主義;デネットの機能主義的意識論;チャルマーズと現象的意識;マッギンの奇妙な不可知説;統一的見地の獲得は可能か)第2部 心身問題と心脳問題(心身関係論と心脳問題の循環的関係;視覚の神経哲学)第3部 自我・脳・社会(自我・脳・社会;ジンガーの「脳の社会的相互作用説」をめぐって)第4部 自我の形而上学と形而下学(ポパーにおける世界3と自我;自我の形而上学と形而下学(自然学))第5部 情報と創発性(心身問題と情報理論;創発する意識の自然学)還元主義/機能主義/現象論/ミステリアニズム、現代の意識哲学の四潮流を統合しつつ、心脳問題の最終的解決を目指す「創発する意識の自然学」を提起した意欲的書。自我と脳の深淵への哲学的旅。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
四〇億年の生命進化の来歴を刻み、現存する一七〇万種の生物多様性の関連をつなぐ遺伝子。遺伝マインドとは、人間も生物の一種として遺伝子の影響を受けており、心のあらゆる側面にそれが表れていると考える姿勢や態度を意味する。行動遺伝学の知見を土台に、環境決定論でも、遺伝決定論でもない、いま求められる新しい遺伝観、および環境と社会の見方を提示する。序章 遺伝マインドとは第1章 遺伝子と多様性第2章 ふたごのはなし第3章 遺伝のはなし第4章 遺伝のつづきばなし第5章 環境のはなし終章 遺伝マインドで考える遺伝マインドとは、人間も生物の一種として遺伝子の影響を受けており、心身のあらゆる側面にそれが表れていると考える姿勢や態度を意味する。今求められる新しい遺伝観、および環境と社会の見方を提示する。   Honya Club.com


JPY ¥2,566
偽薬の治癒力、互いに矛盾する各種代替療法の効果。人間の「癒し」に潜む謎に、米国心身医学の権威が挑戦。唯物論的な医学の限界を示し、医学の未来像を考察した名著!〈増補改訂版〉   Honya Club.com


JPY ¥3,300
発達障害って、どういうこと?""何ができる?""「配慮」って何?"すべての子どもたちが、自分を大切に思う気持ちをもち続けられるように。児童精神科医が伝えたい、発達障害の理解と支援のこと。第1部 総論(発達障害ってなんだろう;発達障害とライフステージ―地域における療育や福祉制度について;発達障害とその周辺;小児科と精神科、児童精神科の役割と連携)第2部 各論(自閉スペクトラム症;注意欠如・多動症;限局性学習症;知的能力障害/知的発達症;発達性協調運動症;チック症;コミュニケーション症)児童精神科医として地域の子どもたちと日々向き合っている著者が,発達障害をもつ子どもたちを診る機会のある医師に向けて,伝えたいことを詰め込んだ一冊.発達障害の定義や分類,健診で注目したいポイント,専門医への紹介やその後のフォローについて,エビデンスを交えつつ,著者の経験知に基づいて解説しました.子どものライフサイクルに応じた理解と支援のポイントが,わかりやすく学べます.子どもたちへの優しい眼差しにあふれた事例は必読です.【目次】第1部 総 論1 発達障害ってなんだろう発達障害の定義ってどうなっているんだろう?/DSM-5における神経発達症/ICD-11における神経発達症/発達障害者支援法における発達障害とは?/まとめ:発達障害とは2 発達障害とライフステージ ―地域における療育や福祉制度について―発達障害と乳幼児健診/1歳6ヵ月の乳幼児健診とASD/3歳児健診と発達障害/乳幼児健診の場でASD特性など発達障害の特性が認められる場合/発達障害の特性から継続的なフォローへ/乳幼児期の発達障害の診療においてかかりつけ医が知っておくと役に立つ用語や福祉サービス3 発達障害とその周辺発達障害と子どもの心身症や身体的愁訴/発達障害と   Honya Club.com


JPY ¥1,650
マス・メディには載らない本当の情報世の中にはまだ広く知られていない情報新たな生き方、世の中の仕組み・事実の発信◇特集 『心身を健康に整え新たな時代に備えよ! 』■巻頭特集『日月神事を農業に活かし人々を救う! 』●横堀幸一 土のエネルギーを取り入れて健康になる!■緊急提言井沢元彦 『北京冬季五輪をボイコットせよ!』◇連載●副島隆彦 熱海の土石流の災害と伊豆山神社の歴史●古歩道ベンジャミン 五大宗教を巻き込み「世紀末騒動」に発展したコロナ・パンデミック●船瀬俊介 トヨタが、あぶない!EV競争でガラパゴス化●飛鳥昭雄 御里が知れる民族性の違い!!●松本紹圭 宗教を超えてつながる世界へ●渋澤健 「変化を捉える価値視点」●吉濱ツトム 「陰謀論」は「願望論」 世界はより良くなっていく●内藤陽介 こわい切手◇新連載●上部一馬 『3.11東日本大震災の真相』舩井勝仁 自滅する米中   Honya Club.com


JPY ¥2,640
「割り切れない」もの、「分からない」もの、「曖昧」なもの…。母子間の育児や発達、あるいは精神科の治療の過程で、人は心の「未消化物」をいかに受け入れ、こなしていくのか。民俗神経症という視点で、「のみこむ」「腑に落ちない」「尻拭いをする」などの心身両義的な日本語表現を手がかりにして解き明かす。フロイト、ウィニコット、クライン、ビオンなどの精神分析学から、文化人類学、言語学、日本神話・昔話研究にいたるまでの知見を駆使した考察は、臨床の場のみならず、ますます複雑化しつつある私たちの社会を考えるうえでも、きわめて重要な示唆をもたらしてくれる。著者自ら詳細かつ豊富な註解を加えた、日本語臨床研究・日本人論の記念碑的成果。1 身辺からの出発2 肛門期理論の再検討3 心のための言葉4 症状の身体性5 先取りと先送りの育児6 食えないものとの出会い7 未消化物排除の意味8 未消化物の受け皿9 臨床における創造と愉しみこの世界で「割り切れない」ものと向き合うために人は心の「未消化物」をいかに受け入れ、こなしていくのか。精神分析学から神話・昔話研究まで、数々の知見を駆使して分析する。日本語臨床研究・日本人論の記念碑的成果。「割り切れない」もの、「分からない」もの、「曖昧」なもの……。母子間の育児や発達、あるいは精神科の治療の過程で、人は心の「未消化物」をいかに受け入れ、こなしていくのか。民俗神経症という視点で、「のみこむ」「腑に落ちない」「尻拭いをする」などの心身両義的な日本語表現を手がかりにして解き明かす。フロイト、ウィニコット、クライン、ビオンなどの精神分析学から、文化人類学、言語学、日本神話・昔話研究にいたるまでの知見を駆使した考察は、臨床の場のみならず、ますます複雑化しつつある私たちの社会を   Honya Club.com


JPY ¥3,080
自然と作為観念論論駁形相と顔独我論と実在論―物自体と自由意志心身問題の拡がりと行方悪と正義人間が正義にかなった仕方で我がものと主張し、自己の支配下に置きうるものは、極論すれば、身体に尽きる…。本書では、いわゆる心身問題について、著者の見解を系統だてて開陳することを主眼とした1冊。   Honya Club.com

(PR) 体癖

JPY ¥704
「体癖」とは、整体の基本的な体の見方である。人間の体を、その体の構造や感受性の方向によって12種5類のタイプに分ける。著者は「体癖は血よりも濃い」と言うように、親子と言えど行動や考え方が全く違うことが多々ある。個性を追究した本書は、万人は皆個人であること、心身の健康も個性に立脚していることを教えてくれる。まさに人間観察の書である。体癖論(人間における自然ということ;平衡要求の二方向;体癖の運動系現象―体運動習性)体癖各論(上下型―一種、二種体癖;左右型―三種、四種体癖;前後型―五種、六種体癖;捻れ型―七種、八種体癖 ほか)整体の基礎的な体の見方、「体癖」とは? 人間の体をその構造や感受性の方向によって、12種類に分ける。それぞれの個性を活かす方法とは。解説: 加藤尚宏   Honya Club.com


JPY ¥770
「物」と「心」の謎が解けた二元論克服の書。哲学界の相対性理論。第1章 相成とはどういうことか(なぜ聞こえるのか;なぜ見えるのか ほか)第2章 相成から措定へ(「物」の措定;相成論は「不元論」 ほか)第3章 相成圏(暦と時刻の措定;時間は人が流している ほか)第4章 心身問題の解消(心身問題とは;科学の発展と心身問題)終章 試論(夢について;記憶について ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
形而上学から出発して道徳問題の解明に向かう哲学的探究。省察情念論書簡集形而上学から出発して道徳問題の解明に向かう哲学的探究。デカルトは心身分離の説を一方に置きつつ、心身合一の次元の事柄である道徳の問題をいかに解明するか、その理解の鍵を収める。表題作ほか書簡集を収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
子どもの将来のために、今なにをなすべきか。現代育児の大規模な追跡調査「大阪レポート」をまとめた著者が、小児・思春期専門の精神科医として、また父親として、実践的子育て論を詳述。第1部 「大阪レポート」と精神科「思春期外来」からの報告(子どもの心身発達と環境―子どもは昔と変わっていない;現代日本の育児の実態―なぜ母性性の危機に言及せざるを得なかったのか;育児不安と母性性の検証―母性は育つ;父親の子育て―生き方の転換を迫られる男たち)第2部 思春期に花ひらく子育て(子どもの心の土台をつくる―乳児期;自律心を育てる―幼児期前期;自発性・積極性と良心を育てる―幼児期後期;学ぶ喜びと有能感・適格性の獲得―少年少女期)   Honya Club.com


JPY ¥770
1 子育てをめぐって(小児心身症と育った環境;問題の子どもの生育環境:親と子の絆;しつけ;慈父厳母症候群(父と母);社会性をどう育てるか;私の子育て論)2 少子化をめぐって(小子化対策は新しい視点で;少子化対策の見直しを;少子化と子育て)3 子育てについての提言―むすびに代えて   Honya Club.com


JPY ¥943
著者は、師・大森荘蔵の強靱な思索に挑み続けてきた。心とは何かという、哲学史上最も難しい問いに立ち向かい、独我論の色彩濃い大森哲学の中から救い出されるのは、「世界」と「心ある他者」。この記念碑的著作に、大森は反論などの書き込みを遺していた。本書では、大森のメモへの応答も収録し、生々しい哲学的実践を再現した。第1章 虚と実(意識の繭;枠組としての実在;幻覚論法;「実在」の意味)第2章 "内界"という神話(心身二元論;他我のアニミズム;独我論)第3章 眺望論(視点状況とパースペクティブ;痛みと身体;相貌論)第4章 規範の他者("意味"の脱神話化;記号のアニミズム;自然と規範)   Honya Club.com


JPY ¥1,602
霊長目ヒト科・学名ホモ・サピエンスこの変哲もない生き物が、なぜ我々の興味をひいてやまないのか。その謎に答える。1 巨大脳とセックスに喘ぐ人間2 謎とき「人間心理」―性格を見抜く知恵アレコレ3 さまざまな仕事人が覗きみた人間の"裏側"4 心身相関論からみる人間の不思議5 「セックス・人間・環境・宇宙」珍学説6 「好き」と「嫌い」の人間心理―人に好意をもたせるには7 スクリーンの中の人間模様8 "絶対外人"化現象と大家族主義の復活9 "気"をもつ存在としての「人間」   Honya Club.com


JPY ¥2,136
養老「ヒト学」の新展開。脳の言い分。1 臨床宗教(宗教体験と脳;「鰯の頭」と合理性;宗教の進化論)2 「死」の解剖学(死ぬという瞬間はない;脳の死とはどういう現象か;臨死体験の解剖学;墓とはなにか)3 霊魂の解剖学(現代の魑魅魍魎;霊魂の「根性」;心身論とニューサイエンス)4 臨床仏教(経典の解剖学;浄土の見方;ハイテクが変えた人間;空間の旅・時間の旅)5 隠された身体(禅の身体論;身体という禁忌;現代修行論;感動するのは「心」か「脳」か;目の作家・耳の作家―三島由紀夫と宮沢賢治)養老孟司が,霊魂,ニューサイエンス,神,臨死体験,浄土と無限など宗教世界を鮮やかに解剖する。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
フロイト・ユングと並ぶ「無意識」探索の第三の男、ヴァイツゼッカーと照応する「病と人」の探究者G.グロデックが大胆にも繰り広げる"生"の世界。命の源"エス"の誕生に立ち会い、心身論の軌跡を辿るなかで「ひとが生きること」の本質を問い直す。分析論(身体疾患に対する精神の関与と精神分析療法;身体の精神分析について)治療論(病いの意味;精神療法の原則;夢の作業と身体症状の作業;心因というものがあるのだろうか;マッサージ)生命論(エスについて)   Honya Club.com


JPY ¥3,850
現代の最も難解な社会学者、ニクラス・ルーマン。彼の企図した西洋思想史におけるパラダイム・シフトを、ヘーゲルと対照しつつ描ききり、その核心にあるラディカリズムを説得的に提示した、読んでおもしろい「ルーマン入門」。1 序論(トロイの木馬―ルーマンの隠された(とはいえそれほど隠されてはいない)ラディカリズム;彼がこれほどの悪文を書いた理由)2 哲学から理論へ(第四の侮辱―ヒューマニズムの拒絶;必然性から偶有性―哲学のカーニバル化;プラトンへの最後の脚注―心身問題の解決;エコロジー的進化―社会創造論への挑戦;ポストモダン的現実主義としての構成主義―差異の教え;ユートピアとしての民主主義―政治の脱構築;結論―望みでもなく怖れでもなく;ニクラス・ルーマン―知の歩み)   Honya Club.com


JPY ¥4,620
本書は、創始期から現在に至るまでの潮流を概観しながら、代表的な家族療法家の理論と実践を解説。システム論については特に項をもうけ、詳細に論述されている。理論・方法論的な側面から、日本の家族療法の現況が解説され、ナラティヴ・セラピー、ブリーフセラピー、家族心理教育・家族評価、フェミニズムについては特に項をもうけている。臨床現場の側面からは、夫婦療法、児童・思春期、摂食障害・心身症、ひきこもり、学校・教育、高齢者、虐待、アルコール・薬物、犯罪・非行、家事調停、リエゾン・医療現場と家族、災害と家族、移民と家族を取り上げ、第一人者によって報告されている。国内外の単行本と学術論文を対象とした約1,000件の中からリストアップされた、1950年代から現在にいたるまでの105の文献が、最適の執筆者の手によりサマライズされている。内容紹介が主だが、著者の紹介、執筆の背景、歴史的位置づけ、読みどころ、なども盛り込まれている。文献ガイドには、書籍・雑誌の詳しいデータが掲載されている。「関連文献」「参考文献」も充実し、文献ガイドと総説がガイドナンバーによってリンクされている。絶版書籍や海外の学術雑誌からも多数紹介されているので、これまで手に入らなかった文献の要旨もわかる。第1部 総説(家族療法の創始期;1980年代末までの家族療法の潮流;家族療法とシステム論;日本の家族療法の展開(1980年代);1990年代以降の家族療法:世界の潮流と日本の現状;1990年代以降の家族療法:世界の潮流と日本の現状)第2部 家族研究・家族療法105の文献ガイド   Honya Club.com


JPY ¥858
いま、日本という国は未曾有の長寿時代を迎えている。経済の不安、衰えていく体の問題、介護は誰がしてくれるのか。そこにあるのは、これまでの哲学や思想で語ることのできない、100歳までの長い道をいかに歩むかという重い課題である―ミリオンセラー『生きるヒント』から四半世紀を経て著者が語り下ろす、まったく新しい生き方の提案。序章 突然、百歳人生がやってきた第1章 さあ準備をはじめよう第2章 五十代の事はじめ第3章 六十代の再起動第4章 七十代の黄金期第5章 八十代の自分ファースト第6章 九十代の妄想のすすめいま、日本という国は、未曾有の長寿時代を迎えています。これまで誰も考えもしなかった「百歳人生」という大海を、海路をもたずに航海しなくてはいけないのです。経済的に、どうしたら生活できるか。衰えていく体をどうするか。介護はだれがしてくれるのか。そこあるのは、悠々自適の老後という牧歌的な世界ではなく、あとの50年をどう生きるかという、重苦しい課題なのです。ここに、これまでの古典や哲学、思想、人生論をそのまま当てはめることはできません。そこで本書では、50才から100才への道のり、古代インドでいう「林住期」から「遊行期」への長い下り道を、日本人の年代感覚に添って10年ごとにどのように歩くかを、下記のように考えてみました。五十代の事はじめ――これからはじまる人生を生き抜く覚悟を、心身ともに元気な時期から考えはじめる時期六十代の再起動――五十代で思い描いた下山を、いよいよ実行する時期。これまでの生き方をリセットする七十代の黄金期――下山の途中で、突然あらわれる丘のような場所を十分に楽しみ活力を補充する時期八十代の自分ファースト――社会的しがらみから身を引き、自分の思いに忠実に生きる時期九十代の妄想期――   Honya Club.com


JPY ¥1,540
歳月をつみ重ねてようやく見えてくる人生の楽しみ、人間の尊さがある。「清貧の思想」から7年―中野孝次、初の幸福論。子供を幸福にする法欲なければ一切足り余計なものは捨てて品のある暮し幸福は人生の後半にあり自分を受け入れる疲れたら憩むがよい心身永閑幸福になるために生を享け楽しまずして〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,200
1.近世における心身関係論の展開 2.心身問題の近世から現代への推移 3.現代生命論における心身問題 4.機械と身体 5.身体の忘却 6.心身問題を考える    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,420
日本の中世、近世、そして現代哲学の心身論からさらには西欧の身体観まで―固定観念を揺さぶり、常識をくつがえし、人と世界の見方を一変させる、養老「ヒト学」の集大成。1 自然・人間・社会2 現代哲学の身体観3 近世の身体観4 中世の身体観補論 西欧の身体観日本の中世,近世,そして現代哲学の心身論からさらには西欧の身体観までを論じる。固定観念を揺さぶり,常識をくつがえし,人と世界の見方を一変させる,養老「ヒト学」の集大成。   Honya Club.com


JPY ¥1,738
「人間は、自分の知らないものに動かされている」。フロイト理論に多大な影響を与えた医師グロデックが、フロイトへの書簡を元に、架空の女友達にむけて「エス」を説明した本。「知ろうとするのをやめ、空想する決心をすれば、無意識の奥深く突入することができます」。混沌として論理的な世界の理をあかし、「病」の概念を変える心身治療論。「人間は、自分の知らないものに動かされている」。フロイトの理論に大きな影響を与えた医師グロデックが、フロイトへの書簡を元に、架空の女友達にむけて「エス」を説明したのが本書である。「知ろうとするのをやめ、空想する決心をすれば、無意識の奥深く突入することができます」。混沌として論理的な世界の理をあかし、「病」の概念すら変える心身治療論。   Honya Club.com