いま地域をベースに活動する20代後半から30代くらいの世代からは、地域社会に貢献するというよりも、自分がしたいことに地域の課題解決の方向性をすり合わせていく―そんな生き方、働き方がみえてくる。そうした社会のデザイン能力が花開く場として地域が受け皿になっている。農山村や地方都市、大都市の下町で活躍する一人ひとりの「なりわい」づくりに光を当て、そのライフスタイルを浮き彫りにする。「ローカル志向」をどう読み解くか1 大学のプロジェクトとして地域にかかわる―建築系の動き(座談会 房総の古民家をリノベーションし続ける学生たち 「ゴンジロウプロジェクト」からみえてきたもの;豊かなシゴトを地方都市・館山でつくる―大学院の活動から起業)2 島根×若者×ソーシャル志向 二つの地域の試み(島根県江津市 街と人の流れを変えた創業支援;島根県雲南市 地域づくり塾から広がる若者チャレンジの輪;中間支援組織とソーシャル志向)3 自分で仕事をつくる―農業、地場産業、ソーシャルビジネス(本屋とカフェとパン屋を限界集落の廃校で始める;自分で仕事をつくる/山村シェアハウスと人おこしプロジェクト;震災の浜ですこやかに生きる小さな仕事づくり;仙台木工職人 震災を機にリターン;「昔の牛乳が飲みたい」の声に牛乳屋の倅が自然放牧を始めた)4 都市と地方にみる新たなコミュニティの場(地域におけるコミュニティスペースの役割;ヒト・モノ・コトを紡ぐ「アイダ」の仕事;農山漁村へ向かうクリエイティブ人材―徳島県神山町、美波町および三好市のサテライトオフィスの事例から)ローカルでソーシャルな働き方がもたらすものいま地域をベースに活動する20歳代後半から30歳代くらいの世代からは、地域社会に貢献するというよりも、自分がしたいことに地域の課
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