JPY ¥1,760
山で育った少女サチと海で育った少年ユウタ。ふたりは一年に一度、市の日の川岸での逢瀬を心待ちに過ごしてきた。だがある年、海難でユウタは消息不明となり、サチには庄屋の息子との縁談が持ち込まれる。思いつめたサチは…。〈森山京〉1929年生まれ。作品に「パンやのくまちゃん」(ひろすけ童話賞)等。〈太田大八〉1918年生まれ。多摩美術学校卒業。日本児童出版美術家連盟会員。作品に「だいちゃんとうみ」(絵本にっ   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,090
江戸時代の中ごろ、芭蕉の後をたどり「奥の細道」を旅した女俳諧師がいた。名はなみこと諸九尼。筑後の庄屋の嫁だったが、29歳のとき旅の俳諧師・湖白と欠落ち。湖白が病いにたおれた後、プロの俳諧師として自立した。京都から九州へ何度も足を運び、晩年、念願の「奥の細道」へ。江戸の俳諧と出版事情。当時の女性の地位。東海道から奥州までの旅の仕方。諸九尼の人生とともに見えてくる、多様で豊かな江戸の世界を、遺された旅行記、手紙、句をもとに、綿密に壮大に描きこんだノンフィクション・ノベル。   Honya Club.com


JPY ¥1,485
「伊織よ。今日からお前は、俺の息子だ」播磨の庄屋の次男・田原伊織は、叔父・武蔵に宣言されて、なかば強引に明石藩主・小笠原忠政の小姓にされた。武家の作法も知らず、剣すら振れない自分がなぜ?混乱し反発する伊織だが、自分の前にも武蔵に養子がいたことを知り、やがてひとつの結論にたどり着く。それは、剣豪という枠に収まりきらない男の、宿願とも云える壮大な野望だった!そして寛永9年、江戸城の将軍・家光御前試合で柳生の剣客と対峙した伊織は、この一戦に秘められた、幕府の真の目的を知ることになる―。小倉藩筆頭家老になった息子と武蔵―異色の父子を描く!宮本武蔵の息子にして20歳の家老。剣豪が剣さえ教えず、名門小笠原家に小姓として入れた少年・伊織。彼の見た、戦国乱世の終焉と、養父の壮大な野望とは。小倉藩筆頭家老になった息子と武蔵、異色の父子を描く。   Honya Club.com


JPY ¥12,100
1 東寺の僧侶、その職位とはたらき(永久元年の真言宗阿闍梨と東寺定額僧;年行事と案文―中世前期東寺における文書管理;公文快実とその文書)2 荘園、そして荘園史料からの発展(土地範疇と地頭領主権;地下請小考;東寺領近江三村庄とその代官;周防国美和荘兼行方の年貢収取について;新見荘祐清殺害事件の真相;備中国新見荘における代官新見国経期の公用京進と商人の活動;室町期東寺の寺院運営に関わる夫役と膝下所領;中世後期における村の惣中と庄屋・政所―山城国上野荘の場合;葛野大堰と今井用水―地域史への試み)3 権力の裁許、政治勢力の地域的展開(六波羅探題における「内問答」と「言口法師」;観応の擾乱以降の下文施行システム―尊氏・義詮下文施行状を中心として;室町期越中国・備中国の荘郷と領主;戦国期西播磨における地域権力の展開―龍野赤松氏の動向を中心に)4 史料の性格の読解(東寺宝蔵の文書の伝来と現状―御道具唐櫃の文書を中心に;「東寺長者補任」の類型とその性格;「延文四年記」記主考)   Honya Club.com

(PR) 夢行脚

JPY ¥814
「戻るところなど、どこにもございません」江戸中期、筑後国。旅の俳諧師と出会った庄屋の妻は、全てを捨てる覚悟を決めた―。愛と俳諧にその身を捧げ、ついには芭蕉の足跡を辿って単身奥州路へ。のびやかな心のままに生きた女宗匠・諸九の物語。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
世界最深7703メートルの超深海で、生きた魚類の撮影とサンプルの取得に成功した海洋生物学者の著者が、満を持して贈る!第1章 海洋生物学の冒険(海は"道"か;海のホット・スポット ほか)第2章 "海の視点""陸の視点"(小説『珊瑚』―新田次郎の視点;日本の海難事故 ほか)第3章 オーストリア=ハプスブルク帝国と海洋 「うたかたの恋」―皇太子ルドルフのサンゴ(陸の帝国―オーストリアの海への挑戦;ウィーン自然史博物館―ハプスブルク家のコレクション ほか)第4章 明治の西洋動物学の黎明―木下熊雄(上)(日本近代の博物学の祖・モース;ドレッジ(底引き網)で採集 ほか)第5章 明治の西洋動物学の黎明―木下熊雄(下)(木下熊雄―そのグローバル性とネットワーク;手永惣庄屋をつとめた父・木下助之 ほか)世界最深7703メートルの超深海で、生きた魚類の撮影とサンプルの取得に成功した海洋生物学者の著者が、満を持して贈る書。「「海の視点」「陸の視点」」「明治の西洋動物学の黎明・木下熊雄」などを論じる。   Honya Club.com


JPY ¥6,050
明治維新の変革を実現した主体は、どの階層の人々だったのか。歴史の表面に現れにくい民衆の意志や行動を如何にとらえていくかは、歴史をどうみるかの重要な視点を示してくれる。変革を担った民衆は、多様な姿を持ってその中に登場してきた。幕末・維新期に底流する大きな流れは、個々の局面の蓄積の中で次第にその自己の全体像をあらわにする。1 民衆運動と民衆意識(維新変革の現代的視点;「ええじゃないか」研究の現状と問題点;竹槍と旗について―高崎五万石騒動を中心に;維新変革と庄屋役入札―藤七騒動再考;美作血税一揆に関する若干の問題 ほか)2 中間層の運動と民衆文化(幕末期幕領農兵組織の成立と展開―多摩郡蔵敷組合農兵を例として;直轄県における組合村―惣代庄屋制について;由緒書と村社会;幕末における農民と情報;幕末期の地域結合と民衆 ほか)民衆の意志や行動を如何にとらえるかは、歴史を見る上での重要な視点。幕末・維新期、変革を担った民衆は多様な姿でその中に登場する。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
本書は三部構成になっている。1部では、教祖とその家族に焦点をあてて、教祖の同時代に「ひながた」を慕うことがいかに困難なことであったのかを見た。2部では、教祖の教えの中心的な部分に焦点を合わせて、教祖の実践の一端にふれている。3部では、「ひながた」を慕った教祖以後の信者たちの信仰の姿を描いた。1 教祖とその周辺(中山みきとその時代;庄屋善兵衛とその妻―天理教立教当時の精神史点描;秀司と足の悩み)2 教祖の教え(踊りは希望の蘇る現場である;からだのコスモロジー―中山みきの身体観)3 教祖を慕う人びと(被差別部落と天理教;「大逆事件」を背負った女の一生―高木顕明とその娘;天理教ハンセン病布教史の一齣―成田喜九郎氏の信仰の歩み)天理教教祖・中山みきの実践や教説の中心に焦点を当て、彼女をとりまく家族や信者たちの信仰の姿を描く。聞き取りや伝承を掘り起こし、被差別民衆の生きた世界から教祖の「ひながた」の深意を読み取った労作。   Honya Club.com

(PR) 高梁川

JPY ¥1,320
「昨夜出掛け際に作ったおにぎりをほおばり早い朝食を済ませた頃、高瀬舟は、荷車を積んだ一家とともに出発した」岡山県西部を流れる高梁川流域で、庄屋を営む白河家。一族の命運を握るのは、いつも川だった―。江戸から明治という時代の変革期を、川と共に生きた白河家が辿る栄枯盛衰。日々の営みに垣間見える、社会そして時代の横顔を描く意欲作。   Honya Club.com


JPY ¥4,271
第1章 開題(円の平価;村上勘柄衛版『改正新貨条例』;円貨幣制度と問題点)第2章 江戸時代の貨幣制度と貨幣的経済(三貨制度;「米遣いの経済」から「金遣いの経済」へ;新種銀貨の登場;計数貨幣としての銀貨の意義)第3章 外国貨幣との交渉(洋銀;洋銀一枚=一分銀一枚;同所同量の原則;洋銀100枚=一分銀311枚;貨幣問題の対策;貨幣問題の帰結)第4章 円の由来(明治新貨幣制度;銀本位制度の外生的根拠;銀本位制度の内生的根拠)第5章 円の誕生(金本位制度への旋回;価値尺度;一円銀貨と一円金貨;両から円へ;洋銀と一分銀)終章 円金本位制度の確立補論 円の系譜(円の推移;『江川二代記』と高野長英;大庄屋の「御用留」帳;漢学書生の通語なりき)   Honya Club.com


JPY ¥8,800
第1部 近世村方文書の管理と文書引継争論(近世村落における文書整理・管理について;大庄屋文書の引継について;近世村落における文書引継争論と文書引継・管理規定について;検地帳所持・引継争論と近世村落;検地帳所持争論と近世村落―越後地方の事例紹介)第2部 近世民間文書社会の担い手―村方文書を代筆する専業的実務者(近世飛騨地域における筆工と村社会;近世天草の筆者について;京都町奉行所付雑色筆耕について)   Honya Club.com


JPY ¥1,045
宮武外骨とは、何者か―明治維新前夜の一八六七年に生まれ、明治大正昭和にわたり反骨反権力を貫いたジャーナリスト。発布直後の明治憲法を揶揄し不敬罪で初入獄。「滑稽新聞」「面白半分」など百二十余に及ぶ雑誌や書籍を発行。筆禍による入獄四回、罰金・発禁二十九回に及ぶ。一九八五年初版の文庫を改題して装い新たに登場。第1章 大頓智協会ハ讃岐平民ノ外骨之ヲ統轄ス第2章 庄屋の息子第3章 操觚の夢第4章 雌伏七年第5章 言論のテロリスト第6章 余は時代の罪人である第7章 廃姓外骨第8章 東天紅   Honya Club.com


JPY ¥2,670
「近世」日本の民衆像を浮き彫りにする。身近な小さな場面の歴史のなかに大きな世界の歴史を見ていくというユニークな好著。大状況と小状況 序にかえて(戦争の記憶;近世史で考えなおしたいこと)1 村と町のひとびと(義民助太夫と郷土史―助郷反対愁訴伝承をめぐって;天保飢饉下の一詩人―曽我耐軒;幕末庄屋家の一少年の生涯―石見福光下村恵比寿屋新太郎;忠勇碑・義烈碑そして第三の碑)2 情報とひとびと(小間物屋の文化―江戸と田舎を通じて;江戸時代人の医療情報―狂犬病対策を中心に;滞在者からみた江戸;健康についての江戸の役割)3 江戸幕府の役割(徳川政権の性格論―名山大沢不封論について;幕府の公儀性―諸国山川掟について;地名と幕府―江戸幕府のかな表示地名調について)   Honya Club.com


JPY ¥6,820
第1部 中近世移行期の村落と中間層(「地域社会論の視座と方法」をどうとらえるか―村落研究の新しい視座と理念を求めて;一四・一五世紀大和における沙汰人・庄屋層の歴史的位置;中世後期鵤庄の「政所」と在地社会の動向;今堀日吉神社文書の村掟とその署判 ほか)第2部 地域研究の試み―大和の近世村落から(近世初期の村支配のしくみ;文禄・慶長期の村と小領主;近世初期の溜池の開発と水利;近世初期の多武峰領村々とその支配 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥10,340
統合された巨大な権力が存在しなかった時代には、村や荘、郷など、さまざまなレベルの地域の周辺に大小の公共的課題が存在し、大庄屋・庄屋・年寄など村役人クラス、在地する領主・豪族、近代ならば地主・素封家たちが自力で公儀諸権能を発動して、村落とその周辺を含む地域の民生安定に貢献していたと考えられる。文政六年千七カ村国訴にかんする覚書幕末における領主と農民―彦坂領河内国河内郡四条村を中心に地主制にかんする二・三の問題―大阪周辺についての考察幕末の一揆・打ちこわし(書評)堀江英一著『明治維新の社会構造』近世初頭における畿内幕領の支配構造初期免定の記載様式について甲賀の火矢十七世紀における産業構造の特質(書評)八木哲浩著『近世の商品流通』〔ほか〕日本近世史研究の第一人者の業績を集大成。本巻では、「畿内からみた幕藩制社会」と題して論文17本と書評2本を収録。著者の研究対象が1959年に幕末明治期から近世初期へと大転換したことがよくわかる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
休養のため岡山県の僻地、鬼首村を訪れた金田一耕助。耕助が逗留する「亀の湯」の主人源治郎は二十年前に殺害され、犯人と目される詐欺師恩田幾三はいまだ捕まっていないという。東京で大人気のタレント大空ゆかりが、故郷のこの村へ帰ってくる―村中が歓迎ムードで沸き立つ中、庄屋の末裔多々良放庵が突如失踪。これを皮切りに、悪魔が仕掛けたような狂気の連続殺人が、手毬唄にのせて幕を開ける…。閉鎖的な山村を舞台に、真骨頂「見立て殺人」の深化に挑んだ、横溝文学の集大成。閉鎖的な山村を舞台に、真骨頂「見立て殺人」の深化に挑んだ横溝文学の集大成。「宝石」元編集長大坪直行、講談社元編集長原田裕インタビュー「戦後探偵小説のあゆみ」初公開。   Honya Club.com


JPY ¥2,305
築80年の民家を移築、数寄屋風主屋との調和を図る。歳月を重ねて魅力を増す自然素材多用の田園調布の家(畠山博茂建築設計事務所)南面する各室を結ぶ表動線と日常生活の裏動線を設けた家(神家昭雄建築研究室)旧家屋でのライフスタイルを踏襲し、設備面での充実を図った家(伊東工務店一級建築士事務所)時の流れをゆったりと感じ、穏やかに時を重ねて行ける家(M.I.A.ARCHITECTS・鈴木道子)家族全員の努力で実現した、棚板一枚までこだわった家(吉橋栄治建築設計工房)4世代のプライバシーとコミュニケーションを考慮した家(サンハウザー2級建築士事務所)老後を趣味の茶道で過ごす数寄屋風の離れ(降幡建築設計事務所・東京事務所)内と外との緊張感をつくり、庄屋屋敷の品位を再現した家(倉橋英太郎建築設計事務所)和風ならではの柔軟な空間演出ができる伝統の住まい(佐竹建築事務所)築100年以上の民家を現代生活に即して再生した家(古民家再生工房・矢吹昭良)〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,760
家族や周りの人々の深い愛情を受け龍馬はたくましく育つ。一方、土佐の山里では、龍馬に遅れること2年5ケ月、中岡慎太郎が大庄屋の跡とりとして産声をあげた…。高知出身の著者が渾身の力を込めて描く「龍馬伝」。   Honya Club.com


JPY ¥7,920
本書は、東京大学経済学部図書館文書室に所蔵されている山城国の大庄屋浅田家(現・京都府相楽郡山城町)の文書を中心とする諸史料に基づき、近世から近代にかけての南山城農村の成立・展開・再編の過程を多面的・実証的に明らかにしようとするものである。第1章 上狛村の村切りと共同体第2章 江戸時代前期の農民家族第3章 江戸時代中後期の農民家族―宗旨改帳より第4章 南山城と都市―人の動きを中心に第5章 浅田家の商人的活動と藤堂藩第6章 近世南山城の綿作と浅田家の手作経営第7章 南山城茶業の展開と茶業金融第8章 上狛村の階層構成と茶業の担い手たち   Honya Club.com


JPY ¥1,100
第1章 母は、ご飯を炊くことができません(庄屋のお嬢さま;17歳と24歳の夫婦)第2章 家事も育児も、子どもたちがした(2人の幼児をかかえ、途方にくれる;育ての母は、長女の玲子 ほか)第3章 欽ちゃんは、私のお腹から生まれたんだよ(母が、欽ちゃんをたたいた;世渡り上手 ほか)第4章 母は、漢字博士(干支も習字も、母が教えてくれた;宿題ができない! ほか)第5章 生涯、母はお嬢さま(わが家に母を迎えて;テレビが茶飲み友達 ほか)欽ちゃんのお母さんは、子どもの頃、「お嬢さま」として育った。それゆえの失敗や苦労、笑い話がいっぱい。彼女が100歳を迎えたのを機に、萩本家の末っ子の著者がその生き様を綴った、心温まる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥649
目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓にその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村に水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。彼ら五庄屋の悲願は、久留米藩と周囲の村々に容れられるのか―。新田次郎文学賞受賞作。目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓にその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村に水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。彼ら五庄屋の悲願は、久留米藩と周囲の村々に容れられるのか。新田次郎文学賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥15,400
幕藩制国家の領有形態を、外様旧族大名領、織豊取立大名領、譜代大名領に類型化する。佐賀藩、唐津藩、対馬藩田代領を事例に、領民の生産、流通、生活、意識を規定した領有制の実態を探り、幕藩制国家の特質に迫る。幕藩領有制と類型論藩制と領民の動向地方知行制と村―佐賀藩について佐賀藩における身分編成―兵と百姓・町人との関係について対馬藩田代領における初期庄屋の様相幕藩制国家における知行継承の特質藩国家認識の形成と展開天保期における藩国家論―柳河藩士三善庸礼著「御国家損益本論」について肥前上松浦幕領における全領的村方騒動幕末期における給人と知行村幕末期佐賀藩における村方の諸要求幕藩領有制の解体―明治二年の佐賀藩多久領改革と上級給人幕藩制国家の領有形態を、外様旧族大名領、織豊取立大名領、譜代大名領に類型化する。佐賀藩、唐津藩、対馬藩田代領を事例に、領民の生産、流通、生活、意識を規定した領有制の実態を探り、幕藩制国家の特質に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
名主さんも庄屋さんも凄かった!!徳川日本を支えた真の立役者!序章 武士のいない村の政治と自治第1章 上野国旗本知行所の名主伊能家の仕事第2章 武蔵国幕領の名主・大惣代佐野家の仕事第3章 播磨国御三卿清水領知の庄屋・「取締役」三枝家の仕事第4章 播磨国姫路藩領の大庄屋三木家の仕事終章 徳川日本と村役人なぜ江戸時代は260年余も続いたのか? 全国には6万を超える村があったが、各村には名主や庄屋と呼ばれるスーパーマンが存在していた。彼らこそが幕藩体制を支える核であり、彼らの仕事を知ることこそが江戸時代の理解に繋がる。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
明治ー昭和初期の教科書に載った、忘れちゃいけない大切なこと。自分で人生を切り拓く―渋沢栄一信じた道を突き進む―勝海舟志を持って働く―豊臣秀吉自分で考えて行動する―徳川家康/藤井懶斎自ら進んで実行する―上杉鷹山先に立って行動する―栗田定之丞人助けをする―徳川吉宗協力して成し遂げる―五人の庄屋心をひとつにする―毛利元就好奇心を持つ―井上伝〔ほか〕〓〓1日1音読、始めてみませんか?小学生のとき、国語の教科書を声に出して読んだ経験は誰しもが持つのではないでしょうか。本書で紹介する作品は、明治ー昭和初期に国語の教科書に実際に掲載されていたものです。作品には、日本人なら一度は聞いたことがあるような偉人が登場します。音読をしながら、その中に登場する偉人・時代背景について学べます。 ★紹介する題材は全部で30作品。1日1回、1か月で読み切れる! ★大き目の活字、全ふりがな付きで声に出して読みやすい! ★巻末の「音読ノート」で、音読の記録がつけられる!   Honya Club.com


JPY ¥12,100
江戸幕府や諸藩は、村々から構成される地域社会を治めるために、村政を司る名主や庄屋の上位に、大庄屋と呼ばれる役人を置いた。その一つである熊本藩の手永・惣庄屋制による行財政機能を詳細に検討。近世の領主制と地域社会の展開を総合的に跡づけながら、明治維新という巨大な社会変革後の近代地方制度やその運営に及ぼした影響を解き明かす。1 近世中後期における地域行財政の展開(近世後期藩領国の行財政システムと地域社会;近世後期の地域行政機構と吏員―領国地域行政機構論;近世中後期の地域財政と地域運営財源;近世後期の転勤惣庄屋制と地域社会―阿蘇郡北里手永を事例として;近世後期の地域行政機構と「零落村」管理―阿蘇郡北里手永を事例として)2 明治前期の地方制度改革と地域社会(近代移行期の地域財政と旧大庄屋行政区;近世地方役人から近代区町村吏へ―地域行政吏の明治維新;明治初期の地方制度改革と地域資産;明治二十年代旧藩領における「民属金下戻運動」の展開)近世の地域行財政と明治維新江戸幕府や諸藩は、村々から構成される地域社会を治めるために、村政を司る名主や庄屋の上位に、大庄屋と呼ばれる役人を置いた。その一つである熊本藩の手永・惣庄屋制による行財政機能を詳細に検討。近世の領主制と地域社会の展開を総合的に跡づけながら、明治維新という巨大な社会変革後の近代地方制度やその運営に及ぼした影響を解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥11,000
第1部 山村の経済構造(山村の生産条件と年貢;近世前期山村における年貢勘定;高千穂郷における村役と役高)第2部 山村の土地構造(南九州における門の構造と展開;椎葉山の焼畑検地;山村社会における融通関係)第3部 山村支配の基調(山村支配の基調と公儀;山村における中間層の様相―日向国臼杵郡高千穂郷の庄屋と郷士;杣山願事件からみた椎葉山と人吉藩)   Honya Club.com

(PR) 岡藩

JPY ¥1,760
「荒城の月」旋律と京風町並み。中川氏が選択した豊饒の地は見事に華開く。海内三嶮城の最上と称された岡城。十二代にわたり改易もなく、農・林・鉱・川漁で豊かに栄え、藩校・由学館で人材育成、『豊後国志』「三宅山御鹿狩絵巻」や田能村竹田などの文化が光る。第1章 中川氏と不落の名城岡城―戦国期を伸し上がった中川氏は、熟慮の末、豊後・岡の地を選択。(岡藩太祖・清秀の登場;清秀の討死と秀政の死 ほか)第2章 藩政の基礎づくり―合議制重視の三代久清は諸法を制定、領内支配のため千石庄屋を設置。(諸藩法と体制の整備;農村支配と千石庄屋 ほか)第3章 商高農低の産業―井路を整備し新田開発・殖産興業を進めた岡藩の礎は山林にあり。(農業を取り巻く環境;殖産と新田開発 ほか)第4章 教育の充実と花開く文化―八代藩主久貞が整えた教育環境から田能村竹田などの多彩な文化人が輩出。(人材育成の拠点・藩校;『豊後国志』編纂と田能村竹田 ほか)第5章 改革に一揆、そして幕末―枯渇する藩庫が招いた領内不安。幕末には討幕・佐幕両派に出兵。(相次ぐ災害と財政再建;新法による圧制が招いた"文化大一揆" ほか)海内三嶮城の最上と称された岡城。12代にわたり改易もなく農・林・鉱・川漁で豊かに栄え、藩校・由学館で人材育成、「三宅山御鹿狩絵巻」や田能村竹田などの文化が光る、岡藩。その消滅と新時代の到来までを描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった。今に伝わる越後の栃尾縞紬は、江戸天明・寛政期に生み出された。機織りの天才オヨと心ある庄屋の合作は、疲弊した村々を救った。双子の姉妹の糸に込めた思いが四季のめぐりと織り重なって…。凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった ―― 越後の栃尾縞紬(とちおしまつむぎ)は江戸天明・寛政期に生み出され、今に伝わる。機織りの天才オヨがたゆまぬ努力で編み出し、ときの庄屋がその開発を助け販路を切り開いたという。この二人を軸に物語は展開する。苦難に立ち向かう彼らに注がれた著者の眼差しはあくまでも温かい。「歴史を深く下降せよ。無名の傑出した民百姓をこそ表舞台へ! 時代歴史小説を書く私の変わらぬ立ち位置です」(「あとがき」より)。   Honya Club.com


JPY ¥2,670
近代日本の幕開けを告げた戊辰戦争―。しかし、魚沼の人びとにとっては、あまりにも多くの犠牲を強いた悲惨な戦いであった。本書は、農民や商人をもまき込んだ魚沼郷の戦火の実態を、丹念な史料収集によって鮮烈に再現。魚沼の明治維新(開戦に備えて;三国峠の戦い;小千谷から援軍;決戦前夜;小出島の決戦;敵弾をくぐる美人女中;清流の声も悲しく;肝っ玉庄屋さん;母親の背に流れ弾丸;貧しかった庶民の暮らし;両軍から物資の要求;庄屋の家打ちこわし;会津軍逆襲の失敗;贋金事件で大騒ぎ;敗軍の将は兵を語らず)魚野川の川舟(河井継之助の川舟通行税廃止;川漁と川舟の利害対立;20メートルの大型客船;下り大名上り乞食;夏やせしたら舟に乗れ;川舟1隻は家1軒;舟着き場柳原の歌)   Honya Club.com


JPY ¥836
農民出身ながら、怒涛の時代に、幕政を担う老中の代行役として、備中松山藩(岡山県高梁市)を赤字から黒字経営に転換させ、藩政改革を見事に果たした山田方谷。改革成功の秘訣は何か?民の幸福を願い「人としての誠を貫く」生き方の中に見えてくるものは…。行財政改革に混迷する今の世におくる啓発の一書。第1部 備中が生んだ希代の神童(藩主の留守を守り抜く;幕府の運営は庄屋仕立て;家臣としての分限を心得る ほか)第2部 「誠」を貫く改革の炎(治国の大方針確立が先決;鷹山の大義を称える;山だし家老に藩の全権を委任 ほか)第3部 分限を生き抜いた孤高の名臣(徳川政権は汚れ傷んだ古着;安政の大獄案に具申;時流に逆らっても仕方ない ほか)   Honya Club.com


JPY ¥9,350
第1部 尾張藩社会の文化展開(尾張藩国学の在村展開;近世後期尾西庄屋のネットワークと教養形成―海西郡荷之上村服部家の蔵書と読書の分析 ほか)第2部 尾張藩社会の都市と農村(「御触流留帳」にみる名古屋商人と尾張藩;近世尾張の結城縞―中島郡起村を中心に ほか)第3部 尾張藩社会の山村と漁村(尾張藩社会と猛禽類(巣山と鷹);御三家筆頭の鷹場支配 ほか)第4部 幕藩社会と尾張藩社会(尾張家における「御出入之衆」と江戸屋敷;尾張藩と中西家―大坂御用達役闕役期の動向をめぐって ほか)   Honya Club.com

(PR) 雷桜

JPY ¥616
江戸から三日を要する山間の村で、生まれて間もない庄屋の一人娘、遊が、雷雨の晩に何者かに掠われた。手がかりもつかめぬまま、一家は失意のうちに十数年を過ごす。その間、遊の二人の兄は逞しく育ち、遊の生存を頑なに信じている次兄の助次郎は江戸へ出、やがて御三卿清水家の中間として抱えられる。が、お仕えする清水家の当主、斉道は心の病を抱え、屋敷の内外で狼藉を繰り返していた…。遊は、"狼少女"として十五年ぶりに帰還するのだが―。運命の波に翻弄されながら、愛に身を裂き、凛として一途に生きた女性を描く、感動の時代長編。乳飲み子の頃に何者かにさらわれた庄屋の愛娘・遊(ゆう)。15年の時を経て、遊は、狼女となって帰還した。そして身分違いの恋に落ちるが――。数奇な運命を辿った女性の凛とした生涯を描く、長編時代ロマン。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
先人たちの並々ならぬ努力に日本人の底力を見た。歴史に学ぶ道徳教材。民間親善外交の先駆者・ポテトキング牛島謹爾柴五三郎―立身よりも孝養を「稲むらの火」のみにあらず―義商濱口梧陵平田靱負と薩摩義士鉄眼の一切経高木兼寛―病気を診ずして病人を診よ穂積陳重―日本の国体と法曙の光―日本人の誇りを天下に示した「ヤジロウ」日本の公園の父本多静六の足跡「未成年者飲酒禁止法」をつくった政治家根本正日本精神の体現者杉浦重剛郷土を愛した日本の製紙王大川平三郎村を起こした庄屋埜村半左衛門の生涯外国の脅威に警鐘を鳴らし続けた僧月性石田・梅岩人の人たる道関寛斎と北海道・陸別の開拓   Honya Club.com


JPY ¥10,450
権力に対峙した人びとは如何にしたたかに生き抜いたのか―。中世日本、村に生きた人びとは、権力の支配に接触、抵触しつつ、それぞれの選択と行動をもって、生存の在り方を模索していた。残された史料を丁寧に読み込むことにより、地に足をつけ、働き廻る、活きるためには戦もいとわない普通の住民たちの動態的な歴史社会像を描き出す。序論 日本中世村研究の逍径1 村の実像をもとめて(鎌倉期「百姓中」の出現;中世利根川の築堤と堤用途―「万福寺百姓等申状」の検討;戦国期の仏神田と領主・地下―越前国池田荘を事例として ほか)2 領主支配と村の動向(摂関家領近江国信楽荘における領域と村落;室町期守護権力による軍役・陣夫役の賦課―播磨国矢野荘を事例として;室町末期武家領主による所領支配の実態―長尾忠景を事例に)3 境界と村の力(村の自立と紛争・内乱―紀伊国三上荘願成寺と西畑村;中近世移行期の浅利氏と比内の村々―陸奥・出羽国境の境目争い;近世初期領国境目地域における庄屋と百姓鉄炮)中世日本、村に生きた人びとは、権力の支配に接触、抵触しつつ、それぞれの選択と行動をもって、生存の在り方を模索していた。残された史料を丁寧に読み込むことにより、地に足をつけ、働き廻る、活きるためには戦もいとわない普通の住民たちの動態的な歴史社会像を描き出す。*主な掲載地域下総国(千葉県周辺)、越前国(福井県)、甲斐国(山梨県)、近江国(滋賀県)、播磨国(兵庫県)、上野国(群馬県)、武蔵国(東京都周辺)、紀伊国(和歌山県)、陸奥国・出羽国(東北6県)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
森猛/豊後国国東郡庄屋文書 新涯村下岐部村小原手永 九州西瀬戸郷村史料集    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,056
鳥羽の山田奉行を務める大岡忠相は密貿易に頭を悩ませていた。伝説の海賊・先生金右衛門が多くの手下を従え、親船・巽丸を操り傍若無人に海を駆けていたのだ。忠相は信頼厚い部下を使い、密貿易の実態を探らせる。一方、金右衛門の手下である鯨太郎は、幼馴染みで庄屋の娘・八重と駆け落ちを約束していたが、忠相の罠により、逃亡を余儀なくされてしまった…。やがて徳川吉宗の将軍就任と共に江戸へ導かれた彼らの運命は?北上次郎がお薦めする吉川英治伝奇作品復刊第二弾   Honya Club.com


JPY ¥3,300
第1部(庄松山分家との出会い;系譜を特定するにあたり、参照すべき史料の資格について;松山分家から見た庄家系図)第2部(武将の時代(鎌倉・室町)―『平家物語』から松山城主、蟄居まで;庄屋の時代(江戸)―前半の躍進、後半の停滞;村長・町長の時代(明治・大正)―荘直温の矜持と手腕;忘却の町に生きる(昭和・平成)―庄松山分家のその後)あとがき―忘却について《彼ら「町の名士たち」は、金や権力を自分のために使うただの「金持ち」や「権力者」ではなく、自腹を切ってでも町に繁栄をもたらそうとする人々、すなわち地方自治の担い手を自認していました》(──第三章「村長・町長の時代」より)大正期に高梁町長を勤め、伯備線誘致に尽力した名町長・荘直温(しょう・なおはる)の評伝。明治維新と近代資本主義の激動に直面した町を支えた直温ら「地方自治の担い手」たちは、なぜそこまで町のために尽くすことができたのか。そして今、彼らの事跡はなぜ忘れ去られてしまったのか。荘直温という「個人の歩み」、庄(荘)一族という「人々の足跡」を縦軸に、源平合戦の時代から現代まで、放送大学教授(東京大学名誉教授)の社会経済学者が、徹底した現地踏査と史料精査を経て書き上げた備中900年の歴史。   Honya Club.com


JPY ¥902
貧富を問わず患者の看病にあたる鎮水のもとで医師修業を積む庄十郎。一方で兄の甚八は大庄屋を継いでいた。あの一揆騒動から二十六年、身を挺して増税を撤回した稲次家老は病に倒れた。度重なる不作、飢饉、人別銀。再び百姓に困難が降りかかるとき、怒りの矛先は甚八のいる大庄屋へ向けられた。時代のうねりの中で懸命に慈愛の心を貫こうとする青年医師の目を通して市井の人々を見た歴史大作。「人間ちうもんは、命をかけにゃならんときがある」かつて身を挺して増税に立ち向かった家老がいた。ときは過ぎ、百姓たちの生活は再び逼迫し――。慈愛の心を貫く青年医師の目を通して、市井の人々を見た歴史大作。(解説/上田久美子)   Honya Club.com


JPY ¥2,420
地震の後、津波がくると予感した庄屋の儀兵衛は収穫したばかりの大切な稲むらに火をつけて村人の注意をひき、全員の命を救った。事実に基づいた、いのちを守る防災かみしばい。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,650
【鶴屋南北戯曲賞(第9回)】忘れてはいまいか。ふるさとに置き忘れた生活を、食卓にならんだ品々の創り主のことを、60年前のあの日々のことを?。敗戦の年の12月、松本近郊のある庄屋の暮らしを再現した戯曲。劇団俳優座により上演。    HMV&BOOKS online


JPY ¥8,250
日本人はどのようにして組織をつくり、活性化してきたか。卑邪呼と邪馬台国の組織から坂本龍馬と海援隊の組織に至るまで47の政治・経済集団、戦闘集団の、創造から崩壊に至るまで経過を詳細に描く。日本的組織とは何か日本歴史に見る職制の歩み卑弥呼と邪馬台国の組織聖徳太子と冠位十二階天智天皇と大化改新の官職天武天皇と律令制嵯峨天皇と平安朝の組織坂上田村麻呂と古代の軍組織最澄と比叡山の組織藤原道長と摂政(関白の)組織紫式部と女官の組織粟田真人と大陸交流の組織平清盛と後白河院政の組織源頼朝と鎌倉幕府の組織道元と曹洞禅の組織後醍醐天皇と建武中興の組織足利尊氏と室町幕府の組織蓮如・証如時代の本願寺組織ザビエルとキリシタン布教の組織北条早雲と戦国支配の組織毛利元就とその組織武田信玄と甲州軍団の組織上杉謙信とその組織織田信長と安土城の組織豊臣秀吉と天下統一の組織本阿弥光悦と京都町衆の組織千利休と茶道の基礎組織関ケ原合戦と東西両軍の組織徳川家康と"庄屋じたて"の源流伊達政宗とその軍団組織保科正之と会津藩の成立春日局と大奥の組織大岡忠相と江戸町奉行の組織左甚五郎と職人組織弾左衛門と江戸下層民の組織水野忠邦と株仲間の解散江川英竜と代官の組織二宮尊徳と農村の組織井伊直弼と幕府の開国組織坂本龍馬と海援隊の組織高杉晋作と奇兵隊の組織近藤勇と新撰組の組織松平容保と奥羽越列藩同盟の組織有栖川宮と西軍征東郡の組織大村益次郎と兵制の樹立西南戦争における両軍の編成田代栄助と秩父困民党の組織伊藤博文と藩閥政府の構成   Honya Club.com


JPY ¥902
日本海の隠岐島。討幕の二人の天皇が流された勤王の地。尊王攘夷派の若き庄屋・井上甃介は、幕末、農民三千人を集めて武装蜂起。幕府寄りの松江藩を島から追放し、世界初の自治政府を立てた。王政復古と維新に、夢をかけた男たち。だがその理想は、新政府に裏切られる。大いなる志を胸に闘い、倒れた若き志士たちの青春と復讐、再起を描く、激動の幕末維新ロマン!   Honya Club.com


JPY ¥913
武市半平太に導かれ、土佐北川郷の庄屋の息子・中岡慎太郎は幕末維新の表舞台に躍り上がる。盟友・坂本龍馬とともに長州の高杉晋作・久坂玄瑞・桂小五郎、薩摩の西郷隆盛・大久保利通らと交わり、ついに維新の転換点となる薩長同盟を成し遂げる。奔放不羈の龍馬とは正反対の生真面目で理屈っぽいいごっそう(頑固者)の一代記。坂本龍馬とともに暗殺された男、中岡慎太郎。彼はいったい何者だったのか。龍馬がもっとも頼りにした男の波瀾万丈の一代記。坂本龍馬は中岡慎太郎のことを以下のように評したという。「私は中岡と共に様々な策を講じたが、いつも意見が合わないことが悩みだった。しかし、私にとってはこの男でなくては、共に事をなせるような者はいない」土佐藩の山間の小さな村の庄屋の家に生まれた光次(のちの慎太郎)は、やがて志士活動に身を投じ、幕末という時代を駆け抜けてゆく。地味で地道でいごっそう(頑固者)。真面目と理屈っぽさだけが取り柄の男が、魑魅魍魎うずまく幕末の世で成し遂げたこととは?   Honya Club.com


JPY ¥3,784
木曽馬籠の里を舞台に明治維新の或る側面を描いた歴史小説である.主人公青山半蔵は,代々本陣・庄屋・問屋の三役を兼ねる旧家の跡継ぎ息子.山深い木曽路にも黒船来航の噂が伝わり,旅人の気配ただならぬ頃から物語は始まる.藤村は,維新の下積みとなって働いた人々を描くことを意図してこの大作を書いた. (解説 猪野謙二)   Honya Club.com


JPY ¥10,120
第1部 畿内・近国の旗本知行所と在地代官(畿内・近国の旗本知行所と在地代官;大庄屋と在地代官;用達・館入与力・名代―摂河播三か国の所領支配と都市的存在)第2部 在地代官と家・「村」・地域(近世畿内の在地代官と家;在地代官沢田家の経営と旗本知行所;在地代官沢田家と「村」落秩序;在地代官沢田家と地域社会)   Honya Club.com


JPY ¥12,650
本巻には、三浦田中家文書の内から、まず第三巻に続き漁業や浦方の生業に関わる史料、網主田中家の経営史料を中心に収めた。ついで漁業争論も含めた村政(浦政)に関する史料を近世前期から幕末維新期にわたって収載した。また三浦全体の年貢諸役に関する史料、木材の伐採積み出しに関する史料をまとめて掲載した。最後に三浦田中家の由緒書、および天保十三年の「両三浦大絵図」作成に関する史料の一部を収載した。天明三年四月 出羽国御城米積立船往返日帳天明三年六月 出羽国御城米積立船出帆届写天保六年ー明治三年 安米結出網、小網御免につき諸書物覚安永九年ー寛政八年 網船新古仕替につき覚書文政九年ー明治八年 漁事繁栄記安政三年七月 結出網付鰯子網株借用証文安政七年ー明治五年 大漁干加俵入覚帳安政三年ー明治四年 大漁網縫覚帳〔ほか〕宇和海中部の庄屋だった田中家に伝わる文書を翻刻。3巻に続き、漁業や浦方の生業に関わる史料、網主田中家の経営史料を中心に収め、漁業争論も含めた村政に関する史料を近世前期から幕末維新期にわたって収載。   Honya Club.com


JPY ¥1,708
五十数ヵ村の悲願をかけて直訴する庄屋・甚兵衛―。大和川の氾濫と徳川幕府の圧政に苦闘する農民たちを描く雄渾の長編。   Honya Club.com


JPY ¥713
孤児の青年・喜平は、庄屋の居候として土蔵に住み虐げられた日々を送っていた。ある日、山に入った喜平は、鷹狩りに来ていた当地を治める吉住藩一行と出くわす。喜平をひと目見た国家老・滝田作之助は驚嘆するのだが、それは彼の容貌があまりにも藩主・吉住正明に似ていたためであった。そして、作之助は喜平を藩主の影武者にしようと思いつき、彼を城に招く。影武者となった喜平は病弱で世継ぎ作りもままならない藩主に代わって、正室をはじめ様々な女たちと情交することに…。一介の青年が殿様として、美女めぐりを堪能する魅惑の「運命の変転」を描いた時代官能巨編。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
▼第1章/片目(袋がえし、掟、片目、二匹、奇蹟、春)▼第2章/のろし(のろし、かいぼり、一騎打ち、面影、石神、怪声)▼第3章/ 玉手騒動(出づくり、百姓代、玉手騒動、スダレ、その頃)▼第4章/ボテフリ(驟雨、ボテフリ)▼「白土伝」2:毛利甚八●主な登場人物/カムイ(処刑されたカムイの双子の兄)、正助(才覚あふれる貧しい農民の子)、草加竜之進(謀殺された日置藩次席家老の遺児)●あらすじ/厳しい身分差別に反発したことで処刑されたカムイ。しかし、彼には、同名の双子の兄がいた。兄のカムイも殺された弟と同じように、自由と誇りを得るためには自分が強くならなければならないと考えていた。ひたすら剣の腕を磨いていたある日、カムイは、剣客・露木鉄山に命を助けられ、その教えを受けることになる。この鉄山のもとには日置藩を脱藩した笹一角が身を寄せていた。ある日、笹一角は、自分が脱藩する原因となった浪人・水無月右近に出会う。そして、この宿敵から衝撃的なことを聞かされる。それは目付・橘軍太夫の策謀によって、次席家老の草加勘兵衛一門と弟の笹兵庫が非業の死を遂げ、生き延びた勘兵衛のひとり息子・竜之進が復讐の機会をうかがっているという事実だった(第1章)。●その他の登場人物/日置藩主、橘軍太夫(日置藩の目付。藩主に取り入り権力を握る)、橘一馬(軍太夫の息子)、水無月右近(片足の剣客)、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、花巻村の庄屋(正助の村の代表者)、横目(目付の手先となって働く夙谷の頭)、サエサ(横目の娘)、謎の雲水   Honya Club.com


JPY ¥1,870
舞台は文化・文政から幕末までの小倉藩領。中村平左衛門と小森承之助、大庄屋を務めた彼らの日記には、日々の営みがありのまま書き留められている。奉行からの無理難題、捕り物やお仕置き、喧嘩の調停など、多事多難な日々の仕事。その一方で、折々に歌を詠み、温泉で湯治をし、念願だったお伊勢参りへ…。当時の食生活や台所事情、神頼みの厄除けに民間療法まで、江戸時代後期の村役人や庶民の暮らしぶりが、鮮やかによみがえる。庄屋走る(手永制;できる男 ほか)多事多難(拷問死;庄屋短命 ほか)世代交代(検見役;代米蔵 ほか)庄屋武装(日々大儀;砲台完成 ほか)舞台は文化・文政から幕末までの小倉藩領。中村平左衛門と小森承之助、大庄屋を務めた彼らの日記には、日々の営みがありのまま書かれている。江戸時代後期の村役人や庶民の暮らしぶりが、鮮やかによみがえる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥924
気付いたら、芝居やテレビで、俳優として文士を演じることが多くなった。茂吉、鴎外、漱石、チェーホフのトリゴーリン。ならば現実にも文士のパロディをやってやろうではないか。髭、庄屋造りの家、着流し。はじめてみるとこの文士という衣装はなかなかよろしい。威張ったり我侭を言ったり酔っ払ったりしても、さほど不自然ではない。珍重される。リアルなのにマジカルな、6年にわたる超作家的日常を具に綴った日記文学。後期高齢者にしてライトノベル執筆。芸人とのテレビ番組収録、ジャズライヴとSF読書、美食、文学賞選考の内幕、アキバでのサイン会。リアルなのにマジカル、何気ない一コマさえも超作家的な人気ブログ日記書籍化!   Honya Club.com


JPY ¥682
「おまえは今日から七代目の夜這い屋だ」。郷里に帰省した大河内和夫は、父親から唐突に告げられる。村の平和は女たちの身体を鎮めることからという考えのもと、庄屋の末裔である大河内家の当主は代々「夜這い屋」という裏稼業を担っているというのだ。否応なしに跡を継いだ和夫だったが、実は未だに女を知らぬ身で…!?日刊ゲンダイで圧倒的支持を得た人気連載、待望の書籍化。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
天下の台所と言われた大阪の繁栄に組み込まれた河内で地域社会の安定と平和で穏やかな村の暮らしを守り抜いた庄屋たち。彼らから学ぶことは現代の生き方を見直すヒントとなるだろう。ここには有名人も英雄も出てこない。誰もがお互いに配慮し助け合って生きる"世界一安全な日本社会"を創り上げた名もない人々がいるだけである。解説1 都市大坂と庄屋2 領主と庄屋3 地域社会と庄屋4 村の暮らしと庄屋5 河内文化と庄屋6 庄屋の果たした役割天下の台所と言われた大阪の繁栄に組み込まれた河内で地域社会の安定と平和で穏やかな村の暮らしを守り抜いた庄屋たち。彼らから学ぶことは現代の生き方を見直すヒントになるだろう。ここには有名人も英雄も出てこない。誰もがお互いに配慮し助け合って生きる「世界一安全な日本社会」を創り上げた名もない人々がいるだけである。   Honya Club.com


JPY ¥3,630
蜜柑庄屋・金十郎 下   Honya Club.com


JPY ¥1,430
二期連続で七千億円もの赤字を計上した「パナソニック・ショック」。日本的経営の象徴であり、日本を代表するメーカーが凋落してしまったのはなぜなのか。それは創業者・松下幸之助に発する根源的問題と、度重なる経営者の失策、そして技術の流れを大きく見誤った戦略ミスにある。二十年以上にわたり取材を続けた著者による渾身のレポートである。第1章 私と松下幸之助第2章 幸之助と松下電器第3章 中興の祖山下俊彦第4章 戦略的な経営第5章 創業者なき経営第6章 破壊の時代第7章 パナソニック再建のためにパナソニック、お前もか! ソニーと並んで日本を代表するエレクトロニクス企業であるパナソニックも二年連続で7000億円もの大赤字出してしまった。なぜパナもダメになってしまったのか。多くのビジネスマンの疑問に真っ向から答えたのが本書である。歴代の社長インタビューをはじめとして、著者の20年以上にわたる取材、その成果である企業分析は圧巻である。優れた技術力と販売力で躍進を続けてきた松下電器。「経営の神様」松下幸之助の経営理念は、いかに変質したのか。またどこで誰が誤ったのか。まず著者は、幸之助の人生をたどりながら、日本的経営の典型といわれる松下流の経営の本質に迫る。 よく誤解されているが、幸之助は決して貧しい階層の出身ではない。父の代で米相場に失敗し 没落していたが、元は庄屋の出身である。若き総領であった幸之助は、松下家の再興というプレッシャーと生来の虚弱体質から、辛い日々を過ごした。そのなかで、幸之助は「他人の顔色を窺う」能力を磨いた。これが小さな町工場だった松下電器を世界のパナソニックに育てた原動力となったのである。「他人に任せる」ことから事業部制が生まれたり、「共存共栄」の経営姿勢が生まれた。同時に人手不足   Honya Club.com


JPY ¥1,100
吉四六さんと庄屋さん   Honya Club.com


JPY ¥1,572
この本には、たいせつな、ふるさとのむかし話が集められています。むかしのままの語りぐちで、ときには声を出して読んでみてください。信濃の国のわたしたちの先祖の心やすがたを知ることができます。まんがやテレビに気をとられて、ともすると忘れ去られてしまいがちな、この先祖から語りつがれてきたむかし話を、なんとかむかしのままのすがたで、みなさんに読ませてあげたいというのがこの本のねがいです。動物話(しっぽのつり;サルとキジのクリ拾い;ガマとサル;スズメとキツツキ;天竜川のカワランベ)しあわせになった話とばちのあたった話(ネズミ浄土;炭焼き喜藤治;おばりてなあ;サルのよめ;まったらこうよ;金ひり小犬;ほらあなの主;ものぐさ太郎)おそろしい話と化け話(ネコと茶がま;てんぐになった信太郎;黒姫物語;じゅうにのかみのおたのすけ;おばけ退治;くもが渕;坊さんになったキツネ)食わずにょうぼうふしぎな話(ほらがいの子;絵ネコとネズミ ほか;うりひめ;あとかくしの雪;デーランボー)恩返しの話(六地蔵;ツルの恩返し;狐穴;宝ヶ池のカッパ;ヘビの恩返し;法蔵寺のネコ;早太郎;山鳥征矢)かわいそうな話(おとっとこよし;親捨て山;まま子のクリ拾い)ゆかいな話(鳥のみじじい;ネズミ経;切明の庄屋;とんち役人;あんころもちぞう;鼻かぎのぬけ八;へっぴりよめ;糸ひきむこ;足の化けもの)長野県の各地に古くから語り継がれてきたたくさんのむかし話。本書ではそれらを集め、動物話、幸せになった話・ばちにあたった話、恩返しの話など、テーマごとにまとめて紹介。語りや方言の味わいが生きた1冊。   Honya Club.com


JPY ¥16,446
本書は『播磨国被差別部落庄屋文書』として兵庫県神崎郡の旧庄屋鵜野家に所蔵されている江戸期から明治初年の庄屋史料を収載した。収載史料の中には被差別地区名、身分差別展開を意図した呼称など差別につながる記載が含まれているが、史料の内容を明らかにするため、あえて原文のまま収めている。第1章 村支配第2章 凶作・飢饉と田畑の売買第3章 入会と水利第4章 旦那場と草鞋渡世   Honya Club.com


JPY ¥769
幕末怒涛の時期、日本の大道に開眼した中岡慎太郎は土佐、下関、九州、京都を往来して公卿を訪ね、雄藩を結び、陸援隊を組織して討幕と新国家樹立に奔走した。一方『時勢論』を執筆して維新を啓蒙指導し、"世界の中の日本"を視野に入れた国家像を描いている。郷里の復興と自立に尽力する庄屋見習の若者を、維新回天の事業に駆り立てた原動力は何か。慎太郎の思想形成を土佐南学、万葉学の系譜に辿り、維新の周旋家の実像を照射する。序章 評価―岩倉、三条の痛惜第1章 風土―土佐南学と万葉学第2章 出生―北川村の大庄屋第3章 大道―土佐勤王党、五十人組第4章 上洛―象山訪問、容堂謁見第5章 脱藩―三田尻招賢閣、禁門の変第6章 奔走―五卿九州遷座、薩長同盟第7章 周旋―防長四境戦、『時勢論』第8章 討幕―薩土密約、陸援隊第9章 最期―近江屋の一夜中岡慎太郎略年譜   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1章 信州日出塩村の庄屋(水田開発と平田派国学入門;木曽谷における騒動)第2章 東山道軍への従軍(東山道軍の進軍;新政府を支えた豪商たち)第3章 小金原開墾と小作争議(開墾奨励令から入植完了まで(ー明治四年十月);開墾開始から裁判開始まで(ー明治五年五月);加村区裁判所の審理から大審院の審理まで(ー明治十一年五月);千葉県の授産処分以降の小作人たち)第4章 まとめ   Honya Club.com

(PR) 雷桜

JPY ¥1,870
雷鳴とどろく初節句の宵に、何者かにさらわれた庄屋の愛娘・遊。十五年の時を経て、遊は"狼女"となって帰還した―運命の波に翻弄されながら、人の優しさを知り、愛に身を裂き、凛として一途に生きた女性の感動の物語。吉川英治文学新人賞受賞第一作。書き下ろし長編時代ロマン。およそ境遇の異なった男と女の数奇な運命を、情緒溢れる文章で描ききった書き下ろし長編時代小説。   Honya Club.com


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江戸時代の厳しい差別社会の中で、自由を求めて戦う人々を描いた大作! ▼第1章かくれみの▼第2章・助命金▼第3章・八方変現▼第4章・掟返し ●主な登場人物/カムイ(下忍となった夙谷の民)、正助(庄屋も一目置く貧しい農民の子)、草加竜之進(謀殺された次席家老の遺児) ●あらすじ/厳しい身分制度がしかれていた江戸時代の日置藩領。目付けの橘軍太夫と結託した悪徳商人による不当なマユの買い付けに農民の不満が爆発し、一揆に発展する。この「玉手一揆」は、花巻村の正助による巧妙な戦術により農民側の勝利で終わるが、その後の責任者の追及は厳しかった。一揆の首謀者として捕えられた正助は父・ダンズリと共に苛酷な拷問を受ける。が、苔丸らの尽力によって正助のアリバイが認められ、無罪放免となる。釈放された正助は、夙谷の娘でカムイの姉であるナナと愛しあっていることを公表する。この身分制度の壁を乗り越えた二人の愛は、領民の結束をより固めることになった。一方、カムイは、自分を忍者として育ててくれた赤目が"抜忍"となったことで、その殺害を命じられる。自由を求めて忍びの道に入ったカムイであったが、この世界にも自由が存在しなかったことを思い知らされ苦悩する。その赤目は新興商人・夢屋と組んで日置領内で秘かに活動していた……… ●その他の登場キャラクター/弥助(カムイの父)、ナナ(カムイの姉)、ダンズリ(正助の父)、花巻村の庄屋(正助の主人)、竹間沢村の庄屋(正助の良き理解物)、橘軍太夫(日置藩目付け役)、橘一馬(目付けの息子)、笹一角(元・日置藩剣法指南役)、水無月右近(剣豪の浪人)、横目(夙谷の頭)、サエサ(横目の娘)、赤目(抜忍。カムイの忍びの師で「日の市」と名を変えている)、日置藩主(暗愚な領主)、城代家老(目付けと対立し   Honya Club.com


JPY ¥1,210
竹の中で育まれ、不老不死をもたらすと伝わる真珠にも似た秘宝「竹の石」。古来、天下人への献上品とされてきたが、一つだけ村の庄屋が秘匿していた。それは昔、万病に効く薬を探求していたゼンの師・カシュウが村を訪れた際、竹の中から見つけたものだという。その存在が何故か漏れた。正体不明の賊が、強奪計画を立てていると知った庄屋の娘は、ゼンに警護をして欲しいと依頼する。折しも村は祭り。賊の来襲には、好機といえた。竹の中で育まれ、不老不死をもたらすと伝わる真珠にも似た秘宝「竹の石」。古来、天下人への献上品とされてきたが、一つだけ村の庄屋が秘匿していた。それは昔、万病に効く薬を探求していたゼンの師・カシュウが村を訪れた際、竹の中から見つけたものだという。その存在が何故か漏れた。正体不明の賊が、強奪計画を立てていると知った庄屋の娘は、ゼンに警護をして欲しいと依頼する。折しも村は祭り。賊の来襲には、好機といえた。   Honya Club.com


JPY ¥792
小さいときから強情でいたずらっこだった篤蔵は、福井の大庄屋の次男坊。高等小学校の時、ひょんなことから鯖江連隊の田辺軍曹からご馳走になった"カツレツ"の味に仰天。彼の運命が大きく変わることに―。その後、家出同然に東京へ行き、西洋料理の世界に裸一貫で飛び込んでいく。明治生まれの若者が、日露戦争以降の東京で、激動の時代と共に、力強く成長していく立身出世の物語。明治の半ば、一枚のカツレツに出会った福井県の少年。上京し、裸一貫で西洋料理の世界に飛び込んでいく…。日露戦争以降の東京で、激動の時代と共に、力強く成長していく篤蔵の物語。TVドラマ化。   Honya Club.com


JPY ¥13,750
本書には、三浦田中家文書の内から、藩側から下達されてきた触書、漁業や浦方の生業に関わる史料を、内容のまとまり毎に編年して収載した。また、第二巻に収載できなかった近代初期の「御布令控帳」三冊(明治元年ー同三年)および近世後期の藩からの触書を編年した「田中氏要用記」を冒頭に収めている。明治元年―御布令控帳明治二年―御布令控帳明治三年―御布令控帳宝暦三年ー明治三年―田中氏要用記延宝四年ー天明三年―御城米廻船御定法御掟板札の表写寅(元禄十一年)十一月―深川妙栄寺日泰手配人相書ほか触書写元禄十一年十二月―古金銀引替取扱につき触書写元禄十三年八月―歩一取立につき触書写元禄十三年九月―銀札引替につき触書写庚辰(元禄十三年)十一月―上納銀札出歩銀につき触書写〔ほか〕宇和海中部の庄屋であった田中家に伝わる文書を翻刻。藩側から下達されてきた触書、漁業や浦方の生業に関わる史料など近世史研究における貴重な史料を、内容のまとまりごとに編年して収載。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
『蔵六の奇病』論(扉絵;ねむり沼;春;太陽;赤;囲炉裏端;あばら家;雨の季節;あばら家で;夏;晩夏;森の中;大風;おそろしい夢の中;秋祭り;冬;庄屋の家;儀式;空;美しい絵)『マンホールの中の人魚』論(扉絵;アトリエ;隣家;マンホールの中;下水溜り;アトリエへ;ふたたび隣家;アトリエの人魚;絵描きの庭;老婆、アトリエへ;人魚;ビデオ版『マンホールの中の人魚』;幕開け;音;散策;邂逅;初恋;爛れ;写生;意思;カンバス;七色;終焉;怪奇と叙情;おっぱい;水;音色)『赤い蛇』論(扉絵;旧家;庭;見知らぬ棟;青銅の鑑;言い伝え;廊下;父;母;祖母と鬼婆;少年;卵;主(あるじ);来訪者;姉;豹変;姉の死)「蔵六の奇病」「マンホールの中の人魚」「赤い蛇」などを世に送り出したホラー漫画家・日野日出志評論集の第1弾。著者が渾身の力を込めて自身の日野日出志体験を書き下ろした、作品創造の本源に迫る力作評論。   Honya Club.com


JPY ¥9,900
尾張藩御林の管理・利用形態と茸狩木曽山庄屋の村外本伐請負と杣日用の出〓(かせぎ)―尾張藩享保林政改革を中心に飛騨幕領における木材資源の枯渇と植林政策―享保ー延享期を中心に上州山中領における御巣鷹山と山林政策の変遷(下)尾張家一四代徳川慶勝の藩政改革と櫨木植栽研究ノート 秋田藩林政と森林資源保続の限界長篠・長久手合戦図屏風の製作背景尾張徳川家伝来「羅生門絵巻」について新発見の「源氏物語絵巻桐壷」―製作背景とその特質   Honya Club.com


JPY ¥2,420
中世後期から近世初期にかけて、村々は盗人・殺人などの事件に対処し、近隣の村どうしのもめごとを解決し、領主権力に抵抗し、外敵を排除するために、日常的に村として武装していた。非日常的な蜂起として知られる土一揆や百姓一揆の闘いは、日常的に保持する武装、つまり自律的な紛争解決能力と態勢に基礎をおいていた。1 村の武力と自検断(村の若衆と老若;落書・高札・褒美;逐電と放状)2 挑戦・身代り・降参の作法(言葉戦い;身代り手法・わびごとの作法;村の扶養者)3 庄屋・政所・在地領主(中世庄屋の実像・領主政所と村寄合;在地領主の勧農と民俗)   Honya Club.com


JPY ¥4,730
南谷大橋から大橋遠望庄屋緑の角林門林の屋並新橋のあと一本杉鷲原喜時雨の農家今市通り笹山青野林道から青野山1沙羅の木女学校あと段々畑青野山2鉄砲町機関庫魚店通り   Honya Club.com


JPY ¥1,980
近世中期の農村社会の克明な記述で知られる「万年代記帳」(1714‐62年)。福岡藩支藩としての直方藩時代、そして本藩に併合後の混乱期―庄屋二代の50年にわたる見聞から、犯罪・事件の記録を取り上げ解説を加えた。第1部 「万年代記帳」と江戸期の刑罰(新山崎村と「万年代記帳」;「万年代記帳」の時代背景;「万年代記帳」関連年表;江戸期の刑罰;幕府法と藩法 ほか)第2部 「万年代記帳」に見る事件と犯科(「目やす竹の筒」から目安箱へ;飢民山に上る事;御法度も金次第か;騙されてくびにされた庄屋;胡麻の油と百姓は ほか)   Honya Club.com


JPY ¥7,700
1 村落と民衆(中世前期の肥後国の村落―阿蘇社別宮健軍社領津守保の村落復原;山城国伏見荘における沙汰人層の存在形態と役割)2 領主支配の変容(「堺公方」期の京都支配と松井宗信;鷹峯城再考 ほか)3 民間社会の動向(キリシタン信仰の変容―潜伏キリシタンとカクレキリシタンのオラショの比較;近世中期の全藩一揆の構造―久留米藩宝暦四年一揆を中心に ほか)4 近代の胎動(幕末期における西洋流砲術の伝播について―池部啓太と田結荘斉治の交流書簡を中心に;明治維新期の熊本藩惣庄屋集団の意見書について―史料紹介を兼ねて ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,282
庄屋どんと御池の竜   Honya Club.com


JPY ¥3,300
現代の生活習慣を育んだ江戸時代の「村」。苗字・土地の所持や家格と由緒に基づき、多様で柔軟に変動する「百姓」。身分制度下の村社会を、百姓・大庄屋・郷士・被差別民らの上昇願望と差別意識などから明らかにする。村と百姓身分―プロローグ百姓身分と家近世の村と百姓の土地所持創り出される由緒の家筋郷士と祭礼の語る地域社会―「甲賀忍者」末裔の実像大庄屋の身分格式弾左衛門支配とその境界―東国の賎民身分と差別被差別民と村社会村の身分と由緒―エピローグ江戸時代の人びとは、「身分制」という格差社会をいかに生きたのか。「人」の視点で「身分」に迫るシリーズ。本書は、百姓・大庄屋・郷士・被差別民らの上昇願望と差別意識などから、江戸時代の村社会を解明する。   Honya Club.com


JPY ¥417
蜜柑庄屋・金十郎   Honya Club.com

(PR) 桐の花

JPY ¥1,320
庄屋の家に生まれて三人小町と呼ばれた、はつ、りえ、みよ。関東大震災、株の暴落、地価の高騰、第二次世界大戦など時代の大きなうねりに翻弄されながらも、それぞれの道を生きた明治の女の純情を描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,495
第1部 備中が生んだ希代の神童(藩主の留守を守り抜く;幕府の運営は庄屋仕立て ほか)第2部 「誠」を貫く改革の炎(治国の大方針確立が先決;鷹山の大義を称える ほか)第3部 分限を生き抜いた孤高の名臣(徳川政権は汚れ傷んだ古着;安政の大獄案に具申 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
てるてるぼうず、あしたてんきになあれ―ひたむきなむすめを力強く描く民話風創作絵本!昔、ある村にむすめを大変かわいがる庄屋がいた。そのむすめは、てるてるぼうずを作ってばかりいる。雨がふらないので、田んぼには水がない。困った村人たちは…。ひたむきなむすめを力強く描く、民話風創作絵本。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
おには外福は内―悪い子はいないか?鬼がさらいにくるぞ九十九の学校―取り壊しが決まった古い校舎で子どもたちが会ったのは…いなり神社で大笑い―コントやものまね、だじゃれが入った楽しい劇形はみんな友だちだ―丸の国にやってきた子どもたちが見たものはねらわれた魂―アクションやラップ、動きのあるエネルギッシュな劇ほんとうの宝ものは―ほんとうに価値のあるものは何かを考えさせる劇スマホのメイちゃん―便利で楽しくて身近な存在のスマートフォンに…まいど、ゆうびんです!―電話やメールにはない、手紙の温かさとは…きっちょむさんの生き絵―その日の天気で変わる絵?とんちがきいた話小ぼうずどんと小だぬきどん―寺の小僧と小だぬきたちの化かし合いムーシ町の音楽会―コンピューターは音楽の善し悪しを判定できるのかお正月さん―代官様の家へごちそうによばれた庄屋と子どもたち孫悟空―お師匠様を妖怪たちから守るんだ!ごんぎつね―いたずらぎつねのごん、改心したのに兵十に…まほう―善太と三平の心温まるお話を舞台劇に新構成大江戸落語まつり―「やかんなめ」「皿やしき」「目黒のさんま」の三部構成竹取物語―だれもが知っている「かぐやひめ」の物語こわいおしばい―子つばめたちに見せた、くもの芝居とは?新作の脚本に加え、昔話の脚色、さらにこれまで学校現場で演じられてきた名作といわれる作品も幅広く収録した、子どもたちの「思いやりの心」を育てる脚本集。本巻では、小学4年生向けに18点の作品を掲載。   Honya Club.com


JPY ¥556
黄門様と今も人気のスーパーマン、徳川光圀の虚像と実像、若狭酒井藩の酷政に、静かな抵抗を貫いて散った青年庄屋松木荘左衛門、激しい業苦を抱えて、俗臭と反骨に生きた葛飾北斎、華美驕奢、したい三昧の好運児将軍家斉など、鎖国泰平の三百年を彩った驚くべき人々を、迫真のドキュメントタッチで描く名著。江戸を生きる(その後の織田一族;私説 徳川光圀;松木庄左衛門の抵抗;赤穂事件のかげに;講釈師 馬場文耕の死 ほか)歴史の曲り角(大坂夏の陣;駿府梅屋の没落;木曽川治水紀行;新宿むかしむかし;白虎隊無惨)   Honya Club.com


JPY ¥10,120
戦国期以来、京都近郊の伏見街道沿いで地域の有力者として代々続いてきた、今村家に伝えられた文書群の翻刻史料集。総点数は約六七〇〇点、享禄四年(一五三一)から昭和二二年(一九四七)の、約四〇〇年間にわたる史料によって構成されている今村家文書のうち、(1)戦国期ー近世前期の史料、(2)今村家の由緒や経営に関する史料、(3)幕末の加茂川筋に関連する史料、(4)六条村や銭座跡村の「穢多」および「非人」関係史料、(5)幕末ー明治初年の公用日誌を中心とした近代文書、について翻刻し、解題を付す。解題 近代の柳原庄と今村家(添年寄・中年寄としての今村忠右衛門;柳原庄の庄屋今村家;近代柳原庄の形成と柳原町)第1章 本町通と柳原庄の近代第2章 今村家の人事第3章 明治維新期の日記類戦国期以来、京都近郊の伏見街道沿いで地域の有力者として代々続いてきた、今村家に伝えられた文書群の翻刻史料集。 総点数は約6700点、享禄4年(1531)から昭和22年(1947)の、約400年間にわたる史料によって構成されている今村家文書のうち、 (1)戦国期ー近世前期の史料 (2)今村家の由緒や経営に関する史料 (3)幕末の加茂川筋に関連する史料 (4)銭座跡村や、七条裏の「穢多」「非人」関係史料 (5)幕末ー明治初年の公用日誌を中心とした近代文書 について翻刻し、解題を付す。 上巻には中世ー近世、下巻には近代の史料を掲載し、 文書全点の目録および絵図類の高精細画像とトレース図30点を収録したCDを両巻に収める。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1部 『カムイ伝』概論(『カムイ伝』は何を描こうとしたか;『カムイ伝』の舞台―日置藩はどこにある?;『カムイ伝』の差別論;日置藩の秘密とは?)第2部 『カムイ伝』の人物論(「正助伝」;「苔丸(スダレ)伝」;個人の解放と挫折、そして死)第3部 部落史と『カムイ伝』(近世の身分制度とかかわって;弾左衛門支配について;被差別民の仕事について;被差別民の役負担;『カムイ伝』と部落史学習)補論 『カムイ伝』が映す世界―対談『カムイ伝』が描く壮大な世界を読み解く!/学生運動が高揚した1960年代、白土三平による『カムイ伝』の連載が始まった。『カムイ伝』は、武士や庄屋などの支配階級との闘いを通して、非人をはじめ下人、農民など社会の下層に置かれた人びとの、力強い生き様をリアルに描く。その1コマ1コマにはさまざまな意味があり、読めば読むほど味わい深い作品である。 本書は『カムイ伝』を特に部落史の視点から見つめ直したもの。作品中にあらわれる部落史と関連する点について、単にその批判をするのではない。視角に訴える貴重な資料としての価値、また作品全体を貫く思想を再評価する。 旧版である『カムイ伝のすゝめ』では語り尽くせなかった「部落史とカムイ伝」(本書、第三部)を全面改稿し、図版は旧版の10倍以上を掲載。 旧版発行から12年――この間の研究成果をふまえて、近世部落史研究の第一人者である筆者が『カムイ伝』を読み解く。   Honya Club.com


JPY ¥692
江戸時代の厳しい差別社会の中で、自由を求めて戦う人々を描いた大作! ▼第1章・誕生▼第2章・カガリ▼第3章・剣▼第4章・マスドリ ●主な登場人物/カムイ(差別の壁を力で乗り越えようとする夙谷の少年)、正助(才覚溢れる貧しい農民の子)、草加竜之進(次席家老のひとり息子) ●あらすじ/幕府による厳しい身分制度がしかれていた江戸時代。その寛永年間(1624ー1634年)末の日置藩七万石領内。厳しい差別を受けていた人々の集落は、夙谷(しゅくだに)という地域にあった。その夙谷に生まれたカムイは、このような社会の中で"生きる誇りと自由"を得るためには、自分が強くなる以外に方法はないという信念を持つ。そんなカムイがふとしたことで知り合いとなった少年の正助。貧しい農民の子として生まれた彼も、カムイほどではないにしても恵まれない境遇にあったが、いつかは現在の境遇から抜け出して自分の家や田が持てる立場になりたいと願っていた。ある日、カムイの母親が重い病にかかるが、夙谷の病人ということで町の医者から診察を拒否される。自分の母親が、ろくな手当ても受けずに死んでしまったことで、言いようのない怒りを感じたカムイは、その怒りを森で出会ったイノシシと戦うことで晴らそうとする。しかし、逆にカムイは傷ついて意識を失ってしまうが、偶然、通りかかった正助により助けられる。一方、日置藩では新しい蔵方役による不正な年貢の取り立てが、問題となっていた……… ●その他の登場キャラクター/日置藩主、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、花巻村の庄屋、吉兵衛(かつて日置藩であった百姓一揆の指導者)、草加勘兵衛(日置藩の次席家老)、橘軍太夫(草加勘兵衛に敵意を抱いている日置藩の目付け)、橘一馬(軍太夫の息子)、横目(目付けの手先となって働   Honya Club.com


JPY ¥3,080
本書は、岡山県を中心に「近世末期から近現代の日本において、自治や分権がどのようなところで歴史的に存在し、また機能していたか」について、それを広義にとらえ、「地方統治(政治)をめぐる住民諸階層の歴史的な運動をもその内容に含め」た諸事例を取り上げ検証したものである。地域史における自治と分権山田方谷と地方自治倉敷代官所の郷宿幕末期岡山藩大庄屋の就任をめぐって民費節減政策と地域自由民権と「岡山女子懇親会」児島湾開懇許可をめぐる民権運動と政商藤田伝三郎宇野湾築港反対運動交通網の再編と地域佐藤範雄の大逆事件連座者達への救済運動岡山県の廃娼運動社会事業の組織化に関する一考察『小作料永久三割減闘争』の背景をめぐって山田健次と岡山県和気郡の民衆運動生協法成立期の岡山県の生協運動地域開発と「岡山県南百万都市」問題   Honya Club.com


JPY ¥27,500
図版編(手永・惣庄屋関係図;近世前期史料;近世中後期史料)翻刻編(近世前期史料;近世中後期史料)解説編(近世前期史料からみる領国統治の展開;近世中後期熊本藩の地域行政関係史料)熊本藩では領国統治のため、重層的な行政組織が設けられた。郡代、惣庄屋、会所役人、村庄屋など、行政関係者それぞれの職掌を、絵図・古文書・古記録から解明する。徴税、土地管理、道・橋・用水などの普請、水防、窮民救済、農村復興などの社会の公共的な機能を担う様子と、年貢免率をめぐる百姓との交渉や紛争裁定などから地域の実情を描く。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
庄屋さんの田んぼは、ある年から田植えをだれかがやってくれるようになりました。しかも、秋にはいなほに白い米がついていました。いったいどうしたのだろうと、庄屋さんの家のばあさまが田んぼに見はりに行くと…。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
▼第1章/その後(1)▼第2章/その後(2)▼第3章/大白州(1)▼第4章/大白州(2)▼第5章/海原●主な登場人物/カムイ(忍びとなった夙谷の民。公儀隠密として日置藩の謎を探り当てた結果、命を狙われる運命に)、正助(才覚あふれる農民の若き指導者)、笹一角(草加竜之進が本名。もと日置藩次席家老の子。夜盗の首領を経て日置代官となるが、庶民に理解を持ったため更迭)●あらすじ/幕府と、イタミ屋の背後にいた夢屋の結託による強引な見分に対して起こった一揆は、大きな犠牲と引き換えに、見分の延期が民衆の手に勝ち取られたことで終結する。その一方、幕府のとった警備の手配も迅速かつ大規模なものだった。そして、幕府側の取り調べによって捕えられた多くの人々や、一揆の責任者として名乗り出たゴンたちが迎えた状況は、あまりにも悲惨なもので…。 ●その他の登場人物/スダレ(かつての一揆の首謀者・苔丸。今は夙谷の民となった正助の協力者)、ゴン(正助の友。日置農民の指導者のひとり)、ナナ(カムイの姉で、正助の妻)、一太郎(正助とナナの子)、アケミと五郎(日置の農民夫婦)、竹間沢庄屋(正助の理解者)、佐平次と妙(もとアグリ領の農民と、その妹)、ダンズリ(正助の父)、武助(望月領一揆の首領)、シブタレ(たれこみや)、小六(娘の非業のために精神異常となった農民)、夢屋七兵衛(金の力で権力に対抗しようとする商人)、赤目(カムイのもと師匠で抜忍。夢屋の番頭・市を名乗る)、イタミ屋(江戸の御用商人。夢屋の手先)、クシロ(五代木の漁師。恋に破れ、腕を失う)、横目(夙谷の頭)、キギス(夙谷の新しい頭)、サエサ(横目の娘。カムイに惚れて、くの一となる)、橘一馬(もと日置藩目付の息子)、錦丹波(日置領代官。二階堂流の使い手)、稲富一心(代官   Honya Club.com


JPY ¥11,000
中近世移行期における地域社会はどのような歴史を歩んできたのか。近江の琵琶湖周辺や摂河泉の村々に残された古文書と景観などから、村落と寺社との関わりを丹念に分析。村落内で宗教的な面だけでなく、領主との仲介や隣村との境界・利用に関する争論の際に影響力を行使した地域寺社の実態を浮き彫りにし、近世へと続く村落の体制をも解き明かす。本書の視角と問題認識第1部 地域寺院と村落・地域権力(地域寺院をめぐる秩序と慣習;地域寺院長命寺と村落・権力;地域寺院における寄進と仏事)第2部 戦国期村落と寺社(戦国期の村落間漁業権・湖岸利用権相論;戦国期の地域寺院と門前村落;大嶋奥津嶋神社における在地寄進)第3部 近世村落の階層・環境利用(中近世移行期近江村落の役負担と階層;近世前期村落の複数庄屋と多数年寄;近世前期村落の大仙陵古墳利用とその環境)さらなる展望中近世移行期における地域社会はどのような歴史を歩んできたのか。近江の琵琶湖周辺や摂河泉の村々に残された古文書と景観などから、村落と寺社との関わりを丹念に分析。村落内で宗教的な面だけでなく、領主との仲介や隣村との境界・利用に関する争論の際に影響力を行使した地域寺社の実態を浮き彫りにし、近世へと続く村落の体制をも解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥572
大名の側室となり、国許から江戸へ出た、庄屋の娘・もみじ。藩主の寵愛を受け幸せに暮らしていたが、男児を産んで以来、正室の態度が一変する。その後、国許の村は怪しい気配に包まれた。化け物退治を得意とする京嵐寺平太郎は、藩主からの懇願を受け、妖刀茶丸を携えて、三つ目入道、白狐のおきんら妖怪仲間と村に向かう。そこで平太郎は哀しい事実を知ることとなる―。切なさが胸に迫る、書き下ろしシリーズ待望の第5弾。大名の側室として国許から江戸に来た庄屋の娘・もみじ。よく尽くす娘だったが、正室の千代は辛い仕打ちをする。それが恐ろしい厄災を招くとは知らずに。その国許に魔物が現れると聞いた京嵐寺平太郎は……。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
大地震・大水害にさいし、歴史文化関係者はなにができるのか。阪神・淡路大震災から東日本大震災に至る「歴史資料ネットワーク」の活動を通して、史料保全、震災資料保存、災害に強い地域社会づくりを提言する。阪神・淡路大震災から東日本大震災へ第1部 大規模自然災害における歴史資料保全のあゆみ(大規模自然災害と地域歴史遺産保全;現代都市社会の歴史意識と歴史学の課題;時代が求める歴史研究のあり方とは)第2部 震災の記憶を未来につなぐ―災害資料の保存活用(震災資料の調査保存活用―歴史文化の基礎をどうつくるのか;人と防災未来センターの開設と大震災資料保存の現況)第3部 災害に強く、豊かな地域歴史文化を生み出すために(市民社会形成の基礎学としての歴史研究の今日的位置;地域歴史文化における大学の役割)被災史料が語る地域の近代―元尼崎藩大庄屋・岡本家文書から大震災、大水害に際し、歴史文化関係者は何ができるのか。阪神・淡路大震災から東日本大震災に至る「歴史資料ネットワーク」の活動を通して、史料保全、震災資料保存、災害に強い地域社会づくりの提言をする。   Honya Club.com


JPY ¥880
禁教の嵐が日本を襲った。苛烈を極めた拷問、眼前で行われる磔刑。村々を束ねる大庄屋は懊悩する。棄教か殉教か。隠れることは正しいのか。「人間には命より大切なものがあるとです」一人の男が決断した殉教、あふれてやまぬ涙。信仰とは、救済とは…。江戸時代を通じて、ひっそりと潜教し続けた福岡県「今村信徒」の慟哭の歴史を、真率に描きぬいた感動の巨編。吉川英治文学賞他受賞作品。禁教の嵐が日本を襲った。苛烈を極めた拷問、眼前で行われる磔刑。村々を束ねる大庄屋は懊悩する。棄教か殉教か。隠れることは正しいのか。「人間には命より大切なものがあるとです」一人の男が決断した殉教、あふれてやまぬ涙。信仰とは、救済とは……。江戸時代を通じて、ひっそりと潜教し続けた福岡県「今村信徒」の慟哭の歴史を、真率に描きぬいた感動の巨編。吉川英治文学賞他受賞作品。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
近世中期の農村社会の克明な記述で知られる「萬年代記帳」(1714?62年)。庄屋二代の50年にわたる見聞から、犯罪・事件の記録を取り上げ、解説を加える。何が罪とされ、どんな罰を受けたか?〈白石壽郎〉1918年福岡県生まれ。小倉師範学校卒業。小学校校長、小竹町教育長などを務めた。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
強かに、狡猾に、ときに残酷に。覇権定まらぬ戦国の世を生き抜く者たち―甲斐・武田家重臣の家に生まれながらも、訳あって牢人となった植原次郎左衛門とその息子・三十郎。数奇な運命により、ふたりは庄屋の娘であった亡き母の故郷の村で暮らすことになる。だかそこでは、武士・解死人・庄屋の縁者という三つの身分に翻弄されながらの暮らしが待っていた…期待の実力派、書下し長編歴史小説。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
▼第1章/歯ッ欠け〔一〕(喜太郎小屋)▼第2章/歯ッ欠け〔二〕(喜太郎小屋/隠山/土鬼/山師/狩り/死闘)●主な登場人物/カムイ(夙谷の非人から天才的忍者に。現在は抜忍として逃亡の日々)、宮城音弥(貧乏御家人の子から青山美濃守の小姓になった美少年)、草加竜之進(武家社会に疑問を持つ、元日置領次席家老の子。行きがかり上、笹一角を名乗る)、正助(日置大一揆を指導した廉で舌を抜かれた元農民。庄左ヱ門と名を改め、土木測量に従事する黒鍬衆頭に)●あらすじ/大場出羽守が、実子・ドド丸のために異国人から入手した子供用ラッパ。そのラッパを管理する役目を仰せつかった家臣の小堀伝兵衛だが、ある日、ラッパで遊んでいたドド丸が手放したすきに、カラスに取られてしまう事件が起きた。責任を取って伝兵衛は切腹し、長男はラッパを探しに当てもない旅へ出る。それから半年後、憔悴して行き倒れた彼を、谷地湯の湯番・喜太郎が助けるのだが…[歯ッ欠け〔一〕]。●本巻の特徴/日置領・谷地湯。ここに一軒のさびれた湯宿がある。宿を管理する喜太郎は、歯ッ欠け率いる猿の群れを餌付けし、金塊を持って来させることに成功。ひそかに一攫千金を夢見る喜太郎のもとを、ある日、カムイとその甥・一太郎が訪れて…!?●その他の登場人物/望月佐渡守(猿投沢城主。一万石だが酒井の陰の参謀で、権謀術数に長ける)、竹間沢(日置領竹間沢村庄屋)、一太郎(カムイの姉・ナナと正助の子。幼くして女忍サエサにさらわれ、殺し屋になるが、カムイに救われる)、苔丸(=スダレ。日置領内の百姓影組頭)、市兵衛(=市。港町・五代木の両替商・大文字屋番頭を称しているが、正体は不明)、アヤメ(竜之進の妻)、ナギラ(腕の良い猟師。十年来、白狼の毛皮を狙っている)、喜太郎(日置火山帯の鉱泉   Honya Club.com


JPY ¥692
江戸時代の厳しい差別社会の中で、自由を求めて戦う人々を描いた大作! ▼第1章・怒涛▼第2章・査問▼第3章・蔵六屋敷▼第4章・不穏▼第5章・飢餓 ●主な登場人物/カムイ(下忍となった夙谷の民)、正助(庄屋も一目置く農民の若き指導者)、草加竜之進(謀殺されて次席家老の子) ●あらすじ/花巻村の正助の指揮による新田開発により、領民の生活は飛躍的に向上した。領民の喜びも束の間、財政難に悩む藩主は目付けの橘軍太夫の進言を取り入れ、新田から新たな年貢を取り立てる計画を立てる。この動きを察知した領民の不満は爆発寸前となり、一揆に発展しそうな気配をみせる。一方、すきあらば外様大名の取り潰しを狙う幕府は、何かと問題の多い日置藩の改易を目論んでいた。だが、七万石の小藩にもかかわらず日置藩には、幕府もうかつに手を出せない秘密の切り札を持っているらしい。幕府首脳は、その秘密を探るべく日置領内には多くの隠密が放つ。その隠密の一人であるカムイは、日置藩の秘密を解く鍵が城代家老屋敷で飼われているカメにあるのではないかと目星を付けていた。その頃、正助はワタ作の先進地域の畿内に視察に行っていた。だが、そこで正助が見たものは、飢餓で苦しむ農民の悲惨な姿であった……… ●その他の登場キャラクター/弥助(カムイの父)、ナナ(正助を愛するカムイの姉)、一太郎(正助とナナの子)、ダンズリ(正助の父)、橘軍太夫(日置藩目付け役)、笹一角(元・日置藩剣法指南役)、花巻村の庄屋(正助が住む村の保守的な庄屋)、竹間沢村の庄屋(正助の良き理解者)、横目(夙谷の頭)、サエサ(横目の娘。くの一となって愛するカムイの後を追う)、赤目(抜忍。カムイの忍びの師で「日の市」と名を変え、夢屋に協力する)、日置藩主(暗愚な領主)、三角(みすみ。日置藩の   Honya Club.com


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江戸時代の厳しい差別社会の中で、自由を求めて戦う人々を描いた大作! ▼第1章・剣風往来▼第2章・謎▼第3章・雪どけ ●主な登場人物/カムイ(下忍となった夙谷の民)、正助(庄屋も一目置く農民)、草加竜之進(謀殺された次席家老の遺児) ●あらすじ/江戸藩邸で、日置藩領の嫡子が暗殺される事件が起きる。幕府は、この不祥事を知りつつも、日置藩からの養子縁組の願いを聞き入れる。どうやら日置藩には幕府すら、うかつに手を出せない秘密があるらしい。そんなとき、江戸で後に「明歴の大火」と呼ばれる大火災が発生する。この混乱に乗じて、草加竜之進と笹一角は日置藩主の殺害を試みるがカムイに妨害される。「金こそ力」と考える夢屋は、この江戸の大災害を絶好の商機として利用し、巨額の利益を得る。しかし、日置領・五代木では夢屋のやり方に反発するシクロに率いられた漁民により、その店舗と家屋が打ち壊しにあっていた。その頃、花巻村では正助の指揮のもと新田開発が進められ、一致団結した領民の力により開墾に成功する。差別を乗り越えた、この新田開発の成功により、身分制度によって対立していた夙谷と村の住人との間に信頼関係が生まれていく。一方、カムイ殺害の指令を受けた忍者"搦の手風"が、その機会を窺っていた…… ●その他の登場キャラクター/弥助(カムイの父)、ナナ(正助を愛するカムイの姉)、ダンズリ(正助の父)、橘軍太夫(日置藩目付け役)、笹一角(元・日置藩剣法指南役)、横目(夙谷の頭)、サエサ(横目の娘)、赤目(抜忍。カムイの忍びの師で「日の市」と名を変えている)、日置藩主(暗愚な領主)、城代家老(目付けと対立している)、水無月右近(剣豪の浪人)、雲水(忍びの小頭)、苔丸(スダレの偽名で夙谷に住む)、夢の七兵衛(金が全てと考える、商才   Honya Club.com


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越前一の豪農の父子と妻が歩んだ近代日本のリアルな軌跡。従来の教科書的理解では、決してわからない日本の近代化の多面的な実相を描き出す。第1章 幕末期の杉田家(仙十郎の誕生―内憂外患の時代;大庄屋として;仙十郎の二つの転機―近代の入り口 ほか)第2章 明治期の杉田家(維新政権への期待―天皇・万機公論・身分制解体;留守政府への不満―廃藩置県以後;地租軽減運動の先頭に立つ ほか)第3章 大正・昭和期の杉田家(中央の政治か地方の利害か;鈴の死と定一;定一の死)越前一の豪農として知られた杉田家の父・仙十郎、息子・定一とその妻・鈴。国会議員となった定一を支えた杉田家の困窮、鈴が体現する新しい女性像など、豪農一家の「生」を通じて日本の近代を考える。   Honya Club.com


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明治後期から昭和初期にかけて外交の最前線にあり続け、帝国日本の発展と崩壊を体現した外交官の足跡。日本外交の近代化を目指し、何と格闘したのか…。第1章 千葉の庄屋から世界の舞台へ第2章 帝国日本の台頭第3章 第一次世界大戦期の外交1―連合国との協調の模索第4章 第一次世界大戦期の外交2―新外交への対応第5章 国際連盟での活動第6章 軍縮と平和第7章 満洲事変前後第8章 帝国日本の終焉明治後期から昭和初期にかけて外交の最前線にあり続け、帝国日本の発展と崩壊を体現した外交官の足跡石井・ランシング協定を結び、外務大臣や国際連盟代表として知られる石井菊次郎の生涯を追跡することで、外交とは何か、平和とはいかに構築・維持されるのかという普遍的問題に迫る。   Honya Club.com


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▼第1話/道成寺▼第2話/複合遺跡▼第3話/虫めずる姫君●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)●あらすじ/世に名高い悲恋の物語、道成寺の安珍清姫伝説。旅の僧・安珍に恋をした庄屋の娘・清姫がその叶わぬ恋に身を焦がし、蛇となって道成寺まで安珍を追いかけたという話である。ある日、その舞台となった和歌山県の日高川から、道成寺のものではないかと噂される鐘が発見された。現場に赴いた宗像は、そこで鐘の発見者である女性ダイバー・早鷹渚と出会う。渚の面影に、宗像はある女性のことを思い出すが…(第1話)。●本巻の特徴/民俗学研究の第一人者・宗像伝奇教授が、神話・伝承に隠された更なる謎を解く! 道成寺に伝わる2つの物語・安珍清姫伝説と髪長姫伝説…そのルーツには一人の女性のドラマがあった! 歴史に埋もれた事実が次々と符合し合う「道成寺」ほか、全3編を収録!●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)、宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹・瑞(いつき・たぎり。宗像の姪で瀧の姉たち。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)   Honya Club.com


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飢饉によって餓死者が続出する惨状を救うため、私費を投じて干拓、新田開作に身を捧げた村庄屋・石原宗祐。僧・清虚と岩松助左衛門は、難所と恐れられた岩礁に灯を焚き、灯台の基を礎いた。身を賭して社会に貢献した三人の生き方が教えるものは大きい。石原宗祐(享保の大飢饉;大里六本松馬場の開作;猿喰新田の開作―海を田に;蘭山禅師との出会い;曽根新田の開作―再び、海を田に;宗祐の死と家訓)僧清虚(部埼灯台;清虚と岬の出会い;清虚の生いたち;魔の海を仏の海へ;清虚と青浜村民;灯籠場から灯台へ)岩松助左衛門(海の難所"白洲";手永・町村浦制下の長浜浦;助左衛門の人となり;攘夷風の吹き荒ぶ中で;灯籠台の建設)   Honya Club.com


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土佐国は山深き北川郷の大庄屋に、中岡慎太郎は生まれた。武市半平太を師と仰ぎ、土佐勤王党に加盟。その志は山里にも土佐一国にも留まることなく、やがて脱藩。国事に奔走し、薩長連合にも尽力する。陸援隊を組織し、討幕へとひた走ろうとした矢先、盟友坂本龍馬とともに凶刃に斃れた男の、維新前夜の激しく熱い生涯を克明に追う。序幕北川郷大庄屋と中岡氏成長土佐勤王党五十人組脱皮形勢逆転脱藩有為転変〔ほか〕維新回天、討幕に命を燃やし、薩長連合を実現させた若き陸援隊隊長。坂本龍馬とともに、京都近江屋で非業の死を遂げた中岡慎太郎、30年の炎の生涯をわかりやすく詳細に描く。   Honya Club.com