「ガンバの冒険」「うる星やつら」「のだめカンタービレ」他、背景美術の巨匠が絵の楽しさを語る。小林七郎"絵の心"が生む言葉アニメ美術開拓の軌跡(はじめ人間ギャートルズ;ガンバの冒険;家なき子;宝島;あしたのジョー2;うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー;ヴイナス戦記;少女革命ウテナ;劇場版ポケットモンスター「ピチューとピカチュウ」;フィギュア17 つばさ&ヒカル;のだめカンタービレ;幻の未発表合作アニメ『アステリオン』)"発見"するために描く―描き下ろし画稿制作風景まだ見ぬ"世界"を描き創る―自主製作短編アニメ『赤いろうそくと人魚』北海道、戦争、そして東京―少年期からアニメ界入り前までを習作でたどるガンバの冒険」「うる星やつら」「のだめカンタービレ」他 背景美術の巨匠が絵の楽しさを語る小林七郎さんは、1960年代から2010年代まで、アニメ美術界を第一人者として走り続けた巨匠である。御年87歳。これまで手掛けてきたアニメは150本以上。彼が、"現実とは全く異なる世界観"を様々な美術表現で構築した作品群は、今なお多くのアニメファンの心を引き付けている。その評判と評価は今や海外のアニメファンにも波及している。『ガンバの冒険』で見せた、ネズミの視点をさらに誇張した大きな世界。『はじめ人間ギャートルズ』で見せた、簡略化された記号が表す原始の世界の広がり。『少女革命ウテナ』で見せた、デザイン的センスで作り上げられた象徴的世界… 本書は、そんな小林さんが抱き続けた『アニメ美術と絵に対するこだわりと信念』を、数多くの自作解説から解き明かしていくもの。さらに未発表に終わった知られざる作品とその美術の紹介も収録。本書にて初公開となる小林さんの創作童話も紹介する。トピックは、本書のために描き下ろした新画稿
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