プロスポーツという徹底した実力の世界。そこで毎年結果を出しつづける者たちがいる。野茂、イチロー、新庄、高橋尚子…こうしたトップ選手たちはなぜ、年々進化を遂げるのか?自己を否定し「変身」するのではなく、足りない部分を補い、サビのついた部分を磨き上げる―「自己再生」を繰り返すことで一流は一流でありつづけている。そう著者は分析する。本書では、「自己再生する者」「再生を導く者」の両者に鋭くメスを入れ、一流の条件を探っていく。名将・名選手に学ぶ「勝者になる技術」。第1章 「超」一流の自己再生術(野茂英雄論―「再生」しつづける男;新庄剛志論―「天性の欠落性」という才能)第2章 一流への「再生」術(古田敦也―スリーパーを呼び覚ます頭脳;高橋尚子―小出流「再生」術)第3章 人と組織を「変える」技術(参謀の役割―チームを強くするために;ズデンコ・ベルデニック―Jリーグ弱小チームでの意識革命 ほか)第4章 旧体制からの「再生」は可能か(変わるMLB、変わらないプロ野球;長嶋茂雄―背番号3とは何だったのか ほか)第5章 進化する者たち(松井秀喜「進化」論;小宮山悟の挑戦―海を超えた"オリエンタル・マジック" ほか)イチロー、野茂、高橋尚子…。トップ選手たちはなぜ、年々進化を遂げるのか。「自己再生」を繰り返すことで一流は一流であり続けている。「自己再生する者」「再生を導く者」に鋭くメスを入れ、一流の条件を探る。
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