「自動車の死」を受け入れよう!CASE時代の勝者の戦略!欧州、中国、インドほか海外先端事例が満載。プロローグ 202X年、モビリティ大国・日本第1章 2016年、潮目が変わった第2章 モビリティ社会の主役、ミレニアル世代第3章 温暖化と都市化が求めるエコシステムの構築第4章 デジタル化の波―都市データの集積者が勝者に第5章 中国 自動車「大」国から「強」国へ第6章 大国インドと小国スイス第7章 デザイン主導の新しいイノベーション第8章 「オールジャパン」をやめる自動車業界で話題の「CASE」そして「100年に一度の大変革」。その本当の意味は何か。ビジネスはどう変化していくのか。気鋭の若手アナリストが読み解く!【自動車の「スマホ化」とは?】ガラケーからスマホに変わった時代。デバイス(端末)メーカーは主役の座を奪われた。新たな勝者は、SNSなどのアプリ開発者(フェイスブック、ツイッター)、そしてアップルやグーグルなどのプラットフォーマーたち。「エコシステム」を発展させ、「データ」を制するものが「勝ち組」となった。自動車業界でも同じ現象が起きる。「自動車」というモノが主役の時代から、エコシステムとデータが主役の時代へ。旧来の発想とはまったく異なるパラダイム転換のメカニズムを解き明かすのが本書だ。【モビリティ2.0とは?】モビリティ1.0時代-内燃機関(エンジン)によって走る自動車が「人やモノ」を運ぶ-「自動車産業」という枠組みの中で、車両の生産台数を競う-モノの汎用化が加速し、コスト削減競争で消耗する「衰退産業」モビリティ2.0時代-「データを運ぶ手段」という新しい「意味」が加わる-都市を中心としたエコシステムを活性化させる重要な媒体へ-サービスとしてのモビリティ=「Maa S(Mobility as a Service)」という新ビジネス-世
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