JPY ¥11,000
日本労働法における判例法理の形成・発展過程を学説の展開過程と関連させて内在的に考察し、判例法理の論理・判断基準・運用を包括的に解明すると共に、学説との対比においてその妥当性を検証する。    HMV&BOOKS online



JPY ¥3,520
モデル検査、プログラム検証…計算機科学で重要な論理の数学的な基礎を理解する。証明体系の完全性、計算可能性、ゲーム意味論の妥当性の丁寧な証明を掲載!第1章 準備:命題論理第2章 K第3章 CTL第4章 様相ミュー計算第5章 PDL第6章 ホーア論理基本となる様相論理Kから始め,コンピュータサイエンス(計算機科学)において重要である,CTL(計算木論理),様相ミュー計算,PDL(命題動的論理)について,その数学的な基礎をわかりやすく,かつ厳密に説明する.また,様相論理ではないもののPDLとの関係が深く,プログラム検証を行う際に活躍するホーア論理についても詳しく解説する.各論理については,定義や基本的な定理はもちろん,証明が難解で省略されがちな「証明体系の完全性」「計算可能性」「様相ミュー計算のゲーム意味論の妥当性」の証明も掲載しており,本書一冊で基礎を徹底的に学ぶことができる.   Honya Club.com


JPY ¥5,280
ますます高度化・複雑化する企業取引の固有リスク、内部統制の構築方法、実証手続のポイントや目的をあますところなく詳解。関連法制などの改正への対応はもちろん会計上の見積りの監査対応など、最新情報までカバーした実務家待望の改訂版!!第1章 共通的手続項目第2章 貸借対照表(現金及び預金;受取手形;売掛金 ほか)第3章 損益計算書(売上高;売上原価;販売費及び一般管理費 ほか)第4章 その他の項目(キャッシュ・フロー計算書;継続企業の前提 ほか)第5章 財務諸表監査の全体像(財務諸表監査とは;財務諸表監査実施の基本的な流れ ほか)改訂:本書は、外部監査が実施する様々な監査手続きのうち、勘定財高の妥当性検証のための実証手続きをテーマとして、その目的や実施内容、手続実施上のポイント、さらには監査を受ける会社側における業務効率化のための留意点などについて、監査現場での豊富な実務経験を有する公認会計士の視点からわかりやすく解説しています。   Honya Club.com


JPY ¥5,500
移転価格問題という国境を越えた税金(法人所得税)の奪い合いは、企業からみて非常に困難な問題であったが、一部の企業ではその対応力を高めた結果、どの国でも税金を払わないといういわゆるBEPS(税源浸食と利益移転)の問題が、近年急速に注目を集めている。また、特に無形資産取引の重要性の増大、バリューチェーンの中で本社や本国を通らずに海外で生産して販売する外‐外取引の増大など、従来型の移転価格対応で困難とされてきた領域に、ますます焦点が当たるようになってきている。このような中で、特に事業活動から生み出される付加価値と移転価格との整合性をどのように確保するか、そして移転価格の妥当性の検証のための客観的な手法をどのように適用するかなどを含めて、移転価格コンサルティングの経験から移転価格に関連するさまざまな論点についての考え方や対応方法について、関連者間取引の実態、実務に立脚して解説した。見直される移転価格の原則第1部 BEPS問題のインパクトと対応(BEPSの議論と移転価格のあるべき姿;利益分割法の論点;事業再編と移転価格)第2部 今日の移転価格対応における諸問題(国内外の移転価格規制の動向;移転価格における機能とリスク;移転価格分析における比較可能性の評価)第3部 移転価格対応の精度アップのための論点(著しい景気変動期における移転価格対応;市場の特殊要因についての対応)第4部 移転価格と無形資産評価(無形資産とその所有権をめぐる最近の議論;無形資産の評価アプローチ ほか)第5部 移転価格対応に向けたその他の論点(移転価格対応のための社内体制の整備に向けて;関連者間金融サービス;移転価格と関税;無形資産の移転価格途知財訴訟との接点)移転価格コンサルティングの経験から、移転価格に関連する様々   Honya Club.com


JPY ¥3,520
学生にわかりやすく、かつ読みやすい方法で、重要な概念や原理を紹介する学習書。図解を多用し、一般に妥当で有用であるとされたものを保持しつつ、現代の経済地理学の学生が関心を持つ世界に直接呼びかけ、数多くの新しいアイディアを紹介する。序論 経済地理学の展望第1部 立地と空間:モデルによるアプローチ(経済活動の空間的組織―単純化されたモデル;地表の多様性;輸送と経済活動の空間組織―経路、ネットワーク、輸送費;生産費の空間的差異;需要、規模、および集積;時空間の次元―累積的経済発展)複雑に変動する諸過程を分析し、地理学的モデルの視点から経済活動を解明していく学問・経済地理学の入門書。原書の第3版の翻訳。   Honya Club.com


JPY ¥6,050
従来、ヒトの脳内のレキシコン(心的辞書)では語彙は音韻論的な差異に基づいていくつかのグループに分かれていると考えられてきた。このグループ分けがどのように行われているのかを明らかにすることは当該言語の音韻レキシコンの構造を明らかにすることにつながる。本書ではトルコ語と現代ウイグル語を対象にそれぞれの音韻レキシコンの構造を明らかにし、「核と周辺」構造(Core‐periphery structure)を中心とした音韻レキシコン理論の妥当性を検証した。第1章 序論第2章 先行研究(It^o and Mester 1995a,1995b,1999)第3章 トルコ語第4章 現代ウイグル語第5章 It^o and Mester(1995a,1995b,1999)の理論の妥当性の検証とレキシコンの構造がもつ普遍的特徴に関する仮説第6章 まとめと今後の課題   Honya Club.com


JPY ¥1,324
第1章 正常先の事業性評価(金融行政の変化と事業性評価;地域金融機関に求められる事業性評価;事業性評価実施のための基礎事項;事業価値・将来可能性・経営課題の把握;具体的事業支援策)第2章 要注意先ー要管理先の事業性評価(経営改善支援のための実態把握;体質改善支援;本業収益改善に向けた支援手法;経営改善計画妥当性の判断;計画の進捗チェック)第3章 営業店に求められる事業性評価の実務(「ニーズ」を切り口にした正常先企業との取引深耕;営業店に求められる「経営改善計画」への関与;リスケジューリング先の課題解決支援事例)   Honya Club.com


JPY ¥3,520
本書は、複雑な電子機器とコンピュータシステムを備えた現代の自動車が、どのような仕組みで動作しているかを、より深く知りたい読者(ハッカー)のための書籍です。自動車の脅威モデルの紹介にはじまり、CANバスをはじめとしたさまざまなバスネットワークを解説、さらにCANバスのリバースエンジニアリングを行います。そしてECUをハッキングするための基礎的な知識と具体的なハッキングの手法も紹介。車載インフォテイメントシステムや車車間通信についても解説した上で、そこまでに紹介した方法を用いて発見した脆弱性を攻撃するツールを実際に作成。攻撃のリスクや問題点に対する充分な知識を得た上で、読者がそれらに対応することを可能にします。脅威モデルの理解バスプロトコルSocketCANによる車載通信診断とロギングCANバスのリバースエンジニアリングECUハッキングECUテストベンチの構築と利用ECUや他の組込みシステムへの攻撃車載インフォテイメントシステム車車間通信攻撃ツールの作成SDRを用いた無線システムへの攻撃パフォーマンスチューニング車載システムの実践セキュリティガイド!現代の自動車は、走行に不可欠なコンピューター以外にもカーエンタテイメントシステムなどのさまざまなシステムが搭載され、それらはすべて攻撃の対象になります。本書は、車載システムへの攻撃を防ぐための書籍です。CANバスやECUなどの基礎を紹介し、さらにそれらを操作、変更する具体的なテクニック、そしてセキュリティの妥当性検査を行う方法などの解説を行います。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
第1章 序論(研究の背景;先行研究の整理と問題提起 ほか)第2章 評価尺度の項目作成(質問紙調査(研究1);面接調査(研究2) ほか)第3章 評価尺度の信頼性、妥当性、実用性の検討(信頼性の検討(研究3);妥当性の検討(研究4) ほか)第4章 運動イメージ生成指導法の考案と効果検証(中学生選手への効果検証(一)―運動イメージ生成スキルと動作スキルに及ぼす影響(研究7);中学生選手への効果検証(二)―テキスト分析による心的変容プロセスの可視化(研究8) ほか)第5章 総括的討議(総括;今後の課題 ほか)先天全盲児者のイメージ生成様態を解明した上で、その実態に沿った運動イメージ生成指導法と評価法を開発し、技能学習に寄与する方法論・可能性の示唆を試みた。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
経済成長か、はたまた縮小均衡か。さらに別の道もあるのか?資本主義を世界的視座から問う。第1部 グローバルな視点から、ケインズの現代的意義を考える(金融危機後の、「輸出主導型成長」と「対外債務削減」という幻想;今日の世界でケインズの国際経済学は通用するのか?;なぜケインズが重要なのか―イギリスの政策形成の視点からの検討;現代世界におけるケインズ;哲学から見たケインズの今日的妥当性)第2部 シンポジウム1 世界経済の危機的状況をめぐって(世界同時不況と景気循環;資本主義はいずこへ;歴史の危機と21世紀の利子率革命)第3部 特別講座 ケインズ経済学―回顧と展望第4部 シンポジウム2 ケインズと現代の危機(ケインズと「危機」の思想;ケインズと現代理論;ケインズと国際経済―対外インバランスについての新しいアプローチ)世界の長期不況、貧富の格差を脱するため、世界の第一線の研究者は「ケインズの復活」を唱えている。本書では、彼らの問題提起を受け、「アベノミクス」や資本主義の原理をめぐって白熱した激論を展開する。   Honya Club.com


JPY ¥5,280
実験経済学とは何か?科学における実験の役割、実験結果の現実妥当性、科学哲学・方法論上の論争について経済実験をベースに考察する初の包括的論考。第1部 実験室内での推論(実験室の内部;仮説検定;因果関係と実験統制;予測;消去法)第2部 実験室外への推論(外部的妥当性;経済工学;実験室から外部世界へ;仲介者としての実験;金銭的動機付けについて)経済学の最大の発展分野である実験経済学――それを支える実験アプローチの有効性と限界を科学哲学の立場から論じる初の包括的論考。方法論からの実験経済学入門書でもある。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
マーケティング手段の論理的連関を解明し、ひとつのホリスティック(holistic=全体それ自体として把握すること)な図式として実践的で現実妥当性の高いモデルを提示している。第1章 マーケティングミックスの課題とは第2章 解明への基本フレーム第3章 流通を本質的要素から把握する第4章 消費者の流通機能遂行行動を描写する第5章 購買プロセスから購買・消費プロセスへ第6章 ハワード手段概念の位置づけ第7章 プロセスモデルを一般化する第8章 ボーデンの手段概念をホリスティック図式に取り込む第9章 まとめと展望マーケティング手段の論理的関連を解明し、ひとつのホリスティックな図式として実践的で現実妥当性の高いモデルを提示。流通・マーケティング分野の長年の課題に取り組んだ労作。   Honya Club.com


JPY ¥6,160
第1部 はじめに(分析疫学における基本的な研究デザイン)第2部 疾患の頻度と関連の測定(疾患の発生と存在の測定;曝露とアウトカムの関連を測定する)第3部 妥当性を脅かす要因と解釈の問題(妥当性を脅かす要因を認識する:バイアス;非因果的関連:交絡;効果の非一様性の定義と評価:交互作用)第4部 妥当性を高めるための分析戦略(層化と調整:疫学における多変量解析;質保証と質管理)第5部 疫学研究の結果の報告と応用(疫学研究の結果の公表;公衆衛生政策と疫学の役割)付録ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院の疫学(中級コース)の講義内容をもとに書籍化。観察的疫学から正確な結論を導くための、論理と数理を踏まえた分析と解釈のあり方を提示。600の文献を踏まえて作成され、369もの精選された図表を用い、40の基本的数式に基づく「具体的な計算例」を通して細やかに解説。誤差による研究の「無意味化」を防ぐべく、疫学研究の各プロセスの意義やそこで生じうる問題を、前提となる「仮定」を強調しながら明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
私の経験は、どのように記憶され、語られ、現在の私をつくり、未来の私を方向づけるのか?社会、発達、臨床など心理学の多様な領域から関心を集めている「自伝的記憶」。その全体像を議論し、本質に迫る、わが国初の試み。第1部 自伝的記憶研究の方法(自伝的記憶研究の方法と収束的妥当性;自伝的記憶研究における実験的方法とその問題点;日誌法を用いた自伝的記憶研究;自伝的記憶の発達と縦断的研究)第2部 自伝的記憶の理論(自伝的記憶の機能;ライフスパンを通じた自伝的記憶の分布;記憶システムの中の自伝的記憶;情動と自伝的記憶)第3部 自伝的記憶と時間(自伝的記憶の時間的体制化;自己と記憶と時間―自己の中に織り込まれるもの;時間的展望と自伝的記憶)第4部 自伝的記憶と語り(転機の語り―転機の語りと生涯発達の実相;高齢者における回想と自伝的記憶;語りとその構造;子どもの語りと感情表現)第5部 これからの自伝的記憶研究(自伝的記憶研究の今後に向けて)   Honya Club.com


JPY ¥11,000
刑事手続の活性化刑事立法の妥当性―盗聴の法制化問題を題材にして刑事訴訟目的論序説行政捜索と修正四条―事業所への立入り検査を中心として事実認定の構造と非行事実の認定相対的控訴理由と判決への影響(再論)ドイツ刑事再審法改正論の新展開社会構造の変容と犯罪化と非犯罪化集団犯罪類型の立法論的考察ドイツ刑法典四三条aの資産刑をめぐる解釈について―組織犯罪に対する制裁の一事例〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1章 病院機能評価って何だろう?(機能評価;病院機能評価の概略;病院機能評価は儲かりますか?;受審の効果と利点)第2章 なぜ病院機能評価が経営改善に必要なのか(病院機能評価を受審する;機能評価の10年間の変遷;第1領域の構成)第3章 評価の客観性とMB賞(評価の客観性;妥当性を担保するMB賞の審査手続き)第4章 第1領域を"解体"する(自己評価の記載方法;病院の理念と基本方針;病院の役割と将来計画;病院管理者・幹部のリーダーシップ;病院組織の運営;情報管理機能の整備と活用;関係法令の遵守;職員の教育・研修;医療サービスの改善活動;地域の保健・医療・福祉施設などとの連携と協力;地域に開かれた病院)   Honya Club.com


JPY ¥4,290
待望の第4弾!通達のチェックポイント消費税編の登場!!通達といかに向き合うべきか―税理士にとっての永遠の課題に取り組んだ実務家必読の書!!通達やQ&A等を素材に軽減税率・インボイス制度を巡る実務問題を検討!裁判例の分析を通じて消費税法の重要論点も深く掘り下げ検討!!第1章 総論(インボイス方式導入の意味するところ)第2章 研究編(減軽税率制度導入に関する沿革;国税庁の取扱い ほか)第3章 事例編(税理士が専門学校で行う講師業務について消費税法上の事業該当性が争われた事例;基準期間が免税事業者であった場合の課税売上高について争われた事例 ほか)第4章 研究編(消費税法上の「対価」の意義;消費税等輸出免税に関するサテライトショップ通達の妥当性 ほか)国税庁が公表した「軽減税率通達」、「Q&A」、消費税に関するもののうち厳選した 10 件の裁判例を素材に、軽減税率の適用について、法の趣旨や制定の背景など法的な観点からこれを考察、解説することで、税理士が、消費税の軽減税率の取扱いを正しく理解し、税務処理や顧客へのアドバイス等の業務に活用するための実務書。〇国税庁公表の「消費税の軽減税率制度に関する取扱通達」、「消費税の軽減税率制度に関するQ&A(制度概要編・個別事例編)」、厳選した10の裁判例を素材に、軽減税率の適用可否で判断に悩む論点、軽減税率がはらむ問題点を解説!〇税理士が、適用可否について判断に悩むことが多い消費税の軽減税率。その判断の拠り所となる考えを正しく理解し、税務処理や顧客へのアドバイス等の業務に活用していくための書   Honya Club.com


JPY ¥3,520
第1章 臨床論文で学ぶ(JAMA‐Psychiatryで学ぶ「近親婚と精神疾患の関係」;NEJMで学ぶ「家庭血圧による予後予測」NEJMで学ぶ「TIAの長期予後」;JAMA‐Ophthalmologyで学ぶ「ダークチョコで視力改善」;Lancetで学ぶ「予測モデル」;NEJMで学ぶ「抗血小板併用療法で脳梗塞の再発予防」;BMJで学ぶ「飲酒と心血管疾患の関係」;JAMAで学ぶ「抗血小板薬を服用していない通院患者の大出血リスク」;Lancet−Psychiatryで学ぶ「概日リズム障害と気分障害の関係」)第2章 知っておきたい豆知識(健康寿命はどうやって計算するの?;オッズ比とリスク比の違い;予後因子と予測因子の違い;正規性の確認法について;P値論争;調査人数は1000人が妥当か;簡便な例数設計法)インパクトファクターの高い海外のトップジャーナルに掲載された臨床論文を使って,学習ポイントを確認しながら効率よく医療統計を学んでいきます。本書はこんな方にお勧めします□統計担当者□臨床論文を読むことの多い医療従事者□医薬品・食品の臨床研究担当者□医療系の大学院生   Honya Club.com


JPY ¥2,530
1 一般的な問題2 調査の計画3 行動を測定するための準備4 記録方法5 記録媒体6 測定の信頼性と妥当性7 野外研究8 社会行動9 統計学とデータ解析10 その他の問題   Honya Club.com


JPY ¥3,080
第1章 評価の基本論理第2章 評価における価値観の取り扱い第3章 客観的な評価とは第4章 評価の類型第5章 因果可能性(内的妥当性)の特定方法第6章 一般化可能性(外的妥当性)の特定方法第7章 評価を巡る代表的な論争第8章 具体的な評価の手続ステップ・バイ・ステップ第9章 要約と提言:論理に基づく評価の定着に向けて第10章 特別解説:「事業仕分け」は評価なのか?   Honya Club.com


JPY ¥3,520
第1章 数学的準備第2章 信号とシステム第3章 離散時間線形時不変システム―時間領域表現第4章 フーリエ級数第5章 フーリエ変換第6章 離散時間線形時不変システム―周波数領域表現第7章 連続時間線形時不変システム第8章 サンプリング定理第9章 フィルタ初歩信号とシステムの基礎を初学者向けに題材を絞って豊富な図や例でことがらを説いている。デジタル信号処理の初歩の解説が主眼ではあるが,自己完結的であることをめざしたため,その理解に必要となる連続時間の信号やシステムに対しても必要最小限の記述をあたえている。とくに,離散時間信号と連続時間信号のそれぞれの処理の対応関係や差異をはっきりさせている。少数の例外をのぞいて,ほかの文献を参照せずに本書だけ読めばことたりるという意味で自己完結的である。証明に関しても,数学的には厳密ではないものには,主張の妥当性が納得できると思われる記述をあたえている。演習問題の解答例も含めて,数式の変形はできるだけ途中をとばさずにていねいに記述している。とりわけ導出された数式の意味合いを強調している。   Honya Club.com


JPY ¥13,200
古典考古学から最新の理論まで、考古学の思考法の歴史的展開を、世界的な観点から描ききった大著。現代最高の考古学史家と評されるトリッガーの代表作、待望の邦訳。第1章 考古学史の研究第2章 古典考古学など文献主体の考古学第3章 文献なき古物趣味第4章 先史考古学のはじまり第5章 進化主義考古学第6章 文化史的考古学第7章 初期の機能=プロセス考古学第8章 プロセス主義とポストプロセス主義第9章 実践面での総合化第10章 考古学の妥当性   Honya Club.com


JPY ¥4,950
第1章 問題第2章 目的第3章 主観的学校ストレッサー尺度とストレス反応尺度の作成第4章 学校ストレッサーと主観的学校ストレッサーとの関係第5章 友人関係のあり方と学校ストレッサー、ストレス反応との関係第6章 高校生の主観的学校ストレッサー、ストレス反応、および友人関係の関連における性差の検討第7章 高校生の友人グループが主観的学校ストレッサーとストレス反応に及ぼす影響第8章 高校生における入学前の進学動機、学校ストレス、欠席日数が入学者の学校不適応に及ぼす影響第9章 主観的学校ストレッサー尺度の妥当性の検討第10章 総合的考察学校現場では、不登校、いじめ、非行、校内暴力といった学校不適応の問題が顕在化している。本書では、生徒の学校不適応の問題に関して、学校におけるストレス、すなわち「学校ストレス」の観点から検討する。   Honya Club.com


JPY ¥3,738
ポリティカル・エコノミーとしての財政学の数理的手法によるクリア化、その公準と解決法を提示する。政治と経済との、現実と理論との境界領域を扱う財政学は、制度的な枠組みと機能的な有効性との二つを基軸として研究されねばならない。その総体と諸問題を明確化し、政治的意志形成と財政―金融政策の妥当性を問うための、本格的な数理財政学を提示する。特に赤字国債と財政の国際協調問題を詳論する。第1部 日本財政の過程第2部 財政規模の制御第3部 経済安定と財政政策第4部 国際経済と財政運営第5部 財政運営のあり方第6部 数理財政学の可能性   Honya Club.com


JPY ¥7,150
未来法学序説第1部 公権力の変容と法(「憲法を救済する憲法解釈」の妥当性―日本国憲法33条の場合;公法訴訟論の再構築―あるいは二つの「比較法」 ほか)第2部 企業活動の変容と法(会社と厚生;デジタルプラットフォームと渉外民事紛争 ほか)第3部 家族の変容と法(日本家族の変化と停滞―2030年の日本の家族法;子供の保護対個人情報保護序説―前科照会制度を出発点として)第4部 個人の変容と法(安楽死と馬場辰猪;パワーハラスメントの法律問題―パワハラのない「未来」のために ほか)第5部 知の変容と法(批判法学制度派のヴィジョン―来るべき社会の基本構造;自由意思と民事責任―民事帰責の要件としての「意思の自由」とは何か)2030年の日本社会を想定し,そこに向けた社会の変容と法のあり方を,各分野で最も興味深い具体的な論点に焦点を当てて検討し,そのダイナミズムを描き出す最先端の研究論文を所収する。   Honya Club.com


JPY ¥23,100
時代の混迷に対峙する倫理学・教育学構想の全貌。道徳の普遍妥当性を問い、人間陶冶を一切の哲学の目的としたディルタイは、当時最も重要な倫理学・教育学の思想家でもあった。「倫理学体系」ほか、本邦初訳作品を含む論考群を集成。1 倫理学(道徳意識の分析;倫理学体系)2 教育学(教育学の歴史;教育学体系の草稿)3 教育学2(普遍妥当的教育学の可能性について;ベルリン大学教育学講義覚え書きからの抜粋;教育学への心理学の応用に関する講義;学校改革と教室;学校改革;中等教育の問題と教育学;プロイセン教育制度史の概論的構想)4 法と教育(プロイセン一般ラント法)19世紀末ベルリンで教鞭を執ったディルタイは、道徳の普遍妥当性を問い、人間陶冶を一切の哲学の目的とした、当時最も重要な倫理学・教育学の思想家でもあった。「倫理学体系」他、初訳作品を含む論考群を集成。   Honya Club.com


JPY ¥4,070
政治的争点をめぐる決定に際し、正しい選択を導きやすい参加者構成は何か。民主的決定が正しい選択を導くと論じる「認識的デモクラシー論」を数理モデル分析によって精緻化することで、集合知が生じるメカニズムや条件を明らかに。「素人vs.専門家」という対立構図を超え、新たに「混合派」の価値を探る。序章 話し合いには、誰が参加するべきか第1章 認識的デモクラシー論の概略第2章 先行研究の検討と研究上の空白第3章 モデル分析の外的妥当性と多重モデルによる理想化第4章 モデル分析の内的妥当性とロバストネス分析第5章 システマティック・レビュー―多様性が能力に勝る定理への応用第6章 認知的多様性を多数決で生かすための処方―理由の集計第7章 考察終章 得られた知見とその意義―一般市民と専門家の混合誰が会議に参加するべきか。政治的決定を担うべきなのは、政治家か、専門家か、一般の市民か。数理モデル分析で解き明かす民主主義。政治的争点をめぐる決定に際し、正しい選択を導きやすい参加者構成は何か。本書は、民主的決定が正しい選択を導くと論じる「認識的デモクラシー論」を数理モデル分析によって精緻化することで、集合知が生じるメカニズムやその条件を明らかにする。「素人 v.s. 専門家」という対立構図を超え、新たに「混合派」の価値を探る。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
第1部 認知科学の問題としての協同―その定義とアプローチ(協同―社会心理学的視点から;社会文化的な枠組からの開放的協同活動の概念の定義;ヴィゴツキー主義の視点からの協同問題解決の研究;社会的な心の協同に関する再考;2人の相互作用による協同学習の研究において見失っているものは何か―さまざまな領域での変化や相互作用の展開過程を調べることの重要性 ほか)第2部 研究事例(協同行為と相互作用―構造的視点による検討;共有される認知空間と相互作用による創発の出現可能性;協同による科学学習における問題を中心に据えた探索;親子の協同による科学学習の実際とその支援;ダイナミックな意思決定におけるグループによる問題解決―問題の複雑さと推論の多様性;認知科学―その学際性について;金融市場における意図せざる協調現象―人工市場アプローチによる分析)従来の認知科学においては、個人内での認知・思考・情報処理が主な研究の対象になっていたが、最近、そこに社会的な視点が導入され、複数の人間による認知や思考の重要性が認識されつつある。つまり、「認知や思考の社会性」が重視されつつある。本書では、この視点の重要性・妥当性や意義を、「人と人とのコラボレーション」を中心に、具体的な研究事例を中心に掲載した。雑誌「認知科学」Vol.3、No.4 で特集した「コラボレーション」を軸に書き下ろしを含めて構成した。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
統計的方法の基本的考え方、記述統計的視点、検定法の選択と実際、測定尺度の信頼性と妥当性、関連性の見方と因果関係、データ扱いの実際など、臨床データのまとめ方を解説。92年刊の改訂第2版。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,708
第1章 倫理的要請の根拠についての問(手掛りとしての社会的関係とそれに内在する責務;現在の状況の歴史的前提;道徳的責務の普遍性という性格についての問;倫理的態度形成の条件としての普遍化と具体性;倫理的規範の根拠づけの形式)第2章 道徳教育の課題としての善の洞察(教育的短絡;道徳性と社会的な振舞の規制―道徳教育の手段の構成的両義性;道徳の妥当性の末決定な人間学的根拠;教育的行為の自己理解に対して社会的現実が占める割合;不確定な道徳的責務からの出発;対話を媒介にした善の具体的な伝達;対話の諸条件;信頼という基礎;対話の二重の極)   Honya Club.com


JPY ¥9,680
序章 本研究の主題と方法第1章 「プロジェクト・メソッド」の構想―教科・プロジェクト・活動第2章 キルパトリック「プロジェクト・メソッド」に対するデューイの影響―「投企」としての「プロジェクト」第3章 「個別教授」における教科と「プロジェクト」―プロジェクト・メソッド批判の論理とその妥当性第4章 キルパトリック教育思想における「協同」概念の再検討―G.H.ミードの理論的影響を中心として第5章 プロジェクト・メソッドのドルトン・プランに対する影響―伝統的カリキュラムから「統合カリキュラム」へ第6章 「プロジェクト」と「プログラム」―ボーダのプロジェクト・メソッド批判に対するキルパトリックの反論第7章 キルパトリックによるプロジェクト・メソッドの実践―コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジにおける授業を中心として第8章 1918年以後におけるプロジェクト・メソッド論の展開と変容―教授原理の確立終章 「理想」としてのプロジェクト・メソッドアメリカ新教育運動において研究と実践が進められた「プロジェクト・メソッド」の理論形成と特質について、その大成者であるキルパトリックの教育思想に焦点を当てて検討する。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
地方財政制度の文脈の理解を重視しつつ、金融市場の動き方も直視して地方債を多面的に解説。健全な地方債市場の育成を実現するために、地方財政のロジックと市場のロジックの統合をめざし、緻密に議論を積み上げる待望書。市場と向き合うことの意味地方債に関する疑問に答える地方債市場の論理とパフォーマンス償還財源を確保する仕組み―地方債の財政的側面起債制限と自治体財政健全化法―個別団体における安全性を担保する仕組み財政逼迫した自治体のパフォーマンスと地方債の安全性自治体の財政診断の実際地方債改革を求める論理とその妥当性共同発行機関の必要性と地方公共団体金融機構の発足自治体と金融市場・金融機関との信頼関係の構築アメリカにおける地方債市場地方債制度のあり方―地方分権と財政秩序維持のバランス地方財政制度として積み上げてこられた制度運営の文脈の理解を重視しつつ,金融市場の動き方も直視して地方債を解説する。健全な地方債市場の育成を実現するために,地方財政のロジックと市場のロジックの統合を構想し,緻密に議論を積み上げる待望著。   Honya Club.com


JPY ¥3,193
本書は、現代日本において生起しているもろもろの憲法問題の中で特に重要と思われるものを取り上げ、それら憲法問題について、歴史的背景及び現況を検討すると共に、著者なりの観点から妥当と考える解釈論を展開し、合せて今後の展望や課題についても一定の提言を行うことを目的としている。序論 日本国憲法の制定と基礎的特徴第1部 現代国際社会と平和主義(憲法9条の歴史と理論;日米安保条約と自衛隊;核時代における平和的生存権;平和保障の政策)第2部 現代社会人と基本的人権(基本的人権の歴史と理論;基本的人権と私法関係;外国人の居住と人権保障;平等権と「合理性」;信教の自由と靖国神社問題;表現の自由と名誉・プライバシー;表現の自由と警察規制;知る権利と報道の自由;学問の自由と大学の自治;教育権と教科書検定;生存権と環境権;労働基本権と労働組合;刑事人権と冤罪事件)第3部 現代国家の構成原理(国民主権と現代民主政;権力分立制の展開と現代的構成;選挙権と議員定数不均衡;国会と国会議員;行政権と議院内閣制;財政と納税者の基本権;司法権の独立と民主的統制;憲法訴訟の理論;憲法訴訟の実際;地方自治と住民主権;象徴天皇制の現在と行方)結び 日本国憲法の展望   Honya Club.com


JPY ¥1,067
いじめがはびこる学校、幼児虐待に走る男、リストラや経営難による中高年のうつ、そしてネット集団自殺…。日本では今、かつてないほど心の病が蔓延している。日本人独特の心理特性を無視して、アメリカ人のためのアメリカ流の精神療法をそのまま適用している現在の日本の精神医療は、本当にこのままでいいのか?ボーダーライン、多重人格の治療の第一人者である著者が、日本の精神医療の現場で行われている各療法の是非をひとつひとつ検討し、さらに三十年間の臨床データによって構築した独自の精神療法を開示する。「真に日本人の心理特質に合った精神療法とは何か」を世に問う意欲的な試み。第1章 日本人の心理特性に合った精神療法の必要性第2章 日本に多いいわゆる「支持療法」の現状第3章 「力動精神療法」とその日本での適用第4章 「認知行動療法」は日本で本当に行われているのか第5章 日本人に適した「行動療法」のやり方とは何か第6章 「現象学的精神療法」と日本人に対する適用性第7章 日本人に向いている「日本流」ユング分析心理学第8章 日本人に特異的に多い精神障害アメリカで行っている精神療法を、そのまま日本人に適用することは妥当なのか。臨床一筋の精神科医が独自の研究成果を開示。「真に日本人の心理特質に合った精神療法とは何か」を世に問う意欲的な試み。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
1978年の米国航空規制緩和政策の導入を皮切りに始まった規制緩和の理論的妥当性を最新かつ幅広い実証分析に基づいて検討し、あわせて米国、欧州、アジアの最近の動向を紹介する、初めての試み。第1章 航空の規制緩和をどう考えるか第2章 情報社会の進展と航空規制緩和第3章 米国における航空規制緩和第4章 欧州における航空規制緩和第5章 日本における航空規制緩和第6章 アジアにおける航空規制緩和第7章 日本航空産業の将来展望   Honya Club.com


JPY ¥3,850
制度主義と社会的費用論、共進化の軌跡…。環境経済学のパイオニアが遺した経済学のグランドデザイン。1 序章:制度派経済学の永続的な妥当性の高まり2 制度派経済学と従来の経済理論3 制度派経済学の学問上の先行者たち4 制度の本質と意義:制度変革の理論のために5 人間の行為と経済行動についての制度派の理論6 人間の欲求と社会的最低限の理論をめざして7 制度派における資本概念と資本形成の過程8 科学技術と営利企業の相互作用について9 科学技術について2(続)10 複数部門の経済と経済的支配の理論経済学への批判と制度派経済学の先達たちの全体像の素描から始まり、制度と人々の経済行為や欲求に関して論じ、利潤のための投資を原則とする制度により、どう資本の形成と技術の変遷が決定されるかを明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
産業革命以前、農村部に展開した手工業は人びとの社会行動や家族形成にどう影響し、どのような意味で近代の工業化を準備したのか。「プロト工業化論」(F.メンデルス)を検証し、大塚史学とも対比する。歴史人口学と経済史の成果を踏まえ、西欧と日本を比較しながら、経済史の新たな理論構築を試みるパイオニア的研究。プロローグ 比較経済史の世界へ第1部 十七、十八世紀の西欧(時代のイメージと問題;プロト工業化論と大塚史学;フランドル・モデル;経済人口学;モデルの妥当性(1)―西欧各地の事例研究/農村工業化の端緒;モデルの妥当性(2)―西欧各地の事例研究/プロト工業化の局面)第2部 十八、十九世紀の日本(日本経済史とプロト工業化論;徳川・明治のパターン;統計分析;相互作用の様相)エピローグ 新たな局面   Honya Club.com


JPY ¥4,510
多変量モデルの一般的な使い方多変量解析におけるアウトカム変数多変量解析における独立変数のタイプ独立変数間の関係多変量解析を準備する分析の実施分析結果の解釈分析の前提となる仮定をチェックする傾向スコアクラスター化したデータと多変量解析多変量モデルの妥当性の検討特別なトピック論文の執筆要約:多変量モデル構築のステップ   Honya Club.com


JPY ¥3,740
序章は、債券格付の黎明と題して日本における債券格付の先行研究を紹介している。同時に債券格付の研究の視点を提示している。第1部は債券格付の概念と方法の研究である。第2部は債券格付の理論研究である。第3部は債券格付の課題研究である。終章は、債券格付論の系譜と題として、債券格付論を既存の学問体系のなかでの位置付けするとすればどの学問体系に属するのが最もふさわしいかを論じている。筆者の結論は、債券格付論は証券市場論に属する学問分野であると確信している。債券格付の黎明第1部 債券格付の概念と方法の研究(債券格付の現状と課題;債券格付の意味と役割;債券格付の仕組み;債券格付の実際)第2部 債券格付の理論研究(債券格付における財務上の特約;債券格付とデフォルト率)第3部 債券格付の課題研究(日本と米国の社債市場の比較;業績不振企業にみる格付機関の対応;マイカル債格付の妥当性;格付変更の適時性)債券格付論の系譜   Honya Club.com


JPY ¥3,520
シュライアマハー(1768‐1834)は神学者、説教者、プラトンの翻訳家として多方面で活躍しながら、処女作の『宗教論』により鮮烈な感銘を与えた。それは自然理性や道徳性に還元できない宗教の独自性を弁証して、啓蒙主義的宗教観に訣別し、プロテスタント神学を方向づけるとともにドイツ・ロマン主義の宗教観を象徴した。そのような背景のなかで彼の主著である『信仰論』(1821‐22)が刊行されるや各方面からさまざまな批判が寄せられた。著者は本書の改訂に着手できないなか、多くの批判に応えるため二通の公開書簡を発表した。本書はその書簡の翻訳と注解である。第1版と第2版(1830‐31)の異同も含めて、著者の意図を正確に理解するうえでも第一級の資料である。名だたる神学者たちが寄せた各種の論評に対して、誤解を糺し、あるいは鋭く反論するなど興味深い議論が展開される。なかでもシュライアマハーの教義学概念の特質と妥当性、敬虔ないし直接的自己意識と絶対依存の感情、そしてキリスト教信仰と近代的学問性の問題など、主要な課題について示唆に富む見解が示される。第一の書簡(書簡の目的;間違った批判に対する態度;知識と敬虔の関係;依存感情についての誤解;神意識 ほか)第二の書簡(書簡の目的;『信仰論』の再構成に関する問い;現在の構成が引き起こしたいろいろな誤解;再編成の利点;再編成をしないとの決断 ほか)シュライアマハー(1768-1834)は神学者,説教者,プラトンの翻訳家として多方面で活躍しながら,処女作の『宗教論』により鮮烈な感銘を与えた。それは自然理性や道徳性に還元できない宗教の独自性を弁証して,啓蒙主義的宗教観に訣別し,プロテスタント神学を方向づけるとともにドイツ・ロマン主義の宗教観を象徴した。そのような背景のなかで   Honya Club.com


JPY ¥4,950
損害賠償算定のうちでも、特に難解とされている分野の1つに休業損害と逸失利益の算定が挙げられます。事故に遭いケガを負って、やむを得ず休業しなければならない事態に陥った被害者の休業損害。あるいは不幸にも被害者が死亡してしまった場合、事故に遭わなければ将来にわたって得ることができたであろう所得の喪失。いわゆる、逸失利益の算定には、事故以前の被害者の所得に対する確かな裏付けが必要になります。所得の中には、賠償の対象となるものと、そうではないものがありますから、所得の内容把握はもちろん、それらの妥当性を担保する証拠が必要で、これらの資料がそろうことではじめて休業損害ならびに逸失利益算定の手続を進めることができるのです。自動車保険、賠償責任保険における損害査定は、ますます複雑化する傾向にあります。その一方で、被害者救済の観点から、公正妥当かつ迅速に損害査定を行うことが強い社会的要請でもあります。本書が、この状況の解決に僅かでも役立ち、読者諸氏の参考に資することができれば幸いです。   Honya Club.com


JPY ¥1,298
ウェーバーの著作全体への入口とも言える本書は、支配のあり方を比較するために服従する側の動機から接近する。正当性のタイプに基づく支配の三類型(合法的・伝統的・カリスマ的)にはじまって、一つ一つの概念を緻密に検討する粘り強い論考は、やがて官僚制論へと展開しながら、あらゆる「支配」の本質に迫る。社会の科学はここからはじまった。第1部 権力と支配(正当性の妥当;官僚制的行政幹部をそなえた合法的支配;伝統的支配;カリスマ的支配;カリスマの日常化;身分と階級)第2部 官僚制(官僚制の特徴;官僚の地位;官僚制化の前提と根拠;官僚制機構の永続的性格;官僚制化の経済的および社会的帰結;官僚制の権力的地位;官僚制の発展的段階;教養と教育の「合理化」)希望はカリスマを生む。だがそれは日常化する。支配の正当性は、なぜ三つに分類し得るのか。ウェーバーの著作全体への入口とも言える本書は、支配のあり方を比較するために服従する側の動機から接近する。服従のあり方から見出される正当性のタイプに基づいた支配の三類型(合法的・伝統的・カリスマ的)にはじまって、一つ一つの概念を緻密に検討する粘り強い論考は、やがて官僚制化の機制までも解き明かし、あらゆる「支配」の本質に迫る。社会の科学はここからはじまった。【本書の主な内容】■第一部 権力と支配第一章 正当性の妥当第二章 官僚制的行政幹部をそなえた合法的支配第三章 伝統的支配第四章 カリスマ的支配第五章 カリスマの日常化第六章 封建制第七章 カリスマの没支配的意味転換第八章 合議制と権力分立第十章 没支配的団体行政と代議行政第十一章 代表第十二章 身分と階級■第二部 官僚制1 官僚制の特徴2 官僚の地位3 官僚制化の前提と根拠4 官僚制機構の永続的性格5 官僚制化の経   Honya Club.com


JPY ¥4,400
不法行為の分野は、法の諸分野の中で、実際的な解決方法、具体的妥当性が、とくに重んじられるべき分野である。本書では、第一部に、理論上および解釈上の問題を論じたものを、第二部では、自動車、原子力等による責任に関する新らしい立法について論じたものを、第三部では、損害賠償の範囲と金額について具体的に論じたものを収めた。第1部 特殊な危険による不法行為責任(医師の責任;水害と国家賠償法;道路の管理の瑕疵による責任―仙台地裁の穴ぼこ判決について ほか)第2部 不法行為に関する特別立法(自動車責任―自動車損害賠償保障法の制定;原子力責任―原子力災害補償立法上の問題点;工業所有権の侵害に対する救済)第3部 損害賠償の範囲と金額(ビキニ事件における損害賠償;自動車事故と死亡による損害賠償;森永粉乳中毒事件の補償―資料と解説)   Honya Club.com


JPY ¥2,640
現在の若者たたきは果たして妥当なものなのか? 友人関係・音楽生活・メディア利用・自己意識・社会意識に焦点を当て、若者の肯定的な可能性を見出す。〈浅野智彦〉1964年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京学芸大学教育学部社会学教員。著書に「自己への物語論的接近」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,100
現象学とは、「確信成立の条件」を解明する方法である―近代哲学の重要な原理を読み解く。大好評シリーズ第三弾。講義1(自然な思考態度と自然的態度の学問;哲学的(反省的)思考態度;自然的見方における認識反省の諸矛盾;真の認識批判学の二重の課題;真の認識批判学は認識の現象学である;哲学の新次元、科学に対立する哲学固有の方法)講義2(認識批判の出発点、あらゆる知識を疑うこと;デカルトの懐疑考察にならって絶対に確実な地盤を獲得すること;絶対的所与性の領域;再論および補足、認識批判学の可能性に対する反対論の論駁;自然的態度の認識の謎、超越;内在と超越、両概念の区別;認識批判学の第一の問題、超越的認識の可能性;認識論的還元の原理)講義3(認識論的還元の遂行、一切の超越者の排去;研究の主題、純粋現象;絶対的現象の"客観的妥当性"の問題;単一的所与性へ限定してはならない、現象学的認識は本質認識である;"アプリオリ"の概念の両義性)講義4(志向性による研究領域の拡張;普遍者の自己所与性、本質分析の哲学的方法;明証の感情説批判、自己所与性としての明証;実的内在の領域へ限定しないこと、全ての自己所与性が主題である)講義5(時間意識の構成;本質の明証的所与性としての本質把握、単一的本質の構成と普遍性意識の構成;範疇的所与性;象徴的思考内容そのもの;最も広範囲の研究領域、認識による対象性の諸様態の構成、認識と認識対象性の相関関係の問題)主観と客観の一致は原理的にありえない。近代の哲学者たちを悩ませてきた「認識問題」の難問を解くためにフッサールが考えた「現象学的還元」とは?「内在−超越」、「構成」、「絶対的所与性」……。さまざまな批判にさらされてきた現象学の誤解をとき、その核心に迫る一冊。近代哲学の重要な原   Honya Club.com


JPY ¥6,600
なぜ「数字は正しい」のか。ギリスピーとクーンに学んだ科学史家が、数値化の政治・文化を照射。ローカルな知識か客観性か。専門家に対する信頼がゆらぐとき。国際科学技術社会論学会Fleck賞。第1部 数の力(自然記述の技巧の世界;社会を記述する数値が妥当とされるまで;経済指標と科学の価値;定量化の政治哲学)第2部 信頼の技術(客観性に対抗する専門家―会計士と保険数理士;フランスの国家技術者と技術官僚の曖昧さ;アメリカ陸軍技術者と費用便益分析の興隆)第3部 政治的な科学者共同体(客観性と専門分野の政治;科学は共同体によってつくられている?)なぜ「数字は正しい」のか。ギリスピーとクーンに学んだ科学史家が、社会が数値化される過程を徹底追求。ひるがえって自然科学にとっての数値化の意味を照射する。〈受賞情報〉国際科学技術社会論学会Fleck賞   Honya Club.com


JPY ¥4,180
サンプル交絡変数とその統制研究デザインと内的妥当性への脅威基準と基準測度データ分析、考察、結論研究の倫理練習論文   Honya Club.com


JPY ¥4,400
グローバリゼーションの波の中で今なお深刻な食糧難に喘ぐアフリカや東南アジアの低開発国の視点から現代世界のフード・セキュリティー問題に鋭くアプローチする。農業政策から開発・食糧援助、食糧の生産・流通・管理システムに至るまで、地域の社会・経済的背景の分析によって食糧事情の多様性を浮彫にし、食糧確保のための真に有効な戦略とは何かをさぐる。第1章 妥当性を求めて―現代世界における人類学第2章 食糧安全保障―その政策と実践第3章 土地と生計―土地の所有権、入手、改革と調査研究の責任第4章 小規模自作農の農場における労働の組織化―その構造と多様性第5章 食糧市場投機―現実の市場、モラリティー、社会工学第6章 アイデンティティの政治学―アグリビジネスとアグリカルチャー第7章 飢饉の救済と飢餓の防止―誰の分析?誰の解決方法?誰の保護?第8章 単純論への誘惑―現代農業研究と政策の形成第9章 操作の状態―人類学、食糧安全保障、研究の新しい方向   Honya Club.com


JPY ¥4,950
マルチレベル・潜在曲線モデルにおける独立変数の中心化信頼性の時間的不変性に関する分析妥当性の変化の検討アイテムパーセリング検定力分析セミパラメトリックアプローチによる非線形SEM交換可能な2者間データの分析探索的構造方程式モデリンググラフィカルモデリングオープンソースRによるSEMの実行最大信頼性の推定と最適尺度得点の区間推定さまざまな目的に応じた相関係数の検定集団全体とは異なる縦断的変化を示す被験者の検討母数の検定力が最大となる調査の計画ゼロ過剰数データの分析間接効果の信頼区間と集団間比較調整変数と媒介変数を扱うモデルの分析メタ分析による効果量の統合因子分析における不変性の検討マルチレベルモデルの作図法実際に共分散構造分析によるデータ解析のための最新・有用・実行可能な実践的技術を全21章で紹介する。マルチレベルモデル、アイテムパーセリング、探索的SEM、メタ分析などを解説する。   Honya Club.com


JPY ¥2,316
刑法総論の分野においては、法文を解釈・適用する判例を学習・研究することは必要不可欠。本書は、各事案の解決を超えた一般的妥当性まで検討し、判例の流れの中に位置づけて解説した判例解説の決定版。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
材料力学の運用にあたっては,現実の部品を簡略化した力学モデルに基づく解析が行われるが,モデルおよびその結果の妥当性を見極めるには,力学的センスに基づく洞察が必要になる。CAEソフトの高性能化,操作性の向上によって普及が進む一方で,ブラックボックス化に伴い,力学的センスに基づく洞察は以前に増して重要になってきている。本書は,解法のプロセスよりも基本原理を体感できることを念頭におき,「体感できる材料力学の基本」を目指したものである。力学を体感するためつり合い関係を重視し,自由物体図を多数掲載している。読者は自ら自由物体図を描き,手計算により数式の妥当性を納得してもらいたい。【読者対象】・工業高等専門学校,大学工学部の学生・材料力学の基本を学びたい社会人技術者   Honya Club.com

(PR) 遅考術

JPY ¥1,760
本書では、遅く考えること―意識的にゆっくり考えることを「遅考」と呼ぶ。それを使いこなす方法こそ、「遅考術」である。レッスンを通じて、思考の間違いを回避し、よりよい思考を生み出す技を身につけよう。豊富な「練習問題」や、先生と生徒たちの「対話」によって、自力で「深い思考」に到達できる。1 「遅く考える」とは?2 思考には2つのモードがある3 早とちりのメカニズムをつかむ4 ゆっくり「言葉」を考える5 因果関係がわかれば、思考の質はもっと高まる6 まぎらわしい因果関係に対処する7 新たな解決策を考え抜く8 本当の原因を突き止める9 思考の精度がグッと高まる、3つの考え10 怪しい話に惑わされないために―総合演習この書籍は、「自分の考えって浅いなぁ...」「考えているはずなのに考えている気がしない」「自分のあたまでしっかり考えた感覚がほしい」という、深く考えられない悩みがある人のためのものです。そんな人でも、遅考する(ゆっくり考える)方法を身につけることで、論理的思考力だけでなく発想力も高められます。<「遅考」の5大メリット>・ 思考の間違いが起こりやすい場面を理解できる・ 思考に誤りがある可能性に、恐れず向き合える・ よりよいアイデアや仮説を粘り強く考え続けられる・ さまざまな思考ツールが使いこなせる・ 想像力と創造性を発揮して、いろいろな可能性を吟味できる<「遅考術」とはどんなもの?>1.マイナスをゼロに→思考にエラーが発生しやすい状況や場面を知り、注意できるようになる2.ゼロからプラスへ→思考をうまく先へと進め、適切なアイデアや妥当な仮説を導き出すためのコツや方法認知の「バイアス」が、1の主なターゲットです。2は「思考ツー   Honya Club.com


JPY ¥5,170
自立を求め反抗する子どもに、親としてどう関わるべきか。子どもの健康な心理社会的発達を促進し、かつ、子どもとの良好な関係を構築・維持するための養育スキルを明らかにし、子育て支援プログラムの提案も行う。第1章 青年期の子どもをもつ親の養育態度に関する研究展望、研究の問題と目的第2章 中学生の母親の養育スキル尺度の作成と妥当性の検討第3章 母親の養育スキルと背景要因第4章 母親の養育スキルと子どもの心理的適応との関連第5章 中学生の母親を対象とした子育て支援プログラム第6章 総合的考察自立を求め反抗する子どもに、親としてどう関わるべきか。子どもの健康な心理社会的発達を促進し、かつ、子どもとの良好な関係を構築・維持するための養育スキルを明らかにし、子育て支援プログラムの提案も行う。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
第1部 心理支援とは(心理支援とは何か;心理支援の共通性と多様性)第2部 心理支援の理論と方法(精神分析的アプローチ;分析心理学的アプローチ;遊戯療法 ほか)第3部 事例の理解(事例の提示;事例の経過を丁寧に読み解く;事例を異なる視点から読み解く)「心の専門家」として心理臨床実践の担い手を目指す人のために、精神分析,分析心理学,遊戯療法,ヒューマニスティック心理学,認知行動療法,システミック・アプローチといった理論と方法について、実践例を交えて解説。複雑かつ多岐にわたる心理支援への理解を促進する。さまざまな実践的問題を取り上げたコラムや実践例の解釈についてのディスカッションも収録。「本書は,心理支援の主題となるこころ,あるいはこころの問題といった複雑で混沌としたものに対して,ある視点に基づき一定の角度から切りとったオリエンテーションのいくつかを示し,曖昧模糊とした心理支援の関わりに一定の枠組みを提供する。第?部では,心理支援とは何か,どのような営みであるかについて,心理支援の共通性と多様性,関わるということはいかなるものかを踏まえて説明した。第?部では,精神分析,分析心理学,遊戯療法,ヒューマニスティック心理学,認知行動療法,システミック・アプローチという主要なオリエンテーションを取り上げ説明した。第?部では,事例を取り上げ,一つの事例に真摯に向き合い,妥当と思える見方を紡いでいく重要性を示した。本書全体を通して,各オリエンテーションの理論と方法,実践が具体的,かつ体系的に学べる構成となっている。本書が心理支援の理論と方法の基礎を提供し,読者が心理支援に携わるときの一つの指針となれば望外の幸せである。」(「まえがき」より)   Honya Club.com


JPY ¥1,012
株価や物価の見方から、商品売上げの予測まで、社会人やビジネスマンにとって統計の知識は必須である。しかし統計の醍醐味は、複雑かつ限りある情報を用い、論理的に妥当なアイデアや結論を導き出す点にある。アンケート調査から日本人全体の傾向を把握したり、曜日や天気から明日の居酒屋の来店者数を割り出したりと、統計学の基本的発想を活用し、合理的な意思決定や、精度の高い予測・予想に結びつける技法を示す。注目の若手経済学者による画期的な統計学入門書。第1章 統計的思考とは何か第2章 「平均」による情報縮約―戦略的行動を導く第3章 「比較」による状況判断―合理的意思決定を目指す第4章 部分から全体を解読する―不確実性を飼いならす第5章 「回帰分析」による関係把握―論理的に正しく予測する第6章 「時系列」による未来予測―定番ツールを読みこなす統計学の基礎を解説し、物価や株価の見方から商品売り上げの予測まで、合理的な意思決定や、冷静な将来分析を導くための技法を示す。注目の若手経済学者による、画期的な統計学入門書。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
上部消化管がんは手術治療が中心になる。日本のみならず世界的に手術件数は多い。しかし、手術を受けた患者の多くは、術後の機能障害を長期的に抱えたまま生活しているにもかかわらず、体系化された評価方法、支援方法が確立されていなかった。本書は、術後機能障害の客観的尺度の開発と信頼性を示すことで、患者のQOL向上に貢献する。第1章 序論第2章 研究の枠組みと先行研究第3章 研究方法第4章 尺度開発予備調査―術後機能障害評価尺度(暫定版)の開発過程と検討第5章 尺度開発本調査―術後機能障害評価尺度(暫定版)32項目の信頼性・妥当性の検討第6章 尺度の信頼性と妥当性の検討第7章 尺度の活用方法多くのがん患者が手術治療で救われるようになった今、様々な手術後のQOLを正しく評価するには何が必要か。術後機能障害の客観的尺度の開発と信頼性を示すことで、患者のQOL向上に貢献する。   Honya Club.com


JPY ¥4,058
第1章 序論(政治哲学の意義;政治哲学の生成)第2章 政治哲学の方法論(自然法学派;歴史学派;ヘーゲル的弁証法;功利主義哲学;社会学派;唯物弁証法;批判主義哲学)第3章 政治の概念(政治の概念と価値;政治と道徳;政治と宗教;政治と経済)第4章 政治理念の類型(国家主義;自由主義=民主主義;無政府主義;マルクス共産主義;理想主義的社会主義)第5章 政治的権威(政治的権威の妥当性;政治的権威の一元性と多元性)第6章 政治組織論(国家の本質;国家の形態及び機能;国際政治組織)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
「コミュニケーション行為の理論」から「事実性と妥当性」への思想の深化と平行して行われた、ドイツの思想的モデルネ(ジンメル、ハイデガー)との格闘、そして訣別の軌跡。現代思想と戦後精神を再構築する書。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,420
第1部 調査法の基礎(心理学における調査法;調査法に関する諸問題)第2部 調査法の実習「心理尺度をつくる」(何をつくるのかを考える:測定概念の明確化と質的データの収集;項目をつくる:質問項目の作成と内容的妥当性の検討;調査票をつくる:調査票の作成と調査の実施方法;項目を選ぶ:項目の選定とその手法;心理尺度をつくる:信頼性、妥当性の検討)第3部 調査法の実習「心理尺度をつかう」(SD法;経験抽出法;オンライン調査)第4部 「心理尺度をつくる」「心理尺度をつかう」応用編(翻訳法;対象者の特性に応じた調査法;比較文化研究における調査法;郵送調査法)◆第3巻の特徴◆身近でなじみ深い研究法の一つであるが,心を測定する「ものさし」を標準化し,信頼できるデータを得ることは容易ではない。サンプリングや研究倫理に関する諸問題から,心理尺度のつくり方・つかい方まで,基礎的な内容を丁寧に概説。コラムと応用編では,翻訳法やオンライン調査など知っておくと便利な知識や手法も紹介する。◆第3巻 はしがき(一部抜粋)◆本書は,4部構成になっており,第1部では,調査法の特徴や意義,研究手法や研究倫理に関する諸問題を概観しながら調査法の基礎について解説した。第2部では,調査法の実習として「心理尺度をつくる」過程を取り上げ,心理尺度作成の一般的な作業の流れとともに各章を設定し,実際の研究例を学びながら心理尺度が完成するまでの過程を解説した。第3 部では,第1部,第2部での学びをふまえて,実際に「心理尺度をつかう」ことをとおして調査法の理解と実施するうえで必要な基礎力の向上を目指して,調査法の代表例としてSD 法,経験抽出法,オンライン調査を紹介した。最後に,第4 部では,「心理尺度をつくる」「心理尺度をつかう」の応用編として翻訳   Honya Club.com


JPY ¥2,420
名著『ワンダフル・ライフ』で進化の偶然性を説いた著者が、今、進化は進歩であるという常識・価値観を覆し、生命の多様性のすばらしさを語るべく書き下ろした新たなる代表作。第1部 トレンドの見分け方(ハクスリーのチェス盤;情報操作アドバイザーに囲まれたダーウィン;トレンドをめぐる解釈と印象のちがい)第2部 死と馬―変異優位を物語る二つの例(最初の例―個人的な物語;第二の例―生物のささやかな冗談)第3部 妥当な打者―四割打者の絶滅と野球技術の向上(問題点;従来の説明;全般的向上の理由を探る ほか)第4部 最頻の細菌―生命の歴史は進歩の歴史ではないわけ(自然淘汰の骨子;最小スケールでの予備的な例―体のサイズの進化に関する一般性;最頻を誇る細菌の威力―本末はなぜ転倒しないのか ほか)   Honya Club.com


JPY ¥8,544
1 MMPIとは何か2 コンピュータ化されたMMPI3 翻訳への疑問4 質問項目の翻訳5 実施と採点6 標準化7 妥当性尺度8 臨床尺度9 プロファイル・タイプ10 特殊尺度11 MINIシステムの誕生12 臨床事例と実際的解釈   Honya Club.com


JPY ¥2,860
10名の著者が広義の会計学に属する諸領域の主要な問題としてそれぞれ認識している論題に関する研究成果を収録。財務会計論2編、原価計算論4編、管理会計論2編、監査論1編、税務会計論1編、計10編の論文から構成されている。第1章 ストック・オプションの会計処理問題―統一的会計理論の観点から第2章 税務会計の問題点―公正処理基準と確定決算基準の整合性第3章 監査公準における独立性の概念第4章 総合原価計算における非度外視法の再検討第5章 従業員満足度と企業価値創出の可能性第6章 資本予算の評価技法における資本コストの意義第7章 伝統的な原価計算における廃棄物の識別第8章 日本の生成期における減価償却引当金会計制度第9章 個別受注生産に適用した等級別原価計算の妥当性―個別原価計算の適用による検証第10章 ABCの総合原価計算への導入   Honya Club.com


JPY ¥22,000
第1編 臨床試験の計画と実施(医学研究におけるRCTの位置づけと統計学の役割;臨床試験概論;開発段階に応じた臨床試験の種類 ほか)第2編 各種の臨床試験デザインと統計解析(臨床薬理試験;母集団PK/PDを目的の一部とした試験;クロスオーバー試験 ほか)第3編 臨床試験に関連する統計的推測(不完全データの解析;経時的繰返し測定データの解析;ランダム化に基づく解析 ほか)付録(「臨床試験のための統計的原則」(日本語訳);「ヘルシンキ宣言」(原文と日本語訳))ヒトを対象とした臨床研究としての臨床試験のあり方,生命倫理を十分考慮し,かつ,科学的に妥当なデザインと統計解析の方法論について,現在までに蓄積されてきた研究成果を事例とともに解説。〔内容〕種類/試験実施計画書/無作為割付の方法と数理/目標症例数の設計/登録と割付/被験者の登録/統計解析計画書/無作為化比較試験/典型的な治療・予防領域/臨床薬理試験/グループ逐次デザイン/非劣性・同等性試験/薬効評価/不完全データ解析/メタアナリシス/他   Honya Club.com


JPY ¥9,680
第1部 行動面(アスペルガー症候群の診断をめぐる問題;アスペルガー症候群の神経心理学的機能と外的妥当性 ほか)第2部 家族遺伝学と神経生物学的側面(アスペルガー症候群は家系内に集積するか?;自閉性障害とアスペルガー症候群の神経機能モデル―神経画像研究を糸口として ほか)第3部 関連する診断概念(非言語性学習障害とアスペルガー症候群;アスペルガー症候群の特異性とは何か?―自閉症境界例について研究を進めることの必要性 ほか)第4部 評価、治療、介入、および成人期(アスペルガー症候群の子どもおよび青年の評価をめぐる問題;アスペルガー症候群の人々に対する治療・介入の指針 ほか)第5部 研究および臨床に関するさまざまな視点、親による手記(アスペルガー症候群の分類をめぐる考え方;アスペルガー症候群に関する研究の過去と未来 ほか)アスペルガー症候群を、行動面、家族遺伝学と神経生物学的側面、関連する診断概念、アスペルガー症候群を有する人に対する評価・治療など、多角的な視点から深く究明。第一線の研究者によるプロジェクトの集大成。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
1 検査の目的と特徴2 本検査の課題構成と刺激語3 本検査の実施方法と採点/評価方法4 本検査の作成過程5 本検査の妥当性と信頼性6 本検査の脳損傷患者への適用7 本検査の普及版概念知識/意味記憶の脳神経ネットワークについての考え方、意味機能の測定方法の現状、そして意味機能に関する脳損傷研究と意味処理の脳内基盤に関する研究状況の概略を提示しました。SATの構成内容、健常者データに基づくSAT基準値などを含む検査実施のための説明と、本検査の妥当性及び信頼性について、SATを脳損傷患者へ適用した結果に加え、SATにより検出できた失語症患者の意味機能回復を示しました。さらに意味連合と呼称・聴理解の単語処理に関する著者らの研究の一端を紹介し、神経心理学的評価に意味連合検査を組み込むことの重要性を伝えます。エスコアールより販売している「意味連合検査」に同梱されている手引き書の単品販売です。   Honya Club.com


JPY ¥4,840
第1部 アジアにおける共同体:議論、構造、プロセス(アジアにおける開かれた共同体:論議の展開と発展;東アジア共同体の構造とプロセス:機会、障害、および将来の展望)第2部 経済協力と人の移動(新しい自由貿易圏としてのTPP:形成の論理と共同体的含意;東アジアにおける金融・通貨統合の妥当性について―1980年代と1990年代の比較より;アジアにおける企業間協力関係:半導体産業における競争から競走の時代に向けての課題;東アジアからみたグローバリゼーションと人の移動:現状と認識―グローバル空間としての戦後「東アジア」における人の移動;東アジアにおける外国人労働者政策及び人権問題:日本の日系人と韓国の朝鮮族の事例)第3部 安全保障協力の展望(北東アジア非核兵器地帯の構想と実践:安全保障協力のモデル;変化する国際関係と将来のアジア太平洋安全保障―アジア太平洋同盟の可能性)第4部 文化と歴史的な脈絡(東アジアにおける仏教の受容、文化的共有、その現代的意味;アジアとアラブの接点―西アジアからアジア「共同体」を考える;開かれた東アジア共同体:歴史と領土の超克)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
誰でもBA(ビジネスアナリスト)になれる!30日で完全マスター、手戻りゼロの要件定義テクニックが満載。ビジネスアナリシスのテクニック集つき。第1章 ビジネスアナリシス、はじめの一歩第2章 千里の道も「計画」から第3章 ダンドリが成否を分ける第4章 情報の承認・変更は厳密に管理第5章 タテマエに惑わされない第6章 スマートな目標と方策を見つけ出す第7章 要求を磨き上げる第8章 要求のステータスを四段階で把握第9章 ソリューションの妥当性を評価する付録 ビジネスアナリシスのテクニック集   Honya Club.com


JPY ¥4,400
醜形恐怖心性尺度の作成と妥当性の検討   Honya Club.com


JPY ¥12,100
ことばの発達支援、子どもの言語能力とコミュニケーション能力の的確な評価。第1部 日本語マッカーサー乳幼児言語発達質問紙の作成(マッカーサー乳幼児言語発達質問紙の歴史と発展;日本語マッカーサー乳幼児言語発達質問紙;日本語版の標準化のためのデータ収集;パーセンタイル順位の推定値;信頼性の検討、妥当性の検討)第2部 日本語マッカーサー乳幼児言語発達質問紙からの言語発達研究(日本の子どもの標準的な言語発達;日本の子どもの語彙発達;日本と米国の子どもの語彙発達における共通性と差異;文法の発達;身振り、言語の下位領域間の関係;言語獲得における発芽時期と減速時期の推定方法(等分散変化点可変モデル))乳児期の前言語コミュニケーションの発達から幼児期の文法発達までを的確に評価する、「マッカーサーコミュニケーション発達質問紙」。この質問紙を日本語の特性にあわせて翻案、発達支援に活かす1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
どんな家庭でも起こり得る事故で親が虐待を疑われ、子どもと会えない日々を送るケースが後を絶たない。そんな彼らの苦しみを晴らすべく、50年のキャリアをもつ専門医が立ち上がる。虐待を疑われた親たちと、病院・児童相談所のやりとりの記録や、数々の専門資料をもとに「無実の罪」が生まれた原因を徹底追及。冤罪被害のメカニズムを洗い出した、渾身の一冊。第1章 2019年4月東京で(深夜のメール;事故・入院・親子分離;奪還作戦開始;引き取り後の指導;カルテから見えるもの;児相を揺さぶる)第2章 2016年3月第三者がいて(第三者の目撃;無視された意見書;潮流の変化)第3章 2018年4月福岡で(冤罪被害者からの付託;意思確認のあとで、公表へ;自衛せよ;開示された児童相談所の公文書;画像・カルテ開示;12月日本子ども虐待防止学会にて;長い親子分離期間)第4章 「中村I型」受難の理由(「中村I型」とは;わが国のSBS判定基準の統計と妥当性;日本に多い理由と決着の方向)第5章 見直しと方向性(研究者・専門医師からの視点―社会心理学者・放射線科専門医・小児脳神経外科専門医・社会福祉学者;関係者からの反響―現場の小児科医・脳神経外科医・冤罪被害者から)   Honya Club.com


JPY ¥2,883
本書は、先ず、「豊かな人間性」に関する見方・考え方を明確にし、これを主軸にした授業の理想モデル設定した。次に、この理想モデルに到達するための各種の見方・考え方を「新しい授業の設計と展開・評価」の観点から検討すると共に、具体的なアプローチの方法を提案した。終わりに、これに関連する実践例やパソコンによるシステム化の方法を示した。豊かな人間性とやさしい人の育成―現代社会における教育の課題豊かな人間性の育成を目指した理想的な授業像―授業の理想モデル豊かな人間性の育成を目指す授業構想の設定―新しい目標分析法豊かな人間性の育成を目指す教材の構成―新しい教材研究法豊かな人間性の育成を目指す授業の設計―新しい学習指導過程案の構成と評価豊かな人間性の育成を目指す授業の展開―授業の展開過程における評価と処遇、新しい授業分析法豊かな人間性の育成を目指す授業の評価(授業の評価データの構成と展開後における学習者に対する評価・処遇の方法;授業の展開後における教師に関する評価・処遇の方法)付属小学校・中高等学校における実践例―授業研究と成果の妥当性の検討豊かな人間性の育成を目指す授業関連システム―日常授業関連システムの構成   Honya Club.com


JPY ¥3,300
本編のネットワークシステム事例は実際の事例を基に構成しています。システムとしての基本機能、標準機能に重点をおき丁寧に解説しました。ネットワークシステムを構築するにあたって、「発生した問題の原因を徹底的に究明し、その対処をいかに的確にするか。」を、わかりやすく記述しました。対処方法が、現在(対処後落ちついてみて)本当に適切であったのかを振り返ってその妥当性を検討しています。基礎編は、まとめとして利用できるようにポイントとしてまとめてみました。できる限り図を入れビジュアル的に構成し、読みやすくしました。基礎編(ネットワークシステムの現状;ネットワークシステム構築の流れ;ネットワークシステムの要求定義 ほか)事例編(Windows95を使った簡単なLAN構築方法―中堅印刷会社の社内業務の統一を目指して;ネットワーク構築アドベンチャー(前編)Windows95編―Windows95のみによるネットワークの限界;ネットワーク構築アドベンチャー(後編)Windows NT編―ドメイン管理とWindows95との連携を重点的に ほか)ネットワーク構築における成功・失敗の事例をもとに、その注意点、問題点を丁寧に解説。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
下巻では、「下からの戦略」として、ガンジーらの非暴力運動、キング牧師らの公民権運動、クーンの科学革命論、フーコーの哲学、アメリカ大統領選挙戦など、多様な話題を通じて戦略思想の変容をとらえる。また「上からの戦略」として、テイラー、スローン、フォードら経営者、ドラッカーなどの経営理論家の思想、ゲーム理論などの経済学の隆盛、社会学的な取り組みを明らかにし、合理的選択理論の限界、ナラティブ、ストーリーとスクリプトの有効性を問い、今日における戦略理論の妥当性を追究する。第3部 下かの戦略(続)(定式、神話、プロパガンダ;非暴力の力;実存主義的戦略;ブラック・パワーと白人の怒り;フレーム、パラダイム、ディスクール、ナラティブ;人種、宗教、選挙)第4部 上からの戦略(マネジメント階級の台頭;ビジネスのビジネス;経営戦略;戦争としてのビジネス;経済学の隆盛;赤の女王と青い海;社会学的な取り組み;計画的戦略か、創発的戦略か)第5部 戦略の理論(合理的選択の限界;合理的選択を超えて;ストーリーとスクリプト)決断のスリルとドラマ!古今東西の戦争、革命と政治、戦略家たちの挑戦。遠大な視野、瞠目すべき博覧強記のもとに、縦横無尽の探究。欧米メディアで絶賛!■戦略とは、「パワーを創り出すアートである」。■戦略には、脅威と圧力だけでなく交渉と説得、物理的な効果だけでなく心理的な効果、行動や言葉も含まれる。戦略が最も重要な政治的アート(技芸)であるのはこのためだ。戦略は、人間の合理性、心理、行動、組織と個人、コミュニケーション、倫理、脳の働き、人間関係、社会関係など、社会のさまざまな領域と結びつき、多様な科学の理論と密接にかかわって発展してきた。■下巻では、「下からの戦略」として、ガンジーらの非暴力運動、キング牧   Honya Club.com


JPY ¥4,950
発達的視点を特徴とするショプラーらの診断検査が、翻訳の形で初めてひろくわが国に紹介されたのは、1981年のことであったが、その後6年にわたる歳月をかけた実践研究の成果を踏まえて、検査をいっそうやりやすくするために絵や用具をわが国に合うように改良し、新しく日本の実践事例も加え、全面的に検討し直して完成したのがこの日本版である。1 基礎と実践法(自閉児の理解と教育カリキュラム;発達診断と自閉児・発達障害児教育診断検査;自閉児・発達障害児教育診断検査ができるまで;結果の解釈とケーススタディー;自閉児・発達障害児教育診断検査日本版・発達尺度の研究;検査に用いる用具について;検査の構成と妥当性―TEACCHの資料)2 検査項目解説―採点基準と結果の解釈(自閉児・発達障害児教育診断検査をはじめる前に;採点法;検査項目解説)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
本書は、いわゆるSCID‐2(Structured Clinical Interview for DSM‐4 Axis2 Personality Disorders,1997)の全訳であり、これは米国精神医学会(APA)の診断基準であるDSM‐4(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders,Fourth Edition,1994)の多軸評定システム2軸にあたる人格障害を診断するための構造化面接である。1 はじめに2 歴史3 SCID‐2の特徴4 SCID‐2を施行する5 項目ごとのSCID‐2の注釈6 練習7 データ処理8 信頼性と妥当性9 文献10 付録:SCID‐2のための症例   Honya Club.com


JPY ¥2,640
ヴェーバーの基本概念と歴史・社会科学の方法論を解説し、ヴェーバー学の未来を展望する。世界的ヴェーバー学者・折原浩が満を持しておくる「マックス・ヴェーバー入門」。第1章 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」論文の全内容構成(骨子)第2章 「倫理」論文第一章第一節「宗派と社会層」を読む―近代市民層帰属の宗派別差異から、経済と宗教との「親和関係」にいたる(読者との対話による)論旨の展開、ならびに歴史・社会科学の方法開示第3章 「理念型」とその経験的妥当性第4章 「倫理」論文第一章第二節「資本主義の精神」第一ー七段落を読む―フランクリンからの素材を「暫定的例示」手段とする「理念型(歴史的個性体)」概念の構成手順(例解)第5章 「倫理」論文第一章第三節「ルターの職業観」第一段落と三注を読む―ルターによる「ベルーフ」語義創始の経緯と「意味‐因果帰属」の手順(例解)第6章 人間行為の意味形象=規定根拠としての「宗教性」―ヴェーバー「宗教社会学」の理論的枠組みと「二重予定説」の位置づけ第7章 多義的「合理化」論とその方法的意義終章 回顧と展望―「戦後近代主義」ヴェーバー解釈からのパラダイム転換学問軽視・専門家無視の軽佻浮薄化する風潮に抗し、世界的ヴェーバー学者が怒りをこめて痛烈に批判する論争書。『ヴェーバー学のすすめ』につづく羽入辰郎書批判。『マックス・ヴェーバーの犯罪』なる耳目聳動を意図した悪質なヴェーバー非難の書、およびそうした本に雷同していかがわしい賞を付与した保守的な選考委員たちといった「末人」(ニーチェ)の跳梁する現況を徹底的に糾明し、さらには論文査読の責任を回避しているアカデミズムをも問題化する。学問のあるべきありかたをあらためて原則的に問い糺す。目次はじめに1 責任倫   Honya Club.com


JPY ¥2,860
規範政治理論と政策分析学、公共経済学を統合した「政策学」入門。(1)一般妥当性、(2)実効力、(3)実際的有用性、(4)社会的正当性の4条件をみたす、公共政策策定指針の定式化を試みる。政治社会が直面する諸問題への政策的対応を可能にする制度的枠組みのあり方や、その構築に向けての制度改革についても言及する。第1章 探究のフレームワーク第2章 政治的政策思考の必要性第3章 政策設計のマクロ的指針第4章 効率性第5章 社会余剰第6章 市場の失敗第7章 政府の失敗第8章 公共政策の選択   Honya Club.com


JPY ¥3,410
本書は、米国国内航空産業の規制政策について、どのような諸議論が展開され、その過程で規制政策がどのように評価されて規制緩和に至ったか―その経済的背景を探ることを目標としている。そしてまた、このような政策の大転換に経済学及び経済学者がどのような役割を果たしたかを明らかにすることを目標としている。本書のねらいと構成米国国内航空産業に対する規制システムの確立とその推移規制理論の妥当性をめぐる諸議論の展開規制をめぐる経済・政治環境の変化と政策転換規制緩和後の経営戦略新しいマーケティング用具の開発労使関係の重要性経済的規制の緩和と安全性規制緩和の課題(小都市航空サービスに対する影響;空港混雑と寡占化)米国の航空規制緩和の輸出―国際航空自由化政策規制緩和後の市場成果の評価米国航空産業における規制緩和の意義―わが国航空政策の課題と規制緩和の条件   Honya Club.com


JPY ¥2,090
ダメな開発会社はこう見抜く!機能・工数・期間・価格の評価方法を知ろう。発注の手順もやさしく解説。第1章 見積もり評価とは(3段階ある提示タイミング;概算見積もりが評価の対象)第2章 機能要件の評価(前編)(成果物スコープの妥当性評価;メトリクスの良しあしを知る)第3章 機能要件の評価(後編)(FPの根拠や手順を確認;計測しにくい分野も知ろう)第4章 工数の評価(前編)(工数算出の生産性に着目;公開情報を活用しよう)第5章 工数の評価(後編)(WBSで作業の漏れや役割を確認;期間の評価は計算式を使おう)第6章 価格の評価(六つの比較で値頃感をつかむ;予備費は3点見積もり法で評価)ユーザーがベンダーにシステム開発を発注するための見積もり評価に焦点を当て、見積もりへの納得感をお互いに高め、プロジェクトを成功に導くにはどうすればよいかをやさしく解説する。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
心理学の論文や調査的研究で用いられる心理尺度の作成法を解説。歴史的観点からみる基本的な方法論、尺度開発に不可欠な入門的内容、信頼性や妥当性概念、そして心理尺度の開発の実際例などを取り上げる。〈村上宣寛〉京都大学大学院修士課程修了。富山大学教育学部教授。著書に「最新コンピュータ診断性格テスト」「やさしいDelphi」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,860
『社会システム―一般理論要綱』でオートポイエーシス的システムの理論に到達したルーマンの「法」に関する社会理論システムからのアプローチ。新しい理論を説明し、これまでの理論展開との架橋を試みる。法の社会学的観察(社会学と法律学;自己言及的システムの理論;規範;法妥当の実定性 ほか)作動上の閉鎖性と構造的カップリング―法システムの分化(開放性と閉鎖性;オートポイエーシス・システムとしての法;作動上の閉鎖性;内部作動 ほか)訳者解説ポスト・グルンド・ノルム(脱‐根本規範)(閉じられたシステムとしての法;外部根拠のアポリア―Non sub rege,sed sub lege;法の循環;合法/不法‐コード ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,300
第1部 理論編―文献研究(リーダーシップ研究におけるリーダーシップの帰属モデルの位置づけ;リーダーシップの帰属モデルの理論と先行研究)第2部 実証研究編(部下の職務成績に対する監督者の「努力」への信念が「構造づくり」行動に及ぼす効果;監督者が部下の成績を「能力」と「努力」に帰属するメカニズム―監督者の期待と部下の成績との比較モデルの妥当性の検討;監督者の原因帰属とフィードバックの関係;部下の業績の原因帰属に及ぼす組織の圧力と監督者の要求の効果;監督者の好悪感情と原因帰属が処罰行動に及ぼす効果(1)―Weiner Modelの適用可能性;監督者の好悪感情と原因帰属が処罰行動に及ぼす効果(2)―Weiner Modelの統合可能性)第3部 帰属モデルに対する批判と最新の研究動向、今後の課題(リーダーシップの帰属モデルに対する批判;リーダーシップの帰属モデルの最新の研究動向とモデル;研究結果のまとめと今後の課題)   Honya Club.com


JPY ¥3,960
ニュース、ブログ、ツイッター、動画、会話、インタビュー、調査記録…私たちを取り巻くコンテンツの特性を明らかにするには、どのような手法が必要なのか?本書では測定、サンプリング、信頼性、妥当性などをていねいに教えるだけでなく、相関関係と因果関係の違いといった実証分析の基本もきちんと説明する。AIの機械学習での教師データ作成にも内容分析のプロセスと手続きは欠かせない!第1章 イントロダクション第2章 社会科学のツールとしての内容分析第3章 内容分析のデザイン第4章 測定第5章 サンプリング第6章 信頼性第7章 妥当性第8章 データ分析第9章 コンピュータ付録 内容分析を用いた論文において報告すべき情報の基準内容分析ってどうやるの? サンプルを取る時の注意点は? 定番の教科書をついに完訳! 機械学習の教師データ作成にも役立ちます。欧米諸国で広く読まれている内容分析のテキストを、わかりやすい翻訳でついに刊行! 測定、サンプリング、信頼性、妥当性などを丁寧に教えるだけでなく、相関関係や因果関係の違いといった実証分析の基本もきちんと概説する役立つ一冊。AIの機械学習での教師データ作成にも、内容分析のプロセスと手続きは欠かせない!   Honya Club.com


JPY ¥2,530
非伝統的金融政策の効果はあるのか、2%物価安定目標は妥当なのか、懸念すべき副作用は何か、マイナス金利政策の影響は何か―「理論」と「実証」から答える。第1章 非伝統的金融政策とは何か第2章 非伝統的金融政策の効果はあるのか(1)理論的なメカニズム第3章 非伝統的金融政策の効果はあるのか(2)実証的な証拠第4章 2%物価安定目標は妥当なのか第5章 懸念すべき副作用は何か第6章 マイナス金利政策の影響は何か第7章 日銀での5年間と今後の展望大規模な金融緩和政策の効果はあったのか? マイナス金利政策はどのような影響があるのか? 日本銀行政策委員会審議委員として背後で考えてきた経済理論のロジックとデータ分析をできるだけ平易な言葉で解説し,政策判断の拠り所としてきた経済学の有用性を伝える。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
有限要素解析ソフトウェアを使えば、理論を理解していなくても解析結果が簡単に得られます。しかし、その結果は妥当性のあるものといえるでしょうか。本書はCAE技術を入門レベルから専門家レベルにステップアップさせるためのテキストです。例題を積極的に活用し、CAEの基礎から、有限要素法やV&V、弾塑性、超弾性・粘弾性、接触解析、熱応力解析などの各種解析方法までを解説しています。特に、非線形CAEの基本的な理論の概要を把握しながら定式化することで、力学の本質を理解することを目標としています。本書では有限要素解析ソフトウェアのMarcを使用して例題演習を行っていますが、これは自動車教習所で特定の車を使って練習するのと同じで、他のCAEソフトでも同様に解析することができます。あなたにとってCAEとは?汎用コードによるモデリング材料力学と有限要素法の違い2次元解析とシェル要素解析の品質保証―検証と妥当性の確認(V&V)動解析非線形CAEの「非線形」とは?座屈解析弾塑性超弾性・粘弾性接触解析熱応力解析ユーザーサブルーチンデジタルツインMentatの基本操作非線形有限要素法の基礎有限要素解析ソフトウェアを使えば,理論を理解していなくても解析結果が簡単に得られます.しかし,その結果は妥当性のあるものといえるでしょうか.本書はCAE技術を入門レベルから専門家レベルにステップアップするためのテキストです.例題を積極的に活用し,CAEの基礎から,有限要素法やV & V,弾塑性,超弾性・粘弾性,接触解析,熱応力解析などの各種解析方法までを解説しています.特に,非線形CAEの基本的な理論の概要を把握しながら定式化することで,力学の本質を理解することを目標としています.本書では例題に有限要素解析ソフトウェアのMarcを使用していま   Honya Club.com


JPY ¥8,250
第1章 本研究の背景―学校現場の現状と教師に対する援助の実際第2章 文献研究第3章 本研究の目的、基本概念の定義第4章 指導・援助サービス上の悩みにおける中学校教師の被援助志向性とバーンアウトの関連(調査研究1)第5章 中学校教師の被援助志向性と自尊感情の関連(調査研究2)第6章 「状態・特性被援助志向性」尺度の作成および信頼性と妥当性の検討(調査研究3)第7章 状態・特性被援助志向性に影響を与える内的・外的要因の検討(調査研究4)第8章 本研究の総合的考察および結論   Honya Club.com


JPY ¥858
人びとは固唾を呑んで、福島原発事故のテレビに見入っていた。そこで、テレビは「原子炉は安全だ」「放射能が漏れても直ちに健康被害はない」と、政府と東電の主張を繰り返した。その結果、ネットなどで、「大本営発表」との批判が噴出した。その批判が妥当なのか、ここで番組の丁寧な検証を行いたい。"3.11後のよりよい社会"を構築するためにも。テレビは誰の目線に立って報道したのか?メディア・スタディーズの専門家が答えを出す。序章 "3.11後の社会"の熟慮民主主義のために第1章 福島第一原子力発電所事故の経緯―3月11日から3月17日まで第2章 地震発生から一号機の爆発まで―振りまかれる「楽観論」の言説第3章 福島第一原発一号機の爆発―覆い隠せない"現実"と"安全神話"の間で第4章 3月13日から14日の三号機爆発まで―繰り返される「可能性」言説第5章 3月17日ヘリからの水の投下―人体への影響はどう語られたか第6章 原発事故に関するインターネット上の情報発信第7章 情報の「共有」という社会的価値テレビは政府と東電の発表を無批判に垂れ流したのか。3月11日から1週間のNHK、民放の原発報道についてその内容を再現し、インターネットも含めて考察した臨場感あふれる力作。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
序章 中小要領・中小指針及び税務会計の一体化(会計におけるルールの必要性;一般に公正妥当な会計処理の基準;制度会計と公正処理しん酌規定の適用;中小会社の会計制度のあり方;中小会社の会計制度の選択;結語)第1章 確定決算・決算調整及び法人税申告書作成の概要(計算書類の作成と確定手続;法人税申告書の作成;計算書類の表示;計算書類の保存・公告)第2章 中小指針・中小要領の内容ー貸借対照表の作成と税務調整(資産の部;負債の部;純資産の部)第3章 会計監査・持分会社等(会計監査;持分会社)中小会社の計算書類の確定手続に加え、確定決算から税務申告に移行する過程における税務調整の実務をビジュアル解説。中小要領と中小指針の取扱いの違いを明確化、これに伴う税務調整のポイントも事例と共に解説。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
自己・他者・関係・制度、あるいは宗教・逸脱・犯罪などの基礎概念を、エスノメソドロジーや社会調査の問題性も含めて鋭く問いなおす、最前線の現象学的社会学。第1部 現象学的社会学の問い―社会理論への視軸(社会理論と世界の超越―問いの深化への途;制度の生成―制度論への現象学的社会学の視線;理解の原点―宗教の内在的理解)第2部 現象学的社会学の基底―シュッツ解読の可能性(社会的行為とレリヴァンス―レリヴァンス概念の原像と射程;意味とワーキング―科学と多元的現実の再考;他者と他者性―他者経験の文脈)第3部 現象学的社会学の試行―経験的研究への視座(方法と客観性―統計的調査法の隠された基盤;標準化・妥当性と意味―調査票調査の問題性;逸脱論の漂流―ある逸脱論者の問い;犯罪学の基底構造―ラディカル・クリミノロジーを超えて)   Honya Club.com


JPY ¥2,310
私たちヒトの脳の中には「文法」がある。この「脳内文法」のおかげで、私たちはことばを生み出し、それを理解することができる―では、この「脳内文法」のメカニズムは、はたして、どのようになっているのだろうか?本書では、具体例をあげながら、理科系で役立つ話題を中心に議論を展開していく。この上なく明解に解説された「理論言語学」の入門書。1 なんでだろう?脳が勝手に判断してしまう!2 科学とは?理論とは?理論言語学とは?3 自然言語の統語構造4 句構造規則5 X'理論6 X'理論の妥当性を検証する7 ことばの獲得8 言語獲得のなぞを解く9 外国語の習得と言語の系統発生10 理論言語学から複雑系へ、そして人工知能へヒトの脳の中には「文法」がある。この「脳内文法」のメカニズムは、はたして、どのようになっているのだろうか。具体例をあげながら、理科系で役立つ話題を中心に議論を展開する。「理論言語学」の入門書。   Honya Club.com


JPY ¥4,950
第1部 国家ブランディングの範囲および規模(国家ブランディングの妥当性と範囲、発展;国家ブランドのアイデンティティ、イメージとポジショニング;国家ブランド・エクイティ)第2部 国家ブランディングの概念的ルーツ(国家ブランディングと原産国効果;国家ブランディングと国家アイデンティティ;原産国とナショナル・アイデンティティから国家ブランディングまで)第3部 国家ブランディングにおける倫理的および実践的問題(国家ブランディングにおける倫理的責任;国家ブランディングの概念をめぐる実際的問題点)第4部 国家ブランディングの現況ならびに将来的展望(国家ブランディング戦略の要素;国家のブランディングの将来的展望)国の持続的国家発展に不可欠な国家ブランディングに関する入門的解説書。様々な分野の学者および実務家による20編を超える寄稿を通じて、国家ブランディングの多彩な視点を提供する。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1章 溶接欠陥の種類と試験・検査法(溶接で発生する欠陥;代表的な溶接欠陥と試験方法の関係)第2章 非破壊試験(製品を壊さないで材料や溶接部の欠陥を調べる)(試験方法と試験技術者;外観試験と試験結果の利用 ほか)第3章 破壊試験(破壊して材料や溶接部の性能を調べる)(火花で見きわめる火花検査;熱処理の妥当性などを確認する ほか)第4章 溶接検査における不良品の処置(不合格品の処置と補修;フラックス入り複合ワイヤ使用半自動溶接での特異欠陥発生防止対策事例 ほか)   Honya Club.com


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本書は、企業実務の立場から、人事労務問題に取り組む社会保険労務士と弁護士が執筆した、就業規則の規定と運用のポイントを示した書籍です。必要不可欠と思われる就業規則の各条項を項目として挙げ、それぞれ検討すべき条項例を示した後、その修正例を通じてポイントを理解してもらう構成としています。各条項案の修正例とポイントは、社会保険労務士が中心となって執筆しています。各項目でクリアしておかねばならない法令上のポイント、制定の際に企業が検討する必要がある事項、効率的な制度にするポイント等を解説しています。条項の修正例とチェックポイントをリンクして読んでいただくことで、自社にあった就業規則とするための視点や自社の就業規則を見直す際の要点をつかむことができます。規定自体は法令上の問題がないとしても、規定の無理な運用をすることで違法となってしまったり、制度の所期の目的を達成できなかったりすることもあります。本書では、チェックポイントの解説の後に、就業規則の運用面で参考となる通達や裁判事例等を解説しております。総則(目的・適用範囲)採用試用期間出張配置転換昇格・昇進降格・降職出向休職服務規律〔ほか〕━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「働き方改革」も見据えて就業規則をブラッシュアップ!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 近年、日本の労働環境は大きく変貌し人事・労務の問題は厳しさを増す傾向にあるようです。従来からある解雇紛争、未払残業代の請求等の賃金紛争などの裁判手続だけでなく、日々の業務の中でも、セクハラ、パワハラ等のハラスメント、業務指示の妥当性、プライバシー等の問題など多くの問題をはらむようになりました。このような状況の下、人事労務関係で円滑な業務を進めるために   Honya Club.com


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手良向聡/臨床予測モデル 開発・妥当性確認・更新の手引き    HMV&BOOKS online


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「はじめに」より本書は今を去る 163 年前に尾台榕堂先生により著わされた不朽の名作「類聚方広義」に倣って、漢方家必携の座右の書として試みたものである。即ち「傷寒論」「金匱要略」の原文を掲げ、条文で云うところの " 方意 " を二味の薬徴理論を用いて帰納した。また漢法治病原則に準拠して二味の薬徴を組み合わせて薬方の方格を立体的に示した。薬方機能図である。この図は六病位に於いてその薬方が位置する場所、つまり病位 を明確に示すだけでなく、薬方を構成する生薬の比率、薬力(虚実に応じた)が理解できるし、証の流れに応じて発展する薬方の変化、そして加減方のあり方、合方、兼用方の妥当性まで立証して余すところが ない。 病人の呈する証と術者が武器として立ち向かわせる薬方の証が相対 しなければ病は治癒しない。考えてみるとこの二つの証は楯の表とう らみたいなもので、表現の方法は違っても実は同じものなのである。 " 医は意なり " と云われる。いつもそばに置いて、" 証 " を求める手助けとなり、また誤りがあればいつでも気づかせてくれる伴侶を求めていた。それが「現代類聚方」である。巻頭には充実の索引を掲載している。   Honya Club.com


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「生きづらさ」を抱えた子どもたちの個性に寄り添う。哲学教授にして自ら児童教育に携わる著者による、教育の場から得られた貴重な実践の報告と理論的探究。1 実践編(発達に課題がある児童をめぐる問題状況とシュタイナーハウス・モモの基本方針;シュタイナー教育に基づく実践;モンテッソーリ教育に基づく実践)2 理論編(シュタイナー教育を読み解くためのパラダイム;シュタイナー教育思想とモンテッソーリ教育思想をつなぐ神智学)発達に課題のある児童への教育に、シュタイナー教育/モンテッソーリ教育の論理と手法はどのように活かせるのか。哲学教授にして自ら児童教育に携わる著者による、現場から得られた貴重な実践報告が、新たな教育の可能性を開く。●著者紹介衛藤吉則(えとう・よしのり)1961 年 福岡県生まれ。 広島大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。現 在 広島大学大学院文学研究科教授(教育学博士)。著 書 『シュタイナー教育思想の再構築──その学問としての妥当性を問う』(ナカニシヤ出版,2018 年),『西晋一郎の思想──広島から「平和・和解」を問う』(広島大学出版会,2017 年),『松本清張にみるノンフィクションとフィクションのはざま──「哲学館事件」(『小説東京帝国大学』)を読み解く』(御茶の水書房,2015 年),『教育と倫理』〈人間論の21 世紀的課題6〉〔共著〕(ナカニシヤ出版,2008 年),『教育』〈岩波応用倫理学講義6〉〔共著〕(岩波書店,2005年),『仙?』〔共著〕(西日本新聞社,1998 年),他。   Honya Club.com


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損害賠償算定のうちでも、特に難解とされている分野の1つに休業損害と逸失利益の算定が挙げられる。事故に遭いケガを負って、やむを得ず休業しなければならない事態に陥った被害者の休業損害。あるいは不幸にも被害者が死亡してしまった場合、事故に遭わなければ将来にわたって得ることができたであろう所得の喪失。いわゆる、逸失利益の算定には、事故以前の被害者の所得に対する確かな裏付けが必要になる。所得の中には、賠償の対象となるものと、そうではないものがありので、所得の内容把握はもちろん、それらの妥当性を担保する証拠が必要で、これらの資料が揃うことで初めて休業損害ならびに逸失利益算定の手続を進めることができるのである。今年度の注意点は、ライプニッツ係数と源泉徴収税額表の変更である。令和2年4月施行の改正民法によりライプニッツ係数表が新しくなり、令和2年4月以降の事例に対しては、当面の間、民事法定利率3%で計算することになっている。また、「平成30年度税制改正大綱」により令和2年1月から源泉所得税が改正され、給与所得控除が引き下げられ、基礎控除が引き上げられた。自動車保険、賠償責任保険における損害査定は、ますます複雑化する傾向にあり、一方では、被害者救済の観点から、公正妥当かつ迅速に損害査定を行うことが社会的に強く要請されている。こうした状況を解決するため、損害査定実務担当者にお勧めの解説書である。   Honya Club.com


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1 企業会計に対する法規制の必要性と企業会計の前提2 企業会計法の目的と構造3 「公正ナル会計慣行」と一般に公正妥当と認められる会計基準4 企業会計法のあらすじ5 資産・負債・資本概念6 新金融商品・オフ・バランス取引と企業会計法7 資産の評価(貸借対照表上の計上価額)8 企業集団の会計・企業結合の会計9 監査制度10 会計情報提供者の責任11 コンピュータと企業会計法12 中小会社と企業会計法13 配当規制と企業会計法   Honya Club.com


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神秘主義のベールを剥ぎ、教育思想としての核を掴む。人智学的認識論を考察の軸に、シュタイナー教育思想の全体構造と学理論的な妥当性を明らかに。第1章 シュタイナー教育思想の成立背景と実践的特徴第2章 教育学におけるシュタイナー教育思想の位置第3章 シュタイナー教育思想をめぐる科学性論議第4章 認識論的取り組みとその原点第5章 人智学的認識論の構築に向けた「哲学」的格闘第6章 人智学認識論の構造と読み解きのパラダイム補論 戦前の日本におけるシュタイナー教育思想の受容   Honya Club.com