JPY ¥4,180
リチャード・フラナガン/奥のほそ道    HMV&BOOKS online



JPY ¥2,695
リチャード・フラナガン(著者)~渡辺佐智江(訳者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥4,180
1943年、"死の鉄路"建設で地獄のような日々を闘っていた、捕虜の軍医ドリゴ。そこへ一通の手紙が届き、すべてが変わってしまう…。『グールド魚類画帖』で絶賛を博した作家が、第二次世界大戦中の父親の過酷な捕虜経験を題材にして、12年の歳月をかけて書き上げ、「傑作のなかの傑作」と激賞された長篇!ブッカー賞受賞作品。ブッカー賞受賞作品 1943年、タスマニア出身のドリゴは、オーストラリア軍の軍医として太平洋戦争に従軍するが、日本軍の捕虜となり、タイとビルマを結ぶ「泰緬鉄道」(「死の鉄路」)建設の過酷な重労働につく。そこへ一通の手紙が届き、すべてが変わってしまう……。 本書は、ドリゴの戦前・戦中・戦後の生涯を中心に、俳句を吟じ斬首する日本人将校たち、泥の海を這う骨と皮ばかりのオーストラリア人捕虜たち、戦争で人生の歯車を狂わされた者たち……かれらの生き様を鮮烈に描き、2014年度ブッカー賞を受賞した長篇だ。 作家は、「泰緬鉄道」から生還した父親の捕虜経験を題材にして、12年の歳月をかけて書き上げたという。東西の詩人の言葉を刻みながら、人間性の複雑さ、戦争や世界の多層性を織り上げていく。時と場所を交差させ、登場人物の心情を丹念にたどり、読者の胸に強く迫ってくる。 「戦争小説の最高傑作。コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』以来、こんなに心揺さぶられた作品はない」(『ワシントン・ポスト』)と、世界の主要メディアも「傑作のなかの傑作」と激賞している。   Honya Club.com

(PR) 芭蕉

JPY ¥4,290
新出『奥の細道』翻刻補註新出本『奥の細道』の性格―底本修正問題をめぐって曽良本へ『奥の細道』の展開―曽良本墨訂前後『奥の細道』の諸本関係に関する一試論―曽良本の書込訂正から作品理解に対する問題提起までもう一つの「細道」『おくのほそ道』読解―その時間軸にそって『おくのほそ道』を連句的に読む『おくのほそ道』―先行文学とのかかわりに関する若干の問題不易流行観の原点―貼紙訂正"過客「にして行かふ」年も"をめぐって芭蕉と寿貞・次郎兵衛〔ほか〕芭蕉について論じた文献から、昭和50年代以降の研究を中心に、新しい指摘がなされているもの、新資料または新しい方法により論が展開されているもの、問題提起的なもの25編を収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
本書は、東北の恐山や伊豆利島、吉野・熊野の祭りと信仰など、日本の農山漁村の民衆の間に培われた伝承文化を追究した民俗採訪記である。著者の学問的な関心が当初の地理学から歴史学、そして民俗学へと移行した、その転機をなしたのが柳田国男との出会いであった。以来民俗調査へと深く沈潜し、やがて桜井民俗学の結実を見るに至る。宗教と歴史と民族を包括した複眼思考のもとに民衆の基層文化の構築を目ざす桜井民俗学への招待。第1部 日本の精神的風土(東北の民間信仰;祭りと信仰;孤島の哀愁―八丈小島;黒潮洗う離島―伊豆御蔵島;伊豆利島の奥霊様;吉野・熊野の信仰;淡路島新風土記;鬼ヶ島の祭礼と若者たち―讃州 女木島祭礼聞書;宇和の俗信)第2部 歴史探究と民俗学(卑弥呼と民俗学;日本人の祖先観;死の儀礼―埋葬・墓制・供養など;生と儀礼―王朝時代の通過儀礼;抜け参りと民間信仰―民間における伊勢信仰の原初形態;門前町の移り変わり―宗教都市成立の歴史民俗学的考察;正月行事ノート;近世東国の民衆生活―『おくのほそ道』と『東遊雑記』;明治100年と靖国神社―日本における御霊信仰の系譜)〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,970
生誕100年。生涯にわたる日本文化研究と伝播の原点を、ドナルド・キーン賞特別賞受賞の著者が新たな視点で解き明かす渾身の力作。未発表含む自作25句も鑑賞。第1章 日本文学研究者への道(日本との出会い;『おくのほそ道』を歩く;『日本の文学』;『日本文学アンソロジー』)第2章 俳句の海外受容(イギリス・アメリカ・英語圏;フランス;ドイツ・ドイツ語圏;スペイン・スペイン語圏;ドナルドー・キーンとオクタビオ・パス)第3章 ドナルド・キーンの俳句観の深化(『日本文学の歴史』(全十八巻);『日本の俳句はなぜ世界文学なのか』;『日本文学の歴史 近代・現代篇』における俳句;桑原武夫の「第二芸術―現代俳句」について)第4章 日記文学(日記文学としての芭蕉『おくのほそ道』;正岡子規の日記)第5章 ドナルド・キーン俳句集キーン文学の原点に迫る キーン邸の玄関には、立像と座像の2体の芭蕉像が置かれているという。日本文学の研究と伝播に生涯を捧げたキーンは、昭和28年、31歳で念願の日本留学を果たした2年後、芭蕉の「奥の細道」を追体験、「紅毛奥の細道」を発表した。俳句はキーンが日本を知るうえでの重要な原点の1つだったともいえよう。 キーンが日本文学への関心を抱いたのは、ニューヨークの書店で売られていた、アーサー・ウェイリー英訳『源氏物語』を読んだことに始まる。そのウェイリー版からの逆翻訳を試み、ドナルド・キーン賞特別賞を受賞した著者が、キーンの原点を新たな視点で解き明かした渾身の力作が本書である。 キーン生誕100年。不思議な縁で結ばれた本書では、著者はまず「紅毛奥の細道」を辿り、キーンの心象風景を胸に刻むと同時に、その膨大な著作や海外への「ハイク」伝播を検証しながら、日本文学研究に重要な位置を占める俳句への道のり   Honya Club.com


JPY ¥1,155
芭蕉の足跡を辿ってみたいという願いは、その第一は、自分の目でその山河を確かめてみたいということであり、その第二は、そこを辿りながら芭蕉の発想の在り方を歩きながら考えてみたいということであった…。世に俳人多しといえども、芭蕉を語ってその右に出る人はいないといわれる旅の俳人楸邨が生涯をかけて芭蕉の足跡をくまなく踏査し、その俳諧精神の源を探求した奥の細道紀行の白眉の書。「おくのほそ道」旅程図第1章 白河まで第2章 みちのくへ第3章 芭蕉の山河第4章 北陸路をゆく第5章 別離の旅   Honya Club.com


JPY ¥1,320
おくのほそ道(旅立ち;草加;室の八島;仏五左衛門;日光 ほか)山中三吟両吟歌仙与謝蕪村俳詩(春風馬堤曲;北寿老仙をいたむ)近世名句芭蕉の「奥の細道」ほか、「山中三吟両吟歌仙」、蕪村の俳詩など、近世名句の数々を、橋本流解釈とともに味わう。近世俳句の入門書に最適の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥924
人生を「旅」と観じ、自己の生活をそのまま芸術と化した「風狂」の姿。紀行文の形をとりながら芭蕉はこの一書に自らの俳諧の到達点を示そうとしたのであろう。美しく味わい深い文章、構成の巧み、磨き抜かれた芸術精神、それらが生み出した「幻術」の世界がここにはある。旅の実録『曾良旅日記』、秀れた古注釈書『奥細道菅菰抄』を併収。おくのほそ道曾良旅日記(元禄二年日記抄・俳諧書留)奥細道菅菰抄   Honya Club.com


JPY ¥924
芭蕉にとって、『おくのほそ道』とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程は歌仙の面影を移す四つの主題に分けられる。出立から那須野までの禊、白河の関を過ぎてみちのくを辿る歌枕巡礼、奥羽山脈を越え日本海沿岸で得た宇宙への感応、さまざまな別れを経て大垣に至る浮世帰り。そして芭蕉は大いなる人生観と出遭う。すなわち、不易流行とかるみ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。第1章 「かるみ」の発見第2章 なぜ旅に出たか第3章 『おくのほそ道』の構造第4章 旅の禊―深川から蘆野まで第5章 歌枕巡礼―白河の関から平泉まで第6章 太陽と月―尿前の関から越後まで第7章 浮世帰り―市振の関から大垣までエピローグ―その後の芭蕉流転してやまない人の世の苦しみをどう受け容れるのか。旅にその答えを見出した芭蕉が得た、大いなる境涯とは何か。本書では、「奥の細道」の全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
芭蕉の『おくのほそ道』に、蕪村『奥の細道画巻』から絵を模写して配し、本文上段に頭注欄を設けて語句を注記した、ユニークな板本を影印。書誌、内容、『奥の細道画巻』との関係などを詳述した解説を附す。   Honya Club.com


JPY ¥10,145
第1章 「芭蕉翁正筆奥の細道」第2章 『おくのほそ道』伝本の概観第3章 清書本本文の検討―曽良本と対比して第4章 曽良本・清書本の表記(用字法)の検討―他の真蹟類と対比して   Honya Club.com


JPY ¥1,760
社会派本格ミステリーの数々を生んだ屈指の流行作家。森村誠一。焦土を立ち上がり高度経済成長する日本に、「見てから読むか、読んでから見るか」のキャッチフレーズをかかげ、活字と映像のメディアミックスによりファンを増やし続けた稀代の作家は、なぜ書き、いかに生きてきたのか。東京新聞夕刊「この道」連載当時から話題を呼んだ、作家人生の証明を賭けた迫真の自伝。1 戦火のスタンド・バイ・ミー(熊谷市に生まれる;太平洋戦争勃発 ほか)2 一望の焦土から希望の光(軍事強盗;熊谷大空襲 ほか)3 立ち上がる東京(進学前の幻影;青春の復活 ほか)4 隣国の不幸からホテルマンに(新世界に就職;東京に回帰した転勤 ほか)5 作家だけの証明書(作家へ転身;長編小説の処女出版 ほか)6 戦争の飽食と『悪魔の飽食』(コマーシャルフィルム;ニューヨーク取材 ほか)7 時代を彩る夢と花と(グラスの奥の流浪;夢を追うアンコール旅行 ほか)8 写真俳句からおくのほそ道へ(自由と束縛;角川歴彦氏からのおくのほそ道へ誘われる ほか)9 慟哭する日本列島(阪神淡路大震災―唇に歌を、心に勇気を;強制連行労働者 ほか)10 永遠の狩人(飢えた"文狼";昇龍の雲 ほか)焦土から出発し、数々の名作を生んだ社会派推理作家が、戦後日本の移ろいに自らの思いを重ねて綴る初の自伝。「人間の証明」「悪魔の飽食」「運命の花びら」など話題作・問題作の数々を世に問うた作家人生のすべて。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
第一歌集。作歌三十余年の間に詠まれた三四五首収載。川のほとりに学徒出陣塩屋横丁郡上八幡夫の明け暮れまことの病名豊穣の秋虫送り江戸とんび凧師の歌碑永訣のたび後の暮らしに平安佛熊野古道韓国巡行だまし絵水無月鞍馬の寺キンクロハジロ四国遍路喜多屋三左衛門風の盆遠野鳥獣戯画動物園天城旧道奥のほそ道ますほの小貝髪形歳月を積む毀つ家遠世の人富士吉田火祭り天平の〓尾沈黙万治の石佛修二会マンモス展縁なし眼鏡干潟二千四百キロの旅吊橋さくら生日大切なもの秋の京小宴ウズベキスタン護符跋 『川のほとりに』のために 奈賀美和子   Honya Club.com


JPY ¥2,136
「片雲の風に誘はれて」旅立った芭蕉のあとを求めて、漂泊の詩人のこころを探る。奥の細道を訪ねるための情報・地図も収録。序説 なぜ「奥の細道」か黒羽と雲巌寺那須の殺生石と遊行柳白河の関飯坂・佐藤庄司旧跡と笠島岩出山より尿前の関鼠ケ関より出雲崎小松より那谷寺・山中温泉天龍寺と永平寺外人の見た芭蕉と『おくのほそ道』芭蕉略年譜おくのほそ道足跡図『おくのほそ道』の句一覧『奥の細道』の歌枕一覧芭蕉関係資料の主な収蔵・展示機関〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,300
巻頭論文 フランクリン博士の子どもたち―フランケンシュタイン、テスラ、そしてガーンズバック第1部 語られぬ他者の声を聴く(パット・バーカー『ドアの目』論―得体のしれない恐怖という記憶;生命科学と資本主義の協同、あるいは現代のディストピア―マーガレット・アトウッド『オリクスとクレイク』における語り/フィクション/共同幻想;W.B.イェイツ「一九一六年復活祭」再読―「わかりにくさ」の意義)第2部 "物語"は言葉となる日を待つ(記憶の庭と戦時の庭―ヴァージニア・ウルフの『幕間』を中心に;「等価交換」で読み解くロアルド・ダール―散りばめられた理不尽な天秤;戦争文学と「人間をまもる読書」―文化批判として読むリチャード・フラナガンの『奥のほそ道』)第3部 交感する過去と現在(やり遂げることのできない戦争の、その先にあるもの―H.G.ウェルズ『ブリトリング氏、やり遂げる』を読む;G.オーウェル『一九八四年』を四度、読み直す―ポスト・トゥルースの時代にあって真実を見つめる;芸術的可能性としての「神話」)巻末エッセイ 人間の時間を取り戻す試み―自伝/伝記文学の可能性   Honya Club.com


JPY ¥1,980
『おくのほそ道』は、日本を代表する古典文学としてどのように評価されるべきなのか、また『おくのほそ道』は、これまでほんとうのところ、どのように読まれてきたのか。本書は、はじめに国語教育史・教科書史の立場から、次に教材分析の視点、また作品享受の問題、さらに大学・高校での授業報告、そして英訳本『ほそ道』を使って授業をされた経験をふまえたアメリカからの発言をもって結びとしている。国語教科書にみる『おくのほそ道』『おくのほそ道』教育史―その指導法の変遷教材としての『おくのほそ道』―主題・構成・叙述・文体教材『おくのほそ道』の本文表記に関する考察―仮名遣いを中心にイメージ世代のみた『おくのほそ道』―アンケートによる"作品享受"の分析(1)『おくのほそ道』各章段の評価―アンケートによる"作品享受"の分析(2)『おくのほそ道』の主題と構成―大学生における享受のしかた高校生と『おくのほそ道』英訳で読む『奥の細道』―アメリカの日本文学研究の立場から   Honya Club.com


JPY ¥2,750
1 古典文学で何を教えるか2 古典の授業をどう組織するか3 川柳4 『竹取物語』5 『今昔物語集』『宇治拾遺物語』6 『平家物語』7 『枕草子』8 『徒然草』9 『奥のほそ道』10 『万葉集』11 『百人一首』12 中国の詩   Honya Club.com


JPY ¥1,760
第1章 芭蕉の「おくのほそ道」の旅(江戸・深川→白河の関(禊の旅)、旅図;白河の関→尿前の関(みちのくの歌枕の旅)・旅図;尿前の関→市振の関(宇宙の旅)・旅図;市振の関→大垣(人間界、別れの旅)・旅図)第2章 私の「奥の細道・ひとり旅」と版画制作第3章 松尾芭蕉年譜第4章 わたしを語る・この道ひたすら(幼少から学生時代(1936ー1958年、1ー22歳);芦北町大野中時代(1959ー1962年、23ー26歳);熊本大学付属中時代(1963ー1970年、27ー34歳);県立宇土高校時代(1971ー1980年、35ー44歳);県立美術館時代(1981ー2007年、45ー71歳);やっと退職(2008ー2015年、72ー78歳))   Honya Club.com


JPY ¥2,200
奥のほそ道といふ文を読初しよりただその跡のなつかしく…。芭蕉没後80年、5ケ月間の大行脚を記した諸九尼「秋風の記」。その足跡をつぶさに辿り、郷土が育んだ女流俳人の豊かな人間像、俳友たちとの心の交流を描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
本書は、芭蕉『おくのほそ道』の足跡をたどろうとする人々の案内役になるようにと考えて執筆したもので、芭蕉の足跡探訪編と、これを補足する資料編の二部より成る。第1部 『おくのほそ道』を歩く(深川;千住・草加;室の八島;日光;黒羽・霊厳寺;殺生石;遊行柳;白河の関;須賀川;安積山 ほか)第2部 資料編芭蕉の「奥の細道」をそのままたどって行けるガイドブック。新しい芭蕉句碑・文学碑の建立、市街地の変化にともなう地図と案内文の追加など、大幅に改訂。「芭蕉翁絵詞伝」「東奥紀行」などの図版を増補。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
第1章 季語への旅(あめつちのことば;季語への旅 ほか)第2章 達人対談―昨日・今日・明日(永六輔さん;田辺聖子さん ほか)第3章 おくのほそ道―その旅の記憶(深川;千住・草加 ほか)第4章 俳句列島日本すみずみ吟遊(対談・日本列島桜花巡礼;芭蕉の足跡を訪ねて―湖西吟遊 ほか)季語に出会い、達人と語らう。奥の細道を訪ね、俳句列島を行脚する。時流を超え、自らのライフスタイルを貫く俳人・黒田杏子が、終わりなき俳句巡礼の旅に誘う。ゆっくり、じっくり、焦らず、のんびり楽しめる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
松尾芭蕉「おくのほそ道」の足跡をたどろうとする人々のための案内書。芭蕉の足跡探訪編と、それを補足する資料編の二部構成。深川、千住から日光、松島、平泉などを芭蕉とともに歩く。94年刊の改訂版。〈久富哲雄〉1926年山口県生まれ。東京大学文学部大学院修了。現在、鶴見大学名誉教授。近世俳文学専攻。著書に「おくのほそ道雑攷」「奥の細道の旅」などがある。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
おくのほそ道ノート日光・那須路深川―遊行柳奥州路白河の関―仙台奥州路多賀城―平泉奥州・出羽路一関―象潟北陸路酒田―山中温泉加賀・越前路全昌寺―大垣奥の細道旅行ガイド   Honya Club.com


JPY ¥1,430
33年の奉職の後、1冊の本に触発されて新たな旅立ちへ!300余年を経た「奥の細道」への想像と現実と実感を書き残す労作。1 「奥のほそ道」への決意2 芭蕉たちと同じ日の旅立ちのこだわり3 松並木つづく草加宿4 間々田、日光、黒羽、那須野の下野を行く5 白河の関を越えて陸奥へ6 尾花沢、山寺、出羽三山そして酒田7 越後から難路をこえて越中へ8 芭蕉のひとり旅、加賀へ9 一人旅して越前へ10 最終目的地、大垣に着く   Honya Club.com


JPY ¥12,100
本文批判を通して芭蕉『奥の細道』の再構築を試みる。中尾松泉堂現蔵『おくの細道』は「書き癖から芭蕉の真蹟である」と本当にいえるのであろうか。まず「書き癖」とはあくまでも文字の外形、それはしかも「癖」である限り、容易に真似られるものである。また「夥しい推敲跡」を有すると中尾本は説明されるが、その「推敲」は他者の手になる「添削」を想定されていない。したがって、中尾本は「書き癖から芭蕉の真蹟であることが明らかにされた」などとは到底言えるものではない。本書は、貼紙などによって添削される以前の中尾本の本文の全体を、『奥の細道』の新出の一異本として読解し、芭蕉の『奥の細道』の復元を企図するものである。【平成八年十一月、はじめて世に紹介された、中尾松泉堂現蔵『おくの細道』は、貼紙などの添削が施された下から、従来まったく知られなかった本文が出現したところに、その画期的な意義があるであろう。わたくしはそう考えて、岩波書店から刊行された複製版(上野洋三・櫻井武次郎氏編『芭蕉自筆奥の細道』平成九年)の写真と、苦心解読された注とをたよりに、貼紙などによって添削される以前の本文の全體を、『奥の細道』の新出の一異本として読解することを試みた。すると、この異本の本文は、従来、主として、素龍清書本〔西村本〕『おくのほそ道』と曾良本〔天理本〕『おくのほそ道』とに依拠してなされてきた、この作品の本文の校訂に再考を促すもののように思われたので、その結果の一部を、ここに報告する。】   Honya Club.com


JPY ¥5,060
第5回は古典論の代表作!漂泊の二大歌人俳人、西行と芭蕉に関するエッセイを網羅。ミクロコスモス―松尾芭蕉に向って(ミクロコスモス―松尾芭蕉に向って;自己引用の振幅;風羅坊の実存 ほか)芭蕉遠近(発見と再生の旅路―西欧紀行文と『おくのほそ道』;不可知の道の奥へ―『おくのほそ道』私見;色・匂い・音で味わう―芭蕉のシネステシア ほか)西行(桜に生き、桜に死す…;武門からの出立―略伝(一);円寂への旅路―略伝(二) ほか)   Honya Club.com


JPY ¥847
ノラは行方不明の子猫を探して芭蕉さんの「奥のほそ道」の旅に出た―俳句を詠みながら、東京から松島へ、そして平泉へ。登場する個性豊かな猫たち(ボイシー、トーちゃん、ニャー水、ネコ尼、ネコ丸)はみな俳句をたしなむ。芭蕉研究で注目を浴びる著者が猫の視点で描いた前代未聞の猫物語。人気の猫イラストレーター浅生ハルミンの絵も多数(カラーも五点)収録。ノラは子猫を探し「奥のほそ道」の旅に出た 《我が家の老猫ノラはある日コツゼンと姿を消しました。ノラは、芭蕉さんの「奥のほそ道」の旅に出たのだと思うのです。消えてしまったノラの念力をいただいてこの話ができました。》東京から松島へ、そして平泉へ、ノラの旅はつづく。登場する猫たち――ボイシー、トーちゃん、ニャー水、ネコ尼、ネコ丸……いずれも個性豊かで、みな俳句を詠む。句会はもちろん、連句(五七五の句のあとに七七の脇をつける)もあるし、句合せ(持ちよった句の勝ち負けを決める)もある。全篇に猫たちが詠んだ句があふれ、人気猫イラストレーター・浅生ハルミンの絵60点余(カラーも10点)をちりばめた傑作猫物語。文庫化に際して全篇にわたり加筆訂正した完全版、待望の刊行。全14章、見出しは全て俳句。猫たちの句の一部をご紹介:片すみに猫がかたまる走梅雨/老猫の小さな足に西日さす/みちのくの涼しさつげよ猫の旅/水を飲む猫の小舌に秋の風/渋柿の花散る里に帰りゆくそして連句――スーパーの煮干しの固き余寒かな ノラ貧しき家にけふもいついて トーちゃん   Honya Club.com


JPY ¥3,960
両作品の細部を探索して、表現・着想・意図等が類似した点を36箇所対照し、芭蕉がこの作品に強く影響を受けていることを例証する。第1章 序論(東関紀行―『おくのほそ道』の先行文学一;都のつと―『おくのほそ道』の先行文学二;『都の土産』の出版時期;先行文学に影響を受けた芭蕉作品―「幻住庵記」の場合;『おくのほそ道』の場合―井上敏幸氏説)第2章 『都の土産』(元禄三年刊『詞林意行集』本)各章段の注解・口語訳および『おくのほそ道』への影響(修行に;旅立ち;志賀の浦;佐夜の中山;箱根 ほか)第3章 『都のつと』(扶桑拾葉集本)と『おくのほそ道』(曽良本)との相似箇所一覧第4章 『芭蕉翁正筆奥の細道』補説   Honya Club.com


JPY ¥7,700
五・七・五のルーツを、各時代の歌論・連歌論・俳論の名著を通して徹底検証し、「俳句とは何か」を鋭く追求した渾身の論考。第1部 発句論史の諸問題(策伝作『醒睡笑』と初期俳諧―散文・韻文とその「笑ひ」;重頼編著『懐子』における六俳仙批評のパロディーの分析;季吟著『山之井』における「題目」の意味―季題論序説・その1;季吟著『山之井』に見える「本意」の継承―季題論序説・その2;『おくのほそ道』における表記「俳諧」に関する一考察 ほか)第2部 俳諧発句論―資料と研究(芭蕉判『十八番発句合』の新出写本;『去来抄』「故実」の一異本;もう一つの『去来抄』―素丸『説叢大全』所収本の検討;千那伝書『鳳鳴談』の確実性;千那伝書考―もう一つの伝書『蕉門千那俳諧奥儀』の位置づけ ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
未来"をひらく俳句の力俳句はやさしい!おもしろい!(五・七・五のリズム;季語を入れる)自由な俳句もある(切れ字を使う;思い切った省略;文語と口語)俳句の歴史を知ろう松尾芭蕉と『おくのほそ道』地域の俳句活動を見てみよう(「奥の細道むすびの地」 岐阜県大垣市の取り組み)どの子もすぐに俳句が作れる! 楽しくかんたんに俳句作りが学べるシリーズの第1巻。季語、切れ字など、俳句の基本的な説明と俳句作りの楽しさを、美しい写真とわかりやすい解説で伝える。小中学校の俳句授業の実践事例も紹介。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
江戸から日光をめざす日光街道、「おくのほそ道」とかさなる奥州街道。日光街道(日本橋を中心に文化が花開く;千住大橋からひらけた日光街道の第1宿;沼地をうめ立てて道をつくった;江戸川・古利根川で栄えた2宿;東へと移された利根川をわたる ほか)奥州街道(奥州へとつづく旅のはじまり;那須一族にかかわる城下町がつづく;奥州の難所、那珂川をわたる;道はいよいよ奥州へ;奥州の政治・経済・学問の中心地)江戸時代に整備された五街道の出発点から各宿場町をナビゲート。各宿場町の様子や街道にまつわる歴史的な出来事のほか、人や物、文学や芸術などの側面を紹介しながら終着点へ向かいます。巻頭には広げると65?になる「日本の古道・五街道パノラマ地図」を掲載! 過去から現在へ、いまの日本の発展が、街道と深く関わっていることを知る「温故知新」のセットです。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
山本ミノ/奥のほそ道を歩く 旅のぬり絵 1    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,750
本書は、東京の千住から岐阜県大垣まで俳聖芭蕉が辿った"おくのほそ道"を著者が自分の眼を通して10年に渡り描いてきた水彩スケッチ集です。旅スケッチ奥の細道 行程図旅立―東京草加―埼玉室の八島―栃木仏五左衛門―栃木日光―栃木那須―栃木黒羽―栃木雲巌寺―栃木殺生石・遊行柳―栃木〔ほか〕   Honya Club.com


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『おくのほそ道』は、こんな本(『おくのほそ道』が書かれた江戸時代前期ってこんな時代;『おくのほそ道』を書いた松尾芭蕉ってこんな人;芭蕉の旅支度と荷物;百五十日かけてめぐった『おくのほそ道』ルート;原文にトライ!声に出して読んでみよう!1 月日は百代の過客にしてー;江戸からの旅立ち 原文にトライ!声に出して読んでみよう!2 「行春や鳥啼魚の目ハ泪」;日光東照宮を参拝 原文にトライ!声に出して読んでみよう!3 「あらたうと青葉若葉の日の光」;黒髪山での、門人曽良の決意;松尾芭蕉研究1 松尾芭蕉の門人たち;日本一の美しい景色・松島 ほか)美しい写真やイラストなどの豊富なビジュアルで古典を楽しむ『絵で見てわかるはじめての古典』の増補改訂版。新指導要領対応。松尾芭蕉の紀行文『奥の細道』の俳句や、他の名作俳句、ウィットに富んだ川柳をはじめて古典に接する読者にもわかりやすく解説。   Honya Club.com


JPY ¥990
東京都杉並区立天沼中学校の取り組み。「言葉こそ人間関係の基盤」という考えをもとに藤川章校長が発案し、国語科の川原龍介教諭らが名文・名句をまとめたものが、二〇一三年四月に「言霊百選」として冊子化されました。この「言霊百選」をもとに、子どもから大人まで幅広く親しんでもらえるよう再構成したのが、本書『ことだま百選』です。いろは歌―「色はにほへど散りぬるを…」十二支―「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」十干―「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」月の異名―「睦月如月弥生卯月皐月…」太陽系の惑星―「水金地火木土天海」江戸の洒落言葉―「恐れ入谷の鬼子母神」円周率の語呂合わせ―「3・14159265…」回文―「むら草に…」春の七草―「せりなづなごぎやう…」秋の七草―「萩の花尾花葛花…」〔ほか〕古今和歌集の仮名序からはじまり、奥のほそ道、円周率、寿限無、草枕、雨ニモ負ケズetc...そして日本国憲法前文まで、現役の国語教諭が選んだ、覚えてほしい100の名文。本書は、杉並区立天沼中学校が、生徒の十年後、二十年後の人生が豊かになるよう願いを込めて、「教養」が身につくようつくられたものです。先人たちの素晴らしい知恵や感性を、暗唱することで身体に染みこませ、豊かな人間を育てます。古今和歌集の仮名序からはじまり、奥のほそ道、円周率、寿限無、草枕、雨ニモ負ケズetc...そして日本国憲法前文まで、現役の国語教諭が選んだ、覚えてほしい100の名文。本書は、杉並区立天沼中学校が、生徒の十年後、二十年後の人生が豊かになるよう願いを込めて、やがて世界へ羽ばたいていっても通用する「教養」が身につくようつくられたものです。先人たちの素晴らしい知恵や感性を、暗唱することで身体に染みこませ、豊かな人間を育てます。*言葉はすべてのコミュニケーションの基盤   Honya Club.com


JPY ¥3,300
津軽三味線の名手佐々木壮明が、芭蕉の「奥の細道」全50句に曲をつけて、唄い、演奏したCDと、「奥の細道」全文に解説とカラー写真を付す。カラー図版「奥の細道」をたどる私と津軽三味線と「奥の細道」と(佐々木壮明)津軽三味線の新しい世界を求めて―対談・三隅治雄・佐々木壮明おくのほそ道―原文「奥の細道」の調べ(金沢規雄)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
芭蕉さんの名作『おくのほそ道』を研究するには、芭蕉さんの抱いていた思想感情を構成する言葉の研究が不可欠である。本書は、芭蕉さんの言葉を地域語「尾花沢弁」で翻訳した渾身の労作。前口上尾花沢弁訳おぐのほそ道・口上訳おくのほそ道現代語訳おくのほそ道芭蕉略年譜・地図参考文献一覧訳者のひと言二十年後のみなさんへのあとがき芭蕉の『奥の細道』を、編者による現代語訳と山形弁訳で紹介。さらに尾花沢(山形)の語り部・大類孝子さんによる朗読(CD・約60分)を合わせる。土地の語り部のやわらかな肉声は〈芭蕉が辿った旅路〉への誘い、なのかもしれない。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
いま、芭蕉が新しい!まんがで学び、カメラで遊ぶ。あわせて読んで旅を味わうおとなの「細道」子どもの「ほそ道」。佐藤庄司の旧跡飯坂(飯塚)の里笠島武隈の松宮城野(仙台)壷の碑末の松山・塩釜瑞巌寺・石巻平泉尿前の関尾花沢立石寺最上川出羽三山紀行文学の最高傑作といわれる「奥の細道」。芭蕉の足跡を漫画で学び、カメラで遊ぶ。合わせて読んで、「奥の細道」の旅を味わえるユニークな本。本巻には、佐藤庄司の旧跡から出羽三山までを収録。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
奥の細道「三代の栄耀一睡の」(過去との対話『おくのほそ道』―「平泉」をめぐって;眼前、古人の心―『おくのほそ道』平泉考)日本永代蔵「世界の借屋大将」(「世界の借屋大将」に見る戯画化の手法;井原西鶴『日本永代蔵』巻二の一「世界の借屋大将」の教材性)雨月物語「浅茅が宿」(勝四郎と宮木―『雨月物語』作中人物論;「浅茅が宿」にどう躓くか)玉の小櫛「もののあはれ」(「ワン・オブ・ゼム」の視座―『源氏物語玉の小櫛』の「もののあはれ」論;享受から批評へ―起点としての「もののあはれ」 教材論『源氏物語玉の小櫛』)文学研究と文学教材研究を交差させ「本文」の概念を根底から問い直す好評シリーズ。本書では、高校の古典教科書に採用されている代表的な作品「奥の細道」「日本永代蔵」「雨月物語」などを取り上げる。   Honya Club.com


JPY ¥3,524
真蹟と写真でたどる奥の細道。俳諧革新に命をかけた旅の中で、芭蕉が書き残した、短冊・色紙・懐紙・書簡などの全真蹟を、新出資料も含めて網羅。さらに代表的な資料で生涯を見渡す。三百年の時をこえ、芭蕉の息づかいが、今ここに甦る。芭蕉と奥の細道おくのほそ道までおくのほそ道おくのほそ道以後図版解説芭蕉略年譜おくのほそ道行程図・日程(宿泊)一覧山刀伐峠芭蕉と月山と私日本詩歌文芸の結晶『おくのほそ道』世界文学の中の「奥の細道」   Honya Club.com


JPY ¥1,980
元禄2年(1689)、芭蕉が歩いたおくのほそ道全ルートを、江戸時代の古絵図・風景画・浮世絵など140点のカラー図版で辿り、芭蕉が見たままの風景のなかに、原文を並置して味読する。古典を新鮮に味わうために、文学と歴史学が融合した、本邦初の斬新な試み。原文=素龍本「奥の細道」現代語訳(山本健吉)「奥の細道」序説(山本健吉)芭蕉の旅と街道(渡辺信夫)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
選んだ本をお持ちする相手がすでにこの世にいらっしゃらない。車内を覗くと一号車がまるごと本屋だった。作家名も誰一人として検索に引っかからなかった。店内の中心に、小型の火力発電所を設置します。食べ終わった実をぽいって投げた先に、一冊の本があった。政府に目をつけられないようにと、書店の名も毎日変えた…まだどこにも紹介されたことのない、日本全国のおもしろい本屋22店を現役の書店員22名が文章で案内。月蝕書店―東京都豊島区プックス高円寺―東京都杉並区GOKUCHU BOOKS―兵庫県神戸市島の本屋―沖縄県八重山郡竹富町HOLE―東京都世田谷区アトム書房―東京都千代田区河谷家書店―東京都品川区本屋列車「おくのほそ道号」―東京都足立区ー岐阜県大垣市本屋の奥の秘密の本屋―愛知県名古屋市STREET BOOKS―大阪府大阪市〔ほか〕車内を覗くと1号車がまるごと本屋。作家名も誰一人として検索に引っかからない。店内に小型の火力発電所を設置…。日本全国の架空のおもしろい本屋22店を、現役の書店員22名が文章で案内する。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
俳文学者久富哲雄の写した奥の細道、昭和から平成にいたる50年の奥の細道の姿を百余点の写真で再現。『おくのほそ道』鑑賞の手引き。『おくのほそ道』本文+ゆかりの古歌九十七首を掲載。深川出庵千住草加室の八島日光山那須野黒羽雲巌寺殺生石・遊行柳白河の関〔ほか〕「奥の細道の番人」とも評された俳文学者が昭和・平成の50年間に撮りためた写真100余点、「おくのほそ道」本文と解説、ゆかりの古歌97首で構成。奥の細道のテキストとして、鑑賞の手引きとして最適。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
旅をすみ家とし、大自然のなかで、生き、死ぬことをめざした松尾芭蕉。混迷する現代に生きる日本人をいまも衝つ芭蕉の真実の詩の在り処を探る、現代詩人の野心的な試み。野ざらし紀行―真実発見の手段笈の小文(「狂ひ俳句」宣言;「造化」にしたがって)芭蕉の奈良―仏教のその奥にあるものおくのほそ道(縄文の人と神を求めて;宇宙の機能相同体出現)芭蕉七部集―低きに環る芭蕉の「造化」(時空を超える本質世界;宇宙との合体)芭蕉の世界―夢は枯野を   Honya Club.com


JPY ¥616
はるか三百年前、芭蕉が旅した「おくのほそ道」。旅という概念が当時とは全く異なる昨今、句碑を手がかりに「おくのほそ道」を旅してみてはどうだろう。句碑の前で、句を味わい、芭蕉に思いをはせる。きっと、ひと味ちがった旅を楽しめるはず。句碑の写真を多数収録。草の戸も住み替る代ぞ雛の家行く春や鳥啼き魚の目は泪あらたふと青葉若葉の日の光しばらくは滝にこもるや夏の初め夏山に足駄を拝む首途かな木啄も庵は破らず夏木立野を横に馬引き向けよほととぎす田一枚植ゑて立ち去る柳かな風流の初めや奥の田植歌世の人の見付けぬ花や軒の栗〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,538
不滅の名作「おくのほそ道」は今なほ不変の読者をもつ。本書は著者が芭蕉の旅路の跡をたどりつつ、独自の視点から「おくのほそ道」を平明に解説し、併せて俳聖の生涯と人生観を語る芭蕉へのすぐれた入門書!俳諧師芭蕉道の記と俳文素材配合の工夫那須野のかさね「植て立去る柳」「笠島はいづこ」松島と象潟平泉のくだり光堂のくだり紅花のおもかげ三山順礼市振の萩と月わかれのかたち俳諧師の世界像俳諧師のオモテ、ウラ『おくのほそ道』の構造俳文と『おくのほそ道』欧米と芭蕉―仏訳「おくのほそ道」の問題点フランス詩人の「奥の細道」論   Honya Club.com


JPY ¥14,300
石巻平泉尿前の関尾花沢立石寺大石田最上川羽黒山月山・湯殿山鶴岡・酒田〔ほか〕松尾芭蕉の「おくのほそ道」に関する江戸時代の注解本、21本を対照させながら収録する。本巻には、「石巻」から「大垣」までと、総論・奥細道附録・諸本解説・索引を収める。   Honya Club.com


JPY ¥6,380
俳文学と「おくのほそ道」を愛する、すべての人へ―。芭蕉は、どうやって捜せばいいのか?芭蕉を追いかけつづけた、「奥の細道の番人」、最後の書。芭蕉伝余考(さまざま桜;芭蕉庵焼亡―江戸大火の実況報告 ほか)『鹿島詣』随想(風狂の旅『鹿島詣』;鹿島への道順 ほか)『おくのほそ道』探訪(俳諧紀行『おくのほそ道』;『継尾集』と『おくのほそ道』 ほか)従来説の検証(『唐本事詩』は『本事詩』の誤り;芭蕉「又やたぐひ長良の…」の典拠 ほか)資料と考証(相楽等躬編『蝦夷文談抄』―翻刻と考証;莎青編『奥細道拾遺』―解題と翻刻 ほか)付録(芭蕉知名辞典)俳文学と「おくのほそ道」を愛するすべての人へ。芭蕉は、どうやって捜せばいいのか。「鹿島詣」随想、「おくのほそ道」探訪、従来説の検証などを収録。芭蕉を追いかけつづけた「奥の細道の番人」、最後の書。   Honya Club.com


JPY ¥17,600
芭蕉は四十一歳のときの『野ざらし紀行』から没年までの10年間、漂泊の旅を繰り返す。『鹿島紀行』『笈の小文』『更科紀行』『おくのほそ道』など全紀行文と俳文142篇を収録。『曾良随行日記』を付す。〈目次〉概説 麻生磯次紀行・日記篇 井本農一弥吉菅一校注解題範例野ざらし紀行鹿島紀行笈の小文更科紀行おくのほそ道嵯峨日記補注付録曾良随行日記 井本農一校注凡例日記本文俳諧書留おくのほそ道芭蕉足跡図俳文篇 横沢三郎 尾形仂校注凡例一 『貝おほひ』序二 『十八番八句合』跋三 『常盤屋句合』跋四 紫の戸五 「我ためか」の詞書六 「侘〓すめ」の詞書七 「芭蕉野分して」の詞書八 乞食の翁九 寒夜の辞一〇 夏野画讃一一 『虚栗』跋一二 歌仙の讃一三 士峰讃一四 馬上の残夢一五 竹の奥一六 籾する音一七 当麻寺まゐり一八 「木の葉散」の詞書一九 「きぬたうちて」の詞書二〇 「狂句こがらし」の詞書二一 酒に梅二二 一枝軒二三 三聖人図讃(イ)二四 「牡丹蕋」の詞書二五 野ざら紀行絵巻跋二六 三人七郎兵衛二七 自得の箴二八 垣穂の梅二九 『伊勢紀行』跋三〇 四山瓢三一 「あけゆくや」の詞書三二 「はつゆきや」の詞書三三 雪丸げ三四 閑居〓箴三五 藪の梅三六 蓑虫説跋三七 『続の原』句合跋三八 「ほしざきの」の詞書三九 保美の里四〇 権七に示す四一 「いざ出む」の詞書四二 杖突坂の落馬四三 歳暮四四 「二日にも」の詞書四五 うに掘る岡四六 伊勢参宮四七 「梅稀に」の詞書四八 伊賀新大仏之記四九 葛城山五〇 「ほろほろと」の詞書五一 あすならう五二 高野登山端書五三 早苗の讃五四 「夏はあれど」の詞書五五 美濃への旅五六 瓜畑五七 十八楼〓記五八 「又やたぐひ」の詞書五九 鵜舟六〇 更科姨捨月之辨六一 素堂亭   Honya Club.com


JPY ¥1,760
元禄2(1689)年、全行程2400kmに及ぶ「おくのほそ道」の旅に出た松尾芭蕉。そして300年余りを経た現在、ミステリー小説の巨匠であり、"写真俳句"で俳句の新たな可能性を追求する森村誠一が「蕉跡」を追う。芭蕉の時代、東日本大震災以降と何が変わり、何が変わらなかったのか。遠方への憧憬、永遠の未知数―江戸・深川民の外にある歴史―平泉ー山刀伐峠人の時間の外にある世界―白河ー日光島々の史音―松島・塩竈気品のある山気―立石寺暮らしの奥の最上川―尾花沢ー出羽三山永遠の旅恋・未知の狩人―鶴岡・酒田・象潟志の永久保存―新潟・弥彦海鳴る奥の史声・艶句の器―出雲崎ー市振不易流行―壮絶な悟道新たな踏み道―旅人たちの王道時空の旅人・常食は未知―富山仮託した句魂・古今の渓声―倶利伽羅峠ー山中温泉自由の覚悟・命を照らす砂明かり―福井ー敦賀求道一途・終りなき途上―敦賀ー大垣俳聖の矛盾再生への意思表示―三陸再訪なぜ芭蕉は「おくのほそ道」の目的地・松島で一句も詠まなかったのか。なぜ日光で家康の名を一度も出さなかったのか。なぜ旅中に遊女のフィクションを加えたのか…。森村誠一が「おくのほそ道」の謎に挑む。   Honya Club.com


JPY ¥1,001
松尾芭蕉/芭蕉 おくのほそ道 付・曾良旅日記、奥細道菅菰抄 岩波文庫    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,980
元禄二年(1689)、芭蕉が歩いたおくのほそ道全ルートを、江戸時代の古地図・風景画・浮世絵など百四十点のカラー図版で辿り、芭蕉が見たままの風景のなかに、原文を並置して味読する。古典を新鮮に味わうために、文学と歴史学が融合した、本邦初の斬新な試み。日光路奥州路出羽路北陸路「奥の細道」現代語訳「奥の細道」序説芭蕉の旅と街道300年前に芭蕉が歩いた全ルートの原風景を、今に遺された140点余の風景画・古絵図で再現。芭蕉の達文と精神を原風景に置いて味読する決定版。   Honya Club.com