JPY ¥2,640
展覧会へのメッセージ不思議の国のアリス夢アルチンボルド的要素による遊びはじまり私にとって、モノは人間より生々しいものだったシュヴァンクマイエルの「身体」は、現在の私たちの何を刺激しているのか?『アリス』のイメージの固定化に刃向かう数少ない作家、シュヴァンクマイエルモノやヒトをデペーズ・変移させ日常の「らしさ」を破壊するパタフィジックな想像力シュヴァンクマイエルとロシア美術における自律的なモノのアニマティズム〈プラハ〉という磁場、〈シュルレアリズム〉という磁力シュヴァンクマイエルの代表作『アリス』の世界を主軸に、彼自らが選定した200点にも及ぶ作品を一堂に展示する大型企画展『ヤン&エヴァシュヴァンクマイエル展』。この貴重な試みの全貌を収録した公式図録。   Honya Club.com


JPY ¥825
1987年、俺は福岡を出て東京へ。やがて大規模なグラフィック展に20代で抜擢されパルコ系クリエイターの仲間入りをし、汐留の大型ライブハウスの内外装も手がける。バブルのまっただ中、数々の変人と出会い、モデルと結婚して絶頂の日々も確実に時代の変化が―。仕事と恋愛、青春の日々が甦る実話ノベル。1967年、故郷の福岡を出て東京へ。大学在学中にイラストレーターとしてデビューし、やがて大規模なグラフィック展覧会「80 sグラフィックパワー展」の顔ぶれに20代で抜擢され、パルコ系クリエイターの仲間入りを果たす。それがきっかけで、汐留の国鉄跡地に造られることになった大型ライブハウス & ディスコ「サイカー PSYCHER」の内外装を任され、さらにゲームファンタジア渋谷の外壁や店内アートを担当する。時はバブル全盛時代。数々の変人たちと出会いながら、充実した仕事の毎日を送る一方で、同郷の恋人と別れてモデルと結婚。絶頂の日々を過ごしつつも、確実に時代の変化を感じていた――。バブルのど真ん中にいた著者が、自らの仕事と恋愛、青春の日々を回想するドキュメンタリーノベル。解説 日比野克彦バブル当時、著者が出会った人々空間プロデューサー、コンセプチャー、デザイナー、女性のアート系プロデューサー、新進気鋭の映画監督、広告代理店の営業マン、超能力者、老舗ホストクラブの男、ヤクザの3人組、銀座で豪遊するキング・オブ・バブル社長、アニメ「ちびまる子ちゃん」を平成のサザエさんに仕立てた男……   Honya Club.com


JPY ¥4,180
平成生まれの作家として東京都現代美術館で初の個展を開催。気鋭の現代アーティスト・寒川裕人によるユージーン・スタジオ、代表作から新作までを一望する決定版。PLATES(海庭;ホワイトペインティング;レインボーペインティング;想像#1man;私は存在するだけで光と影がある;私にはすべては光り輝いて映る;Our dreams|夢;ゴールドレイン;小さな共通項(36人で同時に見上げた空);この世界のすべて;あるスポーツ史家の部屋と夢#連弾;善悪の荒野;物語の整地)TEXT(ユージーン・スタジオ―寒川裕人 まなざしのゆくえ(丹羽晴美・東京都現代美術館学芸員);モノクロームのなかの情念(デイヴィッド・ギアーズ);ピュシスのしっぽをつかまえる 対談・福岡伸一×寒川裕人)平成生まれの作家としては東京都現代美術館で初の個展を開催する、気鋭の現代アーティスト・寒川裕人によるユージーン・スタジオ。本書は平面作品から大型インスタレーション、映像作品、彫刻作品など、その多岐にわたる活動を明らかにする大規模個展の公式展覧会図録となります。代表作〈ホワイトペインティング〉シリーズ(2017年-)や《善悪の荒野》(2017年)から、大型の新作インスタレーション《海庭》などの最新作に至るまで、活動に通底する視点や発想、哲学を紐解きます。寒川は個人的な関心から美術史、過去の事象や文明などの主題を並列に昇華させ、単なる二次元的なヴィジョンではなく、社会の環境や循環の中で生きる私たちの存在を立ち上がらせます。現実を見据えて未来へと漕ぎ出すための叡智を喚起させるこれらの作品群を振り返り、アーティストの言葉とともに紡ぐ、充実のアーティストブックでは、生物学者の福岡伸一氏との対談や『オクトーバー』誌や『フリーズ』誌に寄稿するアメ   Honya Club.com


JPY ¥11,000
世界のコレクターを魅了してきた名作を完全収載する永久保存版の大型画集。最高品質を目指した高精細デジタルスキャニングによって、原画の色彩を鮮やかに再現。最新の研究成果を反映した論考と、各種の重要資料を調査・整備。地誌的観点と美術史的観点で多角的に作品解説。全102点(目録2点含む)の原寸全図と部分拡大図のほか、関連図版も多数収載。日本国内ならびに海外の作品所蔵状況を一覧リスト化。第1章 論考編第2章 図版編(原寸復刻)第3章 作品解説編第4章 研究・資料編『浪花百景』は幕末に成立した名所錦絵の代表作で、中判組物、全102点(目録2点含む)からなる。歌川国員、南粋亭芳雪、里の家芳瀧の歌川派絵師三人による合作で、大坂船場の板元、石川屋和助から刊行された。その美術的価値から展覧会でもたびたび公開され、地誌・郷土史の基本史料としても盛んに参照されている。しかしながら、作品そのものについての本格的な研究は近年緒についたばかりで、美術作品としての評価や比較検証も、絵にこめられた意味の解読もまだこれからである。本書の目的は、まず、保存状態が最良の完本を原寸復刻し、極力実物に近づけ美麗に印刷再現した鑑賞性の高い画集とすることにある。さらに、初めての本格的な研究書として、地誌的観点と美術史的観点で多角的に作品解説をほどこし、概説から絵師の画業と特性、異なる摺りの比較研究など、各種の論考を備える。各館の作品所蔵状況を調査した一覧資料や関連図版・参考文献も付し、将来の発展的研究に資する基本文献となることを目指す。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
誰も見たことがない太古の大型獣の復元に挑む職人たちの仕事に、骨格レプリカ、生態模型、デジタル復元、展示づくりの現場から迫る!第0章 博物館の特別展を構想する第1章 太古の新種大型獣をよみがえらせろ!―造形編(骨格レプリカ製作の現場 骨を作る;生体復元模型製作の現場 生きた姿を再現する)第2章 太古の新種大型獣をよみがえらせろ!―CG編(デジタル復元の現場 壊れた骨の立体パズルに挑む;3D設計図と映像制作の現場 骨格から動きまでをデッサンする)第3章 化石ハンター展を成功させろ!(展覧会を企画する;展覧会をデザインする;展覧会を主催する)誰も見たことがない太古の大型獣の復元に挑む職人たちの仕事に、骨格レプリカ、生体模型、デジタル復元、展示づくりの現場から迫る!著者は、2022.7.ーの国立科学博物館特別展「化石ハンター展」にて総指揮を務める。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
図版(中村貞夫の芸術―その起源から富士へ(萌芽―学生時代から初期の芸術;燔祭―精神の描写;自然を描く―外界への眼差し;富士―春夏秋冬);四大文明―世界の源流を求めて(ナイル、エジプト;インダス;黄河;メソポタミア))大学キャンパスと"アートリソース"(橋爪節也)座談会 画家中村貞夫のアトリエにて大阪で生まれ、大阪大学仏文学科を卒業した異色の洋画家中村貞夫の展覧会(2018.4.27-6.31)に沿った図録と解説集。絵の具の質感を意識した重厚な画風から「富士」連作を経て「世界四大文明」シリーズに挑戦、ナイル川、インダス川、黄河からメソポタミアに至る53作品。見開きいっぱいの迫力ある大型図やスケッチの線画などを掲載。貴重な資料・写真をまじえて時代背景を語る。   Honya Club.com


JPY ¥1,048
スタジオ・アッズーロの個展を新作と旧作の2作品による展覧会のカタログ。ひとつは新メンバーを加えインタラクティヴ作品の展開を開始した1995年の作品『コーロ』。もうひとつは『タンブーリ』と題された新作の大型インスタレーションです。『タンブーリ』作品解説展覧会によせて―スタジオ・アッッズーロの新作『タンブーリ』開かれたインタラクティヴ・アートプロフィール『コーロ』作品解説過去の代表的な作品   Honya Club.com


JPY ¥2,506
2008年にリリースされ、ウエッサイムーブメントの金字塔となったDJ PMXのリーダーアルバム「THE ORIGINAL」シリーズ、4年ぶりに第2弾が完成!!日本のヒップホップを次の次元へと導く黄金の作品集=2012年型DJ PMXサウンドの贅をつくした大型展覧会! Intro / その時が来るまで... feat.K DUB SHINE / My Beauty Queen feat.JOYSTI   HMV&BOOKS online


JPY ¥3,300
金沢21世紀美術館「柿沼康二 書の道 "ぱーっ"」(2013年11月23日―2014年3月2日)のカタログ。[展覧会情報]柿沼康二 書の道 "ぱーっ"金沢21世紀美術館2013年11月23日―2014年3月2日柿沼康二は、1970年生まれ。現在東京を拠点に活躍する書家です。5歳から筆を持ち、父である柿沼翠流、手島右卿、上松一條に師事しました。「書はアートたるか、己はアーティストたるか」との命題を立て、既存の書に収まらない新たな書の地平に挑み続けてきました。柿沼康二の作品の特徴は、書の古典に立脚した今日的な表現にあります。書の原理を問いつつ今日の美術として書を捉えていこうとしています。「吸って吐いて、自由な書!」とは、柿沼康二の目指す書の在り方です。表現スタイルには、いくつか代表的なものがあります。古人や能筆家との対話の場である臨書。臨書から形式発展させ、他者の言葉を柿沼流に作品化する「エンカウンター(出会うこと)」。書の原理である墨を使って絵画的に展開する超大型の作品群。あるいは、大型の作品での例が多い制作プロセスを観客と共有するパフォーマンス。ひとつの言葉にこだわり、それを執拗に繰り返す「トランスワーク」。書を時間的、空間的に発展させて、巨大なスケールで展開したインスタレーション。このように、柿沼康二の書は、書、現代アート、サブカルチャーと関連して展開した今日的な表現です。それは、明日へと向かう希望の書であり、自由で、未来に向かって開かれた、可能性としての書です。本展では、代表作約700点で柿沼康二の書の世界を紹介します。 (同展プレスリリースより転載)   Honya Club.com


JPY ¥15,400
たなかしん、20周年記念にして初のベスト作品集。【初版1,500部限定】直筆サイン & シリアルナンバー入り!砂の上に絵を描く、唯一無二の画家・たなかしん、20周年記念にして初のベスト作品集。「阪急百貨店うめだ本店」「名古屋タカシマヤ」「丸善日本橋」などで個展を開催すれば瞬く間に完売。イタリアやフィンランドで展覧会を開催また絵本作家としても、最新刊「ねむねむごろん」は発売すぐに4刷を突破。「UAE国際絵本展」4年連続入選。〈作品集の仕様〉・大きさ…B4サイズの超大型版・掲載作品…200作品以上の特大ボリューム・印刷…京都の老舗美術印刷「サンエムカラー」の超高精細印刷・表紙…「砂のザラザラ感」を完全再現した特殊紙を採用   Honya Club.com


JPY ¥4,400
タッチパネル、キーボード、音声入力…「書き文字」をとりまく環境が激変した平成時代に、伝統を継承し新たな表現を生み出す書家たちがいる。本書は作品カラー図版約600点・書家約500名を掲載、"書壇""ユネスコ無形文化遺産""大型展覧会""教育""出土文物"といった重要キーワードに評論から迫り、絶えることのない書の胎動を全面的に記録する。評論1(「平成の書」の展望;平成の書―造形主義から浪漫主義への流れを俯瞰する;平成における書の特別展―東京国立博物館での特別展を中心に)図版(名作選1 豊穣なる源流―昭和からの伝統と継承;名作選2 平成書道史、30年の展開―百花繚乱、多彩な表現の開花)評論2(今日の書をめぐって;転換期の期待;井茂圭洞氏に聞く 書道の未来のために―平成から令和への橋渡し;「日本の書道文化」ユネスコ無形文化遺産登録への道;平成の書道教育―義務教育における毛筆書写教育の展開を中心に)資料   Honya Club.com

(PR) 餓狼伝

JPY ¥3,600
大型選集「谷口ジローコレクション」第6弾 その男は、群衆の中でも奇妙に人眼を引いた。身体が大きい、背が高い男であった。だが、その大きさだけのせいではなかった。流浪の格闘家・丹波文七。どこまで行けば強くなれるのか。どこまで鍛えれば無敵になれるのか。どこまで闘えば最強と呼ばれるのか。ただひたすらに強さを追い求めた一人の男、戦いの軌跡。夢枕獏と谷口ジローによる究極の格闘漫画が最高品質の印刷技法で鮮やかによみがえる。サイズは迫力の大画面B5判。最新のスキャン技術と最高品質の製本を駆使し、谷口ジローの名作群が全く新しい姿で登場します。世界中で数々の漫画賞を受賞した谷口ジロー、初の本格選集! 第6弾『餓狼伝』をご堪能ください。●各巻に購入特典として別冊小冊子『「紙」が語ること 谷口ジローの世界』を封入。今回の別冊小冊子では、原作者・夢枕獏氏の評論を掲載。 【編集担当からのおすすめ情報】 近年、『孤独のグルメ』を筆頭に、『歩くひと』のドラマ化、『神々の山嶺』のアニメ映画化など、代表作が次々と映像化され、盛り上がるを見せる谷口ジローの世界。2023年も以下、大きな展覧会が2つ控えています。●『歩く 描く 谷口ジローと清瀬』2023年1月21日(土)ー3月19日(日)清瀬市郷土博物館(東京都清瀬市)●『描くひと 谷口ジロー展』2023年3月18日(土)ー5月14日(日)北九州市漫画ミュージアム(福岡県北九州市)   Honya Club.com


JPY ¥3,520
新進の現代美術家、久門剛史による国内初の大規模な個展が豊田市美術館で開催されます。「日産アートアワード2015」や「あいちトリエンナーレ2016」で注目を集め、アピチャッポン・ウィーラセタクンとの共作を「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」 (2019年)で発表するなど、その評価を高めています。また近年ではチェルフィッチュによる『部屋に流れる時間の旅』の舞台美術と音を手がけるほか、昨年の「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」では自身初となる大型劇場作品を発表し、その活動の領域を広げています。久門は、身の回りの現象や特定の場所がもつ記憶、歴史的事象を採取し、それらを音や光、立体などの断片を用いて観る者の身体感覚を静かに、強く揺さぶる空間を創り出します。私たちの知覚を研ぎ澄ますように促し、モノに潜在する「永遠性」と「唯一性」についてメタフォリカルに問いかける作品は、国内外で高く評価されています。本展で久門は、豊田市美術館の4つの展示室からなる延べ約1,000?の個性的な空間を使い、それぞれの場に呼応する新作インスタレーションを展開しています。初の作品集となるこの展覧会図録では、来田猛がインスタレーションを撮り下ろした写真によって全編構成。いわゆる展覧会の記録写真とは一線を画し、各部屋の雰囲気や気配までもが丁寧にとらえられています。本書では、展示室の部屋ごとに扉で区切り、そこでは使う紙や印刷までも、作品テーマや空間に呼応させています。「できるだけ作品を見る人々に空白を渡したい」と久門が記すように、シンプルな構成ながらも、マテリアルによる質感の変化や、ページをめくる動きまで、細かな造作にもこだわったビジュアルブックとして、尾中俊介(Calamari Inc.)がまとめ上げました。社会が混沌としている状況   Honya Club.com


JPY ¥3,190
2008年にリリースされ、ウエッサイムーブメントの金字塔となったDJ PMXのリーダーアルバム「THE ORIGINAL」シリーズ、4年ぶりに第2弾が完成!! 初回盤DVDはDJ PMXの全MV9曲+DJ PMXのヒストリーが綴られたドキュメント⇒豪華80分OVER!!日本のヒップホップを次の次元へと導く黄金の作品集=2012年型DJ PMXサウンドの贅をつくした大型展覧会! Intro / その   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,650
話題の企画展はどう発想され、実現されるのか?美術は世の中に必要なものという信念のもとにアート・シーンを牽引する仕掛け人たちの熱い言葉を満載。裏方であり"表現者"でもある仕事の魅力に迫った。森美術館川崎市市民ミュージアム板橋区立美術館東京藝術大学大学美術館金沢21世紀美術館国立国際美術館01 写真とデザインの分野を開拓する―「写真について考える仕事をしたい、というモチベーションが先にあった」02 美術で地域を元気にする方法―「直接、社会と関わりながら、美術の仕事がしたかったんです」03 対話型の鑑賞法を極める―「人と絵をつなぐ、美術館という"場"に惹かれています」04 既成の概念を覆す企画展の発想―「あるモノをどう見せるか、常に切り口を探していますね」05 美術館は"何でもあり"―「学究肌から現場人間まで、いろんな学芸員がほしい」06 フリー・キュレーターから都市大型美術館館長へ―「キュレーションは表現です。自己実現できるところに意義がある」〔ほか〕話題の企画展を生み出す学芸員6人が、裏方であり"表現者"である学芸員の仕事の醍醐味を語ったインタビューのほか、展覧会開催までの流れや日常の作業、作品修復などの舞台裏も紹介。学芸員になるノウハウも解説。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
豊富な資料をもとに作家・作品論を超えた日本の芸術環境そのものの位相を捉える。展覧会史からのアプローチ。第1章 「日本国際美術展(通称、東京ビエンナーレ)」とは第2章 先行研究の動向―「日本国際美術展」と戦後美術史第3章 「日本国際美術展(東京ビエンナーレ)」再考第4章 「美術(芸術)」の制度性と「日本」第5章 芸術環境の変化―野外美術展の展開とその文脈第6章 戦後日本における大型美術展の位相―「日本国際美術展」から新興の大型美術展へ資料戦後間もない1952年に誕生した日本初・アジア初の国際美術展である「日本国際美術展」、通称「東京ビエンナーレ」。本書はこの「日本国際美術展」を包括的に研究、「現代日本美術展」、「読売アンデパンダン展」などの大型美術展との比較研究も行い、戦後から高度経済成長期に至るまでの大型美術展の組織・選抜・作品・批評の価値基準を明らかにする。また、それらの検証を通じ、作家・作品論を超えた「展示」「ジャンル」「選抜」などのカテゴリーや日本における「美術(芸術)」の制度性を捉え直し、戦後日本の美術史形成過程を読み解く。「『日本国際美術展(東京ビエンナーレ)」年表」、「『日本国際美術展(東京ビエンナーレ)』に関する言説の掲載状況」、「『日本国際美術展』日本人作家の推移表」、「『現代日本美術展』年表」、「『読売アンデパンダン展』変遷の要点」という豊富な資料を巻末に収録。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
都市計画の研究と実務を、ドイツで永年続けてきた著者がまとめた、ドイツのまちづくりの事例集。都心再生や景観・環境・交通など今日的な問題について選りすぐった事例が紹介されている。1 郊外進出寸前の大型店を都心に誘致―ダルムシュタット・ルイーゼン広場2 文化首都への挑戦―フランクフルトの博物館通り3 道路地下化で川辺を取り戻す―デュッセルドルフのライン河岸プロムナード4 自転車重視のまちづくり―ミュンスターの交通政策と大規模駐輪場5 マイカー放棄のまちづくり―フライブルクのフォーボー団地―車所有から放棄までの3段階モデルを提供6 道路拡幅を中止し街かど広場を整備―ロスドルフの住環境整備計画7 百年来の景観闘争―住民投票で建設側が勝利―ウルムのミュンスター広場とシティーハウス8 住民投票がトンネルと地下駐車場計画をストップ―ウルムのノイエ通り9 予算ゼロの博覧会で地域おこし―国際建設展覧会IBAエムシャーパーク10 修復・増築も多用し1兆4千億円で首都を移転―ベルリン遷都   Honya Club.com


JPY ¥3,300
光と闇の天才画家カラヴァッジョ!『キリストの埋葬』はじめ代表作30点を迫真の大画面で再現!カラヴァッジョ体験の醍醐味第1章 初期の作品第2章 ローマでのデビュー第3章 ローマでの爛熟第4章 逃亡からマルタへ第5章 シチリアと最期カラヴァッジョ作品と観者名作30点を、原寸含む迫真の図版で再現 2016年の展覧会では39万4000人余りの観客を動員し、日本でも高い人気を誇る17世紀バロック絵画の巨匠カラヴァッジョ。しかし、日本ではなかなか実物を見る機会がないのも残念な事実です。本書は、多くのカラヴァッジョ愛好家のご要望にお応えして、「展覧会場で見るよりも鮮明に細部まで見える」と評判の「原寸美術館」シリーズの第7弾として刊行します。《キリストの埋葬》を含め、初期から晩年までカラヴァッジョの名作30点を、原寸図版を含めた迫真の図版の数々(見開きページで最大A3サイズ、29.7×42.0cm)で再現。カラヴァッジョの魅力と偉大さに迫ります。カラヴァッジョ研究の第一人者として人気が高い宮下規久朗・神戸大学教授の監修・書き下ろし原稿による、本格的ながら初心者にもわかりやすく面白い解説で、名画を読み解きます。『世界美術大全集』や『西洋絵画の巨匠』などで培ってきた、カラヴァッジョ作品の再現に対する小学館のノウハウを集めた、決定版作品集ともなります。 【編集担当からのおすすめ情報】 ローマでの衝撃的なデビュー、一世を風靡した人気画家としての活躍、そして殺人者としての逃亡途中、死に至る直前まで名画を描き続けた「光と闇の天才無頼画家」カラヴァッジョ。2000年以降、海外で開催された数々の大型展覧会の成果をもとに撮影されたデジタル画像を数多く使用し、既存の画集では再現できなかった細部まで克明に再現。ヨ   Honya Club.com


JPY ¥2,750
舞踊神のいる庭。展覧会「イサム・ノグチ―彫刻から身体・庭へ」公式カタログ。第1章 身体との対話(北京ドローイング―身体から抽象へ;イサム・ノグチの彫刻と身体について―マーサ・グラハム「ヘロディアド」の鏡を巡る一考察)第2章 日本との再会(自然を知ること―イサム・ノグチの陶彫;AKARIの発展とノグチの想い)第3章 空間の彫刻―庭へ(空間と大地 イサム・ノグチの庭について;セントラルパークのためのプレイグラウンドのプランに関する考察)第4章 自然との交感―石の彫刻(ノグチ晩年の大型玄武岩作品の文脈;Noguchi's Late Large Basalts in Context)対談 和泉正敏×新見隆資料編   Honya Club.com