高校野球界必見の新・野球論!体罰、投球過多、坊主頭…これまでの高校野球観からの脱却を!大切なのは、社会で通用するために"自ら考える力"を育てること!!高校野球は変わらないといけない!序章 高校野球の価値とは何か第1章 「高校野球らしさ」の正体("高校野球は坊主頭"という固定観念;ケガをいとわない根性論は美しいか;体罰に逃げる前時代的な鬼監督像;高校球児は青春の体現者か;少年たちは野球を楽しんでいるか;伝統に縛られないこれからの高校野球のために)第2章 高校野球の役割を問い直す(高校野球のためではなく、社会に出てからのため;「自ら考える力」を育む;「スポーツマンシップ」を育む;選手は自ら育つという信念)第3章 高校野球を楽しむための条件(野球を楽しむチームの条件;コーチング主体の押し付けない指導者像;野球を楽しむチームの試合への向かい方;主体性のある練習を組み立てるには)終章 高校野球の再定義「高校野球は変わらないといけない!」坊主頭強制無しで春夏連続甲子園出場を決めた慶應高校の"考える野球"を解き明かす新型コロナウイルス感染症の流行を受け、中止となった全国高等学校野球選手権大会。甲子園を目指す選手たちに大きな喪失感を与えることになった今夏の出来事は、高校野球のみならず部活動全般の意義を問い直す一つの契機にもなりました。今こそ高校野球のあり方を問う大会での勝利だけを目的とした自主性のない練習で、部活動引退後の選手にもレガシーとなる価値を残せるでしょうか。体罰、投球過多、坊主頭の強制……指導者が選手の人生の可能性を狭めていないかを、本書では問いかけます。?創部以来坊主頭の強制なし! 春夏連続甲子園出場の快挙東海大相模、桐光学園……強豪ひしめく神奈川県で2018年、「文武両道」を謳い、
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