JPY ¥3,080
考古学・地質学の分野で利用されている、自然科学的現象を応用した年代測定法、古地磁気法、ルミネッセンス法、電子スピン共鳴法、ウラン系列法、フィッショントラック法などについて解説する。〈長友恒人〉1943年サハリン生まれ。京都大学大学院工学研究科原子核工学博士課程修了。現在、奈良教育大学教育学部教授。工学博士。専攻は古文化財科学(年代測定)。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,630
日本における地すべり・山くずれの背景岩石の種類と地すべり地すべり地形と微地形山くずれの諸現象風化作用風化を進める岩石の構造岩石の風化速度山地斜面の構造と動き斜面崩壊に関わる水地すべりに関わる粘土鉱物植物と地すべり・山くずれ農林業と地すべり近年の災害事例及び地形地質学の知見を踏まえ、地すべり・山くずれ・斜面崩壊等に関する専門基礎的な内容を多面的に解説する。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
本書は、土木技術者として最低でも身につけてほしい地質に関する基礎知識を基に地盤・大地の特性を見極める力を獲得し、周辺地盤の個性に馴染む構造物づくりが肝要であることを理解できるようにした。そのため、地層・地質の形成・特性に関する内容は、平野部と丘陵・山岳部に大きく2分して記述した。地層の形成(生まれ)と特性(個性)、および地質構造などについては、土木構造物の存在と関連させながら記述し、それら知識の重要性が自然と納得できるように配慮した。わが国で避けて通ることのできない地震に対する認識を与えるために、プレートテクトニクスを中心とした章を設けた。今後ますます重視される地盤環境汚染を記述した章を設けた。第1章 地盤地質学の位置づけ第2章 地球の歴史と地質第3章 平野と地質第4章 低地の地盤地質第5章 台地・丘陵地の地盤地質第6章 山地の地盤地質第7章 火山地帯の地盤地質第8章 プレートテクトニクス第9章 環境地質土木技術者として最低でも身につけてほしい地質に関する基礎知識を基に、地盤・大地の特性を見極める力を獲得し、周辺地盤の個性に馴染む構造物づくりが肝要であると理解できることを目的とした教科書。   Honya Club.com


JPY ¥10,780
3万8000年前、愛鷹山麓に暮らした旧石器時代人の文化とは?考古学、古環境学、分析科学、地質学などあらゆる関係諸学問を結集して最新成果を紹介!!序章 愛鷹旧石器文化とは何か第1章 旧石器時代の年代と愛鷹山麓の古環境第2章 愛鷹第1期における狩猟採集集団の技術と行動第3章 愛鷹第1期の石器編年第4章 愛鷹第2期の石器編年第5章 愛鷹山麓における石材の変遷と社会的背景第6章 石刃技法の出現―南関東地方ー愛鷹山麓を中心に第7章 愛鷹山麓で選ばれた狩猟具づくり第8章 東海地方西部における遺跡群出現期の行動論第9章 東アジア旧石器社会の歴史的変遷と愛鷹旧石器文化の意義愛鷹山の山麓に点在する3万8000年前の遺跡から、多くの石器・黒曜石などが出土し、動物を狩る落とし穴も発見された。日本列島に初めて住み着いた旧石器人たちの、技術、交通、暮らしなどを明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥18,480
地球・自然環境に関する図書を網羅的に集め、主題別に排列した図書目録。1999年(平成11年)から2003年(平成15年)までの5年間に日本国内で刊行された商業出版物、政府刊行物、私家版など7456点を収録。巻末に書名索引、事項名索引が付く。地球全般自然環境全般自然環境汚染自然保護自然エネルギー自然学・博物学自然誌気象海洋陸水地震・火山地形・地質古生物学・化石鉱物1999ー2003年に刊行された、地球とその自然環境に関する図書7456点を主題ごとに一覧できる図書目録。地球環境、自然エネルギーから気象、地質など幅広い図書を収録。巻末に事項名索引、書名索引付き。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
イラスト付きで、記憶に定着!学問分野別に、すっきり整理!スラスラ読めて、つまずかない!読んで覚えて総合的に実力を養成。自然科学(生態系;生物学;生態学;地質学;物理学・化学;天文学)人文科学(芸術;心理学;文学・言語・脳;アメリカ史)社会科学(アメリカ社会;ビジネス;大学生活)「知らないと、聴いても読んでもわからない単語」を押さえることだけにフォーカスし、TOEFL本番で「出まくる」頻出単語を厳選、イラストとともに紹介する。音声ファイルがダウンロードできるURL付き。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
第1部 地球の全体像(はじめに;地球システム;変動する地球)第2部 地殻を構成する物質(鉱物;ロックサイクル;マグマ ほか)第3部 地球表層の変化(フィールドワーク・地質図・断面図・柱状図;地殻構成物質の変形;地質年代 ほか)最先端の科学ニュースやプレートテクトニクスなどの理論を理解するために必要な「地質学」の基礎を学べる本。定評ある外国のテキストを元に著者が作成した図版を多数収録。地球はどんな物質ででき、どんな性質をもっているか、しっかり理解できます。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
花崗岩、輝安鉱、自然金、水晶…、いずれも日本と関わりが深く「国石」の最終候補となった石たちです。この中からなぜ「ひすい」は国石として選ばれるに至ったのでしょうか?本書では、その美しさから鉱物学・岩石学としての知識、勾玉や宝飾品に象徴される古くからの利用、日本人との関わりまで、「ひすい」の魅力について存分に語っています。1 日本の「国石」を決める2 「石」ってなんだろう?3 「鉱物科学」とは?4 日本の国石「ひすい」5 バラエティーに富む「国石」候補たち6 生活を支える「鉱物」とチャレンジする「鉱物科学」7 「鉱物」を見てみよう!日本人との古くからの関わりや多様な地形をもち多くの鉱物が産出される日本の地質的な特異さ、資源としての利用や石との身近な楽しみ方まで、日本の「石」「岩石」「鉱物」の魅力を存分に伝える。   Honya Club.com


JPY ¥9,680
自然科学と人文科学統合の壮大な試み。諸学の専門化・細分化が進むなか、知の総合の企てに挑戦した野心的な大著。気候学、気象学はもとより、年輪気候学、生物季節学、氷河学、地理学、地質学他、関連自然科学の成果と、歴史家の独擅場たる古文書データを総合した、初の学際的な「気候の歴史」。第1章 調査の目的第2章 森林と葡萄の収穫日第3章 一つのモデル―最近の再温暖化第4章 「小氷期」の諸問題第5章 作業仮説第6章 中世の気候の年代学と「小気候最適期」の諸問題第7章 気候変動が人間におよぼした影響と気候変動の気候学的原因古来、人間が毎日気にしてきた「気候」の歴史を、人文科学と自然科学を総合する視点から初めて描ききった記念碑的名著、待望の完訳。   Honya Club.com


JPY ¥79,200
本書で紹介した地質図類は、地質調査所・北海道立地下資源調査所・北海道開発庁の3機関によって発行された約300種の色刷り地質図のうちから、5万分の1図幅を主力として、地質学的に特徴あるテーマおよび地域を勘案した約60種を示したものである。日本列島および周辺の地形日本の地質概要ランドサット衛星写真:日本列島北海道の地質空から見た北海道地方北海道の地礎気異常日高変成帯と千島帯の地質中軸帯の地質西南北海道の地質東部北海道の地質第4系の地質火山地質北海道周辺の日本海およびオホーツク海の海底地質〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,760
化学とはなにか。その歴史を眺めてみることは、「世界の歴史」を見ることに似ている。古代の四元素説、五行説、原子論から錬金術を経て、現代の量子化学、遺伝子工学などの生命化学までを俯瞰して易しく解説する入門書。プロローグ 化学の歴史は「ひとの歴史」そのもの第1章 なぜ古代の化学は観念的だったのか?第2章 魔女が跋扈した裏に隠された中世の化学第3章 錬金術が化学を成長させた第4章 大航海・産業革命時代の化学第5章 法則・定理が大爆発した"化学の時代"第6章 量子理論を包み込んだ新しい化学第7章 平槇か戦争か、実験化学の時代第8章 ゲノムが開く生命化学「化学とは何でしょうか?」科学には、化学だけでなく、物理学、生物学、天文学、地質学など、いろいろな分野があります。同じ「科学」の中で、化学と他のサイエンスとの違うところは、「化学は物質を扱う」という点です。化学はすべての物質を「原子、分子」の段階にまで還元して研究する科学なのです。本書では、その化学がどのように生まれ、発展してきたのか。錬金術と呼ばれるものがどのように化学の発展に寄与してきたのか。化学者たちがどのような法則・定理をつくってきたのかを丁寧に解説し、量子化学、実験化学、ゲノムが開く生命化学の話へとつないでいきます。目次プロローグ 化学の歴史は「ひとの歴史」そのもの第1章 なぜ古代の化学は観念的だったのか?第2章 魔女が跋扈した裏に隠された中世の化学第3章 錬金術が化学を成長させた第4章 大航海・産業革命時代の化学第5章 光法則・定理が大爆発した〈化学の時代〉第6章 量子理論を包み込んだ新しい化学第7章 平和か戦争か、実験化学の時代第8章 ゲノムが開く生命化学   Honya Club.com


JPY ¥18,480
地球・自然環境に関する図書を網羅的に集め、主題別に排列した図書目録。1993年(平成5年)から1998年(平成10年)までの6年間に日本国内で刊行された商業出版物、政府刊行物、私家版など8011点を収録。各図書を「地球全般」「自然環境全般」「自然環境汚染」「自然保護」「自然エネルギー」「自然学・博物学」「自然誌」「気象」「海洋」「陸水」「地震・火山」「地形・地質」「古生物学・化石」「鉱物」の14分野に区分した。図書の記述は、書名、副書名、巻次、各巻書名、著者表示、版表示、出版地、出版者、出版年月、ページ数または冊数、大きさ、叢書名、叢書番号、注記、定価、ISBN、NDC、内容など。書名索引、事項名索引付き。地球全般自然環境全般自然環境汚染自然保護自然エネルギー自然学・博物学自然誌気象海洋陸水地震・火山地形・地質古生物学・化石鉱物   Honya Club.com


JPY ¥2,200
「変成岩類」は、いわゆる変成岩岩石学の入門編である。「フィールドジオロジー」全巻に共通する、野外調査をふまえた研究の手引きという性格を重視し、調査対象の的確な記載ができるための基礎知識と基本概念の理解に主眼をおいた内容になっている。いっぽう、「変成岩類」では、変形岩研究の目的である幾何学像としての変形(歪)解析、運動像としての剪断センスの決定法、変形環境の決定や応力の復元のツールとしてのファブリック解析法を解説した。また、そのための基礎となる構造要素の測定法や定方位試料の採取法、断層ガウジなどの脆弱変形岩の試料採取法や固定・研磨法、ユニバーサルステージの使用法なども解説した。A 概説編(変成岩類(変成作用と変成帯;変成岩の研究手法と目的);変形岩類(構造要素―面積造と線構造;定方位試料の採取法と復元法))B 実践編(変成岩類(変成岩の岩相と産状;変成鉱物組合せと変成条件の推定;変成岩の組織・産状と変成帯の形成;変成岩地域の地質図の作成法);変形岩類(主な変形岩類;変形岩類の記載法;剪断センスの決定法;変成の解析;格子定向配列の決定法;古応力場の解析法))C 文献編変成岩の形成は、物理化学的、そして構造地質学的な2つの側面をもっている。本書ではそれらをそれぞれの専門家が「変成岩類」と「変形岩類」に分けて執筆した。「変成岩類」は、野外調査をふまえた研究の手引きという性格を重視し、調査対象の的確な記載ができるための基礎知識と基本概念の理解に主眼をおいた。「変形岩類」は、変形岩研究の目的である幾何学像としての変形(歪)解析、運動像としての剪断センスの決定法、変形環境の決定や応力の復元のツールとしてのファブリック解析法などを解説した。また、そのための基礎となる構造要素の測定法や定方位試   Honya Club.com


JPY ¥2,475
地球科学・地学・地質学   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】

(PR) 恐竜学

JPY ¥4,950
第1章 恐竜学序論(恐竜の発見;恐竜の系統分類;恐竜の古生物学;日本での研究の意義)第2章 恐竜の復元(古生物の復元;形態復元;生態復元)第3章 恐竜の歩行(運動の復元手法;二足恐竜の歩行復元;運動における内力の作用)第4章 翼竜の力学(研究の流れ;飛膜の科学;プテラノドンの飛行力学)第5章 恐竜の生理(恐竜温血性説;脊椎動物の脳の進化;哺乳類の恒温性の獲得)第6章 恐竜時代の植物(おもな中生代植物の分類群;中生代の植物群)第7章 絶滅(絶滅した古生物;地質時代に見る主要絶滅と種面積説;確率論的観点の重要性;中生代末の絶滅;絶滅要因としての気候変動)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
本書は、生産や建設に直接結びつく地質学・土木地質学とは何か、についての講義内容をもとに、広く土木技術関係の人びとに対し、地質学がどのように土木建設や環境問題にアプローチできるかという事柄を、多くの図表をあげて解説した。1 基礎編(自然と人間;偉大な自然の力;人間の偉大な営み;地質学の歴史;地質調査結果の利用;地質学の基礎知識;地質諸現象)2 応用編(地質調査結果の表現;岩石と岩盤;空中写真の利用;沖積層〈軟弱地盤〉;地盤の液状化;地すべり;地質調査法;日本の地質概要)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
第1章 海洋底の地形第2章 海洋地殻・海洋リソスフェアの物質と構造第3章 海洋地殻の年代と磁化第4章 海底拡大と熱水活動―海洋リソスフェアの誕生第5章 海溝での沈み込み―海洋リソスフェアの消滅第6章 海洋リソスフェアの改変―プレート内火成活動第7章 プレート運動と海洋底付録 海洋底観測方法地質学や地球物理学といった既成の学問分野にとらわれずに、海洋底とその下にある海洋リソスフェアを広い角度から扱う内容。海洋底の誕生から消滅までの過程をたどり、海洋地殻のテクトニクスとダイナミクスを解説。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
踏査=フィールド研究。阿蘇火山に魅せられ半世紀。火山地質学研究者の、到達点と未来への伝言。多くの人々との出会いと連なり、そして「意味のある偶然」にも恵まれて…。第1章 謎のカルデラ第2章 遙かなる学究第3章 平成島原大変第4章 回り道第5章 五岳探訪第6章 古代へのロマン第7章 仰げば尊し第8章 防災への道第9章 第二の人生第10章 頂を目指し終章 未来への伝言   Honya Club.com


JPY ¥2,000
第1部(世界で地質学上・気候上最も危険で美しい島弧日本列島―多様な地形と四季;世界の気候変動と日本の気候―地球温暖化による気候大変動)第2部(青森県で起こる原子力災害は、必ず地震・津波・火山・台風・大雨などの複合する原発震災となり、地獄となる;六ヶ所村の歴史―最も寒い最終氷期終わりの後期旧石器時代から、縄文時代の全期と、弥生時代までの継続した遺跡が存在するところ ほか)第3部(日本の核燃料サイクル(軽水炉サイクル・プルサーマルサイクル・高速増殖炉サイクル);日本の現在の核燃料サイクル―軽水炉サイクル・プルサーマルサイクル・高速炉サイクルは空想的核燃料サイクル ほか)第4部(トリウム溶融塩炉(夢の原子炉)―プルトニウムや高レベル放射性廃棄物を燃やし尽くせるトリウム「溶融塩炉」で核兵器廃絶へ)おわりに 日本の核燃料サイクルと青森県の原発核燃料サイクルの現状―核燃料サイクルは完全に破綻しました。今こそ勇気をもって原子力委員会による核燃料サイクルの全面検証を美しい自然に恵まれた日本列島は、4つのプレートのきしみ合いで誕生した。それだけに「地震や火山噴火が頻発する世界で最も危険な災害列島」(「はじめに」より)でもある。それなのになぜ、大活断層が存在する六ケ所村で核燃料サイクルに再処理工場を設置し、稼働をめざしているのか。長年にわたって警鐘を鳴らし続けた著者が、あらためてこれまでの推移をたどり、危険であるゆえんを解き明かすとともに、進むべき道を提言する。ひとたび全電源喪失という事態が生ずれば「地獄絵図」となるという著者の指摘は重い(「第2部」)。詳細な年表(「むつ小川原開発と核兵器開発の日本の核燃料サイクル年表」)を付載。《帯文》〈表1〉破綻した核燃料サイクル!六ヶ所村の下は大活断層!一日も早   Honya Club.com


JPY ¥3,850
本書は、化学、物理学、医学・薬学、生化学、農学、栄養学、工学、環境学、地質学、海洋学など幅広い分野の研究者が、分光光度計と同様、気軽に、電子スピン共鳴装置を使って不対電子をもつ化学種であるフリーラジカルの計測を行えるようになることを意図している。1章 ESRと物質の成り立ち、化学反応2章 活性酸素・フリーラジカルと生体3章 ESRとは何か4章 ESRで何が測定できるのか5章 新しい計測装置と応用計測技術6章 測定の実際   Honya Club.com


JPY ¥1,047
日本は釣り人口が2千万人近くいるといわれるほどの釣り天国。釣果を気にせず釣り糸をたらす時間を楽しむのもまた一興ですが、釣れた理由がわかれば、より効率よく計算して釣れます。計算するためには豊富な知識と経験・テクニックが必要で、魚類学や海洋学、気象学・地理学・地質学などの専門知識もおおいに役立ちます。本書では、釣りをもっと楽しむための理屈を、科学的な視点から解説します。序章 理屈がわかれば釣りはもっと楽しい!第1章 釣り人のための気象学第2章 釣り人のための海洋物理学第3章 釣り人のための地理学&地質学第4章 釣り人のための魚類学第5章 釣り人のためのテクニック理論第6章 釣り人のためのタックル理論理論を知って大物ゲット。釣りに役立つ気象学や海洋学、地理学、地質学、魚類学、海洋物理学などを実際の釣りに即してわかりやすく解説。釣りをもっと楽しむための理屈を、科学的な視点から解説したガイドブック。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
本書は、珪藻の生育環境ごとに章立てし、そこではどのような珪藻が生育しているのか、写真とともに、種類、特徴などを解説します。また、珪藻がどのような生き物なのかの基礎知識や実際に観察するための方法などをわかりやすく解説します。珪藻とは基本的形態と分類形質珪藻の生活環珪藻の分類珪藻の属池の珪藻湿原の珪藻湖の珪藻河川の珪藻海の珪藻さまざまな珪藻の話題珪藻は、ガラスでできた体を持ち、光合成を行って生きる微生物(藻類)です。淡水から海水まで広く分布し、世界中に約10万種類が生育すると言われています。顕微鏡を使えばだれでも簡単に観察することができることから、理科の授業でもおなじみであり、また、教育や生物学のみならず、水質調査などの環境学、化石調査(ガラス質が微化石として残る)などの地質学、珪藻土などでの土壌学などでも重要な役割を担う生物です。珪藻の形状は種類によって様々で、唇に似たクチビルケイソウ、船の形をしたフナガタケイソウ、その他、ユニークな名前が付いています。顕微鏡観察の対象として、また珪藻を並べたアート作品としてのファンが多いのもこの生き物の特徴です。本書は、珪藻の生育環境ごとに章立てし、そこではどのような珪藻が生育しているのか、写真とともに、種類、特徴などを解説します。図鑑的な要素以外にも珪藻がどのような生き物なのかの基礎知識、名前の由来、環境学、地質学、土壌学、アート、そして実際に観察するための方法などをわかりやすく解説します。■目次はじめに 珪藻とは基本的形態と分類形質珪藻の生活環珪藻の分類珪藻の属池の珪藻湿原の珪藻湖の珪藻 河川の珪藻海の珪藻様々な珪藻の話題:透過電子顕微鏡 胞紋構造、蛍光を観察する、珪藻アート、底生珪藻、南極海生態系の基礎生産者、動く珪藻・動かない珪藻、生殖、   Honya Club.com


JPY ¥4,180
本書は、海洋地質学研究における過去20年間の成果をまとめたもので、学生・一般読者向けの入門書である。地質学、海洋学の基礎がわかりやすく述べられているばかりでなく、地形学、古生物学、古環境学にまで言及し、あらゆる初学者の疑問に答えられる書である。1. 海洋の起源と形態2. 海洋縁辺の起源と地形3. 海成堆積物の起源と組成4. 深海における堆積作用5. 波浪と海流の作用6. 海水準変動と海洋環境7. 海洋生物の分布と活動および古環境の復元8. 海洋堆積物中の気候の記録9. 古海洋学―深海底の記録10. 海洋底の資源   Honya Club.com


JPY ¥10,560
本辞典は、物理学、化学を中心に数学、天文・気象学、地質・鉱物学、生化学、工学など広く自然科学全般にわたる基本的な術語や人名を小項目方式によって解説する。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
人骨から弥生人の原郷を探り、環境を復元する。稲作の伝来とともに生活の場を平野へと移動していった弥生人の自然環境への対応を、人類学、地理学、地質学、生物学などの関連諸学の観点から多面的に分析する。1 総論2 年代3 弥生人(形質;男女差;地域差 ほか)4 活動の舞台(活動の舞台―概論;地形環境;海水準の変動 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
地球物理学、地球化学、地質学の総合的なアプローチによって、地球科学は大きく発展した。本書は現代地球科学の基本知識を、図や表を中心にまとめた初めての入門書である。地球の内部構造から、造岩鉱物とその物理的性質、マグマの活動、変成作用、地球表層の諸環境、プレート運動論、変動帯の地体構造にいたるまで、見通しよく総覧できる。地球の内部構造地球の熱と温度アイソスタシー震源火山元素とその存在度造岩鉱物とその物理的性質相平衡図マグマの活動変成作用大陸と大洋底変動の規模と速さ氷期と間氷期地球表面の諸環境地層の生成地質構造地質年代表放射年代決定法同位体地球科学地下資源プレート運動論リソスフェアサブダクションと島弧日本列島変動帯の地体構造   Honya Club.com


JPY ¥1,760
構造地質学のパイオニアたちの仕事には、つねに傾聴すべき何かがある。本書は、そのパイオニアたちの足跡をたどり、玄武岩マグマに由来する"地球の膨張"によって大規模な海面上昇があったとする著者の仮説を検証する。地震や火山の発生の問題も解決されよう。地球膨張論入門。1 山はなぜ高いか2 陸は海か―海面の位置をかえるもの3 氷河の時代4 プレートテクトニクスの誕生と教義にそむく二つの溝5 先達に学ぶ   Honya Club.com


JPY ¥2,860
17世紀、聖書をもとに、天地創造が紀元前4004年と定められて以来、「時間の始まり」をめぐる科学と宗教のせめぎあいが始まった。歴史、哲学から地質学、生物学、物理学、天文学まで、ありとあらゆる方法を駆使し、地球や宇宙の年齢を知ろうとした有名無名の人びと。ニュートンの珍説、ダーウィンやアインシュタインの致命的失態、地質学と物理学の大論争、スペースシャトルまでが登場する、壮大な西洋科学・精神史。始まりかの主教と聖書懐疑派の人々変化と崩壊神の力内部の熱時間の層化石時計せいてはことを…この世の終わりは延期時代を経た岩星をみつめる地平の拡大虹を追う時間が始まるとき   Honya Club.com


JPY ¥1,100
高校の理科四科目、地学・物理学・化学・生物学を別々に学ぶだけでは、本当の科学の意味は理解できない。本書は、この四分野を宇宙・地球観の歴史、物質観の歴史、技術の歴史、生命観の歴史に区分し、全体を見渡す「自然科学史」の視点で描き直す。古代の占星術から、アラビアの科学、ルネサンス、産業革命を経て、現代の原子力開発と遺伝子操作まで。序章 科学史概観第1章 宇宙・地球観の歴史(古代自然哲学における天文学;ニュートンによる天体力学の完成;二〇世紀初期までの地球観;現代の宇宙論;二〇世紀後半の地球観)第2章 物質観の歴史(哲学的原子論と錬金術;科学革命と近代的原子論・分子論;有機物質の化学;物質の究極的構造の解明―現代物理学の誕生と発展;二〇世紀後半の合成有機化合物)第3章 技術の歴史(技術の起源と古代の技術;中世から近世初期の技術;産業革命と技術の近代化;電磁気学の発展とその応用)第4章 生命観の歴史(古代・中世の医学;生物学の近代化;産業革命後の生物学)地質学者として大学の教壇に立った著者は、多くの学生が、高校の自然科学4教科、地学・物理学・化学・生物学のうちの二つくらいしか履修していないことに気付いた。しかし、自然科学のさまざまな分野を独立の学問として学ぶだけでは、その学問の意味を本当に理解することはできない。全体を見渡す「自然科学史」の視点から、個別のテーマが自然科学の発達史のなかでどんな位置にあるかを知ることが必要なのである。本書は、この4分野をそれぞれ、宇宙・地球観の歴史、物質観の歴史、技術の歴史、生命観の歴史に区分し、人間と科学・技術の歴史として描き出す。古代、どの文化圏でも、最初に生まれた科学は天文学と医学だった。古代ギリシアの自然哲学に始まったヨーロッパ科学は、中世にはア   Honya Club.com


JPY ¥2,750
1626年、フランス国王ルイ13世の勅令により王立薬用植物園が創設されました。探検隊や博物学者により収集されたものが充実するにつれ、広大な敷地内にいくつかのギャラリーが建てられました。自然な美しさに心奪われる 鉱物学と地質学のギャラリー大切なメッセージを伝える 進化のグランド・ギャラリー豊かなコレクションの 植物学のギャラリーなどなど悠久の時の流れが見事に展示されたそれぞれのギャラリーをとびだすしかけでめぐってみてください。子供から大人まで楽しめるえほんです。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
サバンナは1億年後、海になる!6000キロにおよぶ大地溝帯で、今も大陸地殻が分裂しているのだ。そしてこの地で数々のドラマが展開した。人類の発生、カーボナタイトの噴出、ダイヤモンドの誕生、滝の移動…。アフリカ地質学研究の成果によって、様々な興味あふれる現象を解読する。第1章 東アフリカ大地溝帯第2章 大地溝帯を読む第3章 もうひとつの大地溝帯第4章 アフリカ大陸をゆく   Honya Club.com


JPY ¥10,450
1 津波各論2 津波の調査3 津波の物理4 津波の被害5 津波の予測6 津波対策7 津波予警報8 国際連携世界をリードする日本の津波研究の成果をまとめた初の集大成。津波の規模・強度、地質学・文献・痕跡・観測の調査結果、メカニズム、被害、予測、対策、津波予警報、国際的連携と、津波の全てがわかる。コラム付き。   Honya Club.com


JPY ¥22,000
本書は岩の力学の基本的事項から、構造地質学、地球物理学、岩石力学、岩盤工学への応用まで、理学と工学を融合した広範囲に及ぶ研究成果を網羅した岩の力学に関する専門書である。序章 岩の力学概説第1編 岩石力学の基礎(岩石の種類と構造;岩石の力学的性質;岩石の変形と破壊)第2編 岩石力学からみた地球(地球表面の形と構造;地球内部の構造;地球の力学的性質;物理探査;初期地圧;地殻の水)第3編 岩盤工学への応用(岩盤の工学的利用;不連続性岩盤;軟岩;岩盤の工学的分類と原位置岩盤試験;岩盤構造物の設計;地下空洞、トンネルへの応用;基礎・斜面への応用)   Honya Club.com


JPY ¥6,600
鉱床地質学序説   Honya Club.com


JPY ¥2,090
甲斐駒ガ岳、仙丈ガ岳、塩見岳の三つの山が共通して持つ、いわばアルプスという非日常的な自然界に展開する素晴らしさと、それぞれの山が独立して持つ、特異な魅力を伝える写真集。エッセイ 仙水峠写真作品概説 南アルプス北部の個性的な峰々紀行 新雪の甲斐駒ケ岳登山史 甲斐駒山名論争と開山譚地質 甲斐駒・仙丈・塩見岳周辺の地質学植物 仙丈・塩見の高山植物人物 長衛二代と南アルプス南アルプス北部全図ガイド(黒戸尾根から甲斐駒ガ岳;北沢峠から甲斐駒・仙丈;三伏峠から塩見岳)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
土木地質学   Honya Club.com


JPY ¥1,760
1世紀半前に長野県北部を襲ったM7.4地震は再来するのか。地質・地震学と歴史学の協力で、新たな史料を発掘。現代の地震災害対策に活かせるヒントを示す。第1部 善光寺地震と災害(善光寺地震と災害の全貌;善光寺地震はどのようにして発生したか)第2部 善光寺地震と社会(災害と救済―町と村(町の人々;村の人々);震災「復興」をとらえる―善光寺西町の「家業改帳」と「切支丹宗門帳」が語る真実;災害と藩主;善光寺地震と災害情報)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
東北地方太平洋沖地震や静岡県内の災害の歴史を検証、地殻変動と防災について解説。自然災害に対する安全性とは何か、安心な暮らしを目指して。静岡大学の教授陣が地球科学的知見から提言。第1部 東北地方太平洋沖地震と巨大津波(2011年3月11日東北地方太平洋沖地震の概要;東北地方太平洋沖地震・貞観地震による津波堆積物)第2部 静岡県の地震・津波(静岡県の地質;静岡県における海溝型地震の最新の地震学的知見 ほか)第3部 富士山・伊豆東部火山群の噴火(富士山・伊豆東部火山群の噴火史と防災対策;富士山と伊豆東部火山群のマグマ供給系)第4部 静岡県の自然災害と防災(東海地震説から東日本大震災そして現在;静岡県における津波災害とその対策 ほか)静岡県は、北に赤石山脈や富士山、沖合には相模湾、駿河湾、南海トラフなど、急峻な地形を成しているため、南海トラフの巨大地震・津波、富士山・東伊豆単成火山群の噴火、異常豪雨などの大規模自然災害への対策が急務となっている。特に、駿河湾と南海トラフはマグニチュード8クラスの海溝型地震の発生域であるため、巨大地震が発生すれば、国は甚大な被害をもたらす「あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震・津波」と想定。官民挙げての一層の防災対策の充実が求められている。本書では、静岡大学防災総合センターの教授陣を中心に各分野の専門家が、2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震と巨大津波の発生経緯や被害状況、県内の地震災害の歴史を検証。地形・地質学など幅広い科学的知見に基づいた防災について、分かりやすく解説する。自然災害に対する安全性とは何か、人々が暮らす地域そのものを見直す。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
伝承とともにあった不思議な水源のある北九州市・満干谷(みちひだに)。雨とは関係なく時折水が湧き,「満月の満潮に満ちる」と江戸時代からいわれていた。著者が35年間追い求めた間欠冷泉の実態は,自然の不思議さを実感させ,感激させるものだった。その研究の跡を追いつつ,解明した全体像を平易なことばで紹介する。水文地質学のおもしろさと魅力に満ちた本。★全ての観測データと解析結果をまとめたDVD付。【DVDについて】全ての観測データ(種々計測値やグラフ,各種動画など)とともに,入門的なレベルでの水文地質学や水力学の解析ファイルを収める。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
ロシアの革命家で日本への亡命者ワノフスキーは、古事記の根幹に火山の記憶を発見した―。戦後まもなく出版された『火山と太陽』を復刻。同書を手がかりに日本列島の火山神話の謎に迫る。第1部 アレクサンドル・ワノフスキー『火山と太陽』ほか(火山と太陽―古事記神話の新解釈;運命の謎―古事記神話を研究した道程について;大きな運命を担う人―地下運動時代のレーニンを語る)第2部 『火山と太陽』を読む(火山と黙示録―鎌田東二 京都大学教授(宗教哲学、日本思想史);地球の時間、人間の時間―野村律夫 島根大学教授(地質学);歴史学からみる火山神話―保立道久 東京大学名誉教授(歴史学))第3部 評伝ワノフスキー「火山と革命」(ロシアにて;大正時代から戦前の日々;晩年の輝き)第4部 火山と神話の現場からの報告(日向神話と火山;出雲神話と火山)ロシアの革命家で日本への亡命者ワノフスキーは、古事記の根幹に火山の記憶を発見した…。戦後まもなく刊行された幻の火山神話論『火山と太陽』の復刻に加えて、研究者による解説、ワノフスキーの評伝を掲載。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
ノアの洪水のような、地球規模の地殻変動は彗星の軌道と関連していた、という大胆な仮説の提示!第1章 この世の始まり―イベント4.2(西暦前4200年頃)第2章 古代文明の曙―イベント3.5(西暦前3500年頃)第3章 古代文明の始まり―イベント2.8(西暦前2800年頃)第4章 古代文明の明暗―イベント2.1(西暦前2100年頃)第5章 古代文明の再構築―イベント1.4(西暦前1400年頃)第6章 古代文明の終焉―イベント1.2(西暦前1200年頃)エピローグ 地球史的にみた現代―(西暦前1200年頃ー)著者の少年時代からの地質学的関心から始まった地球環境史の足跡をまとめる。地球全体に及んだ地殻大変動が、実は彗星の接近の軌道と関連していたという大胆な仮説を提示した、地球自体の環境の歴史的探究。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
本書は、日本地質学会地質基準委員会が策定した、「第一次地質基準」の説明書として企画されたものである。1 正常堆積物2 沖積層3 付加体堆積物4 火山と火山岩5 深成岩6 変成岩7 人工地質体8 断裂9 重力移動この本は日本地質学会が2000年に定めた"第一次地質基準"についての説明書である。地質学は地球を構成する物質を調べる学問であり、近代科学としては最も古い歴史を有している。地球を構成する物質についてどのような調査や研究が必要であり、国際学会などで注目されている最先端の研究はどのようなものであるかを、系統的にまとめたものが"地質基準"である。地質学における調査や測定の方法は多岐にわたるため、基準化するさいにそれらをどのように盛りこむかについて、委員会では"性能基準化"を選択した。この本では性能基準の精神にそって、"地質基準"に定めてある調査目的を達成した例を精選して説明することとし、調査方法についてはその例に採用されたものを説明することとした。この基準はほかの惑星や月などの衛星の構成物質を調査するさいにも適用されることとなろう。日本地質学会が2000年3月18日に定めた"第一次地質基準"の全文をそのまま転載してある。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
現場技術者のためのやさしい地質学   Honya Club.com

(PR) 雁鴨池
本報告書は、1975年3月から1977年5月までの2年余にわたって実施した、慶州市仁旺洞所在の雁鴨池ならびに東宮跡の発掘調査に対する内容を収録した報告書である。本文編(歴史的背景;発掘の経過;遺構の調査;遺物の出土状態;出土遺物;美術史学的考察;造景学的考察;民俗学的考察;地質学的考察;保存科学的考察)図版編   Honya Club.com


JPY ¥13,200
地質、岩石、脊椎動物、無脊椎動物、中古生代植物、新生代植物、人物など古生物学に関する重要な用語を解説。配列は項目名の五十音順で約500項目を収録。巻頭には日本の代表的な化石図版を収録、巻末には系統図、生物分類表、地質時代区分、海陸分布変遷図、化石の採集法や処理法などの付録と日本語索引、外国語索引、分類群名索引が付く。古生物学に関する重要な用語を、地質、岩石、脊椎動物、無脊椎動物、中古生代植物、新生代植物、人物などにわたって取り上げて解説した50音順の事典。巻頭には、日本の代表的な化石図版を収録。   Honya Club.com


JPY ¥10,467
第22章 地理学と地図学第23章 地質学〔および関連科学〕第24章 地震学第25章 鉱物学   Honya Club.com


JPY ¥1,760
地球の歴史も地殻変動も環境変化も地質学が読み解き、資源も建造・建築も防災も減災も地質学が担っている!第1章 地面の下はどうなっているのだろうか第2章 地球の内部はどうなっているのか第3章 地質学が歩んできた歴史第4章 日本列島はどのようにしてできたのだろうか第5章 大地のおくりもの地下資源第6章 地震国・火山国に暮らし大地に根ざして生きる第7章 日本各地の地層・岩石の特徴と地形風景の見方・楽しみ方いま立っている(座っている?)地面は何でできているでしょうか。アスファルトでしょうか、土でしょうか、それとも砂でしょうか。それでは「土」や「砂」って何でしょうか。それは「鉱物」です。鉱物とは、天然でできる無機物質のことで、土はおもに粘土鉱物からなり、砂は石英などの硬い鉱物からなります。鉱物は地層や岩石をつくる最小単位で、地層や岩石の集まり・集合体が「地質」となります。本書では、足元の下がどうなっているのかから始まり、地球の奥深くを探りながら、地質学の歴史、日本列島のなりたちや地下資源、地震や火山について考察し、日本の地質の特徴、地形風景の見方・楽しみ方も紹介していきます。   Honya Club.com


JPY ¥2,000
行き詰まる資本主義経済、すすむ地球環境危機、そしてコロナパンデミック―危機意識は唯物史観をこそ求めている。第1章 「人新世」と唯物史観(「人新世」とは何か;「人新世」についての、さまざまな論議;マルクス、エンゲルスと地質学;「人新世」と唯物史観)第2章 コロナ・パンデミックと唯物史観(パンデミックとは何か;マルクスとエンゲルスは、パンデミックをどうとらえたか;パンデミックと社会発展の法則―唯物史観の新たな課題;コロナ・パンデミックと現代世界―社会進歩のための新しい胎動)第3章 コロナ禍と日本資本主義の課題―コロナ禍による経済危機の性格と関連して(コロナ経済危機の性格を分析する意義―従来の恐慌からの回復過程との違い;コロナ経済危機の特徴―特殊な性格の「再生産の撹乱」;コロナ経済危機からの回復過程の特徴;2020年代の日本資本主義―ファンタメンタルズの条件;2020年代日本の二つの道)第4章 21世紀資本主義の研究のために―科学的社会主義の理論的課題(21世紀資本主義の歴史的位置―「移行期の資本主義」としての特徴;移行期の経済分析、マルクス経済学の課題;移行期の変革主体の形成をめぐる課題;移行期の唯物史観、唯物論をめぐる課題;《理論・イデオロギー活動の立ち後れ》の問題について)補論1 自然災害と「再生産の攪乱」―マルクスは、自然災害をどう研究したか補論2 「資本論体系」と三大経済範疇―とくに「土地所有」範疇の意義について地球温暖化による気候変動、大量絶滅による生物多様性の喪失など、人類の活動を原因とする地球環境危機に脅かされる「人新世」。国境を越えた人類共通の課題として、現代社会のあり方や政治と経済の関係が鋭く問われているとき、世界中を巻き込んだコロナ・パンデミックに直面した。著   Honya Club.com


JPY ¥1,870
鉱物に秘められた無限の世界。地球を構成する鉱物は実にさまざまな色、形をしています。まさに自然がつくり出した造形といえるでしょう。なかでも美しいものは、宝石のとして珍重されてきました。小さな結晶に広がる、神秘的な世界を紹介します。第1章 宝石と呼ばれる鉱物(ダイヤモンド;コランダム ほか)第2章 宝石と呼ばれる鉱物(石英;ひすい輝石(硬玉) ほか)第3章 人気のある鉱物、その他(元素鉱物;硫化鉱物 ほか)第4章 鉱物採集に出かけよう(情報を集めて、どこで何を採るか決める;どんな服装で、何をもって行けばいい? ほか)第5章 鉱物について詳しくなろう(鉱物が生まれるまで;「化学組成式」は何を表している? ほか)それぞれの鉱物の地質学的なデータをはじめ、鉱物をめぐる様々な雑学や知識を紹介。鉱物に秘められた無限の世界へと案内する。カラー写真で迫る「読んで、見て、楽しい図鑑」。   Honya Club.com


JPY ¥990
進化論を編み出した科学者で、生物学だけでなく地質学においてもパイオニアだったダーウィン。進化のしくみや未知の自然について、情熱を持って研究し続けた天才の人生をまんがでたどる。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,960
現代地球科学の最先端の成果と、時代を超えて基本となる基礎的な内容をまとめた入門シリーズ。2は、学部で学習すべき構造地質学の基礎知識を、最近の研究の動向もわかるよう、豊富な図を用いて平易に解説する。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,300
第17回「賢治賞」受賞の初版を全面的に「新装・増補・改訂」!(受賞理由)社会科的な視座により、地道な調査に基づく考察と研究を行ない、継続的な研鑽が結実した功績に対して。賢治研究に「必須の」資料が満載…地元研究者の労作。法華経的回心について地質・土壌学の研究―盛岡高等農林時代を中心として日蓮主義の信仰と「家」花巻農学校の教師生活について作品「化物丁場」について人間性の省察について―仏性・修羅・本能小岩井農場紀行一友人の記録「ある日の宮沢賢治」増補 賢治の森佐一訪問と「追憶記」花巻農高訪問記〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,540
街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。収録される放送回#45 新潟 ー新潟は"砂"の町!?ー#46 佐渡 ー"黄金の島"佐渡は"キセキの島"!?ー#48 広島 ー広島はステキなシティ!?ー#49 宮島 ー宮島は"神の島"!?ー#56 平泉 ー黄金の都・平泉はなぜ栄えた?ー   Honya Club.com


JPY ¥4,070
第1部 地下資源開発の歴史と社会変容―モンゴル(鉱物を捜し求めて―地質学をめぐるモンゴル‐ソ連共同調査の歴史と資料;モンゴルの「露わなる宝」―ウラン鉱山都市マルダイについての覚書;衛星牧民―モンゴル・オユートルゴイ鉱山開発を巡る遊牧民の生存戦略;鉱山を渡り歩くシャーマン―モンゴルにおける地下資源開発と『依存的抵抗』としての宗教実践)第2部 地下資源開発による環境への影響―モンゴル(モンゴル国の鉱山と自然環境;鉱山開発とヒトへの健康影響;砂金採掘産業の環境への影響―モンゴル・トゥブ県・ザーマル金鉱の事例から;鉱山開発が河川の水質に及ぼす影響―オルホン川流域における金採掘を事例として)第3部 資源開発にあらがうのか、適応するのか―内モンゴルと青海チベット(内モンゴルの環境抗争運動;鉱山開発にあらがう「防波堤村」の誕生―中国内モンゴル自治区ホーリンゴル炭鉱の事例から;誰のために何を守るのか?―中国の環境保護政策と青海省チベット族;草原を追われる遊牧民―中国青海省黄南チベット族自治州における生態移民、定住化プロジェクトについて;公害、退耕還林、産児制限―中国青海省黄南チベット族自治州の村から見た現代中国)地下資源開発が急激に進行する内陸アジア地域、とりわけモンゴル高原とチベット高原を対象に、資源開発が引き起こす環境問題を読み解く。文化人類学・環境科学の文理融合研究の成果。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
ゲーテは若い頃、地質学に関する職についていた。宮澤賢治も、若い頃地質学を学んだ。中国の漢詩と地質学との関係を探り、ギリシア神話と地中海の地質を語る。文学と地質学の接点はどんなことか。岩石学を専門とする地質学者である著者は、文学作品の舞台である土地に興味をもって旅行した。本書は、著者が旅した文学作品の舞台を、著者の専門である地質学の知識と文学の教養をもって縦横にその接点を解き明かす。第1章 スタインベック『怒りの葡萄』とルート66第2章 ゲーテの『ファウスト』と花崗岩の成因、『イタリア紀行』における地質学的観察第3章 宮澤賢治の『春と修羅』とノヴァーリス『青い花』に共通するもの第4章 漢詩をとおして見た中国の地質第5章 魯迅と地質学の接点を探る第6章 大岡昇平の作品と地質学第7章 『ニルスのふしぎな旅』『ペール・ギュント』と北欧の地質第8章 地中海東部の地質とギリシア神話付表 地質年代表と地球上でのおもな出来事著名な文学作品とギリシア神話を題材にして、その舞台となっている地質学的背景との接点を探る。また、文学をとおして地質学的に興味のある各地の紹介と、地球の歴史や環境の変化について最近の解釈を紹介。   Honya Club.com

(PR) 堆積学

JPY ¥3,850
本書は、堆積学発展の流れのなかで堆積学を解説したものである。地球科学の基礎科学として堆積学が発展した過程を追いながら自然に堆積学の学問体系を理解できるような記述となっている。1 堆積学とその位置づけ2 堆積学前史―地質学と層序学の発達3 地層の見方の発展4 堆積岩石学の発達5 地層学の発達6 堆積学の成立7 海洋底研究と堆積学8 日本の堆積学9 21世紀の堆積学堆積学は地質科学の最も重要な基礎として、火山学、岩石学、自然地理学などの地球科学から、環境科学、地質工学などの応用的分野まで影響を与えている。堆積学の発展過程を追いながらその学問体系を解説。   Honya Club.com


JPY ¥8,250
1 序―リゾーム2 一九一四年―狼はただ一匹か数匹か?3 BC10000年―道徳の地質学(地球はおのれを何と心得るか)4 1923年11月20日―言語学の公準5 BC587年、AD70年―いくつかの記号の体制について6 1947年11月28日―いかにして器官なき身体を獲得するか7 零年―顔貌性8 1874年―ヌーヴェル3編、あるいは「何が起きたのか?」9 1933年―ミクロ政治学と切片性10 1730年―強度になること、動物になること、知覚しえぬものになること11 1837年―リトルネロについて12 1227年―遊牧論あるいは戦争機械13 BC7000年―補獲装置14 1440年―平滑と条里15 結論―具体的規則と抽象機械   Honya Club.com


JPY ¥1,166
地質学・植物学・動物学など、博物学のはば広い基盤の上に立つダーウィン(1809‐82)の進化論の根底には、自然的存在としての人間の本質の解明ということがある。『種の起原』刊行後、科学は長足の進歩をとげたが、人間と社会、そして文明の問題を考える上で、ダーウィンの思想はつねに検討すべき重要な課題としてわれわれの前にある。地質学的記録の不完全について生物の地質学的遷移について地理的分布生物の相互類縁。形態学。発生学。痕跡器官。要約と結論自然選択説にむけられた種々の異論   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第一章 歴史的背景第二章 大陸移動説の本性及びそれと地質時代を通じて地球の表面地形の変化に関するこれまでの説明との関係第三章 測地学的議論第四章 地球物理学的議論第五章 地質学的議論第六章 古生物及び生物学的議論第七章 古気候学的議論第八章 大陸移動と極移動の基礎第九章 移動の原動力第十章 シアルに関する補助的な観察第十一章 海底に関する補助的観察名著復刊! 「大陸移動説」を世に問い、現代地球科学の端緒となった歴史的一冊を新書化! 永久不変と考えられていた大陸は、長い年月をかけてゆっくりと移動していた。常識を覆す「大陸移動説」はどのように生まれたのか。ウェゲナーが生涯をかけて取り組んだ研究の集大成となる一冊を、竹内均博士が全訳し、その後の地球科学の発展について鎌田浩毅博士の解説を加えた決定版。「大陸移動の考えが最初に私の頭に浮かんだのは一九一〇年のことである。その年に世界地図を眺めながら、大西洋の両側の大陸の海岸線の出入りに、私は深く印象づけられた。(中略)私は地質学と古生物学の分野での適当な研究を好奇心をもって調べることにとりかかった。証拠が確定的であることがすぐにわかった。このようにして大陸移動説が基本的には健全な考えであるという確信が、私の心の中に深く根をおろした。」(第一章「歴史的背景」より)【本書の内容】第1章 歴史的背景第2章 大陸移動説の本性及びそれと地質時代を通じての地球の表面地形の変化に関するこれまでの説明との関係第3章 測地学的議論第4章 地球物理学的議論第5章 地質学的議論第6章 古生物及び生物学的議論第7章 古気候学的議論第8章 大陸移動と極移動の基礎第9章 移動の原動力第10章 シアルに関する補助的な観察第11章 海底に関する補助的観察   Honya Club.com


JPY ¥4,180
ピュタゴラス、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン…西洋のものとされてきた科学の大発見は、遥か以前の非西洋世界で生まれていた。各分野における「認められていない」大発見を、古代、中世のバビロニア、エジプト、インド、中国、イスラム、マヤ、オセアニアその他の地域の豊富な実例とともに紹介。これまでの科学史の常識に挑む。1 科学史―再発見2 数学―科学の言語3 天文学―空を眺める人々、そしてさらに4 宇宙論―昔からの宗教5 物理学―粒子、真空、場6 地質学―地球そのものの物語7 化学―錬金術とその先8 技術―人間の尺度としての機械西洋のものとされてきた科学の大発見は、遙か以前の非西洋世界で生まれていた…。本書では、各分野における「認められていない」大発見を、豊富な実例とともに紹介。これまでの科学史の常識に挑む興奮の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
アトランティス伝説の真実、地球が宇宙の中心だった!?火山を愛した郵便局長、お風呂の水を抜くと渦はどっち巻き?…知っていそうで知らない地球と宇宙のはなし。1 ダイナミックな地球のはなし(アトランティス伝説の真実;世界はもともと一つだった?;アイスランドは地質学的宝庫 ほか)2 知ると楽しい気象のはなし(お風呂の水を抜くと渦はどっち巻き?;台風はなぜ八月と九月に多い?;夕焼けがきれいなら明日は晴れる? ほか)3 やっぱりふしぎな宇宙のはなし(地球が宇宙の中心だった!?;ガリレオが望遠鏡で見た宇宙;宇宙の誕生と元素の合成 ほか)思わず徹夜してしまう、ダイナミックな地学のはなし。▼地学は、とても幅広い内容をもつ自然科学です。足下の地球の内部、地球の表面、地表を覆う大気、はるかな宇宙。そこには地震、台風などの自然災害、毎日の天気など身近な内容のほか、科学者たちの大発見にともなう栄光と挫折の歴史も含まれています。▼わたしたちが暮らす地球のひみつに迫る、感動的でふしぎな地学の世界へようこそ。▼○本書の目次より▼世界はもともと一つだった?/ヒマラヤ山脈はまだ高くなる?/化石になるのも楽じゃない/スノーボールアース仮説の衝撃/ジェット気流が運んだ秘密兵器/ガリレオが望遠鏡で見た宇宙/地球と金星の運命を分けたもの/地球に住めなくなったら、どこに移住する?…   Honya Club.com


JPY ¥2,200
主に1970年から1998年までに出版された子ども向けの自然科学の本(社会科学的な本も一部含む)を5775冊収録したリスト。対象年齢は、幼児から中学生まで。掲載データは、書名、サブタイトル、シリーズ名、著者名、出版社、価格、出版年など。書名索引、著者名索引付き。科学入門数学物理・化学天文・宇宙地球の科学・地学・地質学古生物・化石生物植物動物無脊椎動物脊椎動物自然の文学考古学人体・医学・性電気地図・地理環境の科学科学技術土木・建築書名索引・著者名索引   Honya Club.com


JPY ¥15,400
東アジア旧石器編年の構築を目指した、考古学・地質学・地形学・年代測定学等にわたる学際・国際的研究の最新成果をまとめる。〈松藤和人〉同志社大学文学部教授。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,090
持田季未子/セザンヌの地質学 サン・ヴィクトワール山への道    HMV&BOOKS online


JPY ¥5,981
ダム、道路、トンネルなどの土木工事の現場でかかれたスケッチ集。ダムが出来上がっている様子や災害箇所巡検の観察スケッチなど、地質の特徴が細かく描かれた貴重な資料集。関連あるデータや資料も収める。〈羽田忍〉1930年愛媛県生まれ。東京大学修士課程修了。現在、応用地質株式会社顧問。技師長、技術士。著書に「土木地質学入門」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥825
ファーブル『昆虫記』、ワトソン『二重らせん』、カーソン『沈黙の春』、ガリレオ『星界の報告』、ニュートン『プリンキピア』、アインシュタイン『相対性理論』等々、世界を変えた理系本を取り上げ、知っているようで知らないその中身、当時のエピソード、そして現代にどう役立てるかなどをわかりやすく解説。エデュケイション(教育)とエンターテインメント(娯楽)が合体したエデュテインメントな一冊。第1章 生命の世界(ダーウィン『種の起原』;ファーブル『昆虫記』 ほか)第2章 環境と人間の世界(ユクスキュル『生物から見た世界』;パヴロフ『大脳半球の働きについて―条件反射学』 ほか)第3章 物理の世界(ガリレイ『星界の報告』;ニュートン『プリンキピア』 ほか)第4章 地球の世界(プリニウス『博物誌』;ライエル『地質学原理』 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥8,580
世界で最も希少かつ最も色彩豊かなジェムストーンのひとつであるターコイズのロマンスと情熱を記録するために、印象的な話や新しい情報、科学的な方法、色鮮やかな写真を組み合わせている。クラシックなターコイズ鉱山の場所ターコイズの神秘性を知るターコイズの国際的な歴史を学ぶターコイズの地質学と鉱物学に関する考察ターコイズ採掘ターコイズをカットするラピダリー(研磨)の仕事ターコイズの鑑定と手入れ方法イミテーションのターコイズの識別世界で最も希少かつ最も色彩豊かなジェムストーンのひとつであるターコイズ。そのロマンスと情熱を記録するために、印象的な話や新しい情報、科学的な方法、色鮮やかな写真を組み合わせた1冊。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
地質学のほぼ全分野である、層序学、堆積学、海洋地質学、岩石学、鉱物学、鉱床学、火山地質学、構造地質学、古生物学、応用地質学、第四紀地質学、環境地質学、情報地質学などのほか、地形学、地球化学、地球物理学、生物学、測量学などからも収録した地質学用語集。収録語数は、「和英の部」約8900語、「英和の部」約8500語、「略語の部」約110語を収録。地質学において必要不可欠な用語を精選。用語の選択においては、新たに提案され、最近頻繁に使用されている用語に重点をおいた。また、従来の用語集はローマ字表記の順序であったが、本書は50音順でひらがな表記として用語を引きやすいように、また、推奨語、同義語、最近あまり使用されなくなった用語などを見分けやすいように工夫している。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
「都市の世紀」を迎えた21世紀の創造力とは。芸術文化の活力やグローバル化がもたらす文化/人々の多様性に着目し、魅力的な都市空間を構築するための政策と課題を考える。トランスポリタンな連携による都市文化・文化都市の創造第1部 文化化する都市(都市と文化政策;戦後文化・都市政策の変遷と将来像 ほか)第2部 多文化化する都市(多文化都市のポテンシャルと諸課題;「文化」の転用・流用可能性―ソーシャル・キャピタルの視点から ほか)第3部 創造する都市(創造都市の世紀へ;創造性の三つのレベルと都市―欧州の動向を踏まえて ほか)第4部 連携する都市(交流継続システムとしての「出雲街道方式」―三都市による芸術文化交流事業を通して;高崎式姉妹都市政策の展開―五市間国際交流環境プログラム)文化地質学的都市論の試み越境時代における文化都市政策の課題   Honya Club.com


JPY ¥2,750
1857年ヴィクトリア朝英国、科学的な地質研究によって、信仰のよりどころの危機にさらされた牧師ウィルソンは独学で地質学を修得。"エデンはタスマニアにある"という新説を発表し、キリスト教世界における時代の寵児となる。ついには、医師ポッターと植物学者レンショーを引き連れて、タスマニアへ実証の旅に出発する。だが、一行がチャーターした"シンセリティ"号は、船長をはじめ、英国人を目の敵にするマン島人だけが乗り組むいわくつきの帆船。そのため、税関吏との数々のトラブルに巻き込まれたり、海賊に襲撃されたりと波瀾万丈の船旅が続く。さらに、性格が水と油の牧師と医師の対立は、旅程を追うにつれ、激化する一方。地球をほぼ半周はる珍道中が繰り広げられるのだった。一方、英国による植民地化が緒についたばかりの1820年のタスマニアでは、同化政策が積極的に進められていた。アボリジニの母親と白人の父親のあいだに生まれたことから、母親やアボリジニ社会から疎まれて育ったピーヴェイは、種族の存続のため、白人の言葉を覚え、白人社会に入り込もうとしていくが…。やがてウィルソンら一行はタスマニアに到着し、ついにエデンを目指すべく探検に出発する。そこには、ガイドとして彼らに随行するピーヴェイの姿があった。一行が英国から遙か東の果ての地で目にしたものとは…。博覧強記の作者ニールが、綿密な時代考証のもと、総勢20人の語り手を創造し綴った歴史奇想大作。2000年度ウィットブレッド賞受賞。「エデンの園は、タスマニアにある」。新説の実証のため、3人の英国紳士が東の果ての楽園を目指し、大海に漕ぎ出した。物語を読む愉しみに溢れた、圧巻の歴史奇想大作。ウィットブレッド賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
第1章 宮澤賢治の研修旅行を追って(宮澤賢治と埼玉県)第2章 宮澤賢治が興味を持っていたもの(自然科学を中心に)(賢治と生物学;賢治と地質学 ほか)第3章 賢治の文学について思うこと(短歌と俳句;詩(心象スケッチ) ほか)第4章 賢治はどう語られてきたか―切り抜き帖から(古谷綱武;小田切秀雄 ほか)第5章 賢治を訪ねる家族旅行から(中尊寺ー繋温泉;盛岡)   Honya Club.com


JPY ¥880
人新世と未来の自然学大気化学者パウル・クルッツェンと生物学ユージン・ストーマーは、私たちがもはや「完新世」ではなく、人間活動が地球の生態系や気候に重大な影響を与える「人新世」という新たな地質年代を生きていると唱えた。人新世のアイデアは、地球環境への人間の影響力を重視するが、そもそも人間は、地球環境に深く依存していたのではなかったのか。そうした考えは、人間と地球環境の切り分け、すなわち人間と自然の分割がほとんど意味をなさない、曖昧なものではないかという議論へ発展していく。自然と人間という二元論が意味をなくす。人新世では、自然と人間の二元論が消滅するだけではない。自然科学と人文科学という学問の二分法もまた意味をなさなくなってきているのだ。今日、人文科学は、人間を超えた視野を獲得し、西洋思考に潜在する人間中心主義を脱中心化しつつある。人新世のアイデアは、こうして、地球科学、考古学、自然人類学、歴史学、文化人類学、生物学、さらには文化表象など、人間と自然のかかわりすべてを対象とする学問へと思考の方向を大きく転換させようとしている。新たな自然学の誕生だ。   Honya Club.com


JPY ¥880
福井県や岩手県は恐竜の化石が出ることで知られていますが、一方、東京の都心で恐竜の化石が見つかったということは聞いたことがありません。全国的にも、あらゆる場所に分布しているわけではなさそうです。とはいえ化石は恐竜だけではありません。1mm以下の生物や分子構造から植物まで、さまざまな化石があり、それらは、いろいろなことを教えてくれます。なるべく身近な感覚で例えながら、東京周辺の地形の成り立ちも考えてみましょう。第1章 「恐竜の化石」から考える、東京と世界の生い立ち第2章 化石が教えてくれる、地面と地球のこと第3章 火山が教えてくれる、地面と地球のこと第4章 地面を構成するものを観察してみよう第5章 「地質学」をもっと知りたい!第6章 実は身近で大切な地質学   Honya Club.com


JPY ¥6,050
1 津波各論2 津波の調査3 津波の物理4 津波の被害5 津波の予測6 津波対策7 津波予警報8 国際連携世界をリードする日本の津波研究の成果をまとめた集大成。津波の規模・強度、地質学・文献・痕跡・観測の調査結果、メカニズム、被害、予測、対策、津波予警報、国際的連携と、津波の全てがわかる。コラム付き。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
地質学は、わたしたちの足もとの岩石や鉱物を調べる、自然科学の中でいちばん「地に足がついた」学問だ。地質学の父チャールズ・ライエルは、いま地球上で起きている変化は、昔も同じ方法や割合で起きていたにちがいないと考えた。地質学が相手にするのは、想像を絶する長い時間と空間。岩石や鉱物には、地球のはじまりや、人類の誕生の謎が秘められている。あなたも、足もとの石に目を向けてみよう!その石はどこからきて、どうやってできたのかって。はじめに 地質学とライエル第1章 おしゃれな重ね着―堆積岩第2章 アツい熱血漢―火成岩と隕石第3章 ヘーンシン―変成岩第4章 ほりだせガツン―鉱石第5章 ミネラルギャング―鉱物第6章 ピュアな仲間―元素鉱物第7章 小さなきらめき―宝石第8章 のこすぞ記録―化石地質学は、わたしたちの足もとの岩石や鉱物を調べる「地に足がついた」学問。地球のはじまりや、人類の誕生の謎が秘められた岩石や鉱物について、個性豊かな石たちがかわいいキャラクターとして登場し紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥5,500
地球表層部における物質循環(人工衛星による観測;大気環境の変化;水域と砂漠域の環境変化;地球の構成物質;地球表層部の古環境変化;化石燃料の生成環境―石油探査と微化石)自然環境の変容(堆積物に記録された自然現象;海水準変動と堆積相;気候変動と古地理変化;ウォーターフロントの開発;地下水の分布と利用;造山帯前縁部の地質構造;地震活動をさぐる;火山噴火のメカニズム;傾斜地域の大規模崩壊;環境地質学と防災)環境変化と人類の影響(化学物質による汚染;放射線とその作用;熱帯林の危機;酸性雨による森林被害;森林破壊と保全;石器時代における自然破壊;ナショナル・トラスト運動の動向)   Honya Club.com


JPY ¥8,140
地球はダイナミックに生きている! 日本が開発した最新式センサASTERで高度700kmから眺めた地球の姿は? 宇宙から見た世界の地質学的に興味深い23地域をカラーで魅力的に解説する。〈加藤碵一〉独立行政法人産業技術総合研究所所属。〈山口靖〉名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻。    HMV&BOOKS online


JPY ¥5,170
第1章 序論第2章 人間活動と地下水環境第3章 堆積物間隙の流体と流れの原理第4章 流れの数学モデル第5章 地下水流動の解析的表現とその応用第6章 地下水の化学第7章 地下水中の物質移動第8章 土壌・地下水の汚染と対策第9章 土壌・地下水中の熱移動第10章 地下水の数値解析付録解決の糸口の見えない地球温暖化、自然環境を蝕む化学物質、量的・質的に劣化する淡水資源等々、人類を脅かす環境問題はますます混迷の度合い深めている。いま科学に切実に要求されているものがあるとすれば、それは山積する社会問題に的確な処方箋を書くことではなかろうか。本書は、地下水に関わる様々な環境問題に対応することを念頭に、今までになかった全く新しい切り口で地下水学を整理し、解説したものである。 第1章の序論では、様々な地下水学問題、水文循環・水文地質、地下水収支計算法などが述べられている。第2章の人間活動と地下水環境では、温暖化による地下水環境の悪化、世界と日本の地下水資源、関連法令が解説されている。第3章の堆積物間隙の流体と流れの原理では、流体の性質、エネルギーとポテンシャルなど土壌水や地下水の流れに関わる基本原理が解説されている。第4章の流れの数学モデルでは、飽和・不飽和帯における水、疎水性液体、空気の流れに対する数学モデルが解説されている。第5章の地下水流動の解析的表現とその応用では、地下水調査の基本となる井戸水理学と海岸地下水について述べている。第6章の地下水の化学では、土壌・地下水中で生じる様々な化学反応を初歩から解説している。第7章の地下水中の物質移動では、移流・分散・反応・分解を伴う様々な形態の物質移動をモデル化している。第8章の土壌・地下水の汚染と対策では、汚染物質と汚染源およびその移動形態と調査・修復   Honya Club.com


JPY ¥2,200
1章 岩石と鉱物(岩石;鉱物;造岩鉱物の構成要素 ほか)2章 水と地球表層の諸過程(水のサイクル;地下水;地下水と地形 ほか)3章 地球内部の性質(地震波;地球内部の層;構造地質学 ほか)岩石と鉱物の種類と生成や岩石とマグマの関係から地球内部の構造まで地質学的事柄を平易に解説。   Honya Club.com


JPY ¥825
不思議がいっぱい!地学が楽しくなる名講義。ドラマチックな地球と宇宙のはなし。1 ダイナミックな地球のはなし(アトランティス伝説の真実;世界はもともと一つだった?;アイスランドは地質学的宝庫 ほか)2 知ると楽しい気象のはなし(お風呂の水を抜くと渦はどっち巻き?;台風はなぜ八月と九月に多い?;夕焼けがきれいなら明日は晴れる? ほか)3 やっぱりふしぎな宇宙のはなし(地球が宇宙の中心だった!?;ガリレオが望遠鏡で見た宇宙;宇宙の誕生と元素の合成 ほか)地学は、自然科学のなかでも、とても幅広い内容をもつ学問です。地球の内部、地球の表面、地表を覆う大気、はるかな宇宙。そこには、地震、火山、台風、豪雨などの自然災害、毎日の天気など、身近な内容も含まれています。そんな地学ですが、高校の地学で履修する人は少ないようで、地学の知識は中学レベルという人も多いようです。この本は、そんな人たちに向けて地学にまつわるとっておきの内容をまとめたものです。具体的な項目としては、「アトランティス伝説の真実」「大量絶滅はどうして起こったか?」「ジェット気流が運んだ秘密兵器」「ガリレオが望遠鏡で見た宇宙」「月は地球のきょうだいだった〓」など。文庫化にあたり、「地球の内部はどうなっている?」「千葉にちなんだチバニアンという時代が誕生!」「生命はどのようにして地球上に生まれたか?」の3項目を新たに書き下ろしています。ドラマチックでダイナミック、不思議がいっぱいの地球と宇宙のことがわかる本。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
地質学・地形学あるいは岩石学という特異な世界から人間学・精神分析学にいたる諸領域に準拠し、哲学的議論における豊饒性の論証を中心課題として追求しつつその《反・解釈学》的立場を明確に示す。カンギレム、フーコー、セールらとともに《ポスト・バシュラール認識論》を代表するダゴニェ哲学の精髄。第1章 岩石の認識論第2章 風景の哲学第3章 表層の発見論第4章 心理の地図製作法   Honya Club.com


JPY ¥2,420
渡邉克晃/身のまわりのあんなことこんなことを地質学的に考えてみた    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,650
ポスト20世紀の多文明世界の構図「世界単位論」。植民地主義に支配された近代の国民国家の枠組を越えた共生の議論で話題を呼んだ著者が、型破りの研究人生を振り返る。地質学研究から「景観学的地域研究」へ、そして自らの故郷へ…。日本の地域研究の発展の歴史を織り込んだ興味深い個人史と、今、「郷土に生きる」学を模索する著者の格闘の姿から、学ぶとは何かを考える。第1部 地域と世界(地域研究の曙;地域研究の深化;世界研究への傾斜)第2部 地域と自分(大学での地域学;地域学の実践;地域に住む)ポスト20世紀の多文明世界の構図「世界単位論」で話題を呼んだ著者が、型破りの研究人生を振り返る。日本の地域研究の発展の歴史と、今「郷土に生きる」学を模索する著者の格闘の姿から、学ぶとは何かを考える。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
わずかに残された骨と歯を手がかりに「恐竜」とその生活環境を世界ではじめて明らかにした、真に独創的な研究者ギデオン・マンテルの生涯。キャッスル・プレース発掘学『サウス・ダウンズ化石誌』イグアノドンサセックスの地質ヒラエオサウルスオールド・スティーン地質学の驚異クレセント・ロッジ創造のメダルチェスター・スクェア化石とその教えエピローグ:ノーウッド・パーク土中より発見された巨大な骨、"イグアノドン"の化石の調査を通じ、〈恐竜〉という概念を発見した孤高の学者ギデオン・マンテルの初の伝記。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
木村学/地質学の自然観    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,540
旅が何倍も楽しくなる、ディープな街歩きを楽しめます。1 嵐山はナゼ美しい!?(構図と風景を探る―人が美しいと感じる絶妙な角度とは?;自然と人の手の調和―「借景」と「断層」を取り入れた美意識;斜面が生む景観美―風景の美しさは嵐山の急斜面にあり)2 伏見は"日本の首都"だった!?(伏見の城を見に行く―安土桃山時代の"桃山"ってどこ?;城下町を歩く―土木マニアの秀吉が造った城下町とは;巨大な太閤堤を体験―秀吉の土木工事の真骨頂ここにあり!)3 志摩の宝は絶景が生んだ!?(外海の宝―志摩の宝はビールのおつまみ!?;内海の宝―志摩の真珠は世界の宝になった)4 人はなぜ伊勢を目指す?(内宮―20年サイクルで新しくなる伊勢神宮;江戸時代のお伊勢参り―伊勢の繁栄の鍵「御師」という存在;明治以降の都市整備―変わり続ける伊勢 節目は式年遷宮!?)街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。収録される放送回#36 京都・嵐山 ー嵐山はナゼ美しい!?ー#37 京都・伏見 ー伏見は"日本の首都"だった!?ー#39 志摩 ー志摩の宝は絶景が生んだ!?ー#40 伊勢神宮 ー人はなぜ伊勢を目指す?ー#41 お伊勢参り ー人はなぜ伊勢を目指す?ー   Honya Club.com


JPY ¥3,204
「地学」というと、とかく天文学・気象学・地質学などかたい学問を想像するかも知れない。しかし、ここではそのような学問体系に基づく研究の手法をそのまま紹介しようとするものではなく、星、月、雲、雨、山、川、化石などの地学的な題材を取り上げ、それらの見方、調べ方を筆者の工夫と体験をまじえて解説しようと試みたものである。星の見え方を確かめるわかりやすい星座を見つける季節の星座を探す星や月の一日の動きをとらえる恒星と惑星の動きを調べる流星を見つける月食での月の変化を記録する代表的な惑星の特徴を比較する双眼鏡で身近な天体に親しむ太陽の形や動きをとらえるいろいろな降水を分類する雪や氷を使った活動を試みる身近な気象を体験する雲の動きをとらえる気象と植物の関係を探る身近な環境の温度を測る〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,100
誰もが知っている『モナリザ』。しかし、よくよく見ればさまざまな謎に満ちている。モデルは誰か、なぜ微笑を湛えているのか。なぜ左右の背景はつながっていないのか、そもそもなぜこんなに荒涼とした風景なのか…。鏡文字で書かれたダ・ヴィンチの手稿を研究し、彼の抱く世界観を知悉する著者が、俗説を退けながら、現存する主要な絵画のテーマや来歴について、ダ・ヴィンチ自身のものの見方に立って解読する。『モナリザ』は女装したダ・ヴィンチか最初の風景素描と『受胎告知』フィレンツェ時代の自然観ミラノ公国付きの技術者スコラ自然学との出会いミラノ時代の地質学調査『聖アンナと聖母子』の謎大地隆起理論への疑問世界終末の幻想「どうぞ其処を退いてください あなたはいつも遮るのです」わたしがどうしてあなたに向かって微笑んでいるのか、分かる?ザッペリ説にも問題が晩年のレオナルド「モナリザ」は誰か。なぜ微笑んでいるのか…。ダ・ヴィンチの手稿を研究し世界観を知悉する著者が、現存する主要な絵画のテーマや来歴について、ダ・ヴィンチ自身のものの見方に立って解読する。   Honya Club.com


JPY ¥2,310
地質学の基本である野外地質学をわかりやすく解説するシリーズ。露頭で認められる構造を対象として、野外で地質構造を認識・解析するための基礎知識を取り上げる。〈天野一男〉茨城大学理学部理学科地球環境科学コース所属。〈狩野謙一〉静岡大学理学部地球科学科所属。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,640
土木地質学   Honya Club.com


JPY ¥1,540
ダーウィンの生涯は、イギリス・ヴィクトリア時代のジェントルマン(上層中流階級)の生活そのものだった。医師で資本家の父ロバートの下、ケンブリッジでジェントルマンとしての教養教育を受け、国教会の牧師になるつもりだったが、海軍の調査船ビーグル号に艦長の話し相手として乗船することになり、その機会に取り組んだ自然史研究によって、その一生は大きく変わる。帰国後のロンドンでの科学者仲間との交流から、進化論への歩みが始まる。ウェジウッド家のエマとの結婚や、その後の生活と研究は、裕福な資産に支えられていた。ヴィクトリア朝の世界帝国イギリス、その繁栄を担ったジェントルマン層、その一員だったダーウィンが、その時期に、その場所で進化論を生み出したのはなぜか。近年、進展著しいダーウィン研究の成果を織りこんで描くダーウィンとその時代。ダーウィンはなぜ、ビーグル号に乗船できたのか二人の偉大な祖父シュルズベリーの名医エジンバラ医学校ケンブリッジ大学ビーグル号航海ビーグル号航海の地質学独身時代のロンドン生活進化論への道エマとの結婚ダウン・ハウスの生活大著『自然選択』『種の起源』『飼育栽培のもとでの変異』と『人間の由来』植物の研究晩年ダーウィンは何を成しとげたのかダーウィンはどうやって進化の着想を得たのか。彼とその思想を育んだのはどんな社会だったのか。近年、進展著しいダーウィン研究の成果を織り込んで"ダーウィンとその時代"を描く、評伝の決定版。   Honya Club.com


JPY ¥5,280
地理学・地質学から生態学・進化論にいたるまで、自然的・生物的環境を扱う科学をすべて網羅する総合的・包括的な「環境科学」の初の本格的通史。1では古代と中世の世界、ルネサンスと革命、地球の理論などを解説する。〈ボウラー〉オックスフォード大学卒業。マレーシア理科大学、カナダのウィニペグ大学を経て、現在、ウィーン大学科学史教授。著書に「進歩の発明」「ダーウィン革命の神話」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,100
かつて数千年がかりで白く均一にした粒が、いまや不揃いで色付きのものこそ高額になる。塩の真価を定めるのが容易であったことは、いまだかつて一度もない。悪名高き塩税「ガベル」、ガンディー塩の行進、製塩業の衰退と伝統的職人芸の復活。塩からい風味にユーモアをそえておくる、博覧強記のノンフィクション。第2部 ニシンのかがやきと征服の香り(承前)(自由、平等、免税;独立の維持;塩をめぐる戦い;赤い塩)第3部 ナトリウムの完璧な融合(ナトリウムの悪評;地質学という神話;沈みゆく地盤;塩と偉大な魂;振り返らずに;自貢最後の塩の日々;マー、ラーそして毛;魚より塩をたくさん;大粒の塩、小粒の塩)悪名高き塩税、ガンディー塩の行進、製塩業の衰退と伝統的職人芸の復活。塩からい風味にユーモアをそえて、米国でベストセラーとなった塩をめぐる物語。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
本書は、1960年代のアポロ計画と1994年のクレメンタイン・ミッションから得られた科学的成果について書き記している。後者は月全面の調査を行った最初の月探査であり、月の南極付近に氷が存在するという予想もしなかった発見をした。本書は月の組成と地質学的歴史をくわしく説明する。月の地殻の性質とその進化をさかのぼり、現在ひろく受け入れられている(しかし、まだ証明はされていない)月の起源に関する巨大衝突説についても説明している。第1章 月を研究する第2章 月の世界第3章 月の探査第4章 月の塵、レゴリス第5章 火は内側に:月の海の火山作用と地質活動第6章 月の陸地:地殻の形成と進化第7章 月はどこから第8章 月への回帰第9章 なぜ?月へ戻る4つの理由第10章 いかに?月の探査と利用のステップ第11章 いつ?何が我々を止めているか?   Honya Club.com


JPY ¥524
『火山がつくった伊東の風景』の続刊で、溶岩流や火山灰の分布など、地質・火山学の知識を織り交ぜた"火山観光ジオマップ"。25000分の1の天城詳細図に加え、57000分の1の東伊豆広域図も収録した。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
南方と半島からの「海民」が先住民と出会い、砂州の上に融通無碍な商いの都が誕生・発展する。上町台地=南北軸と住吉ー四天王寺ー生駒=東西軸が交差する大地の一大叙事詩を歌いあげる。第1部 プロト大阪(大阪を読み解く鍵を求めて;太陽と墳墓;四天王寺物語)第2部 ナニワの生成(砂州に育つ資本主義;超縁社会;船場人間学)第3部 ミナミ浮上(日、没するところ;千日前法善寺の神;すばらしい新世界;ディープな大阪)第4部 アースダイバー問題集(土と墓場とラブホテル;カマドと市場;大阪の地主神;女神の原像;コリア世界の古層と中層)Appendix 河内・堺・岸和田―大阪の外縁著者は、心の無意識までを含んだ四次元の地図を作成する作業の全体を、「アースダイバー」と名づました。258万年前から現在にいたる地質の変遷を示す「第四紀地図」図と考古学の発掘記録、それに現代の市街図を組み合わせて、土地のもつ「本当の姿」を明らかにしていきます。またその作業には、古代人の心の構造を教える人類学、歴史学、心理学などあらゆる知が境界を越えて動員されます。今回その対象となるのは、大阪です。現在の大阪は5000年前にはほとんどが海面下にありました。南北に走る細長い上町台地だけが、古くからある陸地です。その南北の線を軸に、そして東の生駒山脈から発する死のパワー(デュオニソス軸)が、東西に力を加え、その座標軸が大阪の基盤をつくっていると著者は考えます。そしてその交点にある四天王寺が大阪の中心となっています。物差しをもつ聖徳太子=太子信仰は、職人的世界のバックボーンになっています。一方ミナミ、キタ、ナニワなど大阪の中心地は、「くらげなす」砂州の上に成立し、それゆえに浮遊する世界=都市=商業を発展させえたということなります。大阪   Honya Club.com


JPY ¥5,280
人間活動や気候変動が湖沼と流域環境に与える影響を、幅広い視野から分析し、保全策を探る。第1章 東アジアモンスーン域の自然環境と植生(東アジアモンスーン域の陸域生態系とその変化;東アジアの気候・水文・地理;中国西南地区の地質・地形特性 ほか)第2章 東アジアモンスーン域の湖沼と河川(東アジアモンスーン域の湖沼・河川の概況;東アジアモンスーン域の河川流域;内陸アジア湖沼群への温暖化影響―生態的氷河学の観点から ほか)第3章 雲南高原の湖沼と流域の環境動態―琵琶湖との比較研究を軸に(地球物理的特性と環境動態からみた撫仙湖と琵琶湖の比較;湖沼の地球化学的特性と環境動態;流域環境の変化と湖沼 ほか)終章 東アジアモンスーン域の湖沼・流域の環境問題解決にむけて東アジアモンスーン気候帯に位置する琵琶湖と中国雲南省の高原湖沼との比較研究を軸に、地球温暖化による気候変動や人間活動が、湖沼と流域環境に与える影響について、幅広い視野から分析し、保全策を探る。   Honya Club.com


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地質学が解き明かす巨大地震発生メカニズム。予知よりももっと大切な「震害を減らす知恵」。第1章 超巨大地震が起こるまでと、これからの地震活動(なぜ日本にたくさん温泉があるか;姿の見えない地震の群れを探す ほか)第2章 首都圏で地震が多く発生するところ(首都圏の地震の「巣」を探る;傾きつづける首都圏の大地 ほか)第3章 地震の揺れとその震害(震害はドスン揺れ、液状化、津波;防災と減災をどう考えるか? ほか)第4章 首都圏での震害予想(首都圏で地震被害はどうなる?;わが街、わが家の地盤と震害調べ ほか)第5章 わが家の地震減災を考える(ネットには出ていない情報;わが家の地震カルテをつくる ほか)その日は、来る。「震度5強超」対策が命を救う!地質学が解き明かす巨大地震発生メカニズム。予知よりもっと大切な「震害を減らす知恵」!!震害は、地盤と街と人などの関係から発生しますが、これを完全に防ぐことは無理です。しかし、地盤や自然の条件を考えた街づくりと、地震と人とのつき合い方の改善などで、災害を減らす、つまり「減災」を実現していくことはできるでしょう。物流のエネルギー源になる発電所・送電システム・変電所、エネルギーを運ぶ電車・車・線路・道路・路盤・橋・トンネル・ライフラインなどの徹底的な免震・減震・耐震化と、そのバックアップ体制の強化など、「震害が震害を生まない」減災システムづくりは、これからの街づくりの大きなポイントになりそうです。●姿の見えない地震の群れを探す●超巨大地震の前兆とその後を探る●伊豆諸島の熱流の運ばれ方●傾きつづける首都圏の大地●巨大地震の前兆:地震の飛び跳ね●地震の通り道・「地震道」とは?●原発の炉心を襲ったドスン揺れ●わが家の地震減災を考える●火山――地震の動向を探る   Honya Club.com


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旅が何倍も楽しくなる!NHK『ブラタモリ』街あるき決定版!札幌(なぜ札幌は200万都市になった?)小樽(観光地・小樽発展の秘密は『衰退』にあり?)日光(日光東照宮は江戸のテーマパーク?;日光はなぜ"NIKKO"になった?)熱海(人気温泉地・熱海を支えたものは?)小田原(江戸の原点は小田原にあり?)第5巻では2015年度放送の第22ー23回、第25ー28回の札幌、小樽、日光、熱海、小田原での内容を収録。街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。本編では語り切れなかったエピソードや、ロケの撮影風景の特別写真、街歩きに便利な地図などを多数収録。散歩に、旅のお供に欠かせない一冊です。<主な内容>第1章 札幌なぜ札幌は200万都市になった? 開拓前の風景/地質を克服/飛躍的な発展第2章 小樽観光地・小樽発展の秘密は『衰退』にあり? 発展の痕跡/大胆な町づくり/観光都市・小樽の誕生第3章 日光日光東照宮は江戸のテーマパーク? 日光東照宮の意外な秘密/門前町がテーマパークを支えた!?日光はなぜ"NIKKO"になった? 外国人とNIKKO/絶景の成り立ち第4章 熱海人気温泉地・熱海を支えたものは? なぜ熱海に温泉が湧くのか?/有名温泉地になったワケ/熱海に不足したものは?第5章 小田原江戸の原点は小田原にあり? 小田原の地形を知る/江戸の原点を用水から探す/海側と山側の総構/小田原と徳川家康   Honya Club.com


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第1章 地質学的時間(地質学的時間の概念;相対年代 ほか)第2章 固体地球の概観(固体地球の外形;固体地球表面の凹凸 ほか)第3章 海洋地殻(海底地形と海洋地殻の構成;海洋地殻の生成と拡大;海洋地殻と消滅と孤状列島)第4章 大陸地殻(大陸の構成;大陸の移動と褶曲山脈の形成;大陸地殻の進化)従来の地学の教科書の多すぎる無駄を切り捨て、生き生きと活動する固体地球の姿を、斬新で魅力的な図表データで示した好著。初版刊行以来の新しい研究成果を取り入れデータを一新して改訂。   Honya Club.com