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本書はソクラテス以前のギリシア哲学草創の哲学者たちの研究書です。伝承記録を駆使して各哲学者の年代を決定し、断片の訳出と解釈によって、各哲学者の思想の本質と背景を文献学的に論考した、前ソクラテス期の哲学研究における不朽の名著の完訳です。新装版の刊行に当り、神崎繁「ギリシア哲学の旅立ちへの初々しい道案内」を付す。第1章 ミレトス学派第2章 学問と宗教第3章 エプェソスのヘラクレイトス第4章 エレアのパルメニデス第5章 アクラガスのエムペドクレス第6章 クラゾメイのアナクサゴラス第7章 ピュタゴラスの徒第8章 若いエレア学派第9章 ミレトスのレウキッポス第10章 折衷主義と復古ソクラテス以前の哲学者たちの伝承記録を駆使してその年代を決定し、断片の訳出と解釈により各哲学者の思想の本質と背景を文献学的に論考。ギリシア哲学の初発の問いを、若々しい学識で受け止めた不朽の名著の完訳。   Honya Club.com