「とちぎ」は、時の権力との関係で揺らぎ続けてきた。一方、藤原秀郷や源義家をルーツとする名門一族を多く輩出し、下野武士団の武勇を後世までとどろかせた。それは「とちぎ」という場所が深くかかわっていたためである。「戦(いくさ)」と「政治(ちから)」の視点から、古代から近代までの「とちぎ」の特徴を4人の専門家がリレー形式で叙述する、過去と現在から未来の「とちぎ」を探るスリリングな歴史的冒険の書!1 序説2 古代から中世へ3 中世から近世へ4 近世5 近代6 座談会"「とちぎ」を形作ったものは何か?「戦い」と「地政学」の観点からつづる初の栃木県通史!かつて下野国と呼ばれたこの地は、奥州と時の都をつなぐ結節点として古代には蝦夷討伐の最前基地となり、軍事力の供給源を担った。名門一族を輩出するも戦国期には近隣大国と中央の覇者に翻弄され続けた中世。近世では幕府の精神的支柱・日光東照宮を抱え、徳川政権の要衝地として歴史を刻んだ。近代への扉をこじ開けた戊辰戦争では、奥羽越列藩同盟を背後に激戦が繰り広げられた。富国強兵の名のもと対外戦に突き進んだ近現代、首都東京の最終防衛ラインと位置付けられ、師団が誘致され軍需施設が数多く整備される中、敗戦を迎える。「戦い」をキーワードに、4人の専門家がリレー形式で本県史を叙述。新しい「とちぎ」の歴史像を見て読んで探っていける知的冒険書。オールカラー。本書の内容1.序論2.古代から中世へ3.中世から近世へ1.南北朝時代2.室町時代3.戦国・織豊時代4.近世5.近代1.明治・大正時代2.昭和戦中・戦後復興時代?.4人の執筆者による座談会A5判並製・192頁本体2,500円+税ISBN978-4-88286-745-6" 0 amount 2750 2750 N 9784882867456 Y Y Y Y JPY 19803472 オホーツク鮭物語 19803472 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=19803472 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/90/674/041.jpg 道北・枝幸における鮭定置網漁の草分けとして、長らく漁業権を維持してきた網元の佐賀家。戦後の漁業法改正で漁業権喪失の危機を迎えた一家は、"まるは"大洋漁業への漁場貸しに再興の望みを懸けるが―。時代に翻弄される網元一家の人間模様を描く異色のドキュメントノベル。第1章 オホーツクの漁場オカィスマ(佐賀家、遠来の客を迎える―昭和二十二年十二月;フジ未亡人、漁業権返還交渉に臨む―昭和二十三年一月;白線帽に高 道北・枝幸における鮭定置網漁の草分けとして、長らく漁業権を維持してきた網元の佐賀家。戦後の漁業法改正で漁業権喪失の危機を迎えた一家は、"まるは"大洋漁業への漁場貸しに再興の望みを懸けるが―。時代に翻弄される網元一家の人間模様を描く異色のドキュメントノベル。第1章 オホーツクの漁場オカィスマ(佐賀家、遠来の客を迎える―昭和二十二年十二月;フジ未亡人、漁業権返還交渉に臨む―昭和二十三年一月;白線帽に高下駄で城下を闊歩―昭和二十三年四月;生き返ったオカィスマ漁場―昭和二十三年七月;波乱が続いた佐賀家の歴史―昭和二十三年八月)第2章 時代という名の荒波(学制改革の犠牲者、最後の旧制高校生―昭和二十三年秋から翌春;母と息子の対立―昭和二十四年七月; 新鋭の発動機船配属される―昭和二十四年八月;名ばかりの新制大学―昭和二十四年九月から十一月;佐賀家にもたらされた新漁業法成立の報―昭和二十四年十二月)第3章 光と影(旧帝大への挑戦を決意―昭和二十五年一月から七月;佐賀家に起きた内紛―昭和二十五年八月;まるは支社長歓迎の宴―昭和二十五年九、十月;形式に過ぎなかった公聴会―昭和二十六年三月;憧れの教養学部へ―昭和二十六年四月から七月;大学生たちで賑わうオカィスマ―昭和二十六年八月)第4章 網元・佐賀家の終焉(不漁に終わった最後の鮭定置網漁―昭和二十六年秋;半世紀に及ぶ漁業権を失う―昭和二十七年年明け;母の手紙に記された悲報―昭和二十七年一月下旬;町会議員団の陳情に同行―昭和二十七年三月;血にそまった宮城前広場―昭和二十七年五月)道北・枝幸で鮭定置網漁の草分けとなった、明治期から続く網元・佐賀家。戦後の漁業法改正により、一転して漁業権喪失の危機を迎えた一家は、大洋漁業への漁場貸しに最後の望みを懸 0 amount 1980 1980 N 9784906740413 Y Y Y Y JPY 19804231 渡辺錠太郎伝 19804231 本・雑誌 https:
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