この二人だからこそ、わかる、憧れの人気作家になるための、必勝テクニック。ファンタジー小説が書きたかったら、得意分野をひとつ持て!―『ハリー・ポッターと賢者の石』(J・K・ローリング)に学ぶ巧みなプロットを立てたかったら、分析する目を持て!―『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎)に学ぶコミック・ノベルが書きたいなら、自分は笑うな!―『太陽の塔』(森見登美彦)に学ぶうまい比喩を使いたかったら、言葉を知れ!―『博士の愛した数式』(小川洋子)に学ぶ「語り」上手になりたかったら、物語の"声"に耳を澄ませろ!―『告白』(町田康)に学ぶ心の「ダークサイド」を描くなら、腹括れ!―『グロテスク』(桐野夏生)に学ぶキャラクター小説を書く前に、まず類型を理解しろ!―『涼宮ハルヒの憂鬱』(谷川流)に学ぶ泣かせる小説が書きたかったら、冷徹になれ!―『流星ワゴン』(重松清)に学ぶ恐怖小説を描きたいなら、物語の原型を利用しろ!―『キャリー』(スティーヴン・キング)に学ぶ恋愛小説を書く際は、読者の「共感」を味方につけろ!―『センセイの鞄』(川上弘美)に学ぶピカレスクロマンを成功させたかったら、キャラクターを魅力的に!―『香水』(パトリック・ジュースキント)に学ぶ「本歌取り」をしたかったら、元の作品を徹底的に読み込め!―『光の帝国』(恩田陸)に学ぶ「サプライズ・エンディング」小説を書きたかったら、語りで騙れ!―『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介)に学ぶ:桜庭一樹になりたきゃ、一日一冊本を読め!―小説家になるための読書術鼎談 岡野宏文×桜庭一樹×豊崎由美作家になりたきゃ、ここから盗め。岡野宏文と豊崎由美の2人だからこそわかる、憧れの人気作家になるための、必勝テクニックを伝授。直木賞作家・桜庭一樹を特別ゲスト
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