1970年、80年代の日本と朝鮮半島、そして在日をつなぐ文化を反映した貴重な資料の合本・復刊。1968年、東京・渋谷の地に画廊喫茶「ピーコック」が開業、5年後に朝鮮料理の店「くじゃく亭」も開業。間もなく「くじゃく亭通信」「青丘通信」が発刊されるようになった。巻頭に高史明氏との対談を収録。始作折半―はしがきに替えて対談"よくぞみんなあの状況から生きてきた"復刻 くじゃく亭通信復刻 青丘通信受賞者リスト巻末資料1968年、東京・渋谷の地に画廊喫茶「ピーコック」が開業、5年後に朝鮮料理の店「くじゃく亭」も開業。間もなく「くじゃく亭通信」「青丘通信」が発刊されるようになった。合本発刊を記念して、巻頭に高史明氏との対談を収録。東京・渋谷の地に画廊喫茶「ピーコック」を創業したのは1968年11月、続いて5年後の1973年3月に朝鮮料理の店「くじゃく亭」を開業した。それから間もなく「くじゃく亭通信」の発刊となるのだがこの辺の事情については作家であり宗教家である高史明氏との対談記(本書:巻頭対談)に載っている。「くじゃく亭通信」刊行から多くの人との交わりが生じ、人と人の絆が築き上げられた。このことで私の人生に多くの実りを得たことは確かだ。ありがたいことだと感謝に堪えない。商いの上でも高史明氏が「週刊朝日」誌にくじゃく亭をグラビア写真入りの1ページ大で紹介してくださったこと、朝日新聞紙上では画家安野光雅氏が味の店として取り上げてくださったことなどとあいまって順調満帆の営業を行なうことができた…
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