JPY ¥2,750
植民地の支配者こそが社会を病み、苦しみ続ける。自分が破滅するほどに植民地と向き合った作家・小林勝。序章 歴史のなかに消えた故郷1章 原点としての朝鮮戦争2章 語り出される植民地の記憶3章 下獄、離党、肺結核4章 死者たちの残影5章 「明治百年」の光と闇6章 植民地追放の果て7章 「懐しい」と言ってはならぬ終章 郷愁の彼方へ   Honya Club.com


JPY ¥1,430
恋人、仲間、そして自らの能力まで奪われてしまったクロムは、『闇』の能力"固定ダメージ"を手に入れ、かつて自分を追放した者たちへの復讐を着実に果たしていく―。だがクロムを陥れた張本人、勇者ユーノもまた恐るべき力を手に入れていたのだった。先史より続く『闇』と『光』の戦いが、再び始まろうとしていた!!すべてを失い、すべてを奪われた男の復讐譚―「小説家になろう」発リベンジファンタジー。書きおろし短編「いつか、笑顔になる日まで」収録。恋人、仲間、そして自らの能力まで奪われてしまったクロムは、『闇』の能力【固定ダメージ】を手に入れ、かつて自分を追放した者たちへの復讐を着実に果たしていく――。だがクロムを陥れた張本人、勇者ユーノもまた恐るべき力を手に入れていたのだった。先史より続く『闇』と『光』の激突が、再び始まろうとしていた!すべてを失い、すべてを奪われた男の復讐譚――さあ無敵<リベンジ>の始まりだ!   Honya Club.com


JPY ¥1,320
40歳の真島光流は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。おまけに、街でチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。だが、裏ギルドで雑用仕事をこなすうちに、生活のめどが立ち、さらに、想像したものを現実に出せるチートな魔法を使えることが判明する。そこで、彼は「ミーツ」と名前を変え、冒険者として生きていく決意をした―あるときミーツは、一緒に護衛の仕事をする少年冒険者モブに、敵意をもたれてしまう。それ自体は誤解なのだが、話がこじれ、戦いで決着をつけるはめに。戦いは当然ミーツの圧勝で終わる。その後、誤解を解くついでに、モブには常識知らずなところがあったので、色々教えていたら、いつの間にか「師匠」として慕われていて―異世界大逆転ファンタジー、待望の第2弾!40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。おまけに、街でチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。だが、裏ギルドで雑用仕事をこなすうちに、生活のめどが立ち、さらに、想像したものを現実に出せるチートな魔法を使えることが判明する。そこで、彼は「ミーツ」と名前を変え、冒険者として生きていく決意をした――。あるとき、ミーツは一緒に護衛の仕事をした少年冒険者モブに敵意をもたれてしまう。それ自体は誤解なのだが、話がこじれ、戦いで決着をつけるはめに。戦いは、当然ミーツの圧勝で終わる。その後、誤解を解くついでに、モブには常識知らずなところがあったので、色々教えていたら、いつの間にか「師匠」として慕われていて――。異世界大逆転フ   Honya Club.com


JPY ¥726
アメリカでは野球は、他のスポーツでは考えられない洒落たやりとり、痛烈な皮肉、寸鉄人を刺す格言やユーモラスな言葉の飛び交う宝庫である。選手、監督、審判、球団社長からファン、新聞記者、さらには大統領も加わって、人間臭い個性豊かな数多くのエピソードが生み出され、それはアメリカの国民性そのものを表現している。本書はなかでもとっておきの挿話を取り上げ、ソフィスティケートされた野球の面白さを伝えてくれる。権力者たち理想のヒーロー、ダーティヒーロー沈黙こそ野球の鉄則失敗するのが人間記者席から偶像と挑戦者スピードと距離魔法の棒、バット技術を追って違法のテクニシャンぶっそうな売物ハンディに負けず差別をこえて球場とダグアウト理想の施設、光と影野球の親友野球と歌と球界追放さすらいの人たちプレーも労働   Honya Club.com

(PR) 深い謎

JPY ¥4,180
19世紀の二大哲学者が提示したユダヤ教に対する対照的なイメージを明らかにしつつ、ユダヤ人を闇へ追放した光=理性の孕む「深い謎」を究明する。パレスチナ問題を現代への挑戦として捉える視座から、ヨーロッパ的理性を根底から問う。第1部 ヘーゲルと崇高の宗教(ヘーゲルと先人たち;若きヘーゲルとユダヤ教の精神;イエーナと『精神現象学』―異様な沈黙;円熟期のヘーゲル―崇高なるものの出現;崇高ならぬ崇高―宗教哲学;ヘーゲルとユダヤ人―果てしない物語)第2部 ニーチェとユダヤ民族(ニーチェと死せる神の影;反ユダヤ主義批判;ニーチェと古代ユダヤ教―反キリスト者;ディアスポラと現代ユダヤ人)   Honya Club.com


JPY ¥4,400
教会、太陽、ひまわり、浮世絵、掘る人…。繰り返し登場するモティーフの変貌から、その生涯と画業が「キリスト教対自然」の壮絶な葛藤であったことが明らかに―。日本のゴッホ研究の第一人者によるゴッホ論。第1章 ドミノクラシー―牧師詩人の時代第2章 教会と太陽―モティーフの置き換え、自然化第3章 闇の中の光―開かれた聖書のある静物第4章 ユートピアとしての「日本」―仏僧としての自画像第5章 「お前は顔に汗を流してパンを得る…」―掘る人、楽園追放のモティーフ第6章 「自然と宗教の壮絶な闘争」―エミール・ゾラ『ムーレ神父の罪』第7章 結び「自然」の勝利と敗北資料編著者の大阪大学教授・圀府寺氏は、日本のゴッホ研究の第一人者。「ゴッホを狂気の天才という孤立した見方でなく、美術の歴史の一部として見直そう」とする立場で四半世紀にわたり研究してきました。ゴッホの母国オランダでも高く評価され、権威ある研究賞を受賞しています。本書は、著者の研究の集大成といえる渾身の書き下ろしです。少年期のゴッホに影響を与えた19世紀オランダ「牧師文化」に初めて着目し、太陽、ひまわり、掘る人など、繰り返し絵に登場する題材の変貌から、その生涯と画業が「キリスト教対自然」の壮絶な葛藤であったことが明らかになります。巻末に、著者が分類したゴッホ全作品のモティーフ(題材)と制作年の貴重な一覧表を付けました。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
中国共産党に創立から参加し、一九四九年に中華人民共和国の成立を宣言した建国の父・毛沢東。大躍進政策で数千万人の餓死者を出し、文化大革命の混乱を招いた独裁者でもある。一方の〓小平は、三度の失脚から復活して改革開放の舵をとる調整者だった。対照的な権力のリレーは、"中華民族の偉大な復興"を達成したか。「習近平の時代」を大幅に加筆。第1章 毛沢東と〓小平第2章 エリート革命から人民戦争へ第3章 揺れる新国家建設第4章 中国独自の社会主義への挑戦第5章 プロレタリア文化大革命第6章 革命と近代化の確執第7章 改革開放・近代化へ邁進第8章 大国化する中国の光と影第9章 ポスト毛沢東・〓小平の時代第10章 習近平の時代と世界への挑戦「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版、第11巻は、様々な試練を乗り越え中華人民共和国を成立させた建国の父・毛沢東と、経済大国への改革開放路線を敷いた?小平の二人を軸に激動の中国現代史を辿る。1921年の中国共産党結成に参加した毛は、非主流を歩み十数年後の長征中に漸く主導権を掌握する。抗日戦争後は国民党の蒋介石に挑戦、文化大革命では紅衛兵を動員し政敵・劉少奇を追放した。継続革命論者でその政治手法は敵を見据えてからどう打倒するか戦略を練る「軍事芸術」とも言われる。一方、毛の忠実な部下だった?は、黒い猫でも白い猫でも鼠を捕る猫は良いとした「黒猫白猫論」を説いたリアリスト。文革と不倒翁・周恩来の逝去後に二度も失脚したがいずれも復活。毛沢東夫人の江青ら文革「四人組」逮捕後の再復活後は改革開放路線に邁進して経済大国の道を切り拓く。変わりゆく状況を的確に判断し次々と最適の選択をする「政治芸術」の人とも評される。この対照的な二人の生涯を縦糸にして清朝末期から中華民国成立、日本の侵略、   Honya Club.com


JPY ¥1,320
今大光明/光の大聖者と魔導帝国建国記- 「勇者選抜レース」勝利後の追放、そこから始まる伝説の国づくり- 2 Bkブックス    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,288
ノルドグレン:天空の光 ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944 2008)の『天空の光』は、フィンランド音楽のなかでも異彩を放つ作品のひとつに挙げられます。「カレヴァラ」出版150周年を記念する作品としてカウスティネン文化委員会から委嘱を受けたノルドグレンは、「カレヴァラ」にも描かれた創造と太陽の解放の物語を題材に、「導入部」「夜と昼の鳥」「月を呑みこんだ者の追放」「地底の国マナラ深く、悪の力   HMV&BOOKS online


JPY ¥639
小阪修平がこの『イラスト西洋哲学史』でやろうとしたこと。それはまず第一に、哲学者たちの思考から枝葉をとりはらい、核心のみをとりあげることだった。その「核心」は、ギリシア以来綿々とつながっている「世界と自分」についての考え方だ。そして、小阪はその「核心」を、私たちが生きている現在に向かって積み重ねてみせてくれた。読み進めば進むほど、息苦しくなるほどおもしろいのは、きっとそういう方法のせいだろう。第5章 デカルトと明晰な精神(中世の闇から精霊を追放した近代の光の中で、私たちは生きている;近代の幕開けとガリレオ;自然を単純化した延長という思想;明晰判明な精神とはなにか?;機械じかけの身体とこころ)第6章 大陸合理論とイギリス経験論(デカルトの明晰さは、まさにその源泉である二元論から翳りはじめる;スピノザとライプニッツ;ロックとヒューム)第7章 カントの批判哲学(カント哲学における矛盾は、近代という時代そのものの逆説である;認識における先天的なものと物自体;眼にみえぬものをもとめる理性の二律背反;理想をもとめる実践に人間の自由がある)第8章 ドイツ観念論とヘーゲル(カントが遺した近代的人間の分裂した姿を、ドイツ観念論はどう救おうとしたか;フィヒテとシェリング;弁証法と歴史;絶対精神と世界精神;社会の弁証法)第9章 マルクス主義と実存主義(ヘーゲル以降の哲学は、ことばによる円環の外に出ていく;精神の歴史から現実の歴史へ;解決されない現在と個別的な私)   Honya Club.com


JPY ¥1,466
江戸開府以来、徳川将軍家の兵法師範として栄達の道をすすむ柳生宗矩。その嫡子十兵衛は、若君・家光の近習として幼少より仕える。ところが二十歳を過ぎた頃、十兵衛は突然、家光の勘気にふれ追放の身となる。実はこの追放劇、彼を隠密として野に放つための狂言であった。十兵衛は諸国を巡り、破邪顕正の剣で、草創期の徳川家に仇なす者を討つ!将軍家光の密命を受け、若き兵法者・十兵衛の隠密旅が始まる。剣と人を鮮やかに描ききった、剣豪小説の決定版。新陰硫・剣の真髄を見よ。家光の密命を受け、諸国を巡り情勢を探り、ためにならぬ者あらば討つ。若き兵法者・十兵衛の隠密旅が始まる…。剣と人を鮮やかに描ききった全7編を収録。剣豪小説の決定版。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
精霊の光が見えることで、パーティーを陰で導いてきたエリアス。しかしある日、魔力も戦闘力もゼロだと追放されてしまう。前向きにソロ勇者として生きることにしたエリアスだが、エルフ国の王女・エマと出会い、自らが上位精霊と契約できる特別な才能を持つことに気が付き…!?「はっきり言うわ。エリアスは強いわよ」精霊との契約をきっかけに、持っていた魔剣がトンデモ武器に覚醒!自由気ままな第2の人生を謳歌しつつ、その圧倒的な力で水精霊火精霊、鬼人族まで次々と仲間にし、エリアスは無自覚に最強冒険者への道を駆け上がっていく…!かわいくて頼もしい仲間とともに、無双する!底辺冒険者の逆転ファンタジー、開幕!精霊の光が見えることで、パーティーを陰で導いてきたエリアス。しかしある日、魔力も戦闘力もゼロだと追放されてしまう。前向きにソロ勇者として生きることにしたエリアスだが、エルフ国の王女・エマと出会い、自らが上位精霊と契約できる特別な才能を持つことに気が付き…!?「はっきり言うわ。エリアスは強いわよ」精霊との契約をきっかけに、持っていた魔剣がトンデモ武器に覚醒! 自由気ままな第2の人生を謳歌しつつ、その圧倒的な力で水精霊、火精霊、鬼人族まで次々と仲間にし、エリアスは無自覚に最強冒険者への道を駆け上がっていく…!かわいくて頼もしい仲間とともに、無双する! 底辺冒険者の逆転ファンタジー、開幕!   Honya Club.com


JPY ¥3,850
現在、欧州議会議員を務める著者は、強制追放のためにシベリアの寒村に生まれ、スターリンの死後の「雪解け」を機に、4歳の時に両親に連れられて祖国ラトビアの地を初めて踏んだ。本書は、独立回復以降に入手可能となった公文書や、家族の日記とシベリア体験者の声をもとに、旧ソ連における大量追放の犠牲となった家族の足跡を追い、追体験する自伝的な作品。歴史に翻弄される個人の悲運を浮き彫りにし、バルト三国の近代史に残る傷跡に光をあてる。前兆占領追放私の祖父ヤーニスヴィヤトラグの十字架ラトビアにおける戦争銃殺か、もしくは無罪を強制移住と飢餓変化祖母エミリヤ無法者の家族ママが雨水で髪を洗ってくれるこれ以上子どもを貢ぎはしない長い家路ラトビア近現代史を背景に、大国に翻弄される家族の悲運を通じて、バルト3国の同時代人の生き様を明らかにする、もうひとつの20世紀史。世界12か国語に訳されているラトビア文学作品。   Honya Club.com


JPY ¥5,500
神の子が人の子として地上を歩んだという重大な事実を証言することが、この福音書の意図である。しかもこれは、神を絶対的超越者と信じ、人間世界から隔絶した存在として仰いできたユダヤ人にとって、とうてい受け入れがたい背理であった。それ故にこそ、イエスは神の子キリストとする証言を、絶対許すことができず、彼を十字架へ追いやったばかりでなく、その信徒の群れにも弾圧の手を伸ばしたのである。マタイはこれに抗して、イエスこそアブラハム以来の神の約束を嗣ぐ者、いなその完成者として世につかわされた方だということを、証言しようとする。第1篇 前史(イエスの系図;イエスの降誕;2人の王;洗礼者ヨハネの登場;イエスの受洗;荒野の試み;カペナウムへ)第2篇 イエスにおける神の国の到来(宣教活動の開始;祝福の到来;地の塩・世の光;マタイとパウロ;しかし私は言う;義の道・偽善の戒め;主の祈り;富の問題;衣食の問題;裁くな;求めよ、そうすれば与えられる;狭い門からはいれ;聞いて行う者;三つの癒し;イエスに従う人々;悪霊追放の物語;癒しと赦し;取税人マタイの召命;断食問題 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
世界の大きな期待のなかで誕生し、カトリック改革に邁進する教皇フランシスコ。その激動の半生と、教皇庁や教会の闇との格闘を描く。はじめに―"どん底"で出会った「結び目を解くマリア」1 二〇〇五年教皇選挙の舞台裏で2 信心深い祖母の影響は今も3 イエズス会管区長の"闇"4 "汚い戦争"で起きたことは5 スラムに目を向ける司教6 何がベルゴリオを変えたのか7 「アッシジのフランシスコ」に込めた思い8 衝撃を与え続ける"変革のリーダー"おわりに―大事なのは「過去」ではなく「これから」だ世界中の驚きと歓喜のうちに誕生した新教皇フランシスコ。だが、歓喜の光にはまた闇もつきまとう。カトリックの総本山バチカンの複雑怪奇な権力構造と山積するスキャンダル。アルゼンチンの軍事政権時代、管区長としてスラムで働く司祭2人を修道会から追放し、拷問部隊の餌食になることを許した疑惑。さまざまな関係者の思惑が渦巻くなかで、新教皇はカトリック教会を光へと導くことができるのか。英国のバチカン専門家で社会派のジャーナリストが、多角的なインタビューも含めて、教皇庁の内幕や世界情勢、アルゼンチンの国内政治を丹念に取材し、新教皇の半生と現在、今後に待ち受ける試練をドキュメント・タッチで描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,012
穏やかな国民性で日本人に大人気のタイ。しかし、王室という絶対的な権威が君臨するタイ社会には、外部からは窺い知れないダークサイドがある。「不敬」のレッテルを政争の具に用いる権力者、繁栄をもたらした「タイ式民主主義」の裏で拡大する格差…気鋭の記者が真実に迫る!プロローグ 「タイ式民主主義」の光と影第1章 プミポン治世の終末第2章 「タイ式民主主義」とは何だったのか第3章 タクシンは「反王制」なのか第4章 2014年クーデターの真実第5章 プミポン国王後のタイエピローグ「微笑みの国」のダークサイドに迫る!「親日国」で日本人にも人気のタイ。日本企業が多数進出し、温暖な気候と穏やかな国民性に惹かれてリタイヤ後に移住する日本人も多い。だが、そんな明るいイメージの裏に、想像を絶するタブーがある。それは「王室」だ。ごく一般の人が、SNSに投稿した何気ないひと言によって「不敬罪」に問われる。なかには30年近い懲役を科せられている人もいるほどだ。現在のタイの発展の最大の功労者は、2016年10月に死去したプミポン国王である。プミポン国王は第二次大戦後、王制の下での民主主義(タイ式民主主義)を推し進め、数々の政治危機から国を救った。インドシナ半島における反・共産主義の砦となったタイは、急速な経済発展を実現すした。タイを繁栄と安定に導いた王室は、次第に絶対的な存在と目されるようになった。だが、1990年代以降、そんな王室に"対抗"する勢力が台頭してきた。タクシン・チナワット元首相である。タクシンは地方農村への援助や公共投資によって貧しい人々の心を掴んだ。王室周辺は、そんなタクシンに警戒感を強めてゆく。結局、2006年にクーデターによってタクシンは国を追われた。しかしタクシン追放後、王室   Honya Club.com


JPY ¥1,980
信長が名物とされた茶道具に本格的に接するのは、1568年(永禄11年)10月、足利義昭を奉じて上洛した直後のことだ。大和の大名松永久秀と、堺の商人今井宗久から茶道具が進上されている。本能寺で倒れるまでに、この間わずかに14ー15年。信長は茶の湯の徹底的な分析と合理性をもって、文化的な指導者としてリーダーシップを発揮し、新たな茶のあり方を創造したのである。茶道家から見た天下取りへの道。一五六八(永禄十一)年 信長三十五歳 上洛 茶器との邂逅一五六九(永禄十二)年 信長三十六歳 名物狩り一五七〇(永禄十三=元亀元)年 信長三十七歳 二度目の名物狩り一五七一(元亀二)年 信長三十八歳 初めての茶会一五七二(元亀三)年 信長三十九歳 茶道具の贈答一五七三(元亀四=天正元)年 信長四十歳 妙覚寺の茶会一五七四(天正二)年 信長四十一歳 「蘭奢待」の切り取り一五七五(天正三)年 信長四十二歳 千宗易への手紙一五七六(天正四)年 信長四十三歳 茶道具の下賜一五七七(天正五)年 信長四十四歳 信忠への茶器譲渡一五七八(天正六)年 信長四十五歳 安土城年頭の茶会一五七九(天正七)年 信長四十六歳 珠光茶碗の召し上げ一五八〇(天正八)年 信長四十七歳 佐久間父子の茶会とその追放一五八一(天正九)年 信長四十八歳 秀吉への茶道具下賜一五八二(天正十)年 信長四十九歳 本能寺の茶会茶の湯を巧みに利用しながら戦国の世を上り詰めた信長。「信長公記」を中心に、推測を交えながら、「茶人としての織田信長」に焦点をあて、新たな武家文化を創造してゆく過程を、関連の茶道具を紹介しながら描く。   Honya Club.com


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今大光明/光の大聖者と魔導帝国建国記-「勇者選抜レース」勝利後の追放、そこから始まる伝説の国つ?くり- Bkブックス    HMV&BOOKS online


JPY ¥704
国内トップギルド、そしてブラックギルドであった『栄光の光』から突然のクビ宣告を受けるフィルド。無慈悲にもギルドを追放されてしまったフィルドだったが、ポイントギフター《経験値分配能力者》のスキルの効果で自身の経験値が驚くほどの上昇を見せ、大陸随一の実力者に成り上がる。一方『栄光の光』は経験値を大幅に失い崩壊の危機に直面していくのであった――。元ギルドメンバーとの闘い・美しきエルフ姉妹との交流・ドラゴン討伐 etc & hellip;万能最強スキルで覚醒し、自由気ままに無双するフィルドの異世界チート譚が幕を開ける!!!   Honya Club.com


JPY ¥1,047
ドラゴンスレイヤー、炎を吐く合成獣、愛人に欺かれた魔術師、親友と戦う戦士、天界から追放された堕天使、迷宮を行く美しい王子、仏を守護する元魔物、鬼を切った美男子―光の世界と、闇の世界に生きる、すごいやつら。1 英国・ケルト・北欧・フランス(アーサー王;ラーンスロット;トリスタン;ガウェイン ほか)2 中国・インド・日本・その他(関羽;宋江;姜子牙;羅刹女 ほか)ドラゴンスレイヤー、合成獣、魔術師、堕天使など、我々の心をつかんで離さない英雄たちと怪物たち。神話や聖書、中国や日本の、常人を超えた能力を持つ者たちを、ファンタスティックなイラストとともに多数収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,155
一八四八年から五二年までは共和国大統領、五二年から七〇年までは皇帝として君臨したルイ=ナポレオン・ボナパルトの一代記。疑惑の出自、脱獄、亡命を経て登位した波乱の生涯と人物像を紹介する。ながらくあまり評価されてこなかったその統治・理念に光りをあてる。第1章 皇帝の甥第2章 陰謀家第3章 ボナパルティスムの改革者第4章 フランス初代大統領第5章 帝国の復活第6章 皇帝第7章 ナポレオン三世の内政第8章 ナポレオン三世の外交政策第9章 ナポレオン三世のフランス第10章 一八七〇年戦争とナポレオン三世の失脚結論 追放と死1848年から52年までは共和国大統領、52年から70年までは皇帝として君臨した、ルイ=ナポレオン・ボナパルトの一代記。長らくあまり評価されてこなかったその統治・理念に光を当てる。   Honya Club.com


JPY ¥990
大隈重信が求めた希望。早稲田大学が追った理想。久遠の光はいま―。第1章 大隈の受けた教育第2章 殖産興業第3章 政党内閣第4章 教育と文化第5章 三大教旨第6章 留学生・女性教育とスポーツ第7章 早稲田大学の歩み首相を2度経験した大隈重信はちょうど100年前に亡くなった。英国の議会政治をモデルに日本初の政党内閣を誕生させた彼は、早稲田大学の創立者で知られる。1897年の卒業式で「諸君は必ず失敗をする。随分失敗をする(略)成功より失敗が多い。失敗に落胆しなさるな。失敗に打勝たなければならぬ」の名言を残した。「明治十四(1881)年の政変」で政界を追放された経験も背景に、失敗を乗り越える方法として「学問」の存在を訴えた。それから1世紀余。大学の基本理念(教旨)である「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」をもとに、人類が直面する21世紀の課題に「たくましい知性」「しなやかな感性」で挑む早稲田大学の過去・現在・未来を本書は照射する。「進取の精神」「久遠の理想」の源流に触れるとき「都の西北」は輝いて見えるに違いない。   Honya Club.com


JPY ¥607
全国から集まった高校中退者や不登校生と共に戦う、元不良だった教師の熱き挑戦!家庭崩壊、高校追放、児童相談所から『里親』へ…札付きの不良少年に手を差し伸べてくれたのは、故郷から遠く離れた北海道の小さな私立高校だった。教師として母校に戻り、最初の担任クラスを卒業させるまでの奮闘と、熱き思いのその後。1章 I was born…2章 暴走、そして破滅…3章 暗闇の中で光を求めて4章 約束の場所5章 不良少年の夢6章 母校7章 初めてのクラス担当8章 残されたほんの少しの時間9章 誓い   Honya Club.com


JPY ¥3,740
激動の20世紀を生きた「不条理」と「反抗」の作家、その処女作から遺稿までを丹念に解きほぐす。混迷の時代にこそ読み継がれるべき名作群が浮かび上がる。第1部 光の富と死の影(「ルイ・ランジャール」―作家になる;『裏と表』―沈黙の深さ;『結婚』―生の讃歌;『幸福の死』―時との一致)第2部 不条理を生きる情熱(『異邦人』―世界の優しい無関心;『シーシュポスの神話』―反復への意志;『カリギュラ』―絶対の追求;『誤解』―帰郷者の悲劇)第3部 反抗のモラル(『ドイツ人の友への手紙』―歴史への参加;『ペスト』―災禍を超えて;『戒厳令』―全体主義のカリカチュア;『正義の人びと』―心優しき殺人者;『反抗的人間』―歴史の暴虐に抗して)第4部 回帰と再生への希求(『夏』―光への郷愁;『転落』―告白と告発;『追放と王国』―孤独か連帯か;『最初の人間』―起源への旅)激動の20世紀を生きた「不条理」と「反抗」の作家、その生涯を辿りながら、処女作から遺稿までを丹念に解きほぐす。混迷の時代にこそ読み継がれるべき名作群が浮かび上がる。   Honya Club.com


JPY ¥715
守見アイ/光の大聖者と魔導帝国建国記 -「勇者選抜レース」勝利後の追放、そこから始まる伝説の国づくり- 1 Bkコミックス    HMV&BOOKS online


JPY ¥770
汚染された地上を捨てた人類は巨大な船「魔光艇」で空中世界を回遊しながら暮らしていた。両親を亡くした青年フェンと恋人ティアナは親友がその動力である魔光を補充するための「供物」に選ばれたことを喜ぶ。しかし、謎の黒い化け物を目にしたことで、供物を捧げることの真実に気がついてしまったフェン。支配者らはティアナを供物にし、彼を地上に追放する。実は汚染などされていなかった地上をさまようフェンは、人間によく似た異形の者たちと出会う。彼らと暮らし、魔光獣と戦いながら、自分の生きる意味を探し続けていく…。E★エブリスタ発、超期待の異世界ファンタジー。   Honya Club.com


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朝鮮王朝の27人の王が治めた520年間に起きた、王宮の人々を震撼させた7つの大事件を徹底検証。その背景にある、儒教精神と王族の理想との軋轢や葛藤、王権の継承者たる世子選定の非情さが招く宿命的な血族の争い…。王や王妃たちが後世に託したかった夢を垣間見せてくれるドラマ演出の妙に注目すれば、絶えば塗り替えられた歴史の陰に埋もれた人びとの真実が見えてくる。著者・康熙奉による渾身の最新作。ドラマ関連の歴史人物辞典も便利。序章 韓国時代劇がますます面白くなってきた第1の事件 王子の乱第2の事件 非情な王位強奪第3の事件 復讐クーデター第4の事件 仁宗毒殺疑惑第5の事件 光海君を追放第6の事件 餓死した世子第7の事件 まさかの男が王に!朝鮮王朝では王座をめぐり何度も世継ぎ騒動が起こった。なぜ擾乱は勃発したのか。7つの事件の経緯と、王と王妃の運命の転変、時代の流れを徹底検証。人気時代劇に描かれた事件の真相に迫る。歴史人物辞典付き。   Honya Club.com


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敗戦後、首相就任を目前に公職追放となった鳩山一郎は、党首の座を密約の下に吉田茂に禅譲した。GHQをバックに「日本独立」の悲願を果たした吉田は、長期政権を敷く。自衛隊設置、安保条約調印、抜き打ち解散…独断専横が続く吉田のワンマン政治。追放解除後、病に倒れた"悲劇の宰相候補"鳩山は、政権奪取を誓って謀略と偽計の渦巻く権力闘争を繰り広げる。宿命のライバルの政権闘争を光と闇の両面から描くシリーズ第一弾。第1章 譲られた政権党首の座(鳩山の決意「日本を議会政治で再建しなければ」;戦争反対で一致していた鳩山と吉田 ほか)第2章 ワンマンの知略(「日本が軍備をもたなくとも、アメリカが守ってくれる」;「自衛のためという口実のもと、軍隊をもつ可能性がある」 ほか)第3章 悲劇の宰相候補(「暴力革命を明らかにした以上、共産党を許すべきではない」;「この新設部隊は、軍隊ではない」 ほか)第4章 謀略と偽計の権力闘争(三木の決心「力ずく以外ない」;共産党を斬りまくる「反共抜刀隊」構想 ほか)第5章 吉田王国の崩壊(「吉田さんはオポチュニスト、便宜主義者でした」;「おれはきみを総理にしなければ死ねないのだ」 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥704
ユニークスキル『シュレディンガーの猫』が覚醒したイオスは、年に一度のネームドモンスター『氷の衛士ラルゴリン』の出現を耳にする。それを狙うAランク冒険者パーティー『宵闇の光刃』と出会い、背中が弱点のラルゴリンを倒すため、背後からの攻撃が得意な斥候に転職してスキル集めを始めるイオス一行。一方、いまだイオスの成り上がりに気づいていない元仲間のグレイルもまた、己の方が格上だと勘違いしたままラルゴリン戦に向け戦力を整えつつあった。一方で『商会』の冷酷な双子は暗躍を続けており──!?追放された側、追放した側、再開となるか!成り上がり冒険ファンタジー第三弾!   Honya Club.com


JPY ¥3,080
本書では、弟テオに宛てた書簡や作品から浮かび出てくる人間像を、著者は精神分析を混じえながら、伝統的な書法の伝記というよりは、フィクションのごとく、ちょうどゴッホの絵の中の渦巻のように、過去と未来を螺旋状に展開させていく。又、本書は、仏・フェミナ・ヴァカレスコ賞を受賞した作品である。ズンデルトの墓苦悩の代価最初の追放預言者鍵神の道深き渕より拒絶シーン卒業憑かれた男帰郷プチ・ブルヴァール孤独な冒険者夢の果て奈落の際に牢獄光と闇と麦畑の挽歌   Honya Club.com


JPY ¥3,738
東欧民主改革の指導者A.ドプチェクが明かす"もう一つのプラハの春"。現代史の一ページに新たな光を当てる貴重な証言の数々。歴史の流れに翻弄されながらも真実を追求しつづけた政治家の波乱の生涯。どう生きるか、どう生かされるか夢を追いかけてキルギスでの新しい生活ゴーリキの日々戦時下のスロヴァキアで一九四四年の政治状況スロヴァキア国民蜂起戦後のスロヴァキアでモスクワでの留学生活嵐の季節一九六三年の「さわやかな夏」フルシチョフ時代の終わりヒグマとの闘いプラハの春への序章ノヴォトニーの退陣春のきざしのなかでドレスデン会談春から夏へワルシャワ書簡恐竜との対話侵略、そして誘拐クレムリンにてモスクワ議定書「正常化」のはじまり退却の季節裏切りの報酬プラハの春の死トルコへの「追放」独裁政権下での生活時の流れのなかで   Honya Club.com


JPY ¥8,800
追放された者たちルイ・ランベールセラフィタカトリック教会の権威が大きく崩れた時代に、バルザックが新たな宗教の形を模索し書き上げた作品。「人間喜劇」の極北に位置しながら、「人間喜劇」全体に光を放射しているバルザック文学の真骨頂。序文は本邦初訳。   Honya Club.com


JPY ¥586
「伝統と格式の国技」という美名を隠れ蓑に、外界からの光を遮り続ける相撲界。そこに世界一般の常識は通用しない。横綱・朝青龍問題や時津風部屋力士死亡事件。有名力士と、一癖も二癖もあるタニマチや後援会の面々とのディープすぎる関係。蔓延する薬物汚染、名門一家の修羅と醜聞、土俵外の蛮行やスキャンダル、くすぶる八百長疑惑…。品格を失った角界のあらゆるタブーと、その深層に鋭く切り込む。第1章 ドルジの世界(史上最強のダーティー・ヒーロー「ドルジ伝説」序章;朝青龍を取り巻く「意外なタニマチ」の実力と凄み;「理事追放」もむべなるかな「お気楽師匠」高砂親方の指導力「完全ゼロ地帯」;朝青龍はそんなに悪いのか 国技の崩壊とは「見る者」の崩壊だ)第2章 八百長(『週刊ポスト』記者が語る大鳴戸親方「謀殺説」と八百長中盆・板井証言のインパクト;国民栄誉賞「千代の富士」の「黒い53連勝」を検証する;注射があっても面白い!あの「世紀の大一番」裏解説 戦後「裏名勝負」15番ダイジェスト;千代の富士「引退直後」の平幕優勝続出を考える;私の「角界スクープ」に「大横綱」たちはこう怒った)第3章 花田家「百年の孤独」(若貴「出生の秘密」論に見る花田家の節度なき「下半身事情」;著者は「貴乃花」「憲子さん」という封印された花田家2冊の「暴露本」を追う)第4章 外国人力士(知られざる「在日横綱」の半生「玉の海」に始まる外国人横綱の系譜;「千代の富士」「高見山」が参戦予定だった梶原一騎「大日本プロレス計画」の真相;「外国人力士問題」を予言していた92年「児島論文」を読む;トンガ、ハワイ、モンゴルからヨーロッパまで 外国人力士「トラブル伝」)第5章 土俵の修羅(「立浪裁判」で分かった年寄株をめぐる「骨肉の争い」;「若貴」だけじゃ   Honya Club.com


JPY ¥1,320
40歳の真島光流は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。おまけに、街でチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。だが、裏ギルドで雑用仕事をこなすうちに、生活のめどが立ち、さらに、想像したものを現実に出せるチートな魔法を使えることが判明する。そこで、彼は「ミーツ」と名前を変え、冒険者として生きていく決意をした―。ミーツは、たまたま知り合った孤児院の子供たちを別の村へ移住させる計画に手を貸すことになった。しかし、人数がかなり多いので、一人ではできない。そこで、馬車の手配や護衛をする冒険者の募集を始めるのだが…これが簡単にはいかなかった。その上、馬だけでなくトリケラトプスを飼うことになり、さらに護衛のはずの女性冒険者二人からは結婚をせまられて―。異世界大逆転ファンタジー、堂々完結!40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。おまけに、街でチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。だが、裏ギルドで雑用仕事をこなすうちに生活のめどが立ち、さらに想像したものを現実に出せるチートな魔法を使えることが判明する。そこで彼は「ミーツ」と名前を変え、冒険者として生きていく決意をした――。ミーツは、たまたま知り合った孤児院の子供たちを別の村へ移住させる計画に手を貸すことになった。しかし人数がかなり多いので、一人ではできない。そこで、馬車の手配や護衛をする冒険者の募集を始めるのだが……これが簡単にはいかなかった。その上、馬だけでなくトリケラトプスを飼うことになり、さらに護衛の   Honya Club.com


JPY ¥1,760
相次ぐ革命勢力の蜂起に、一度は追放した袁世凱を呼び戻す皇族。だが俗物、袁世凱には大いなる野望があった。満洲では張作霖が、まったく独自の勢力を形成していき―。龍玉を握る張作霖は乱世を突き進み、新しい時代が、強き者の手で拓かれる。革命の果てに、北京、落城す。あまりに幼き最後の皇帝。西太后の遺志は全うされるのか。混沌の末に見える希望の光。激動の中国歴史ロマン、白熱!「革命だと? そんなものァ、俺様の知ったこっちゃねえ」相次ぐ革命勢力の蜂起に、一度は追放した袁世凱を呼び戻す皇族。だが俗物、袁世凱には大いなる野望があった。満洲では張作霖が、まったく独自の勢力を形成していき――。龍玉を握る張作霖は乱世を突き進み、新しい時代が、強き者の手で拓かれる。第42回吉川英治文学賞受賞   Honya Club.com


JPY ¥1,320
70すぎても市民アクション。合成洗剤追放・食品添加物禁止などの消費者運動、人権問題、脱原発などの市民運動を続ける。1970年ー(都市の片隅から―電気料金値上げ反対で旧料金払い運動へ;すこやかな生命は反原発から―自然破壊、放射能汚染にノーを ほか)1980年ー(時間泥棒時代―女性たちを解放した?;新潟県での最初の核燃料輸送を追っかけて―ヨコスカから危険性をアピール)1990年ー(殺さない権利―市民平和訴訟第一回口頭弁論;今の時の苦しみは―核のない世界を目ざして ほか)2000年ー(願いを行動に―生命ある者の責任として;「まともさ」を求めて―憲法調査会提出意見書)POEM'詩(To America;行く手の光)   Honya Club.com


JPY ¥924
信長は天下統一の過程で多くの配下の者を粛清した。反逆が疑われる者は無論のこと、抜擢に応えられなかった者も容赦なく切り捨てた。なぜ信長は周囲の理解を超えた過酷な処分を行ったのか。一方、趨勢が明らかにもかかわらず、結果的に少なくない数の武将が反旗を翻したのはなぜなのか。着々と進む天下統一の裏で続いていた信長と家臣、そして恭順した大名たちとの駆け引き。その生々しい局面から、信長の戦略と素顔に迫る。第1部 挫折(元亀争乱の中に消えた部将たち;越前の争乱の中で;抜擢に応えられなかった者たち)第2部 粛清(伊勢における粛清;近江における粛清;天正八年の老臣追放;北陸国衆の粛清)第3部 反逆(反逆の中での尾張統一;将軍との対立の中で;水野信元と松平信康の切腹;信長を見限った外様大名;反逆による信長の最期;反逆されやすかった信長)天下統一という大事業のなかで表舞台から消えていった武将たちに光を当てる。なぜ信長は周囲の理解を超えた、粛清や誅殺、追放などの過酷な処分を行ったのか。天下統一の舞台裏、信長の戦略と素顔に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
一九四五年八月から七年半の間、日本は独立国ではなかった。GHQの干渉は今に至るまで日本の政治に影を落としている。本書は、関係者の手記やインタビュー、遺贈文書を検証し直し、証言の少ない占領期の出来事に新たな角度から光を当てる。公職追放という"政治的な死"を避けるために、有力者らは球団を創設し、アメリカ通をブレーンにし、秘密結社に入った。追放を免れた側では、首相の座をめぐって政治史が修正され、現在まで続く「保守本流」の系譜が巧妙に形作られていく。戦後史と日米関係の捉えなおしを迫る、俊英による力作。序 「あのお話はなかったことにして下さい」第1章 広島カープの生みの親・谷川昇の軌跡第2章 「バルカン政治家」三木武夫の誕生第3章 フリーメイソンと日本の有力者たち第4章 田中角栄伝説と戸川猪佐武『小説吉田学校』おわりに 「道義のない民主主義はありません」権力の正統性はいかに歪められたか? 不透明な権力とどう向き合ったのか?日本が米国による占領から独立を回復して70年が経った。現在の政権は久々の"保守本流"宏池会出身者が担う。かつて宏池会のトップを務めた宮澤喜一は、敗戦直後に占領軍側と直接交渉する立場にあり、そのことを回想したあるインタビューで「占領というのは非常に屈辱だ」と述懐した。最高権力をGHQが持っていたこの時代には、記録に残らなかった数々のエピソードが埋もれている。 最高権力行使の象徴的な例が「公職追放」だった。そこでは有名無名を問わず、政治や行政にかかわる人々が理不尽ともいえる目に遭っている。現代の私たちは、戦後民主主義の恩恵を受けた者として、GHQの権力を"すでに消えてなくなったもの"として忘れ去っても問題はないのだろうか。公職追放の体験を「黙して語らなかった」人々の運命に、関心な   Honya Club.com