JPY ¥1,815
つれなくても、つれても、やめられない24人の「釣り」アンソロジー。春の渓流(辻まこと)噺百遍(桂歌丸)二重の呪文(矢口高雄)ザリガニ釣り(沢野ひとし)春饌譜(佐藤垢石)オクラとアユ釣り(福田蘭童)ワサビ盗人(井伏鱒二)釣魚談一則(幸田露伴)鱸(幸田文)釣人物語より(林房雄)黒鯛釣り(團伊玖磨)釣魚迷の「人民公社反対論」(西園寺公一)アラスカの鮭釣り(大庭みな子)セーヌ川の雑魚にナメられ、手も足もだせなかったこと(開高健)釣りの経験(獅子文六)釣り師の心境(坂口安吾)不具の蟹(森下雨村)食用蛙(北杜夫)ゲテ魚好き(火野葦平)脇役たち(抄)(長辻象平)釣友今昔(三代目三遊亭金馬)魚釣り(今西錦司)一本づり(宮本常一)日高基裕『釣する心』序(永井荷風)   Honya Club.com


JPY ¥814
書物の頁を繰ると、そこから不思議な幻想世界への旅がはじまっていた。戦中から焼跡へ、さらに未来へと、失われた都市の相貌を求めて、通り過ぎた奇人、変人、そして凡人たちの顔を探して、書物めぐりの旅は続く。名著、奇書、珍本…博覧強記の筆者による異色の読書案内。序章 名前と肩書の研究『潮文化人手帖』1 不思議な節穴―武井武雄『戦中気儘画帳』2 畸人ぎらい―色川武大『怪しい来客簿』3 猫が食いたい―石堂淑朗『好色的生活』4 吸血鬼入門―種村季弘『吸血鬼幻想』5 見えない人間―『定本山之口獏詩集』6 開かれた箱―坂根巌夫『遊びの博物誌』7 悪への郷愁―高垣眸『豹の眼』8 泥棒繁盛記―野尻抱影『大泥棒紳士館』9 分家開き―谷崎潤一郎『秘密』10 二階の話―古今亭志ん生『二階ぞめき』11 我が闘争―吉田健一『流れ』12 逃げた浅草―『正岡容集覧』13 九段の怪談―内田百〓@6BE1『遊就館』14 見世物今昔考―江戸川乱歩『パノラマ島奇談』15 大食のすすめ―武田百合子『富士日記』16 接続法第二式―『木村・相良独和辞典』17 ベルリッツ・スクール―イヨネスコ『授業』18 書かれなかった本―四方八郎『ビルマ革命の内幕』19 Kilroy was here―ドウス昌代『東京ローズ』20 留学の成果―久生十蘭『新西遊記』終章 何でもないものの魅力―武田泰淳『新・東海道五十三次』   Honya Club.com


JPY ¥1,320
同じ中国で、干ばつと洪水が同時に深刻化することも決して珍らしくない。自然環境がそれほど違えば、それぞれの土地に住む人々の生活様式や発想が、異なって当然である。本書はそうした観点に立ち、中国各地の名勝、物産、人物に焦点をあて、それらの持つ歴史、故事、民俗を可能な限り掘り起し、風土記的な読みものとなるよう、心がけた。黄鶴楼の再建楊貴妃と茘枝盧溝暁月三峡ダム鑑真の船旅采石磯の月陽澄湖の〓蟹始皇帝陵の謎寒山寺の鐘五台山の今昔蘭亭集序江南春黄塵万丈鎮江の〓@6EE7魚「長城」近況徐福の伝承銭江秋涛蘇州の虎丘斜塔紹興・咸亨・老酒驪山と華清池年画のさと楊柳青正統派「全聚徳」「桃花源」考二つの杏花村汨羅の淵西湖十景と新十景「白蛇伝」の舞台「砂漠の舟」大雁塔の秋神農架の「野人」香山紅葉火焔山と高昌〓族の正月「溌水節」哈爾浜の氷灯節〓坊の風箏   Honya Club.com


JPY ¥825
「松がさね」「七草爪」「時雨うつり」…、なんて言葉の意味を知っていますか?今では日常から消えた、四季折々の行事や季語の世界へ、江戸の粋あふれる高座の語り口そのままに、ご存じ古今亭志ん朝がご案内。日本人なら知っておきたい、使ってみたい。春(去年今年;春到来;春、哀歓交々;雲のうつろい人動く)夏(夏の今昔また楽し;夏秋ともども)秋(秋やはものを思わする;月見る月は多けれど;わが身一つの秋でなし)冬(冬来たりなば)   Honya Club.com


JPY ¥16,500
宇治拾遺物語…鎌倉初期には今昔物語集に倣ってできた説話集。作者、成立について詳しいことはわかっていない。十五巻。百九十七話。分類を施されていない。庶民生活を反映した奇譚異事、滑稽譚が多いが、文体は平安文学の文章に近く、今昔物語集に比べると遙かに洗練されているといえよう。芥川龍之介「地獄変」はこれに取材したものである。底本の万治二年絵入刊本を用いる。近時、古本系の本文が調査され、前記流布本系の本文との関係があらためて採り上げられはじめている。古事談…鎌倉初期の説話集。六巻。源顕兼撰と伝えられる。王道后宮・臣節・僧行・勇士・神社仏寺及び亭宅諸道に分類している。文体も仮名混りあり漢文ありで雑然としており、内容も雑多で編者の手が余り加えられていないが、臣節篇の頼長・忠通ら摂関大臣の記事、勇士篇にみられる満仲・将門・純友・頼義・義家らに関する記述など、それぞれ片々としたなかにも貴重な史料を提供するものが多い。底本に丹鶴叢書本を用いる。近時、説話集の刊行が多いが、この大系以外に現行叢書に収められていない貴重なもの。十訓抄 附異本十訓抄…鎌倉中期の説話集。三巻。六波羅二臈衛門入道撰ともいわれる。建久四年(一二五二)の成立。中国・インドの説話をも収めた少年のための教訓書。書名からもわかるように、二百八十二話を十の教訓的篇目に分類している。底本には享保六年絵入刊本ぐ角いた。異本の底本には東大国文研究室本ぐ角いているが、残念なことに第七篇と第十篇後半とを欠いている。目次で流布本・異本の説話が相互に対照できるようになっている宇治拾遺物語古事談十訓抄―附・異本十訓抄   Honya Club.com


JPY ¥1,046
上野池之端清凌亭のころ、丸善時代、芥川龍之介や中野重治らとの出逢い。非合法活動、結婚、敗戦…住み馴染んだ東京の街、戦禍で失われた街。様々な思い出を、人々の善意と真摯な営みの中に描く。戦争責任追及の渦中に身を晒しながら自らの過去を探り、心に自らを問い、自らを確かめるように書き刻んだ名作。版画橋にかかる夢下町池之端今昔挽歌坂曲り角表通り川移りゆき表と裏道   Honya Club.com


JPY ¥2,860
路傍の木陰にひと息つく古の旅人のように、来しかたを振りかえりながら、詩について、また詩をとおして思いを綴った旅のエッセイ。1章 ケンブリッジ、冬の旅から(昔の手帖をめくるセーヌ河岸;浮世、忘れぬケンブリッジ;ガウンをまとった居候 ほか)2章 山里からニューヨークへ(霧の河原にかくれ棲む;那由多亭の雨戸をとざす;ホワイト・プレインズのとまどい ほか)3章 詩想の泉をもとめて(花筏は心のなかを流れる;風神に吹かれて鵜は魚をとる;播隆は阿弥陀仏を見る ほか)終章 渚にゆきかう(旅のおわり―福江島にて)詩人・井上輝夫の旅にまつわる詩とエッセイ。路傍の木陰にひと息つく古の旅人のように、来しかたを振りかえりながら、詩について、また詩をとおして思いを綴った旅のエッセイ▼詩人の井上輝夫が、海外に暮らした日々のなかで異邦の旅人として感じたことや、帰国後に訪れた日本の各地で今昔に思いを馳せながら、折々の思索を綴った珠玉の詩とエッセイ集。▼初出=『現代詩手帖』『ミッドナイトプレス』『三田文学』   Honya Club.com


JPY ¥715
人情浮世床(乞食になっても;わが身に合った工夫を ほか)寄席こしかた(寄席の今昔;落語の歴史 ほか)風狂の芸人たち(奇人・円盛のこと;名人・円喬のこと ほか)本物の味(一年の計;今の世の中 ほか)昭和の名人が語る、落語版「花伝書」 古今亭志ん生、桂文楽と並ぶ"昭和の三名人"の一人として、後世まで語り継がれる噺家、6代目三遊亭圓生。その名人・圓生が、芸や寄席、食べものなどについて、軽妙かつ真摯な語り口で、すべてを語っています。 全体は、「人情浮世床」、「寄席こしかた」、「風狂の芸人たち」、「本物の味」の4部構成。特に、「人情浮世床」は昭和の落語を伝える花伝書として貴重である。落語ファンだけでなく、昭和の大衆文化に浸れる一冊です   Honya Club.com


JPY ¥2,670
永井荷風逝去の頃荷風生誕地の背景断腸亭跡の新時代「偏奇館跡」変貌記墨東今昔吉原周辺の記元八幡(富賀岡八幡宮)への道市川市八幡町手児奈堂境内「此君亭」のこと東へ東へ明石の散策と岡山眺望図2人の同時代人荷風日記の面白さわが荷風本茶話   Honya Club.com


JPY ¥638
昭和の大名人、六代目三遊亭圓生が軽妙な語り口で魅せる随筆集。噺家や落語ファンだけでなく、せわしない現代を生きる人々にも多くのヒントを与えてくれる良質の伝書。五十八編、四部構成。芸に対する心構えを説き、落語の歴史や寄席への思いを語る。また同時代を過ごした芸人たちを振り返り、食や着物の着こなしにおける自説を述べる。「世の中ソロバン勘定だけではつまらないものになる」「我慢するってえことがいかに大切か」「イキとヤボは紙一重」。時に優しく時に厳しい言葉で紡がれる貴重な提言の数々。明治、大正、昭和。日本の古き良き大衆文化を体感できる一冊。人情浮世床(乞食になっても;わが身に合った工夫を ほか)寄席こしかた(寄席の今昔;落語の歴史 ほか)風狂の芸人たち(奇人・圓盛のこと;名人・圓喬のこと ほか)本物の味(一年の計;今の世の中 ほか)昭和の大名人が語る芸、寄席、粋な生き方 昭和の大名人、六代目三遊亭圓生が軽妙な語り口で魅せる随筆集。噺家や落語ファンだけでなく、せわしない現代を生きる多くの人々にも様々なヒントを与えてくれる良質の伝書である。 五十八編、四部構成。芸に対する心構えを説き、芸のむずかしさ、基本や勉強の大切さなど落語の奥義を伝える「人情浮世床」。落語の歴史や寄席への思い、寄席の四季折々の風物詩などについて綴る「寄せこしかた」。圓喬、金語楼、志ん生ら噺家はもとより、同じ時代を過ごした芸人たちを振り返る「風狂の芸人たち」。好きな食べ物から着ものの着こなしにおける自説を述べる「本物の味」。 「世の中、ソロバン勘定だけでは、つまらないものになる」「基礎の出来ていない者は、そこからは絶対にはい上がれない」「逆境に陥ったときにくじけるような人間は成功しない」「何よりもまず、芸に品格があること」「   Honya Club.com


JPY ¥21,359
藤原為房妻の消息の用語―平安時代の連体形終止を中心に踊り字の沿革について―「々」を中心に東京方言における動詞・形容詞の活用形のアクセント疑問助詞ヤ・カの消長について日本書紀における助数詞について延慶本平家物語の地の文の展開―接続詞の用法に注目して冷泉家時雨亭文庫蔵『古来風躰抄』における和語表記の漢字―藤原定家自筆平仮名文との比較和化漢文における時の形式名詞について『今昔物語集』における「ムトス」「ムト為」「ムガ為」―「為」との関係から「堅固」「至極」の出自と性格〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥781
読後いい人になってる率100%! この俺に話し方を教えろなんてどこの物好きだ? 俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ッ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで……胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み   HMV&BOOKS online


JPY ¥781
俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ツ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで…胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。   Honya Club.com


JPY ¥1,210
初代ヒロイン・安子に、上白石萌音。2代目ヒロイン・るいに、深津絵里。3代目ヒロイン・ひなたに、川栄李奈。3人のヒロインたちが時代に翻弄されながらも自分らしい生き方を見つけていく100年のファミリーストーリー。初代ヒロイン・安子(上白石萌音)は大正末期の岡山で、和菓子屋を営む幸せな家庭に生まれた。地元の名家の長男・雉真稔(松村北斗)と知り合い、「ラジオ英語講座」の存在を教えてもらうと、熱心に英語を勉強するようになる。やがて稔と結婚するが、戦争が激しくなる中、稔は帰らぬ人に。安子は娘・るいとともに健気に生きようとするも、ふりかかる多くの困難に翻弄され、ついにるいを置いて去る。2代目ヒロイン・るい(深津絵里)は、岡山の雉真家を離れ大阪に出る。るいが困っているところを助けてくれた村田夫妻にお世話になりクリーニング店の仕事を手伝っているとき、謎の男ジョーこと大月錠一郎(オダギリジョー)に出会う。ジョーの自由な性格に振り回されながら、お互いを意識しはじめ…。るいは友人のいる京都に移り住み、回転焼き屋を始める。やがて娘・ひなたが生まれる。3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)は、高校三年生になっても時代劇やチャンバラが大好き。そんなひなたを後目に、大学進学など進路を決めていく友人たち。自分の生きる道が見つからずに悩むひなた。そんなとき、あるチラシを見つけ…。<出演者インタビュー[予定]>ヒロイン・深津絵里ヒロイン・川栄李奈ーるい編ーオダギリジョー市川実日子早乙女太一村田雄浩濱田マリ近藤芳正笑福亭笑瓶ほかーひなた編ー本郷奏多青木 柚三浦透子 新川優愛 徳永ゆうき 堀部圭亮 松原智恵子 尾上菊之助松重 豊安達祐実おいでやす小田ほか美術セット・舞台地紹介ドラマの時代背景紹介NHKラジオ英語講座 今昔物語あら   Honya Club.com


JPY ¥1,980
もてなし(戸板康二)太宰治との一日(豊島与志雄)紅葉山人を訪ふ(田山花袋)堀立小屋の百〓@6BE1先生(中村武志)中野重治の座談(福永武彦)画家の来訪(丸谷才一)いろんな客(尾崎一雄)フランソア・コッペ訪問記(堀口九万一)杜鵑亭(与謝野晶子)二組の来訪者(山内義雄)玄関払い(野村胡堂)日没閉門(内田百〓@6BE1)来訪者湘南日記6(立原正秋)子供るす(松田道雄)婦人客(井伏鱒二)招かぬ客たち(野坂昭如)通夜の客(塩野七生)珍客騒動(海老名香葉子)列車の客(野呂邦暢)不思議な訪問客(堀田善衛)白いお客(秋山十三子)茶会というもの(秦恒平)食べ方/訪問(吉田健一)客のもてなし方、もてなされ方(斎藤茂太)最初のお客は佐藤春夫と檀一雄(邱永漢)わが家でのもてなしプライベートタイムの確保と充実(秦早穂子)アメリカ式接客セレモニー(玉村豊男)もてなし(江崎真佐子)お客好きなは祖母譲り(丹羽綾子)わが家のパーティ(中山あい子)花客往来(式場俊三)ごひいきになったお客様(中村喜春)仮装舞踏会(近藤富枝)客いろいろ(森繁久弥)たった一人の客(米倉斉加年)観客の今昔(宇野信夫)   Honya Club.com


JPY ¥1,923
文人の里・荻窪に居をかまへ、酒をこよなく愛する桜風亭主人が、うつろひ行く折々のテーマを「花鳥風月」に託した痛快エッセイ集。「酒室」のすすめ一坏のうれしき酒元の木阿弥雪隠にして桜風亭歌会めでたい宝くじ泥棒の今昔人生、大いに悔いあり〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,980
古川ロッパ・榎本健一(徳川夢声)監督てんやわんや(山本嘉次郎)亭主関白のはなし家 抄(古今亭志ん生)ソラ・ソラ・シラミ(団伊玖磨)わがミステーク・『カルメン』の珍事・テノールバカ(藤原義江)「羅生門」(黒沢明)歩んで来た芸の道(美空ひばり)あらかん天皇記(嵐寛寿郎)鳴り響く装置(芥川比呂志)寄席の今昔―「寄席こしかた」より(三遊亭円生)〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥902
食べることは日々の命の賛歌。「空豆紀行」「すっぱい生活」「大根亭日乗」「魔法のせいろ」「レバニラ、たそがれ」「桃の宴」…日々の暮らしでめぐりあう四季折々の恵みを丁寧にいただく喜びを滋味深くつづるエッセイ集。新たに書下ろし「巣ごもりの四季」四篇を収録。1(もうそ、;おべんとさげて;空豆紀行;すっぱい生活;とおくの白昼;三人姉妹;里の秋;土鍋の刻;大根亭日乗;風邪の茶屋;たよりのないお守り;坂のうえまで)2(バニラと夕立;おうちやさん;ある夏;ともだち;レバニラ、たそがれ;葉っぱ今昔;うっすら、ぼんやり;暮れのげんこつ;味見道中;魔法のせいかつ;おきにいり;おいしい、おしまい)3(縄文ぐらし;厨夏の陣;八百万の湯気;ハナハトマメマス;日曜の若葉;朝の秘策;菊花のころ;おめでとう、おめでとう;桃の宴;つるぬる姫;初秋の晩に;冬の旅)4(蜜ゆるむ―巣ごもりの四季・春;塩なき食卓―巣ごもりの四季・夏;お守り―巣ごもりの四季・秋;新しい青菜―巣ごもりの四季・冬)食べることは、いのちへの賛歌。日々の暮らしでめぐり会う四季の恵みと喜びを、滋味深くつづるエッセイ集。書下ろし四篇を新たに収録。解説 坂崎重盛めし、さけ、おかず「食べることは命への賛歌。日々の暮らしでめぐりあう四季の恵みと喜びを、滋味深くつづるエッセイ集。【内容紹介】「箸もてば、いつかの夕方、いつかの乾杯。ひとくちめのビールが喉もとすぎる。会えなくなったひとにも会える−。」(「あとがき」より)食べることは日々の命の賛歌。「空豆紀行」「すっぱい生活」「大根亭日乗」「魔法のせいろ」「レバニラ、たそがれ」「桃の宴」・・・・・日々の暮らしでめぐりあう四季折々の恵みを丁寧にいただく喜びを滋味深くつづるエッセイ集。新たに書下ろし「巣ごもりの四季   Honya Club.com


JPY ¥946
酒がいっぱいあるということで満洲行を決意した話など酒、女、バクチ、芸をしみじみと語り、五代目古今亭志ん生の人柄がにじみでた半生記。三千石の孫不忍池の主乃木さん凱旋一文上がりテクッて3年留置場で一席羽織と芸者女とバクチうちの女房カスリの着物なめくじ長屋酒・酒・酒借物を質入れ悴・馬生のこと吉と菊の憶い出空気草履ワンマンが好き三つ笑って楽しむべく侯町内に寄席一軒寄席の今昔名人かたぎ税金は払うもの口にかかる税金満州行森繁久弥敗戦とデマしらみで死ぬ地獄で仏サケタノム恩は返せない五代目古今亭志ん生年譜   Honya Club.com


JPY ¥1,980
里の今昔(永井荷風)雑魚寝 逢状(吉井勇)吉原一夕話(三田村鳶魚)カワラナデシコの章(田中澄江)柳橋の女(円地文子)おかる(内田百〓@6BE1)引手茶屋の跡取りとして(福田利子)滝田ゆうと玉の井と(吉行淳之介)"ぬけられます"をぬけられないで…―玉の井育ち哀話(滝田ゆう)吉原百人斬(正岡容)男と女のかけひき(三遊亭円生)花柳落穂篭(雷門助六)居残り佐平治サン(永六輔)幻の橋本遊廓を行く―蘆刈夢幻(村松友視)五彩玻璃丸山絵巻(松菊散史)消えたオチヨロ船(井伏鱒二)コーランプルの一夜(金子光晴)女の戦後史・パンパン(小沢信男)夏すがた鳩の町(杉森久英)田園ハレム(坂口安吾)硝子の中の女(森田たま)汝は暗し…(梅田晴夫)赤線の街のニンフたち(五木寛之)『星の流れに』女たち(加太こうじ)   Honya Club.com


JPY ¥1,045
3代目三遊亭金馬師匠の名声は、落語界を別にして、その博識と自由奔放な釣りの遍歴によって、広く知られているが、本書はその中にあってもタナゴ釣りからボラ、ハゼ釣りまで、いわゆる江戸前の釣りについて、微に入り細をうがって、その蘊蓄を傾けて綴った名著である。江戸情緒の残影を偲ぶにふさわしい好著といえよう。釣って食べてまた釣って―釣り12ヵ月(指より細いワカサギ;江戸特有のタナゴ釣り;上方では刺し身にするフナ;春のヤマメ・ハヤ・ヤマベ;江戸名物・脚立で釣る青ギス ほか)ところ変われば釣り変わる(竿の思い出〈道具の話〉;サシを食べた話;北海道釣りあるき;ところ変われば釣り変わる;釣れない釣りのたのしさ)竿1本の喜怒哀楽(競争釣りあれこれ;釣りと迷信;げてもの釣りの話;釣友今昔ものがたり;旧稿 江戸釣り師気質)   Honya Club.com