女性が自立できなかった平安時代、「言葉」と「教養」を武器に自分らしく生き抜いた女たちがいた。かぐや姫「どうして結婚しなくちゃいけないの?」小野小町「和歌バトルも出世も、ちょろいわー」藤原道綱母「浮気だけは、絶対絶対絶対許さない」その他、ツッコミどころ満載の『伊勢物語』、不倫(?)マニュアル『和泉式部日記』など。話題の"超訳"古典エッセイが書籍化。平安京を騒がせたプロ愛人 和泉式部『和泉式部日記』ヲタク気質な妄想乙女 菅原孝標女『更級日記』儚げ?バリキャリ?ミステリアス女王 小野小町『古今和歌集』女であることを誇れ!カリスマ姐さん 清少納言『枕草子』ハイスペック×素直になれない=鬼嫁 藤原道綱母『蜻蛉日記』語り継ぎたい破天荒カップルたち 『伊勢物語』の女たちダメ男しか掴めない薄幸の美女 二条『とはずがたり』給湯室ガールズトークの元祖 紫式部『紫式部日記』ふたつの顔を持つ日本最古のヒロイン かぐや姫『竹取物語』イタリアの超奥手こじらせ男子 ダンテ『新生』vs平安女子【東洋経済オンラインで累計1400PV突破】 話題の"超訳"古典エッセイが書籍化!〈イタリア出身の著者がおくる、新しい古典文学の楽しみ方〉〈小野小町の本当の姿は?『竹取物語』に隠された意図とは?〉 イタリア出身、かつ日本に10年以上暮らす文学オタクの著者が、働く現代女性の視点から日本の古典文学を読みとくエッセイ。 1000年前、経済的に自立できなかった日本の女性たちは文字通り「命がけ」で恋をして、その経験を日記や物語として書き遺しました。彼女たちの恋愛は情熱的であり戦略的。『枕草子』『和泉式部日記』『竹取物語』など、誰もが一度は教科書で習った有名古典作品を「個性的な女性たちが、恋に、出世に奮闘する平安オムニバス」として読みなおします。
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