シエラマエストラ山中でゲバラの隠れ家を見た1971年、著者のラテン遍歴の旅は始まった。マドリードへ、メキシコシティーへ、ハバナへ、ブエノスアイレスへ、…。濃密な生のリズムに誘われて、「南」の熱い文学と映画を渉猟するマジカルなエッセイ集。第1章 日本から(地球サイズの男たち―ジーコ・セナ・猪木;南へのプロムナード ほか)第2章 スペインへ(ドン・キホーテの変貌;近代小説の始祖による中・短篇の作品集―『模範小説集』セルバンテス著 ほか)第3章 メキシコ、キューバへ(対立を和解させた詩人―オクタビオ・パス氏を悼む;『鷲か太陽か?』あるいは"他者"の探究 ほか)第4章 アルゼンチン、コロンビア、ペルー、チリへ(雨のブエノスアイレス;ピアソラ! ほか)
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