影の主役が切り拓く音楽の真実!多才にして行動派、上昇志向をたぎらせたやり手の野心家、情熱的な協働の担い手、新手のパトロネージ…。25名の「仕掛人たち」の活躍に浮かび上がる生々しいもう一つの西洋音楽史。チャールズ・バーニー―「音楽学」を築いた探検家ヒエロニムス・フォン・コロレド―二人の有名人に貶められた名君ゴットフリート・ファン・スヴィーテン―啓蒙の支援者 ウィーン古典派のシンクタンクルドルフ大公―ベートーヴェンに弟子入りした"音楽の都"の後見人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ―シユーベルトお気に入りの文豪は宮仕えがお好きイニャス・プレイエル―楽才か商才か 楽譜出版からピアノ製造へドメニコ・バルバヤ―"雑草魂"興行師のロッシーニ売込み作戦アントン・シンドラー―ベートーヴェン・イメージを作った迷?コピーライタージャコーモ・マイアベーア―スペクタクル作家の流儀 グランド・オペラの隆盛と黄昏マリー・ダグー―サロンのマダム、女性の自由に目覚める〔ほか〕多才にして行動派、上昇志向をたぎらせたやり手の野心家、情熱的な協働の担い手、新手のパトロネージ…。25人の「仕掛け人たち」の活躍に浮かび上がる生々しいもうひとつの西洋音楽史。
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