オレンジの木箱に入っていたのは、茶色くて、耳が大きくて、しっぽは短い不思議な生き物。ばったり倒れてばかりなので"チェブラーシカ(ばったり倒れ屋さん)"と名づけられます。正体不明の彼は動物園にも受け入れられず、街の片隅の電話ボックスで寝泊まりすることに。一方、動物園で働くワニのゲーナも、ひとりぼっちでさびしく暮らしていました。そこで「友だち募集」の貼り紙をしたところ…。27年ぶりに帰ってきた、ロシア史上最も愛された人形アニメーションの新作映画が小説になりました。大人気人形アニメの新作映画をノベライズ! ロシアで生まれ、世界中で愛され続けているパペットアニメーション『チェブラーシカ』が、オリジナルスタッフの協力を得て日本を中心に制作され、新作映画となって27年ぶりによみがえりました。この本は、その映画のノベライズ版です。 茶色くて、耳が大きくて、尻尾は短い不思議な生き物。倒れてばかりの彼は"チェブラーシカ(ばったり倒れ屋さん)"と名付けられます。やがてチェブラーシカは、動物園で暮らす孤独なワニのゲーナと友達になり…―――ロシアの児童文学作家・エドゥアルド・ウスペンスキーによるシリーズもの絵本に登場するキャラクター・チェブラーシカのパペットアニメーション映画は、1969年から4本制作され、現在に至るまで世界中で老若男女に愛されています。 そのチェブラーシカの待望の新作映画を、経験豊富な実力者・百瀬しのぶ氏の手により、美しく読みやすい文章でノベライズしました。また、美しく愛らしいカラー画像も多数収録。読みものとしてもビジュアルブックとしても楽しめる1冊です。 【編集担当からのおすすめ情報】 世界中で愛されるチェブラーシカ、27年ぶりの待望の新作映画です。実は私自身、2001年に日本で映画が公開される
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