数学の歴史、数、集合など、数学の魅力を余すこと無く語りかける。数学センスを鍛えよう!大学の大人気授業が書籍化!読めば読むほど味が出るスルメ数学本!!第1部 数学史の概略(数学の黎明と古代文明の数学;古代ギリシアの数学;近代数学の誕生と発展)第2部 数と図形(図形数(多角数);ユークリッド互除法;ピュタゴラスの定理;実数と連分数)第3部 集合・論理・関数とその応用(初歩からの集合論;素朴な記号論理学;初等関数とその活用法)付録大学の教養数学の大人気授業が書籍化!数学が生まれ育ってきた歴史から始めて、数や集合、関数をおもしろ楽しく解説。「中学数学の知識もあやふやだなあ」という人でも大丈夫。どんな方にも数学の魅力をあますことなく感じてほしい。まえがきこれは、2011 年4 月から中部大学で行っている「数学の考え方」と「数学の思考法」というカリキュラムの講義資料を大幅に加筆修正して、講義として聴く形式から教科書として読む形式にまとめ直したものである。いわゆる文系・理系両方の学生が受講する全学向けの教科であることを考慮して、本書の題材はなるべく高校までで学んだ内容から始まるようにした。数学的概念が生まれ育ってきた背景やその応用について、易しいところから解説したつもりである。意欲さえあれば、中高校生でも十分に読みこなせるだろう。(中略)この本は、高校までの教科書や大学で学ぶ本格的な数学の教科書とは異なり、はじめから1 つずつ読んで理解しなければならないという事ではない。興味の沸くところからブラブラと散歩気分で読み進んでいけばよい。もし「難しいなァ」と感じたら、とりあえずスキップして、別の話題に移ってもらって全く構わない。いろいろな題材からおもしろそうなところをつまんで、数学という巨大な山脈(ワン
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