JPY ¥880
英国の天才オペラ作曲家、サー・エドモンドが謎の死を遂げた。残された妻のエレノアは悲しみのなか一通の書状を受け取る。大胆な崩し文字の署名を見て、彼女は思わずどきりとした。アンソニー・ニール伯爵―1年前に初対面の私を財産目当ての妖婦と蔑んだ男が、面会を求めてきている。即座に断り外出したエレノアだったが、馬車が速度を落とした瞬間、男がいきなり飛びこんできた。驚きと怒りを押し殺し、彼女は穏やかに切りだした。「ニール卿…このような思いがけないご訪問をいただくとは、いったいどのようなご用件でしょう」。   Honya Club.com


JPY ¥1,045
街に夜ごと現れる、謎に包まれた"セントジャイルズの亡霊"。ある晩、馬車を走らせていた貴婦人イザベルは、けがを負った"亡霊"を見つけて屋敷に連れ帰る。夜明けを待たずに姿を消した正体不明の男性に、イザベルはどこか不思議な魅力を感じた。その数日後、彼女を含む貴婦人たちが支援する孤児院の経営者で、庶民男性の心優しいウィンターを社交界入りさせるため、イザベルが指南役となる。会話やダンスの手ほどきを重ねるうちに、互いの孤独な心に気づき惹かれていく二人。しかしウィンターは、身分が高く美しいイザベルを前に自分の気持ちを押し殺していた。しかも彼には、誰にも言えない秘密があった―。レッスンの成果を試すため、二人でオペラハウスに出かけた夜、"亡霊"が現れたという噂を聞きつけたイザベルが思わずその姿を追いかけると…。   Honya Club.com


JPY ¥4,730
本書は20世紀の建築の偉業を見て回る世界一周の旅。ビルバオの「グッゲンハイム美術館」、ロサンゼルスの「ゲッティセンター」、ニューヨークの「クライスラービル」、ロンドンの「30セント・メリー・アクス」、サンフランシスコの「金門橋」、または「ミヨー橋」のような記念碑的な建造物、バルセロナの「サグラダ・ファミリア」、デリーの「ロータステンプル」、ドバイの「ブルジュ・アル・アラブ」のような豪華ホテル、シドニーの「オペラハウス」、上海の「東方芸術中心」などを紹介する。エッフェル塔―鉄の貴婦人サグラダ・ファミリア―未完成の大聖堂グラン・パレ―水晶のドームリンゴット―自動車を製造する機械クライスラービル―アールデコ風の摩天楼金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)―現代の「ヘラクレスの柱」イタリア文明館―四角形のコロッセオ"輝く都市"―マルセイユの「住宅ユニット」シドニーのオペラハウス―シンフォニーのような建物アトミウム―科学の征服に向けて〔ほか〕20世紀の建築の偉業の数々を、迫力の航空写真で紹介。広げて眺めることができる画期的な本。グッゲンハイム美術館、金門橋、サグラダ・ファミリアなど、20世紀の建築全29の全容がわかる。   Honya Club.com