認知バイアス、データ、因果と相関、グラフの活用法、エビデンスの重み、モデルの役割…チョウの渡り行動から、感染症の拡散、遺伝率、気候変動まで科学のさまざまな分野の話題わ材料として、クリティカル・シンキング(批判的思考)の勘所をやさしく解説。1 発見と因果2 エビデンスとしての観察3 観察からデータへ4 実験―研究の規矩5 相関・比較・因果6 生物学におけるモデルの使用7 遺伝子・環境・因果の複雑さ8 原因から結果へ―エビデンスの重みを考える9 社会的プロセスとしての科学10 気候変動をめぐるクリティカル・シンキング補論チョウの渡り行動,法廷での目撃証言,マリファナの医薬利用から,感染症の拡散,遺伝率,気候変動にいたるまで,科学のさまざまな分野の話題を材料としたクリティカル・シンキングの指南書。 認知バイアス,データ,因果と相関,グラフの活用法,エビデンスの重み,モデルの役割といった,学問的知見を解釈するための注意や知識をやさしく説く。[原著: Tools for Critical Thinking in Biology, Oxford University Press, 2015]
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