JPY ¥13,200
加藤博/アブー・スィネータ村 個人史のなかのエジプト村落論    HMV&BOOKS online


JPY ¥5,233
本巻は『歴史と民族の発見―歴史学の課題と方法―』(1952年3月刊)と『続歴史と民族の発見―人間・抵抗・学風―』(1953年2月刊)に収められた論文のなかの13編と、それに関連ふかい論文3編とをあわせて編集した。政治史の課題村の歴史・工場の歴史堅氷をわるもの歴史教育の課題について歴史学の方法についての感想大衆は学ぼうとしている歴史学における民族の問題危機における歴史学の課題―郭沫若氏のアピールによせて民族=植民地問題における一つの問題について序 歴史と民族の発見―上原専禄先生に民族解放と歴史学学風の改革の問題あとがき(続 歴史と民族の発見)弱さをいかに克服するか―丸山静氏への返事会津紀行「国民のための歴史学」おぼえがき―啓蒙主義とその克服の問題   Honya Club.com


JPY ¥1,980
総合研究開発機構(略称NIRA)は、二一世紀にふさわしい「日本国家のかたち」を明かにしようと、三つの目標を掲げて研究に取り組んできた。章立てに示した「自立した市民の社会的連携」「わが国経済社会の持続可能な発展」「人類の共生と平和」である。これらの目標に向かって、何をどう変えていくべきかについての手掛かりを、比較的最近の研究報告書(委託・助成研究を含む)および月刊誌掲載論文のなかから選び、図を交えつつわかりやすく紹介したのが本書である。第1章 自立した市民の社会的連携(市民が手をつなぐ;まちづくり・村おこしに取り組む;政府を市民の手に取り戻す;地方政府を立て直す)第2章 わが国経済社会の持続可能な発展(グローバル経済を生き抜く;少子高齢化に立ち向かう;資源を上手に使う;リスクに備える;科学技術と向き合う)第3章 人類の共生と平和(アジアを一つにする;アジアの開発を考える;戦後復興を手伝う;異文化と交わる;世界の中で生きる)   Honya Club.com


JPY ¥1,430
第1章 アフリカの「世界大戦」を生きる子どもたち第2章 ぼくたちの村で起こった紛争第3章 平和だった頃のぼくらの村第4章 ぼくたちの村に白人がやってきた第5章 資源の奪い合いがはじまった第6章 ぼくたちの村と心は分断された第7章 ぼくたちの村で戦争がつづく理由第8章 欧米中心の世界のなかで第9章 アフリカの平和のために私たちにできることアフリカの紛争の原因は、アフリカの中だけにあるのではなく、歴史的な背景や先進国の利害と深い関わりを持っている。アフリカの現実と背景にある複雑な構造を解き明かす。アフリカに関心を持つきっかけとなる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥605
長くて短い正月休みを、真木村とスタジオにこもって過ごした和樹。しかし、新年を迎えて仕事が再開し、写真集「スキャンダル」第二弾の準備も着々と進むなか、真木村は撮影の仕事で海外へ出かけ、和樹は一人寂しい夜を送っていた。帰国した真木村と、ようやく会えたのも束の間、早々に開かれた制作発表の記者会見場で、和樹は再びゴシップ専門のカメラマンに写真を撮られてしまい…。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
誰も見たことがない怪物スナークを捕まえようと、船長ベルマンのもとに集まった8人と1匹。まっ白な海図を持って出航したが…噂が想像を増幅させ、極限の恐怖に支配されるなかで起こった驚くべき結末!?謎の怪物スナークをつかまえろ。その正体とは…。謎の怪物を追う9人と1匹のノンセンスな冒険奇譚。『不思議の国のアリス』の著者の知られざる名作に、「ムーミン」のトーベ・ヤンソンが挿絵を描き、穂村弘が新訳。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
1 少子化とまちづくり(少子化問題ってなに?;海士町・弱点を強みに。離島の高校の挑戦;奈義町・町をあげて、子育てしやすい地域づくり;智頭町・町の山林をつかって「森のようちえん」をつくろう)2 高齢化とまちづくり(高齢化問題ってなに?;上勝町・「葉っぱ」でお年寄りの仕事づくり;栄村・豪雪と過疎の村でお年寄りの生活をささえよう;堺市茶山台団地・食堂をつくって高齢化する団地で助け合う)持続可能な社会にむけて、知っておきたいこと、いっぱい 少子高齢化で人口減少が進むなか、「子育て応援宣言」をおこない町独自の取り組みをはじめた岡山県奈義町。離島や山間部など、各地で実践されている少子化対策を紹介。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
創設3年、チームを日本一に。プロスポーツ日本初の上場を成し遂げた物語。第1章 早川周作の「志」ができるまで第2章 会社設立―Tリーグ開幕第3章 業界の常識を打ち破る第4章 スポーツビジネスにお金が循環する第5章 優勝、そして、株式上場第6章 未来へ第7章 生きるということ日本テレビ「日テレnews24」、テレビ東京「reversibleworld2021」「My Fresh Life」に著者出演!「Forbes」「News Picks」「HALFTIME」「HERO X」「Media innovation」「TOKYO PRO Market」「HALFTIME」などーーー「世界で戦える"プロ卓球チーム"を沖縄から生み出す」「人口2万人の沖縄県中頭郡中城村から上場企業を作る」壮大なスローガンを掲げ、初年度、最下位だったチームをわずか3年でリーグ制覇し、日本一に。さらにはスポーツクラブとして、初の上場を果たすなど、業界の常識や既定概念を次々と打ち破ってきた「琉球アスティーダ」。その躍進の裏側には、それまでスポーツビジネスに一切関わってこなかった早川周作氏の強い「志」と、夢を現実化する「行動力」があったーー。ーーー■著者からのメッセージ僕には、生きている過程で得た強い「志」があります。本書は、その志を持って生きる僕が沖縄と出合い、卓球と出合い、プロスポーツの世界を変えていくことを決意し、奮闘する軌跡を語ったものです。スポーツを愛する方はもちろん、スポーツビジネスの世界で生きていきたい方、起業を目指す方、自分のなかにある志を実現したい方。夢に向かって進んでいる、全ての方に読んでいただきたいと思います。「有志有途」という言葉がありますが、志があるところには、必ず道が拓けます。それは、僕が自らの人生で確信していることです。本書が、みなさまの志を叶えるためのエネルギーになれば幸甚です。   Honya Club.com


JPY ¥4,620
著者が偶然手にした150年前の醜聞文書―有力家系間の対立抗争をめぐるこの醜聞は、20世紀末の今日まで、事件当事者の子孫の人間関係に、暗い影を投げ続ける事件であった。書き記された事実と、語られる事実との相違に時に戸惑いながらも、著者はエジプトの村社会の日常性と、その背後に潜むアラブの思考様式の解明に挑む。「私とあなたの関係」という身近なミクロ世界のなかで起こったスキャンダルを通して、近代のエジプトの社会システムを考察する。プロローグ なぜこの本が書かれたのか第1部 アブー・スィネータ村第2部 文書「アブー・スィネータ村の醜聞」第3部 伝承「アブー・スィネータ村の醜聞」第4部 「醜聞」にみるアブー・スィネータ村第5部 アブー・スィネータ村の150年エピローグ 「醜聞」にみる村社会の「日常性」   Honya Club.com


JPY ¥4,806
香港の中小宗族のフィールドワークをもとに、それを取り巻く村落、村落連合、市場圏などの諸単位を重層的に分析し、同時に口頭伝承、歴史資料を通じ、各宗族の過去を再構成しながらそれらが近代以前の複雑な国家社会のなかへいかなるメカニズムで統合されていたのかをあきらかにする。第1章 社会人類学的宗族研究の諸問題第2章 香港新界の村落連合第3章 村落組織第4章 中小宗族の分析―S村李姓を中心として第5章 宗族、村落と全体社会   Honya Club.com


JPY ¥2,090
流氷の寄せてくる海辺に足跡を残し、消えた狩猟民族…、グローバルな視点からその謎に迫り、発見者・研究者たちの真摯な情熱を感動的に描く。縄文の世モヨロの海札幌の三日北天の古民族韃靼の宴遥かなる人々アイヌ語学の先人たちマンモスハンター研究者たち木霊のなかで樺太からきた人々宝としての辺境花発けばウイルタの思想コマイアイヌ語という川遠い先祖たちチャシ貝同士の会話雪のなかで声問橋宗谷泉靖一林蔵と伝十郎大岬大海難黄金の川佐藤隆広係長紋別まで森の中の村小清水で町中のアザラシ斜里町斜里の丘流氷旅の終わり   Honya Club.com


JPY ¥2,200
時の流れのなかの、出会いと別れ。懐かしくてせつない感情がゆらぐ。珠玉エッセイ78編。心の遠近も微妙な差(穂村弘)埠頭のモールス信号(向井万起男)次(岸本佐知子)渋谷の自由猫に救けられて(早坂暁)灯の中に(武田花)鬼はどこへ(中村文則)乾きものと生ものと(安達千夏)或る騎士の物語(司修)ふたつの日本喪失(藤谷治)ブラキストン線と大地の組成(梯久美子)〔ほか〕日本文藝家協会による年度版エッセイ集の2011年度版。赤瀬川原平、伊藤比呂美、谷川俊太郎、ねじめ正一、三浦しをんら多彩な顔ぶれの、懐かしくてせつない感情がゆらぐ、珠玉のエッセイが楽しめる。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
戦争のために父母とはなれ、村のお寺に集団疎開をした睦子たち―。つらい生活のなかでもいきいきと発揮された子どもらしさと戦争がもたらす悲しみを描く。   Honya Club.com


JPY ¥780
4人の人間が同時刻、遠く離れた四つの場所で殺害された―。龍王という名前のついた場所で。被害者の一人、羽島建設社長・羽島裕一は、岡山県"竜王"村へ廃棄物の不法投棄を行なっていた。その竜王村に残された古い伝承に事件のことが予言されていた。それによると、犯人は単独犯で、あと4人が殺されることも暗示されていた。事件究明のなか、浮かび上がる瀬戸大橋の謎…。新たな犠牲者が龍王山で発見されたとき、隻眼の私立探偵・南虎次郎が不可能犯罪に挑む。はたして龍王の意味は?気鋭の乱歩賞作家が挑む、大胆な同時殺害トリック。斬新なアイデアと伝奇が織り成す、書下ろし推理力作。   Honya Club.com


JPY ¥8,250
秋田城研究の問題点第1部 "最北の城柵"秋田城の歴史的性格(出羽柵の秋田村への移転;出羽国飽海郡と蚶方駅家の成立―秋田出羽柵"陸の孤島"説の証明;秋田城は国府にあらず―秋田城「非国府説」再論;附論 渤海との通交と秋田城;秋田城における停廃問題の決着と平安初期の城柵再編―延暦二十三年の「停城為郡」の歴史的意義)第2部 元慶の乱と北方蝦夷集団(元慶の乱研究の問題点と乱の推移;元慶の乱の再検討―津軽蝦夷の役割と「保則奏状」を中心に;元慶の乱の「史闕」記事の検討―史実の復原の試み;元慶の乱における秋田城下の蝦夷と津軽・渡嶋蝦夷)古代の東北に造営された城柵のなかにあって、ほかに類をみないユニークな性格をもつ秋田城。本書では、北方蝦夷集団との交易をねらって出羽柵を秋田村に移しながら、二度も国司から停廃を要請される秋田城の歴史的な性格を明らかにし、国司の苛政に耐えかねて勃発した秋田城下一二村を主体とした元慶の乱の歴史的な意義を問い直す。秋田を舞台にした古代の世界から、東北は当然、日本列島や東アジアの動向をみすえる古代史研究者必読の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
応仁の乱以降の中世日本は、まさに戦乱の時代であった。民衆は、殺害、略奪、放火の危険にさらされつつ、無法地帯を生き抜いていかねばならなかった。戦国大名も自身の野心のためだけに行動できたわけではなく、「国を静謐せしめる」(平和の秩序を回復する)ことにその存在意義が求められた。「土一揆」から「宗教」、「天下人の在り方」まで、この時代の現象はすべて平和を願い、なんとか乱世を生き延びようとした民衆の姿と切り離して考えることはできない。「乱世の真の主役としての民衆」を焦点とした戦国時代史。戦国乱世に生きる―はじめに1 土民の蜂起2 一揆と村3 戦国の大名・戦国の将軍4 宗教の力5 戦乱のなかの信仰6 織田信長の入京7 統一への道自律の社会―おわりに応仁の乱以降の中世日本は、まさに戦乱の時代であった。民衆は、殺害、略奪、放火の危険にさらされつつ、無法地帯を生き抜いていかねばならなかった。戦国大名も自身の野心のためだけに行動できたわけではなく、「国を静謐せしめる」(平和の秩序を回復する)ことにその存在意義が求められた。「土一揆」から「宗教」、「天下人の在り方」まで、この時代の現象はすべて平和を願い、なんとか乱世を生き延びようとした民衆の姿と切り離して考えることはできない。「乱世の真の主役としての民衆」を焦点とした戦国時代史。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
雨がふらない日がつづいて、すでに3年。サバンナはカラカラにかわき、どんなに大切に育てても、作物は茶色くかれていく。牛も乳を出さなくなった。ある日、待ち望んだ救援物資が届くが、よろこびもつかの間、母さんたちは顔をくもらせた。「また、兵士たちが襲ってくる」ステファン、ウル、デングの3人の少年は、家族を村に残し、森のなかへと身を隠した。一夜明けて、村に帰った少年たちが目にしたものは…。アフリカ、スーダン南部の小さな村を襲った、干ばつと内戦のなかを必死に生きのびようとする子どもたちの姿を描く感動の物語。雨は3年降っていない。戦争は15年も続いている…。ぼくたちは明日まで生きられるのか。アフリカ、スーダン南部の小さな村を襲った、旱魃と内戦のなかを必死に生き延びようとする子どもたちの姿を描く感動の物語。   Honya Club.com


JPY ¥8,250
復興・再建の実践手法からみえてくる近世社会の特質。近世後期、疲弊する体制・社会への危機意識を背景に広がった報徳仕法。その対応に示された近世社会の成熟と内包される様ざまな矛盾。村社会・幕藩領主双方の視点から精緻な分析を施しつつ全容解明に挑む意欲作。近世報徳仕法研究の視座近世史研究のなかの二宮尊徳・報徳仕法二宮尊徳の出現―小田原時代の尊徳と地域・藩政初期報徳仕法の展開―桜町前期仕法における百姓政策を中心に報徳仕法の構造―桜町後期仕法における百姓編成と報徳金融報徳仕法の事業展開と民衆―常州真壁郡青木村仕法の構造と主体形成下石橋村の報徳仕法―民間実施仕法の一事例藩政改革と報徳仕法―烏山藩仕法にみる報徳仕法と政治文化宿場村の報徳仕法―御殿場村仕法の検討近世報徳「結社式仕法」の展開と構造―相州片岡村・克譲社仕法からみる地主仕法の再検討報徳仕法と幕府勘定所二宮尊徳の幕領仕法報徳社会と近世社会近世後期、疲弊する体制・社会への危機意識を背景に広がった報徳仕法。その対応に示された近世社会の成熟と内包される様々な矛盾。村社会・幕藩領主双方の視点から精緻な分析を施しつつ全容解明に挑む意欲作。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
あの冬、注目を集めた「ホームレス歌人」は、いま、どうしているのだろう?謎の投稿歌人の正体と、その後の消息を追う感動のノンフィクション。第1章 まるで写楽のように第2章 ドヤ街の人群れのなかを第3章 「公田です」と名乗った電話第4章 もうひとりの「消えた歌人」第5章 奇縁の邂逅第6章 獄中歌人・郷隼人からの手紙第7章 人それぞれの「公田耕一」ホームレスが急増し、年越しのテント村が作られた2008年12月、朝日新聞の「歌壇」欄に現れ、約9カ月で消息を絶った「ホームレス歌人」がいた。「あの冬」の象徴的存在だった投稿歌人を巡る感動の追跡物語。   Honya Club.com


JPY ¥2,305
それぞれに傷と喪失感をかかえたフィオナとアレックは、互いに心惹かれてゆくが…。夫婦の愛と情熱的な恋、そのはざまで揺れる男女の苦悩を美しい自然のなかで繊細に綴る、心優しい物語。夫を捨てるなんてできない。でも…。病のために変わってしまった夫との関係に悩むフィオナは、妻の遺灰を手に村を訪れた男に惹かれてしまう。愛に苦悩する人々をそっと包み込む心優しい物語。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
戦後すぐの昭和24年、駐留米軍は太平洋戦争で使用した戦車をはじめとする戦争支援器材の修理を日本政府に要請した。その特需業務を引き受けたのが、相模原台地に誕生した「相模工業」であった。この企業の組織の記録や社規などは存在しない。時を経た乏しい記憶のなかから、企業生い立ちの歴史と共にその足跡を明らかにした。第1章 変貌する相模原台地の戦雲と終戦(我が生まれ故郷は"湘南村";父親の転勤と工業学校生徒の頃 ほか)第2章 企業揺籃の台地は"軍都"の置き土産(旧陸軍造兵廠と駐留米軍補給廠;"幻の企業"相模工業とは ほか)第3章 "幻の企業"相模工業の足跡(相模工業15年史要約と同社のその後;相和会("幻の企業"OB会)の歴史 ほか)第4章 相模原台地から地球の将来を考える(さがみはら産業創造センター;ICT発展への新たなる期待 ほか)補完編(追悼記・竹内強一郎さんを偲んで;松村晃が語る日本陸軍戦車隊の歴史 ほか)戦後すぐ駐留米軍の要請で太平洋戦争で使用した戦車等の修理などの特需事業を引き受けた幻の企業相模工業の足跡をたどる。   Honya Club.com


JPY ¥990
「成功とは目に見えるお金や名声ではなく、その人がどれだけ多くの人を助けたか」夢なかばで村の再開発責任者、さらには社長の座をも降ろされた恩沛(エンペイ)。ある男との出会いをきっかけに、恩沛は労働者への不正が横行する会社へ訴訟を起こすことを決意する。そんななか、両金(リャンジン)は道ならぬ恋に悩む鳳玉(フォンユー)と向き合うため、台北にある鳳玉の自宅へと向かうが……。幸せの「かたち」とは?それぞれの思いを胸に、現実から夢への旅路を歩いていく!--台湾で最も権威ある漫画賞「金漫賞」受賞作&実写ドラマ化!かつては「人々につながりを与える場所」であり、「心の拠り所」でもあったよろず屋。本作は都市化が進み、台湾でも失くなりつつある商店を中心に、日常を懸命に生きる人々の交流、そして一人の青年の学びと成長を描く。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
滋賀県野洲川流域には多くの遺跡がある。なかでも下之郷遺跡・伊勢遺跡はクニの成立を探る鍵であり、野洲の銅鐸群は古代文化の象徴でもある。都に近く、肥沃な土地と水に恵まれたこの地、益須・「もりやま」で連綿と受け継がれてきた人びとの営みは、まさに日本文化史の縮図であった。1 守山地名考2 野洲川の流れと堆積3 初期稲作と弥生集落4 銅鐸文化の終焉5 悠紀主基の文化6 荘園の崩壊と惣村の成立―ある大般若経の識語の示唆するもの7 信長の近江支配と天下布武8 もうひとつの近江商人―辻鋳物師からみた近世湖南文化9 村社会の成熟10 琵琶湖とのかかわり―その歴史と現状   Honya Club.com


JPY ¥2,200
〔日本民衆史4〕『開拓の歴史』の各論にあたる本書のなかで、著者は村のなりたちを古代からおこし、豊富な具体例をまじえながらその変遷と残存のダイナミズムを描く。村の見方を知る好適書。目次一 郷と耕地面積 二 古代の村の構成 三 郡の長 四 漁猟から農耕へ 五 古い畑作の村 六 古い山村――天竜川東岸山地 七 山村の変貌 八 村――異姓者の集団 九 村と名一〇 村の増加一一 名主退転一二 村の自衛一三 祭き組合一四 念仏衆の発展一五 一結衆一六 僧の講から民衆の講へ一七 村の自治と念仏宗一八 いろいろの講一九 小庵の役割二〇 郷の残存二一 結び あとがき   Honya Club.com


JPY ¥2,530
この本の舞台は、スウェーデン南東部、スモーランド地方の小さな町ヴィンメルビーにある、ネース農場。そこには、働き者の両親と、四人の兄妹が暮らしていました。父サメラウグストと母ハンナは、子どもたちを温かく見守り、元気な少女アストリッドは、一つ年上の兄グンナルや、妹のスティーナ、インゲエードとともに、ゆたかな自然のなかでのびのびと成長します。そして、そばには、生涯の友となるマディケンも。50年近くにわたって、たくさんのすばらしい物語を生みだした作家アストリッド・リンドグレーン。あふれる空想力の、秘密の泉は、ここに…。ネースの四人兄妹サメラウグストとハンナ床におりない遊び"お腹ぽん!"アストリッドのミミズやさしいペッレとくすぐったがりの馬作品の中では…日曜日は、たいへんおそろしい巨人バム‐バムおばけ雌ブタと悪魔の"だんな"スグリの下の魔法使いアストリッドの人形、月へ行くフクロウの木でのうれしい驚きアストリッドの入学子どもをぶつのは、ぜったいにだめ本は魅力いっぱい肥料槽は、"かがやく湖水"不思議な魔法の紙農道の柵と干し草便りマディケン―世界一の友だち鍵がかかっていたら、呼び鈴を押してスモーランドでいちばん長い牛舎棟サッカーに熱中するアストリッド干し草の山にとびおりてまっすぐになったマナッセのしっぽおがくずのなぞヴィンメルビーの市映画の好きなアストリッドまるで、ピッピのごたごた荘アストリッドのまわりの大人たち何よりも大切なものサクランボの実る頃アストリッドを訪ねる旅に出ませんか?ヴィンメルビーを、ぶらぶらとアストリッドのお墓ネースへ行きましょうやかまし村へ北屋敷、中屋敷、南屋敷つぎは、カットフルト農場(ジッベリイド村)樹齢千年のヨーロパナラの木遊びと寸劇の遊園地、アストリッド・リンドグレ   Honya Club.com


JPY ¥5,280
弘化4年3月、善光寺平を巨大な地震が襲った。山は崩れ、堰止め湖は決壊し、大火も起こった。村は一瞬にして地獄図と化した。地震の終息まで7年を要したなかで、人々はどのように生き抜いたのか。現代文で届ける大震災歴史資料。弘化四年・善光寺地震大変録(現代語)(大地震の発生・前代未聞の大災害(三月二十四日ー晦日);絶え間なく続く大地震(四月一日ー十二日);犀川堰止め湖の決壊(四月十三日ー二十九日);余震を耐え抜く毎日(五月一日ー二十九日);豊作が唯一の救い(六月一日ー七月晦日);地震が水脈を変化させた(八月一日ー九月晦日);余震は漸減(十月一日ー十一月二十九日);地震を生き抜いたこの年(十二月一日ー十五日))徒然日記 附 地震大変録(原文)信州森村の村役人中条唯七郎が遭遇した、弘化四年の善光寺大地震。その夜からたえまなく続いた余震の記録。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
駒尺喜美は漱石と同じように、「いかに生くべきか」の問題を、みずからを大所高所において論じるのではなく、自分の生きる場にひき据え、周囲の人々との関わりのなかに見つめ、つかみとろうとした。遊びにおいても、学問においても、暮らしにおいても、常に自分の感覚を信じ、自分の頭で考え、自分の理想を追求し、自分の愛を貫くことに全力投球する人であった。大阪船場に生れ、少女時代は秋月恵美子に夢中になり、大谷高等女学校卒業後、京都人文学園、法政大学に学ぶ。「芥川龍之介論」「漱石論」「五木寛之論」『魔女の論理』などを著し、血縁にたよらない「友だち村」をつくる。第1章 生い立ち第2章 娘時代第3章 学者への道第4章 修業時代第5章 漱石からフェミニズムへ第6章 実りの季節第7章 女たちの拠点づくり第8章 別れのとき駒尺喜美略年譜五木寛之との思想的共振に助けられ、自らの座標軸としてミーハーの立場に立った駒尺喜美。フェミニストの目で斬る漱石論は、人々の目のウロコを落とした。最も魅力的で、自由な気質を持つフェミニストの生涯を辿る。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
東南アジアでは自然の破壊と改変が顕著であり、住民の暮らしはそれに翻弄されてきた。度重なる戦争、経済のグローバル化などが複合的に関与している。その連鎖を歴史のなかで読み解く鍵はどこにあるのか。ひとつの大きなヒントが著者の語りにあった。それが人間中心主義からの訣別であり、森とともに暮らしてきた民族の文化から、森の声、森の思想を読みとる哲学である。第1部 アルンタ族の地域について―地域の意味についての考察(アルンタ族の地域の自然的環境;アルンタ族における地域の成立;アルンタ族の地域)第2部 森林・草原・砂漠―西アフリカに於ける地域の秩序について(森林;草原;砂漠)第3部 TINBUKTU―沙漠と草原との結び目第4部 パ・タン村―北部ラオスにおける村落社会の構造(村落社会の背景;村落生活の秩序;村落社会の諸相;地域社会の構造)第5部 私の単純生活―そのおわりとはじめ   Honya Club.com


JPY ¥4,180
「愛と実利で結ばれた人間と猿の共生関係が、鮑湾村には広がっている。」農閑期に旅に出て、芸を売って生計を立てる。痩せた貧しい土地に受け継がれてきた生き方は、"文明化"の影で居場所を失い、消え去ろうとしていた。中国の最下層にある生を見つめる。猿まわしを探して(猿まわし師に近づく;新野県と猿まわし;時代のなかの猿まわし ほか)猿まわし、江湖をゆく(四川行;広東行;東北行 ほか)猿まわしの群像(戈洪興との再会;飼育人、黄愛青;雲南に張首先を訪ねる ほか)河南省南陽市新野県は、猿まわし発祥の地といわれ、中国で最も多くの猿まわし師が住む地域でもある。写真記者の著者は2001年に街で猿まわしの一座と出会い、それをきっかけに、彼らの生活を取材しはじめる。猿まわし師たちは初夏の麦刈りと秋の収穫の時期を除き、1年のほとんどを猿を連れ、各地を渡り歩いて過ごす。痩せた土地に住む人々は、先祖代々、農閑期に猿まわしをして現金収入を得ることで生計を立ててきたのだ。しかし、2002年に鮑湾村の猿まわし師・楊林貴の不法乗車による興行の旅に同行した著者は、"文明化"の名の下に社会から蔑まれ、排斥にあう彼らの厳しい境遇を目の当たりにする。経済発展に伴い都市部の治安・衛生管理が強化され、また文化的娯楽が多様化したことで、彼らは居場所を失いつつあった。特に近年、鞭やナイフを使い猿と諍いをする彼らの出し物は、虐待的だと非難されるようになっていた。しかし、猿まわし師たちは生活において何よりも猿を重んじ、一生にわたる縁を結んでいるのだった。著者は言う。「中国は広大な国だ。地域間の貧富の差はいまだに大きく、私たちの誰もが、自分の住んでいる地域の暮らしをもって別の地域の人々の生活を理解することはできない。とりわけ貧困地域では、法律や倫   Honya Club.com


JPY ¥1,870
戦争体験者や村の古老の語る「事実」の本質とは何か。彼らの心意を私たちはどのように受け止めたらいいのか。長年村々を歩き続けてきた著者が、「聞き書き」が内にもつ曖昧さとその可能性を説き、現代民俗学を展望する。世代の体験―はじめに(沈黙という語り;頑なさと乾き ほか)時代と社会のなかの聞き書き(表現のなかの記憶;記憶とは何か―多義的な問いの総称として ほか)私にとっての聞き書き(二つの世界;自治体史作成の現場で)語ること・記録すること(日常言葉の専門用語;雑談の中の勢い ほか)フィールド・ノートの余白に―まとめにかえて(報告書の行間に;むらと生産組合 ほか)戦争体験者や村の古老の語る「事実」の本質とは何か。彼らの心意をどのように受け止めたらいいのか。長年村々を歩き続けてきた著者が、「聞き書き」が内にもつ曖昧さとその可能性を説き、現代民俗学を展望する。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
プラスチックバッグ―日本でいうポリぶくろのゴミが、せかいじゅうでもんだいになっています。ポリぶくろはべんりでつかいやすいけれど、たくさんすてられて、たくさんのゴミになっています。このゴミはびょうきのもとになることがあります。このゴミをたべたどうぶつやさかなが、たくさんしんでいます。アフリカのガンビアというくにに、アイサトという女の人がいました。アイサトがすてた1まいのポリぶくろ。やがてゴミは2まいになり、それが10まいに、ついには100まいになりました。アイサトはじぶんたちでなんとかしようと、なかまたちといっしょにたちあがりました。これからも、きれいな村でくらしていけるように―。ポリ袋を1枚、道にすてた。次の日には2枚になり、それはやがて100枚になった。自分のすてたものは自分の手で何とかしなければいけないと、アイサトウは仲間たちとリサイクルの財布作りをはじめた。・・SDGsの「環境保護」、「責任ある消費」、そして「女性のエンパワーメント」が込められた、事実をもとにした絵本です。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
美人ジャズ・ユニットの2ndアルバム。村田中(むらたなか)とは、トランペット、フリューゲルホルン奏者の村田千紘とピアノ奏者の田中菜緒子のデュオ。ライブハウスで出会い、デュオでライブを重ねるうちにファンの間で"村田中"と呼ばれるようになり、ジャズ界の美人デュオとして話題に。 (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥1,650
どこかで「私のため」の一枚の絵にきっと出会える…「絵画巡礼」中部・近畿美術館への旅。「鏡の前」三尾公三―愛知県美術館「裸婦立像」中村不折―三重県立美術館「原爆図・黒い雨」(傘)岡田徹―岐阜県美術館「干し柿」藤井達吉―和紙のふるさと・小原村和紙展示館「おそれA」中村正義―豊橋市美術博物館「はなかたちひとかたち」島田章三―メナード美術館「メキシコ・悲しき日」北川民次―かみや美術館「雷神」前田青邨―中津川市青邨記念館「胎蔵界曼陀羅」杉本健吉―杉本美術館「神洲正気」横山大観―大松美術館〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥715
ラパルド一世に報復したスタームは、キティアラとノームを救出して、無事村を脱出する。一行は再び、消えた〈征雲丸〉の足跡を辿り、巨大な塔に着く。塔のなかには、ドラゴンの卵をまもる黄銅竜キュペリクスがいた―。彼は、キティアラに塔から脱出させてほしいという。キティアラの心に野望が燃えあがった。果たして、冒険者たちはクリンに辿りつけるのか。〈ランス戦争〉前の若きスタームとキティアラの冒険譚を空前のスケールで描く、ファン待望の巨編。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
1917年に始まった鳴海小作争議への献身で知られる法学者・雉本朗造。時代と切り結んだ法学精神を体現した"学問と実践の統一者"は、いかなる土壌のもとに育まれたのか。ごく少数の人びとに世紀を超えて語り続けられてきたこの法学者の生涯を、はじめて歴史的・総合的に紹介した評伝。第1部 地域に刻んだ父祖たちの営み(『尾張名所図会』が描く世界から;あゆち潟を切り拓いた人びと;牛毛・荒井村で才覚を発揮した人びと)第2部 雉本朗造の生涯(苦境のなかでの誕生;秀逸な才能の片鱗を見せた小学校時代 ほか)第3部 顕彰と継承―博士の遺徳と争議を語り継ぐ(民訴法学の礎となった論文集;今も受け継がれる銅像祭;博士の墓前に花を手向け続けて;実父の論文集に発奮した俊平青年;「みどりの唄―鳴海小作争議とな雉本朗造博士」に甦る絆)第4部 資料編(雉本朗造の生涯(年譜);雉本朗造の学問(研究論文等一覧);雉本朗造の顕彰と研究の歩み;「永代覚」(雉本家))   Honya Club.com


JPY ¥5,280
第1部 衣服の成り立ち(パーニュができるまで―技術的歴史的背景;アフリカにおける服装の変遷に関する諸研究;ボボジュラソにおける服装の変遷)第2部 衣服の特質と着用(パーニュを用いた衣服の所有と着用―クリニオン村の事例;パーニュを用いた衣服のデザイン)第3部 衣服の生産とファッション(衣服生産を担う仕立業の様態;流行を生み出すしくみ)植民地独立後、旧宗主国の影響は薄れる一方でグローバル化する経済に巻き込まれるアフリカ諸国。しかし、そのなかにあって独自のファッション「パーニュ」の文化が花開く。その意味するものは。   Honya Club.com


JPY ¥8,580
オリジナルの写真集としては、2013年に発表した『あめつち』から4年振りとなる、全点デジタルで撮影された、川内倫子の最新写真集です。2010年のブライトン・フォトビエンナーレのコミッション・ワーク以降も撮影を続けている、イギリスで撮影された、旋回を繰り返す無数の渡り鳥の姿。中国・河北省の村で300年以上続く「打樹花」という祭りでは、花火の代わりに鉄くずを溶かし壁にぶつける勇ましい男たち。また、神在月と呼ばれる旧暦の10月に出雲大社で執り行われる神迎祭。八百万の神々を迎えるため、夕刻、稲佐の浜で御神火が焚かれる。参拝者が見守るなか夜の海には雨粒が光る。「円光」や「後光」という意味のほかに、いくつもの星からなる球状星団が、銀河系の周囲を包み込む領域の呼称でもあるHaloと題された本作は、自然と人間の潜在的な関係性と、祈りにも似た生命の力強さが、暗闇に対する恐怖と静寂、光に向けての希望と喜びを内包し描かれる。これまでの作品からさらなる飛躍をみせる、川内倫子の新境地です。銀河系にある小さな星の、さらに小さな生き物たちはきょうもそれぞれの役割をまっとうしている。太陽の光のなかで。薄い氷の上を歩くようなバランスで。祈るようにして美しいものを探しながら。それぞれの領域を、幾重にも重なるなにかに守られながら。 〓〓〓 川内 倫子   Honya Club.com


JPY ¥1,442
長岡奪還の熾烈な戦いのなか、総督河井継之助が負傷する。西軍追撃のなかを会津へ敗走するが、ついに、只見村で戦死を遂げる。継之助の死は、北越戦争での東軍の敗北を決定づけた。兵馬は佐川官兵衛の隊に入り戦うが、ついに会津若松城下での攻防へと進む。   Honya Club.com


JPY ¥1,602
もうひとつの古代史発見。古代韓国言語研究の第一人者による新事実。1 日本民族と朝鮮民族は同胞(はらから)2 邪馬台国論争の焦点3 ヤマト・大和・日本の由来4 ヤマタノオロチ説話の背景5 日本のなかの高句麗6 謎の天皇「男大迹王」7 熊襲の正体はなにか?8 ロマンあふれる宝皇女9 白村江の戦いの歴史的意義10 幻の吉備王国11 小考・壬申の乱12 誇り高き出雲の民"サンカ"13 太安万呂の時代14 吉野ヶ里遺跡からの証言15 学ぶことを忘れた学者たち   Honya Club.com


JPY ¥513
萩尾望都、大島弓子、樹村みのり、山岸凉子、吉田秋生、坂口尚、大友克洋、宮崎駿らさまざまな手法で、まんがの未知の領域へと飛び立っていったまんが家たち―。彼らと同じ視座から出発し、まんがの到達した美しい稜線を、若若しい感性でたどって、まんが評論に新時代を拓いた『黄昏通信』を大幅に増補。あふれる思いのまんが論。〈少年の時間〉の無限化への試み―萩尾望都限りなくノンセンスに近い虚無―倉多江美孤独な子どもの〈場所〉―樹村みのりたたかいの拠点としての〈弱さ〉―山岸凉子夢のなかの日常―大島弓子抒情の変革―大島弓子から真崎守へ世界をぼくのポケットに―真崎守ニューギャグの地平―山上たつひこ以後40歳になっても遊び続けろ―「マカロニほうれん荘」の別世界たのしい同時代―いしいひさいち〈ガロ〉的なるものをめぐって光の匂い、風の色―坂口尚論・未遂バター犬はバッグス・バニーである夢はどんな穴にでもある―「怪人アッカーマン」に捧ぐ「気分はもう戦争」はこう読め!ヒューマニズムとテロル―「風の谷のナウシカ」の歴史意識ムーミン谷の冬あったりまえの少女たちへ真摯な夢追い人―高橋亮子言い出しかねて―吉田秋生"スラン"そして彼らの友だち―森脇真末味「緑茶夢」母と子どもと少女と…―ライトブルーペイジ以後のさべあのま夢みる惑星へ あるいは「ぼくら」もまた夢をみる―佐藤史生70年代グラフィティさよなら子どもの時間―「ぼくら」の少年まんが論青年まんがの栄光と悲惨青年まんがとしての少女まんが少女まんがのゆくえ同人誌はいまどこを飛ぶかまんが評論に何が可能かそして、なぜ「まんが」なのか   Honya Club.com


JPY ¥1,870
廃墟テーマパーク"にそびえる奇怪な屋敷。深夜侵入した葉村と比留子を異形が襲う。入ったが最後、姿をみることは二度とない。『屍人荘の殺人』シリーズ第3弾!!"廃墟テーマパーク"にそびえる「兇人邸」。班目機関の研究資料を探し求めるグループとともに、深夜その奇怪な屋敷に侵入した葉村譲と剣崎比留子を待ち構えていたのは、無慈悲な首斬り殺人鬼だった。逃げ惑う狂乱の一夜が明け、同行者が次々と首のない死体となって発見されるなか、比留子が行方不明に。さまざまな思惑を抱えた生存者たちは、この迷路のような屋敷から脱出の道を選べない。さらに別の殺人者がいる可能性が浮上し……。葉村は比留子を見つけ出し、ともに謎を解いて生き延びることができるのか?! 『屍人荘の殺人』の衝撃を凌駕するシリーズ第三弾。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
朔太郎賞受賞作の断裂。「現代詩手帖」に連載した短詩群。マックを持ち帰る俊太郎転倒するビデオトロンの不可解な命令志村よ、ボケっとするなクラムボンに告ぐ小冊子を腕に巻く異様婦人アルトオ、僕はねプロキノ全史実用ミャオ語入門序文昭和詩集〔ほか〕朔太郎賞受賞作の断裂−−※萩原朔太郎賞受賞作『アストロノート』は、著者の当初の意向に基づいて本セレクションでは、『青猫以後』『アストロノート』『電波詩集』に3分冊しました。 二千十万年夏休み、男子高生の三人に一人が言語障害に陥るであろう 母音を失った彼らは「小鳥のさえずり」を一斉に始めるであろう ポエジーとエレジーとバンジーが破局的に衝突する川面で美しいものがすべて砕け散るであろう 思い出や思い出や思い出や隠し通した欲望が! そしてテクストの時代が終わる おれはカンブリアの魚に誘われるように穴に入って行った その穴 世界市民がめいめいに打つ絶望的読点のなかに 全ての窓辺からカーテンが取り外された日、おれは一瞬の鳥バードの溜め息を聞いたように思う それはもはや若々しいものではなかった(栞=寄稿:中原昌也、著者解題)「現代詩手帖」に連載した短詩群。この連載を企画した編集者は、第一回が掲載された直後に思潮社を辞めてしまった。ということは辞めることを決意しつつこの連載を企画したのであろう。そこには何か意図があるはずだ。私はこう考えることにした。この連載は彼が対思潮社に仕掛けた時限爆弾なのだと。たぶん嫌になることが山ほどあったのだろう。よしわかった。任せとけ。私はこの連載をどのタイミングで爆発させるかを考えた。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
第1章 高麗街道がとおる村第2章 御神木の陰で第3章 空を見つめる若者たち第4章 宮地の坂のまわり第5章 神風講始末第6章 嘉代ちゃんが天使になった日第7章 繁田日記第8章 苦悩する部落会第9章 沢口部落の農民たち第10章 駆けつける警防団員第11章 熱い灰のなかで第12章 銃弾飛び交う狭山地方第13章 銀の怪鳥「B29」第14章 「国の苗代」の記録第15章 笹井を囲む不等辺三角形解説 民衆史の一つとして   Honya Club.com


JPY ¥1,320
予言書「幻書三国志」をうばった妖怪が、過去を変えてしまう!?未来をまもるため、蒼一たちは"三国志"の時代へ。孔明、張飛と出会い、「赤壁の戦い」を起こすために旅立った。襲いくる妖怪をかわす旅のなか、なんと孔明そっくりの孔明が出現!妖怪のたくらみを破り、本物を見分けることができるのか…!?ハラハラドキドキ、妖怪だらけの"三国志"アドベンチャー!!蒼太たちは、「赤壁の戦い」を起こして歴史を守るため、孔明・張飛とともに旅を続ける。ところが行く先々で、妖怪が現れる。招いた客を牛に変えて売り払う「牛鬼」や、村の家畜を襲う「蟒蛇」との大酒飲み対決…。ある墓場を通ったときに黒い煙に巻かれると、そこには孔明が二人!妖怪のたくらみを蒼太たちは見破ることができるのか…!?読み出したら止まらない、人気シリーズ最新刊です!   Honya Club.com


JPY ¥817
岩手県の太平洋岸にある小金牛村から盛岡市に行くにはいくつか峠を越えなければならない。その峠の一つ、雲上峠の展望台に、男性の生首が置かれていた。被害者は年商30億に上る食品加工会社などを経営する実業家。地元の名士を残忍なやり方で殺害したのは誰か。村が騒然とするなか、さらには岩手県選出の国会議員への殺害予告が。全国へ厳戒態勢が広がる劇場型犯罪に、殺しの根が見える藤田警部補と、若手新聞記者の一方井が迫る。岩手県・雲上峠のベンチに生首が置かれていた。被害者は年商総額三十億にのぼる会社の経営者、地元の名士を残忍なやり方で殺害したのは誰か。次の殺害予告は県選出の国会議員に及ぶ劇場型殺人へと発展する!   Honya Club.com


JPY ¥6,285
一体、テレビはどのような変容を小笠原社会にもたらすのであろうか。個々の住民の「小笠原へのスタンス」をひとつの方向に収斂させるのであろうか、それとも、ますます多様性を深める方向に作用するのであろうか。あるいは、そうした問題には関わらない次元で過ぎていくのであろうか。いうまでもなく、テレビというマスメディアが与える影響のなかには、可視的なものもあれば不可視的なものもあり、短期的なものもあれば長期的なものもある。それら全体の動きをとおして、徐々に、しかし着実に、小笠原という小さな社会の変容が引き起こされていくに違いない。その全体をとらえるなどということは到底不可能である。しかし、その一端なりとも解明したいという問題関心から、本書刊行の企てが始まった。第1部 研究と政策(小笠原における社会・生活とメディア―研究課題と問題状況;離島政策の展開と小笠原村;小笠原におけるテレビ地上波導入の経緯)第2部 小笠原からの発言(激動20余年の不安と不満―終戦帰島から返還まで;「小笠原CATV」の盛衰とその存在意義;テレビと活字 ほか)第3部 メディアと変容(テレビ地上波導入による情報行動の変容―情報行動変容の一断面;視聴番組の変容と新聞閲読行動―情報行動変容の一断面;テレビ地上波導入による娯楽情報の浸透―情報欲求変容の一断面 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,430
生きる力は子どもの中に。俊作エッセイ集。タンマかーけた!花泥棒古家の同居人十九人の忍者軒先の縁鮎の修羅場ムン君日和佐川ホタルが淵瓶のなかの母子漁火村水のつながり魚を抱く夜今年も夏休み東京から徳島県日和佐町に移り住んだ絵本作家夫妻。不登校や拒食症の子どもに寄り添いながら、自然や村人の中で自分で生きる力を掴むまでを見守り続ける作家が、子どもたちとの日々を綴る俊作エッセイ集。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
〈超少女〉の寓話ソフィアの涙―少女マンガの内的世界海を前に少女は冒険を志す樹村みのりの風と光夢のなかの日常 大島弓子竹宮恵子『地球へ…』に見る揺りかごのイメージ「超少女」の誕生きらめくブリッジパッセージ吉田秋生 ヒーローの秋石森章太郎 いちめんの雨元祖天才バカボンの鉢巻き山松ゆうきちのギャンブルまんがには、人生があるのだ!夜半から嵐望遠鏡と顕微鏡―畑中純について溶解するオブジェ―諸星大三郎小論高橋葉介マンガづくし老姿、童女と化す成長の儀式都市崩壊を夢見る少年たち―大友克洋「AKIRA」をめぐって   Honya Club.com


JPY ¥4,950
近世と呼ばれる時代に、近代とも中世とも異なる強固な独自性を見出す研究潮流が、世界各地に生まれている。本書は、日本、イギリス、フランスを研究対象とする歴史学・文学の研究者たちが、それぞれの研究対象における「近世的なもの」を追究し、共通する特徴を浮かび上がらせた、画期的な共同研究の成果である。伝統の再解釈による文化の活性化、文学の世俗化・大衆化、人々の移動の拡大や身分制の再構成による社会の変容など、近世を画する重要な論点に迫り、それらを世界史的文脈のなかに位置づける、意欲的な論考8本を収載。序章 「近世」と「アーリー・モダン」第1章 イギリス近代における中世観の変容―アーサー王伝説受容史を手掛かりとして第2章 シェイクスピア劇にみる「近世」第3章 西欧における中世から近世への移行―フランス中世後期の貴族層の動向を中心に第4章 熊谷・敦盛説話の近世的変容―父子関係を中心に第5章 馬琴の古典再解釈―『椿説弓張月』と昔話・神話第6章 近世村社会における文化の大衆化について―西伊豆戸田湊に来る旅芸人を事例として第7章 フランス人の見た文楽歴史学者、文学研究者による地域と分野とを横断する画期的な共同研究の成果。伝統の再解釈、大衆化と世俗化、移動の拡大と身分制の再構成などの重要な論点に迫り、近世概念の世界史的意義を問う。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
昭和35年、徳島県の山深き寒村・木頭に赴任した一人の青年農業技師が、村人の暮らしを守るために驚愕の挑戦に着手した。植えっぱなしで見捨てられた杉の密植林を開墾し、柚子の栽培を始めたのである。桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十八年と言われるほど困難な事業であった。誰もが白眼視するなか、青年たちは粘り強い説得で少しずつ仲間を増やし、一筋の希望を見事な黄金色の「木頭柚子」というブランドに結実させる。しかし、一度は明るい未来に手をかけたはずの村人たちを、ダム建設という過酷な現実が容赦なく呑み込んでゆく。そして、村を分断する激しい対立の果てには、予想もしなかった悲劇が待ち受けていた。過疎高齢化、産業崩壊、自然破壊……四国の美しい自然を舞台に、地方社会の危機的未来を塗り変えようとする人々の営みを描く感動の実話小説。山奥は"過疎"ではなく"適疎"。時代の評価軸が回るとき、逆転の扉が開く。藻谷浩介(地域エコノミスト)   Honya Club.com


JPY ¥2,500
Skamotts/Pleasure Isle (Pps) タピオカ村 / RENJI / Moon River feat.なかの綾 / From Russia with Love / Giant Panda / 昨日の味 / 青い傘 feat.葛西孝道(雨ふらしカルテット) / 暗いマックス / Put Your Records On feat.Kuro(TAMTAM) / たまがわ / Rip    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,694
パパママ安心の施設データから、キッズに人気のアクティビティまで。テーマに合わせて楽しめるおすすめのキャンプ場が67件!アウトドアレジャー(オートリゾート滝野;札幌市定山渓自然の村 ほか)アクティビティ(モーラップキャンプ場;美笛キャンプ場 ほか)体をうごかそう!(厚田キャンプ場;おたる自然の村 ほか)学習・体験施設(道民の森月形地区キャンプ場;白石公園はこだてオートキャンプ場 ほか)★ 家族で最高の週末を!★ パパママ安心の施設データから、キッズに人気のアクティビティまで。★ テーマに合わせて楽しめるおすすめのキャンプ場が67件!◆◇◆ 本書について ◆◇◆人々の生活スタイルが大きく変化しています。風通しがよい環境下でのレジャー活動に注目が集まるなか、昨今のキャンピングブームと相まって、キャンプ場のニーズが広がっているようです。屋外でゆったりと過ごせるキャンプはこれからもますます注目されるレジャーになりそうです。子どもが遊べるプレイスポットや体験学習、ファミリーで楽しめるアクティビティの情報など、キャンプ場を厳選して掲載しました。家族みんなでキャンプを楽しむ計画を立てる時に、この本が少しでも役立てるようでしたら幸いです。◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆☆ アウトドアレジャー≪道央エリア≫* オートリゾート滝野* 札幌市定山渓自然の村* 豊平峡温泉オートキャンプ場≪道南エリア≫* 北斗市きじひき高原キャンプ場* オートリゾート八雲* 日高沙流川オートキャンプ場≪道北エリア≫* 山部自然公園太陽の里キャンプ場* 和寒町南丘森林公園キャンプ場≪道東エリア≫* 達古武オートキャンプ場* RECAMP摩周* 多和平キャンプ場・・・など☆ アクティビティ≪道央エリア≫* モーラップキャンプ場* 美笛キャンプ場≪道南エリア≫* 東大沼キャンプ   Honya Club.com


JPY ¥2,420
大航海時代/コロンブスの航海―コロンブス/1492コロンブス大航海時代/スペインの中南米征服―ピサロ将軍/アギーレ・神の怒りイギリスの絶対主義/ヘンリ8世―1000日のアン/ヘンリー八世の私生活イギリスの絶対主義/エリザベス1世―エリザベス/無敵艦隊シェイクスピアの活躍―恋におちたシェイクスピア北米先住民と白人入植者の対立と「結婚の平和」―ポカホンタス/ポカホンタス2 イングランドへの旅立ちフランスの宗教戦争/ユグノー戦争―王妃マルゴフランスの絶対主義/活躍する銃士たち―三銃士/四銃士フランスの絶対主義/太陽王ルイ14世のもとで―仮面の男ピューリタン革命/打倒されるイギリスの絶対王政―クロムウェル18世紀の南米イエズス会伝道村の行方―ミッション明の滅亡と清の中国支配の渦中で―国姓爺合戦「鎖国」体制下の日本とロシア帝国―おろしや国酔夢譚アメリカ独立革命―レボリューション めぐり逢いフランス革命/革命の勃発と防衛戦争の始まり―ラ・マルセイセーズフランス革命/ジャコバン派の独裁のなかで―ダントン映画でまなぶ国旗・国家―世界史的視野で日の丸・君が代を考える15世紀から大航海時代、18世紀末のフランス革命までの時代を題材にした映画を紹介。時代背景と作品の丁寧な紹介のほか、関連映画コラムも掲載。映画で学ぶ世界史の魅力を教育実践的に語った書。   Honya Club.com


JPY ¥6,380
村の祝祭から名門校の教育に、大衆の娯楽から国民統合の象徴に!そして、ワールドカップへ。大英帝国の覇権とともに世界各地に広まった「楕円形のスポーツ」を、知られざる逸話や資料をもとにグローバルに活写する歴史書の決定版。政治・経済・言語の諸相を踏まえながら、ワールドカップへの道程を物語る。第1部 キックオフ第2部 五か国対抗に向けて第3部 ラグビーを世界へ第4部 嵐迫りくるなかの黄金時代第5部 両大戦間における挑戦と変化第6部 ラグビーの新たなる地平第7部 伝統と変化第8部 二十一世紀へワールドカップに到る歴史がわかる! 「これぞグローバルヒストリー。ディテールをより広い社会的・経済的文脈のなかに位置づけるトニー・コリンズの能力のおかげで、読者はラグビーに対する見方を一新するだろう」タイムズ紙文芸付録 「ストーリーテリングの才能をもつ歴史学教授によるラグビーのバイブル。本書を読めばラグビーの起源から現在までを知ることができ、ラグビー初心者からその専門家になれる」スポーツ・イラストレイテッド ? 村の祝祭から名門エリート校での教育に、大衆の娯楽から国民統合の象徴に! 政治・経済・言語の諸相を踏まえながら、ワールドカップへの道程を物語る。 イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズを皮切りに、フランスやイタリアやロシアやジョージアなどヨーロッパ諸国、南アフリカやナミビア、アメリカ合衆国やカナダ、アルゼンチンやウルグアイ、インドやスリランカや中国や日本、オーストラリアやニュージーランド、フィジーやトンガやサモアなど南太平洋の国々……。 大英帝国の覇権とともに世界各地に広まった「楕円球のスポーツ」を、知られざる逸話や資料をもとにグローバルに活写する歴史書の決定版。事項・人名   Honya Club.com


JPY ¥1,540
山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の一年先輩である剣持麗子に苦手意識を持ちながらも、コンビを組むことになってしまう。二人は、「会社を倒産に導く女」と内部通報されたゴーラム商会経理課・近藤まりあの身辺調査を行うことになった。ブランド品に身を包み、身の丈に合わない生活をSNSに投稿している近藤は、会社の金を横領しているのではないか?しかしその手口とは?ところが調査を進めるなか、ゴーラム商会のリストラ勧告で使われてきた「首切り部屋」で、本当に死体を発見することになった彼女たちは、予想外の事件に巻き込まれて…。『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作&シリーズ累計48万部突破、『元彼の遺言状』続編! 彼女が転職するたび、その企業は必ず倒産する―― 婚活に励むぶりっ子弁護士・美馬玉子と、高飛車な弁護士・剣持麗子がタッグを組み、謎の連続殺「法人」事件に挑む! (あらすじ) 山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の一年先輩である剣持麗子に苦手意識をもちながらも、 ボス弁護士・津々井の差配で麗子とコンビを組むことになってしまう。 二人は、「会社を倒産に導く女」と内部通報されたゴーラム商会経理部・近藤まりあの身辺調査を行なうことになった。 ブランド品に身を包み、身の丈にあわない生活をSNSに投稿している近藤は、会社の金を横領しているのではないか? しかしその手口とは?ところが調査を進める中、ゴーラム商会のリストラ勧告で使われてきた「首切り部屋」で、本当に死体を発見することになった彼女たちは、予想外の事件に巻き込まれて……。   Honya Club.com


JPY ¥1,628
ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、高校時代に起きた殺人事件のことを思い出す。岐阜県立加茂北高校音楽科の面々は、九月に行われる発表会に向け、夏休みも校内での練習に励んでいた。しかし、豪雨によって土砂崩れが発生し、一同は校内に閉じ込められてしまう。そんななか、校舎を抜け出したクラスの問題児・岩倉が何者かに殺害された。警察に疑いをかけられた岬は、素人探偵さながら、自らの嫌疑を晴らすため独自に調査を開始する。豪雨によって孤立した校舎に取り残された音楽科クラスの面々。そんな状況の中、クラスの問題児が何者かに殺された。17歳、岬洋介の推理と行動力の原点。"どんでん返しの帝王"が仕掛けるラスト1行の衝撃。   Honya Club.com


JPY ¥755
「夜、口笛を吹くとヘビが来る」「朝のクモは吉、夜のクモは凶」「長居の客には箒を逆さに立てるとよい」―。私たちのまわりには迷信とか俗信と呼ばれる言い伝えが、まるで網の目のように張りめぐらされている。気にとめていないようでも、具体的な生活の場面では、意外に人びとの行動に影響を与えている。本書は、一見、取りとめもなく散在しているかにみえる俗信を素材に、なにげない日常のなかに染み込んでいるものの見方や心性に注目し、その論理的な思考と構造を解き明かす。第1章 昔話の構造と形態(「たにし長者」の形態論;「猫と南瓜」の構造;「猿聟入」の地域的変化)第2章 伝説の背景(伝説と年中行事―田村麻呂の悪竜退治をめぐって;伝説と俗信;地すべり伝説の背景)第3章 俗信の世界(禁忌と連想;蜘蛛の俗信と説話;境界の呪具―箒;生活のなかの俗信―新潟県古志郡山古志村)   Honya Club.com

(PR) 朝鮮史

JPY ¥4,180
1 朝鮮史―その発展(私にとっての朝鮮史;太古から高麗まで―前近代の朝鮮1;李氏朝鮮―前近代の朝鮮2;民族意識の成長;国家は奪われても民族は亡びぬ;「皇民化」にうちかつ力;八・一五解放後の三〇年)2 朝鮮統一への胎動(民衆の闘い;朝鮮戦争;分断のなかで;平和統一への胎動)戦後朝鮮史研究の草分け、故梶村秀樹による通史を復刻。戦前の植民地支配により歪められた朝鮮史像を正し、内在的発展の視点から見た朝鮮史を日本人が学ぶことの意味を投げかけた書に、関連の現代史論文4編を併録。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
経済地理学は経済現象を空間的側面や地域性から明らかにする。グローバル化、高度情報化、持続可能な地域発展…いま、世界各地で立ち上がる問題の解決に寄与する理論と実践例を盛り込んだテキスト。環境・空間と経済社会第1部 経済地理学とはなにか(経済立地の理論;地域経済の発展のメカニズム;サービス経済化と広がる地域間格差;人々のキャリアと経済空間)第2部 グローバル化と地域経済(経済のグローバル化と産業立地・地域経済;サプライチェーンと南北問題;経済を左右する地域の制度・文化;都市の発展が生むインナーシティ問題;グローバル化時代の都市と都市ネットワーク)第3部 産業集積と地域(地域のなかでのものづくり;工業化で変わる新興国;情報通信業の集積;都市に集まる創造産業;農業地域の経済力)第4部 地域の持続可能性(ショッピングセンターの功罪;中心商店街のゆくえ;農山村の活性化;観光・ツーリズムがもたらす地域の変化;環境保全と地域振興は両立できるか)これまで経済地理学は産業立地論が主なテーマとなってきたが、最新の研究では環境への視点の確保、地域への視点の復権、人間の再評価の視点が新たな論点としてあげられている。本書はそれら最新の研究テーマも盛り込み、初学者に向けてできるだけやさしく解説する。付録として文献案内も掲載した、新しい時代の経済地理学の入門テキスト。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
「金のなる木がある」…。明治時代のおわりごろ、富をもとめ、多くの日本人が、移民として、ブラジルへとわたりました。そのなかに、あどけない、ひとりの少女がいました。家族のため、そして自分自身のために新天地へむかう少女。名前はトミ。まだ、十一歳でした…。貧困、病気、そして戦争…その生涯を、苦難する移民の救済にささげた女性、渡辺トミ・マルガリーダの愛のすがたをえがく、感動のノンフィクション。小学上級から。第1章 カツオの村第2章 新天地ブラジル第3章 生涯の地「ブラジル」第4章 日本人移民の子どもとともに第5章 苦難の時代へ第6章 戦争と救済活動第7章 みんなで生きる第8章 「憩の園」の人びと   Honya Club.com


JPY ¥1,650
その昔。少女は、病室できいろいゾウと出会った。青年は、飛ばない鳥を背中に刻んだ。月日は流れ、都会に住む一組の若い夫婦が、田舎の村にやってきた。妻の名前は、妻利愛子。夫の名前は武辜歩。ツマ、ムコさんと呼び合う、仲のよいふたりだった。物語が、いま、はじまる。最新にして最深の、恋愛長編小説。夫の名は無辜歩(むこあゆむ)、妻の名は妻利愛子(つまりあいこ)。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う若夫婦が、九州の片田舎にやってきたところから物語は始まる。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、百足、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりゆっくりとその年の冬まで進んでいき、「ある出来事」を機にムコがツマを残して東京へ向かう。それは、背中の大きな鳥に纏わるある出来事に導かれてのものだった。ひとり残されたツマは、幽霊に出会い、家のそばにある裏山のなかへと進んでいった。そこで彼女は、あるものに遭遇する。 20万部突破のロングセラー『さくら』の著者が描きとる、ちっぽけな夫婦の大きな愛の物語。   Honya Club.com


JPY ¥616
この世とあの世の狭間の入日村で迷える魂を救う仕事をしている、少女・彩葉と元タクシー運転手の速人。ある日、新しい村長候補としてやよいという少女が現れた。村の環境の変化にとまどう彩葉たち。死者の魂を送る「黄泉坂」で彼らがたどりついた結論とは?やよいはなぜこの村に現れたのか?そして、東北の地で起きた大災害により多くの魂が村を訪れて…。面白うてやがて涙ホロリの魂救済ストーリー、シリーズ第2弾!この世とあの世の狭間の入日村で、迷える魂を救う仕事をしている、元タクシー運転手の速人と少女・彩葉。「マヨイダマ」となった死者の心残りを彼らなりに解決していく日々のなか、「新しい村長」候補として、やよいという少女が現れる。やよいは、今までとは異なる効率的なやり方で「マヨイダマ」に対応していくと主張し、彩葉とどちらが村長としてふさわしいか、選挙を行うと言い出した。これまでにない新たな環境に変わっていく入日村だが、それでも日々、迷える魂は助けを求めている。無念を抱えた武将とサッカー少年、夫の介護の末「心中」した夫婦が本当に思っていたこと、お互いを思う心が妖を生んでいた母子、入日村と速人になくてはならないクラシックカー・デューセンバーグに隠された歴史……。死者の魂を送る「黄泉坂」に向き合う二人の少女がたどりついた結論とは? やよいは何故この村に現れたのか?そして、東北の地で起きた大災害により多くの魂が村を訪れて……。※本書は、「黄泉坂案内人」シリーズ第2弾『黄泉坂の娘たち』を、文庫化にあたり改題し、大幅に改稿したものです。解説漫画=とよ田みのる(「最近の赤さん」)装画=トミイマサコ   Honya Club.com


JPY ¥1,650
脚の不自由な少女キラは、母を亡くし、天涯孤独の身となってしまった。「欠陥のある者」に非寛容な村のおきてにしたがい、「守護者評議会」の評定をうけることになったキラ。しかし、召喚された彼女を待っていたのは、思いもよらない運命だった…「青という色」をめぐるスリリングな展開のなかに、前作『ギヴァー』同様、思索と議論を呼びさます巧妙なしかけをちりばめた、"フィクションの達人"ローリーの面目躍如たる傑作。あらすじ…足の不自由な少女、キラ。唯一の庇護者であった母がある日、突然の病に倒れ亡くなってしまう。体の不自由な者にとって苛酷な「村」の環境のなかで、キラは自分が生き残れないかもしれないことを覚悟する。しかし彼女には、「村」の未来にかかわるある不思議な力がそなわっていた…読みどころ…前作『ギヴァー』と異なり、「少女」が主人公で、「糸」「布」にまつわる特殊技能がテーマです。登場人物たちのサバイバルは前作よりもかなり苛酷。しかし、ひきしまった文体と物語展開、「幸福」や「共生」の意味を深く考えさせるストーリーテリングの手腕は健在! つづく第3作の主人公となる型破りでキュートなキャラクターも登場します!海外レビューより…フィクションの達人ロイス・ローリーは、写実的な物語とファンタジーのいずれにも卓越している。そして、わたしたちの文明の将来の姿を写しとっているかもしれないこの物語は、作家の最高傑作のひとつだ。―『ブックリスト』誌ローリーが、あのニューベリー受賞作『ギヴァー』で描いた象徴的な近未来の世界に戻ってきた…いつもながら思索と議論をよびさますたくさんの題材がちりばめられているだけでなく、今回は"魔法モノ"のタッチも加わっている。そして読者は、前作のあの謎めいたラストシーンを読み解くためのかすかな   Honya Club.com


JPY ¥1,320
大つなみのなかで、犬たちの愛に救われたおじいさん、おばあさんのおはなし。昔、ある海辺の村に、おじいさんとおばあさんに2人の息子が犬3匹と平和に暮らしていた。そこへ突然大地震と大津波が…。大津波の中で、犬たちの愛に救われたおじいさん、おばあさんのお話。創作民話。   Honya Club.com


JPY ¥880
私たちが日ごろ何気なく目にする景観には、幾層にも歴史が積み重なっている。「景観史」を提唱してきた歴史地理学者が、写真や古地図を手がかりに、景観のなかに人々の営みの軌跡を探る。古都京都の変遷、古代の地域開発、中世の荘園支配、近世の城下町形成など各地の事例をよみとくその手法は、町歩きや旅の散策にも最適。第1章 景観史へのいざない第2章 古地図からよみとく景観史(古地図とは何か;古代の地図―土地を管理する;中世の地図―境界を認識する;近世の地図―町と村を描く;近代初期の地籍図―さまざまに土地を利用する)第3章 景観史の画期を演じた人々とその舞台(古代の開拓者たち;中世・近世初頭の都市を構想した人物;近世の町づくり村づくりの推進者;近代の入植や技術を推進した人々)第4章 景観からよみとく地域のなりたち(暮らし;いとなみ;町並みと賑わい)第5章 景観史の資料と考え方(景観史の視点―村落景観から考える;絵画資料と景観史)私たちが日ごろ何気なく目にする景観には、幾層にも歴史が積み重なっている。「景観史」を提唱してきた歴史地理学者が、写真や古地図を手がかりに、景観のなかに人びとの営みの軌跡を探る。古都京都の変遷、古代の地域開発、中世の荘園支配、近世の城下町形成など各地の事例をよみとくその手法は、町歩きや旅の散策にも最適。   Honya Club.com


JPY ¥440
「泣きました…!」の感動レターたくさん届いてます 東北の小さな村に引っ越した小学六年生の主人公・今宵は、「モリコ」という生き物と出会います。驚いたことに、モリコは、今宵ともうひとり、天馬という名前の男の子にしかその姿は見えないふしぎな存在だったのです…! 少しずつ仲良くなっていくなかで芽生える天馬への恋心と、モリコの悲しい秘密を知っていく中で、成長する今宵の物語。温かな読後感あるファンタジーです。小さな南の島で生まれた、女の子と人魚の切ない恋…秘蔵の名作短編「人魚王子」も収録。さらに、「モリコの秘密」の描きおろしもたっぷりあります。 【編集担当からのおすすめ情報】 「わいわいっ☆Hey! Say! JUMP」も好調の、能登山先生のオリジナル作品です。小六という子どもから大人に変わる最後の冬を舞台にした、「ちゃお読者の年齢のころ、本当に読みたかった物語」です。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
ペスト禍に打ちのめされた十四世紀イングランド。修道院を逃げ出した若き破戒僧ニコラスは旅役者の一団に出会う。旅の途上で立ち寄った村で遭遇する謎めいた殺人事件。この事件を物語のなかに織り込みながら芝居を演じてゆくうちに、彼らは知らず知らずに事件の真相に接近していく。知ってはならない秘密に肉薄するにつれて、恐るべき運命が彼らの身に近づいてきた…。英ブッカー賞受賞作家、現代の文豪バリー・アンズワース、待望の本邦初訳。14世紀イングランド。修道院を逃げ出した若き破戒僧ニコラスは旅役者の一団に出会う。旅の途上で遭遇した謎めいた殺人事件を物語のなかに織り込みながら芝居を演じてゆくうちに、彼らは事件の真相に接近していく。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
一杯のコーヒーに人生を注ぐ十四人のトップランナーたち。大きな変化のなかで生きる、新しいコーヒーピープルたちねじまき雲・長沼慎吾さん(国分寺(東京都))KUSA.喫茶・姫野博さん(長生村(千葉県))BEAR POND ESPRESSO・田中勝幸さん(下北沢(東京都))STREAMER COFFEE COMPANY・澤田洋史さん(渋谷(東京都))喫茶室豆灯・福井典和さん(美幌(北海道))REC COFFEE・岩瀬由和さん・北添修さん(福岡(福岡県))OMOTESANDO KOFFEE・國友栄一さん(表参道(東京都))Little Nap COFFEE STAND・濱田大介さん(代々木八幡(東京都))NOZY COFFEE・能城政隆さん・菊池伴武さん・佐藤公倫さん・冨宿のぞみさん(三宿(東京都))グラウベル・狩野知代さん(インターネット通販)〔ほか〕コーヒーをワインのように楽しむ人が増えている。その流れを牽引する14組のコーヒーピープルの哲学、ライフスタイル、コーヒー技術を余すところなく紹介。カフェ経営開始のノウハウをまとめた実用マニュアル付き。   Honya Club.com


JPY ¥792
鎌倉幕府を呪詛調伏した後醍醐天皇の「荼吉尼天法」、戦国武将の武田信玄や上杉謙信が用いたとされる「飯綱の法」、現在も残る呪詛信仰で名高い高知県旧物部村の「いざなぎ流」―。日本の歴史において、「呪い」とは何であったのか。それは、現代に生きる私たちの精神性にいかに受け継がれ、どのような影響を与えているのか。民間信仰研究の第一人者が、呪いを生み出す人間の心性に迫り、精神史の新たな足跡をたどる。1章 蘇る「呪い」の世界(「呪い」をめぐる思索のはじまり;医者でもなおせない病気 ほか)2章 なぜ、人は「呪い」を恐れるのか(「おまえを呪ってやる!」;「呪い」が支配する世界 ほか)3章 どのように呪うのか(言霊信仰―言葉を発すれば、それが「呪い」となる;「とこう」―記紀神話のなかの呪い ほか)4章 「呪い」を祓う方法(「水戸黄門」のラスト・シーン;「呪い」が「ケガレ」を発生させる ほか)日本の文化史において「呪い」とは何だったのか。それは現代に生きる私たちの心性にいかに継承され、どのように投影されているのか――。呪いを生み出す人間の「心性」に迫る、もう一つの日本精神史。   Honya Club.com


JPY ¥8,580
マリオ・ジャコメッリの写真を、その芸術を、内的で深い詩を、クリエイティブな高揚をめぐる長い旅を提案する。1950年代から写真を撮り始め、2000年にその生涯を閉じたマリオ・ジャコメッリは世界を代表する写真家の一人である。イタリアの小さな村が舞台の"スカンノ"、死にゆくホスピス老人たちを凝視した"死が訪れて君の目に取って代わるだろう"、若き神学生たちを撮った"私には自分の顔を愛撫する手がない"、"死に行く大地""夜が心を洗い流す"などの代表作はもちろん、最晩年の未発表作品まで、およそ100点余の作品を網羅。7名の識者による評論、子息による詳細な年譜、作家自身が望んだ配列に従った"写真シリーズ"、さらには制作にインスピレーションを与えた詩6篇を含む決定版。寡黙なる宿命の大地虚無と孤独実存を突き刺す深淵の世界…。モノクロームと強烈なコントラストで「生」と「死」のあいだを往還する作品。マリオ・ジャコメッリもしくは1925年生まれの若者と1968年生まれの息子の思い出評論、写真身体としての風景ジャコメッリのリアリズムひとに寄り添って―あるいは生と死の境の世界"簡素こそ豊穣"な世界のなかで現実とその痕跡詩(そして哲学)としての写真カオスからカオスへシリーズ詩および参考文献1950年代から写真を撮り始め、2000年にその生涯を閉じた、世界を代表する写真家・ジャコメッリ。彼の代表作はもちろん、最晩年のシリーズまで、およそ100点余の作品を網羅した決定版。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
雑誌『フォーカス』で1992年5月から94年8月まで110回連載され、大反響をよんだ「樹齢探検」(写真・阿部幹雄)のなかから、40本の巨樹を厳選。それぞれの木について、作家・高田宏が書き下ろしのエッセイを寄せた。写真家の目と作家のことばが、巨樹の個性、存在感、そして美をとらえる。巨樹―日本一、蒲生の大クス(鹿児島県蒲生町)木の個性―霧のなかに浮かび上がる異形のスギ(島根県布施村)伐採―老木の風格、津別のミズナラ(北海道津別町)桜花―春日局の菩提寺に咲くシダレザクラ(神奈川県小田原市)花見―残雪にきわだつ桜花、エドヒガン(山梨県韮崎市)霊山―西日本の最高峰に咲くイシヅチザクラ(愛媛県面河村)厳しさ―断崖から海を見下ろすミヤマビャクシン(北海道斜里町)島の森―原生林に覆われた幸島のイヌマキ(宮崎県串間市)夜の木―大江山のふもと、闇に浮かぶ千年椿(京都府加悦町)原生林―対馬・龍良山に広がるスダジイ(長崎県厳原町)〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,090
両親が死んで悲しいはずなのになぜか泣けなかった、13歳のヒカリ、石、竹村、そして郁子。一緒にそれぞれの家を巡ったのちに流れ着いたゴミ集積場で、彼らの運命は大きく動きだすことに。周りの大人たちや世間が大騒ぎするなか、4人は感情を、心を取り戻すことができるのか―。海外映画祭3冠獲得。世界が大注目の作品を監督自ら小説化!★サンダンス映画祭(審査員特別賞オリジナリティ賞)★ベルリン国際映画祭(スペシャル・メンション賞)★ブエノスアイレス 国際インディペンデント映画祭(最優秀男優賞)海外映画祭3冠獲得!! 世界が注目する超話題作を監督自ら小説化! 「僕らはだれも泣いてなかった。 親が死んだのに、だれも泣いてなかった。」 火葬場で出会った4人を待つのは絶望か、希望か。 両親を亡くして悲しいはずなのに泣けなかった、13歳のヒカリ、石くん、竹村、そして郁子の4人は、自分たちだけで生きていこうと決めた。 住む家もなく、流れ着いたのはゴミ集積場。そこには、彼らの運命を大きく変える出来事が待っていた。そう、なぜかめちゃくちゃ"エモい"バンドを組むことになったのだ──。 周りの大人たちだけが祭りのように大騒ぎする中、果たして彼らは感情を、そして心を取り戻すことができるのか。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
アランジペーパーを創刊号からVol.34まで、ぎっちり収録!アランジウォーカー(関西ウォーカーに連載)が、関西以外の人にも、ごっそりまとめて読める!未公開資料や、あまり知られていない昔の仕事など、ずっしり掲載。1991―有限会社アランジアロンゾ設立、ポストカード、アクセサリー等を関西の雑貨店においてもらう1992―東京その他地方にも営業に行く、Tシャツやシルクスクリーンでプリントして販売1993―雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」のキャラクターデザインなど他社とのでかせぎ仕事も始める1994―初の直営店を大阪アメリカ村のビッグステップに開店、ぬいぐるみ登場1995―『たまひよ絵本』を刊行開始、東心斎橋本店を開店、会社も移転1996―『ひらべったいともだちてん』『ぬいぐるみてん』『しゃしんてん』を開催、ビッグステップ店を閉店1997―『ねーねー』『MOE』など雑誌の連載を始める、『はこのなかのともだちてん』東京のギャラリーRocketにて開催、『アランジブックス』刊行開始、ビッグステップ店2代目を開店1998―てんらんかい『いすにすわったともだちてん』を全国5都市で開催、東京店を開店、オフィシャルホームページ『アランジネット』オープン1999―てんらんかい『アランジスタイル』を全国6都市で開催、大和銀行のキャラクターデザインに採用される2000―てんらんかい『アランジアラモード』を全国6都市で開催、台湾にアランジショップ台北店をフランチャイズで開店〔ほか〕かわいくて、へんてこで、ちょっと怖くて、まぬけでなごめるアランジアロンゾ。アランジペーパーを創刊号からvol.34までぎっちり収録。アランジアロンゾ設立から10年の全資料を写真とイラスト満載で贈る。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
ショパンは39年の短い生涯のなかで、驚くべき長距離を移動した。生地ジェラゾヴァ・ヴォラや首都ワルシャワなど20歳まで過ごした故国ポーランド、輝かしい成功を収めたパリ、作家ジョルジュ・サンドと生活をともにしたマヨルカ島と中部フランスの村ノアン、北の果てスコットランド、パリでの死まで、音楽家のはるかな旅路を丹念にたどり、美麗かつ貴重な写真とともに、その心象風景にせまる音楽紀行。第1章 家族との日々―ポーランド(ショパンの生誕地(ジェラゾヴァ・ヴォラ);才能を開花させた首都(ワルシャワ) ほか)第2章 パリでの成功―プラハ、ウィーン、パリ、ボヘミア(故国を離れた一歩(プラハ、ウィーン);音楽家として名声を確立(パリ);両親と再会したボヘミアの保養地(カルロヴィ・ヴァリ);マリアとの別れ(マリアンスケー・ラーズニエー))第3章 サンドとの生活―マヨルカ島、ノアン(プレリュードの完成と結核と(マヨルカ島);友人の追悼でオルガンを演奏(マルセイユ);小旅行で訪れたイタリアの港町(ジェノバ);サンドの館での日々(ノアン))第4章 晩年の旅路―ロンドン、スコットランド、パリ(最後の演奏会(ロンドン);スコットランドの同胞(エジンバラほか);異邦に死す(パリ))39年の短い生涯の中で、驚くべき長距離を移動したショパン。生地ジェラゾヴァ・ヴォラからパリでの死まで、音楽家の遥かな旅路を丹念に辿り、美麗かつ貴重な写真とともに、その心象風景に迫る音楽紀行。   Honya Club.com


JPY ¥858
イギリスの地方を旅すると、地図の上ではほんの点にすぎないような名も知らぬ田舎の寒村にさえ、大都市をしのぐような歴史や文化がある。そして、人々は豊かな田園―果てしない緑の広がりのなかに牛や羊がのんびりと草を食み、オークの森の木陰にはブルー・ベルの花が星をちりばめたように咲き乱れる―その中で古い伝統やしきたりを大切にしながら、時の流れを超越してゆったりと暮らしている。第1章 常春の国、南イングランドを行く(地の果て―コーンウォール;村興しは小説家で―ウェストワード・ホー ほか)第2章 豊かな田園生活―イングランド東部に暮らして(予期せぬ田園生活―セヴンエーカーズ;イタリアワインvs日本酒―ケンブリッジ ほか)第3章 歴史の宝庫、イングランドの中原を歩く(リチャード三世の虚像と実像―フォザリンゲイ;メアリー女王最期の地―フォザリンゲイ ほか)第4章 原風景の北イングランド(アヘン詩人の足跡を訪ねて―湖水地方;草莽の指導者、ラルフ・フォックス―ハリファックス ほか)第5章 いにしえのケルト人の国―ウェールズとスコットランド(国境の町―ラドロウ;幸薄き星の下に―ラドロウ ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,430
亜人種との戦いの最中、「谷の神様」の憑代として『加護持ち』の力を得た少年カイ。豚人族の大戦士・六頭将の一角を討ち果たし、小人族や鹿人族らの帰依を受けたことで、谷には小さな「国」が生まれつつあった。村の仲間たちに力を隠し日々を送るカイに迫るのは、「真理探求官」たる僧侶ナーダ。激戦や他族との交わりのなかで、自身の力とこの世界への知識を深めていくカイは、「調停者」として種族を超えた戦いの宿命に身を投じる…。Web発小説の新地平を切り拓く衝撃作・第2巻。コミカライズが「コミックPASH!」で好評連載中!神の力を得た少年は、おのれが「国」を思い描く──。亜人種との戦いの最中、「谷の神様」の憑代として『加護持ち』の力を得た少年カイ。豚人(オーグ)族の大戦士・六頭将(リグダロス)の一角を討ち果たし、小人(コロル)族や鹿人(ウーゼル)族らの帰依を受けたことで、谷には小さな「国」が生まれつつあった。村の仲間たちに力を隠し日々を送るカイに迫るのは、「真理探求官」たる僧侶ナーダ。激戦や他族との交わりのなかで、自身の力とこの世界への知識を深めていくカイは、「調停者」として種族を超えた戦いの宿命に身を投じる……。Web発小説の新地平を切り拓く衝撃のダークファンタジー第2巻。   Honya Club.com


JPY ¥1,656
世界じゅうの子どもたちに愛されている「のばらの村のものがたり」に登場するねずみたちが、すこしの手間でだれにでも作れるよう、やさしく解説した本です。毎日のあわただしい生活のなかで、わたしたち日本人がとっくに忘れてしまった、のどかで心暖まるくらしをしているちいさなおともだちを、あなたも作ってみませんか。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
江戸時代、都市の周縁や下層社会に生きた人びとの実態を解明。勧進宗教者のあり方、遊廓社会の内実、屠場、非人集団や、役者…。社会的賎視や差別を受けてきた存在を都市史の視点から幅広く取り上げ、その具体像に迫る。都市の周縁と身分的周縁遊廓社会屠場をめぐる人びと大野藩の古四郎―藩社会のなかの非人集団役者村かわた村―和泉国南王子村の一九世紀都市の周縁に生きる―一七世紀の大坂・三津寺町江戸時代、都市の周縁や下層社会に生きた人々の実態を解明。勧進宗教者のあり方、遊郭社会の内実、屠場、非人集団や役者…。社会的賎視や差別を受けてきた存在を都市史の視点から幅広く取り上げ、その具体像に迫る。   Honya Club.com

(PR) 聖土

JPY ¥1,870
「気味の悪い占い師の女が、真っ黒い土を詰めた木の棺に向かってなにかぶつぶつ言っている―」15世紀初頭、フランス・ブルゴーニュの村の飢饉の記録より。そして2000年夏、日本に大いなる災厄が―!!地獄の闇がたちこめ、腐臭が漂うなか、化け物たちが舞う。『聖土』を手に取ったあなたは、精緻につづられた物語をたどって、ついにはとてつもない恐怖にさらされる。地獄の名は東京、化け物の名はペット?圧巻のホラー大作。死んだペットが生き返り、飼い主を襲う。ペットたちはどうやって生き返ったのか、また何故凶暴化したのか。事件の裏にはバリから送られてきた奇妙な棺が…。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
1860年、ヴィクトリア朝時代の英国。6月のある朝、のどかな村にたたずむ屋敷"ロード・ヒル・ハウス"の敷地で、当主の3歳の息子が惨殺死体となって発見された。殺された子どもは施錠された屋敷内にいたはずだった。犯人は家族か、使用人か?世間が注目するなか、捜査の任についたのはジョナサン・ウィッチャー警部。1842年にスコットランド・ヤード刑事課が創設された際に最初に刑事になった8人のうちのひとりで、ずばぬけた技量を持つ敏腕刑事である。優れた推理力をはたらかせ、事件の謎に迫るウィッチャー。しかし、非協力的な遺族や、プライバシー神聖視の風潮、加熱する報道、さらには刑事への偏見もあいまって、事件は数奇な道すじをたどる―ヴィクトリア朝英国を揺るがし、後に数々の探偵小説が生まれるもととなった幼児殺害事件の驚くべき真相とは。当時の特異な世相をも迫真の筆致で描き出す圧巻のノンフィクション。サミュエル・ジョンソン賞ほか受賞作。第1部 死(きっとあれに違いない;恐怖と驚き;神はこれをさぐり出さずにおかれるでしょうか ほか)第2部 刑事(謎の男;糸口はみな断ち切れているらしい;彼女の浅黒いほおの中で、何かが ほか)第3部 解明(渇望のごとく;狂っているほうがまし;わたしの愛は変わった ほか)ヴィクトリア朝英国を揺るがし、後に数々の探偵小説が生まれるもととなった幼児殺害事件の驚くべき真相とは。当時の特異な世相をも迫真の筆致で描き出す圧巻のノンフィクション。サミュエル・ジョンソン賞受賞作。   Honya Club.com


JPY ¥2,776
新聞記者としてジャーナリズムに身を窶す著者が、60年安保世代を生きた一読者として文学者に対峙、インタビュー・エッセイを交え、戦後・昭和の思想的背景を浮き彫りにする。吉本隆明―大衆の原像埴谷雄高―『死霊』をめぐって鮎川信夫―必要の絶対性と「核」北村太郎―「死」は健康、「生」は病内村剛介―ソ連解体万歳追悼(鮎川信夫氏―なだめようのない何か;立原正秋氏―『光と風』のころ;薬師寺章明氏―温容のなかの暗さ;北村太郎氏―鼓舞する声)〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,980
歳をとるってすばらしい。語りつくせないほどの人生のドラマをもっているし、生きていく知恵も豊富にもっています。絵を描くことは、特別な人の特別なものではなく、誰でも自分の暮らしのなかでできることだと気づいてほしい。いくつになっても、いや歳をとればとるほど感性が豊かになって絵も描けます。歳をとることを楽しみに生きていきましょう。1章 赤マンマの花(八十歳の母が絵を描いた;松本キミ子さんとの出会い ほか)2章 ノイさん物語(寝物語に人生のドラマを;中国の父 ほか)3章 老いと向きあって(もっと絵を描きたい;絵という友がいたから夢が描けた ほか)4章 母が残してくれたもの(貧しくてもおいしくつくる;黒いトランク ほか)雪深い山里の村で80歳の母は、農作業で節くれた手に筆をもって、鳥や花、楽しげに遊ぶ母と子を描いた…。いくつになっても、いや歳をとればとるほど感性が豊かになって絵も描ける。   Honya Club.com


JPY ¥628
「おばちゃま」シリーズで大人気の作家ギルマンは、かつて、幼い子供たち二人を抱えて離婚した。夢中で子育てをおえた後、一人でカナダの海辺の町に移り住む。「文明症候群とか社会恐怖症とか」から恢復したかった。おんぼろの家を買って改造し、土地を耕し、収穫し、執筆する日々。本書は厳しい自然のなかで、孤独を恐れず、一人で生きる勇気をもちたいと願った彼女の初の自伝である。新たな国始まりノヴァスコシアの村天候時間ロブスター漁師たち孤独人々解き放つ到着と出発、そして変化男と女目に見えないもの、そして憶測簡素に生きる内省庭と夏新たな国   Honya Club.com


JPY ¥1,923
ブナの原生林奥深く、物語の発生する気配がある。ひとつの謎の種子が虚構の大地に舞い降りる。近代小説のあらゆる夢をはらんだその種子は発芽し、やがて錯綜し繁茂する浪漫の森林となる。水底に沈む谷間の村。消えたコミューン。伝説のキリシタン集落。失踪した青春の恋人。茸毒の幻覚作用。予期せぬ殺人事件。謎を追う者は、物語の放つ霊気を膚に感じ、遠い音楽を耳に聴きながら、いつしか深い森に迷い込む。リアルな認識と知性の証である葦の森。遥かな憧憬の象徴である百合の森。その中心の場所、最も緑の闇の濃い処、夢の密かに生まれる場所に彼が到達するとき、永遠に女性的なるものが光のなかに姿を顕にし、すべての虚構の秘密が解き明かされるだろう。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
本書は、循環型社会の具体的な姿を紹介し、それを支える「勇者」たちを紹介するものである。循環型社会は、すでに日本のあらゆる地域にその具体的な姿を現わしつつある。大量生産型社会から循環型社会に向かう転換期の荒波のなかで、抜き手を切って新しい時代を選択する素晴らしい「勇者」たちの紹介。第1部 循環型社会を切り拓く、人と地域と企業(点から線へ、線から面へ;小さな村の大きな実験;「環境パトロール」;「環境経営」とエコデザイン)第2部 環境統合戦略=エコデザインとは何か?―エコデザインで結集する高知県(山林に木霊する、自然と人の営みの交響曲;土佐が生んだ、時代を画する「無公害建設用杭打ち機」;リサイクルストーンとグリーン公共事業;健闘する「土佐派の家」設計者集団;土づくりにこだわるエコデザイン型微生物農業;葉つき乾燥で木材乾燥循環技術を再生;四万十川源流をエコロジカルに評価する)日本のあらゆる地域に具体的な姿を現わしつつある循環型社会の姿とともに、大量生産型社会から循環型社会に向かう転換期の荒波の中で、新しい時代を選択する"勇者"達を紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
海沿いの国、陸滸国に生きる少年カイは、船上から海に突き落とされ行方不明になってしまう。村の人々が捜索するなか、カイは思いも寄らない光景に遭遇していた。同じ頃、遠く離れた米国では、生物資源研究の権威・キタヒロ名誉教授が、故郷の陸滸国へ数十年ぶりに帰る準備を進めていた…。やがて陸滸国で渦巻く巨大な陰謀と企みが次々と明らかになっていく。豊富な海の資源を狙う者、放置された鉱山の秘密を探る者、原発誘致を巡る賛否両論…。そんななか、陸滸国をかつてない大激震が襲いかかる。果たして、カイは奈落の底から抜け出せるか。キタヒロは長年追い求めてきた真相に近づけるか。そして、国の未来を担う新たな"宝"とは。いま壮大な物語が幕を開ける―。震災後の日本に希望をもたらす、圧倒的スケールのスペクタクルエンタメ巨編!東北の架空の国、リアス・エリア。漁業を手伝う少年カイのまわりで、原発誘致計画を巡り隠された巨大な陰謀が明らかになる。やがて国を大地震と津波が襲い、人々は復興に向けて新たに一歩を踏み出していく…。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
内陸アラスカではかつて「犬に話しかけてはいけない」という禁忌があった―。本書は、マルチスピーシーズ民族誌と環境人文学の視点から、フィールドワークを通してアラスカ先住民の人々と「自然環境」との関わりを描く。内陸アラスカ先住民の人々は、動植物や精霊、土地との関係性のなかで息をひそめながら暮らしてきた。「人間」が問い直されている今、彼らの「交感しすぎない」という知恵から「自然との共生」を再考する。第1章 マルチスピーシーズ民族誌へようこそ第2章 ニコライ村への道のり第3章 ワタリガラスのいかもの食い―ある神話モチーフを考える第4章 犬に話しかけてはいけない―禁忌から考える人間と動物の距離第5章 ビーバーとともに川をつくる―「多種を真剣に受けとること」を目指して第6章 「残り鳥」とともに生きる―ドムス・シェアリングとドメスティケーション第7章 カリブーの毛には青い炎がある―デネの共異身体をめぐって第8章 コウモリの身内―環境文学と人類学から「交感」を考えるおわりに―内陸アラスカ先住民の知恵とは何か?カリブー、ワタリガラス、クマ、ビーバー、ギンザケ、オーロラ ……多種とともに生きのびる知恵を知る人類学の冒険がはじまる内陸アラスカではかつて「犬に話しかけてはいけない」という禁忌があった――。本書は、マルチスピーシーズ民族誌と環境人文学の視点から、フィールドワークを通してアラスカ先住民の人々と「自然環境」との関わりを描く。内陸アラスカ先住民の人々は、動植物や精霊、土地との関係性のなかで息をひそめながら暮らしてきた。「人間」が問い直されている今、彼らの「交感しすぎない」という知恵から「自然との共生」を再考する。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
序章 かごバッグから考える市場・開発・アフリカ農村第1章 ボルガタンガの生活と産業第2章 変わる―ボルガタンガのかごづくりとその変容第3章 つくる―技術の変化とその基盤第4章 草を使う―原料供給体制の再編第5章 生活する―村の暮らしのなかのバスケットづくり第6章 売る、買う―ローカルな取引のしくみ第7章 つなぐ―仲買人の商実践終章ガーナの一地域の産物、ボルガ・バスケット(かごバッグ)は、現在欧米や日本の市場でも売られている。アフリカの一農村での手作り品が、どうやって欧米・日本の市場で販売されるようになったのか。産業としての発展の経緯の分析と、貨幣経済や市場と、自らの働き方・生き方との折り合いの付け方を含め、彼等の社会と「世界とのつながり」を描く。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
モノ・ヒトの移動が増え、活性化のみられた江戸中期。幕藩体制を支えた法制度や朝幕関係、学問・宗教の様相、社会をゆるがす災害・飢饉など、広汎に見ていく。吉宗の政治(村田路人)近世の公家社会(松澤克行)東アジア世界のなかの琉球(渡辺美季)全国市場の展開(原直史)水運と陸運(深井甚三)近世の法(小倉宗)儒学・国学・洋学(前田勉)近世の神道・陰陽道(梅田千尋)飢饉と災害(菊池勇夫)不透明な時代をよりよく生きるために、過去に向かって新たな問いを投げかけるシリーズ。本書では、吉宗政権の行った政治改革と、交通体系の確立、法体系の特質、学問の様相など、近世社会の様々な位相を論じる。   Honya Club.com


JPY ¥576
ベトナムで、ゆでたまごを口にした瞬間のコリコリ感の恐怖、無事空港も通過して持ち込めたドリアンなのに、日本の電車のなかで女子高生に見破られる悲劇、タイの山奥の村で突然出された豪華な豚のフルコースに込められた、深い真相とは…アジア各地で食べ物と人間が巻き起こす、悪戦苦闘痛快エッセイ。1章 手で食べるのだ(手で食べるのだ―インド・カルカッタ;チキンとマトンの選択―パキスタン・ラホール ほか)2章 最後の晩餐(フラれた胃袋に臓物を―トルコ・イスタンブール;富士山カレー―インド・カニヤー・クマリ ほか)3章 子豚の丸焼き(ライフルとアイスクリーム―パキスタン・ペシャワール;大食い株主総会―タイ・バンコク ほか)4章 インドの山奥の物語(マンゴー泥棒―タイ・バンコク;ぼそぼそチキンが最高―イラン・テヘラン ほか)5章 旅行資金捻出計画(屋台の誘惑―インドネシア・プロボリンゴ;旅行資金捻出計画(1)―インド・コバラム ほか)6章 神の棲む山でチャイを(砂にまみれて星の味―パキスタン・バルーチスターン砂漠;ドリアン狂騒曲―日本・東京 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥704
美少年従者(聖獣)×元社畜な追放聖女のジレきゅんグルメファンタジー!炊飯器とともに異世界に聖女召喚された仁菜。王都から追放され、一途な美少年従者(聖獣)キールとともに、隣国へ脱出するための旅をすることに。そんななか、立ち寄った村で、謎の旅人ランフォスと出会い……?おいしい異世界グルメがたっぷり登場! 二人の恋の味をご賞味あれ!   Honya Club.com


JPY ¥1,100
やまおくむらのゆうびんやさんは、バイクにのって、どんなところにもゆうびんをとどけます。あるひ、かばんのなかにのこっていたふしぎなてがみをとどけることになって…。バイクに乗って、どんな所にも郵便を届ける山奥村の郵便やさん。ある日、見知らぬ住所が書かれた不思議な手紙がカバンの中にあった。動物たちに尋ねながら、郵便やさんが山奥へ入っていくと…。春を感じる絵本。   Honya Club.com

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JPY ¥1,362
「馬の胎から産まれた少年」アディは、新教と旧教が争う三十年戦争の戦地を渡り歩きながら育った。略奪に行った村で国王にも金を貸すほど裕福な宮廷ユダヤ人の息子イシュアと出会う。果てない戦乱のなか傭兵となったアディは愛してはいけない女性に思いを寄せ、イシュアは権謀を巡らし権力を握ろうとする。二人の友情を軸に十七世紀前半の欧州を描く傑作歴史小説。   Honya Club.com


JPY ¥638
食事と読書を愛する"ぼっち"高校生の丘村日色が、クラスのリア充四人と異世界に飛ばされた! ≪勇者≫の称号にリア充たちがはしゃぐなか、確認された日色の称号は≪巻き込まれた者≫…ってどういうことー!?   Honya Club.com


JPY ¥2,420
小説家村上春樹の創作活動に映画が与えたもの。通っていた映画館や早稲田大学在学時に読んでいたシナリオ、エッセイや小説のなかに登場する数々の映画、そして小説を映画化した作品などに関する豊富な資料を辿りながら、村上文学と映画の世界を旅する展覧会の公式図録。村上春樹書き下ろしエッセイ収録。映画館の暗がりの中で(村上春樹)自分自身のための映画(村上春樹)第1章 映画館の記憶第2章 映画との旅第3章 小説のなかの映画第4章 アメリカ文学と映画第5章 映像化させる村上ワールド論考・インタビュー資料小説家・村上春樹の創作活動に映画が与えたもの――早稲田大学演劇博物館 2022年度秋季企画展「村上春樹 映画の旅」 公式図録展示資料と解説、そして村上作品と映画をめぐる多様な論考から、文学世界と"映画の旅"の織りなす豊かなイメージを紐解く村上春樹書き下ろしエッセイ「自分自身のための映画」を収録現代日本の最も重要な小説家の一人である村上春樹──早稲田大学演劇博物館にて開催される企画展「村上春樹 映画の旅」は、そのキャリアを通じての「映画」との関係性に焦点をあてます。村上はこれまでも様々な場で、自身にとって身近なものとして映画について語っていますが、その出会いの数々は村上作品に対し、具体的にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。あるいは、村上の作品群が現代の映画監督によって映画化されるとき、そこにはどのような想像力の変換が存在したのでしょうか。巻頭では、本図録のために書き下ろした村上春樹によるエッセイ「自分自身のための映画」を特別収録。前半では、企画展「村上春樹 映画の旅」の概要を、演劇博物館所蔵図版の数々や参考図版とともに紹介し、村上作品がいかに映画との関係を有してきたかについて、5章に分けて解説します   Honya Club.com


JPY ¥758
創嵐剣ディカイオシュネーの力によって堕天使ドゥーファーを倒した戦士ガルディスはレイと別れ、永遠の生命を求める吟遊の村の長エラトスと新たなる旅に出る。旅のなか、ふたりはペンティシオンの人々を無気力におとしいれる謎の吟遊詩人の存在を知り、美貌の女魔道士マハーヴィラとともに後を追う。謎の吟遊詩人の真の目的とは…?そして、謎の吟遊詩人の操る呪歌と対決する三人の運命は…。ますます好調の放浪王ガルディスシリーズ第2弾。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
アイドル達の『天下旗争奪バトルロイヤル』開戦!豪華クリエイター陣が送る、音楽バトルプロジェクト"IDOL舞SHOW"1stシングル!本作は、羽美野りさ(CV:諏訪ななか)、猿野さくら(CV:花谷麻妃)、星月小春(CV:豊田萌絵)、掛川こころ(CV:長谷川玲奈)、安奈あき(CV:酒井美沙乃)、百合ヶ丘みさき(CV:鈴木杏奈)、霧野しおり(CV:北原侑奈)、八村かをり(CV:青山桜子)、伊佐山エリナ(CV:二ノ宮ゆい)、清見みさ緒(CV:石飛恵里花)によるユニット、X-UCの作品! (C)RS   Honya Club.com


JPY ¥8,800
石に刻まれた先人の想い。羅漢、狛犬、十王、神使―路上の祈り。石の仏、神の獣。石に刻まれた先人の想い。羅漢、狛犬、十王、神使――路上の祈り。--漆黒の背景に浮かぶ郷土芸能の舞いの姿を写し、世界から賞賛を集めた大作『The Folk』より6年。写真家・西村裕介、待望の第二作がついに完成。日本全国で写し撮った石像、厳選の97点を収めた渾身作。--前作『The Folk』において、日本各地の祭礼、祭事に赴き、その土地で伝承される民族芸能を撮影して歩いた。その旅のなか、森林に囲まれた境内で、ひっそり佇む五輪塔に出会った。木々の間から差し込む太陽の光と影によって生み出された石像の新たな表情を見た西村は、以来、石像の魅力に憑りつかれ、約3年半をかけて、日本全国200の神社仏閣を巡った。--古来、日本では光が作る影に注目し、それを生活に取り入れてきた。石仏にもその美学を見ることができる。光を当てることで浮かび上がる表情には、対峙する己の精神が映し出されているかのようだ。――西村--神の獣を中心に、羅漢が、地蔵が、素朴で力強い精神世界を作り上げる。【アートディレクション:井上嗣也】*本書には絵柄の異なる2種のカバー〈FACEカバー/FROGカバー〉がございます。本文内容は同一です。   Honya Club.com


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奇岩と新緑のポプラが並ぶ春のカッパドキア、肌を焼く真夏のメソポタミア、雪を抱いて霞む晩秋のアララット、静かに雨のふる雪の地中海、旅する風のなかで、心も体も満たされていく―そんな不思議なトルコの旅。バザールの少年―イスタンブルトルクメンの祭―カズ山絨毯を追う旅―ミラス地中海にふる雨―カシュ雪のカッパドキアメソポタミアの月―マルディンクルドの村で―ドーバヤジット天空へつづく道―アニ、ダマル   Honya Club.com


JPY ¥1,430
国学者でありながら、歌人として生涯新しい表現を模索していた信綱の歌を、曾孫が読み解く。願はくはわれ春風に身をなして憂ある人の門をとはばや鳥の声水のひびきに夜はあけて神代に似たり山中の村幼きは幼きどちのものがたり葡萄のかげに月かたぶきぬゑひにけりわれゑひにけり真心もこもれる酒にわれ酔ひにけり大門のいしずゑ苔にうづもれて七堂伽藍ただ秋の風やま百合の幾千の花を折りあつめあつめし中に一夜寝てしがゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲手とりかはし笑みてら談らなこの国の遠つ聖に多く学びき小羊がせなかまろめてねむりをる門の日あたりに履ぬふ少女見おろせば金陵百里風さむし誰またここに都建つべき〔ほか〕国学者でありながら歌人として生涯新しい表現を模索していた信綱の歌を、ひ孫が読み解く。   Honya Club.com