二重読みされる中華民国 戦後日本を生きる華僑・台僑たちの「故郷」 [ 岡野翔太（葉翔太） ]
戦後日本を生きる華僑・台僑たちの「故郷」 岡野翔太（葉翔太） 大阪大学出版会ニジュウヨミサレルチュウカミンコク オカノショウタ 発行年月：2023年12月12日 予約締切日：2023年10月19日 ページ数：392p サイズ：単行本 ISBN：9784872597837 岡野翔太（オカノショウタ） 1990年、神戸市生まれ。葉翔太（YEH，Hsiangーtai）は台湾名。2013年、関西学院大学文学部文化歴史学科アジア史学専修卒業。2015年、大阪大学大学院文学研究科博士前期課程（東洋史）修了。2022年、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士（人間科学）。中央研究院台湾史研究所訪問学員、大阪大学大学院言語文化研究科特任研究員などを経て、現在は大阪大学レーザー科学研究所特任研究員、大阪大学大学院人文学研究科招聘研究員、関西大学・兵庫県立大学・神戸学院大学で非常勤講師。専門は華僑華人研究、現代台湾地域研究、中国近現代史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　語られない人びとを描く視点／第1章　戦後日本における「華僑」の描かれ方ー「台湾」をどう見るか／第2章　「華僑」前夜の台湾出身者と「省民証」の発明ー神戸の台湾省民会（一九四五ー四六）を基に／第3章　台湾出身者・満蒙留学生・日本人引揚者の交錯と「新中国」ー歌曲“我愛我的台湾”の伝播とその担い手たち／第4章　新たな「中華民国」を作り出すー来日台湾外省人の日本帝国経験に注目して／第5章　「二つの中国」の呪縛と脱植民地化の課題ー戦没者慰霊、法的地位問題の浮上／第6章　台湾出身者の歴史的自己省察の試みー台湾人権利擁護総連合会の成立とその挫折／第7章　日華断交後の「台湾系華僑」／第8章　歴史のなかの「私」ー「華僑」「台僑」と 「台湾」なのか、それとも「中華民国」か。アイデンティティをたどる冒険から在日華僑研究を捉えなおす。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 その他 　　楽天ブックス 　　楽天 楽天ブックス