長らく入手困難だった伝説の名著が、20年ぶりに新装復刊!巨匠・藤子不二雄Aの自伝的傑作、「まんが道」と続編「愛…しりそめし頃に…」の原点(ルーツ)が、ここに。漫画家の聖地・トキワ荘で、かつてコンビを組んだ親友、藤子・F・不二雄をはじめ、寺田ヒロオ、鈴木伸一、赤塚不二夫、石森(石ノ森)章太郎、つのだじろうらの盟友と過ごした日々を克明につづった日記を、著者自らが一冊に編纂。しかし本書は、"偉人の回顧録"ではありません。夢多く、しかし先の見えない"漫画家"という特殊な職業を選んだ、ひとりの無名の青年が、喜びと苦しみ、孤独と不安、そして仲間たちとの温かい交流を経て成長してゆく道程を、淡々と、繊細に、どこか明るいユーモアの中に綴った、"日記文学"の珠玉作。日本漫画史の貴重な記録としても価値絶大ですが、若き著者がリアルに体験した「あの日・あの時」の時間と空間―そして時代の空気感をも、存分にご堪能下さい。トキワ荘と、おかしな仲間たち昭和二十九年 二十歳昭和三十年 二十一歳昭和三十一年 二十二歳昭和三十二年 二十三歳昭和三十四年 二十五歳昭和三十五年 二十六歳昭和五十六年 四十七歳青春は、トキワ荘とともにあった昭和30年代、トキワ荘。まんが道にすべてを賭けた藤子不二雄Aが、生きて、描いて、愛した日々の克明な記録。自伝的傑作「まんが道」と続編「愛…しりそめし頃に…」の原点とも言える名著が20年ぶりに新装復刊。
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