マンチェスターのTrus'Me主催レーベルPrime Numbersからの第1弾アーティストアルバムはこいつ!Firecracer Recordingsからリリースされた作品がトップDJにこぞってプレイされているNick Moore aka Linkwood!MoodymannやTheo Parrishなどデトロイト・トップDJだけでなく、Gilles PetersonやDanny KあたりもプレイするLinkwoodのサウンドはTrus'Me同様、漆黒のブギーを奏でる。(アルバム中)Roy Ayersを使った大作、Trk3「Tears」に代表されるように、絶妙なネタ使いでオリジナリティーを表現する彼の音は70's、80's ディスコ、ジャズ、ソウル meets デトロイト、シカゴといったところか。Trk2「Robot Paradise」、Trk4「Falling」、Trk5「Pumpernickel」は独特の泥臭さを放つダビーなエレクトリック・ディスコ・ブギー。Trk6「Fudge Boogie」は80'sニューヨーク・クラッシックのような爽やかなエレクトリック・ブギー。そしてチルアウト可能でジャズ・エレクトリックなTrk10「Nectarin」等、ハウス、クラブ・ミュージックという端的な枠には括ることはできない。マンチェスターが世界に発信するこのアルバムは黒いグルーヴを創出したまさしく傑作!
TOWER RECORDS ONLINE