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柿本人麻呂論・歌論を中心に、万葉文学、そして日本文学の源流の謎解明への、長年にわたる研究の成果がここに結実。全八巻に補巻二巻を加えた充実の著作集。 I 万葉記紀新考 一 万葉集雑歌史の出発―書名から部立名へ―/二 日本古代の島と水鳥―巣山古墳と記紀の雁産卵―/三「島の宮」の「島」新考/四 天皇・皇子の葬送の道―天智・高市の殯宮挽歌を中心に―/五 井手至著『遊文録説話民俗篇』を読む/II 新・万葉一枝/III 余滴 一 経緯なき織物―み吉野の青根が峰―/二 対談 渡瀬昌忠+上野誠 ※本書は平成24年10月におうふうより刊行された『渡瀬昌忠著作集 補巻二 万葉記紀新考』が底本です。  紀伊國屋書店ウェブストア