グラスヴェガスや、フラテリスなど新世代が次々台頭するグラスゴー・シーンから6人組の新人バンド、ファントム・バンドがデビュー。UKの主要音楽紙MOJO MAGAZINEに「2009年注目すべき9つのバンド」のひとつとして紹介され、デビュー前にして話題に。様々な音楽が混交するサウンドには、キャプテン・ビーフハートや、クラウトロック、ニック・ケイヴやボニープリンス・ビリーなどの先人へのリスペクトが見え隠れする。それはサウンドだけではなく、むしろ、クリエイティヴであることについての思想こそを受け継いでいるバンドであることが、彼らの賞賛されるべき資質だ。すでに7インチなどのリリースはあったが、このデビュー・アルバムでは、ケミカル・アンダーグラウンドのスタジオで、元デルガドスのポール・サヴェージがプロデューサー/エンジニアを務め、最終的にはフランツ・フェルディナンドが自身で所有するスタジオで制作された。どこか人なつこいメロディと、ハイブリッドなサウンド、そしてその誰も聞いたことのないほどにハイブリッドに作り込まれたサウンド・ヴァリエーションは、この6人組の無限の可能性を感じさせるに十分なファースト・アルバムだ!!
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