【素朴で懐かしい響きの中にも息を呑むような美しさに満ちたアコースティック・サウンド。10年に一度の逸材と謳われるピュア・フォーク・トリオ、バウアーバーズによる待望のデビュー・アルバム。】ナイロン・ストリング・ギター、アコーディオン、ピアノ、ヴァイオリン、マーチング・バスドラムなどから成るユニークな楽器編成。類型的なフォークやカントリーのイメージには収まりきらない、奇妙な美しさを湛えたメロディとヴォーカル・ハーモニー。ジョアンナ・ニューサムやディヴェンドラ・バンハートにも匹敵するオリジナリティを持ちながら、それを誇示することもなく、聴けば聴くほど、その独特のゆったりとした時間感覚に誘い込まれる、優しくも力強い傑作。バンド名の由来となっているバウアーバード(bowerbird)とは、オセアニア方面に生息する極楽鳥の一種。ソングライターのフィル・ムーアは、アイオワから移り住んだノースカロライナの自然科学博物館に雇われ、鳥の追跡調査をする仕事に就いていたこともあるという。ムーアとパートナーのべス・タキュラーは、州都ローリー郊外の山中にある銀色のエアストリーム(キャンピング・トレーラー)で暮らしている。そのためもあってか、彼らの音楽は、彼らをとりまく自然とは切り離せない関係にある。
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