スイスが生んだ2人の鬼才/2016年本拠地チューリッヒ録音
スイスのミュージシャンふたり=クラリネット/サックス奏者マルクス・アイヒェンバーガーとベーシストのダニエル・シュトゥーダーが彼らの本拠地チューリッヒで2016年に録音したデュオ・アルバム。すべてがふたりの自然発生的なインプロヴィゼイションで進行していきますが、日本的とも言える“間”の存在が時空の奥深さを生々しく表現しているので、聴き手の心にも彼らの音は新鮮な体験としてスッと入り込みます。
展開はまったく予測不能ですが、ぴったりと息の合ったふたりの演奏には必然性が感じられ、納得してしまいます。リーダーとしてのアイヒェンバーガーはこれまでソロやオーケストラ、さらにはドラムやピアノとのデュオによる録音がありますが、ベースとのデュオは初めて。クラリネットあるいはバスクラとベースというのは音色的にも大変興味深い組み合わせで、信じがたいほど豊かな色彩が生み出されています。(輸入元情報)
メンバー:
Markus Eichenberger(cl, b-cl), Daniel Studer(b)
All titles composed by Markus Eichenberger & Daniel Studer
Recorded 9 & 10 December 2016
2018, 1st Edition
Disc1
1 : Walking Harshly (4:17)
2 : Pausing Reluctantly (5:40)
3 : Staying Numbly (6:24)
4 : Glancing Loudly (5:14)
5 : Listening Sideways (10:56)
6 : Gliding Upwards (7:50)
7 : Aiming Anew (5:25)
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